JP7217263B2 - キャリアアグリゲーションの能力シグナリング - Google Patents

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、2017年8月10日に出願された仮出願第62/543,814号、および2018年8月9日に出願された米国非仮出願第16/059,991号の優先権を主張し、これによってその内容全体は参照により組み込まれる。
以下は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、キャリアアグリゲーション(CA)の能力シグナリングに関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であることがある。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。ワイヤレス多元接続通信システムは、各々ユーザ機器(UE)と呼ばれることがある複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含んでもよい。
ワイヤレス通信システムは、通信に異なる周波数帯域を使用する場合がある。一部の帯域は、ユーザがデバイスを操作している地理的地域で認可の対象となる場合があり、一部の帯域は、永続的または一時的に無認可として指定される場合がある。
より多くの優れたワイヤレスサービスを提供するために、より高い周波数でのスペクトルの使用が検討されている。たとえば、ミリ波(mmW)スペクトルの一部(30GHzから300GHzに及ぶ)の使用は、電気通信の用途で検討されている。mmWスペクトル内では、様々な帯域が定義されている。任意の特定の帯域について、1つまたは複数の部分がサービスプロバイダまたはサービスプロバイダに関連付けられたデバイス間の電気通信に使用される他のエンティティに割り当てられてもよい。
ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスについて説明する。この技法によって、ミリ波領域などの電磁スペクトルのより高い周波数の部分でのキャリアアグリゲーションが可能になる。
一態様では、ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法は、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報を生成するステップであって、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートは、特定の周波数帯域の範囲L未満の制限された周波数範囲Wのサポートである、ステップと、1つまたは複数のネットワークエンティティへの制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報を通信するステップとを含む。制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報は、制限された周波数範囲の大きさの指示、あらかじめ定義された周波数範囲がサポートされることの指示、UEのトランシーバ回路に含まれる受信処理チェーンの数の指示、またはその組合せを含んでもよい。制限された周波数範囲の大きさの指示は、特定の周波数帯域におけるサポートされる最低コンポーネントキャリアの低周波数とサポートされる最高コンポーネントキャリアの高周波数との間の周波数分離の指示であってもよい。UEのトランシーバ回路に含まれる受信処理チェーンの数の指示は、その数が全帯域内キャリアアグリゲーションサポートのサポートを提供する数未満であることの指示であってもよく、全帯域内キャリアアグリゲーションのサポートは、特定の周波数帯域の範囲Lのサポートである。
いくつかの実装形態では、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報を通信するステップは、無線リソース制御(RRC)メッセージで情報を第1の基地局に関連付けられた第1のセルに送信するステップを含む。方法は、その後第1のコンポーネントキャリアを使用して第1のセルと通信し、第2の異なるコンポーネントキャリアを使用して第2のセルと通信するステップをさらに含んでもよく、第1のコンポーネントキャリアおよび第2の異なるコンポーネントキャリアは、制限された周波数範囲以下の周波数範囲に及ぶ。
いくつかの実装形態では、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報を通信するステップは、制御メッセージで情報を第1の基地局に関連付けられた第1のセルに送信するステップを含み、第1の基地局は、少なくとも、Wよりも大きい周波数ギャップGによって分離された第1のスペクトル割当ておよび第2のスペクトル割当てを有するサービスプロバイダに関連付けられる。方法は、第1のセルから1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するステップであって、1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアはすべて、第1のスペクトル割当てに含まれる、ステップと、第1のスペクトル割当てに含まれる1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアを使用して、少なくとも第1のセルと通信するステップと、ハンドオフ手順後に異なる基地局に関連付けられた異なるセルと通信するステップと、異なるセルから1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するステップであって、1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアはすべて、第2のスペクトル割当てに含まれる、ステップとをさらに含んでもよい。
いくつかの実装形態では、最小コンポーネントキャリア周波数幅はSであり、第1のスペクトル割当てと第2のスペクトル割当てとの間の周波数ギャップはGであり、WはG+2S以上であるが、第1のスペクトル割当ておよび第2のスペクトル割当てがまたがる周波数範囲R未満であり、方法は、少なくとも第1のセルおよび第2のセルに関連付けられた1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するステップをさらに含み、1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアは、第1のスペクトル割当てからの少なくとも1つの割り当てられたコンポーネントキャリアと、第2のスペクトル割当てからの少なくとも1つの割り当てられたコンポーネントキャリアとを含む。
一般に、別の態様では、ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法は、キャリアアグリゲーション通信プロセスにおいて、少なくとも第1のセルの第1のコンポーネントキャリアと第2のセルの第2のコンポーネントキャリアとの間の時間および周波数追跡情報の共有をサポートするUEの能力を示す情報を生成するステップを含み、時間および周波数追跡情報は、時間を追跡するための情報、周波数を追跡するための情報、またはその両方である。少なくとも第1のセルの第1のコンポーネントキャリアと第2のセルの第2のコンポーネントキャリアとの間の時間および周波数追跡情報の共有をサポートするUEの能力を示す情報は、UEがSSブロックを送信しない第2のセルをサポートするとの指示を含むことができる。この方法は、時間および周波数追跡情報の共有のためのサポートを示す情報を1つまたは複数の基地局に通信するステップと、第1のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報を含む同期信号ブロック(SSブロック)、第1のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報を含む追跡基準信号(TRS)、またはその両方を含む信号を第1のセルから受信するステップと、第1のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報を使用して、第2のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報を決定するステップとをさらに含む。
この方法は、SSブロック、TRS、またはその両方を含まない信号を第2のセルから受信するステップと、第1のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報を使用して決定された第2のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報を使用して、第2のセルから受信された信号を処理するステップとをさらに含んでもよい。
第1のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報は、第1のセルの周波数オフセットを示す情報、第1のセルの周波数拡散を示す情報、第1のセルの時間オフセットを示す情報、および第1のセルの遅延拡散の情報からなるグループから選択される少なくとも1つの情報タイプを含んでもよい。
一般に、別の態様では、ユーザ機器(UE)は、能力情報を記憶するように構成されるメモリ回路を含み、能力情報は、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す能力情報であり、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートは、特定の周波数帯域の範囲L未満の制限された周波数範囲Wのサポートである、能力情報と、少なくとも第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとの間の時間および周波数追跡情報の共有のためのサポートを示す能力情報とからなるグループから選択される1つまたは複数のタイプの能力情報を含む。UEはまた、1つまたは複数のネットワークエンティティへの送信のための能力情報の通信を生成するためにメモリ回路にアクセスするように構成されるプロセッサ回路と、能力情報を通信するための信号を生成し、かつ送信するためのトランシーバ回路およびアンテナ回路とを含む。いくつかの実装形態では、トランシーバ回路およびアンテナ回路は、ミリ波帯域を使用してビーム形成信号を生成し、かつ送信するように構成される。
トランシーバ回路は、1つまたは複数の受信チェーンを含み、1つまたは複数の受信チェーンの各々は、複数の無線周波数処理(RF)コンポーネントを含む。いくつかの実装形態では、単一の受信チェーンは、周波数範囲Lを有する特定の周波数帯域を含む1つまたは複数のミリ波帯域の受信信号を処理するように構成され、能力情報は、少なくとも、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す能力情報を含み、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートは、周波数範囲L未満の制限された周波数範囲Wのサポートである。
いくつかの実装形態では、1つまたは複数の受信チェーンは、1つまたは複数のミリ波帯域の受信信号を処理するように構成される単一の受信チェーンであり、能力情報は、少なくとも、少なくとも第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとの間の時間および周波数追跡情報の共有のためのサポートを示す能力情報を含む。プロセッサは、第1のセルの時間および周波数追跡情報を決定し、第1のセルの時間および周波数追跡情報を使用して、第2のセルから受信された信号を処理するために、単一の受信チェーンにおいて第1のセルから受信された信号を処理するように構成される。
いくつかの実装形態では、1つまたは複数の受信チェーンは、1つまたは複数のミリ波帯域の受信信号を処理するように構成される単一の受信チェーンであり、単一の受信チェーンは、ベースバンド内の複数のコンポーネントキャリアを分離するように構成される。単一の受信チェーンは、関連するサポートされる帯域幅を有する単一のアナログデジタル変換器(ADC)を含んでもよく、Wは、ADCのサポートされる帯域幅以下である。
いくつかの実装形態では、基地局でのワイヤレス通信の方法は、第1のユーザ機器(UE)から能力情報を受信するステップを含み、能力情報は、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す能力情報であり、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートは、特定の周波数帯域の範囲L未満の制限された周波数範囲Wのサポートである、能力情報と、少なくとも第1のコンポーネントキャリアと第2のコンポーネントキャリアとの間の時間および周波数追跡情報の共有のためのサポートを示す能力情報とからなるグループから選択される1つまたは複数のタイプの能力情報を含む。この方法は、能力情報の受信に応答して、UEとの通信のためにコンポーネントキャリアに各々関連付けられた1つまたは複数のセルを決定するステップをさらに含んでもよい。
いくつかの実装形態では、能力情報は、少なくとも、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す能力情報を含み、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートは、周波数範囲L未満の制限された周波数範囲Wのサポートであり、能力情報は、制限された周波数範囲Wの大きさの指示、あらかじめ定義された周波数範囲がサポートされることの指示、およびUEのトランシーバ回路に含まれる受信処理チェーンの数の指示からなるグループから選択される少なくとも1つの指示を含む。
いくつかの実装形態では、基地局は、少なくとも、特定の周波数帯域の第1のスペクトル割当ておよび特定の周波数帯域の第2のスペクトル割当てに関連付けられ、この方法は、Wが第1のスペクトル割当てと第2のスペクトル割当てとの間のギャップ未満であると判断したことに応答して、複数のコンポーネントキャリアの割当てをUEに送信するステップをさらに含み、複数の割り当てられたコンポーネントキャリアがすべて第1のスペクトル割当てに含まれるか、またはすべて第2のスペクトル割当てに含まれる。
いくつかの実装形態では、能力情報は、少なくとも、少なくとも第1のセルに関連付けられた第1のコンポーネントキャリアと第2の異なるセルに関連付けられた第2のコンポーネントキャリアとの間の時間および周波数追跡情報の共有のためのサポートを示す能力情報を含み、方法は、第1のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報を含む信号を送信し、第2のセルに関連付けられた時間および周波数追跡情報の少なくとも一部を省略する信号を第2のセルにおいて送信するステップをさらに含む。
いくつかの実装形態によるワイヤレス通信システムの一例を示す図である。 いくつかの実装形態によるワイヤレスデバイスの一例を示す図である。 いくつかの実装形態による基地局の一例を示す図である。 ミリ波スペクトルの帯域など広帯域内の例示的なスペクトル割振りおよびサポートされる周波数範囲を示す図である。 ミリ波スペクトルの帯域など広帯域内の例示的なスペクトル割振りおよびサポートされる周波数範囲を示す図である。 いくつかの実装形態によるUEのための例示的な方法を示す図である。 いくつかの実装形態による基地局のための例示的な方法を示す図である。 いくつかの実装形態によるUEのための例示的な方法を示す図である。 いくつかの実装形態による基地局のための例示的な方法を示す図である。 いくつかの実装形態による例示的な受信チェーンを示す図である。 いくつかの実装形態による例示的な受信チェーンを示す図である。 いくつかの実装形態による例示的な受信チェーンを示す図である。
電気通信の新しい周波数領域への拡大は、いくつかの利点を提供することができるが、mmWスペクトルに関連付けられたより広い周波数帯域での電気通信は、デバイスおよびプロトコルに新たな課題を示す。たとえば、キャリアアグリゲーションなどの技法の実装は、mmW通信のために定義されている大きい帯域では難しい場合がある。
キャリアアグリゲーション(CA)は、複数のコンポーネントキャリア(CC)を集約することによって、ワイヤレス通信デバイスがより広い帯域幅で通信できるようにする技法である。ユーザ機器(UE)の能力、ネットワークの制約、および/または他の側面に応じて、様々なCA構成を使用することができる。たとえば、アップリンクおよびダウンリンクにおいて異なる構成を使用することができ、コンポーネントキャリアは、連続している必要はなく、同じ帯域幅を持っている必要も、同じキャリア帯域から来る必要もない。
電気通信に使用される可能性がある現在提案されているいくつかのmmW帯域には、26.5から29.5GHzに及ぶ28GHz帯域、および24.25から27.5GHzに及ぶ26GHz帯域、ならびに37.6から40GHzに及ぶ帯域があり、さらなる帯域の定義または変更が可能である。60GHzを超える無認可スペクトルもある。mmWスペクトルについて考えられるいくつかの例示的なコンポーネントキャリア幅には、50MHz、100MHz、150MHz、および200MHzがある。また、特定のプロトコルについて、アグリゲート帯域幅の制限が定義されてもよい。現在考えられている例示的なコンポーネントキャリアオプション(MHz単位)には、(1)帯域内CA50+50(非連続)、(2)帯域内CA100+100(非連続)、(3)帯域内CA150+150(連続および非連続)、(4)帯域内CA100+200(連続および非連続)、および(5)帯域内CA200+200(非連続)がある。異なるまたは追加のコンポーネントキャリアオプションが定義/使用されてもよく、たとえば3つ以上のコンポーネントキャリアを持つオプションが使用されてもよい。
mmWスペクトルを使用すると、商業用の電気通信のための追加の帯域幅に非常に必要なアクセスを提供することができるが、その使用にはいくつかの技術的課題が伴う。デバイス設計者にとって課題となる1つの側面は、現在定義されている他の技術の帯域と比較した帯域の幅である。たとえば、37.6GHz~40GHzの帯域は2.4GHzに及び、これはLTE(Long Term Evolution)の定義された帯域幅よりも少なくとも1桁大きい。24.25~29.5GHzの周波数範囲の帯域(上記の26GHzおよび28GHz帯域)の帯域は、3.25GHzおよび3GHzとさらに広くなる。
さらに、サービスプロバイダには、非連続であり、その全体(最低周波数の割当ての最小周波数から最高周波数の割当ての最大周波数まで)が帯域幅の大部分に及ぶ既存の帯域の一部が割り振られる可能性がある。たとえば、周波数範囲Lの特定のmmW帯域内で、一部のワイヤレスサービスプロバイダは、互いに隣接していない2つ以上の周波数割振りを有している場合がある。特定のUEによって使用される周波数リソースを集約することによって、より速いデータ速度を提供することができるので、サービスプロバイダは、キャリアアグリゲーションを使用することを望む場合があるが、すべてのUEがサービスプロバイダに割り振られたスペクトルの幅全体のキャリアアグリゲーションをサポートできるとは限らない場合がある。特に、mmWスペクトルで使用するための一部のUE設計は、LTE UEで一般的に見られる複数のコンポーネントキャリアに複数の受信チェーンではなく、複数のコンポーネントキャリアに単一の受信チェーンを使用する。単一の受信チェーンは、RFコンポーネントの性能限界により、全スペクトル割振りを処理することができない場合がある。
mmW信号処理の別の課題は、複数のコンポーネントキャリアの時間および周波数の追跡である。単一の受信チェーンの例では、複数のコンポーネントキャリアが1つの受信チェーンで処理され、各コンポーネントキャリアは、周波数オフセットおよび拡散、時間オフセットおよび遅延拡散などを有する。効率的な方法でこの課題に対処するために、一部のUEは、セル間で時間および/または周波数追跡情報を共有する能力を備えて設計されてもよい。
性能目標に従って信号を復号し、復調するために、UEは、特定のセルの時間オフセット情報、遅延拡散情報、周波数オフセット情報、および周波数拡散情報のすべてまたは一部を知っている必要がある場合がある。いくつかの実装形態では、以下でより詳細に説明するように、UEは、1つのセルの時間/周波数追跡情報を使用して、第2のセルからの信号を復号し、復調する。1つまたは複数のネットワークエンティティ(たとえば、基地局および/または他のネットワーク装置)が、UEが1つのセルからの情報を少なくとも1つの追加のセルと共有する能力を有することを示す情報を受信する場合、他のセルでのシグナリングからその情報の一部またはすべてをオプションで省略することができる。他のセルが一部の情報を省略した場合、より多くのリソースをペイロードデータ転送に使用することができる。
キャリアアグリゲーションをより有効にするために、UEは、その能力をネットワーク(たとえば、1つまたは複数の基地局および/またはより中央のネットワークリソース)に通信してもよい。制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションサポートを有するUEは、その能力をネットワークエンティティに、たとえば通信セッション中に、または以前のセットアップまたは通信セッションの一部として、サービング基地局および/または他のネットワーク装置に通信してもよい。制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーション能力を有するUEは、その後全帯域に対応する周波数範囲をサポート(全帯域内キャリアアグリゲーションサポート)することができるUEと同じまたはより少ないコンポーネントキャリアを用いたキャリアアグリゲーションを使用して通信してもよい。コンポーネントキャリア間で時間/周波数追跡情報を共有する能力を備えたUEは、ネットワークが性能目標を依然として達成しながら、キャリアのうちの1つに対するシグナリングから一部の情報を省略できるようにし、これによってデータレートを向上させることができる。これらの技法について、以下でより十分に説明する。
図1は、ミリ波スペクトルでの通信を含むワイヤレス通信のための例示的なシステム100を示している。ワイヤレス通信システム100は、基地局105(基地局105aおよび105bを含む)、UE115(UE115aおよびUE115bを含む)、およびコアネットワーク130を含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンスト(LTE-A)ネットワーク、5Gネットワーク、またはプロトコルの組合せでサービスを提供するネットワークであってよい。図1の例では、UE115aは、mmWスペクトルの帯域など広帯域(1GHzを超える)の実装における制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションが可能である。対照的に、UE115bは、広帯域の環境において全非連続帯域内キャリアアグリゲーションが可能である。UE115aおよび/または115bはまた、時間/周波数追跡共有も可能であってもよい。
基地局105aおよび105bは、それらの通信範囲内にあるUE115とワイヤレス通信してもよい。一般に、特定の基地局105は、特定のサービスプロバイダに関連付けられた固定またはモバイルのUE115と通信するが、緊急ベースで、または他のデバイスへの他の例外で、サービスが提供されてもよい。UE115は、移動局、加入者局、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、アクセス端末(AT:access terminal)、ハンドセット、ユーザエージェント、クライアント、または同様の用語で呼ばれることもある。UE115はまた、携帯電話、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、タブレット、パーソナル電子デバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイスなどであってもよい。
基地局105は、コアネットワーク130と、および互いと通信してもよい。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースしてもよい。基地局105は、バックホールリンク134(たとえば、X2など)上で、直接または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を通じて)のいずれかで互いと通信してもよい。基地局105は、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行してもよいか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作してもよい。いくつかの例では、基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポットなどであってよい。基地局105はまた、eノードB(eNB)またはgノードB(gNB)105と呼ばれる場合がある。
状況およびその能力に応じて、UE115は、シングルキャリアまたは複数のコンポーネントキャリアを使用して、単一の物理的な基地局または複数の物理的な基地局と通信することができる。図1の例では、第1のUE115aは、単一のコンポーネントキャリア125aを介して基地局105aのセルと通信する。セルおよびコンポーネントキャリアという用語の使用は、時として、交換可能に使用されるが、本明細書では、「基地局」という句は、物理的な基地局を指し、「セル」という用語は、UE115との通信に使用される論理通信エンティティをサポートするために、基地局の装置を指す構造上の用語として使用され、「コンポーネントキャリア」という用語は、セルによって使用される特定のキャリアを指すために使用される。図1のUE115bは、第1のコンポーネントキャリア126a(いくつかの状況では、UE115aに使用されるのと同じキャリアであってもよく、または異なっていてもよい)を使用して、基地局105aに関連付けられたセルと通信することが示される。UE115bは、異なるコンポーネントキャリア126bを使用して基地局105aの異なるセルとも通信し、第3のコンポーネントキャリア126cを使用して異なる基地局105bに関連付けられたセルとも通信する。他のUEは、コンポーネントキャリア127または128などの追加のまたは異なるキャリアを使用して1つまたは複数の基地局105と通信してもよい。
図2は、例示的なUE215の簡略図を示す。UE215は、アンテナ回路230、トランシーバ回路225(受信されたダウンリンク信号、およびアップリンクにおいて送信する信号を生成するためのRFコンポーネントを含む1つまたは複数の送信(TX)チェーン228を処理するための、増幅器、アナログデジタル変換器、ミキサ、発振器、フィルタなどのRFコンポーネントを有する1つまたは複数の受信(Rx)チェーン227を含む)を含む。特定の設計では、特定の受信チェーンは、特定の周波数範囲Wを有する信号を処理することが可能である場合がある。UE215は、プロセッサ回路220およびメモリ回路240を含む。プロセッサ回路220およびメモリ回路240は、別個のブロックとして示されるが、いくつかの方法で実装されてもよく、たとえばプロセッサ回路を、チップの1つまたは複数の専用のエリアまたは異なるチップに実装してもよい。同様に、メモリ回路240は、同じまたは異なるチップ上のメモリ回路の他の部分の追加の有無にかかわらず、メインメモリとして実装されてもよい。mmWスペクトルでの通信の場合、アンテナ回路230は、プロセッサ回路220およびメモリ回路240と連携して、基地局105など1つまたは複数の基地局との通信のためのビーム走査および管理などのビーム関連技法を実装する。本明細書では、「プロセッサ回路」は、構造を指すために使用されることに留意されたい。
UE215は、メモリ回路240に記憶されたデータおよび命令245の一部として能力情報を記憶してもよい。上記のように、UE能力情報は、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポート、および/またはコンポーネントキャリア間で共有する時間および周波数追跡情報、ならびに他の種類の能力のサポートを示す場合がある。簡単のために、「時間および周波数追跡情報」という句は、時間を追跡するための情報、周波数を追跡するための情報、またはその両方を指すために使用される。1つまたは複数のセルとの通信中に、プロセッサ回路220は、メモリ回路240に記憶された能力情報にアクセスし、制御シグナリング中に送信されるべき信号情報を生成してもよい。信号は、トランシーバ回路225およびアンテナ回路230を使用して、基地局105などの1つまたは複数のネットワークエンティティに送信されてもよい。
図9A~図9Cは、UE115で使用することができる受信チェーンの例を示す。図9Aは、コンポーネントキャリアがベースバンドで分離されている複数のコンポーネントキャリアを含む信号を処理するために使用される可能性のある単一の受信チェーン927aを示す。図9Aでは、着信信号951は、この例では第1のコンポーネントキャリアCC1および第2のコンポーネントキャリアCC2である複数のコンポーネントキャリアを含む信号953を生成するために、最初に増幅器952によって増幅される。信号953は、信号956を生成するために、ミキサ954を使用してRF発振器955の出力と混合される。信号956は、ミキサ957を使用してIF(中間周波数)発振器958の出力と混合され、その出力は、CC1およびCC2を分離するために、ADC(アナログデジタル変換器)959を使用して変換される。図9Aに示されるように、分離されたキャリアの幅は、ADCまたは他のベースバンドコンポーネントの帯域幅によって制限することができる。ADCなどのベースバンドコンポーネントの帯域幅は、少なくとも最大チャネル帯域幅に等しくなければならない。現在、これは400MHzであるが、1200MHzまでの値が提案されている。ADCが関連するサポートされる帯域幅を有する場合、UEに関連付けられたサポートされる制限された周波数範囲Wは、関連するサポートされる帯域幅以下である。
図9Bは、コンポーネントキャリアがIFで分離されている複数のコンポーネントキャリアを含む信号を処理するために使用されてもよい2パス受信チェーン927bの一例を示す。図9Bでは、着信信号951は、この例では第1のコンポーネントキャリアCC1および第2のコンポーネントキャリアCC2である複数のコンポーネントキャリアを含む信号953を生成するために、最初に増幅器952によって増幅される。信号953は、信号956を生成するために、ミキサ954を使用してRF発振器955の出力と混合される。信号956は、出力が分割された増幅器962を使用して増幅される。信号は、ミキサ957aおよび957b(それぞれ)を使用してIF発振器958aおよび958bの出力と混合され、それらの出力はADC959aおよび959bを使用して変換される。この実装形態では、CC1およびCC2は、ベースバンドではなくIFで分離される。コンポーネントキャリアの分離は、DCへのダウンコンバージョンの前に行われるので、分離は、LNA(低雑音増幅器)やIFフィルタなどIFおよびRFコンポーネントの帯域幅によってのみ制限される。
図9Cは、コンポーネントキャリアがRFで分離されている複数のコンポーネントキャリアを含む信号を処理するために使用されてもよい異なる2パス受信チェーン927cの一例を示す。図9Cでは、着信信号951は、第1のコンポーネントキャリアCC1および第2のコンポーネントキャリアCC2を含む信号953を生成するために、最初に増幅器952によって増幅される。信号953は分割され、信号956aおよび956bを生成するために、ミキサ954aおよび954bを使用してRF発振器955aおよび955bの出力と混合される。信号956aおよび956bは、ミキサ957aおよび957b(それぞれ)を使用してIF発振器958aおよび958bの出力と混合され、それらの出力はADC959aおよび959bを使用して変換される。この実装形態では、CC1およびCC2は、ベースバンドではなくIFで分離される。コンポーネントキャリアの分離はRFで行われるので、RFコンポーネントの帯域幅によってのみ分離が制限される。図9A~図9Cには示されないが、追加の要素が含まれてもよいことに留意されたい(たとえば、信号調整要素など)。
図3は、例示的な基地局305の簡略図を示す。基地局305は、プロセッサ回路320、メモリ回路340、アンテナ回路330、およびトランシーバ回路325を含んでもよい。上述のように、基地局305は、関連するセルを使用していくつかのコンポーネントキャリア上でUE115aおよびUE115bなどのUEとの通信に参加することができる。ここで、「セル」という用語は、セルに関連付けられた特定のコンポーネントキャリアを使用して信号を送信するトランシーバ回路325およびアンテナ回路330、ならびにプロセッサ回路320によって実行されると、信号情報を生成するために、メモリ回路340に記憶された命令などの構造を示すために使用される。
図4Aは、通信に使用される可能性のあるmmWスペクトルの周波数帯域の一例を示す。周波数帯域は、2.4GHzの全周波数範囲Lでは、37.6GHzから40GHzに及ぶ。図4Aはまた、特定のUE設計(たとえば、単一の受信チェーンを有するUE)について有効にされる場合がある1.4GHzの例示的な制限された周波数範囲Wを示す。図4Bは、特定のUEに関連付けられたサポートされた制限された周波数範囲Wに関連する特定のサービスプロバイダに関連付けられたキャリアアグリゲーションに利用可能なスペクトルの3つの例を示す。第1の例では、サービスプロバイダは、全範囲が制限された周波数範囲W以下の37.6GHz~40GHzの帯域の2つの非連続の割当てAおよびBを使用できる場合がある。第2の例では、割当て間のギャップは特定のUEに関連付けられた制限された周波数範囲Wよりも大きいので、サービスプロバイダは、2つの非連続の割当てA'およびB'からのコンポーネントキャリアを使用できない場合がある。第3の例では、制限された周波数範囲Wは、最小コンポーネントキャリアサイズSの少なくとも2倍(現在は50MHz)だけ割当てA''とB''との間の距離よりも大きいが、両方の割当ての幅全体を包含するほど大きくはない。1つまたは複数の割当てが全体の最小コンポーネントキャリアサイズよりも大きい最小コンポーネントキャリアサイズを有する場合、関連する割当ての最小値を包含するように範囲が拡張されることに留意されたい。図4Aおよび図4Bは、2つのスペクトル割当てを示しているが、異なる数のセグメントが割り振られてもよい。特定のサービスプロバイダが3つ以上の非連続の割当てを有し、割当て間に同じまたは異なるサイズのギャップがある実装形態では、特定の対の割当てまたは3つ以上の割当てに使用するために、以下の技法を一般化することができる。さらに、サポートされる範囲Wは、1.4GHz以外の様々な値を取ることができる。たとえば、受信チェーンの設計は、少なくとも500MHz(現在の最小チャネル帯域幅)の値をサポートし、GHzの範囲の値までであるが、定義された帯域の幅未満である。たとえば、1GHzと2GHzとの間のWの値を有する受信チェーン設計は、コンポーネントコストと単一の受信チェーンで帯域の大部分を処理する能力の望ましいバランスを提供する可能性がある。
図5は、制限された非連続帯域内キャリア能力のサポートの通信を可能にするために使用することができるUE115、215などのUEにおけるプロセス500を示す。510で、広い周波数帯域において制限された(完全ではない)非連続帯域内キャリアアグリゲーションをサポートするUEは、そのサポートを示す能力情報を生成する。この情報は、UEが(コンポーネントキャリアが互いに隣接する必要がない)非連続キャリアアグリゲーションをサポートするとの指示、およびサポートされる制限された周波数範囲Wの指示を含んでよい。いくつかの実装形態では、制限された周波数範囲のサポートの指示は、UEが非連続キャリアアグリゲーションをサポートするという暗黙の指示として機能する場合がある。広い周波数帯域は、26.5から29.5GHzに及ぶ帯域、24.25から27.5GHzに及ぶ帯域、37.6から40GHzに及ぶ帯域、60GHzを超えるスペクトルの部分、または他の帯域など、mmWスペクトルの帯域のうちの1つであってよい。
制限された非連続帯域内キャリア能力のサポートを示すための可能な実装形態がいくつかある。一実装形態では、サポートされる周波数範囲が示されてもよい。上記の例では、サポートされる範囲の大きさ1.4GHzが示される場合がある。より一般的には、図9Aの受信チェーン927aの場合、サポートされる範囲は、ADCの帯域幅に基づく可能性がある。別の実装形態では、1つまたは複数のサポートされる範囲の大きさをあらかじめ定義してもよく、あらかじめ定義された範囲が利用可能であるという指示であってよい。あらかじめ定義された範囲は、単一の値(たとえば、1GHz、1.4GHz、1.5GHz、または任意の定義された量)でもよく、またはサブユニットの数の指示がサポートされる周波数範囲の指示であるように、あらかじめ定義されたサブユニットでもよい。たとえば、サブユニットは、100MHz、200MHz、または他の量でもよい。1.4GHzのサポートされた範囲の例では、指示は、特定のサブユニットがサポートされる(1.4GHz以下)、または複数のサブユニットがサポートされる(たとえば、3つの400MHzサブユニット、2つの500MHzサブユニットなど)ことであってよい。図9Aの例では、サブユニットの数は、ADCの帯域幅未満の範囲に対応することになる。あるいは、特定の設計で、単一の受信チェーンが特定の範囲Wに関連付けられる場合、受信チェーンの数の指示が使用されてもよい。たとえば、指示は、単一の受信チェーンまたは複数の受信チェーンを示すビットでもよい。図9Aの例では、指示は単一の受信チェーンの指示である。
520で、UEは、能力情報を1つまたは複数のネットワークエンティティに通信してもよい。UEは、接続プロトコルの一部として(たとえば、無線リソース制御(RRC)メッセージングなどの制御メッセージングの一部として)情報を基地局に通信してもよい。いくつかの実装形態では、情報は、UEの能力に関する記憶された情報を含むネットワークリソースを介して基地局に提供されてもよい。
530で、UEは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク通信のための1つまたは複数のセルに関する情報を受信してもよい。UEが全帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示していた場合、1つまたは複数のコンポーネントキャリアは、帯域の異なる端にあるスペクトル割当てがあったとしても、各スペクトル割当てからの少なくとも1つのコンポーネントを含むことができる。しかしながら、UEは、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションをサポートするので、1つまたは複数のコンポーネントキャリアは、サポートされる周波数範囲およびスペクトル割当ての特定の構成に応じて、第1のスペクトル割当てまたは第2のスペクトル割当てのいずれかに制限される可能性がある。
再び図4Bを参照すると、第1のスペクトル割当てAおよび第2のスペクトル割当てBについて、Wはスペクトル割当てAおよびBの全範囲よりも大きいので、UEは、割当てのいずれかまたは両方からのコンポーネントキャリアを用いたキャリアアグリゲーションを使用して通信することができる。しかしながら、第1のスペクトル割当てA'および第2のスペクトル割当てB'の例では、Wは2つのスペクトル割当て間のギャップ未満であるので、UEは、A'とB'の両方ではなく、A'またはB'からの1つまたは複数のコンポーネントキャリアを用いたキャリアアグリゲーションを使用して通信することができる。Wが少なくとも2つの許可されたコンポーネントキャリア幅だけギャップよりも大きい第1のスペクトル割当てA"および第2のスペクトル割当てB"の例では、使いやすさのために、割当てのうちの1つからのコンポーネントキャリアのみがUEに割り当てられるように、システムをセットアップすることができる。しかしながら、UEが両方のスペクトル割当てのコンポーネントキャリアを使用して通信できるようにシステムを設計することは可能であるが、UEに割り当てられたコンポーネントキャリアがすべて、サポートされる範囲Wに入るように、割当てA"のより高い周波数(たとえば、最高50MHz、100MHzなど)および割当てB"のより低い周波数に制限されることになる。3つ以上の割当てでは、分析は同様であり、Wがすべての割当ての範囲よりも大きい場合、任意の割当てからのコンポーネントキャリアがUEに割り当てられてもよく、Wが任意の対の割当ての間のギャップ未満である場合、単一の割当てからのコンポーネントキャリアのみがUEに割り当てられ、Wの他の値については、サポートされる範囲W内に入るコンポーネントキャリアがUEに割り当てられてもよい。
540で、UEは、割り当てられたセルを使用して通信する。UEには、利用可能な割当て内のシングルセルが割り当てられてもよく、すなわちコンポーネントキャリアの利用可能性のために、その通信にキャリアアグリゲーションを使用しない場合がある。UEには、キャリアアグリゲーションに2つ以上のセルが割り当てられてもよく、これらのセルは、連続または非連続であるが、周波数範囲Wに含まれる。
制限された非連続帯域内キャリアサポートのいくつかの実装形態では、異なる時点で、実際に割り当てられた範囲をスペクトルのある部分から別の部分に変更することができる。たとえば、上述のようにセルと通信した後、UEは、ハンドオーバプロセスの一部として異なる基地局に関連付けられたセルに接続する場合がある。ハンドオーバの一部として、UEは、その能力を含む制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を交換してもよい。それに応答して、550で、UEは、更新されたコンポーネントキャリアを受信してもよく、更新されたコンポーネントキャリアは、オプションで、以前のコンポーネントキャリアとは異なる周波数割当てから来ることができる。たとえば、Wが割当て間のギャップの各々未満である場合、UEには依然として単一の割当て内のコンポーネントキャリアが割り当てられるが、異なる割当てでもよい。図4Bの例を参照すると、UEがハンドオーバの前に割当てAのキャリアを割り当てられた場合、ハンドオーバの後に割当てBのキャリアを割り当てられる場合がある。割当てに応答して、UEは、新しい周波数の割当てへの受信チェーンにチューニングし、その後新しいコンポーネントキャリアを使用して通信する。
図6は、完全なまたは制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーション能力を有する1つまたは複数のUE115との通信を可能にするために、図1の基地局105aおよび105bまたは図3の基地局305などの基地局105で使用することができるプロセス600を示す。基地局105aは、mmWスペクトル内の帯域など広帯域(1GHz以上)の2つ以上の非連続スペクトル割当てを有するサービスプロバイダに関連付けられる。610で、基地局105aに関連付けられたセルは、図1の第1のUE115aなどのUEとメッセージを交換する。たとえば、セルおよびUE115aは、無線リソース制御(RRC)シグナリングなど1つまたは複数の制御プロトコルによるシグナリングを使用してもよい。620で、セルは、UE115aの能力情報を含む1つまたは複数のメッセージを受信する。UE115aの場合、能力情報は、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報を含む。いくつかの実装形態では、基地局105aは、UE115aと基地局105aとの間のシグナリングの一部として、情報の通信とは無関係にUE115aの能力情報にアクセスすることができる場合がある。たとえば、基地局105aは、バックホールまたは他の通信パスを介して他のネットワーク装置からの能力情報にアクセスすることができる場合がある。
UE115a、スペクトル割当てAおよびB(および該当する場合、追加の割当て)、および既存のリソース使用に関連付けられた能力情報に基づいて、630で、基地局105a(またはオプションで異なる基地局)のセルが、ダウンリンクおよび/またはアップリンク通信のための1つまたは複数のセルに関する情報を含む、リソースの割振りを示す情報をUE115に送信する。サポートされる制限された非連続帯域内周波数範囲Wがスペクトル割当て間のギャップ未満である場合(図4Bに関して上記で説明した第2の例)、UE115aには、単一の割当て内で1つまたは複数のコンポーネントキャリアが割り当てられる。サポートされる制限された非連続帯域内周波数範囲Wが周波数割当ての全範囲以上である場合、UE115aには、割当てのいずれかまたは両方からコンポーネントキャリアを割り当てることができる。サポートされる制限された非連続帯域内周波数範囲Wが、(割当ての全範囲を包含せず、異なる割当てからのコンポーネントキャリアを割り当てるのに十分なだけ包含するように)周波数割当て間のギャップに最小コンポーネントキャリア幅の2倍を加えた値ものよりも大きい場合、システムは、UE115aに1つの割当ての高周波数端および他の割当ての低周波数端からキャリアを割り当てられるように設定されてもよい。あるいは、UE115aに単一の割当てからのコンポーネントキャリアのみが割り当てられるように設定されてもよい。640で、セルはUE115aと通信する。
基地局105aおよび105bは、全帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを有するUE115bと通信していてもよい。したがって、基地局105aは、割当ての任意の部分からのコンポーネントキャリアをUE115bに割り当てることができる。いくつかの実装形態では、システムは、制限された非連続帯域内サポートを有するUEにより多くのキャリアアグリゲーションの機会を提供するように、コンポーネントキャリアが異なるUEに割り当てられるように設定されてもよい。たとえば、基地局105aは、制限された帯域内サポートを有するUEが複数のコンポーネントキャリアを使用できる機会を最大にするために、全帯域内サポートを有するUEにスペクトル割当ての外側部分を優先的に割り当てるように構成されてもよい。
上記のように、mmWスペクトルの課題に対処するために開発されている別のUE能力は、コンポーネントキャリア間で時間および/または周波数追跡情報を共有する能力である。特定のコンポーネントキャリアの時間および周波数を追跡するために、UEは、タイミングオフセット、チャネル遅延拡散、周波数オフセット、および周波数拡散のうちの1つまたは複数を示す情報を使用する。適切な情報がないと、性能目標を達成するためにUEが着信信号を復号することが困難である場合がある。これは、高マルチパス環境など、UEの動きによるドップラーシフトの存在下で、いくつかの状況ではさらに困難になる可能性がある。
時間および周波数を追跡するために、UEは、基地局からUEに送信された同期ブロック(同期ブロック)内の信号を使用することができる。いくつかの場合には、同期ブロックは、1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)、および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を含む。UEは、利用可能な場合、追跡リソース信号(TRS)を使用することもできる。PSS、SSS、PBCH、およびTRSは、コンポーネントキャリア間で共有することができる時間および周波数追跡情報の例である。
コンポーネントキャリア間で時間/周波数追跡情報を共有する能力を有することをUEが示す場合、1つのセルは、第1のコンポーネントキャリアの時間および周波数追跡情報を送信してもよいが、第2のセルは、第2のコンポーネントキャリアのすべての時間および周波数追跡情報を送信する必要はない。設計に応じて、他のセルは、(たとえば、同期ブロックおよびTRSなど)第1のセルによって送信されたすべての時間および周波数情報を送信する、同期ブロックまたはTRSのみを送信するか、または同期ブロックとTRSの両方を省略してもよい。UEは、第1のコンポーネントキャリアからの時間および周波数追跡情報を使用して、(たとえば、単一の受信チェーンを使用して)両方のコンポーネントキャリアを処理してもよい。
図7は、時間追跡情報、周波数追跡情報、またはその両方を共有する能力の通信を可能にするために使用することができるUE115、215などのUEにおけるプロセス700を示す。710で、時間および周波数追跡を共有することができるUEは、そのサポートを示す能力情報を生成する。
720で、UEは、能力情報を1つまたは複数のネットワークエンティティに通信する。制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーション能力の指示と同様に、UEは、接続プロトコルの一部として(たとえば、RRCメッセージングの一部として)基地局に情報を通信してもよく、いくつかの実装形態では、情報は、UEの能力に関する記憶された情報を含むネットワークリソースを介して基地局に提供されてもよい。
730で、UEは、第1のコンポーネントキャリアを使用する第1のセルおよび第2のコンポーネントキャリアを使用する第2のセルと通信し、1つのセルからの時間および周波数追跡情報にアクセスする。たとえば、UEは、SSS、PSS、PBCH、および/またはTRSにアクセスしてもよい。740で、時間および周波数追跡情報を使用して、UEは、(たとえば、第1のセルと第2のセルの両方からの信号を復号し、復調するために)第1のセルおよび第2のセルから受信された信号を処理するために使用する時間および周波数情報を決定する。たとえば、UEは、時間オフセット、周波数オフセット、チャネル遅延拡散、および/または周波数拡散を決定し、その情報を使用して受信された信号を復号し、復調する。
図8は、UEで時間/周波数追跡共有をサポートする図1の基地局105aまたは105bなどの基地局におけるプロセス800を示す。
810で、基地局は、第1のUEの能力情報にアクセスする。能力情報は、第1のUEの時間および/または周波数追跡共有のためのUEサポートを示す情報を含んでもよい。基地局は、制御シグナリング(たとえば、RRCシグナリング)で受信されたメッセージからの情報にアクセスするか、または1つもしくは複数の基地局などのネットワークエンティティでの以前の受信に基づいて情報にアクセスすることができる。それに応答して、820で、基地局のセルは、時間および周波数追跡情報(たとえば、SSS、PSS、およびPBCH、ならびに/またはTRSを含む同期ブロック)とともに第1のコンポーネントキャリアを送信してもよい。基地局の異なるセルまたは異なる基地局は、システム設計に応じて、時間および周波数追跡情報(たとえば、異なるセルの同期ブロックおよび/またはTRS)、異なるセルの時間および周波数追跡情報の制限されたセットを単独で送信し、または異なるセルの時間および周波数追跡情報を省略する場合がある。
830で、基地局は、第2の異なるUEの能力情報にアクセスすることができる。能力情報が、第2のUEが時間および/または周波数追跡共有をサポートできることを示さない場合、840で、基地局のセルは、時間および周波数追跡情報とともに第1のコンポーネントキャリアを送信し、同じまたは異なる基地局の異なるセルは、異なるセルの時間および周波数追跡情報とともに第2のコンポーネントキャリアを送信する。
これらの方法は、可能な実装形態について説明し、動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように再構成されるか、または別の方法で修正されることがあることに留意されたい。いくつかの例では、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされることがある。たとえば、方法の各々の態様は、他の方法のステップもしくは態様、または本明細書で説明される他のステップもしくは技法を含むことがある。
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするように提供される。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用されてもよい。したがって、本開示は、本明細書で説明する例および設計に限定されるべきではなく、本明細書で開示する原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。
本明細書で説明した機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装されてもよい。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶され、またはコンピュータ可読媒体を介して送信されてもよい。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装されてもよい。機能を実装する特徴はまた、異なる(物理的)ロケーションにおいて機能の部分が実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置されてよい。また、特許請求の範囲内を含めて、本明細書で使用するとき、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「1つまたは複数の」などの句で始まるまたは終わる項目のリスト)において使用される「または」は、たとえばA、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストがAまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的リストを示す。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移転を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。コンピュータ記憶媒体は、汎用または専用のコンピュータによってアクセスできる任意の利用可能な媒体でもよいが、「コンピュータ記憶媒体」という句は、一時的な伝播信号を指してはいない。限定ではなく例として、コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を記憶するために使用可能であり、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセス可能である他の媒体を含むことができる。また、情報を送信する接続は、通信媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、通信媒体の定義に含まれる。
本明細書の技法は、5Gまたは新無線(NR)システムなど、広帯域を使用するシステム、および電磁スペクトルのmmW範囲のスペクトルを使用する将来のシステムを参照して説明されている。適用可能な場合、本明細書に記載された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムに使用されてもよい。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装してもよい。CDMA2000は、IS-2000、IS-95およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリース0およびAは一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS-856(TIA-856)は、通常、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))、およびCDMAの他の変形形態を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装してもよい。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装してもよい。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunicationsシステム(Universal Mobile Telecommunications System(UMTS))の一部である。3GPP LTEおよびLTE-advanced(LTE-A)は、E-UTRAを使用するUMTSの新たなリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-a、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。本明細書で説明した技法は、上述のシステムおよび無線技術ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用されてもよい。しかしながら、本明細書での説明は、例として5Gシステムを説明し、上記の説明の大部分で5G用語が使用されるが、本技法は、5G適用例以外に適用可能である。
基地局は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント(AP)、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、gノードB、または何らかの他の好適な用語を含んでよく、あるいは当業者によってそのように呼ばれることがある。基地局の地理的カバレッジエリアは、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタへと分割されてもよい。本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの基地局(たとえば、マクロセルまたはスモールセル基地局)を含んでもよい。本明細書で説明したUEは、マクロeNB、スモールセルeNB、中継基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であってもよい。異なる技術のための重複する地理的カバレッジエリアがあってよい。場合によっては、異なるカバレッジエリアが、異なる通信技術に関連することがある。場合によっては、ある通信技術のためのカバレッジエリアが、別の技術に関連するカバレッジエリアとオーバーラップすることがある。異なる技術が、同じ基地局または異なる基地局に関連することがある。
マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にしてもよい。スモールセルは、マクロセルと比較して、同じかまたは異なる(たとえば、認可、無認可など)周波数帯域の中でマクロセルとして動作してもよい低電力基地局である。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含んでもよい。ピコセルは、たとえば小さい地理的エリアをカバーすることがあり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることがある。フェムトセルも、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーしてもよく、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)の中のUE、自宅の中のユーザ用のUEなど)による制限付きアクセスを提供してもよい。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれてもよい。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア(CC))をサポートしてもよい。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であってもよい。
本明細書で説明した1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期または非同期動作をサポートしてもよい。同期動作の場合、基地局は、類似のフレームタイミングを有してよく、異なる基地局からの送信は、時間的にほぼ整合されてもよい。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームタイミングを有する場合があり、異なる基地局からの送信は、時間的に整合されない場合がある。本明細書に記載された技法は、同期動作または非同期動作のいずれかに使用されてよい。
本明細書で説明されるDL伝送は、順方向リンク伝送とも呼ばれることがあり、UL伝送は、逆方向リンク伝送とも呼ばれることがある。たとえば、図1のワイヤレス通信システム100を含む、本明細書で説明する各通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを含むことがあり、各キャリアは、複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)で構成される信号であってもよい。各々の変調された信号は、異なるサブキャリア上で送信されることがあり、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送することがある。本明細書で説明される通信リンク(たとえば、図1の通信リンク125)は、(たとえば、対スペクトルリソースを使用する)周波数分割複信(FDD)動作、または(たとえば、不対スペクトルリソースを使用する)時分割複信(TDD)動作を使用して、双方向通信を送信してもよい。フレーム構造が、FDD(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(たとえば、フレーム構造タイプ2)のために定義されてもよい。
したがって、本開示の態様は、キャリアアグリゲーションシグナリングを提供してもよい。これらの方法は、可能な実装形態について説明し、動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように再構成されるか、または別の方法で修正されることがあることに留意されたい。いくつかの例では、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされることがある。
本開示に関して本明細書で説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行されてもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装されてもよい。したがって、本明細書で説明する機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって、少なくとも1つの集積回路(IC)上で実施されてよい。様々な例では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされてもよい様々なタイプのIC(たとえば、構造化/プラットフォームASIC、FPGA、または別のセミカスタムIC)が使用されてもよい。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリの中に組み込まれた命令を用いて実装されてもよい。
添付の図面では、類似の構成要素または特徴は、同じまたは類似の参照ラベルを有してよい。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュ、および類似の構成要素を区別する第2のラベルを続けることによって区別されてもよい。本明細書において第1の参照ラベルのみが使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する類似の構成要素のいずれにも適用可能である。
100 システム
105 基地局
115 UE
125a コンポーネントキャリア
126a 第1のコンポーネントキャリア
126b コンポーネントキャリア
126c 第3のコンポーネントキャリア
127 コンポーネントキャリア
128 コンポーネントキャリア
130 コアネットワーク
132 バックホールリンク
215 UE
220 プロセッサ回路
225 トランシーバ回路
227 受信(Rx)チェーン
228 送信(TX)チェーン
230 アンテナ回路
240 メモリ回路
245 データおよび命令
305 基地局
320 プロセッサ回路
325 トランシーバ回路
330 アンテナ回路
340 メモリ回路
927a 受信チェーン
927b 2パス受信チェーン
951 着信信号
952 増幅器
953 信号
954 ミキサ
955 RF発振器
956 信号
957 ミキサ
958 IF(中間周波数)発振器
959 ADC(アナログデジタル変換器)
962 増幅器

Claims (12)

  1. ユーザ機器(UE)によって実行されるミリ波スペクトルにおけるワイヤレス通信の方法であって、
    制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報を生成するステップであって、前記制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートが、特定の周波数帯域の周波数範囲L未満の前記UEの受信チェーンの制限された周波数範囲Wのサポートである、ステップと、
    1つまたは複数のネットワークエンティティへの制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報を通信するステップであって、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報を通信するステップが、制御メッセージで前記情報を第1の基地局に関連付けられた第1のセルに送信するステップを含み、前記第1の基地局が、少なくとも、周波数ギャップGによって分離された第1のスペクトル割当ておよび第2のスペクトル割当てを有するサービスプロバイダに関連付けられ、前記周波数ギャップGがWよりも大きい、ステップと、
    前記第1のセルから1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するステップであって、前記1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアがすべて、前記第1のスペクトル割当てに含まれる、ステップと、
    前記第1のスペクトル割当てに含まれる前記1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアを使用して少なくとも前記第1のセルと通信するステップと、
    ハンドオフ手順後に異なる基地局に関連付けられた異なるセルと通信するステップと、
    前記異なるセルから1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するステップであって、前記1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアがすべて、前記第2のスペクトル割当てに含まれる、ステップ
    を含む、方法。
  2. 制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報が、前記制限された周波数範囲Wの大きさの指示を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記制限された周波数範囲Wの前記指示が、前記特定の周波数帯域におけるサポートされる最低コンポーネントキャリアの低周波数とサポートされる最高コンポーネントキャリアの高周波数との間の周波数分離の指示である、請求項2に記載の方法。
  4. 制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報が、あらかじめ定義された周波数範囲がサポートされることの指示を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報が、前記UEのトランシーバ回路に含まれる受信処理チェーンの数の指示を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記UEの前記トランシーバ回路に含まれる受信処理チェーンの前記数の前記指示が、前記数が全帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを提供する数未満であることの指示であり、全帯域内キャリアアグリゲーションのサポートが、前記特定の周波数帯域の前記周波数範囲Lのサポートである、請求項5に記載の方法。
  7. 制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報を通信するステップが、無線リソース制御(RRC)メッセージ内の前記情報を第1の基地局に関連付けられた第1のセルに送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 無線リソース制御(RRC)メッセージ内の前記情報を第1の基地局に関連付けられた第1のセルに送信するステップの後、第1のコンポーネントキャリアを使用して前記第1のセルと通信し、かつ第2の異なるコンポーネントキャリアを使用して第2のセルと通信するステップをさらに含み、前記第1のコンポーネントキャリアおよび前記第2の異なるコンポーネントキャリアが、前記制限された周波数範囲W以下の周波数範囲に及ぶ、請求項7に記載の方法。
  9. 制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報を通信するステップが、制御メッセージで前記情報を第1の基地局に関連付けられた第1のセルに送信するステップを含み、前記第1の基地局が、少なくとも、周波数ギャップGによって分離された第1のスペクトル割当ておよび第2のスペクトル割当てを有するサービスプロバイダに関連付けられ、
    最小コンポーネントキャリア周波数幅がSであり、WがG+2S以上であるが、前記第1のスペクトル割当ておよび前記第2のスペクトル割当てがまたがる周波数範囲R未満であり、
    少なくとも前記第1のセルおよび第2のセルに関連付けられた1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するステップをさらに含み、前記1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアが、前記第1のスペクトル割当てからの少なくとも1つの割り当てられたコンポーネントキャリアと、前記第2のスペクトル割当てからの少なくとも1つの割り当てられたコンポーネントキャリアとを含む、
    請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1のスペクトル割当ておよび前記第2のスペクトル割当てが、前記最小コンポーネントキャリア周波数Sよりも大きい最小コンポーネントキャリア周波数幅に関連付けられる、請求項9に記載の方法。
  11. ミリ波スペクトルにおけるワイヤレス通信のために動作可能なユーザ機器(UE)であって、
    制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションのサポートを示す情報を生成するための手段であって、前記制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートが、特定の周波数帯域の周波数範囲L未満の前記UEの受信チェーンの制限された周波数範囲Wのサポートである、手段と、
    1つまたは複数のネットワークエンティティへの制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報を通信するための手段であって、制限された非連続帯域内キャリアアグリゲーションの前記サポートを示す前記情報を通信するための手段が、制御メッセージで前記情報を第1の基地局に関連付けられた第1のセルに送信するための手段を含み、前記第1の基地局が、少なくとも、周波数ギャップGによって分離された第1のスペクトル割当ておよび第2のスペクトル割当てを有するサービスプロバイダに関連付けられ、前記周波数ギャップGがWよりも大きい、手段と、
    前記第1のセルから1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するための手段であって、前記1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアがすべて、前記第1のスペクトル割当てに含まれる、手段と、
    前記第1のスペクトル割当てに含まれる前記1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアを使用して少なくとも前記第1のセルと通信するための手段と、
    ハンドオフ手順後に異なる基地局に関連付けられた異なるセルと通信するための手段と、
    前記異なるセルから1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアの指示を受信するための手段であって、前記1つまたは複数の割り当てられたコンポーネントキャリアがすべて、前記第2のスペクトル割当てに含まれる、手段と
    を含む、ユーザ機器。
  12. 少なくとも1つのプロセッサにおいて実行されたとき、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を備える、コンピュータプログラム。
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