JP7217262B2 - 可変タイミング調整粒度のための技法および装置 - Google Patents

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Description

米国特許法第119条に基づく関連出願の相互参照
本出願は、参照により本明細書に明確に組み込まれる、「TECHNIQUES AND APPARATUSES FOR VARIABLE TIMING ADJUSTMENT GRANULARITY」と題する2017年8月10日に出願された米国仮特許出願第62/543,653号、および「TECHNIQUES AND APPARATUSES FOR VARIABLE TIMING ADJUSTMENT GRANULARITY」と題する2018年8月8日に出願された米国非仮特許出願第16/058,765号の優先権を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、可変タイミング調整(TA:timing adjustment)粒度のための技法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、テレフォニー、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力など)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用い得る。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、およびロングタームエボリューション(LTE)を含む。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。
ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局(BS)を含み得る。ユーザ機器(UE)は、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局(BS)と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、BSからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、UEからBSへの通信リンクを指す。本明細書でより詳細に説明するように、BSは、ノードB、gNB、アクセスポイント(AP)、無線ヘッド、送信受信ポイント(TRP)、ニューラジオ(NR)BS、5GノードBなどと呼ばれることがある。
上記の多元接続技術は、異なるユーザ機器が都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。5Gと呼ばれることもあるニューラジオ(NR)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善することと、コストを下げることと、サービスを改善することと、新しいスペクトルを利用することと、ダウンリンク(DL)上でサイクリックプレフィックス(CP)を有する直交周波数分割多重化(OFDM)(CP-OFDM)を使用し、アップリンク(UL)上でCP-OFDMおよび/またはSC-FDM(たとえば、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)としても知られている)を使用し、ならびにビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートする、他のオープン規格とより良く統合することとによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、LTE技術およびNR技術におけるさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、これらの技術を用いる他の多元接続技術および電気通信規格に適用可能であるべきである。
いくつかの態様では、ユーザ機器によって実行されるワイヤレス通信のための方法は、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つを、粒度を示すタイミング調整コマンド、粒度を示す構成情報、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定するステップであって、粒度または範囲が、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、または帯域に少なくとも部分的に基づき可変となっている、ステップと、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整を実行するステップとを含み得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのユーザ機器は、メモリと、1つまたは複数のプロセッサとを含み得、メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つを、粒度を示すタイミング調整コマンド、粒度を示す構成情報、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定することであって、粒度または範囲が、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、または帯域に少なくとも部分的に基づき可変となっている、ことと、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整を実行することとを行うように構成される。
いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、ユーザ機器の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つを、粒度を示すタイミング調整コマンド、粒度を示す構成情報、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定することであって、粒度または範囲が、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、または帯域に少なくとも部分的に基づき可変となっている、ことと、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整を実行することとを行わせ得る。
いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つを、粒度を示すタイミング調整コマンド、粒度を示す構成情報、装置に関連付けられた通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定するための手段であって、粒度または範囲が、装置に関連付けられた通信、キャリア、または帯域に少なくとも部分的に基づき可変となっている、手段と、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整を実行するための手段とを含み得る。
態様は、一般に、添付の図面を参照しながら本明細書で十分に説明し、添付の図面および本明細書によって示すような、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、および処理システムを含む。
上記は、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をかなり広範に概説している。追加の特徴および利点について、以下で説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特性、それらの編成と動作方法の両方が、関連する利点とともに、添付の図に関して検討されると以下の説明からより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のために提供され、特許請求の範囲の限定の定義として提供されるものではない。
本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、添付の図面にその一部が示される態様を参照することによって、上記で簡潔に要約した内容について、より具体的な説明を行う場合がある。しかしながら、この説明は他の等しく効果的な態様に通じ得るので、添付の図面は、本開示のいくつかの典型的な態様のみを示し、したがって、本開示の範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じまたは同様の要素を識別することがある。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局の一例を概念的に示すブロック図である。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図である。 本開示の様々な態様による、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマットを概念的に示すブロック図である。 本開示の様々な態様による、ニューラジオのための可変タイミング調整粒度を構成する一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ニューラジオのための可変タイミング調整粒度を構成する一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、ニューラジオのための可変タイミング調整粒度を構成する一例を示す図である。 本開示の様々な態様による、たとえばユーザ機器によって実行される例示的なプロセスを示す図である。
本開示の様々な態様について、添付の図面を参照しながら以下でより十分に説明する。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が周到で完全になり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。本明細書の教示に基づいて、本開示の範囲は、本開示の任意の他の態様とは無関係に実装されるにせよ、本開示の任意の他の態様と組み合わせて実装されるにせよ、本明細書で開示する本開示の任意の態様を包含するものであることを、当業者は諒解されたい。たとえば、本明細書に記載する任意の数の態様を使用して、装置が実装されてもよく、または方法が実践されてもよい。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載する本開示の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実践されるそのような装置または方法を包含するものとする。本明細書で開示する本開示の任意の態様は、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることを理解されたい。
次に、様々な装置および技法を参照しながら、電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および技法について、以下の詳細な説明において説明し、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付の図面に示す。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
態様について、3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に一般的に関連付けられた用語を使用して本明細書で説明する場合があるが、本開示の態様は、NR技術を含む、5G以降などの他の世代ベースの通信システムにおいて適用され得ることに留意されたい。
図1は、本開示の態様が実践され得るネットワーク100を示す図である。ネットワーク100は、LTEネットワーク、または5GもしくはNRネットワークなどの何らかの他のワイヤレスネットワークであってもよい。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのBS110(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示される)と、他のネットワークエンティティとを含み得る。BSは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、NR BS、ノードB、gNB、5GノードB(NB)、アクセスポイント、送信受信ポイント(TRP)などと呼ばれることもある。各BSは、特定の地理的エリアに通信カバレージを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、BSのカバレージエリアおよび/またはこのカバレージエリアにサービスするBSサブシステムを指す場合がある。
BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または別のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーすることができ、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)内のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれることがある。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれることがある。フェムトセルのためのBSは、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれることがある。図1に示す例では、BS110aは、マクロセル102aのためのマクロBSであってもよく、BS110bは、ピコセル102bのためのピコBSであってもよく、BS110cは、フェムトセル102cのためのフェムトBSであってもよい。BSは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセルをサポートしてもよい。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。
いくつかの例では、セルは、必ずしも固定であるとは限らないことがあり、セルの地理的エリアは、モバイルBSのロケーションに従って移動することがある。いくつかの例では、BSは、任意の適切なトランスポートネットワークを使用して、直接物理接続、仮想ネットワークなどの様々なタイプのバックホールインターフェースを通じて、アクセスネットワーク100内で互いにおよび/または1つもしくは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続されてもよい。
ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、上流局(たとえば、BSまたはUE)からデータの送信を受信し、データの送信を下流局(たとえば、UEまたはBS)に送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継することができるUEであってもよい。図1に示す例では、中継局110dは、BS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロBS110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継BS、中継基地局、リレーなどと呼ばれることもある。
ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのBS、たとえば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、中継BSなどを含む異種ネットワークであってもよい。これらの異なるタイプのBSは、ワイヤレスネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレージエリア、および干渉に対する異なる影響を有してもよい。たとえば、マクロBSは、高い送信電力レベル(たとえば、5~40ワット)を有し得るが、ピコBS、フェムトBS、および中継BSは、より低い送信電力レベル(たとえば、0.1~2ワット)を有し得る。
ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合してもよく、これらのBSのための協調および制御を行ってもよい。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBSと通信してもよい。BSはまた、たとえば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に、互いと通信してもよい。
UE120(たとえば、120a、120b、120c)は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散されてもよく、各UEは、固定またはモバイルであってもよい。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局などと呼ばれることもある。UEは、セルラーフォン(たとえば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲームデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは医療機器、生体センサー/デバイス、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマートクロージング、スマートグラス、スマートリストバンド、スマートジュエリー(たとえば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(たとえば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両構成要素またはセンサー、スマートメーター/センサー、産業用製造機器、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスであってもよい。
いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC)UEまたは発展型もしくは拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされてもよい。MTC UEおよびeMTC UEは、たとえば、基地局、別のデバイス(たとえば、リモートデバイス)、または何らかの他のエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、センサー、メーター、モニタ、ロケーションタグなどのリモートデバイスなどを含む。ワイヤレスノードは、たとえば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされてもよく、かつ/またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実装されてもよい。いくつかのUEは、顧客構内機器(CPE)と見なされてもよい。UE120は、プロセッサ構成要素、メモリ構成要素などの、UE120の構成要素を収容するハウジングの内部に含められてもよい。
一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアにおいて展開されてもよい。各ワイヤレスネットワークは、特定の無線アクセス技術(RAT)をサポートしてもよく、1つまたは複数の周波数上で動作してもよい。RATは、無線技術、エアインターフェースなどと呼ばれることもある。周波数は、キャリア、周波数チャネルなどと呼ばれることもある。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートしてもよい。場合によっては、NRまたは5G RATネットワークが展開されてもよい。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジュールされてもよく、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局)は、スケジューリングエンティティのサービスエリアまたはセル内のいくつかまたはすべてのデバイスおよび機器の間で通信のためのリソースを割り振る。本開示内では、以下でさらに説明するように、スケジューリングエンティティは、1つまたは複数の従属エンティティのためのリソースのスケジューリング、割当て、再構成、および解放を担い得る。すなわち、スケジュールされた通信のために、従属エンティティは、スケジューリングエンティティによって割り振られたリソースを利用する。
基地局は、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。すなわち、いくつかの例では、UEは、1つまたは複数の従属エンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのリソースをスケジュールするスケジューリングエンティティとして機能し得る。この例では、UEは、スケジューリングエンティティとして機能しており、他のUEは、ワイヤレス通信のためにUEによってスケジュールされたリソースを利用する。UEは、ピアツーピア(P2P)ネットワーク内で、および/またはメッシュネットワーク内で、スケジューリングエンティティとして機能し得る。メッシュネットワークの例では、UEは、スケジューリングエンティティと通信することに加えて、任意選択で互いと直接通信してもよい。
したがって、時間周波数リソースへのスケジュールされたアクセスを伴い、セルラー構成、P2P構成、およびメッシュ構成を有するワイヤレス通信ネットワークでは、スケジューリングエンティティおよび1つまたは複数の従属エンティティは、スケジュールされたリソースを利用して通信し得る。
上記で示したように、図1は単に一例として与えられる。他の例が可能であり、図1に関して説明したことと異なってもよい。
図2は、図1の基地局のうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、BS110およびUE120の設計のブロック図を示す。BS110はT個のアンテナ234a~234tを備えてもよく、UE120はR個のアンテナ252a~252rを備えてもよく、ただし、一般にT≧1およびR≧1である。
BS110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUEのためのデータをデータソース212から受信し、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいてUEごとに1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UEのために選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいてUEごとにデータを処理(たとえば、符号化および変調)し、データシンボルをすべてのUEに提供してもよい。送信プロセッサ220は、(たとえば、半静的リソース区分情報(SRPI)などについての)システム情報および制御情報(たとえば、CQI要求、グラント、上位レイヤシグナリングなど)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを与えてもよい。送信プロセッサ220はまた、基準信号(たとえば、セル固有基準信号(CRS))および同期信号(たとえば、1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS))のための基準シンボルを生成してもよい。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、該当する場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行してもよく、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)232a~232tに与えてもよい。各変調器232は、(たとえば、OFDM用などに)それぞれの出力シンボルストリームを処理して、出力サンプルストリームを取得してもよい。各変調器232は、出力サンプルストリームをさらに処理(たとえば、アナログに変換、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、ダウンリンク信号を取得してもよい。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ234a~234tを介して送信されてもよい。以下でより詳細に説明するいくつかの態様によれば、同期信号は、追加の情報を伝達するためにロケーション符号化を用いて生成され得る。
UE120において、アンテナ252a~252rは、BS110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信してもよく、それぞれ、受信信号を復調器(DEMOD)254a~254rに与えてもよい。各復調器254は、受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)して、入力サンプルを取得してもよい。各復調器254は、(たとえば、OFDM用などに)入力サンプルをさらに処理して、受信シンボルを取得してもよい。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a~254rから受信シンボルを取得し、該当する場合、受信シンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与えてもよい。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(たとえば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に与え、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に与えてもよい。チャネルプロセッサは、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、基準信号受信品質(RSRQ)、チャネル品質インジケータ(CQI)などを決定してもよい。
アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータ、およびコントローラ/プロセッサ280からの(たとえば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIなどを含む報告のための)制御情報を受信および処理してもよい。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成してもよい。送信プロセッサ264からのシンボルは、該当する場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコードされ、(たとえば、DFT-s-OFDM、CP-OFDM用などに)変調器254a~254rによってさらに処理され、BS110に送信されてもよい。BS110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、該当する場合、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理されて、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得してもよい。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に与え、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に与えてもよい。BS110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含み得る。
いくつかの態様では、UE120の1つまたは複数の構成要素は、ハウジングに含まれてもよい。コントローラ/プロセッサ240および280ならびに/または図2の任意の他の構成要素は、可変タイミング調整粒度の構成を実行するために、それぞれ、BS110およびUE120における動作を指示してもよい。たとえば、コントローラ/プロセッサ280ならびに/またはUE120における他のプロセッサおよびモジュールは、可変タイミング調整粒度の構成を実行するために、UE120の動作を実行または指示してもよい。たとえば、UE120におけるコントローラ/プロセッサ280ならびに/または他のコントローラ/プロセッサおよびモジュールは、たとえば、図8のプロセス800および/または本明細書で説明するような他のプロセスの動作を実行または指示してもよい。いくつかの態様では、図2に示す構成要素のうちの1つまたは複数は、例示的なプロセス800および/または本明細書で説明する技法のための他のプロセスを実行するために用いられてもよい。メモリ242および282は、それぞれ、BS110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶してもよい。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上のデータ送信に対してUEをスケジュールしてもよい。
いくつかの態様では、UE120は、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つを決定するための手段、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整を実行するための手段、UE120に関連付けられたヌメロロジー、UE120に関連付けられたキャリア、UE120に関連付けられた帯域、またはUE120の能力のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整の実行に関する遅延を決定するための手段などを含み得る。いくつかの態様では、そのような手段は、図2に関して説明するUE120の1つまたは複数の構成要素を含み得る。
上記で示したように、図2は単に一例として与えられる。他の例が可能であり、図2に関して説明したことと異なってもよい。
図3は、電気通信システム(たとえば、LTE)における周波数分割複信(FDD)のための例示的なフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々に対する送信タイムラインは、無線フレームの単位に区分されてもよい。各無線フレームは、所定の持続時間(たとえば、10ミリ秒(ms))を有してもよく、0~9のインデックスを有する10個のサブフレームに区分されてもよい。各サブフレームは、2つのスロットを含み得る。したがって、各無線フレームは、0~19のインデックスを有する20個のスロットを含み得る。各スロットは、L個のシンボル期間、たとえば、(図3に示すように)ノーマルサイクリックプレフィックスの場合は7つのシンボル期間、または拡張サイクリックプレフィックスの場合は6つのシンボル期間を含み得る。各サブフレームにおける2L個のシンボル期間は、0~2L-1のインデックスを割り当てられ得る。
いくつかの技法について、フレーム、サブフレーム、スロットなどに関して本明細書で説明するが、これらの技法は、5G NRにおいて「フレーム」、「サブフレーム」、「スロット」など以外の用語を使用して呼ばれることがある、他のタイプのワイヤレス通信構造に等しく適用され得る。いくつかの態様では、ワイヤレス通信構造は、ワイヤレス通信規格および/またはプロトコルによって定義される周期的な時間制限通信ユニットを指すことがある。
いくつかの電気通信(たとえば、LTE)では、BSは、BSによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅の中心において、ダウンリンク上で1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS)を送信してもよい。PSSおよびSSSは、図3に示すように、それぞれ、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する各無線フレームのサブフレーム0および5の中のシンボル期間6および5において送信されてもよい。PSSおよびSSSは、セルの探索および獲得のためにUEによって使用されてもよい。BSは、BSによってサポートされるセルごとのシステム帯域幅にわたってセル固有基準信号(CRS)を送信してもよい。CRSは、各サブフレームのいくつかのシンボル期間において送信されてもよく、チャネル推定、チャネル品質測定、および/または他の機能を実行するためにUEによって使用されてもよい。BSはまた、いくつかの無線フレームのスロット1の中のシンボル期間0~3において物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信してもよい。PBCHは、何らかのシステム情報を搬送してもよい。BSは、いくつかのサブフレームの中の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上で、システム情報ブロック(SIB)などの他のシステム情報を送信してもよい。BSは、サブフレームの最初のB個のシンボル期間の中の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)上で制御情報/データを送信してもよく、ここで、Bはサブフレームごとに構成可能であってもよい。BSは、各サブフレームの残りのシンボル期間の中のPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信してもよい。
(たとえば、NRまたは5Gシステムなどの)他のシステムでは、ノードBは、これらのロケーションにおいて、またはサブフレームの異なるロケーションにおいて、これらの信号または他の信号を送信してもよい。
上記で示したように、図3は単に一例として与えられる。他の例が可能であり、図3に関して説明したことと異なってもよい。
図4は、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する2つの例示的なサブフレームフォーマット410および420を示す。利用可能な時間周波数リソースは、リソースブロックに区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいて12個のサブキャリアをカバーすることができ、いくつかのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において1つのサブキャリアをカバーすることができ、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。
サブフレームフォーマット410は、2つのアンテナに対して使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信され得る。基準信号は、送信機および受信機によってアプリオリに知られている信号であり、パイロット信号と呼ばれることもある。CRSは、たとえば、セル識別情報(ID)に少なくとも部分的に基づいて生成される、セルに固有の基準信号である。図4では、ラベルRaを有する所与のリソース要素について、アンテナaからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されることがあり、他のアンテナからそのリソース要素上で変調シンボルが送信されないことがある。サブフレームフォーマット420は、4つのアンテナとともに使用され得る。CRSは、シンボル期間0、4、7、および11においてアンテナ0および1から送信され、シンボル期間1および8においてアンテナ2および3から送信され得る。サブフレームフォーマット410と420の両方について、CRSは、セルIDに少なくとも部分的に基づいて決定され得る、均等に離間したサブキャリア上で送信され得る。CRSは、それらのセルIDに応じて、同じまたは異なるサブキャリア上で送信され得る。サブフレームフォーマット410と420の両方について、CRSに使用されないリソース要素は、データ(たとえば、トラフィックデータ、制御データ、および/または他のデータ)を送信するために使用され得る。
LTEにおけるPSS、SSS、CRSおよびPBCHは、公開されている「Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation」と題する3GPP技術仕様(TS)36.211に記載されている。
いくつかの電気通信システム(たとえば、LTE)におけるFDD用のダウンリンクおよびアップリンクの各々に対して、インターレース構造が使用され得る。たとえば、0~Q-1のインデックスを有するQ個のインターレースが定義されてもよく、ここで、Qは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しくてもよい。各インターレースは、Q個のフレームだけ離間したサブフレームを含んでもよい。具体的には、インターレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Qなどを含んでもよく、ここで、q∈{0,...,Q-1}である。
ワイヤレスネットワークは、ダウンリンクおよびアップリンク上のデータ送信に対して、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)をサポートし得る。HARQの場合、送信機(たとえば、BS)は、パケットが受信機(たとえば、UE)によって正確に復号されるか、または何らかの他の終了条件に遭遇するまで、パケットの1つまたは複数の送信を送り得る。同期HARQの場合、パケットのすべての送信は、単一のインターレースのサブフレームにおいて送られ得る。非同期HARQの場合、パケットの各送信は、任意のサブフレームにおいて送られ得る。
UEは、複数のBSのカバレージ内に位置することがある。これらのBSのうちの1つが、UEにサービスするために選択され得る。サービングBSは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失などの様々な基準に少なくとも部分的に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音干渉比(SINR)もしくは基準信号受信品質(RSRQ)、または何らかの他のメトリックによって定量化され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉BSからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。
本明細書で説明する例の態様はLTE技術に関連付けられ得るが、本開示の態様は、NRまたは5G技術などの他のワイヤレス通信システムに適用可能であり得る。
ニューラジオ(NR)は、(たとえば、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのエアインターフェース以外の)新しいエアインターフェースまたは(たとえば、インターネットプロトコル(IP)以外の)固定トランスポートレイヤに従って動作するように構成された無線を指すことがある。態様では、NRは、CPを有するOFDM(本明細書では、サイクリックプレフィックスOFDMまたはCP-OFDMと呼ばれる)および/またはSC-FDMをアップリンク上で利用してもよく、CP-OFDMをダウンリンク上で利用し、時分割複信(TDD)を使用する半二重動作のサポートを含んでもよい。態様では、NRは、たとえば、CPを有するOFDM(本明細書では、CP-OFDMと呼ばれる)および/または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(DFT-s-OFDM)をアップリンク上で利用してもよく、CP-OFDMをダウンリンク上で利用し、TDDを使用する半二重動作のサポートを含んでもよい。NRは、広帯域幅(たとえば、80メガヘルツ(MHz)を超える)を対象とする拡張モバイルブロードバンド(eMBB)サービス、高いキャリア周波数(たとえば、60ギガヘルツ(GHz))を対象とするミリ波(mmW)、後方互換性がないMTC技法を対象とするマッシブMTC(mMTC)、および/または超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)サービスを対象とするミッションクリティカルを含んでもよい。
100MHzの単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。NRリソースブロックは、0.1msの持続時間にわたって、サブキャリア帯域幅が75キロヘルツ(kHz)の12個のサブキャリアにまたがり得る。各無線フレームは、10msの長さを有する50個のサブフレームを含み得る。したがって、各サブフレームは0.2msの長さを有し得る。各サブフレームは、データ送信のリンク方向(たとえば、DLまたはUL)を示してもよく、サブフレームごとのリンク方向は、動的に切り替えられてもよい。各サブフレームは、ダウンリンク/アップリンク(DL/UL)データならびにDL/UL制御データを含み得る。
ビームフォーミングがサポートされてもよく、ビーム方向が動的に構成されてもよい。プリコーディングを用いたMIMO送信も、サポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、最大8つのストリームおよびUEごとに最大2つのストリームのマルチレイヤDL送信とともに、最大8つの送信アンテナをサポートし得る。UEごとに最大2つのストリームを用いたマルチレイヤ送信がサポートされ得る。最大8つのサービングセルを用いて、複数のセルのアグリゲーションがサポートされ得る。代替として、NRは、OFDMベースのインターフェース以外の異なるエアインターフェースをサポートし得る。NRネットワークは、中央ユニットまたは分散ユニットなどのエンティティを含み得る。
無線アクセスネットワーク(RAN)は、中央ユニット(CU)および分散ユニット(DU)を含み得る。NR BS(たとえば、gNB、5GノードB、ノードB、送信受信ポイント(TRP)、アクセスポイント(AP))は、1つまたは複数のBSに対応し得る。NRセルは、アクセスセル(ACell)またはデータオンリーセル(DCell)として構成され得る。たとえば、RAN(たとえば、中央ユニットまたは分散ユニット)は、セルを構成することができる。DCellは、キャリアアグリゲーションまたはデュアル接続性に使用されるが、初期アクセス、セル選択/再選択、またはハンドオーバに使用されないセルであり得る。場合によっては、DCellは同期信号を送信しなくてもよい。場合によっては、DCellは同期信号を送信してもよい。NR BSは、セルタイプを示すダウンリンク信号をUEに送信し得る。セルタイプ指示に少なくとも部分的に基づいて、UEはNR BSと通信し得る。たとえば、UEは、示されたセルタイプに少なくとも部分的に基づいて、セル選択用、アクセス用、ハンドオーバ用、および/または測定用と見なすべきNR BSを決定し得る。
上記で示したように、図4は単に一例として与えられる。他の例が可能であり、図4に関して説明したことと異なってもよい。
UEは、伝搬遅延および他のタイプの遅延を克服するためにタイミング調整(TA)手順を使用して時間オフセットをUEの通信に適用してもよく、その結果、UEの通信は、それらの通信が基地局に到着したとき、他のUEの通信と同期する。いくつかの態様では、タイミング調整はタイミングアドバンスと呼ばれる。基地局は、UEの通信に適用されるべきオフセットを識別するTAコマンドを提供することによってTAを構成してもよい。このオフセットは、いくつかのRAT(たとえば、LTE)では固定の粒度に従って定義されてもよい。たとえば、粒度は、UEのトーン間隔およびシステム帯域幅に少なくとも部分的に基づいてもよく、したがって、トーン間隔およびシステム帯域幅が固定であるRATにおいて固定であってもよい。より具体的には、一例として、LTEにおける粒度はUEのサンプル時間の16倍に等しくてもよく、ここにおいて、サンプル時間は1/(15kHz*2048)秒に等しく、ここにおいて、2048という値は20MHzシステム帯域幅の高速フーリエ変換サイズに少なくとも部分的に基づく。
しかしながら、5G/NRは、固定のトーン間隔および/またはシステム帯域幅を有しないことがある。したがって、固定のTAは、いくつかのUEに対して問題を引き起こすことがある。具体的な例として、高いトーン間隔は、(過度のサイクリックプレフィックスオーバーヘッドを回避するために)低いサイクリックプレフィックスに関連付けられることが多い。そのような場合、(たとえば、LTEに関連付けられた)固定の粒度は、より狭いサイクリックプレフィックス内ですべてのUEを整合させるのに十分ではないことがある。追加または代替として、より高いサンプリングレートに関連付けられたUEは、基地局からの大きい距離に関連付けられたTA値を適切に考慮するために、より粗い粒度を必要とすることがある。
本明細書で説明するいくつかの技法および装置は、TA粒度および/または遅延の調整を提供する。たとえば、本明細書で説明するいくつかの技法および装置は、UEへのTA粒度の暗黙的または明示的なシグナリング、UEによるTA粒度の決定などを提供し得る。このようにして、異なるサンプル時間、トーン間隔、および/またはシステム帯域幅に関連付けられたUEは、TAについてほぼ均一な時間単位を達成することができる。適用されるべきTAオフセットは、異なるサンプル時間、トーン間隔、および/またはシステム帯域幅に関連付けられたUEにわたって一貫している場合があるモビリティイベントおよび/またはセル半径に依存し得るので、このことは有益であり得る。このようにして、TAの性能が改善され、それによって、セルラーネットワークの性能および/または能力を改善する。
図5は、本開示の様々な態様による、ニューラジオのための可変タイミング調整粒度を構成する一例500を示す図である。図5は、UE120のためのTAがUE120の初期アクセス手順の間に構成される一例である。
図5に参照番号510によって示すように、UE120は、ランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブルをBS110に提供してもよい。さらに示すように、RACHプリアンブルは、好ましいヌメロロジーを識別してもよい。たとえば、UE120は、好ましいTA粒度、TA範囲、および/またはTA遅延(TAコマンドのシグナリングとTAの適用との間の遅延)を示す情報をBS110に提供してもよい。いくつかの態様では、情報は、物理RACH(PRACH)メッセージ1などに含まれてもよい。いくつかの態様では、4段階RACHの場合、情報はPRACHリソース空間区分を使用して伝達されてもよい。たとえば、各区分は、1つまたは複数の好ましいヌメロロジーを示してもよく、UE120は、区分に関連付けられたヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいて区分内のプリアンブルを選択してもよい。いくつかの態様では、2段階RACHの場合、情報はPRACHメッセージ1のペイロードにおいて伝達されてもよい。BS110は、UE120に対するTA粒度、TA範囲、および/またはTA遅延を選択するために情報を使用してもよい。
参照番号520によって示すように、UE120は、BS110からランダムアクセス応答(RAR)を受信してもよい。さらに示すように、RARは、UE120に対するTA粒度を識別してもよい。TA粒度は、係数(たとえば、N)とサンプル時間(たとえば、Ts)の組合せに少なくとも部分的に基づいて定義されてもよい。いくつかの態様では、BS110は、Nを示す情報、Tsを示す情報、NとTsの積を示す情報、および/またはNとTsの両方を示す情報を提供してもよい。UE120は、以下でより詳細に説明するように、TA粒度に少なくとも部分的に基づいてTAを実行してもよい。
いくつかの態様では、UE120は、TAのための値の範囲を識別する情報を受信または決定してもよい。値の範囲は、可能な最大のセル半径に対応してもよい。一例として、LTEの場合、可能な最大のセル半径は、セカンダリセルグループ(SCG)なしで約100km、またはSCGありで20kmであり得る。5G/NRの場合、可能な最大のセル半径は、特にmm波などでは、より小さいことがある。いくつかの態様では、UE120は、値のLTE範囲を再利用することがある。そのような場合、UE120は、値の範囲の下端を使用する傾向があり得る。いくつかの態様では、UE120は、値の縮小された範囲を使用することがある。このことは、TAコマンドを示すために必要とされる情報の量を低減することがある。いくつかの態様では、UE120は、LTE TAコマンドと同じ数のビットを使用することがあり、(たとえば、より細かい粒度に従って)異なるようにTAコマンドを解釈することがある。このようにして、TA範囲が事実上縮小され得る。いくつかの態様では、UE120は、上記の手法の組合せを実行してもよい。たとえば、UE120は、TAコマンドに対して、低減された数のビットおよびより細かい粒度を使用することがある。
いくつかの態様では、TA粒度が事前構成されてもよい。たとえば、UE120は、TA粒度を示す、マスタ情報ブロック(MIB:master information block)、システム情報(たとえば、最小システム情報、残存最小システム情報(RMSI:remaining minimum system information)など)などを受信してもよい。追加または代替として、UE120はTA粒度を決定してもよい。たとえば、UE120は、最近のアップリンク送信(たとえば、RACHプリアンブルなど)のヌメロロジーなどに少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよい。
参照番号530によって示すように、UE120は、RARに少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよく、TA粒度に少なくとも部分的に基づいてTAを実行してもよい。たとえば、UE120は、TAオフセットを識別するTAコマンドを後で受信してもよく、TA粒度に従ってTAコマンドを解釈してもよく、それに応じてTAオフセットを適用してもよい。このようにして、UE120のために可変TA粒度が使用され得る。
上記で示したように、図5は一例として与えられる。他の例が可能であり、図5に関して説明したことと異なってもよい。
図6は、本開示の様々な態様による、ニューラジオのための可変タイミング調整粒度を構成する一例600を示す図である。図6は、初期アクセス手順が実行された後のTA粒度構成の一例である。
図6に参照番号610によって示すように、UE120は、BS110からアップリンクスケジューリングメッセージを受信してもよい。さらに示すように、アップリンクスケジューリングメッセージはTAコマンドを含んでもよい。TAコマンドは、UE120の通信に適用されるべきTAオフセット(たとえば、TA値X)を示してもよい。たとえば、TAコマンドは特定の値を示してもよく、UE120はUE120のTA粒度に少なくとも部分的に基づいて特定の値を解釈してもよい。いくつかの態様では、TAコマンドは、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)に含まれてもよい。
参照番号620によって示すように、UE120は、TAコマンドを解釈するためのTA粒度を決定してもよい。いくつかの態様では、UE120は、TAコマンドが受信されるコンテキストに少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよい。たとえば、UE120は、TAコマンドを搬送するメッセージのヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよい。追加または代替として、UE120は、参照番号610によって示すメッセージなどの、TAコマンドのためのアップリンクスケジューリングメッセージのヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよい。追加または代替として、UE120は、直近の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信、直近の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)送信、直近の基準信号送信、直近のビーム障害回復要求(BFRR:beam failure recovery request)メッセージなどの、最近のアップリンク送信のヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよい。追加または代替として、UE120は、TAコマンドがターゲットセルからのハンドオーバメッセージに含まれることに少なくとも部分的に基づいて、TAコマンドが通常のアップリンク/ダウンリンクスケジューリングの間に受信されることに少なくとも部分的に基づいて、UE120にTAを目的とする送信を実行させるための命令に従ってTAコマンドがサービングセルから受信されることに少なくとも部分的に基づいてなど、TA粒度を決定してもよい。
いくつかの態様では、UE120は、直近のスケジュールされた送信に少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよく、このことは、UE120とBS110との間のTA粒度の誤構成の尤度を低減する。いくつかの態様では、UE120は、キャリアまたは帯域のシステム帯域幅、キャリアまたは帯域のトーン間隔などに少なくとも部分的に基づいてなど、UE120に関連付けられたキャリアまたは帯域に少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよい。
いくつかの態様では、TA粒度が構成されてもよい。たとえば、UE120は、TA粒度を示す構成情報(たとえば、マスタ情報ブロック(MIB)、システム情報ブロック(SIB)、無線リソース制御(RRC)メッセージング、MAC-CE、ダウンリンク制御情報(DCI)、PDCCHなど)を受信してもよい。いくつかの態様では、TAコマンドは、TA粒度を示してもよい。たとえば、TAコマンドは、上記でより詳細に説明したように、Nの値、Tsの値、および/またはNとTsの両方の値を示してもよい。いくつかの態様では、UE120は、上記の組合せ(たとえば、構成情報、UE120による決定、および/またはTAコマンドにおける指示)に少なくとも部分的に基づいてTA粒度を決定してもよい。
さらに示すように、UE120は、TA粒度に少なくとも部分的に基づいてTAを実行してもよい。たとえば、UE120は、XのTA値を示すTAコマンドを受信してもよく、TA粒度に従ってXの値を解釈してもよい。このようにして、UE120は、可変TA粒度に少なくとも部分的に基づいてTAを実行し、このことは、可変トーン間隔、システム帯域幅などを有するUEのためのTAの性能を改善する。
上記で示したように、図6は一例として与えられる。他の例が可能であり、図6に関して説明したことと異なってもよい。
図7は、本開示の様々な態様による、ニューラジオのための可変タイミング調整粒度を構成する一例700を示す図である。図7は、キャリアアグリゲーション(CA)または二重接続性(DC)UE120のためのTA粒度の決定に関する一例である。
図7に参照番号710によって示すように、UE120は、本明細書ではタイミング調整グループ(TAG:timing adjustment group)と呼ばれることがある、3つのキャリアのグループに関連付けられ得る。さらに示すように、TAGは、プライマリセル(PCell)および2つのセカンダリセル(SCell)を含み得る。示すように、3つのキャリアの各々は、異なるヌメロロジー(たとえば、トーン間隔および/またはシステム帯域幅)に関連付けられ得る。
参照番号720によって示すように、UE120は、TA値Xを示すTAコマンドを受信してもよい。さらに示すように、TAコマンドは、TAGに対するTA粒度の決定のためにPCellを指定してもよい。たとえば、いくつかの態様では、TAコマンドは、TAGの特定のキャリアまたはセルを指定してもよく、UE120は、TA粒度を決定するために、特定のキャリアまたはセルに関連付けられたヌメロロジーを使用してもよい。いくつかの態様では、特定のキャリアまたはセルは、MIB、最小システム情報ブロック(MSIB:minimum system information block)、他システム情報ブロック(OSIB:other system information block)、RRCメッセージング、DCI、グループ共通DCI、MAC-CEなどを使用して指定されてもよい。
参照番号730によって示すように、UE120は、PCellのヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいてTAGに対するTA粒度を決定してもよく、TA粒度に従ってTAを実行してもよい。たとえば、UE120は、TAG全体に対して同じTA粒度を使用してもよく、このことは、TAの実行を簡略化する。いくつかの態様では、UE120は、(たとえば、TAGがPCellまたはPSCellを含むとき)PCellヌメロロジーまたはPSCellヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいてTA粒度を自動的に決定してもよい。
具体的な例として、TA粒度は、以下の式
16・64・Tc/2μ
に少なくとも部分的に基づいてもよく、ここにおいて、μはUE120のサブキャリア間隔である。Tcは定数であり、ここにおいて、Tc=1/(Δfmax・Nf)であり、ここで、Δfmax=480・103Hzであり、Nf=4096である。このようにして、TA粒度は、サブキャリア間隔に関するUE120のヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいてもよい。TAGに対するTAコマンドは、上記の式の倍数としての、TAGの現在のアップリンクタイミングに対するアップリンクタイミングの変更を示してもよい。
いくつかの態様では、UE120は、異なるセルまたはキャリアに対して異なるTA粒度を使用してもよい。たとえば、TAGに対するそれぞれのTA粒度の決定は、ヌメロロジー、帯域幅、トーン間隔などの、TAGのセルまたはキャリアのそれぞれのパラメータに少なくとも部分的に基づいてもよい。いくつかの態様では、UE120は、TAGに対するTA粒度を決定するために上記の手法の組合せを使用してもよい。たとえば、UE120は、PCellまたはPSCellを含まないTAGに対してのみであるが、キャリアごとの解釈を使用してもよい。TAGがPCellまたはPSCellを含むとき、UE120は、PCellまたはPSCellに少なくとも部分的に基づいてTAGに対するTA粒度を決定してもよい。
いくつかの態様では、UE120は、TAの実行に関する遅延を決定してもよい。たとえば、LTEでは、サブフレームBにおいて受信されるTAコマンドは、サブフレームB+6において実行されてもよい。5G/NRでは、より柔軟な手法が使用されてもよく、ここにおいて、UE120が遅延を決定する。たとえば、UE120は、遅延を示す構成情報(たとえば、MIB、MSIB、OSIB、RRC、MAC-CE、DCI、グループ共通DCI、PDCCHなど)を受信してもよい。追加または代替として、遅延はTAコマンドにおいて示されてもよい。追加または代替として、UE120は、UE120のヌメロロジー、UE120のキャリア、UE120の帯域、UE120の能力、および/または上記の組合せに少なくとも部分的に基づいて遅延を決定してもよい。
いくつかの態様では、TA手順は、本明細書では性能パラメータと呼ばれることがある、精度要件または性能要件に関連付けられてもよい。たとえば、LTEでは、16*TsのTA粒度において、4*Tsの精度要件がTSコマンドに適用されてもよく、24*Ts(1.4MHz未満の帯域の場合)または12*Ts(3MHz以上の帯域の場合)の精度要件が適用されてもよい。5G/NRでは、より柔軟な手法が使用されてもよい。たとえば、精度要件は、TA粒度の固定の分数値(たとえば、TA粒度の1/4、TA粒度の1/8など)として定義されてもよい。追加または代替として、精度要件は、ヌメロロジー、帯域、キャリア、帯域幅、トーン間隔などの別のパラメータの関数として定義されてもよい。可変精度要件を使用することによって、UE120はTA手順の性能を改善することができる。
上記で示したように、図7は一例として与えられる。他の例が可能であり、図7に関して説明したことと異なってもよい。
図8は、本開示の様々な態様による、たとえばユーザ機器によって実行される例示的なプロセス800を示す図である。例示的なプロセス800は、ユーザ機器(たとえば、UE120)がニューラジオのための可変タイミング調整粒度の構成を実行する一例である。
図8に示すように、いくつかの態様では、プロセス800は、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つを決定することを含んでもよい(ブロック810)。たとえば、(たとえば、コントローラ/プロセッサ280などを使用する)ユーザ機器は、TA値のTA粒度または範囲のうちの少なくとも1つを決定してもよい。いくつかの態様では、ユーザ機器は、TAコマンド、構成情報、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいて決定を実行してもよい。いくつかの態様では、粒度または範囲は、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、または帯域に少なくとも部分的に基づいて可変であってもよい。
図8に示すように、いくつかの態様では、プロセス800は、ヌメロロジー、キャリア、帯域、または能力のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整の実行に関する遅延を決定することを任意選択で含んでもよい(ブロック820)。たとえば、いくつかの態様では、(たとえば、コントローラ/プロセッサ280などを使用する)ユーザ機器は、タイミング調整の実行に関する遅延を決定してもよい。決定は、ユーザ機器のヌメロロジー、ユーザ機器のキャリア、ユーザ機器の帯域、またはユーザ機器の能力に少なくとも部分的に基づいてもよい。
図8に示すように、いくつかの態様では、プロセス800は、タイミング調整値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整を実行することを含んでもよい(ブロック830)。たとえば、(たとえば、コントローラ/プロセッサ280、送信プロセッサ264、TX MIMOプロセッサ266、MOD254、アンテナ252などを使用する)ユーザ機器は、TA値の粒度または範囲のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてTA(たとえば、TA手順)を実行してもよい。いくつかの態様では、ユーザ機器は、TAオフセットを決定するために粒度および/または範囲に従ってTA値を解釈してもよく、遅延が経過した後にTAオフセットをユーザ機器の通信に適用してもよい。いくつかの態様では、ユーザ機器は、タイミング調整コマンド、粒度に関する構成情報、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、またはそれらの組合せに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整を実行してもよい。
プロセス800は、以下でおよび/または本明細書の他の場所で説明する1つもしくは複数の他のプロセスに関して説明する、任意の単一の態様または態様の任意の組合せなどの、追加の態様を含み得る。
いくつかの態様では、タイミング調整コマンドは、タイミング調整値を決定するための係数の値、ユーザ機器のサンプル時間、またはサンプル時間と係数の値の組合せのうちの少なくとも1つを示す。
いくつかの態様では、構成情報は、マスタ情報ブロック、システム情報ブロック、無線リソース制御(RRC)情報、媒体アクセス制御制御要素(MAC-CE)、ダウンリンク制御情報(DCI)、グループ共通DCI、または物理ダウンリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの態様では、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、または帯域に関する情報は、タイミング調整コマンドを提供するダウンリンク共有チャネルのヌメロロジー、ダウンリンク共有チャネルをスケジュールするダウンリンク制御チャネルのヌメロロジー、ユーザ機器のアップリンク送信のヌメロロジー、またはユーザ機器のスケジュールされたアップリンク送信のヌメロロジーのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの態様では、決定は、タイミング調整コマンドが受信されるコンテキストに少なくとも部分的に基づく。いくつかの態様では、決定は、タイミング調整コマンドがハンドオーバメッセージにおいて受信されるかどうかに少なくとも部分的に基づく。たとえば、いくつかの態様では、決定は、タイミング調整コマンドがデータスケジューリングの間にユーザ機器のサービングセルから受信されるかどうかに少なくとも部分的に基づく。たとえば、いくつかの態様では、決定は、ユーザ機器にタイミング調整を目的とするアップリンク送信を実行させる命令に関連するタイミング調整コマンドがサービングセルから受信されるかどうかに少なくとも部分的に基づく。
いくつかの態様では、タイミング調整は、初期アクセス手順が実行された後に実行される。いくつかの態様では、タイミング調整は、ユーザ機器の初期アクセス手順の間に実行される。いくつかの態様では、構成情報は、マスタ情報ブロック(MIB)または残存最小システム情報(RMSI)のうちの少なくとも1つを含む。いくつかの態様では、ユーザ機器に関連付けられた通信、キャリア、または帯域に関する情報は、ユーザ機器によって送信されるランダムアクセスメッセージに関する。いくつかの態様では、ランダムアクセスメッセージは、ユーザ機器の好ましいヌメロロジーを示す。いくつかの態様では、好ましいヌメロロジーは、ランダムアクセスチャネルリソース空間区分を使用して示される。いくつかの態様では、好ましいヌメロロジーは、初期RACHメッセージとともに送られるペイロードにおいて示される。
いくつかの態様では、タイミング調整は、タイミング調整コマンドを共有するタイミング調整グループ(TAG)に対して実行される。いくつかの態様では、TAGは、プライマリセル(PCell)またはプライマリセカンダリセル(PSCell)を含み、PCellまたはPSCellのヌメロロジーは、TAGのタイミング調整値の粒度を決定するために使用される。いくつかの態様では、TAGの特定のセルは、TAGのタイミング調整値の粒度の決定のために、構成情報を使用して指定される。いくつかの態様では、タイミング調整コマンドは、第1のセルおよび第2のセルのそれぞれのヌメロロジーに少なくとも部分的に基づいて、TAGの第2のセルのためではなくTAGの第1のセルのために解釈される。
いくつかの態様では、構成情報は、タイミング調整の実行に関する遅延をさらに示す。いくつかの態様では、タイミング調整コマンドは、タイミング調整の実行に関する遅延を示す。いくつかの態様では、ユーザ機器は、ユーザ機器に関連付けられたヌメロロジー、ユーザ機器に関連付けられたキャリア、ユーザ機器に関連付けられた帯域、またはユーザ機器の能力のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づいてタイミング調整の実行に関する遅延を決定してもよい。
いくつかの態様では、タイミング調整のための性能パラメータ(たとえば、精度要件、性能要件など)は、タイミング調整の粒度の特定の分数値に少なくとも部分的に基づく。いくつかの態様では、タイミング調整のための性能パラメータは、タイミング調整の粒度、ユーザ機器に関連付けられたヌメロロジー、ユーザ機器に関連付けられたキャリア、ユーザ機器に関連付けられた帯域、またはユーザ機器の能力のうちの少なくとも1つに少なくとも部分的に基づく。
図8は、プロセス800の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス800は、図8に示すものと比べて、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または異なるように配置されたブロックを含んでもよい。追加または代替として、プロセス800のブロックのうちの2つ以上が並行して実行されてもよい。
上記の開示は例示および説明を提供するものであり、網羅的なものでも、態様を開示された厳密な形態に限定するものでもない。変更形態および変形形態は、上記の開示を踏まえて可能であるか、または態様の実践から獲得され得る。
本明細書で使用する構成要素という用語は、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるものとする。本明細書で使用するプロセッサは、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せにおいて実装される。
いくつかの態様について、しきい値に関して本明細書で説明する。本明細書で使用する「しきい値を満たすこと」は、値がしきい値よりも大きいこと、しきい値以上であること、しきい値未満であること、しきい値以下であること、しきい値に等しいこと、しきい値に等しくないことなどを指すことがある。
本明細書で説明するシステムおよび/または方法は、異なる形態のハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せにおいて実装され得ることは明らかであろう。これらのシステムおよび/または方法を実装するために使用される実際の専用の制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定するものではない。したがって、システムおよび/または方法の動作および挙動について、特定のソフトウェアコードの参照なしに本明細書で説明した。ソフトウェアおよびハードウェアは、本明細書での説明に少なくとも部分的に基づいてシステムおよび/または方法を実装するように設計され得ることを理解されたい。
特徴の特定の組合せが特許請求の範囲において列挙され、かつ/または本明細書で開示されても、これらの組合せは、可能な態様の開示を限定するものではない。実際には、これらの特徴の多くが、特許請求の範囲において具体的に列挙されない方法で、および/または本明細書で開示されない方法で組み合わされてもよい。以下に記載する各従属クレームは、1つのみのクレームに直接依存し得るが、可能な態様の開示は、クレームセットの中のあらゆる他のクレームと組み合わせた各従属クレームを含む。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指す句は、単一のメンバーを含むそれらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素を有する任意の組合せ(たとえば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、または任意の他の順序のa、b、およびc)を包含するものとする。
本明細書で使用する要素、行為、または命令はいずれも、そのようなものとして明示的に説明されない限り、重要または不可欠であるものと解釈されるべきではない。また、本明細書で使用する冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてもよい。さらに、本明細書で使用する「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(たとえば、関連する項目、関連しない項目、関連する項目と関連しない項目の組合せなど)を含むものとし、「1つまたは複数の」と互換的に使用されてもよい。1つのみの項目が意図される場合、「1つの」という用語または同様の言葉が使用される。また、本明細書で使用する「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」などの用語は、オープンエンド用語であるものとする。さらに、「に基づいて」という句は、別段に明記されていない限り、「に少なくとも部分的に基づいて」を意味するものとする。
100 ネットワーク、ワイヤレスネットワーク、アクセスネットワーク
102a マクロセル
102b ピコセル
102c フェムトセル
110 BS
110a BS、マクロBS
110b BS
110c BS
110d BS、中継局
120、120a、120c、120d UE
130 ネットワークコントローラ
212 データソース
220 送信プロセッサ
230 送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ、TX MIMOプロセッサ
232 変調器、復調器、DEMOD、MOD
232a~232t 変調器(MOD)、変調器
234、234a~234t アンテナ
236 MIMO検出器
238 受信プロセッサ
239 データシンク
240 コントローラ/プロセッサ
242 メモリ
244 通信ユニット
246 スケジューラ
252、252a~252r アンテナ
254 復調器、DEMOD、MOD
254a~254r 復調器(DEMOD)、復調器、変調器
256 MIMO検出器
258 受信プロセッサ
260 データシンク
262 データソース
264 送信プロセッサ
266 TX MIMOプロセッサ
280 コントローラ/プロセッサ
282 メモリ
290 コントローラ/プロセッサ
292 メモリ
294 通信ユニット
300 フレーム構造
410 サブフレームフォーマット
420 サブフレームフォーマット
500、600、700 ニューラジオのための可変タイミング調整粒度を構成する一例
800 プロセス

Claims (31)

  1. ユーザ機器によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
    タイミング調整値の粒度を決定するステップであって、
    前記粒度は、少なくとも前記ユーザ機器に関連付けられたヌメロロジーに基づき可変であり、
    前記粒度は、少なくとも、
    前記粒度を示すタイミング調整コマンド、
    前記粒度を示す構成情報、
    通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、または
    これらの組み合わせ、
    のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、ステップと、
    なくとも前記粒度に基づいてタイミング調整を行うステップと、
    を備える、
    法。
  2. 前記タイミング調整コマンドは、少なくとも前記ユーザ機器のサンプル時間に基づいて前記タイミング調整値を決定するための係数の値、前記ユーザ機器の前記サンプル時間、または前記サンプル時間と前記係数の前記値の組み合わせのうちの少なくとも1つを示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記構成情報は、マスタ情報ブロック、システム情報ブロック、無線リソース制御(RRC)情報、メディアアクセス制御要素(MAC-CE)、ダウンリンク制御情報(DCI)、グループ共通DCI、または物理ダウンリンク制御チャネルのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器に関連付けられた前記通信、キャリア、またはバンドに関する情報は、前記タイミング調整コマンドを提供するダウンリンク共有チャネルのヌメロロジー、前記ダウンリンク共有チャネルをスケジュールするダウンリンク制御チャネルのヌメロロジー、前記ユーザ機器のアップリンク送信のヌメロロジー、または前記ユーザ機器のアップリンク送信スケジュールのヌメロロジーの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記タイミング調整は、初期アクセス手順が実行された後に実行される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記タイミング調整は、前記ユーザ機器の初期アクセス手順の間に実行される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記タイミング調整は、前記タイミング調整コマンドを共有するタイミング調整グループ(TAG)に対して実行される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記タイミング調整コマンドは、少なくとも前記TAGの第1のセルおよび前記TAGの第2のセルのそれぞれのヌメロロジーに基づいて、前記第1のセルについて前記第2のセルとは異なるように解釈される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記構成情報は、前記タイミング調整の実行に関する遅延をさらに示す、請求項1に記載の方法。
  10. 前記タイミング調整コマンドは、前記タイミング調整の実行に関する遅延を示す、請求項1に記載の方法。
  11. 少なくとも前記ユーザ機器に関連付けられた前記ヌメロロジー、前記ユーザ機器に関連付けられた前記キャリア、前記ユーザ機器に関連付けられた前記帯域、または前記ユーザ機器の能力のうちの少なくとも1つに基づいて、前記タイミング調整の実行に関する遅延を決定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記タイミング調整のための性能パラメータは、少なくとも前記タイミング調整の前記粒度の特定の分数値に基づく、請求項1に記載の方法。
  13. 前記タイミング調整のための性能パラメータは、少なくとも前記タイミング調整の前記粒度、前記ユーザ機器に関連付けられた前記ヌメロロジー、前記ユーザ機器に関連付けられた前記キャリア、前記ユーザ機器に関連付けられた前記帯域、または前記ユーザ機器の能力のうちの少なくとも1つに基づく、請求項1に記載の方法。
  14. 前記ユーザ機器に関連付けられた前記ヌメロロジーは、前記ユーザ機器のアップリンク送信のヌメロロジーを含む、請求項1に記載の方法。
  15. ワイヤレス通信のためのユーザ機器であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサが、
    タイミング調整値の粒度を決定することであって、
    前記粒度は、少なくとも前記ユーザ機器に関連付けられたヌメロロジーに基づき可変であり、
    前記粒度は、少なくとも、
    前記粒度を示すタイミング調整コマンド、
    前記粒度を示す構成情報、
    通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、または
    これらの組み合わせ、
    のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、ことと、
    少なくとも前記粒度に基づいてタイミング調整を行うことと、
    を行うよう構成され
    ユーザ機
  16. 前記タイミング調整コマンドは、少なくとも前記ユーザ機器のサンプル時間に基づいて前記タイミング調整値を決定するための係数の値、前記ユーザ機器の前記サンプル時間、または前記サンプル時間と前記係数の前記値の組み合わせのうちの少なくとも1つを示す、請求項15に記載のユーザ機器。
  17. 前記ユーザ機器に関連付けられた前記通信、キャリア、またはバンドに関する情報は、前記タイミング調整コマンドを提供するダウンリンク共有チャネルのヌメロロジー、前記ダウンリンク共有チャネルをスケジュールするダウンリンク制御チャネルのヌメロロジー、前記ユーザ機器のアップリンク送信のヌメロロジー、または前記ユーザ機器のアップリンク送信スケジュールのヌメロロジーの少なくとも1つを含む、請求項15に記載のユーザ機器。
  18. 前記タイミング調整は、前記ユーザ機器の初期アクセス手順の間に実行される、請求項15に記載のユーザ機器。
  19. 前記タイミング調整は、前記タイミング調整コマンドを共有するタイミング調整グループ(TAG)に対して実行される、請求項15に記載のユーザ機器
  20. 前記タイミング調整は、少なくとも前記TAGの第1のセルおよび前記TAGの第2のセルのそれぞれのヌメロロジーに基づいて、前記第1のセルについて前記第2のセルとは異なるように解釈される、請求項19に記載のユーザ機器。
  21. 前記構成情報は、前記タイミング調整の実行に関する遅延をさらに示す、請求項19に記載のユーザ機器。
  22. 前記タイミング調整コマンドは、前記タイミング調整の実行に関する遅延を示す、請求項15に記載のユーザ機器。
  23. 前記1つまたは複数のプロセッサが、少なくとも前記ユーザ機器に関連付けられた前記ヌメロロジー、前記ユーザ機器に関連付けられた前記キャリア、前記ユーザ機器に関連付けられた前記帯域、または前記ユーザ機器の能力のうちの少なくとも1つに基づいて、前記タイミング調整の実行に関する遅延を決定するようにさらに構成される、請求項15に記載のユーザ機器。
  24. 前記タイミング調整のための性能パラメータは、少なくとも前記タイミング調整の前記粒度、前記ユーザ機器に関連付けられた前記ヌメロロジー、前記ユーザ機器に関連付けられた前記キャリア、前記ユーザ機器に関連付けられた前記帯域、または前記ユーザ機器の能力のうちの少なくとも1つに基づく、請求項15に記載のユーザ機器。
  25. ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つまたは複数の命令が、
    ユーザ機器の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、
    タイミング調整値の粒度を決定することであって、
    前記粒度は、少なくとも前記ユーザ機器に関連付けられたヌメロロジーに基づき可変であり、
    前記粒度は、少なくとも、
    前記粒度を示すタイミング調整コマンド、
    前記粒度を示す構成情報、
    通信、キャリア、もしくは帯域に関する情報、または
    これらの組み合わせ、
    のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、ことと、
    なくとも前記粒度に基づいてタイミング調整を行うことと、
    を行わせる1つまたは複数の命令を含む、
    一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  26. 前記ユーザ機器に関連付けられた前記通信、キャリア、またはバンドに関する情報は、前記タイミング調整コマンドを提供するダウンリンク共有チャネルのヌメロロジー、前記ダウンリンク共有チャネルをスケジュールするダウンリンク制御チャネルのヌメロロジー、前記ユーザ機器のアップリンク送信のヌメロロジー、または前記ユーザ機器のアップリンク送信スケジュールのヌメロロジーの少なくとも1つを含む、請求項25に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  27. 前記タイミング調整は、前記タイミング調整コマンドを共有するタイミング調整グループ(TAG)に対して実行される、請求項25に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記1つまたは複数の命令が、ユーザ機器の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、少なくとも前記ユーザ機器に関連付けられた前記ヌメロロジー、前記ユーザ機器に関連付けられた前記キャリア、前記ユーザ機器に関連付けられた前記帯域、または前記ユーザ機器の能力のうちの少なくとも1つに基づいて、前記タイミング調整の実行に関する遅延を決定すること、をさらに行わせる1つまたは複数の命令を含む、請求項25に記載の非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  29. ワイヤレス通信のための装置であって、
    タイミング調整値の粒度を決定する手段であって、
    前記粒度は、少なくとも前記装置に関連付けられたヌメロロジーに基づき、
    前記粒度は、少なくとも、
    前記粒度を示すタイミング調整コマンド、
    前記粒度を示す構成情報、
    通信、キャリア、または帯域に関する情報、または
    これらの組み合わせ、
    のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、手段と、
    なくとも前記粒度に基づいてタイミング調整を行う手段と、
    を備え
    装置。
  30. 前記タイミング調整は、前記タイミング調整コマンドを共有するタイミング調整グループ(TAG)に対して実行される、請求項29に記載の装置。
  31. 少なくとも前記装置に関連付けられた前記ヌメロロジー、前記装置に関連付けられた前記キャリア、前記装置に関連付けられた前記帯域、または前記装置の能力のうちの少なくとも1つに基づいて、前記タイミング調整の実行に関する遅延を決定する手段をさらに含む、請求項29に記載の装置。
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