JP7216622B2 - 飲酒管理支援システム、及び飲酒管理支援方法 - Google Patents
飲酒管理支援システム、及び飲酒管理支援方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7216622B2 JP7216622B2 JP2019142421A JP2019142421A JP7216622B2 JP 7216622 B2 JP7216622 B2 JP 7216622B2 JP 2019142421 A JP2019142421 A JP 2019142421A JP 2019142421 A JP2019142421 A JP 2019142421A JP 7216622 B2 JP7216622 B2 JP 7216622B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drinking
- drinker
- state
- time
- history
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
図1に、第1実施形態として説明する情報処理システム(以下、「飲酒管理支援システム1」と称する。)の概略的な構成を示している。同図に示すように、飲酒管理支援システム1は、サーバ装置10と一つ以上の飲酒者装置20とを含む。サーバ装置10及び飲酒者装置20は、いずれも情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成されており、通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。
Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、AI(Artificial Intelligence)チップ等を用いて構成される。
Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ(NVRAM(Non Volatile RAM))等である。
)、光学式記憶装置(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等)、ストレージシステム、ICカード、SDカードや光学式記録媒体等の記録媒体の読取/書込装置、クラウドサーバの記憶領域等である。補助記憶装置13には、記録媒体の読取装置や通信装置16を介してプログラムやデータを読み込むことができる。補助記憶装置13に格納(記憶)されているプログラムやデータは主記憶装置12に随時読み込まれる。
者への情報の提示に際して用いる飲酒者インタフェースに関する各種の情報(画面構成情報等)を含む。尚、ユーザインタフェースに関する情報は、サーバ装置10から飲酒者装置20に提供してもよいし、飲酒者装置20において生成してもよい。またサーバ装置10と飲酒者装置20とが連携して生成するようにしてもよい。
量や飲酒のペース等)を視覚的かつ直感的に把握することができる。そのため、飲酒者に過剰な飲酒の自制を促すことができる。
き気がする」、「食欲不振」、「胸のむかつき」、「その他」等)に対応する複数のボタン922が表示される。飲酒者は、ボタン922を操作することにより、実際状態を容易に入力することができる。尚、飲酒者が「その他」が表示されているボタン922を操作すると、実際状態受付部160は、例えば、自由記入欄を表示し、飲酒者は表示された自由記入欄に実際状態を文書により入力することができる。
A(T)=α(T-T0)-g(T-T0) (0≦T<T1) ・・・式1
ここでαは体内へのアルコールの吸収の速さを表すパラメータであり、gはアルコールの影響からの回復能力を表す個人毎に固有のパラメータ、T1は摂取したアルコールの吸収が終了する時刻である。飲酒により上昇したアルコール濃度A(T)は、一定の回復能力gで低下してゆく(符号1014で示すグラフ)。
となる(符号1013)。その後、体内アルコール濃度A(T)は次式に従って低下していく(符号1014)。
A(T)=D1-g(T-T0) (T≧T1、A(T)=0となるTまで)
・・・式2
尚、T≧T1では式中からαが消えているが、例えば、αがより小さい値であったとするとA(T)の増加は緩やかになり(図10の符号1015)、吸収が終了した後のT2以降の時刻(このときA(T)は最大値(符号1016)となる)からは、より大きいαの場合と同じように体内アルコール濃度A(T)は減少して行く(図10の符号1014で示すグラフ)。
図11は、図5のS514において、推定結果提示部150が、インジケータ81の表示のために、状態推定時刻における飲酒者の状態の分類する方法の一例を説明する図である。本例は、飲酒者の状態を6つ(「問題なし」、「状態レベル0」~「状態レベル4」)に分類する場合である。
続いて、図5のS517において推定モデル更新部170が行う推定モデルの更新方法について説明する。
g'=g-r{(S-A(J)}/{(J-T0)} ・・・式4
上式において、rは、更新の度合いを調整するための計数(1≧r>0)であり、例えば0.5とする。推定モデル更新部170は、推定モデル情報113におけるgを更新後
のg'に更新し、次回の計算に備える。
以上では、飲酒履歴の入力を、図7に示す飲酒履歴入力画面700を用いて飲酒者が行うが、他の方法を用いてもよい。例えば、飲食店に設けられている店舗システムを通信ネットワーク5に接続し、サーバ装置10や飲酒者装置20が店舗システムと通信して注文履歴を取得し、取得した注文履歴を用いて飲酒履歴を生成するようにしてもよい。この場合、飲酒者IDと注文データとの対応は、例えば、飲酒者装置20やサーバ装置10が店舗システムと通信することにより行うようにすればよい。そのようにすれば、飲酒管理支援システム1は、飲酒者の飲酒履歴を確実に取得することができ、また飲酒者にとっても入力の手間がなく気軽に飲酒管理支援システム1を利用することができる。尚、飲酒履歴の入力を省力化する他の方法として、飲酒者装置20にインストールされている決済用のアプリを利用する方法、飲酒者装置20に搭載されているカメラでアルコール飲料を撮影し、画像認識により飲酒履歴を自動入力する方法等も考えられる。
以上では、アルコール飲料を1杯飲んだ場合を例として説明したが、実際の飲酒の場面では複数杯を飲酒することも多い。以下、複数杯を飲酒した場合の取り扱いについて説明する。
A(T)=D1+D2-g(T-T0) (T≧T3、A(T)=0となるTまで)
・・・式3
尚、飲酒者が3杯目以上を飲んだ場合の取り扱いについても以上と同様である。
、各飲酒者に適した内容(飲酒者の体質や飲酒の態様等に応じた内容)の、飲酒者の飲酒管理を支援する情報を提供することができる。また以上の方法は、飲酒履歴の入力や実際状態の入力に際し、アルコール濃度計測器等の専用の装置が不要であるため、飲酒者は様々な情況下で飲酒管理支援システム1を手軽に利用することができる。このように本実施形態の飲酒管理支援システム1によれば、飲酒者への負担が少ない方法で飲酒者の飲酒の管理を効果的に支援することができる。
第1実施形態の飲酒管理支援システム1は、飲酒者が摂取するアルコール飲料に注目して状態推定時刻における飲酒者の状態を推定する。第2実施形態の飲酒管理支援システム1は、飲酒時あるいは飲酒を開始する前に飲酒者が摂取するアルコール飲料以外の食物(ノンアルコール飲料を含む。)の影響も考慮して状態推定時刻における飲酒者の状態を推定する。尚、第2実施形態の飲酒管理支援システム1の基本的な構成は第1実施形態の飲酒管理支援システム1と同様である。以下、第1実施形態と異なる点を中心として説明する。
。
A(T)=α(T-T0)-gβ(T-T0) (0≦T<T1) ・・・式5
上式におけるαやgは第1実施形態と同様であり、αは体内へのアルコールの吸収の早さを表すパラメータ、gは個人毎に固有のアルコールの影響からの回復能力を表すパラメータである。βは、第2実施形態で新たに導入したパラメータであり、gにアルコール飲料以外の食物の影響を作用させる(gを加速又は減速させる)パラメータである。例えば、飲酒者がサプリメント等の肝機能を亢進する効果のある食物を摂取した場合にβの値は大きくなる(回復能力が高まる。図16ではβ1<β2.)。尚、βは、食物の種類毎に設定される値である。
A(T)=D1-gβ(T-T0) (T≧T1、但しA(T)=0となるTまで)
・・・式6
g'=g-r{(S-A(J)}/{β(J-T0)} ・・・式7
上式において、β以外の記号については第1実施形態の式4と同様である。βの値は、例えば、飲酒時に同じ種類の食物を摂取することが多い飲酒者については、本人のデータ(状態推定結果、実際状態)を蓄積して設定(評価)した値を用いる。また例えば、同じ種類の食物について複数の飲酒者間で共通のβを用いてもよい(例えば、他の飲酒者のデータ(状態推定結果、実際状態)を用いて設定したβを用いる。)。
を摂取した飲酒者が複数存在する場合、各飲酒者のデータを統計処理(例えば、平均値を用いる。)することによりβを求めてもよい。また飲酒に際して食物を摂取する場合において、βの効果を考慮せずに第1実施形態の方法でgを更新した場合、βの効果は平均されてgに反映されるのでgβの値を設定していることになる。ここで多くの日数のデータに基づき求めたgの値は各飲酒者の正しい値に近づいていると考えられ、多くのデータ(飲酒履歴、状態推定結果、実際状態)が存在する飲酒者、所定日数(例えば10日)以上のデータのある飲酒者を選択し、該当する食物を摂取した日のgβと、摂取しない日のデータに基づき求めたgを比較すれば必要な精度でβを求めることができる。尚、飲酒者の情報には通常は多様な食物の情報が含まれているので、様々な種類の食物の効果(βへの影響)を設定することができる。
ところで、αがα1であるときの体内アルコール濃度A(T)の上がり方(図10の符号1012で示すグラフの傾き)と、αがα1より小さい(吸収の速度が遅い)α2(α1>α2)ときの体内アルコール濃度A(T)の上がり方(図10の符号1015で示すグラフの傾き)は異なるが、体内アルコール濃度A(T)の下がり方、即ち、時刻JにおけるA(J)は近似的に等しい。一方、アルコールの体内への吸収が終了する時刻は異なるため、αがα1のときの最大値(符号1013)とαがα2のときの最大値(符号1016)は異なる(本例ではA(T1)>A(T2))。即ち、αの値に応じて体内アルコール濃度A(T)の最大値は異なる。ここで体内アルコール濃度A(T)の最大値は、飲酒者の酩酊具合と密接な関係があり、上記最大値は、飲酒時の危険度(急性アルコール中毒の危険性や人体へのダメージ当)と相関があり、後の時刻における体調にも影響を与える。そこで、例えば、式1と式2に基づき体内アルコール濃度A(T)の最大値を推定し、推定した最大値が予め設定した閾値を超える場合に飲酒者に注意を促す情報を出力(例えば、メッセージ(例えば、図7の飲酒履歴入力画面700の符号78)を表示)するようにしてもよい。
βと同様にαは摂取する非アルコールの摂取物の種類に依存し、食物には非常に多くの種類がある点が課題となる。そこでβ同様、複数の飲酒者間で同じ種類のつまみ等についてのαに共通の値を用い、同じ飲酒者のデータが各食物について十分存在しない場合でも設定できるようにする。尚、αは、摂取したアルコールの体内への吸収が完了する前に設定する必要がある点でβとは取り扱いが異なる。
ところで、複数種の食物を摂取した場合、即ち、複数の要因がαやβに影響を与える場合、αやβは、例えば、以下のようにして設定するようにする。尚、以下ではαを設定する場合を例として説明するが、βについても同様の方法で設定することができる。
第3実施形態の飲酒管理支援システム1は、飲酒者の体調(飲酒による影響が無い場合の体調)を考慮しつつ、状態推定時刻における飲酒者の状態を推定する。アルコールの影響からの回復能力は、飲酒者の体調の影響を少なからず受ける。そこで体調面の影響を考慮したβをβcとし、食物の影響を考慮した場合のβをβsとして、アルコールの影響からの回復能力をg×βc×βsと表す。ここでこのg×βc×βsの値は、例えば、第2実施形態においてβを求めた際と同様の方法で求めることができる。第3実施形態の飲酒管理支援システム1の基本的な構成は第2実施形態の飲酒管理支援システム1と同様である。以下、第2実施形態と異なる点を中心として説明する。
れ、サーバ装置10の記憶部110が体調関連情報118として記憶する。
[第4実施形態]
[第5実施形態]
毎に固有の分解能力を反映させたパラメータg2と、摂取した食物による影響を反映させた、アセトアルデヒドの分解能力を表すパラメータβ2が関与する。
カード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
5 通信ネットワーク
10 サーバ装置
110 記憶部
111 状態推定時刻
112 飲酒履歴
113 推定モデル情報
114 状態推定結果
115 実際状態
116 飲料情報
120 状態推定時刻受付部
130 飲酒履歴受付部
140 状態推定部
150 推定結果提示部
160 実際状態受付部
170 推定モデル更新部
20 飲酒者装置
210 記憶部
211 入力情報
212 出力情報
213 画面情報
220 情報入力受付部
230 情報出力部
240 通信処理部
Claims (13)
- 飲酒の管理を支援する情報処理システムであって、
飲酒時における飲酒者の飲酒履歴、及び飲酒者が飲酒した後の前記飲酒者の体の状態を推定する時刻である状態推定時刻を取得し、
前記飲酒履歴に基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルである推定モデルを記憶し、
前記状態推定時刻における前記飲酒者の体内のアルコール濃度を前記推定モデルに基づき推定し、推定した前記アルコール濃度に基づき、前記状態推定時刻における前記飲酒者の体の状態を示す情報である状態推定結果を生成し、
前記状態推定時刻又は前記状態推定時刻の近傍の時刻における前記飲酒者の実際の体の状態を示す情報である実際状態情報を取得し、
前記飲酒履歴、前記状態推定結果、及び前記実際状態情報に基づき、前記推定モデルを更新し、
飲酒時又は飲酒前における飲酒者のアルコール飲料以外の食物の摂取履歴を取得し、
前記推定モデルは、前記飲酒履歴と前記摂取履歴とに基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルであり、
前記推定モデルは、前記飲酒者の摂取したアルコールの影響からの回復能力を表すパラメータであるパラメータgと、前記パラメータgに前記飲酒者が摂取した前記食物の影響を作用させるパラメータであるパラメータβと、を用いて表され、
前記パラメータβは、前記飲酒の後かつ前記状態推定時刻よりも前の時刻に前記飲酒者について計測されたアルコール濃度に基づき求められる、
飲酒管理支援システム。 - 請求項1に記載の飲酒管理支援システムであって、
前記パラメータβは食物の種類毎に設定され、複数の飲酒者について共通の前記パラメータβを用いる、
飲酒管理支援システム。 - 請求項1に記載の飲酒管理支援システムであって、
前記推定モデルは、飲酒者のアルコールの吸収能力を表すパラメータであるパラメータαと、前記飲酒者の摂取したアルコールの影響からの回復能力を表すパラメータであるパラメータgと、前記パラメータgに前記食物の影響を作用させるパラメータであるパラメータβと、を用いて表される、
飲酒管理支援システム。 - 請求項3に記載の飲酒管理支援システムであって、
前記パラメータαは、前記飲酒者について飲酒開始後の所定期間に計測された体内のアルコール濃度又はアセトアルデヒド濃度に基づき求められる、
飲酒管理支援システム。 - 請求項3に記載の飲酒管理支援システムであって、
前記推定モデルに基づき飲酒者の体内のアルコール濃度の最大値を求め、求めた最大値が予め設定された閾値を超える場合に前記飲酒者に注意喚起を促す情報を出力する、
飲酒管理支援システム。 - 飲酒の管理を支援する情報処理システムであって、
飲酒時における飲酒者の飲酒履歴、及び飲酒者が飲酒した後の前記飲酒者の体の状態を推定する時刻である状態推定時刻を取得し、
前記飲酒履歴に基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルである推定モデルを記憶し、
前記状態推定時刻における前記飲酒者の体内のアルコール濃度を前記推定モデルに基づき推定し、推定した前記アルコール濃度に基づき、前記状態推定時刻における前記飲酒者の体の状態を示す情報である状態推定結果を生成し、
前記状態推定時刻又は前記状態推定時刻の近傍の時刻における前記飲酒者の実際の体の状態を示す情報である実際状態情報を取得し、
前記飲酒履歴、前記状態推定結果、及び前記実際状態情報に基づき、前記推定モデルを更新し、
前記実際状態情報として、前記状態推定時刻又は前記状態推定時刻の近傍の時刻において前記飲酒者について計測されたアルコール濃度又はアセトアルデヒド濃度を取得する、
飲酒管理支援システム。 - 請求項6に記載の飲酒管理支援システムであって、
飲酒時又は飲酒前における飲酒者のアルコール飲料以外の食物の摂取履歴を取得し、
前記推定モデルは、前記飲酒履歴と前記摂取履歴とに基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルである、
飲酒管理支援システム。 - 請求項1に記載の飲酒管理支援システムであって、
アルコール飲料の種類毎に用意された画像と前記画像の入力領域とを表示し、
飲酒者が自身が飲んだアルコール飲料の前記画像を前記入力領域に移動させる操作を受け付け、
前記操作が行われた画像を前記入力領域に順に整列して表示し、
前記操作に基づき前記飲酒履歴を生成する、
飲酒管理支援システム。 - 請求項1に記載の飲酒管理支援システムであって、
前記状態推定結果を、飲酒者のアルコールによる影響が視覚的に把握可能な態様で提示しつつ前記飲酒履歴の入力を受け付けるユーザインタフェースを備える、
飲酒管理システム。 - 飲酒の管理を支援する情報処理システムであって、
飲酒時における飲酒者の飲酒履歴、及び飲酒者が飲酒した後の前記飲酒者の体の状態を推定する時刻である状態推定時刻を取得し、
前記飲酒履歴に基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルである推定モデルを記憶し、
前記状態推定時刻における前記飲酒者の体内のアルコール濃度を前記推定モデルに基づき推定し、推定した前記アルコール濃度に基づき、前記状態推定時刻における前記飲酒者の体の状態を示す情報である状態推定結果を生成し、
前記状態推定時刻又は前記状態推定時刻の近傍の時刻における前記飲酒者の実際の体の状態を示す情報である実際状態情報を取得し、
前記飲酒履歴、前記状態推定結果、及び前記実際状態情報に基づき、前記推定モデルを更新し、
体の状態毎に用意された複数の画像を表示し、飲酒者に前記画像を選択させることにより、前記状態推定時刻における飲酒者の実際の体の状態を示す情報を受け付け、
受け付けた前記情報を前記実際状態情報として取得する、
飲酒管理支援システム。 - 請求項10に記載の飲酒管理支援システムであって、
飲酒時又は飲酒前における飲酒者のアルコール飲料以外の食物の摂取履歴を取得し、
前記推定モデルは、前記飲酒履歴と前記摂取履歴とに基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルである、
飲酒管理支援システム。 - 請求項10に記載の飲酒管理支援システムであって、
前記飲酒者の実際の体の状態の程度を示す情報を受け付け、
受け付けた前記情報を前記実際状態情報として取得する、
飲酒管理支援システム。 - 飲酒の管理を支援する方法であって、
情報処理装置が、
飲酒時における飲酒者の飲酒履歴、及び飲酒者が飲酒した後の前記飲酒者の体の状態を推定する時刻である状態推定時刻を取得するステップ、
前記飲酒履歴に基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルである推定モデルを記憶するステップ、
前記状態推定時刻における前記飲酒者の体内のアルコール濃度を前記推定モデルに基づき推定し、推定した前記アルコール濃度に基づき、前記状態推定時刻における前記飲酒者の体の状態を示す情報である状態推定結果を生成するステップ、
前記状態推定時刻又は前記状態推定時刻の近傍の時刻における前記飲酒者の実際の体の状態を示す情報である実際状態情報を取得するステップ、
前記飲酒履歴、前記状態推定結果、及び前記実際状態情報に基づき、前記推定モデルを更新するステップ、及び、
飲酒時又は飲酒前における飲酒者のアルコール飲料以外の食物の摂取履歴を取得するステップ、
を実行し、
前記推定モデルは、前記飲酒履歴と前記摂取履歴とに基づき前記飲酒者の体内のアルコール濃度の変化を推定するモデルであり、
前記推定モデルは、前記飲酒者の摂取したアルコールの影響からの回復能力を表すパラメータであるパラメータgと、前記パラメータgに前記飲酒者が摂取した前記食物の影響を作用させるパラメータであるパラメータβと、を用いて表され、
前記パラメータβは、前記飲酒の後かつ前記状態推定時刻よりも前の時刻に前記飲酒者について計測されたアルコール濃度に基づき求められる、
飲酒管理支援方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019142421A JP7216622B2 (ja) | 2019-08-01 | 2019-08-01 | 飲酒管理支援システム、及び飲酒管理支援方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019142421A JP7216622B2 (ja) | 2019-08-01 | 2019-08-01 | 飲酒管理支援システム、及び飲酒管理支援方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021025828A JP2021025828A (ja) | 2021-02-22 |
JP7216622B2 true JP7216622B2 (ja) | 2023-02-01 |
Family
ID=74662950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019142421A Active JP7216622B2 (ja) | 2019-08-01 | 2019-08-01 | 飲酒管理支援システム、及び飲酒管理支援方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7216622B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022225053A1 (ja) * | 2021-04-23 | 2022-10-27 | サントリーホールディングス株式会社 | 酔い度判定装置、および酔い度判定方法 |
WO2023188050A1 (ja) * | 2022-03-30 | 2023-10-05 | 三菱電機株式会社 | 飲酒状態推定装置、生体情報通知装置、飲酒状態推定システム、および、飲酒状態推定方法 |
CN117094476B (zh) * | 2023-10-18 | 2023-12-26 | 深圳市环阳通信息技术有限公司 | 用于酒自动销售终端的运行监控管理方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009150989A (ja) | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Toyota Central R&D Labs Inc | 飲酒ペース管理装置及びプログラム |
JP2011062335A (ja) | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 血糖値モニタリング装置 |
US20180209955A1 (en) | 2017-01-17 | 2018-07-26 | Giner, Inc. | Method and system for assessing drinking behavior |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8425089D0 (en) * | 1984-10-04 | 1984-11-07 | Lion Lab Ltd | Estimating body alcohol concentration |
-
2019
- 2019-08-01 JP JP2019142421A patent/JP7216622B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009150989A (ja) | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Toyota Central R&D Labs Inc | 飲酒ペース管理装置及びプログラム |
JP2011062335A (ja) | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 血糖値モニタリング装置 |
US20180209955A1 (en) | 2017-01-17 | 2018-07-26 | Giner, Inc. | Method and system for assessing drinking behavior |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
アナタの酔いをコントロール。大人の新習慣、学習型アルコールガジェットTISPY,世界のウェブアーカイブ,2019年01月16日, https://web.archive.org/web/20190116204819/https://www.makuake.com/project/tispy/ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021025828A (ja) | 2021-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7216622B2 (ja) | 飲酒管理支援システム、及び飲酒管理支援方法 | |
US11058327B2 (en) | Detecting medical status and cognitive impairment utilizing ambient data | |
US11615872B2 (en) | Chronic disease discovery and management system | |
US11253196B2 (en) | Method and system for transdermal alcohol monitoring | |
US8195406B2 (en) | Estimating consumer status using non-invasive technology | |
KR101249274B1 (ko) | 스마트폰을 이용한 생체신호 자가진단 시스템 | |
US20140135592A1 (en) | Health band | |
US20190357819A1 (en) | Meal advice provision system and analysis apparatus | |
WO2014129159A1 (ja) | 情報通知方法及び情報通知システム | |
US11864917B2 (en) | Method and system for transdermal alcohol monitoring | |
Zhang et al. | A study on the effects of fatigue driving and drunk driving on drivers’ physical characteristics | |
CN113180445A (zh) | 一种饮水管理方法及智能水杯杯托 | |
JP2018005284A (ja) | 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラム | |
Matsubayashi et al. | Suicides and accidents on birthdays: Evidence from Japan | |
JP6914122B2 (ja) | 労務管理システム | |
US11992333B2 (en) | Method and system for transdermal alcohol monitoring | |
US20240065639A1 (en) | Information processing apparatus, information processing method, and non-transitory computer-readable storage medium | |
Tewolde et al. | An observational study of uptake and adoption of the NHS App in England | |
TW200951868A (en) | Carry-on health evaluation device and method | |
JP2023007687A (ja) | 判定装置、判定方法及びプログラム | |
JP2024039954A (ja) | 通信システム及び通信方法 | |
Williams | Exploring methods to enable responsible alcohol consumption in social environments | |
TW201208641A (en) | Healthy information managing platform |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220930 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7216622 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |