JP7214678B2 - 家庭用ロール紙包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、トイレットロール等のロール紙を包装した家庭用ロール紙包装体に関する。
長尺帯状のトイレットペーパーやキッチンペーパーを巻いたトイレットロールやキッチンペーパーロール等の家庭用ロール紙は、一般に樹脂製のフィルム等により包装されている。樹脂製フィルムは、防水性に優れ容易に破くことができるため、水濡れに弱く、かつ簡易な開封性が求められる家庭用ロール紙の包装に適している。
しかしながら、近年、包装材等に由来するマイクロプラスチックによる海洋汚染が指摘され、包装材の脱プラスチック化が要望され、紙包装への切り替えが求められている。
実全昭61-169083号公報 特開2019-177938号公報 特開2019-172372号公報
しかしながら、紙は、樹脂製のフィルムよりも、柔軟性や伸張性に劣るため、樹脂製フィルム包装では容易にできる引き裂きによる開封が難しい。家庭用ロール紙の包装体では、トイレットロールの包装体のように12ロールをセットで包装する等、被包装物の総重量が重くなることがあるため、十分な強度で紙包装しようとすると、高い強度の紙材を使用する必要があり、特に引き裂きによる開封が難しくなることがある。
また、樹脂製のフィルムはその柔軟性により引き裂いて開封した後に、その開封部分を閉じるようにフィルムを変形させて、開口を再封しやすいが、紙はコシによってそのような再封が難しい。
さらに、樹脂製のフィルムによる包装体では、ガセット包装等により取っ手を一体的に形成したものがよく知られるが、紙包装では取っ手を一体的に形成可能な技術が一般的となっていない。
そこで、本発明の主たる課題は、開封性に優れるとともに開口部を再封しやすく、さらに、持ち運び性にも優れる、紙包装の家庭用ロール紙包装体を提供することにある。
上記課題を解決した第一の手段は、
被包装物が収容される本体部と、本体部に取り付けられた取っ手部とを有し、
本体部が紙の質量比率が50質量%を超える包装紙で形成され、正面部、正面部に対面する背面部、正面部と背面部とに連接する天面部及び底面部 及び、前記各面に連接する側面部を有し、
前記取っ手部が、柔軟な帯状材又は紐状材を、両側面部の天面部の近傍に接着して形成され、
前記本体部に、
取っ手部近傍であってかつ取っ手部の本体部への接着部分を挟んで正面部側と背面部側との両側に、天面側から底面側に延在する一対の第一ミシン目と、
接着部より天面部側において、少なくとも前記一対の第一ミシン目間に配される第二ミシン目と、
一方側面部における一対の第一ミシン目の少なくとも一方から、正面部及び背面部の少なくとも一方を介して、他方側面部における一対の第一ミシン目の少なくとも一方に至る第三ミシン目と、
が形成されていることを、特徴とする家庭用ロール紙包装体である。
第二の手段は、
第二ミシン目が、間隔を空けて一対二本で構成されている、上記第一の手段に係る家庭用ロール紙包装体である。
第三の手段は、
包装紙は、撥水性及び防水性の少なくとも一方を高める薬剤が、含有又は塗布されたものである上記第一又は第二の手段に係る家庭用ロール紙包装体である。
第四の手段は、
被包装物が、トイレットロールであり、そのトイレットロールが、周方向に二~三個一列に並びかつ端面方向に二~三個積み上げられた配列で包装されている、上記第一~第三の手段に係る家庭用ロール紙包装体である。
第五の手段は、
一対の第一ミシン目間の間隔が、少なくとも天面部側の端から底面側に向かって拡幅する部分を有している、上記第一~第四の手段に係る家庭用ロール紙包装体である。
第六の手段は、
本体部が、オーバーラップ包装により形成されている、上記第一から第五の手段に係る家庭用ロール紙包装体である。
本発明によれば、開封性に優れるとともに開口部を再封しやすく、さらに、持ち運び性にも優れる、紙包装の家庭用ロール紙包装体が提供される。
第一実施形態の正面側及び天面側からの斜視図である。 第一実施形態の正面図である。 第一実施形態のミシン目を示す模式図である。 第一実施形態の開封操作を説明するための図である。 第一実施形態の開封操作を説明するための他の図である。 第一実施形態の開封後の形態を示す斜視図である。 第二実施形態の正面側及び天面側からの斜視図である。 第二実施形態の背面側及び天面側からの斜視図である。 第二実施形態のミシン目を示す模式図である。 第二実施形態の開封後の形態を示す斜視図である。 第三実施形態の正面側及び天面側からの斜視図である。 第四実施形態のミシン目を説明するための図である。 第四実施形態の他のミシン目を説明するための図である。 第四実施形態の別ミシン目を説明するための図である。 第五実施形態のミシン目を説明するための図である。
次いで、本発明に係る家庭用ロール紙包装体の第一実施形態~第五実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、第二実施形態~第五実施形態については、主に他の実施形態と相違する点を主に説明し、他の実施形態と相互に共通可能な構成については説明を省略する。
〔第一次実施形態〕
本発明に係る家庭用ロール紙包装体1の第一実施形態を図1~図6に示す。本発明に係る家庭用ロール紙包装体(以下、単に包装体ともいう)は、帯状の長尺の家庭紙をロール状に巻いた家庭用ロール紙Rを、包装材によって包装したものである。家庭用ロール紙Rの具体例としては、トイレットロール、キッチンペーパーロール、ペーパータオルロール等である。一般には、紙管と称される管芯に家庭紙を巻いたものであるが、本発明に係る包装体では、いわゆる芯無しトイレットロールのような、管芯無しのロール紙でもよい。図示の形態は、被包装物である家庭用ロール紙Rを、トイレットロールとした形態を示している。
この本実施形態に係る包装体1は、家庭用ロール紙Rが収容される本体部10と、本体部10に取り付けられた取っ手部20とを有している。
本体部10は、特徴的に紙の質量比率が50質量%を超える包装紙11で形成される。本体部10は、好ましくは紙の質量比率が70質量%を超える包装紙、より好ましくは紙の質量比率が90質量%を超える包装紙、特別には、紙そのものである包装紙である。包装紙を構成する前記紙以外の成分としては、混合抄紙される化学繊維成分、防水性や防汚性のために紙の一方面又は両面にラミネート等される樹脂層成分である。これらの化学繊維、ラミネート樹脂層は、好ましくは、生分解性を示すものが望ましい。本発明におけるここで紙とは、天然又は再生のパルプを繊維原料として抄紙して形成されたものである。生分解性を有さない化学繊維等のみを抄紙したものは含まない。紙の質量比が50質量%を超える包装紙は、日本国における資源有効利用促進法において「紙マーク」を表示することができ、紙と同様に廃棄ができる。また、家庭用ロール紙の包装において一般的な、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等の生分解性を除く一般的な樹脂製フィルム100%の包装フィルムに比して、少なくとも樹脂の使用量が非常に低下され、脱プラスチック、減プラスチックが可能となる。
包装紙11を構成する紙のより具体的な好ましい例としては、晒又は未晒のクラフト紙、上質紙等である。脱プラスチックや減プラスチックによる環境に悪影響を低減する本発明の目的からすれば、未晒のクラフト紙が望ましい。包装紙の坪量は、被包装物の総重量等を考慮して適宜に定めることができる。トイレットロールやキッチンロール等の一般的な家庭用ロール紙Rが、2~18ロールを包装して市販されていることからすると、好ましい坪量としては、JIS P 8124(1998)の米坪測定方において、40~80g/m2である。この範囲であれば、本発明の他の構成と相まって、強度及び開封性を十分なものとすることができる。
また、被包装物であるトイレットロール等の家庭用ロール紙Rの水濡れを防止すべく、包装紙11は、紙自体又は内外面の少なくとも一方に撥水性や防水性を付与するのが望ましい。撥水性や防水性を付与するためには、撥水性や防水性を高めるサイズ剤や撥水剤を含有及び塗布すればよい。このような撥水性や防水性を高める薬剤は必ずしも限定されないが、ロウやデンプンが望ましい。デンプンやロウであれば生分解性に優れる。なお。撥水性、防水性のために、樹脂をラミネートコーティングしてもよいが、本発明に係る包装紙は、紙の質量比率が50質量%を超える必要があるため、樹脂成分は50質量%未満とする。もちろん、この樹脂は、生分解性樹脂であるのが望ましい。
他方、本実施形態の包装体1における本体部10は、正面部12、正面部12に対面する背面部13、正面部12と背面部13とに連接する天面部14及び底面部15及び、前記各面に連接する側面部16を有する、略直六面体形状をなしている。但し、図示例の側面部16と正面部12との境界がはっきりしないように、各面間の境界がはっきりと表れていなくてもよい。側面部が全体として曲面であってもよい。各面の面積、各面間の間隔、各面を平面的とするか湾曲面とするか等については、被包装物の家庭用ロール紙Rの大きさ、形状や配列等によって、適宜に決定されるものであり、必ずしも限定されない。
図示の形態は、被包装物であるトイレットロールRを、周方向に周面突合せで一列に三個、かつ、端面方向に二段積み上げた配列の合計六個のトイレットロール群を包装した形態を示している。家庭用ロール紙Rの配列は、この図示の形態に限られるわけではないが、この図示の形態及び、周方向に周面突合せで一列に二個、かつ、端面方向に二段積み上げた配列の合計四個のトイレットロール群を包装した形態であるのが望ましい。包装体全体の形状が略直面体の本体部になじむ形状となり、また、コンパクトで持ち運び性に優れる。但し、家庭用ロール紙の配列形態は、必ずしも限定されるわけではなく、例えば、一つの家庭用ロール紙が他の二の家庭用ロール紙と周面が突合せとなるように合計四個を一段目として、これを端面方向に複数段積み上げた配列形態としてもよい。特に近年、トイレットロールの巻き長さが長尺化しており、2倍巻き、3倍巻きといった50~80mのトイレットペーパーを巻いたものが普及しつつある。このような長尺化されたトイレットロールは、コンパクトで長期に使用できることが重要であるため4~6ロール程度で市販に供されることが多い。上記の配列は、このようなトイレットロールに特に適する。
包装紙1による本体部10は、例えば、オーバーラップ包装(キャラメル包装)、ピロー包装等適宜の包装形式により形成することができる。三方閉じ、四方閉じ包装等、包装紙を予め袋状に形成したものであってもよい。
図示の形態は、好ましい形態であるオーバーラップ包装であり、特に、上記の三個二段の配列の家庭用ロール紙群に対して、枚葉の包装紙を周面方向に巻くように略筒型状に配した後に、端面方向の開口部を、家庭用ロール紙群の端面位置より突出する余剰部分17の折り曲げによって封止した形態が望ましい。
このオーバーラップ包装は、特に周面が曲面である家庭用ロール紙を上記のように複数配列した家庭用ロール群を包装した際に、包装紙と家庭用ロール紙群の密着性を良好にすることができる。本体部内で家庭用ロール紙Rが自由に動き難く、持ち運び性に優れる。また、保管の際にも端面方向が平面的になるため。端面方向を上下方向に向けて載置した際に、安定する形状となる。
本体部10を上記のとおりオーバーラップ包装等により形成する場合には、包装紙の所定の部分同士を接着等する必要があるが、この際に用いる接着剤としては、デンプン糊、ロウ融着、ホットメルト接着剤を用いることができる。また、粘着テープ等による接着でもよい。一方面に樹脂がラミネートされたヒートシール紙等の包装紙であれば、熱融着により接着してもよい。接着部分の範囲は、他の部分と比較すれば非常に狭いためマイクロプラスチックによる海洋汚染に与える影響は少ないため、樹脂剤による接着を行ってもよいが、好ましくは、生分解性に優れるものを使用する。粘着テープであれば、基材がセルロールや紙であるものが望ましい。
なお、図示の本実施形態の包装体1では、トイレットロール群の端面に対面する各面を、天面部14及び底面部15とし、六個のトイレットロールの周面に対面する各面を、正面部12及び背面部13とし、二個のトイレットロールの周面に対面する各面を、側面部16としている。但し、本発明に係る本体部10における正面部12、背面部13、天面部14、底面部15及び側面部16は、一般的な使用態様において各面が向かう方向に基づくものであり、包装体1の置き方等によって当然に向かう方向が異なる。このため名称は便宜的なものである。また、被包装物である家庭用ロール紙Rの配列によって、家庭用ロール紙Rの表面部位と本体部10の各面の対面関係が異なることがある。
他方、本発明に係る包装体1は、取っ手部20が、柔軟な帯状材又は紐状材を、両側面部16の天面部14の近傍に接着して形成されている。取っ手部20を設けたことにより、持ち運びしやすい形態となる。この取っ手部20の素材としては、本体部10と同様に紙の質量比率が50質量%を超える紙材であるのが望ましい。好ましくは、例えば、帯状のクラフト紙、上質紙、紙紐等であるのがよい。帯状のクラフト紙の場合、JIS P 8124(1998)の米坪測定方における坪量が、100~300g/m2であるのが望ましい。この坪量であれば、十分な強度を発現させやすく、取っ手部20をもって持ち運ぶ際に、取っ手部20が破断するおそれが各段に小さい。
本体部10のとの接着は、本体部10における接着と同様である。デンプン糊、ロウ融着、ホットメルト接着剤を用いることができる。また、粘着テープ等による接着でもよい。この場合、本体部10と取っ手部20との間に両面粘着性のテープを介在させるようにするのが望ましい。また、取っ手部20を一方面に樹脂がラミネートされたヒートシール紙で構成する場合、熱融着により接着してもよい。本体部10における接着と同様に、接着部分の範囲は、他の部分と比較すれば非常に狭いためマイクロプラスチックによる海洋汚染に与える影響は少ないため、樹脂剤による接着を行ってもよいが、好ましくは、生分解性に優れるものを使用する。粘着テープであれば、基材がセルロールや紙であるものが望ましい。
他方、本発明に係る包装体1では、特徴的に本体部10に開封のための特徴的に配された第一ミシン目31、第二ミシン目32及び第三ミシン目33を有する。このミシン目31~33は、通常のミシン目のほか、マイクロミシン目でもよく、またカット部の形状が、略Y字型、略L字型に配され開封しやすい方向が定められているミシン目でもよい。
第一の実施形態に係る第一ミシン目31は、取っ手部20の近傍において取っ手部20の本体部10への接着部分40を挟んで正面部12側と背面部13側との両側に、前記接着部分40に沿って、天面側14から底面側15に延在するように一対配されている。一対の第一ミシン目31,31の間の間隔は、取っ手部20の幅や接着強度を考慮した接着部分40の範囲等によって適宜に定めることができるが、過度に広いと裂開がし難く、過度に狭いと意図しない裂開が発生しやすくなる。
図示の形態では、一対の第一ミシン目31,31は、平行に配されているが、必ずしも平行である必要はない。但し、一対の第一ミシン目は、少なくとも底面側端から天面側に向かって所定範囲を平行又はほぼ平行に形成するのがよい。取っ手部20を引っ張った際に底側端部を超えて意図せず本体部10が裂けるおそれが小さくなる。
第二ミシン目32は、接着部分40より天面部14側において、少なくとも前記一対の第一ミシン目31,31間を繋ぐように配される。特に、第二ミシン目32は、一対の第一ミシン目31,31の天面側端同士を繋ぐように配するのが望ましい。
この第一ミシン目31と第二ミシン目32の配置形態によって、特に図4に示すように、指F等で取っ手部20の接着部分40の天面側近傍から本体部10の側面部16より離間する方向Xや底面側方向に引っ張ることで、第一ミシン目31と第二ミシン目32とが合わせて略コ字状に裂開する。このように裂開した後にも、本体部10と取っ手部20とは連結したままであり、本体部10と取っ手部20とが分離することはなく、裂開前と同様に持ち運ぶことが可能である。なお、この略コ字状の裂開を効果的に発現させ、また、本体部10と取っ手部20とが分離しないように、接着部分40より底面部15側には、第一ミシン目同士31,31を繋ぐミシン目は配さないようにするのが望ましい。
さらに、第一実施形態においては、第三ミシン目33が、一方の側面部16における前記一対の各第一ミシン目31,31から、それぞれ正面部12及び背面部13を介して、他方側面部16における一対の各第一ミシン目に至るように配されている。つまり、一対の第一ミシン目31,31の間を除き、一方側面部16、正面部12、他方側面部16、背面部13に亘って約一周、第三ミシン目33が配されている。
また、特に、第一実施形の第三ミシン目33は、図示例のように、間隔を空けて一対二本33,33で構成されている。このように第三ミシン目33,33を配することで、上記のとおり取っ手部20の接着部分40近傍を引っ張って、第一ミシン目31及び第二ミシン目32を略コ字状に裂開した際に、その裂開部分に第三ミシン目33,33間で構成される帯状部分34の端が臨むようになり、この第三ミシン目33,33間の帯状部分34の端部を容易に摘み引っ張れるようになる。そして、この端部から帯状部分34を引っ張るようにして前記第三ミシン目33,33を裂開していくことで、図5に示すように、本体部10の前記第三ミシン目33及び第二ミシン目32より天面側の部分が蓋体36として分離し、被包装物であるトイレットロールRが取り出せるようになる。もちろん、使用に際し、トイレットロールRが取り出せる程度の開口が形成されてばよく、第三ミシン目33を全て裂開せずに、一部のみ裂開するようにしてもよい。
なお、第一ミシン目31及び第二ミシン目32を裂開する操作をした際に、第三ミシン目33が連続的に裂開してしまわないように、第一ミシン目31と第三ミシン目33との間の角度∠αを少なくとも60度以上、特には90度±1~2度とするのがよい。
ここで、各ミシン目のカット(カット部):タイ(非カット部)の比率は、特に限定されないが、取っ手部20と本体部10との接着強度(剥離強度)、包装紙の坪量等を考慮して、この裂開操作の際に、過度の力を要せずに裂開し、また、取っ手部20と本体部10との接着部分40で剥離が生じない程度に適宜に調整する。
以上の第一実施形態の包装体1は、取っ手部20及び本体部10が紙の質量比率が50質量%を超える紙素材であり脱プラスチック、減プラスチックが達成されているため、マイクロプラスチックによる海洋汚染等のプラスチック原料による環境負荷が低減される。さらに、紙包装でありながら取っ手部20を形成したことで持ち運び性に優れる。また、第一~第三の各ミシン目31,32,33の裂開により、容易に開封ができるとともに、蓋体36を再度、開口部に被せれば開口部から塵・埃や水の侵入を防止することができる。特に、特徴的な各ミシン目の配置形態によって、上記のとおり容易に開封ができるとともに、第一ミシン目31が天面側から底面側に至るように配されているため、取っ手部20を持った際に、第一ミシン目31が意図せずに裂開しがたい。また、仮に意図せず裂開することがあっても、取っ手部20が本体部10から分離することがなく持ち運び性が低下しない。さらに、第一ミシン目31が天面部14側から底面部15側に至るように配されているのに対して、第三ミシン目が一方側面部16から他方側面部16に至る方向に配されているため、第一ミシン目31及び第二ミシン目32の裂開操作と、第三ミシン目33の裂開操作との二段階の操作によって開封がされるようになっている。したがって、第一ミシン目31と第二ミシン目32が意図せずに裂開しても、こに続いて連続的に第三ミシン目33が裂開しがたく、意図せず開封されるおそれが極めてちいさい。
〔第二実施形態〕
次いで、本発明の第二実施形態を図7~9を参照しながら説明する。第一実施形態と共通の構成については、説明を省略する。
第二実施形態は、図7に示すように、第三ミシン目33が、一方の側面部16における一対の第一ミシン目31の一方から、正面部12又は背面部13を介して、他方側面部16における一対の第一ミシン目31の一方に至るように配されている。つまり、一対の第一ミシン目31,31間を除き、一方側面部16、正面部12又は背面部13、他方側面部16に亘って約半周するように第三ミシン目33が配されている。また、図示の第二実施形の第三ミシン目33は、一本のみ形成されている。但し、第二実施形態においても、第一実施形態と同様に一対二本で構成することができる。そして、一対二本としたほうが開封性の点から望ましい。
この第二実施形態の包装体1では、特に図9に示すように、第三ミシン目33を裂開しても第三ミシン目より天面部13側が完全に分離しない形態となるため、開口部の再封止性に優れる。
〔第三実施形態〕
次いで、本発明の第三実施形態を図11を参照しながら説明する。第一実施形態及び第二実施形態と共通の構成については、説明を省略する。
第三実施形態は、第三ミシン目33が正面部12又は背面部13において直線的ではなく、底面部15側に凸を描くように配され、第三ミシン目33を裂開した際にフラップ部が形成される部分37を有するようにした形態である。この形態では、第二実施形態よりも開口部を広くして、被包装物であるトイレットロールRを取り出しやすくすることができる。
〔第四実施形態〕
次いで、本発明の第四実施形態を図12から図14を参照しながら説明する。第一~第三実施形態と共通の構成については、説明を省略する。
第四実施形態は、一対の第一ミシン目31,31の間の間隔が、天面部14側の端から底面部15側に向かって拡幅する部分を有している形態である。図12に示す形態は、一対の第一ミシン目31,31の双方が天面部14側端から底面部15側に向かって、所定範囲が離間していく部分を有する形態であり、図13に示す形態は、一対の第一ミシン目31の一方は一直線に形成され、他方の第一ミシン目31のみ天面部14側端から底面部15側に向かって前記一方のミシン目31より離間していく部分を有する形態である。本実施形態は、一対の第一ミシン目31,31の間の間隔が、天面部14側の端から底面部15側に向かって拡幅する部分を有していればよく、例えば、図14に示すように、一旦拡幅した後に中点38を介して再度間隔が狭窄するように配されていてもよい。
この形態は、取っ手部20を引っ張った際に意図しない方向にミシン目が裂開しがたく、略コ字状に裂開しやすくなる。但し、第一実施形態において説明したとおり、第一ミシン目31,31をこのように形成する場合でも、少なくとも底面側端から天面側に向かって所定範囲を平行又はほぼ平行に形成するのがよい。取っ手部20を引っ張った際に底側端部を超えて意図せず本体部10が裂けるおそれが小さくなる。
なお、図示の第四実施形態は、第三ミシン目が一本の形態であるが、第一実施形態のように二本一対とすることができる。
〔第五実施形態〕
次いで、本発明の第五実施形態を図15を参照しながら説明する。第一~第四実施形態と共通の構成については、説明を省略する。
第五実施形態は、一対の第一ミシン目31,31間の間隔が、天面部14側の端から底面部15側に向かって狭窄する部分を有している形態である。本発明に係る包装体1は、第一ミシン目31がこのように配されていてもよい。
〔その他の形態〕
本発明に係る包装体は、特に被包装物がトイレットロールの場合に例えば、本体部の内面側に消臭剤を塗布等してもよい。このようにすると開封後の例えば、トイレ空間の消臭機能を付与することができる。この場合の消臭剤としては、尿成分由来のアンモニアに代表されるアミン基を有する臭気に対して中和反応による消臭効果を有するケトン基やアルデヒド基を有する化合物を使用できる。アンモニアのほか、硫化水素、トリメチルアミン、メチルメルカプタン、イソ吉酢酸などの臭気成分についても消臭効果を示すものが特に好ましい。
また、化学的消臭成分として、ポリフェノール、ポリフェノール誘導体及びポリフェノール類似体の何れか一つを含むもの(以下、ポリフェノール等ともいう)であるのが望ましい。ポリフェノール等は、植物及び植物の加工品から抽出されるなどしたものであり、フェノール性水酸基による反応性により、少なくともトイレ空間に存在する主たる悪臭成分の一つであるアンモニアに対する消臭機能を有するものである。もちろん、アンモニアに加えて、トイレ空間の悪臭成分として知られる、硫化水素、メチルメルカプタン、トリメチルアミンに対して反応性を有して消臭機能を有するものも存在し、上記ポリフェノール等はそのようなものであってもよい。例えば、ポリフェノール誘導体の中には、特許3919729号のように人為的に分子量の高いポリフェノールに対して適宜の官能基を持たせて、特定の成分に対する消臭機能を付加或いは高めたものも使用できる。
1…家庭用ロール紙包装体、R…家庭用ロール紙,トイレットロール、10…本体部、11…包装紙、12…正面部、13…背面部、14…天面部、15…底面部、16…側面部、17…余剰部分、20…取っ手部、31…第一ミシン目、32…第二ミシン目、33…第三ミシン目、34…帯状部分、36…蓋体、37…フラップ形成部、38…中点、40…接着部分、α…第一ミシン目と第三ミシン目との角度。

Claims (6)

  1. 被包装物が収容される本体部と、本体部に取り付けられた取っ手部とを有し、
    本体部が紙の質量比率が50質量%を超える包装紙で形成され、正面部、正面部に対面する背面部、正面部と背面部とに連接する天面部及び底面部 及び、前記各面に連接する側面部を有し、
    前記取っ手部が、柔軟な帯状材又は紐状材を、両側面部の天面部の近傍に接着して形成され、
    前記本体部に、
    取っ手部近傍であってかつ取っ手部の本体部への接着部分を挟んで正面部側と背面部側との両側に、天面側から底面側に延在する一対の第一ミシン目と、
    接着部より天面部側において、少なくとも前記一対の第一ミシン目間に配される第二ミシン目と、
    一方側面部における一対の第一ミシン目の少なくとも一方から、正面部及び背面部の少なくとも一方を介して、他方側面部における一対の第一ミシン目の少なくとも一方に至る第三ミシン目と、
    が形成されていることを、特徴とする家庭用ロール紙包装体。
  2. 第三ミシン目が、間隔を空けて一対二本で構成されている、請求項1記載の家庭用ロール紙包装体。
  3. 包装紙は、撥水性及び防水性の少なくとも一方を高める薬剤が、含有又は塗布されたものである請求項1又は2記載の家庭用ロール紙包装体。
  4. 被包装物が、トイレットロールであり、そのトイレットロールが、周方向に一列に二~三個並びかつ端面方向に二~三段積み上げられた配列で包装されている、請求項1~3の何れか1項に記載の家庭用ロール紙包装体。
  5. 一対の第一ミシン目間の間隔が、少なくとも天面部側の端から底面側に向かって拡幅する部分を有している、請求項1~4の何れか1項に記載の家庭用ロール紙包装体。
  6. 本体部が、オーバーラップ包装により形成されている、請求項1~5の何れか1項に記載の家庭用ロール紙包装体。
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