JP7213749B2 - 農作業機の自動化システム - Google Patents
農作業機の自動化システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7213749B2 JP7213749B2 JP2019089369A JP2019089369A JP7213749B2 JP 7213749 B2 JP7213749 B2 JP 7213749B2 JP 2019089369 A JP2019089369 A JP 2019089369A JP 2019089369 A JP2019089369 A JP 2019089369A JP 7213749 B2 JP7213749 B2 JP 7213749B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- field
- automation system
- agricultural
- display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Description
そのために、特許文献1には、ヘリコプター、衛星を利用した画像から生育状況を分析し、施肥が必要とされるGNSS座標とリンクした施肥マップと呼ばれる画像データを作成することが特許文献1の[0045]~[0048]記載されている。
このようなGNSSが接続された自動化システムは、特許文献2の図2のように小型化され、様々な情報を表示するディスプレイが設けられており、農作業機に接続することで当該農作業機を自動化できるようになっている。
本発明は、複数の圃場を巡るアシストするナビゲーション機能を有する農作業機自動化システムを提供することを目的とする。
前記ナビゲーションモードにおいて、前記選定された圃場または圃場内の領域に向かって前記農作業機を誘導する情報を前記ディスプレイに表示する制御機構を備えたことを特徴とする自動化システムとしたことで課題を解決した。
〔実施例1〕
本実施例は、農作業機が施肥機である実施例である。
画像解析により、これらの領域は解析され、画像データ、位置情報、施肥量情報が重ね合わされた作業マップデータ45が作成される。作業マップデータ45には、位置ごとに異なる作業量(肥料の地面への投入量など)や作業の種類(異なる作業を行う場所、作業をする場所、作業をしない場所の区別)などがデータ化されている。空撮写真40で、作物の成長が遅れている領域41の領域には、作業マップデータ45で多く施肥する領域46が割り当てられる。空撮写真40で、作物の成長が良好な領域42には、作業マップデータ45で少なく施肥する領域47が割り当てられる。
なお、作業マップデータ45は、農作業機が圃場に到達するのに必要な位置情報と紐づけられたデータを有していればよく、必要に応じて、圃場の外形データや施肥量情報などが重ね合わされる。
また、中央には、各種設定や作業状況等の各種情報が表示されるディスプレイ11を備えている。
表示内容の切り替え、各種設定は、ディスプレイ11のソフトキーでなされてよいが、自動化コントローラ(自動化システム)1にハードキー(図示していない)を設けて、表示内容の切り替えや各種設定を行うようにしてもよい。
農作業機コントローラ31は、農作業機30の走行制御(車速、操向等)を制御するとともに、例えば施肥装置などの農作業装置の動作を制御する。しかしながら、農作業機コントローラ31は、一つのまとまったコントローラである必要はない。トラクターにけん引された施肥装置のような農作業機30においては、トラクター側に農作業機30の走行制御(車速、操向等)を制御するコントローラを置き、施肥装置側に農作業装置の動作を制御するコントローラを置いてもよく、通信ができるように相互に接続されている。制御の目的に適したコントローラが複数設けられるのが普通である。
農作業機30側に複数のコントローラが設けられているとしても、接続ケーブル16を用いて農作業機コントローラ接続端子14と接続しさえすれば、自動化コントローラ(自動化システム)1が行う制御に必要なすべての農作業機コントローラ31と接続が完了するようになっている。
本実施例では、このような接続を可能とする、CAN(Controller AreaNetwork)通信を用いているが、これに限られるものではない。
圃場リストには、圃場の位置情報が必須のデータとして含まれており、圃場の位置を特定するデータ以外に、圃場の所有者、圃場に作付けられた作物の種類等、様々なデータを含むことを妨げない。
また、「圃場内の領域」とは、一つの区画の圃場でも、所有者が異なる場合や作物の作付け時期が異なる場合などが含まれる。一つの区画の圃場でも、複数の圃場内の領域で作業を行う場合にあっては、領域を分けてリストに登録されることもある。
所定の圃場において、作業マップデータ45で規定されたすべての作業が終了したことを自動化コントローラ(自動化システム)1が判断する、または、作業者が作業中止キー17を押下して、作業中止指示を自動化コントローラ(自動化システム)1に送ると、自動化コントローラ(自動化システム)1の制御機構は、ディスプレイ11の表示をナビゲーションモードに自動的に切り替える。
なお、最も近い作業の終了していない圃場を選定するのではなく、圃場リストに掲載された圃場の位置情報データを、巡回セールスマン問題としてとらえ、圃場リストに掲載された圃場を巡回できる最短ルートを計算し、次の作業の終了していない圃場を選定してもよい。
また、道路ルートではなく、選定された圃場または圃場内の領域の方向と距離を組み合わせた誘導情報をディスプレイ11に表示してもよい。
作業中止キーは、図2の態様ではハードキーとしたが、ディスプレイ11にソフトキーとして表示することができる。また、明示的に「作業中止指示操作」キーと分かるように表示される必要はなく、例えば、「施肥装置停止」キーなど、実質的に作業中止指示となり得るものであれば、キーの名称は問わない。
ネットワーク上に記憶部を設けることで、自動化コントローラ(自動化システム)1のコストダウンを図ることができる。
以上のように、本発明は、単にナビゲーション機能を自動化システム1に搭載しただけのものではない。所定の圃場で予定されている作業マップデータで規定されたすべての作業が終了したこと、または、作業中止指示がなされ作業が終了したことを契機に、自動的にナビゲーションモードに画面が切り替わるとともに、作業が終了していない圃場または圃場内の領域を一つ自動的に選定してナビゲーションが行われることで、カーナビゲーションシステムを別に取り付けた場合と比べて、作業者の操作を省き複数の圃場を巡るアシストが可能となった。
11 ディスプレイ
12 接続端子
13 GNSS接続端子
14 農作業機コントローラ接続端子
15 USB端子
16 接続ケーブル
17 作業中止キー
20 GNSS受信装置
21 GNSSアンテナ
30 農作業機
31 農作業機コントローラ
40 空撮写真
41 作物の成長の遅れている領域
42 作物の成長が良好な領域
45 作業マップデータ
46 多く施肥する領域
47 少なく施肥する領域
Claims (2)
- ディスプレイ、GNSS受信装置、作業を行うべき圃場地図又は画像に作業情報を重ね合わせた作業マップデータを記憶する記憶部、および、作業を行うべき、複数の圃場または圃場内の領域のリストを記憶する記憶部を有する、農作業機に作業指令を出す農作業機自動化システムにおいて、
前記作業マップデータに基づき、GNSS測位情報を用いて前記作業情報に規定された作業内容および/または作業量を行うように前記作業指令を出し、
作業を行うべき所定の圃場または圃場内の領域において、前記作業マップデータで規定されたすべての作業が終了したこと、または、作業中止指示操作がなされたことを契機に、ナビゲーションモードに前記ディスプレイの表示を切り替え、
前記リストに記憶された複数の圃場または圃場内の領域の中から、作業の終了していない圃場または圃場内の領域を一つ選定し、
前記ナビゲーションモードにおいて、前記選定された圃場または圃場内の領域に向かって前記農作業機を誘導する情報を前記ディスプレイに表示する、
制御機構を備えたことを特徴とする農作業機自動化システム。 - 前記自動化システムを搭載した、農作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019089369A JP7213749B2 (ja) | 2019-05-09 | 2019-05-09 | 農作業機の自動化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019089369A JP7213749B2 (ja) | 2019-05-09 | 2019-05-09 | 農作業機の自動化システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020184883A JP2020184883A (ja) | 2020-11-19 |
JP7213749B2 true JP7213749B2 (ja) | 2023-01-27 |
Family
ID=73220543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019089369A Active JP7213749B2 (ja) | 2019-05-09 | 2019-05-09 | 農作業機の自動化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7213749B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015049871A (ja) | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 株式会社クボタ | 農業支援システム |
JP2017068869A (ja) | 2016-12-27 | 2017-04-06 | 三菱電機株式会社 | 農業用管理システム及び農業用管理システム用管理センタ |
JP2018200639A (ja) | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 株式会社クボタ | 作業管理システム |
US20180364739A1 (en) | 2017-06-19 | 2018-12-20 | Cnh Industrial America Llc | Choreographer system for autonomous off-road vehicles |
-
2019
- 2019-05-09 JP JP2019089369A patent/JP7213749B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015049871A (ja) | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 株式会社クボタ | 農業支援システム |
JP2017068869A (ja) | 2016-12-27 | 2017-04-06 | 三菱電機株式会社 | 農業用管理システム及び農業用管理システム用管理センタ |
JP2018200639A (ja) | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 株式会社クボタ | 作業管理システム |
US20180364739A1 (en) | 2017-06-19 | 2018-12-20 | Cnh Industrial America Llc | Choreographer system for autonomous off-road vehicles |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020184883A (ja) | 2020-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11696524B2 (en) | Robotic vehicle with adjustable operating area | |
JP6936356B2 (ja) | 作業車自動走行システム | |
US10386844B2 (en) | System and method for using geo-fenced guidance lines | |
US11168992B2 (en) | Travel route generation device and method for generating travel route for field work vehicle | |
US10303175B2 (en) | Work vehicle management system and work vehicle management method | |
US10598505B2 (en) | Travel route generation apparatus and method for generating travel route | |
US8170785B2 (en) | Method for creating a route plan for agricultural machine systems | |
JP6673786B2 (ja) | 作業車自動走行システム及び走行経路管理装置 | |
JP2020113062A (ja) | 作業管理システム及び作業機 | |
WO2018159148A1 (ja) | 作業画面表示システム | |
JP6793625B2 (ja) | 走行経路管理システム | |
EP2244150A2 (en) | Methods for generating a flight plan for an unmanned aerial vehicle based on a predicted camera path | |
KR20210016086A (ko) | 자율 주행 경로 생성 시스템 | |
JP6842907B2 (ja) | 作業車自動走行システム | |
JP6920969B2 (ja) | 走行経路管理システム | |
CN114594775A (zh) | 路径生成系统 | |
JP7118119B2 (ja) | 作業車自動走行システム | |
JP2018099112A5 (ja) | ||
JP6772105B2 (ja) | 作業管理システム | |
US20240188475A1 (en) | Agricultural assistance system and agricultural assistance method | |
JP7213749B2 (ja) | 農作業機の自動化システム | |
JP7050874B2 (ja) | 作業管理システム | |
JP7262534B2 (ja) | 作業車自動走行システム及び収穫機 | |
JP2020113063A (ja) | 作業管理システム及び作業機 | |
JP7517134B2 (ja) | 作業車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221101 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7213749 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |