JP7213514B2 - 木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置 - Google Patents
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Description
すなわち、木材そのものの木材燃料や、これを原料とする木質バイオマス燃料は、不足している状況がある。
収容室に燃焼熱を供給する燃焼熱供給部と、
収容室に過熱蒸気を供給する過熱蒸気供給部と、
原料ペレットを、収容室内部で第1方向に移動させる搬送機構と、
原料ペレットへの加熱時間を制御する制御部と、を備え、
燃焼熱と過熱蒸気は、原料ペレットを加熱して半炭化させて半炭化燃料とし、
制御部は、原料ペレットの半炭化に適した時間での加熱時間を制御し、
前記搬送機構は、回転軸と、該回転軸により回転する複数の回転羽根を有し、前記複数の回転羽根の間隔は不均一であり、
前記回転羽根同士を接続する複数の接続板を更に備え、
前記接続板と前記回転羽根との角度は、前記複数の接続板によって異なり、
前記接続板と前記回転羽根との角度が相違することで、前記原料ペレットの撹拌が不均一となる。
収容室に燃焼熱を供給する燃焼熱供給部と、
収容室に過熱蒸気を供給する過熱蒸気供給部と、
原料ペレットを、収容室内部で第1方向に移動させる搬送機構と、
原料ペレットへの加熱時間を制御する制御部と、を備え、
燃焼熱と過熱蒸気は、原料ペレットを加熱して半炭化させて半炭化燃料とし、
制御部は、原料ペレットの半炭化に適した時間での加熱時間を制御する。
本発明の第12の発明に係る木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置では、
前記回転羽根同士を接続する複数の接続板を更に備え、
前記接続板と前記回転羽根との角度は、前記複数の接続板によって異なり、
前記接続板と前記回転羽根との角度が相違することで、前記原料ペレットの撹拌が不均一となる。
図1を用いて木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置(以下、必要に応じて「半炭化燃料製造装置」と略す)の全体概要を説明する。半炭化燃料製造装置1は、木材の皮を原料とする半炭化燃料を製造する。ここで、一例として、木材の皮を原料としてペレット状にされた木材の皮を原料とする原料ペレット100を半炭化燃料にする、半炭化燃料製造装置1を示している。図1は、本発明の実施の形態1における半炭化燃料製造装置のブロック図である。
(2)搬送機構5による原料ペレット100を搬送しながらの加熱により、一様に過熱を行える。
(3)燃焼熱だけでなく過熱蒸気も加えることでより十分な加熱が行える。
(4)燃焼熱と過熱蒸気との混合過熱により、過熱蒸気は、原料ペレット100内部に燃焼熱を誘導できる。この誘導により、原料ペレット100の内部まで十分な加熱がなされる。タール分なども、この加熱により燃焼して気化する。
また、製造される半炭化燃料110は、木材の皮を原料としている。従来技術で説明したように、木材の皮は、利用されることなく大量に廃棄されている現状がある。製材所、伐採などの場所で、多くの木材の皮が利用されることなく捨てられている。捨てられて無駄になっているだけでなく、廃棄物処理としてのコストや環境悪化も招いている。
燃焼熱は、燃焼バーナー31により生成される。燃焼バーバー31は、燃料を用いて燃焼して燃焼熱を生じさせる。燃焼バーナー31は、バイオマス燃料など様々な燃料を利用すればよい。また、本発明の半炭化燃料製造装置1で製造された燃料を利用してもよい。あるいは、廃材などの燃料を利用してもよい。
過熱蒸気生成部41は、過熱蒸気を生成する。図3にあるように燃焼バーナー31で加熱されて生成される水蒸気と、燃焼バーナーからの燃焼熱とが混合されて生成される。
収容室2内部で原料ペレット100が、燃焼熱および過熱蒸気で加熱されると、煤煙熱が発生する。特に、木材の皮を原料としていることで、タールなどの重質油が含まれている。燃焼熱などの加熱によって、タールなどの重質油が昇華排出される。この燃焼熱によって、煤煙熱が発生する。すなわち、熱量を持った煙が発生する。
図5は、本発明の実施の形態2における半炭化燃料製造装置の模式図である。収容室2は、搬送機構5を備えている。搬送機構5は、回転軸51と回転軸51により回転する複数の回転羽根52を有する。回転軸51が回転することで回転軸51に取り付けられている回転羽根52が回転する。
2 収容室
3 燃焼熱供給部
31 燃焼バーナー
4 過熱蒸気供給部
41 過熱蒸気生成部
5 搬送機構
51 回転軸
52 回転羽根
6 原料ペレット投入部
7 半炭化燃料排出口
8 煤煙熱回収部
81 煤煙熱還流路
9 制御部
100 原料ペレット
110 半炭化燃料
Claims (10)
- 木材の皮を原料とする原料ペレットを収容する収容室と、
前記収容室に燃焼熱を供給する燃焼熱供給部と、
前記収容室に過熱蒸気を供給する過熱蒸気供給部と、
前記原料ペレットを、前記収容室内部で第1方向に移動させる搬送機構と、
前記原料ペレットへの加熱時間を制御する制御部と、を備え、
前記燃焼熱と前記過熱蒸気は、前記原料ペレットを加熱して半炭化させて半炭化燃料とし、
前記制御部は、前記原料ペレットの半炭化に適した時間での加熱時間を制御し、
前記搬送機構は、回転軸と、該回転軸により回転する複数の回転羽根を有し、前記複数の回転羽根の間隔は不均一であり、
前記回転羽根同士を接続する複数の接続板を更に備え、
前記接続板と前記回転羽根との角度は、前記複数の接続板によって異なり、
前記接続板と前記回転羽根との角度が相違することで、前記原料ペレットの撹拌が不均一となる、木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。 - 前記原料ペレットは、原料となる木材の皮を、洗浄、乾燥、成型して得られる、請求項1記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記燃焼熱は、燃焼バーナーでの燃焼から得られる、請求項1または2記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記過熱蒸気は、前記燃焼バーナーで加熱されて生成される水蒸気と、前記燃焼バーナーからの燃焼熱とが混合して生成される、請求項3記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記過熱蒸気は、前記収容室に収容される前記原料ペレットの内部に、前記燃焼熱を誘導する、請求項1から4のいずれか記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記原料ペレットへの加熱で生じる煤煙熱を回収する、煤煙熱回収部を、更に備える、請求項1から5のいずれか記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記煤煙熱回収部は、前記燃焼バーナーの燃焼エネルギーとして、前記煤煙熱を還流させる、請求項6記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記煤煙熱は、前記原料ペレットに含まれる重質油由来である、請求項6または7記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記収容室の両端付近での前記回転羽根の間隔は、前記収容室の中央付近での前記回転羽根の間隔よりも小さい、請求項1記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
- 前記半炭化燃料は、油分を残しつつ炭化が進んだ状態である、請求項1から9のいずれか記載の木材の皮を原料とする半炭化燃料製造装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008248183A (ja) | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Bio Coke Lab Co Ltd | 炭化装置 |
WO2014050964A1 (ja) | 2012-09-28 | 2014-04-03 | 日本製紙株式会社 | 固体燃料の製造方法及び固体燃料 |
JP2016117809A (ja) | 2014-12-19 | 2016-06-30 | 株式会社大和三光製作所 | 乾燥処理物の半炭化方法とその装置 |
WO2018230715A1 (ja) | 2017-06-15 | 2018-12-20 | 大王製紙株式会社 | 燃料ペレット、及び、バイオマス燃料化システム、並びに、バイオマス由来燃料ペレットの製造方法 |
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