JP7211158B2 - 画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、用紙に画像を形成する画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラムに関する。
近年、画像形成システムが行うジョブとして、既に画像や文字が形成された用紙を再び画像形成装置に通紙させて、新たに画像を形成する追い刷り印刷が行われている。また、画像形成装置を通紙する際に、画像形成装置に設けられた定着部等により用紙が加熱されることで、用紙に含有する水分が蒸発し、用紙が収縮する。そして、追い刷り印刷処理のように、収縮が発生した用紙に続けて画像形成を行う場合、収縮の影響により形成される画像の位置ズレが発生する。
このような収縮の影響による位置ズレを解消するために、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、印刷対象の下地画像と追い刷り画像を紐付けて管理するとともに、下地画像が印刷された時に記録紙が定着器を通過した回数を求めて記憶する技術が記載されている。そして、特許文献1に記載された技術では、下地画像が印刷された記録紙であって、ユーザーによって給紙トレイにセットされた記録紙を給紙して追い刷り画像を印刷する場合に、該下地画像に対応する通過回数に応じた縮小率で縮小した追い刷り画像を印刷している。
特開2018-26758号公報
また、近年では画像形成装置の他に設けられた外部装置によって箔押しやニスの塗布等の加工処理を施した用紙に対して追い刷り印刷を行うジョブを実施する画像形成システムがある。そして、外部装置で加工処理を施す際にも、用紙は収縮する。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、外部装置で生じた用紙の収縮率や収縮量を考慮していないため、追い刷り印刷を行う際に画像の位置ズレが発生する、という問題を有していた。
本発明は、上述のような従来の問題点に鑑み、外部装置で処理を施した用紙に対して追い刷り印刷を行う場合でも、形成される画像の位置ズレを防止することができる画像形成システム、画像形成システムの制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置と、用紙に形成された画像を読み取る画像読取装置と、を備えている。また、画像形成システムは、演算部と、制御部と、を備えている。演算部は、画像読取装置が読み取った画像データ、及び、前記用紙が前記画像形成装置を通紙した際に前記用紙に生じる本体収縮情報に基づいて、画像形成装置の他に設けられた外部装置で用紙が加工処理された際に用紙に生じた収縮情報を外部収縮情報として演算する。制御部は、演算部が演算した外部収縮情報に基づいて、画像補正値を算出する。そして、画像形成装置は、加工処理が施された用紙に対して画像を形成する際に、画像補正値に基づいて画像を形成する。
また、本発明の画像形成システムを制御する方法は、以下(1)から(4)に示す工程を含む。
(1)用紙に画像を画像形成装置が形成する工程。
(2)用紙に形成された画像を画像読取装置が読み取る工程。
(3)読み取った画像データ、及び、前記用紙が前記画像形成装置を通紙した際に前記用紙に生じる本体収縮情報に基づいて、画像形成装置の他に設けられた外部装置で用紙が加工処理された際に用紙に生じた収縮情報を外部収縮情報として演算部が演算する工程。
(4)外部収縮情報に基づいて、画像補正値を制御部が算出する工程。
そして、画像形成装置は、加工処理が施された用紙に対して画像を形成する際に、画像補正値に基づいて画像を形成する。
さらに、本発明のプログラムは、次の手順をコンピューターに実行させる。
用紙に画像を画像形成装置によって形成する手順。
用紙に形成された画像を画像読取装置により読み取る手順。
画像読取装置が読み取った画像データ、及び、前記用紙が前記画像形成装置を通紙した際に前記用紙に生じる本体収縮情報に基づいて、画像形成装置の他に設けられた外部装置で用紙が加工処理された際に用紙に生じた収縮情報を外部収縮情報として演算部によって演算する手順。
演算部が演算した外部収縮情報に基づいて、画像補正値を制御部によって算出する手順。
加工処理が施された用紙に対して画像を形成する際に、画像補正値に基づいて画像形成装置によって画像を形成する手順。
上記構成の画像形成システム、画像形成システムを制御する方法及びプログラムによれば、外部装置で処理を施した用紙に対して追い刷り印刷を行う場合でも、形成される画像の位置ズレを防止することができる
本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムの全体構成を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムのハードウエア構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける画像形成装置での用紙の収縮量を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける画像形成装置と外部装置での用紙の収縮量を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける画像形成装置での用紙の収縮量の算出動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける画像補正値の算出動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける収縮した用紙とマスター画像との比較を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける位置ズレが発生した用紙とマスター画像との比較を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる画像形成システムを示す概略構成図である。 本発明の第2の実施の形態例にかかる画像形成システムにおける画像補正値の算出動作例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の画像形成システム、方法及びプログラムを実施するための形態について、図1~図10を参照しながら説明する。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。また、本発明は、以下の形態に限定されるものではない。
1.第1の実施の形態例
1-1.画像形成システムの構成
まず、本発明の第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかる画像形成システムの全体構成について説明する。図1は、本例の画像形成システム1の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、用紙Sを給紙する大容量給紙ユニット10と、画像形成装置20と、画像読取装置30と、用紙積載装置50と、を有している。大容量給紙ユニット10、画像形成装置20、画像読取装置30及び用紙積載装置50は、LAN等のネットワークに接続され、ネットワークを介して相互に接続されている。また、画像形成システム1は、用紙Sの搬送経路の上流側から、大容量給紙ユニット10、画像形成装置20、画像読取装置30、用紙積載装置50の順に並べて配置され、直列的に連なって接続されている。
画像形成システム1で1回目の画像T1が形成された用紙Sは、画像形成装置の他に設けられた外部装置70に搬送され、外部装置70によって用紙Sに熱を加える所定の加工処理U1が施される。外部装置70によって加工処理U1が施された用紙Sは、再び画像形成システム1に搬送され、画像形成システム1によって2回目の画像形成処理、いわゆる追い刷り印刷が行われる。その結果、用紙Sには、2回目の画像T2が形成される。以下、1回目の画像T1を、加工処理前画像T1と称し、2回目の画像T2を追い刷り画像T2と称す。
外部装置70が加工処理U1としては、例えば、箔押し、ニスの塗布やラメ加工等の用紙Sに熱を加える処理である。そのため、外部装置70での加工処理U1においても用紙Sに含有する水分が蒸発し、用紙Sは、収縮する。また、外部装置70は、箔押し、ニスの塗布やラメ加工等ののうち1つの処理又はこれらの処理の組み合わせた処理を用紙Sに対して行う。
大容量給紙ユニット10は、画像形成システム1の最上流に配置されている。複数の給紙トレイを備え、大量の用紙を収納可能に構成されている。大容量給紙ユニット10は、給紙トレイに収納された用紙Sを用紙搬送部130(図2参照)により画像形成装置20に給紙する。
画像形成装置20は、出力されたジョブ情報及び画像データに基づいて、給紙された用紙Sに対して画像を形成する。また、画像形成装置20は、例えば電子写真方式により用紙Sに画像を形成する装置である。画像形成装置20は、用紙搬送部230と、操作表示パネル240と、画像形成部270と、定着部280と、反転搬送部290とを備えている。
報知部を示す操作表示パネル240は、画像形成装置20の筐体の上部に設置されている。操作表示パネル240は、表示パネルとタッチパネル(操作部)が重ねられた構成をしており、ユーザーによる操作及び情報の表示が可能となっている。
用紙搬送部230は、大容量給紙ユニット10から給紙された用紙Sを、画像形成部270、定着部280、反転搬送部290や後述する用紙積載装置50に搬送する。
画像形成部270は、例えば、複数色(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック等)の画像形成ユニットを備え、用紙にカラーのトナー画像を形成することができる。画像形成部270の用紙搬送方向の下流側には、トナー画像が形成された用紙が搬送される定着部280が配置されている。
定着部280は、搬送された用紙Sを加圧及び加熱することにより、用紙Sに転写されたトナー画像を用紙Sに定着する。定着部280により定着処理が行われた用紙Sは、用紙搬送部230により、反転搬送部290又は画像読取装置30に搬送される。
反転搬送部290は、用紙Sを反転させる反転部が設けられている。反転部により表裏又は前後が反転された用紙Sは、反転搬送部290を通って画像形成部270の上流側又は定着部280の下流側に搬送される。
画像読取装置30は、画像形成装置20から搬送される用紙Sに形成された画像を読み取る装置である。画像読取装置30は、用紙を搬送する用紙搬送部330と、画像を読み取る画像読取部360とを有している。画像読取部360は、用紙搬送部330の上方及び下方において配置されている。そして、画像読取部360は、用紙搬送部330によって搬送された用紙Sを、光学的に走査して用紙Sに形成された情報(画像)を読み取り、読取画像データを生成する。
用紙積載装置50は、用紙Sを搬送する用紙搬送部530と、用紙Sが積載されるスタック部560と、後処理部570(図2参照)と、排出トレイ580と、サブトレイ590と、を備えている。用紙搬送部530は、画像形成装置20から搬送された用紙Sをスタック部560や、サブトレイ590に搬送する。
後処理部570は、スタック部560に積載された用紙Sに対してステープル処理や、パンチ処理等の後処理を行う。排出トレイ580には、スタック部560から搬送された用紙Sが排出される。また、サブトレイ590には、用紙搬送部530によって搬送された用紙Sが排出される。排出トレイ580やサブトレイ590に排出された用紙Sは、画像形成システム1の外部に設けられた外部装置70に使用者によって搬送される。
1-2.各装置のハードウエア構成
次に、図2を参照して各装置のハードウエア構成について説明する。
図2は、画像形成システムの各装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
まず、大容量給紙ユニット10のハードウエア構成について説明する。
図2に示すように、大容量給紙ユニット10は、制御部100と、通信部110、120と、用紙搬送部130と、メモリ150とを備えている。
制御部100は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有している。制御部100は、通信部110、120、用紙搬送部130、メモリ150にシステムバスを介して接続され、大容量給紙ユニット10全体を制御する。
メモリ150は、RAM等の揮発性メモリ又は大容量の不揮性メモリである。メモリ150には、制御部100が実行するプログラム等が格納されており、また制御部100の作業領域として使用される。
通信部110は、画像形成システム1の外部装置(クライアント端末、管理装置サーバ等や、モバイル端末)とデータの送信及び受信を行う。また、通信部120は、画像形成装置20の通信部210とデータの送信及び受信を行う。
次に、画像形成装置20のハードウエア構成について説明する。
画像形成装置20は、制御部200と、通信部210と、用紙搬送部230、操作表示パネル240、メモリ250、画像処理部260、画像形成部270、定着部280、反転搬送部290を備えている。また、画像形成装置20は、演算部201を備えている。
制御部200は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有している。制御部200は、演算部201、通信部210、用紙搬送部230、操作表示パネル240、メモリ250、画像処理部260、画像形成部270、定着部280、反転搬送部290にシステムバスを介して接続され、画像形成装置20全体を制御する。また、制御部200は、通信部210を介して、用紙積載装置50を制御する。すなわち、本例では、制御部200が画像形成システム1全体を制御する。
記憶部を示すメモリ250は、RAM等の揮発性メモリ又は大容量の不揮性メモリである。メモリ250には、制御部200が実行するプログラム等が格納されており、制御部200の作業領域として使用される。また、メモリ250には、後述する演算部201が演算した用紙Sの収縮情報が記憶される。なお、メモリ250には、予め画像形成装置20によって画像形成処理を行った用紙Sの収縮情報が格納されていてもよい。
通信部210は、用紙積載装置50の通信部510とデータの送信及び受信を行う。なお、通信部210は、画像形成システム1の外部装置ともデータの送信及び受信を行う。
画像処理部260は、外部から入力されたジョブ情報から画像データを取得し、画像処理を行う。画像処理部260は、制御部200の制御のもと、受信した画像データに対し、必要に応じて、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。そして、画像処理部260によって処理された画像データは、画像形成部270に送信される。画像形成部270は、画像処理部260によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙Sの上に画像を形成する。
操作表示パネル240は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示パネル240は、出力部及び入力部の一例であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示パネル240は、複数のキーを備え、ユーザーのキー操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受け付けて、入力信号を制御部200に出力する。
演算部201は、画像読取装置30の画像読取部360から画像データを取得する。そして、演算部201は、取得した画像データから用紙Sの収縮量又は収縮率等の収縮情報を演算する。演算部201は、演算した収縮情報を制御部200に送信する。
制御部200は、演算部201から送信された収縮情報に基づいて、画像補正値を算出し、画像処理部260に出力する。そして、画像処理部260は、制御部200から出力された画像補正値に基づいて、画像データの画像処理を行う。
次に、画像読取装置30のハードウエア構成について説明する。
画像読取装置30は、制御部300と、通信部310、320と、用紙搬送部330と、画像読取部360と、メモリ350と、を備えている。
制御部300は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有している。制御部300は、通信部310、320、用紙搬送部330、メモリ350、画像読取部360にシステムバスを介して接続され、画像読取装置30全体を制御する。
メモリ350は、RAM等の揮発性メモリ又は大容量の不揮性メモリである。メモリ350には、制御部300が実行するプログラム等が格納されており、また制御部300の作業領域として使用される。
通信部310は、画像形成装置20の通信部220とデータの送信及び受信を行う。そして、通信部310は、画像読取部360が読み取った画像読取結果情報を画像形成装置20の通信部220に送信する。さらに、通信部310は、画像形成装置20から画像判定結果を、通信部220を介して受信する。また、通信部320は、用紙積載装置50の通信部510とデータの送信及び受信を行う。
次に、用紙積載装置50のハードウエア構成について説明する。
用紙積載装置50は、制御部500と、通信部510、520と、用紙搬送部530と、メモリ550と、スタック部560と、後処理部570と、排出トレイ580と、サブトレイ590とを有している。
制御部500は、例えばCPU(Central Processing Unit)を有している。制御部500は、通信部510、用紙搬送部530、メモリ250、スタック部560、後処理部570、排出トレイ580、サブトレイ590にシステムバスを介して接続され、用紙積載装置50全体を制御する。
メモリ550は、RAM等の揮発性メモリ又は大容量の不揮性メモリである。メモリ550には、制御部500が実行するプログラム等が格納されており、また制御部500の作業領域として使用される。
通信部510は、画像形成装置20及び画像読取装置30とデータの送信及び受信を行う。また、通信部520は、用紙積載装置50よりも搬送方向の下流側に接続される装置、例えば、後処理装置等とデータの送信及び受信を行う。
後処理部570は、制御部500の指示に基づいて、スタック部560に積載された印刷物に対して所定の後処理を実施する。用紙搬送部530は、制御部500の指示に基づいて、用紙Sをスタック部560、又はサブトレイ590に搬送する。
1-3.各装置での用紙Sの収縮量について
次に、図4及び図5を参照して画像形成装置20と外部装置70での用紙Sの収縮量について説明する。
図4は、外部装置70によって加工処理U1を行わずに用紙Sに対して2回目の画像形成処理を行った際の用紙Sの収縮量を示すもので、図4Aは、加工処理前画像T1を形成した用紙Sを示し、図4Bは、追い刷り画像T2を形成した用紙Sを示している。
用紙Sは、画像形成装置20の定着部280を通過することで、定着部280により加熱される。そのため、用紙Sに含有する水分が蒸発し、用紙Sは、収縮する。そして、図4A及び図4Bに示すように、追い刷り画像T2を形成した、いわゆる追い刷り印刷を行った用紙Sは、加工処理前画像T1を形成した用紙Sよりも収縮する。このとき、用紙Sは、収縮量x1で収縮する。
図5は、外部装置70によって加工処理U1を行った際の用紙Sの収縮量を示すものである。図5Aは、加工処理前画像T1を形成した用紙Sを示し、図5Bは、加工処理U1を行った用紙Sを示し、図5Cは、追い刷り画像T2を形成した用紙Sを示している。
用紙Sは、外部装置70によって加工処理U1を行うことでも収縮する。図5Bに示すように、外部装置70によって加工処理U1が施された用紙Sは、図5Aに示す加工処理前画像T1を形成した用紙Sよりも収縮量x2で収縮する。また、図5Cに示すように、外部装置70によって加工処理U1を行い、画像形成装置20によって2回目の画像T2を形成した用紙Sは、図5Aに示す加工処理前画像T1を形成した用紙Sよりも収縮量x3で収縮する。
なお、図5Cに示す追い刷り画像T2を形成した用紙Sは、図5Bに示す加工処理U1を施した用紙Sよりも収縮量x1で収縮する。なお、収縮量x1は、図4A及び図4Bに示す画像形成装置20での収縮量x1とほぼ同じ値である。そのため、図5Aと図5Cに示す用紙Sから算出された収縮量x3と、画像形成装置20での収縮量(以下、「本体収縮量」という)x1から、外部装置70での収縮量(以下、「外部収縮量」という)x2を求めることができる(x2=x3-x1)。
1-4.画像形成システムの動作例
次に、上述した構成を有する画像形成システム1の動作例について図5~図8を参照して説明する。
まず、図5、図7、図8を参照して本体収縮量x1の算出動作について説明する。図5は、本体収縮量x1の算出動作を示すフローチャートである。
また、図7A~図7C、図8A~図8Cは、画像形成時の用紙Sとマスター画像との比較を示す説明図である。図7A~図7Cは、収縮した用紙Sとマスター画像SAとの比較を示し、図8A~図8Cは、位置ズレが発生した用紙Sとマスター画像SAとの比較を示している。また、図7A及び図8Aは、は、加工処理前画像T1が形成された際の用紙Sを示し、図7B及び図8Bは、外部装置70での処理が施され、2回目の画像T1が形成された用紙Sを示している。そして、図7C及び図8Aは、マスター画像の画像データSAを示している。
図5に示すように、まず画像読取装置30の画像読取部360で用紙Sに形成された画像を読み取る(ステップS11)。そして、画像読取装置30は、画像読取部360で読み取った画像データを、通信部310を介して画像形成装置20に出力する。
次に、画像形成装置20の制御部200は、ステップS11の処理で行った画像読み取り処理は、1回目の読み取り処理、すなわち加工処理前画像T1が形成された用紙Sを読み取ったものであるか否かを判断する(ステップS12)。ステップS12の処理において、1回目の読み取り処理はないと判断した場合(ステップS12のNO判定)、画像形成装置20の制御部200は、処理を終了する。
これに対して、ステップS12の処理において、1回目の読み取り処理であると判断した場合(ステップS12のYES判定)、画像形成装置20の演算部201は、用紙Sの元のサイズと、読み取ったサイズを比較し、本体収縮量x1を算出する(ステップS13)。すなわち、演算部201は、図7Aに示す加工処理前画像T1が形成された画像データと、図7Cに示すメモリ250に予め格納されたマスター画像SAの画像データとを比較し、本体収縮量x1を算出する。これにより、本体収縮量x1の算出動作が完了する。
また、演算部201は、ステップS13における本体収縮量x1を算出する際に、加工処理前画像T1の画像データと、マスター画像SAの画像データとを比較し、加工処理前画像T1を形成する際に生じた画像位置のズレ量も算出する。これにより、図8A及び図8Cに示すように、加工処理前画像T1の位置がマスター画像SAに対してずれている場合に対しても、後述する画像補正値の算出する処理において、正確な画像補正値を算出することができる。
そして、演算部201は、算出した本体収縮量x1に関する収縮情報と、ズレ量に関するズレ情報を制御部200に出力する。制御部200は、演算部201から取得した収縮情報とズレ情報をメモリ250に格納する。
次に、図6を参照して外部収縮量x2の算出及び画像補正動作について説明する。
図6は、外部収縮量x2の算出及び画像補正動作を示すフローチャートである。
図6に示すように、画像読取装置30の画像読取部360によって用紙Sに形成された画像を読み取る(ステップS21)、そして、画像読取装置30は、画像読取部360で読み取った画像データを、通信部320を介して画像形成装置20に出力する。次に、画像形成装置20の制御部200は、取得した画像データに基づいて、現在通紙された用紙Sは外部装置70で処理された用紙であるか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22の処理において、通紙された用紙Sは外部装置70で処理された用紙ではないと制御部200が判断した場合(ステップS22のNO判定)、制御部200は、処理を終了する。これに対して、ステップS22の処理において、通紙された用紙Sは外部装置70で処理された用紙であると制御部200が判断した場合(ステップS22のYES判定)、制御部200は、外部収縮量x2を算出する(ステップS23)。
ステップS23の処理では、演算部201は、図5に示す処理で算出した本体収縮量x1を元に、外部収縮量x2を算出する。すなわち、演算部201は、画像データに基づいて、加工処理前画像T1が形成された用紙Sのサイズと外部装置70で処理された用紙Sのサイズから、収縮量x3(図5B及び図5C参照)を算出する。次に、算出した収縮量x3から図5に示す処理で算出した本体収縮量x1を減算することで、演算部201は、外部収縮量x2を算出する。
そして、演算部201は、算出した外部収縮量x2を制御部200に出力する。次に、制御部200は、外部収縮量x2に基づいて、追い刷り画像T2を形成する際の画像補正値を算出する(ステップS24)。これにより、画像補正値の算出動作が完了する。なお、ステップS24の画像補正値の算出処理において、制御部200は、外部収縮量x2に、ズレ情報も加味して、画像補正値を算出する。これにより、画像形成システム1における画像補正値の算出動作が完了する。このように、外部装置70で生じた収縮量x2を考慮して画像補正値を算出することで、追い刷り画像T2を形成する際、すなわち追い刷り印刷時に、画像の位置ズレが発生することを防止することができる。
また、制御部200は、演算部201から取得した外部収縮量x2をメモリ250に格納する。
なお、ステップS24で算出された画像補正値は、図6に示す画像補正値の算出処理の後に通紙される用紙Sに対する追い刷り画像T2の形成処理に適用される。すなわち、画像形成装置20は、次に外部装置70により加工処理U1が施され、追い刷り画像T2を形成する際に、ステップS24で算出された画像補正値に基づいて、画像形成処理を行う。これにより、図7Bや図8Bに示すように、追い刷り画像T2を適正な位置に形成することができる。なお、図6に示す画像補正値を算出する際に用いられた用紙Sは、テスト用紙となる。
メモリ250にステップS23の処理で算出された外部収縮量x2を格納させることで、次に外部装置70を用いた画像形成ジョブを行う際に、ステップS23の処理に示す外部収縮量x2の算出処理を行う必要がなくなる。その結果、メモリ250に格納された外部収縮量x2を呼び出すことで、適正な画像補正値を算出することができる。
また、外部装置70に加えて外部装置70と異なる外部工程を用紙Sに行う場合、制御部200は、メモリ250にした外部収縮量x2と、本体収縮量x1から異なる外部工程での収縮量を算出することができる。
さらに、複数の外部工程が存在する場合、制御部200は、複数の外部工程毎に収縮量を算出し、メモリ250に格納させてもよい。
2.第2の実施の形態例
次に、第2の実施の形態例にかかる画像形成システムについて図9及び図10を参照して説明する。
図9は、第2の実施の形態例にかかる画像形成システム1Aの概略構成図である。
図9に示す第2の実施の形態例にかかる画像形成システム1Aは、用紙Sを給紙する大容量給紙ユニット10と、画像形成装置20と、画像読取装置30と、用紙積載装置50と、を有している。また、画像形成システム1Aは、用紙Sの搬送経路の上流側から、大容量給紙ユニット10、画像読取装置30、画像形成装置20、用紙積載装置50の順に並べて配置され、直列的に連なって接続されている。
また、画像形成システム1Aで加工処理前画像T1が形成された用紙Sは、外部装置70に搬送され、外部装置70によって所定の処理が施される。外部装置70によって処理が施された用紙Sは、再び画像形成システム1Aに搬送され、画像形成システム1Aによって2回目の画像形成処理、いわゆる追い刷り印刷が行われる。その結果、用紙Sには、追い刷り画像T2が形成される。
この画像形成システム1Aでは、画像形成装置20よりも用紙Sの搬送方向の上流側に画像読取装置30が配置されている。そのため、画像形成システム1Aでは、画像形成装置20による画像形成処理を行う前に、画像読取装置30によって用紙Sに形成された画像を読み取る。
その他の構成は、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成システム1と同様であるため、その説明は省略する。
次に、図10を参照して第2の実施の形態例にかかる画像形成システム1Aの画像補正値の算出動作例について説明する。
図10は、第2の実施の形態例にかかる画像形成システム1Aにおける画像補正の算出動作例を示すフローチャートである。
図10に示すように、画像読取装置30の画像読取部360によって用紙Sに形成された画像を読み取る(ステップS31)、そして、画像読取装置30は、画像読取部360で読み取った画像データを、通信部320を介して画像形成装置20に出力する。次に、画像形成装置20の制御部200は、取得した画像データに基づいて、現在通紙された用紙Sは外部装置70で処理された用紙であるか否かを判断する(ステップS32)。
ステップS32の処理において、通紙された用紙Sは外部装置70で処理された用紙ではないと制御部200が判断した場合(ステップS32のNO判定)、制御部200は、処理を終了する。
これに対して、ステップS23の処理において、通紙された用紙Sは外部装置70で処理された用紙であると制御部200が判断した場合(ステップS32のYES判定)、加工処理前画像T1が形成された用紙Sの読み取りデータからの本体収縮量x1が算出済みであるか否かを制御部200は、判断する(ステップS33)。
ステップS33の処理において、制御部200は、1回目の読み取りデータから本体収縮量x1が算出済みであると判断した場合(ステップS33のYES判定)、演算部201は、1回目の読み取りデータから算出した本体収縮量x1と、今回読み取った用紙Sのサイズから外部収縮量x2を算出する(ステップS34)。そして、演算部201は、算出した外部装置70での収縮量x2を制御部200に出力する。
次に、制御部200は、外部装置70での収縮量x2に基づいて、追い刷り画像T2を形成する際の画像補正値を算出する(ステップS36)。これにより、画像補正値の算出動作が完了する。
これに対して、ステップS33の処理において、制御部200は、1回目の読み取りデータから本体収縮量x1が算出済みでないと判断した場合(ステップS33のNO判定)、制御部200は、メモリ250に予め記憶されている本体収縮量x1を取得し、演算部201に出力する。そして、演算部201は、本体収縮量x1と、今回読み取った用紙Sのサイズから外部収縮量x2を算出する(ステップS35)。
そして、演算部201は、算出した外部収縮量x2を制御部200に出力する。次に、制御部200は、外部収縮量x2に基づいて、追い刷り画像T2を形成する際の画像補正値を算出する(ステップS36)。これにより、画像補正値の算出動作が完了する。
この第2の実施の形態例にかかる画像形成システム1Aによれば、画像形成装置20の上流側に画像読取装置30が配置されることで追い刷り画像T2を形成(追い刷り印刷)する前に、外部装置70での収縮量x2を算出することができる。そのため、ステップS36で算出された画像補正値は、画像補正値の算出処理の際に通紙された用紙Sに対して直ちに適用することができる。その結果、画像補正値を算出する際に用いられる用紙Sをテスト用紙ではなく、良品として使用することができる。
また、ステップS33の処理において、1回目の読み取りデータから本体収縮量x1が算出済みである場合、メモリ250に記憶されている本体収縮量x1の値を算出した1回目の読み取りデータからの本体収縮量x1に更新してもよい。
なお、画像形成システムを構成する装置や装置の配置順序は、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成システム1や第2の実施の形態例にかかる画像形成システム1Aに限定されるものではない。例えば、画像を読み取る画像読取装置30を画像形成装置20の上流側と、下流側にそれぞれ配置してもよい。なお、画像形成システムを構成する装置としては、少なくとも画像を形成する画像形成装置20と、画像を読み取る画像読取装置30があればよい。
以上、実施の形態例について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、上述の実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施の形態例では、4組の画像形成ユニットを用いてカラー画像を形成する構成としたが、本発明にかかる画像形成装置としては、1つの画像形成ユニットを用いて単色画像を形成する構成としてもよい。
また、上述した第1の実施の形態例にかかる画像形成システム1及び第2の実施の形態例にかかる画像形成システム1Aにおいて、画像読取部360が読み取った画像データに基づいて、外部装置70での加工処理U1の状態を制御部200によって確認してもよい。そして、制御部200は、外部装置70の状態を算出する画像補正値に反映させてもよい。外部装置70の状態としては、例えば、ラメやニスの塗布量や、ラメやニスの剥がれや、加工処理U1の位置等である。
上述したように、加工処理U1は、加工処理前画像T1上に行われる。そのため、演算部201は、画像読取部360が読み取った加工処理前画像T1の画像データから、用紙Sに形成されたトナー量を演算し、制御部200に出力する。そして、制御部200は、演算部201から受信したトナー量に基づいて、外部装置70で施されるラメやニス等の塗布量(塗布情報)を演算し、収縮情報やズレ情報に塗布情報を加えて、画像補正値を算出するようにしてもよい。
また、上述した動作例では、演算部201が演算する収縮情報として収縮量を用いた例を説明したが、これに限定されるものではない。演算部201が演算する収縮情報としては、元の用紙のサイズに対する収縮の割合、すなわち収縮率であってもよい。
さらに、画像読取部360によって用紙Sの表面と裏面の画像を読み取ることができる場合、制御部200は、用紙Sの表面と裏面で別々に画像補正値を算出してもよい。
さらに、制御部200は、1回のジョブにおいて用紙Sが画像形成装置20を通紙する回数をカウントし、カウントした通紙回数をメモリ250に記憶させてもよい。そして、制御部200は、通紙回数を考慮して画像補正値を算出するようにしてもよい。
また、用紙Sの紙種を判断する判断部を画像形成システム1、1Aに設けてもよい。判断部は、判断した用紙Sの紙種情報を制御部200及び演算部201に出力する。演算部201は、紙種に応じて本体収縮量を演算する。これにより、紙種に応じた本体収縮量に基づいて、紙種に応じた外部収縮量も演算部201により演算することができる。その結果、制御部200によって、紙種に応じた画像補正値を算出することができる。
さらに、画像形成システム1、1Aの環境温度や湿度を測定する計測部を設けてもよい。計測部は、計測した環境情報を制御部200及び演算部201に出力する。演算部201は、環境情報に応じた本体収縮量を演算し、制御部200に出力する。その結果、制御部200は、環境情報に応じた画像補正値を算出することができる。
また、用紙Sは、画像形成装置20を通紙することで用紙S内の水分が蒸発し、収縮するが、用紙Sは、時間経過と共に、再び水分を吸収し膨らむ。そのため、1回のジョブにおいて用紙Sが1回目の画像形成処理から、外部装置70での加工処理U1を経て再び画像形成装置20に通紙されるまでの時間を計測する経過時間計測部を設けてもよい。そして、制御部200は、経過時間計測部が計測した時間を考慮して画像補正値を算出するようにしてもよい。
さらに、用紙Sの収縮情報を演算する演算部201として、画像形成装置20に設けられた演算部201を適用した例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、演算部201としては、画像を読み取る画像読取装置30の制御部300を演算部に適用してもよい。
また、上記の各構成要素、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路の設計などによりハードウエアで実現してもよい。また、上記の各構成要素、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウエアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリやハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又はICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
1、1A…画像形成システム、 10…大容量給紙ユニット、 20…画像形成装置、 30…画像読取装置、 50…用紙積載装置、 70…外部装置、 200…制御部、 201…演算部、 210、220…通信部、 240…操作表示パネル、 250…メモリ(記憶部)、 260…画像処理部、 270…画像形成部、 280…定着部、 360…画像読取部、 T1…加工処理前画像、 T2…追い刷り画像、 U1…加工処理、 x1…本体収縮量、 x2…外部収縮量、 x3…収縮量

Claims (12)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    前記用紙に形成された画像を読み取る画像読取装置と、
    前記画像読取装置が読み取った画像データ、及び、前記用紙が前記画像形成装置を通紙した際に前記用紙に生じる本体収縮情報に基づいて、前記画像形成装置の他に設けられた外部装置で前記用紙が加工処理された際に前記用紙に生じた収縮情報を外部収縮情報として演算する演算部と、
    前記演算部が演算した前記外部収縮情報に基づいて、画像補正値を算出する制御部と、を備え、
    前記画像形成装置は、前記加工処理が施された前記用紙に対して画像を形成する際に、前記画像補正値に基づいて画像を形成する
    画像形成システム。
  2. 前記本体収縮情報が記憶された記憶部を有する
    請求項に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像読取装置は、前記加工処理が施される前に前記画像形成装置により前記用紙に対して形成された加工処理前画像を読み取り、
    前記演算部は、前記画像読取装置が読み取った前記加工処理前画像の画像データから前記本体収縮情報を演算する
    請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像読取装置は、前記画像形成装置よりも前記用紙の搬送方向の下流側に設置される
    請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 前記画像読取装置は、前記画像形成装置よりも前記用紙の搬送方向の上流側に設置される
    請求項1に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、前記画像形成装置を前記用紙が通紙する回数をカウントし、カウントした通紙回数によって前記画像補正値を算出する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  7. 前記用紙の紙種を判断する判断部を備え、
    前記演算部は、前記判断部が判断した前記用紙の紙種に応じた前記外部収縮情報を演算する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成装置の環境温度及び湿度からなる環境情報を計測する計測部を備え、
    前記制御部は、前記計測部が計測した前記環境情報に応じて前記画像補正値を算出する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  9. 前記用紙が前記画像形成装置により画像が形成されてから、再び前記用紙が前記画像形成装置に通紙される前の時間を計測する経過時間計測部を備え、
    前記制御部は、前記経過時間計測部が計測した前記時間に応じて前記画像補正値を算出する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  10. 前記制御部は、前記画像読取装置が読み取った前記画像データに基づいて、前記外部装置の状態を確認する
    請求項1に記載の画像形成システム。
  11. 用紙に画像を画像形成装置が形成する工程と、
    前記用紙に形成された画像を画像読取装置が読み取る工程と、
    読み取った画像データ、及び、前記用紙が前記画像形成装置を通紙した際に前記用紙に生じる本体収縮情報に基づいて、前記画像形成装置の他に設けられた外部装置で前記用紙が加工処理された際に前記用紙に生じた収縮情報を外部収縮情報として演算部が演算する工程と、
    前記外部収縮情報に基づいて、画像補正値を制御部が算出する工程と、を含み、
    前記画像形成装置は、前記加工処理が施された前記用紙に対して画像を形成する際に、前記画像補正値に基づいて画像を形成する
    画像形成システムの制御方法。
  12. 用紙に画像を画像形成装置によって形成する手順と、
    前記用紙に形成された画像を画像読取装置により読み取る手順と、
    前記画像読取装置が読み取った画像データ、及び、前記用紙が前記画像形成装置を通紙した際に前記用紙に生じる本体収縮情報に基づいて、前記画像形成装置の他に設けられた外部装置で前記用紙が加工処理された際に前記用紙に生じた収縮情報を外部収縮情報として演算部によって演算する手順と、
    前記演算部が演算した前記外部収縮情報に基づいて、画像補正値を制御部によって算出する手順と、
    前記加工処理が施された前記用紙に対して画像を形成する際に、前記画像補正値に基づいて画像形成装置によって画像を形成する手順と、を
    コンピューターに実行させるためのプログラム。
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