JP7209974B2 - 水改質器 - Google Patents
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Description
図1は、水改質器の断面図である。
前記筒体3は、水改質器1の外郭を構成する。筒体3は、ステンレス、樹脂等で断面円形に形成されている。筒体3は、断面多角形等に形成することもできる。筒体3は、本体部27と入口部11を構成する入口部材29と出口部13を構成する出口部材31とを備えている。
図2は、静止型攪拌部及び拡散用多孔体の分解斜視図である。図3は、静止型攪拌部及び静止型攪拌部から離した拡散用多孔体の断面図である。
図1~図3のように、第1の拡散用多孔体7は第1の静止型攪拌部5に対し出水口61周りに配置されている。この第1の拡散用多孔体7は、第1の静止型攪拌部5の出水口61から流出する水を放射方向に拡散配置された複数の孔7aから流出させるようにガイドするための拡散空間を出水口61周りに形成するものである。
前記第1の拡散用多孔体7は外周に突当部7bが周回状に形成されている。この突当部7bが縁部において第1の静止型攪拌部5の円筒ケース71に突き当てられている。この突き当てにより、第1の拡散用多孔体7は第1の静止型攪拌部5に対して前記拡散空間を形成している。
図1のように、第1の改質剤群9は前記第1の拡散用多孔体7の複数の孔7aから前記出口部13の方向へ流出する水を通して改質するためのものである。この第1の改質剤群9は第1の拡散用多孔体7と第2の収束用多孔体17との間に密に収容されている。第1の改質剤群9は、例えばセラミックボール群、銀を含むセラミックボール群、イオン交換樹脂ボール群、セシウム吸着剤ボール群、活性炭ボール群の何れか、又はこれら何れかの組み合わせで構成されている。ボールは粒に代えることもできる。なお、ボールは球状のものを意味し、粒は小さめの球状であり球状以外の形状も含む。
図1の前記第2の静止型攪拌部15は前記第1の静止型攪拌部5と同一構造であり、詳細な説明は省略する。第2の静止型攪拌部15は第1の静止型攪拌部5に対する後流に配置されている。この第2の静止型攪拌部15は前記第1の改質剤群9で改質された水を放射方向の中央の入水口57から受け入れて攪拌し放射方向の中央の出水口61から前記出口部13の方向へ流出させるものである。
図1の第2の収束用多孔体17は第1の拡散用多孔体7と同一構造であり、孔7a及び突当部7bと同様の孔17a及び突当部17bを備えている。この第2の収束用多孔体17は前記改質された水を放射方向に拡散配置された複数の孔か17aから流入させて前記入水口57の方向にガイドするための収束空間を形成するものである。
図1の第2の拡散用多孔体19は第1の拡散用多孔体7と同一構造であり、孔7a及び突当部7bと同様の孔19a及び突当部19bを備えている。この第2の拡散用多孔体19は前記第2の静止型攪拌部15の出水口61から出る水を放射方向に拡散配置された複数の孔19aから流出させるようにガイドするための拡散空間を形成するものである。
図1の第2の改質剤群21は前記第1の改質剤群9と同一剤の群である。第2の改質剤群21は第2の拡散用多孔体19の前記複数の孔19aから前記出口部13の方向へ流出する水を通して改質するためのものである。第2の拡散用多孔体19と後段の第2の収束用多孔体17との間に密に収容されている。
図1のように前記第2の静止型攪拌部21と前記第2の収束用多孔体17と前記第2の拡散用多孔体19と前記第2の改質剤群21との組み合わせが筒体3の出口部13に向かって2段に配置されている。
図1の前記第3の静止型攪拌部23は前記第1の静止型攪拌部5と同一構造であり、詳細な説明は省略する。第3の静止型攪拌部23は2段の第2の静止型攪拌部21に対する後流で筒体3の出口部13に配置されている。この第3の静止型攪拌部23は後段の第2の改質剤群21で改質された水を放射方向の中央の入水口57から受け入れて放射方向へ往復するラビリンス通路59を通して攪拌し放射方向の中央の出水口61から出口部13に流出させるものである。
図1の前記第3の収束用多孔体25は第2の収束用多孔体17と同一構造であり、孔17a及び突当部17bと同様の孔25a及び突当部25bを備えている。この第3の収束用多孔体25は前記改質された水を放射方向に拡散配置された複数の孔25aから流入させて前記入水口57の方向にガイドするための収束空間を形成するものである。
図1の筒体3の入口部11の入口流路43から汚水などの水をポンプなどにより加圧流入させると、図1矢印(実線)のように水が第1の静止型攪拌部5の入水口57から第1の静止型攪拌部5内部に流入する。
前記水改質器1は、第2の静止型攪拌部15、第2の収束用多孔体17、第2の拡散用多孔体19、第2の改質剤群21を省略することもできる。また第3の静止型攪拌部23を省略することもできる。第3の静止型攪拌部23を省略する場合に第3の収束用多孔体25は残し、筒体3の出口部13に対し収束空間を形成するのが良い。第3の静止型攪拌部23を省略する場合に第3の収束用多孔体25に代えて単なる多孔板を筒体3の出口部13に配置することもできる。
3 筒体
5 第1の静止型攪拌部(静止型攪拌部)
7 第1の拡散用多孔体(拡散用多孔体)
7a 孔
7b 突当部
9 第1の改質剤群
11 入口部
13 出口部
15 前段の第2の静止型攪拌部(中間第1の静止型攪拌部、静止型攪拌部)
17 前段の第2の収束用多孔体(中間第1の収束用多孔体、収束用多孔体)
15 後段の第2の静止型攪拌部(中間第2の静止型攪拌部、静止型攪拌部)
19 後段の第2の拡散用多孔体(中間第2の拡散用多孔体、拡散用多孔体)
21 第2の改質剤群
23 第3の静止型攪拌部
25 第3の収束用多孔体
57 入水口
59 ラビリンス通路
61 出水口
89 コイルスプリング
Claims (7)
- 筒体の入口部から通水された水を放射方向の中央の入水口から受け入れて放射方向へ往復するラビリンス通路を通して攪拌し放射方向の中央の出水口から流出させる第1の静止型攪拌部と、
前記第1の静止型攪拌部の出水口から流出する水を放射方向に拡散配置された複数の孔から流出させるようにガイドするための拡散空間を形成する第1の拡散用多孔体と、
前記第1の拡散用多孔体の前記複数の孔から前記筒体の出口部の方向へ流出する水を通して改質するための第1の改質剤群と、
を備えた水改質器。 - 請求項1記載の水改質器であって、
第2の静止型攪拌部と第2の収束用多孔体と第2の拡散用多孔体と第2の改質剤群とを備え、
前記第2の静止型攪拌部は、 前記第1の改質剤群で改質された水を前記第2の静止型攪拌部の放射方向の中央の入水口から受け入れて攪拌し前記第2の静止型攪拌部の放射方向の中央の出水口から前記筒体の出口部の方向へ流出させ、
前記第2の収束用多孔体は、前記改質された水を前記第2の収束用多孔体の放射方向に拡散配置された複数の孔から流入させて前記第2の静止型攪拌部の入水口の方向にガイドするための収束空間を形成し、
前記第2の拡散用多孔体は、前記第2の静止型攪拌部の出水口から出る水を放射方向に拡散配置された複数の孔から流出させるようにガイドするための拡散空間を形成し、
前記第2の改質剤群は、前記第2の拡散用多孔体の前記複数の孔から前記筒体の出口部の方向へ流出する水を通して改質する、
水改質器。 - 請求項2記載の水改質器であって、
前記第2の静止型攪拌部と前記第2の収束用多孔体と前記第2の拡散用多孔体と前記第2の改質剤群との組み合わせを前記筒体の出口部に向かって多段に配置した、
水改質器。 - 第1の改質剤群と中間第1の静止型攪拌部と中間第1の収束用多孔体と中間第2の静止型攪拌部と中間第2の拡散用多孔体と第2の改質剤群とコイルばねとを備え、
前記第1の改質剤群は、筒体に通水された水を改質し、
前記中間第1の静止型攪拌部は、前記改質された水を前記中間第1の静止型攪拌部の放射方向の中央の入水口から受け入れて放射方向へ往復するラビリンス通路を通して攪拌し前記中間第1の静止型攪拌部の放射方向の中央の出水口から流出させ、
前記中間第1の収束用多孔体は、前記改質された水を前記中間第1の収束用多孔体の放射方向に拡散配置された複数の孔から流入させて前記中間第1の静止型攪拌部の放射方向の中央の入水口の方向にガイドするための収束空間を形成し、
前記中間第2の静止型攪拌部は、前記中間第1の静止型攪拌部の出水口から流出する水を前記中間第2の静止型攪拌部の放射方向の中央の入水口から受け入れて攪拌し前記中間第2の静止型攪拌部の放射方向の中央の出水口から流出させ、
前記中間第2の拡散用多孔体は、前記中間第2の静止型攪拌部の出水口から流出する水を前記中間第2の拡散用多孔体の放射方向に拡散配置された複数の孔から流出させるようにガイドするための拡散空間を形成し、
前記第2の改質剤群は、前記中間第2の拡散用多孔体の前記複数の孔から前記筒体の出口部の方向へ流出する水を通して改質し、
前記コイルばねは、前記筒体に対し前記中間第1の静止型攪拌部を前記第1の改質剤群に押し付けると共に前記中間第2の静止型攪拌部を前記第2の改質剤群に押し付ける、
水改質器。 - 請求項1~4の何れか1項に記載の水改質器であって、
前記改質剤群は、セラミックボール群又はセラミック粒群、銀を含むセラミックボール群又はセラミック粒群、イオン交換樹脂ボール群又はイオン交換樹脂粒群、セシウム吸着剤ボール群又はセシウム吸着剤粒群、活性炭ボール群又は活性炭粒群の何れか、又はこれら何れかの組み合わせである、
水改質器。 - 請求項1~5の何れか1項に記載の水改質器に用いる収束用多孔体であって、
前記改質された水を放射方向に拡散配置された複数の孔から流入させて放射方向の中央の方向にガイドするための収束空間を形成する、
収束用多孔体。 - 請求項1~6の何れか1項に記載の水改質器に用いる拡散用多孔体であって、
前記第1又は第2の静止型攪拌部の出水口から流出する水又は前記筒体の入口部から流入する水を放射方向に拡散配置された複数の孔から流出させるようにガイドするための拡散空間を形成する、
拡散用多孔体。
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