JP7209200B2 - 空間提案システム、及び、空間提案方法 - Google Patents

空間提案システム、及び、空間提案方法 Download PDF

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Description

本発明は、空間提案システム、及び、空間提案方法に関する。
従来、作業の効率化を図るための技術が提案されている。特許文献1には、生産現場または医療福祉現場などで働く従業者の作業の効率化を図ることができる作業管理・支援方法が開示されている。
特開2000-354943号公報
ところで、近年、ワークスタイルに関しても様々な提案がなされている。例えば、作業内容に合わせて働く場所を選ぶワークスタイルとして、ABW(Activity Based Working)が提案されている。ABWのように従業者が作業場所を適宜変更して働くスタイルを採用しつつ、従業者の作業の効率化を図るためには、作業環境を整えることが必要となる。
本発明は、作業環境の改善を支援することができる空間提案システム、及び、空間提案方法を提供する。
本発明の一態様に係る空間提案システムは、室内空間で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、前記室内空間における環境情報を取得する取得部と、前記作業の作業コンセプトを取得するコンセプト取得部と、取得された前記少なくとも一方の情報、及び、取得された前記環境情報に基づいて、取得された前記作業コンセプトよりも前記室内空間に適した別の作業コンセプトを示す第一情報、及び、前記室内空間を取得された前記作業コンセプトに適した室内空間に近づけるための方法を示す第二情報の少なくとも一方を出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係る空間提案方法は、コンピュータによって実行される空間提案方法であって、室内空間で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、前記室内空間における環境情報を取得し、前記作業の作業コンセプトを取得し、取得された前記少なくとも一方の情報、及び、取得された前記環境情報に基づいて、取得された前記作業コンセプトよりも前記室内空間に適した別の作業コンセプトを示す第一情報、及び、前記室内空間を前記作業コンセプトに適した室内空間に近づけるための方法を示す第二情報の少なくとも一方を出力する。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記空間提案方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、作業環境の改善を支援することができる空間提案システム及び空間提案方法が実現される。
図1は、実施の形態に係る空間提案システムの対象となる室内空間を示す図である。 図2は、実施の形態に係る空間提案システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、作業コンセプトの一例を示す図である。 図4は、実施の形態に係る空間提案システムの動作例1のフローチャートである。 図5は、記憶部に記憶された、複数の作業コンセプトとその判定基準情報とを示す図である。 図6は、作業コンセプトが室内空間に適していることを示す画像の一例を示す図である。 図7は、室内空間により適した作業コンセプトを示す画像の一例を示す図である。 図8は、実施の形態に係る空間提案システムの動作例2のフローチャートである。 図9は、室内空間を作業コンセプトにより適した環境に近づけるための提案情報を含む画像の一例を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[空間提案システムの構成]
まず、実施の形態に係る空間提案システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る空間提案システムの対象となる室内空間を示す図である。図2は、実施の形態に係る空間提案システムの機能構成を示すブロック図である。
実施の形態に係る空間提案システム10は、オフィスなどの室内空間30がどのような作業コンセプトに適した室内空間であるか、または、室内空間30を所望の作業コンセプトに適した空間にするためにどのような処置を行えばよいかをオフィスの管理者または監督者(以下、管理者等と記載される)に提案するシステムである。
作業コンセプトとは、室内空間30において行われる可能性がある作業の概要を示す情報であり、言い換えれば、室内空間30の作業用途などを示す情報である。図3は、作業コンセプトの一例を示す図である。
図3に示されるように、作業コンセプトとしては、個人集中、個人リラックス、コワーク、対話/議論、複数人作業、アイデア創出、知識共有、複数人リラックス(コミュニケーション)、及び、専門作業などが例示される。
個人集中は、会話などで中断されず集中することが必要な作業を示す作業コンセプトである。個人リラックスは、仕事から離れてリフレッシュする時間を取る作業を示す作業コンセプトである。コワークは、周囲の人の質問に答えるため短い中断が入っても気にならない作業を示す作業コンセプトである。対話/議論は、1人以上の同僚との会話または議論が行われる作業を示す作業コンセプトである。
複数人作業は、複数人の同僚と緊密に協力する作業を示す作業コンセプトである。アイデア創出は、3人以上のグループでコラボレーションし新たなアイデアを生み出す作業を示す作業コンセプトである。知識共有は、3人以上のグループで行う知識共有作業を示す作業コンセプトである。複数人リラックスは、仕事から離れてリフレッシュする時間を取り、同僚と交流する作業を示す作業コンセプトである。専門作業は、特別な設備を必要とする専門的な業務を示す作業コンセプトである。
空間提案システム10によって室内空間30がどのような作業コンセプトに適しているかの提案が行われれば、管理者等は、室内空間30において行われる作業(室内空間30の用途)を変更することができる。例えば、管理者等は、空間提案システム10の提案にしたがって、デスクワーク(作業コンセプトの個人集中に相当)に使用されている室内空間30を、休憩室(作業コンセプトの複数人リラックスに相当)に変更することができる。
また、空間提案システム10によって室内空間30を所望の作業コンセプトに適した空間にするためにどのような処置を行えばよいかが提案されれば、管理者等は、室内空間30を所望の作業コンセプトに適した空間に近づけることができる。
図2に示されるように、空間提案システム10は、具体的には、操作受付部11と、通信部12と、情報処理部13と、表示部14と、記憶部15とを備える。また、図2では、環境情報計測部21、生体情報計測部22、及び、行動情報計測部23も合わせて図示されている。空間提案システム10は、環境情報計測部21、生体情報計測部22、及び、行動情報計測部23をさらに備えてもよい。
操作受付部11は、オフィスの管理者等の操作を受け付ける。操作受付部11は、タッチパネル、及び、ハードウェアボタンなどによって実現される。
通信部12は、空間提案システム10が他の装置またはシステムと通信を行うための通信回路(言い換えれば、通信モジュール)である。通信部12は、具体的には、環境情報計測部21、生体情報計測部22、及び、行動情報計測部23と通信を行う。通信部12は、例えば、無線通信を行うが、有線通信を行ってもよい。通信部12によって行われる通信の通信規格は特に限定されない。
情報処理部13は、管理者等に上記の提案を行うための情報処理を行う。情報処理部13は、具体的には、取得部16と、コンセプト取得部17と、特定部18と、出力部19とを備える。これらの構成要素の機能については後述される。
表示部14は、出力部19から出力される情報に基づいて画像を表示する。表示部14は、例えば、液晶パネルまたは有機EL(Electro Luminescence)パネルなどの表示パネルによって実現される。
記憶部15は、情報処理部13が情報処理を実行するためのプログラム、当該情報処理に必要な各種情報(例えば、後述の判定基準情報)などが記憶される記憶装置である。記憶部15は、例えば、半導体メモリなどによって実現される。
環境情報計測部21は、室内空間30においてユーザ(言い換えれば、作業者)が作業をしているときの当該室内空間30における環境情報を計測する。環境情報は、光環境(照度及び色温度など)、音環境(騒音レベルなど)、音響、気流(気流の向き及び強さなど)、空気質(温度、湿度、微粒子濃度、CO濃度、及び、においなど)などである。環境情報計測部21としては、具体的には、照度センサ、カメラ、マイクロフォン、気流センサ、温度センサ、湿度センサ、微粒子濃度センサ、CO濃度センサ、または、においセンサなどが例示される。
なお、環境情報は、センシングによって得られるものに限定されず、環境情報には、例えば、室内空間30における緑化の程度及び植物のレイアウトを示す情報、室内空間30に位置する家具の数量、種類及びレイアウトを示す情報、室内空間30の広さ及び間取りを示す情報、IT(Information Technology)環境を示す情報などが含まれてもよい。IT環境を示す情報は、具体的には、LAN(Local Area Network)環境、並びに、コピー機などのOA(Office Automation)機器の数量、種類、及び、レイアウトなどを示す情報である。センシングによって得られない環境情報については、操作受付部11が管理者等からの操作を受け付けることで取得部16にマニュアル入力される。センシングによって得ることが可能な環境情報が、操作受付部11が管理者等からの操作を受け付けることで取得部16にマニュアル入力されてもよい。
生体情報計測部22は、室内空間30において作業をしているユーザの作業中の生体情報を計測する。生体情報は、具体的には、心拍数、脈拍数、瞬きの回数、瞳孔径、活動量、脳波、呼吸数、筋電位、血糖値、皮膚温度、発汗量、唾液の成分などである。生体情報計測部22としては、具体的には、心拍センサ、脈波センサ、カメラ、活動量計、脳波計、呼吸センサ、筋電位センサ、血糖値センサ、温度センサ、発汗センサ、または、唾液センサなどが例示される。生体情報計測部22は、ユーザの体に接触する接触型のセンサ(例えば、ウェアラブルセンサ)であってもよいし、ユーザの体に接触しない非接触型のセンサであってもよい。生体情報は、操作受付部11が管理者等からの操作を受け付けることで取得部16にマニュアル入力されてもよい。
行動情報計測部23は、室内空間30において作業をしているユーザの作業中の行動情報を計測する。行動情報は、具体的には、ユーザの表情、ユーザの音声、ユーザが話す言語、ユーザの室内空間30内の位置、ユーザの姿勢、ユーザの体動、ユーザの視線、ユーザの歩容、行為、作業量、及び、操作情報などである。行動情報計測部23としては、具体的には、カメラ、マイクロフォン、体動量計、または、ユーザインターフェース装置などが例示される。
なお、行動情報は、センシングによって得られるものに限定されず、行動情報には、例えば、ユーザがどのような行動をとったかを示すアンケート情報などが含まれてもよい。センシングによって得られない行動情報については、操作受付部11が管理者等からの操作を受け付けることで取得部16にマニュアル入力される。センシングによって得ることが可能な行動情報が、操作受付部11が管理者等からの操作を受け付けることで取得部16にマニュアル入力されてもよい。
[動作例1]
次に、空間提案システム10の動作例1について説明する。図4は、空間提案システム10の動作例1のフローチャートである。
まず、取得部16は、室内空間30において作業をしているユーザの作業中の生体情報を取得する(S11)。取得部16は、例えば、生体情報を、生体情報計測部22から通信部12を介して取得する。また、取得部16は、室内空間30において作業をしているユーザの作業中の行動情報を取得する(S12)。取得部16は、例えば、行動情報を、行動情報計測部23から通信部12を介して取得する。なお、生体情報及び行動情報は、少なくとも一方が取得されればよい。そして、取得部16は、取得した生体情報及び行動情報を記憶部15に記憶する(S13)。生体情報及び行動情報は、先に例示されたものの少なくとも1つが取得され、記憶されればよい。
次に、特定部18は、記憶部15に記憶された生体情報及び行動情報に基づいて、室内空間30において作業をしているときのユーザの状態を特定する(S14)。ユーザの状態は、例えば、眠気、覚醒度(沈静度)、快適度(不快度)、集中度、笑顔度、リラックス度(ストレス度)、または、クリエイティビティ度などである。ユーザの状態は、後述の判定に必要なものが少なくとも1つ特定されればよい。
例えば、ユーザの状態の一つである集中度は、以下のように特定される。一般に、人が集中しているときには、人の脈拍数、及び、体温は上昇する。また、人が集中しているときには、人の視線の変化は小さくなる。そこで、特定部18は、生体情報に含まれる脈拍数に基づいて脈拍数が多くなるほど大きい値となる第一の値を決定し、生体情報に含まれる体温に基づいて体温が高いほど大きい値となる第二の値を決定する。また、特定部18は、行動情報に含まれるユーザの視線を示す情報に基づき、ユーザの視線の動きの単位時間当たりの変化が小さいほど大きい値となる第三の値を決定する。そして、特定部18は、決定した3つの値の和(または平均値)を集中度として特定する。
また、ステップS11~S14の処理と並行して、取得部16は、室内空間30においてユーザが作業をしているときの当該室内空間30における環境情報を取得する(S15)。取得部16は、例えば、環境情報を、環境情報計測部21から通信部12を介して取得する。取得部16は、取得した環境情報を記憶部15に記憶する(S16)。環境情報は、先に例示されたものの少なくとも1つが取得され、記憶されればよい。
同様に、ステップS11~S14の処理と並行して、コンセプト取得部17は、ユーザが室内空間30において行っている作業の作業コンセプトを取得する(S17)。例えば、ユーザがデスクワークを行っている場合の作業コンセプトは個人集中である。そこで、管理者等は、操作受付部11に対して作業コンセプトの入力操作を行う。操作受付部11によって管理者等からの操作が受け付けられると、作業コンセプトを示す情報(この場合、作業コンセプトが個人集中であることを示す情報)がコンセプト取得部17に入力される。作業コンセプトを示す情報は、例えば、入力情報として記憶部15に記憶される。
ここで、ステップS17においてコンセプト取得部17に入力され得る複数の作業コンセプト(言い換えれば、作業コンセプトの選択候補)は、記憶部15に判定情報と対応付けて記憶されている。図5は、記憶部15に記憶された、複数の作業コンセプトとその判定基準情報とを示す図である。
図5に示されるように、複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおけるユーザの状態の許容範囲、及び、当該作業コンセプトにおける環境情報の許容範囲を含む判定基準情報に紐づけられて記憶部15に記憶されている。図5の例では、許容範囲として上限値及び下限値が規定されているが、上限値及び下限値はいずれか一方のみが規定される場合もある。
なお、複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおけるユーザの状態の標準値(言い換えれば、理想的な値)、及び、当該作業コンセプトにおける環境情報の標準値(言い換えれば、理想的な値)にも紐づけられている。判定基準情報及び標準値は、あらかじめ経験的または実験的に定められて記憶部15に記憶される。
ステップS17の後、出力部19は、ステップS14において特定されたユーザの状態、ステップS15において取得された環境情報、及び、記憶部15に記憶されている判定基準情報に基づいて、ステップS17において取得された作業コンセプトが室内空間30に適しているか否かの判定を行う(S18)。
出力部19は、例えば、ステップS14において取得されたユーザの状態の全て、及び、ステップS15において取得された環境情報の全てがステップS17において取得された作業コンセプトに紐づけられた許容範囲内である場合に、ステップS17において取得された作業コンセプトが室内空間30に適していると判定する。また、出力部19は、ステップS14において取得されたユーザの状態、及び、ステップS15において取得された環境情報の少なくとも1つが許容範囲内でない場合に、ステップS17において取得された作業コンセプトが室内空間30に適していないと判定する。なお、このような判定方法は一例である。ステップS18における判定は、例えば、ステップS14において取得されたユーザの状態、及び、ステップS15において取得された環境情報のうち許容範囲内である項目の数が一定数以上であるか否かに基づいて行われてもよい。
出力部19は、作業コンセプトが室内空間30に適していると判定すると(S18でYes)、作業コンセプトが室内空間30に適していることを示す情報を出力する(S19)。表示部14は、出力された情報を取得し、図6に示されるような画像を表示する。図6は、作業コンセプトが室内空間30に適していることを示す画像の一例を示す図である。
一方、出力部19は、作業コンセプトが室内空間30に適していないと判定すると(S18でNo)、ステップS17において取得された作業コンセプトよりも室内空間30により適した作業コンセプトを、記憶部15に記憶された複数の作業コンセプトの中から選択する(S20)。
出力部19は、具体的には、記憶部15に記憶された複数の作業コンセプトのそれぞれと室内空間30との適合度を示す評価値を算出する。例えば、評価対象の作業コンセプトのn種類(n:自然数)のユーザの状態の標準値をそれぞれX、X、・・X、とし、m種類(m:自然数)の環境情報の標準値をそれぞれY、Y、・・Yとする。同様に、ステップS14において特定されたn種類のユーザの状態を示す値をそれぞれx、x、・・xとし、ステップS17において取得されたm種類の環境情報を示す値をそれぞれy、y、・・yとする。この場合、出力部19は、評価対象の作業コンセプトに対する評価値Eを以下の(式1)を用いて算出する。なお、(式1)において、a、bは係数である。
Figure 0007209200000001
この評価値E1は、評価対象の作業コンセプトが室内空間30に適しているほど小さい値となる。そこで、出力部19は、記憶部15に記憶された複数の作業コンセプトのそれぞれについて評価値Eを算出し、評価値Eが最も小さくなる作業コンセプトを、室内空間30により適した作業コンセプトとして選択する。
室内空間30により適した作業コンセプトが選択されると、出力部19は、選択された作業コンセプトを示す第一情報(つまり、室内空間30により適した作業コンセプトを示す情報)を出力する(S21)。表示部14は、出力された第一情報を取得し、図7に示されるような画像を表示する。図7は、室内空間30により適した作業コンセプトを示す画像の一例を示す図である。なお、ステップS20では、ステップS17において取得された作業コンセプトよりも評価値が小さい複数の作業コンセプトが選択され、ステップS21では、選択された複数の作業コンセプトを示す第一情報が出力されてもよい。また、第一情報は、出力情報として記憶部15に記憶されてもよい。
以上説明したように、動作例1では、空間提案システム10は、室内空間30により適した作業コンセプトがあると考えられる場合には、このような作業コンセプトを管理者等に提示することができる。つまり、空間提案システム10は、作業環境の改善を支援することができる。作業環境が改善されれば、ユーザの作業効率が向上される。
[動作例1の変形例]
なお、動作例1では、ステップS11~S14の処理、ステップS15及びS16の処理、並びに、ステップS17の処理は、並行して行われると説明したが、これらの処理は、順番に行われてもよい。この場合の順番は特に限定されない。
また、ステップS14のユーザ状態の特定は必須の処理ではない。例えば、判定基準情報において、ユーザの状態の許容範囲に代えて、生体情報及び行動情報の許容範囲が作業コンセプトに紐づけられていれば、ユーザの状態を特定することなく、作業コンセプトが室内空間30に適しているか否かの判定が可能である。
また、動作例1では、1人のユーザの室内空間30で作業をしているときの生体情報及び行動情報が用いられたが、複数のユーザの室内空間30で作業をしているときの生体情報及び行動情報が用いられてもよい。例えば、複数のユーザの生体情報及び行動情報が平均化されて用いられれば、個人差の影響が低減される。
なお、生体情報及び行動情報として、ユーザの属性ごとにデータベース化された過去の生体情報及び行動情報が使用されてもよい。つまり、生体情報及び行動情報として、データベースに記憶されたものが呼び出されて使用されてもよい。また、判定基準情報(許容値)は、実績に応じて更新されてもよい。この場合、実績としては、例えば、記憶部15に記憶された出力情報としての第一情報が用いられる。
[動作例2]
次に、空間提案システム10の動作例2について説明する。図8は、空間提案システム10の動作例2のフローチャートである。
ステップS11~S19の処理は、動作例1と同様である。ステップS18において、作業コンセプトが室内空間30に適していないと判定されると(S18でNo)、出力部19は、室内空間30を、ステップS17において取得された作業コンセプトに適した室内空間に近づけるための方法を示す第二情報を出力する(S22)。第二情報には、例えば、許容範囲外であると判定されたユーザの状態、及び、環境情報の少なくとも1つに関する情報が含まれる。また、第二情報には、例えば、室内空間をどのように変更すれば許容範囲外であると判定されたユーザの状態、ユーザの行動情報、及び、環境情報の少なくとも1つを許容範囲内に近づけることができるかに関する情報が含まれる。
表示部14は、出力された第二情報を取得し、図9に示されるような画像を表示する。図9は、室内空間30を作業コンセプトにより適した環境に近づけるための提案情報を含む画像の一例を示す図である。例えば、集中度を向上させるために必要な環境に関する情報があらかじめ記憶部15に記憶されていれば、出力部19は、集中度が許容範囲外である場合にこのような情報を参照し、現在の環境情報に基づいて集中度を高めるために改善の余地のある項目(図9の例では、照明の色温度と騒音レベル)を第二情報に含める。これにより、表示部14は、図9のような画像を管理者等に提示することができる。
以上説明したように、動作例2では、空間提案システム10は、室内空間30が作業コンセプトに適していないと考えられる場合に、室内空間30を作業コンセプトにより適した環境に近づけるための提案を行うことができる。つまり、空間提案システム10は、作業環境の改善を支援することができる。作業環境が改善されれば、ユーザの作業効率が向上される。
[動作例2の変形例]
なお、動作例2では、室内空間30において過去に作業を行っていたユーザの状態、及び、室内空間30における過去の環境情報に基づき、過去のユーザ状態の平均値、及び、過去の環境情報の平均値を理想値とみなして判定基準情報が作成されてもよい。つまり、判定基準情報の標準値として、過去のユーザ状態の平均値、及び、過去の環境情報の平均値が採用され、あらかじめ記憶部15に記憶されてもよい。この場合、空間提案システム10は、室内空間30の環境が過去の理想的な環境に比べて変化していると考えられる場合に、室内空間30を過去の理想的な環境に近づけるための提案を行うことができる。
また、動作例1及び動作例2は組み合わせられてもよい。具体的には、ステップS18において、作業コンセプトが室内空間30に適していないと判定された場合に、第一情報、及び、第二情報の両方が出力されてもよい。つまり、空間提案システム10は、室内空間30により適した作業コンセプトの提案と、室内空間30を作業コンセプトにより適した環境にするための提案とを両方行ってもよい。
[効果等]
以上説明したように、空間提案システム10は、室内空間30で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、室内空間30における環境情報を取得する取得部16と、上記作業の作業コンセプトを取得するコンセプト取得部17と、取得された少なくとも一方の情報、及び、取得された環境情報に基づいて、取得された作業コンセプトよりも室内空間30に適した別の作業コンセプトを示す第一情報、及び、室内空間30を取得された作業コンセプトに適した室内空間に近づけるための方法を示す第二情報の少なくとも一方を出力する出力部19とを備える。
このような空間提案システム10は、室内空間30により適した作業コンセプトを管理者等に提示することができる。また、空間提案システム10は、室内空間30を作業コンセプトにより適した環境に近づけるための提案を行うことができる。つまり、空間提案システム10は、作業環境の改善を支援することができる。作業環境が改善されれば、ユーザの作業効率が向上される。
また、例えば、空間提案システム10は、さらに、取得された少なくとも一方の情報に基づいて、ユーザの状態を特定する特定部18を備える。出力部19は、特定されたユーザの状態、取得された環境情報に基づいて、第一情報及び第二情報の少なくとも一方を出力する。
このような空間提案システム10は、ユーザの状態に基づいて室内空間30に作業コンセプトが適しているか否かを判定することができる。
また、例えば、空間提案システム10は、さらに、コンセプト取得部17によって取得され得る作業コンセプトの候補である複数の作業コンセプトが記憶される記憶部15を備える。複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおけるユーザの状態の許容範囲、及び、当該作業コンセプトにおける環境情報の許容範囲を含む判定基準情報に紐づけられて記憶部15に記憶される。出力部19は、特定されたユーザの状態、取得された環境情報、及び、判定基準情報に基づいて、取得された作業コンセプトが室内空間30に適していないと判定された場合に、第一情報及び第二情報の少なくとも一方を出力する。
このような空間提案システム10は、ユーザの状態及び環境情報に基づいて室内空間30に現在の作業コンセプトが適していないと判定される場合に、室内空間30により適した作業コンセプトを管理者等に提示することができる。また、空間提案システム10は、室内空間30に現在の作業コンセプトが適していないと判定される場合に、室内空間30を作業コンセプトにより適した環境に近づけるための提案を行うことができる。
また、例えば、空間提案システム10は、さらに、取得された少なくとも一方の情報、及び、取得された環境情報が記憶される記憶部15を備える。出力部19は、記憶部15から、記憶部15に記憶された、少なくとも一方の情報、及び、環境情報を取得する。
このような空間提案システム10は、記憶部15に記憶された情報に基づいて第一情報及び第二情報の少なくとも一方を出力することができる。
また、空間提案システム10などのコンピュータによって実行される空間提案方法は、室内空間30で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、室内空間30における環境情報を取得し、作業の作業コンセプトを取得し、取得された少なくとも一方の情報、及び、取得された環境情報に基づいて、取得された作業コンセプトよりも室内空間30に適した別の作業コンセプトを示す第一情報、及び、室内空間30を取得された作業コンセプトに適した室内空間30に近づけるための方法を示す第二情報の少なくとも一方を出力する。
このような空間提案方法は、室内空間30により適した作業コンセプトを管理者等に提示することができる。また、空間提案方法は、室内空間30を作業コンセプトにより適した環境に近づけるための提案を行うことができる。つまり、空間提案方法は、作業環境の改善を支援することができる。作業環境が改善されれば、ユーザの作業効率が向上される。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、空間提案システムは、オフィス空間を対象としたシステムであったが、オフィス空間以外の空間を対象としたシステムであってもよい。また、空間提案システムは、実空間ではなく、CG(Computer Graphics)などによって構成されるシミュレーション上の仮想的な空間を対象としてもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、空間提案方法として実現されてもよいし、空間提案方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
また、上記実施の形態では、空間提案システムは、情報端末などの単一の装置として実現されてもよいし、複数の装置によって実現されてもよい。例えば、空間提案システムは、クライアントサーバシステムとして実現されてもよい。空間提案システムが複数の装置によって実現される場合、上記実施の形態で説明された空間提案システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 空間提案システム
15 記憶部
16 取得部
17 コンセプト取得部
18 特定部
19 出力部
30 室内空間

Claims (8)

  1. 室内空間で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、前記室内空間における環境情報を取得する取得部と、
    前記作業の作業コンセプトを取得するコンセプト取得部と、
    前記コンセプト取得部によって取得され得る作業コンセプトの候補である複数の作業コンセプトが記憶される記憶部と、
    出力部とを備え、
    前記複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおける前記ユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報の既定値、並びに、当該作業コンセプトにおける前記環境情報の既定値と紐づけて前記記憶部に記憶されており、
    前記出力部は、取得された前記少なくとも一方の情報、及び、取得された前記環境情報のそれぞれを対応する前記既定値と比較することにより、前記複数の作業コンセプトのそれぞれと前記室内空間との適合度を示す評価値を算出し、算出した前記評価値に基づいて前記複数の作業コンセプトの中から選択した別の作業コンセプトであって、取得された前記作業コンセプトよりも前記室内空間に適した別の作業コンセプトを示す第一情報を出力す
    間提案システム。
  2. 記複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおける前記少なくとも一方の情報の許容範囲、及び、当該作業コンセプトにおける前記環境情報の許容範囲を含む判定基準情報に紐づけられて前記記憶部に記憶され、
    前記出力部は、取得された前記少なくとも一方の情報、取得された前記環境情報、及び、前記判定基準情報に基づいて、取得された前記作業コンセプトが前記室内空間に適していないと判定された場合に、前記第一情報を出力する
    請求項に記載の空間提案システム。
  3. 前記出力部は、
    取得された前記作業コンセプトが前記室内空間に適していないと判定された場合に、前記第一情報に加えて、前記室内空間を取得された前記作業コンセプトに適した室内空間に近づけるための方法を示す第二情報を出力し、
    前記第二情報を出力するときには、前記判定において許容範囲外であると判定された前記少なくとも一方の情報または前記環境情報を許容範囲内に近づけるために必要な環境を示す情報であって前記記憶部にあらかじめ記憶された情報を参照することにより、前記第二情報を出力する
    請求項2に記載の空間提案システム。
  4. 前記記憶部には、さらに、取得された前記少なくとも一方の情報、及び、取得された前記環境情報が記憶され、
    前記出力部は、前記記憶部から、前記記憶部に記憶された、前記少なくとも一方の情報、及び、前記環境情報を取得する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の空間提案システム。
  5. 室内空間で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、前記室内空間における環境情報を取得する取得部と、
    前記作業の作業コンセプトを取得するコンセプト取得部と、
    取得された前記少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの状態を特定する特定部と、
    前記コンセプト取得部によって取得され得る作業コンセプトの候補である複数の作業コンセプトが記憶される記憶部と、
    出力部とを備え、
    前記複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおける前記ユーザの状態の既定値、及び、当該作業コンセプトにおける前記環境情報の既定値と紐づけて前記記憶部に記憶されており、
    前記出力部は、特定された前記ユーザの状態、及び、取得された前記環境情報のそれぞれを対応する前記既定値と比較することにより、前記複数の作業コンセプトのそれぞれと前記室内空間との適合度を示す評価値を算出し、算出した評価値に基づいて前記複数の作業コンセプトの中から選択した別の作業コンセプトであって、取得された前記作業コンセプトよりも前記室内空間に適した別の作業コンセプトを示す第一情報を出力す
    間提案システム。
  6. コンピュータによって実行される空間提案方法であって、
    前記空間提案方法は、
    室内空間で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、前記室内空間における環境情報を取得する第一取得ステップと
    前記作業の作業コンセプトを取得する第二取得ステップとを含み
    前記コンピュータによって参照される記憶部には、前記第二取得ステップにおいて取得され得る作業コンセプトの候補である複数の作業コンセプトが記憶され、
    前記複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおける前記ユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報の既定値、並びに、当該作業コンセプトにおける前記環境情報の既定値と紐づけて前記記憶部に記憶されており、
    前記空間提案方法は、取得された前記少なくとも一方の情報、及び、取得された前記環境情報のそれぞれを対応する前記既定値と比較することにより、前記複数の作業コンセプトのそれぞれと前記室内空間との適合度を示す評価値を算出し、算出した前記評価値に基づいて前記複数の作業コンセプトの中から選択した別の作業コンセプトであって、取得された前記作業コンセプトよりも前記室内空間に適した別の作業コンセプトを示す第一情報を出力する出力ステップを含む
    空間提案方法。
  7. コンピュータによって実行される空間提案方法であって、
    前記空間提案方法は、
    室内空間で作業を行っているユーザの生体情報及び行動情報の少なくとも一方の情報、並びに、前記室内空間における環境情報を取得する第一取得ステップと
    前記作業の作業コンセプトを取得する第二取得ステップと、
    取得された前記少なくとも一方の情報に基づいて、前記ユーザの状態を特定する特定ステップとを含み
    前記コンピュータによって参照される記憶部には、前記第二取得ステップにおいて取得され得る作業コンセプトの候補である複数の作業コンセプトが記憶され、
    前記複数の作業コンセプトのそれぞれは、当該作業コンセプトにおける前記ユーザの状態の既定値、並びに、当該作業コンセプトにおける前記環境情報の既定値と紐づけて前記記憶部に記憶されており、
    前記空間提案方法は、特定された前記ユーザの状態、及び、取得された前記環境情報のそれぞれを対応する前記既定値と比較することにより、前記複数の作業コンセプトのそれぞれと前記室内空間との適合度を示す評価値を算出し、算出した前記評価値に基づいて前記複数の作業コンセプトの中から選択した別の作業コンセプトであって、取得された前記作業コンセプトよりも前記室内空間に適した別の作業コンセプトを示す第一情報を出力する出力ステップを含む
    空間提案方法。
  8. 請求項6または7に記載の空間提案方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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