JP7209038B2 - エレベータ操作盤用センサ - Google Patents
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Description
このようなボタンスイッチは、不特定多数の利用者の指が直接接触することになる。最近では、衛生面の考慮や、新型コロナウィルス対策の面から、非接触の操作が可能なボタンスイッチが注目されている。
図1は、本発明の実施形態によるエレベータ操作盤用センサが押しボタンに適用される乗場操作盤を示す図である。
乗場操作盤10では、昇り方向のかごを呼ぶ乗場呼びボタン11と、降り方向のかごを呼ぶ乗場呼びボタン12があり、これらの押しボタンに本実施形態によるセンサが一体に組み込まれている。乗場操作盤10の表面には、乗場呼びボタン11、12の脇にそれぞれ点字プレート13、14が設けられており、点字プレート13はうえ(上)、点字プレート14はした(下)を示している。なお、点字プレート13,14には各ボタンの種別に加えて、操作の仕方(ボタン操作、ボタンに指をかざす、あるいはボタンに指を接触させるといった操作)が視覚の不自由な利用者向けに、点字で記載されていてもよい。なお、本発明は、乗場操作盤10に限られず、かご操作盤の行先階登録ボタンやかごドア開閉ボタンなどにも適用可能なことはもちろんである。
この押しボタンスイッチ16は、基板台17と、ボタン基板18と、赤外線センサ20と、キートップ22と、ボタン枠23を主要な構成要素としている。
キートップ22の表面の下側には、センサ装着穴26が形成されている。このセンサ装着穴26に裏側から挿入するようにして、赤外線センサ20はキートップ22に装着される。赤外線センサ20と一体のキートップ22は、ボタン基板18に嵌め込まれ、この状態で上からボタン枠23を外嵌させることができる。
赤外線センサ20が一体的に組み込まれた押しボタンスイッチ16は、キートップ22を押すことで機械的に接点をオン・オフできるだけでなく、利用者は赤外線センサ20に指をかざして、非接触で操作することができる。
利用者の指先50をセンサカバー32の表面に近づけると、赤外線センサ20の投光部35から投光される赤外線は、センサカバー32を透過し、さらに、指先50の表面に当たって乱反射する。このうち、反射した一部の赤外線は、センサカバー32を透過して、受光部36に到達する。指を検知可能な範囲は、非接触の場合は、センサカバー32の表面から所定の距離X1の範囲である。この結果、指先50が検知され、押しボタンスイッチ16はオンになり、呼び登録が行われる。
利用者の指先50をセンサカバー32の表面に接触させると、赤外線センサ20の投光部35から投光される赤外線は、センサカバー32を透過し、さらに、指先50の表面に当たって乱反射する。このうち、乱反射した一部の赤外線は、センサカバー32を透過して、赤外線パス64のように、受光部36に到達する作用は、非接触状態と同様である。
ここで、A点は、仕切り部38の中心線上で、樹脂と空気の境界上にあり、空気に対する屈折率をη=sinβ/sinαとする。
L2:発光部35から赤外線が入射する樹脂表面までの距離
L3:センサカバー32の板厚
投光部35から投光された赤外線が点Aで反射した場合、図9に示す位置関係にあれば、受光部36で受光され得る。このとき、
本実施形態のキートップ22の厚さは、赤外線センサ20を組み込んだことで、既設の操作盤のキートップ40に較べて厚さが増すことになる(厚さC1>C2)。この場合、赤外線センサ20を含むキートップ22の縦横寸法(D1、D2)およびフランジ部22aの縦横寸法(A1、A2)を既設のキートップ40の縦横寸法およびフランジ部40aの縦横寸法と同じにしておけば、基板台17は共通にして、更に厚さが増した分に対応するボタン枠23を設けることにより、キートップ22とボタン基板18の交換により、既設の操作盤を更新することが可能である。
Claims (7)
- エレベータの操作用ボタンのキートップに設けられ、利用者の指を検知するエレベータ操作盤用センサであって、
赤外線を投光する投光部と、反射した赤外線を受光する受光部とを含むセンサ部と、
前記投光部と受光部を保持し前記投光部と受光部の間に赤外線を遮光する仕切り部を有するセンサホルダと、
前記投光部と受光部を覆うように前記センサホルダに取り付けられ赤外線を透過するセンサカバーと、を備え、
前記仕切り部は、前記投光部から発光され前記センサカバーの表面と空気との境界で反射する赤外線を遮蔽し、前記受光部に到達するのを防止することを特徴とするエレベータ操作盤用センサ。 - 前記センサカバーは、その表面と空気の境界で反射した赤外線が前記受光部に到達しないように遮蔽可能な厚さを有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ操作盤用センサ。
- 前記センサ部が利用者の指を検出可能な範囲は、前記キートップの表面および前記表面から所定距離離れた範囲であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ操作盤用センサ。
- 前記投光部から投光される赤外線は、集光されることなく拡散する指向性を有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ操作盤用センサ。
- 前記センサカバーの表面は、前記キートップの表面と面一であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ操作盤用センサ。
- 請求項1乃至5のいずれかの項に記載のエレベータ操作盤用センサと、
キートップと、を備え、
乗場操作盤の乗場呼びボタンまたはかご操作盤の行き先階登録ボタン若しくは戸開閉ボタンであることを特徴とするエレベータ操作盤用ボタン。 - 前記請求項6に記載の操作盤用ボタンに、各ボタンごとに当該ボタンの種別を示す点字プレートが設けられることを特徴とするエレベータ操作盤用ボタン。
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