JP7206484B2 - 締結部材及び光レセプタクルモジュール - Google Patents

締結部材及び光レセプタクルモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP7206484B2
JP7206484B2 JP2018233246A JP2018233246A JP7206484B2 JP 7206484 B2 JP7206484 B2 JP 7206484B2 JP 2018233246 A JP2018233246 A JP 2018233246A JP 2018233246 A JP2018233246 A JP 2018233246A JP 7206484 B2 JP7206484 B2 JP 7206484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber connector
base portion
fastening member
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018233246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019120936A (ja
Inventor
雅樹 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Corp
Original Assignee
Nichia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Corp filed Critical Nichia Corp
Priority to US16/230,789 priority Critical patent/US10718916B2/en
Publication of JP2019120936A publication Critical patent/JP2019120936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7206484B2 publication Critical patent/JP7206484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、締結部材及び光レセプタクルモジュールに関する。
光ファイバと光レセプタクルを結合する締結部材は、安定して締結を確保するものが求められている。例えば、フェルールの径方向の位置決めをする案内部材と、フェルールに係合して挿入方向へ力を加えるバネを複数有する光レセプタクルであって、バネが案内部材に固定されているもの、フェルール側に板バネが工程されているもの等が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003-344716号公報 特表2000-180669号公報
しかし、確実にかつより安価に、簡易な構造の締結を実現することが求められている。
本願発明は、光レセプタクルと光ファイバコネクタとを、安価に、より簡便な構造によって確実に締結させることができる締結部材及びその締結部材によって締結された光レセプタクルモジュールを提供することを目的とする。
本願は以下の発明を含む。
(1)光ファイバを支持する支持部材と、径方向の外側に広がる鍔部とを備えた光ファイバコネクタに着脱可能に装着される締結部材であって、
前記光ファイバコネクタの鍔部よりも小径かつ前記支持部材よりも大径の幅のスリットを有する基底部と、
前記基底部から、該基底部に対して垂直方向に向かって延長し、先端にばね部を有する係止部を備える締結部材。
(2)光ファイバを支持する支持部材と、径方向の外側に広がる鍔部とを備えた光ファイバコネクタと、
該光ファイバコネクタに着脱可能に装着された締結部材と、
前記光ファイバコネクタに、前記締結部材により締結された光レセプタクルとを備える光レセプタクルモジュールであって、
前記締結部材は、
前記光ファイバコネクタの鍔部よりも小径かつ前記支持部材よりも大径の幅のスリットを有する基底部と、
該基底部から、該基底部に対して垂直方向に向かって延長し、先端にばね部を有する係止部を備え、
前記光ファイバコネクタの前記支持部材がスリットに挿入され、前記鍔部の前記光レセプタクル側の面が前記基底部に押圧されて、前記締結部材が光ファイバコネクタに締結され、
前記光レセプタクルは、
レーザパッケージ、
該レーザパッケージを保持する保持部材及び
該保持部材の一端に配置され、側面に凹部を有するファイバ保持部材を備え、
該ファイバ保持部材の凹部に前記ばね部が当接されて、前記締結部材が光レセプタクルに締結されてなる光レセプタクルモジュール。
本願発明の締結部材によれば、光レセプタクルと光ファイバコネクタとを、安価に、より簡便な構造によって確実に締結させることができる。
また、本願発明の光レセプタクルモジュールによれば、光レセプタクルと光ファイバコネクタとが、簡便な構造による締結部材によって確実かつ容易に締結させることができ、安価で高品質の光レセプタクルモジュールを得ることができる。
実施形態の締結部材の側面図である。 図1Aの締結部材の概略斜視図である。 図1Aの締結部材の別の角度からの概略斜視図である。 実施形態の光レセプタクルモジュールを説明するための分解斜視図である。 図2Aの光レセプタクルモジュールの別の角度からの分解斜視図である。 図2Bの光レセプタクルモジュールの締結状態を示す概略斜視図である。 図2Cの光レセプタクルモジュールの締結状態を示す側面図である。 図2Dにおける矢印Mで切断した場合の締結部材近傍の断面拡大図である。 ファイバ保持部材の外周側面の形状を示す締結部材近傍の拡大斜視図である。 ファイバ保持部材の外周側面の別の形状を示す概略斜視図である。 図2Aの光レセプタクルモジュールを構成する光レセプタクルを示す概略断面図である。
以下に示す形態は、本発明の技術思想を具体化するための例示であって、本発明を以下に限定するものではない。また、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張していることがある。さらに、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、重複した説明は適宜省略する。
〔締結部材〕
本願における一実施形態の締結部材10は、図1A、1B及び1Cに示すように、基底部1と、先端にばね部を有する係止部3を備える。この締結部材10は、例えば、径方向の外側に広がる鍔部を備えた光ファイバコネクタに着脱可能に装着することができる。
このような簡便な構成であり、着脱可能に取り付けることができるために、安価に、かつ確実に、また容易に、例えば、光ファイバコネクタを、種々の部材、例えば、代表的には、光レセプタクル、その他の光ファイバコネクタ等に締結することができる。
(基底部1)
基底部1は、光ファイバコネクタを支持するものであり、板状の部材が挙げられる。また、その一部において、平坦な部分を有するものが好ましい。厚みは、締結を維持し得る強度を与える程度であればよい。基底部1は、その平面視における概形を、三角形、四角形等の多角形、円形又は楕円形等、種々の形状とすることができる。図1Bにおいては、基底部1は、その概形が略四角形である。
基底部1は、一端から、反対側の他端方向に向かうスリット1aを有する。スリット1aの長さは、基底部1の長さよりも短ければよい。スリット1aの幅は、例えば、この締結部材を装着する光ファイバコネクタの鍔部よりも小径であり、かつ、光ファイバコネクタの支持部材よりも大径であるものが好ましい。このような幅のスリットを有することにより、光ファイバコネクタに装着することができる。また、光ファイバコネクタの鍔部を係止して、締結部材と光ファイバコネクタとを係合させることができる。
(係止部3)
係止部3は、基底部1から、基底部1に対して垂直方向に向かって延長する部位である。垂直方向に向かって延長するとは、必ずしも基底部1に対して垂直に延長するのみならず、締結部材10を光ファイバコネクタに装着した場合に、基底部1の端を起点として、光ファイバコネクタの先端に向かって延長することを意味する。具体的には、係止部3は、基底部1に対して、90±20度の角度で交差するように延長するものを含む。なかでも、基底部1との交差角度が小さくなるように若干傾斜して延長することが好ましい。これによって、係止部3における内側に向かう締結力を強めることができる。
図1Bにおいては、係止部3は基底部1に対して85度で交差するように、基底部1から延長している。
係止部3は、その先端にばね部3aを有する。ばね部3aは、板ばねの機能を発揮するように、係止部3の傾斜よりも、さらに傾斜していることが好ましい。これにより、係止部3における内側に向かう締結力をより強力に発揮させることができる。ばね部3aは、例えば、基底部1との交差角度が、90度より小さい角度であり、80度より小さいことが好ましく、70度より小さいことがさらに好ましい。
係止部3の長さは、光ファイバコネクタをスリットに挿入した場合に、光ファイバコネクタの先端よりも若干短くてもよいし、同じ長さでもよい。例えば、光ファイバコネクタを、他の部材、例えば、光レセプタクルに装着した場合に、光レセプタクルの一部に、係止部3が、特に係止部3のばね部3aが係合できる長さに設定することが好ましい。係止部3の幅は、基底部1の幅と同等でもよいし、大きくても、小さくてもよい。加工の容易性から、基底部1の幅と略同等であることが好ましい。
ばね部3aの先端は、光レセプタクルとの係合を容易にするために、外側に屈曲していることが好ましい。この屈曲の程度は適宜設定することができる。
図1Aにおいては、ばね部3aは基底部1に対して30度で交差するように、係止部3の先端から内側に屈曲している。また、ばね部3aの先端は、ばね部3aに対して90±20度で交差するように外側に屈曲している。ここで、光ファイバコネクタが装着された場合にそれを収める側を内側、その反対側を外側と称する。
ばね部3aの長さ及び幅は、用いる光ファイバコネクタの形状等によって適宜設定することができる。
このようなばね部3aを有することにより、光ファイバコネクタと光レセプタクルとを強力に締結することができる(図2C、2D参照)。
係止部3は、基底部1から1つのみ延長していてもよいが、2つ又は3つ以上あってもよい。係止部3は、一対配置されていることが好ましく、この一対は、対向する位置に配置されていることがより好ましい。
図1Bにおいては、基底部1の概形がほぼ四角形であり、一辺においてスリット1aが配置され、スリット1aを挟む一対の辺において一対の係止部3が延長している。
(光ファイバコネクタ固定用の爪部2)
締結部材10は、さらに光ファイバコネクタ固定用の爪部2を有することが好ましい。爪部2は、基底部1から、基底部1に対して垂直方向に向かって延長する部位である。ここで、垂直方向に向かって延長するとは、必ずしも基底部1に対して垂直に延長するのみならず、例えば、爪部2は、基底部1に対して、90±20度の角度で交差するように延長するものを含む。
図1Bにおいては、爪部2は基底部1に対して略垂直に延長している。
このような爪部2を有することにより、後述するように、光ファイバコネクタの鍔部を支持することができる(図2C、2D参照)。爪部2は、基底部1において、スリット1aを有する一端に対向する他端側に配置されることが好ましい。これにより、光ファイバコネクタのスリット1aからの挿入を邪魔せず、スリット1aに挿入された光ファイバコネクタを支持することができる。
爪部2の長さ及び幅は、用いる光ファイバコネクタの形状等によって適宜設定することができる。
爪部2は、基底部1に対して垂直方向に向かって延長する先端が、さらに基底部1に対して平行方向に向かって屈曲する屈曲部2aを有していることが好ましい。ここで、平行方向に向かって屈曲するとは、必ずしも基底部1に対して平行となるのみならず、例えば、基底部1に対して、±20度の角度で交差するように屈曲するものを含む。また、爪部2に対して、90±20度の角度で交差するように屈曲するものを含む。
図1Bにおいては、屈曲部2aは爪部2に対して略垂直に延長しており、かつ基底部1に対して略並行に屈曲している。
屈曲部2aは、爪部2よりも幅広であることが好ましく、支持する光ファイバコネクタの直径よりも幅広であることが好ましい。
これによって、後述するように、光ファイバコネクタの鍔部を、広い範囲で、基底部1の反対側から挟み込んで、支持することができる(図2C、2D参照)。
爪部2は、さらに、屈曲部2aの先端の一部に鉤部2bを有していてもよい。鉤部2bは、屈曲部2aに対して垂直方向に向かって延長していることが好ましい。垂直方向に向かって延長とは、必ずしも屈曲部2aに対して垂直となるのみならず、具体的には、鉤部2bは、屈曲部2aに対して、90±20度の角度で交差するように延長するものを含む。鉤部2bは、屈曲部2aの端部となる一辺の両端に配置されることが好ましい。光ファイバコネクタの鍔部が、その表面に凹部を有する場合には、その凹部に鉤部を係合させることができ、締結部材10を光ファイバコネクタに強固に締結することができる(図2E参照)。
爪部2は、基底部1において、一対の係止部3に隣接して配置されていることが好ましい。このような配置により、安定して、光ファイバコネクタを支持することができ、光ファイバコネクタと光レセプタクルとを着脱可能に、かつ強固に締結することができる。
図1Bにおいては、四角形の基底部1のスリット1aが配置された一辺を挟む一対の辺において一対の係止部3が延長し、この一対の係止部3に隣接する辺において、爪部2が延長している。
〔光レセプタクルモジュール20〕
一実施形態の光レセプタクルモジュール20は、図2A~2Eに示すように、光ファイバコネクタ30と、上述した締結部材10と、光レセプタクル40とを備える。これら光ファイバコネクタ30と光レセプタクル40とは、締結部材10によって締結されており、光結合されている。
このように、締結部材10が、これら光ファイバコネクタ30及び光レセプタクル40に対して、着脱可能に装着されるとともに、単純な形状で、容易に装着することができ、安価で、より確実な締結が確保され、高性能の光レセプタクルモジュールを得ることができる。
(光ファイバコネクタ30)
図2Aに示したように、光ファイバコネクタ30は、フェルール31と、支持部材32と、一端に径方向の外側に広がる鍔部32aとを備える。
フェルール31は、その端部から光ファイバ34が挿入されるように構成されており、光ファイバ34の挿入側と反対側の端部が支持部材32によって、その外周が覆われるように支持されている。フェルールとしては、公知のものを使用することができる。
支持部材32は、フェルール31を支持するものであり、フェルール31を挿入し得る部位を有する。支持部材32は、一定の径を有するものであってもよいし、複数の径を有する部位を有していてもよい。支持部材32は、フェルール31を支持する側の端部に、径方向の外側に広がる鍔部32aを配置する。
鍔部32aは、フェルール31を被覆する部位よりも大きな直径の円環状の形状を有するものであってもよいし、その一部において、例えば、その表面に配置された凹部又は半径方向に凹んだ凹部32bが1以上形成されたものでもよい。支持部材32自体及び支持部材32と鍔部32aとは、1つの部材によって構成されていてもよいが、複数の部材が組み合わせられて一体的に構成されているものでもよい。
(光レセプタクル40)
図2A~2Eに示される光レセプタクル40は、例えば、図3に示すように、レーザパッケージ42と、レーザパッケージ42を保持する保持部材43と、ファイバ保持部材47とを備える。また、レーザパッケージ42の光出射面側に鏡筒付きレンズ44が配置されていてもよい。
レーザパッケージ42には、レーザ素子41が収納されている。レーザ素子41は、紫外線から赤外線のいずれのピーク波長を有するものでもよく、例えば、300nm~500nmに発光ピーク波長を有するものが挙げられる。レーザパッケージ42は、保持部材43に保持されていることが好ましい。レーザパッケージ42は、例えば、キャンパッケージとして、基部42A、窓42C付のキャップ42B、リード42D等の複数の部材により構成されているものが挙げられる。
基部42Aの上面には、その上面から直立した柱状部材であるポストの上にサブマウント45が配設されており、レーザ素子41は、通常、そのサブマウント45に、Au-Sn、Agペースト、In合金等のダイボンド部材を用いて固定されている。
基部42Aの上面側から底面側にかけて、基部42Aを貫通するように、複数のリード42Dが配置され、絶縁性部材を介して固定され、外部の電源と電気的に接続される。
基部42Aの縁周近傍であって、基部42Aの上面側に、レーザ素子41を覆うように中空のキャップ42Bが接着されている。キャップ42Bの上面には、レーザ素子41と対向する部位において、厚さ方向に貫通して光を取り出すための窓42Cが配置されている。
保持部材43は、レーザパッケージ42を保持するとともに収容する円筒状の部材である。保持部材43は、1つの部材により構成されたものであってもよいし、2以上の部材により構成されたものであってもよい。
また、保持部材43から出射される光を遮ることなくガイドするとともに、締結部材10への締結を行うために、保持部材43の上方にファイバ保持部材47が配設されている。ファイバ保持部材47の外形は、ファイバ保持部材47の軸方向において1つ又は複数の凹部47aが、ファイバ保持部材47の外周側面に形成されていることが好ましい。また、ファイバ保持部材47は、図2Fに示すように、締結部材10に接触する部位であって、外周側面の一部に、軸方向に平行な1以上の平面47bが形成されているか、図2Gに示すように、1以上の窪み47c又は2以上の突起が形成されていることが好ましい。この凹凸を利用して、ファイバ保持部材47と締結部材10とを係合させることができ、締結部材10及び光ファイバコネクタ30との締結を強固なものにすることができる。特に、上述した平面47b又は窪み47c又は突起を有することにより、締結部材内での光レセプタクル40の回転を抑制又は防止することができる。
ファイバ保持部材47は、1つの部材のみで形成されていてもよいし、2以上の部材が組み合わせられて形成されていてもよい。
これら基部42A、キャップ42B、保持部材43及びファイバ保持部材47は、反射性及び放熱性の良好な材料から形成されることが好ましい。例えば、Cu、W、Ta、Mo、Al、Fe、Ag、Au、Rh、コバール、真鍮、CuW、CuMo等の金属などを用いることができる。これらの金属を母材とし、その表面の全面又は一部にAu、Ag、Al等でめっきが施されていてもよい。なかでも、表面が金めっきされた銅又は銅合金などが挙げられる。
(締結部材10による締結)
光ファイバコネクタ30及び光レセプタクル40が締結部材10によって着脱可能に締結される。この場合、例えば、図2C、2D、2Eに示すように、光ファイバコネクタ30のフェルール31は、光レセプタクル40のファイバ保持部材47に挿入され、光レセプタクル40側に押し込まれている。
締結部材10においては、基底部1のスリット1aが、光ファイバコネクタ30の鍔部32aの光ファイバ34側に挿入されている。スリット1aは、鍔部32aよりも小径かつ光ファイバコネクタの支持部材32よりも大径の幅を有するために、基底部1が、鍔部32aの光ファイバ34側の面が、フェルール31、つまり光レセプタクル40側に向かって当接されている。
また、締結部材10の一対の係止部3は、フェルール31を内部に案内して保持するファイバ保持部材47を挟み込むように配置され、ファイバ保持部材47の凹部47aにばね部3aが接触し、内側への押圧により、ファイバ保持部材47を挟みこみ、かつ光ファイバコネクタ30側に引き寄せている。
締結部材10が光ファイバコネクタ固定用の爪部2を有する場合には、締結部材10の内側に配置された支持部材32の鍔部32aは、爪部2に支持され、鍔部32aのフェルール31側の表面が、爪部2の屈曲部2aによって係合されている。つまり、鍔部32aは、その表裏面が、締結部材10の屈曲部2aと基底部1とによって挟み込まれて、固定される。
さらに、上述したように、鍔部32aに凹部32bが形成されている場合には、図2Eに示すように、締結部材10の屈曲部2aの先端の鉤部2bが、鍔部32aの凹部32bに係合して、より強固に光ファイバコネクタ30に締結部材10が固定される。
言い換えると、光ファイバコネクタ30の支持部材32がスリット1aに挿入され、鍔部32aの光レセプタクル側の面が基底部1に押圧されて、締結部材10が光ファイバコネクタ30に締結される。また、ファイバ保持部材47の凹部47aに、締結部材10のばね部3aが当接されて、締結部材が光レセプタクルに締結される。
つまり、締結部材10のスリット1aに光ファイバコネクタ30の支持部材32を挿入する。これと同時に、締結部材10のばね部3aを押し広げて、ばね部3a間に、基底部1に水平に光レセプタクル40を挿入する。これらによって締結部材10を、光ファイバコネクタ30及び光レセプタクル40に容易に装着することができる。
一方、締結部材10によって光ファイバコネクタ30及び光レセプタクル40が締結された状態で、光ファイバコネクタ30及び光レセプタクル40を、締結部材10のスリット1aの開口部分から、基底部1に水平に抜去する。これによって、容易に取り外すことができる。
また、締結部材10自体は簡便な構成を有することから、安価に製造することができる。さらに、その個々の構成部材によって、種々の部材の締結、典型的には、光ファイバコネクタと光レセプタクルとを確実に、かつ強固に締結することができる。
本発明の発光装置は、各種表示装置、照明器具、ディスプレイ、液晶ディスプレイのバックライト光源、さらには、コピー機、スキャナ等における画像読取装置、プロジェクタ装置、レーザディスプレイ、内視鏡、車載用ヘッドライト、バーコードスキャナ等に好適に利用することができる。
1 基底部
1a スリット
2 爪部
2a 屈曲部
2b 鉤部
3 係止部
3a ばね部
10 締結部材
20 光レセプタクルモジュール
30 光ファイバコネクタ
31 フェルール
32 支持部材
32a 鍔部
34 光ファイバ
40 光レセプタクル
41 レーザ素子
42 レーザパッケージ
42A 基部
42B キャップ
42C 窓
42D リード
43 保持部材
44 鏡筒付きレンズ
45 サブマウント
47 ファイバ保持部材
47a 凹部
47b 平面
47c 窪み

Claims (4)

  1. 光ファイバを支持する支持部材と、径方向の外側に広がる鍔部とを備えた光ファイバコネクタに着脱可能に装着される締結部材であって、
    前記光ファイバコネクタの鍔部よりも小径かつ前記支持部材よりも大径の幅のスリットを有する基底部と、
    前記基底部から、該基底部に対して垂直方向に向かって対向するように延長する一対の係止部と、
    前記一対の係止部に隣接して配置され、前記基底部から、該基底部に対して垂直方向に向かって延長し、前記鍔部を支持するための前記光ファイバコネクタ固定用の爪部とを備え、
    前記一対の係止部は、それらの先端に板ばね機能を発揮するばね部を有し、
    前記爪部は先端の一部に、前記基底部に対して平行方向に向かって屈曲する屈曲部を有する締結部材。
  2. 前記光ファイバコネクタ固定用の爪部は、前記屈曲部の先端の一部に鉤部を有する請求項1に記載の締結部材。
  3. 光ファイバが挿入されたフェルールを支持する支持部材と、径方向の外側に広がる鍔部とを備えた光ファイバコネクタと、
    該光ファイバコネクタに着脱可能に装着された締結部材と、
    前記光ファイバコネクタに、前記締結部材により締結された光レセプタクルとを備える光レセプタクルモジュールであって、
    前記締結部材は、
    前記光ファイバコネクタの鍔部よりも小径かつ前記支持部材よりも大径の幅のスリットを有する基底部と、
    該基底部から、該基底部に対して垂直方向に向かって延長し、先端に板ばね機能を発揮するばね部を有する一対の係止部と、
    前記基底部から、前記一対の係止部に隣接して配置され、該基底部に対して垂直方向に向かって延長し、前記鍔部を支持するための前記光ファイバコネクタ固定用の爪部とを備え、該爪部は先端の一部に、前記基底部に対して平行方向に向かって屈曲する屈曲部を有し、
    前記光ファイバコネクタの前記支持部材がスリットに挿入され、前記鍔部の前記光レセプタクル側とは反対側の面が前記基底部に押圧され、かつ前記鍔部の前記光レセプタクル側の面が前記屈曲部に押圧されて、前記締結部材が光ファイバコネクタに締結され、
    前記光レセプタクルは、
    レーザパッケージ、
    該レーザパッケージを保持する保持部材及び
    該保持部材の一端に配置され、前記フェルールを内部に案内して保持し、側面に凹部を有するファイバ保持部材を備え、
    該ファイバ保持部材の凹部に前記ばね部が当接されて、前記締結部材が光レセプタクルに締結されてなる光レセプタクルモジュール。
  4. 前記爪部は、前記屈曲部の先端の一部に鉤部を有し、
    前記光ファイバコネクタの鍔部は、少なくとも前記光レセプタクル側の面に凹部を備え、
    該凹部に前記鉤部が係合して、前記締結部材が光ファイバコネクタを締結する請求項3に記載の光レセプタクルモジュール。
JP2018233246A 2017-12-27 2018-12-13 締結部材及び光レセプタクルモジュール Active JP7206484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US16/230,789 US10718916B2 (en) 2017-12-27 2018-12-21 Fastening member and optical receptacle module

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017250608 2017-12-27
JP2017250608 2017-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019120936A JP2019120936A (ja) 2019-07-22
JP7206484B2 true JP7206484B2 (ja) 2023-01-18

Family

ID=67307211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018233246A Active JP7206484B2 (ja) 2017-12-27 2018-12-13 締結部材及び光レセプタクルモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7206484B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7306262B2 (ja) * 2019-12-27 2023-07-11 住友電気工業株式会社 光部品の製造方法、及び押さえ治具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219441A (ja) 2013-05-01 2014-11-20 日立金属株式会社 フェルール固定部材及びフェルール保持構造
JP2015125217A (ja) 2013-12-26 2015-07-06 住友電気工業株式会社 光結合機構及び光トランシーバ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4477146A (en) * 1981-03-16 1984-10-16 Amp Incorporated Optical waveguide connector
JPH0646249B2 (ja) * 1985-03-08 1994-06-15 株式会社日立製作所 光フアイバコネクタ
JP2987356B2 (ja) * 1998-02-24 1999-12-06 沖電気工業株式会社 光コネクタ
JPH11344646A (ja) * 1998-04-02 1999-12-14 Oki Electric Ind Co Ltd 光モジュ―ル、光ファイバ接続用プラグ、および、これらを備えた光結合器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014219441A (ja) 2013-05-01 2014-11-20 日立金属株式会社 フェルール固定部材及びフェルール保持構造
JP2015125217A (ja) 2013-12-26 2015-07-06 住友電気工業株式会社 光結合機構及び光トランシーバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019120936A (ja) 2019-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9360640B2 (en) Ferrule fixing member
JP3928385B2 (ja) 照明器具
JP2010140831A (ja) 面状照明装置および表示装置
JP7206484B2 (ja) 締結部材及び光レセプタクルモジュール
JP2007199461A (ja) 光モジュール
TWM447958U (zh) 燈具結構
WO2017038704A1 (ja) アダプタならびにこれを用いた光プラグおよび光通信用モジュール
JP2006162654A (ja) 光学デバイス及び照明装置
TW499585B (en) Optical circuit module and method for assembling the same
US10718916B2 (en) Fastening member and optical receptacle module
JP5142944B2 (ja) 照明装置
JP2008108424A (ja) バックライト装置及びこれを用いた表示装置
JP2014235918A (ja) 照明器具
JP5880137B2 (ja) 照明装置
US7178989B2 (en) Optical receptacle and optical sub-assembly using the same
JP2004342335A (ja) バックライト装置
KR20010084377A (ko) 광커넥터 모듈
JP7353025B2 (ja) 光源ユニット、及び、照明装置
JP2008181896A (ja) 信号表示灯用ユニットおよび信号表示灯
US20020034072A1 (en) Surface lighting device
WO2014045669A1 (ja) 線状光源装置
JP3553274B2 (ja) 半導体レーザモジュール
JP7414920B2 (ja) 照明装置
KR101622025B1 (ko) 엘이디 홀더
JP2908908B2 (ja) スポットライト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221212

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7206484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151