JP7205781B2 - 光学計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学計測装置に関する。
従来、共焦点光学系を用いて計測対象物の表面形状などを計測可能な光学計測装置が用いられている。
例えば、下記特許文献1に記載の光学計測装置は、点光源から出射した光を計測対象物に照射して、計測対象物で反射した光を絞り孔(ピンホール)を経由して受光素子で受光する光学計測装置である。この光学計測装置は、点光源から出射した光が計測対象物上に焦点が合ったときに絞り孔の位置に焦点が合うよう構成されており、受光素子で受光する受光量は最大となったときに計測対象物が所定の位置にあることを検知することができる。また、このような共焦点光学系に複数の波長を出力する点光源と、色収差光学系と、分光器を組み合わせることにより計測対象物の光軸上の位置を計測する光学計測装置も知られている。さらに点光源を線光源に置き換え、絞り孔をスリットに置き換えることで計測対象物の光による断面の位置を計測する光学計測装置も知られている。
特開2010-216873号公報
光学計測装置は様々な製造現場で用いられている。例えばある光学部品の製造現場では複数の部材を組み立てた後、光学計測装置で計測して、部材同士が所望の位置関係になっていることを検査している。このような製造現場においては、光学計測装置は計測対象物の位置を高い精度で検出することが求められている。
しかしながら、上記のようなスリットを用いる共焦点方式の光学計測装置においては、計測対象物に焦点の合っていない(合焦していない)波長の光がスリットの開口部に入射する現象(以下、「クロストーク」とも称す。)が発生し、計測精度が悪化してしまう。
そこで、本発明は、計測対象物の位置の計測精度がより高められた光学計測装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る光学計測装置は、複数の波長の光を出力する光源と、前記光源からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための光学系と、色収差が生じた前記光を計測対象物に照射する対物レンズと、前記計測対象物に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる第1開口が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない第1遮光部材と、前記第1開口を通過した光を取得し、当該光のスペクトルを計測するための分散素子及び受光素子と、を備え、前記第1遮光部材において合焦していない波長の光が前記受光素子において受光されることを抑制するように、前記反射光の光路上に減光手段が配置される。
この態様によれば、光路分離素子により光源からの光の光路から分離された反射光の少なくとも一部分を通過させる第1開口が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない第1遮光部材において合焦していない波長の光が受光素子において受光されることを抑制するように、反射光の光路上に減光手段が配置される。よって、クロストークをより低減させることができるので、計測対象物の位置の計測精度をより高めることができる。
上記光学計測装置において、前記光源からの前記光の少なくとも一部分を通過させる第2開口が形成され、当該光の他の部分を通過させない第2遮光部材を更に備え、前記第2遮光部材は、前記光源からの前記光の光路上において前記光源と前記光路分離素子との間に配置されてもよい。
この態様によれば、光源からの光の光路上において光源と上記光路分離素子との間に遮光部材を配置するので、光源からの光の強度を適切に且つ容易に調整することができる。
上記光学計測装置において、前記減光手段は、前記反射光の光路上において前記対物レンズと前記分散素子との間に配置されてもよい。
この態様によれば、減光手段を、反射光の光路上において対物レンズと、分散素子との間に配置することができるので、減光手段の配置位置に関する自由度が高まる。
上記光学計測装置において、前記減光手段は、前記反射光の光路上において前記対物レンズと前記第1遮光部材との間に配置されてもよい。
この態様によれば、減光手段を、反射光の光路上において対物レンズと、第1遮光部材との間に配置することができるので、減光手段の配置位置に関する自由度が高まる。
上記光学計測装置において、前記光学系は、前記光源からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための回折パターンが形成された回折面を有し、前記減光手段は、前記光学系において前記回折面の反対側に位置する面上に配置されてもよい。
この態様によれば、減光手段を、光学系において回折面の反対側に位置する面上に配置するので、減光手段を配置するために、光学計測装置本来の構成を大幅に変更する必要がないので、低コストで計測対象物の位置の計測精度をより高めることができる。
上記光学計測装置において、前記減光手段は、前記第1遮光部材における前記第1開口の形状に対応させるように配置されてもよい。
この態様によれば、第1遮光部材における第1開口の形状のパターンに応じて適切に減光手段を配置することができる。
上記光学計測装置において、前記減光手段は、前記第1遮光部材における前記第1開口の配置位置に対応させるように配置されてもよい。
この態様によれば、第1遮光部材における第1開口の配置位置のパターンに応じて適切に減光手段を配置することができる。
上記光学計測装置において、前記減光手段は、ライン形状又は楕円形状に配置されてもよい。
この態様によれば、減光手段の配置手法に関する自由度が高まる。
上記光学計測装置において、前記光は、白色光であってもよい。
上記光学計測装置において、共焦点光学系を利用して前記計測対象物の変位を計測する共焦点計測装置であってもよい。
上記光学計測装置において、前記第1開口の形状は、長方形状もしくは正方形状を含む多角形状、又は、楕円形状であってもよい。
本開示の一態様に係る光学計測装置は、複数の波長の光を出力する光源と、前記光源からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための光学系と、色収差が生じた前記光を計測対象物に照射する対物レンズと、前記計測対象物に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる開口が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない遮光部材と、前記反射光のうち前記開口を通過した光の光路を、前記光源からの前記光の光路から分離する光路分離素子と、分離された前記光を取得し、当該光のスペクトルを計測するための分散素子及び受光素子と、を備え、前記遮光部材において合焦していない波長の光が前記受光素子において受光されることを抑制するように、前記反射光の光路上に減光手段が配置される。
この態様によれば、計測対象物に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる開口が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない遮光部材において合焦していない波長の光が受光素子において受光されることを抑制するように、反射光の光路上に減光手段が配置される。よって、クロストークをより低減させることができるので、計測対象物の位置の計測精度をより高めることができる。
上記光学計測装置において、前記開口は、前記光源からの前記光の少なくとも一部分を更に通過させてもよい。
この態様によれば、光源からの光の少なくとも一部分及び計測対象物からの反射光の一部分を通過させない単一の遮光部材を備える。よって、遮光部材を複数備える必要がないので、低コストで計測対象物の位置の計測精度をより高めることができる。
上記光学計測装置において、前記開口の形状は、長方形状もしくは正方形状を含む多角形状、又は、楕円形状であってもよい。
本発明によれば、クロストークをより低減させることで、計測対象物の位置の計測精度がより高められた光学計測装置を提供することができる。
本実施形態に係る共焦点計測装置の一例を示す概要図である。 減光手段を備えていない共焦点計測装置のスリット部材において生じるクロストークの一例を示す概念図である。 計測対象物において焦点が合っている波長の光のプロファイル例を示す図である。 減光手段を備えていない共焦点計測装置の計測対象物において合焦していない波長の光のプロファイル例を示す図である。 減光手段を備えていない共焦点計測装置において生じるクロストークの量の結果例を示す図である。 本実施形態に係る回折レンズにおける減光手段の配置例を示す図である。 本実施形態に係る回折レンズにおける減光手段の配置例を示す図である。 本実施形態に係る共焦点計測装置のスリット部材において生じるクロストークが低減されている状況の一例を示す概念図である。 本実施形態に係る計測対象物において合焦していない波長の光が画素列P2結像エリアに入光することを低減された場合のプロファイル例を示す図である。 本実施形態に係る共焦点計測装置において生じるクロストークを低減できた場合、及び、クロストークを低減できない場合の受光素子における受光プロファイルの一例を示す図である。 本実施形態に係る共焦点計測装置において生じるクロストークの量の結果例を示す図である。 本実施形態に係る共焦点計測装置の他の一例を示す概要図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1は、本発明の実施形態に係る共焦点計測装置の一例を示す概要図である。図1に示すように、本実施形態に係る共焦点計測装置100(光学計測装置)は、計測対象物20の位置を計測する装置であり、例示的に、光源1、ハーフミラー3、回折レンズ4(光学系)、スリット部材5(第1遮光部材)、対物レンズ6、スリット部材8(第2遮光部材)、及び分光器30を備える。
各実施形態に係る共焦点計測装置は、共焦点光学系を含んで構成される。各実施形態に係る共焦点光学系では、例えば、後述する、光源1からの光の少なくとも一部分を通過させる開口8a(第2開口)と、分光器30に光を導出するスリット部材5(第1遮光部材)の開口5a(第1開口)と、を共役に配置する。「共役に配置する」とは、光源1から照射された照明光が開口8aの位置で点光源を構成したとすると、計測対象物20の表面上で焦点が合った(合焦した)ときに、同時にその反射光も開口5aで焦点が合うように、開口8aと開口5aとが配置されるように設計されることを言う。例えばラインスリット形状の開口8aを通過した光が計測対象物にライン形状で照射され、計測対象物から反射されたピントの合った波長の光のみを開口5aで通過させ、分光器30へと導く。
光源1は、複数の波長の光をスリット部材8に出力する。光源1は、不図示の処理部の指令に基づいて、光の光量を調整してもよい。光源1は、LEDやレーザダイオードであってもよい。当該光は、白色光であってもよい。光源1からの光が図示しない光学部材(例えば、シリンドリカルレンズやトロイダルレンズ等)により開口8aよりも大きなサイズで開口8aに照射される。そして光が開口8aを通過することで開口8aと同サイズの線光源が生成される。
スリット部材8は、光源1からの光の少なくとも一部分を通過させる開口8aが形成され、当該光の他の部分を通過させない遮光部材である。例えば、スリット部材8は、光源1とハーフミラー3(光路分離素子)との間の投光の光路上において、開口8aを光軸が通過するように配置されて、光源1からの光が通過する。この構成によれば、光源1からの光の光路上において光源1とハーフミラー3との間に遮光部材を配置するので、光源1からの光の強度を適切に且つ容易に調整することができる。スリット部材8のラインスリット形状の延びる方向は、後述のハーフミラー3が反射させた光の方向(例えばX方向)に対して垂直となることが望ましい。例えば、スリット部材8はラインスリット形状の延びる方向がY方向となるように配置される。
ハーフミラー3は、光源1からの光の一部を透過させて回折レンズ4に向かわせる。また、ハーフミラー3は、計測対象物20からの反射光の一部をX方向に反射させてスリット部材5に向かわせる。例えば、ハーフミラー3は該反射させた光が光軸AXに対して90度の角度になるように配置される。
回折レンズ4は、光源1からの光に対して光軸AXに沿って色収差を生じさせるための回折パターンが形成された回折面DSを有する。対物レンズ6は、回折レンズ4が色収差を生じさせた光を計測対象物20に集める。なお、回折レンズ4及び対物レンズ6のレンズ群において、光を平行光に変換する変換レンズ(不図示)を更に備えてもよい。
減光手段は、例えば、クロストークを低減するために減光する手段、又は、クロストークを低減するために光を遮蔽することができる部材(遮光物S)の少なくとも一方を含む。減光手段は、例えば、対物レンズ6から分光器30へと向かう光の経路上において、(1)光を吸収させる手段、(2)光を偏向(例えば光の伝播方向を変えること等)させる手段、(3)光を反射させる手段、又は、(4)光を散乱させる手段の少なくとも一つの手段を含んでもよい。例えば、遮光物Sは、光を透過しない、又は、光を略透過しない材料を含む部材で構成されてもよい。例えば、遮光物Sは、墨やインク等であってもよい。なお、遮光物Sの配置手法等については、後述する。また、減光手段は、例えば、所定の形状を有する、共焦点計測装置100が備える各構成要素を含む。減光手段は、例えば、回折レンズ4であって、回折パターンが形成されている表面の中央部分において回折パターンが除外された特定領域(例えば平面状の領域)を有する回折レンズ4であってもよい。なお、減光手段は、共焦点計測装置100が回折レンズ4に代えて備える、当該回折レンズ4とは異なる回折レンズであって、特定領域を有する回折レンズであってもよい。また、減光手段は、共焦点計測装置100が回折レンズ4に加えて更に備える、当該回折レンズ4とは異なる回折レンズであって特定領域を有する回折レンズであってもよい。なお、減光手段は、鏡を備えてもよい。例えば、迷光対策の一つとして、鏡筒内壁を黒色に塗装することによって、偏向した先で光を吸収させてもよい。
スリット部材5は、ハーフミラー3により計測対象物20からの反射光の光路から分離された光の少なくとも一部分を通過させる開口5aが形成され、当該反射光の他の部分を通過させない遮光部材である。例えば、計測対象物20の表面で反射した光は、対物レンズ6、回折レンズ4、ハーフミラー3およびスリット部材5に形成された開口5aに向けて集光されて、開口5aを通過した光が分光器30において受光される。本実施形態では、ハーフミラー3は偏光ビームスプリッタで代替されてもよく、これらにより光路分離素子が構成され、分光器30により受光部が構成される。
分光器30は、計測対象物20からの反射光を取得し、反射光のスペクトルを計測する。分光器30は、反射光を略平行光に変換する第1レンズ31と、反射光を分散する回折格子32(分散素子)と、分散された反射光を集める第2レンズ33と、分散された反射光を受光する受光素子34と、受光素子34による受光信号を読み出す読出回路35と、を含む。分散素子は、分散するための他の手段を備えてもよい。分散素子は、例えばプリズムであってもよい。読出回路35は、受光素子34による受光信号に基づいて、受光した光の波長及び光量を読み出す。読み出された光の波長及び光量は、不図示の処理部によって計測対象物20の位置に読み替えられる。ここで、本実施形態に係る共焦点計測装置100においては、受光素子34として、例えば2次元CMOS(Complementariy MOS:相補型MOS)センサを採用し、後述するとおり、スリット部材5としてラインスリットを採用する。つまり、本実施形態に係る共焦点計測装置100は、2次元計測を前提としている。しかしながら、上記は一例であり、他の計測手法を採用してもよい。
共焦点計測装置100は、例えば数十nm(ナノメートル)の分解能で計測対象物20の位置を計測することができる。計測精度をさらに向上させるためには、例えば、スリット板5の開口5aのサイズをより小さくして、開口5aに入射する反射光の波長を制限し、分光器30によってより鋭いピークが検出されるようにする必要がある。
ここで、例えばピンホールを用いる共焦点方式の光学計測装置においては、受光素子において受光する光は測定対象面における特定の一点の高さ情報を有する光である。つまり、ピンホールを用いる共焦点方式の光学計測装置においては、受光素子において光の点計測を実行する。後述するように、本実施形態に係るスリット部材5を用いる共焦点方式の光学計測装置においては、計測対象面においてライン状に連続した複数点の高さ情報を有した光を受光素子上で受光する。つまり、受光素子における光のライン(二次元)計測を実行するので、受光素子において光の点計測を実行するピンホールを用いる共焦点方式の光学計測装置とは異なり、隣接する計測点からの合焦していないノイズ光を受光素子上で受光することで、クロストークが発生する。以下では、減光手段を備えていない場合の、スリット部材5を用いる共焦点方式の光学計測装置において発生するクロストークの発生状況について説明する。
図2~図5を参照して、減光手段を備えていない従来例に係る共焦点計測装置におけるクロストークの発生状況を説明する。図2は、減光手段を備えていない場合の共焦点計測装置のスリット部材において生じるクロストークの一例を示す概念図である。
図2に示すように、スリット部材5の開口5aは、例えば、Y方向に長く、かつZ方向に短い略長方形状を有する。スリット部材5の開口5aは、長方形状の他、例えば正方形状を含む多角形状であってもよいし、楕円形状であってもよい。スリット部材5においては、図1に示すハーフミラー3により光源1からの光の光路から分離された反射光が入射する。共焦点計測装置においては、上記したとおり、例えば、光源1からの光の少なくとも一部分を通過させる開口8aと、分光器30に光を導出するスリット部材5の開口5aと、が共役に配置されるので、計測対象物20の表面上で合焦した波長の光は、開口5aにおいても合焦する(図2の光領域L1参照)。しかしながら、計測対象物20の表面上で合焦していない波長の光は、開口5aにおいても合焦しない(図2の光領域L3参照)。なお、実際上、光の波長とスリット部材5におけるスポット面積とは連続的に変化するものであるが、説明を簡便にするため、図2においては、計測対象物20の表面上で合焦した波長の光と、計測対象物20の表面上で合焦していない波長の光と、を例示した。
図3は、計測対象物において焦点が合っている波長の光のプロファイル例を示す図である。特に、図3(A)は、スリット部材5の開口5aを通過する波長の光のプロファイル例を示す図である。図3(B)は、受光素子34において受光される波長の光のプロファイル例を示す図である。なお、図3においては、複数の波長の光のうち、波長λ1の光と波長λ2の光とを例示して説明する。図3(A)に示すように、計測対象物20の表面上で合焦した波長λ1の光及び波長λ2の光は、開口5aにおいても合焦するので、開口5aを通過する。そして、図3(A)及び(B)に示すように、開口5aにおいて画素列P1結像エリアP1Aを通過した波長λ1の光は、受光素子34においては、画素列P1において結像する。開口5aにおいて画素列P2結像エリアP2Aを通過した波長λ2の光は、受光素子34においては、画素列P2において結像する。開口5aにおいて画素列P3結像エリアP3Aを通過した波長λ1の光は、受光素子34においては、画素列P3において結像する。
図4は、減光手段を備えていない共焦点計測装置の計測対象物において合焦していない波長の光のプロファイル例を示す図である。特に、図4(A)は、スリット部材5における画素列P2結像エリアP2Aにおいて合焦していない波長λ1の光のプロファイル例を示す図である。さらに図4(A)の下部には計測対象物20の形状の例が示されている。計測対象物20に照射された光は「λ2で合焦しているがλ1で合焦していない。」で示された面で反射する。当該反射した光のうち、波長λ2の光は計測対象物の「λ2で合焦しているがλ1で合焦していない。」で示された面で合焦するのでスリット部材5上の画素列P2結像エリアP2Aに照射される。また当該反射した光のうち、波長λ1の光は計測対象物の「λ2で合焦しているがλ1で合焦していない。」で示された面で合焦していないのでスリット部材5上の「合焦していないλ1」の領域に照射される。
図4(B)は、スリット部材5上の「合焦していないλ1」の領域に照射された波長λ1の光が開口5aを通過し受光素子34において受光される場合のプロファイル例を示す図である。なお、図4においては、波長λ1の光の例を示しているが、これらに限らず、波長λ2以外の波長の光についても、同様なプロファイルとなる。
減光手段を備えていない共焦点計測装置において計測対象物20の「λ2で合焦しているがλ1で合焦していない。」で示された面で合焦していない波長λ1の光は、スリット部材5において合焦せず、開口5aにおいて長辺方向に広がって通過する。その結果、図4(B)に示すように、波長λ1の光は、受光素子34においては、画素列P2においても照射されてしまう。さらには画素列P1、画素列P3、画素列P1の左の列や画素列P3の右の列にも照射されてしまう。
このように、スリット部材5を用いる共焦点方式の光学計測装置においては、計測対象物20において合焦していない波長の光が開口5aを通過して受光素子34で受光されてしまうため、光学計測装置の位置計測精度が悪化してしまう。
図5は、従来例に係る共焦点計測装置において生じるクロストークの量を評価した結果例を示す図である。特に図5は、受光素子34における受光波形を示すプロファイルの一例である。図5の横軸は図3に示される画素列に対応し、数値は画素列中における画素の順序を表す。すなわち開口5aのある領域を通過した光の波長分布を意味する。ここで縦軸の受光量は最大値を1となるように正規化して表している。図5に示すように、減光手段を備えていない従来例に係る共焦点計測装置においては、クロストークが発生していることが確認できる。
そこで、本実施形態においては、光を遮蔽する減光手段を適切な位置に配置することで、クロストークをより低減させることができ、計測対象物の位置の計測精度がより高められた光学計測装置を提供する。以下では、図6及び図7を用いて減光手段の配置手法の一例の詳細を説明する。
図6及び図7は、本実施形態に係る回折レンズ4において、入射した光に対して光軸AXに沿って色収差を生じさせるための回折パターンが形成された回折面DSの反対側に位置する面BS上に遮光物Sが配置される例を示す図である。なお、回折面DSの反対側に位置する面BSは、平面であるのが好ましいが、これに制限されない。この構成によれば、遮光物Sを、回折レンズ4において回折面DSの反対側に位置する面BS上に配置するので、遮光物Sを配置するために、光学計測装置本来の構成を大幅に変更する必要がないので、低コストで計測対象物20の位置の計測精度をより高めることができる。
遮光物Sは、スリット部材5(第1遮光部材)において合焦していない波長の光が受光素子34において受光されることを抑制するように配置されればよい。したがって、遮光物Sは、必ずしも回折レンズ4に配置される必要はない。例えば、遮光物Sは、図1に示す計測対象物20からの反射光の光路上において対物レンズ6と分光器30に含まれる回折格子32との間に配置される。具体的には、遮光物Sは、対物レンズ6、第1レンズ31、又は、回折格子32上に配置されてもよい。なお、遮光物Sは、必ずしも、レンズや部材上に配置される必要はなく、別個の部材として、対物レンズ6と回折格子32との間に配置されてもよい。この構成によれば、遮光物Sを、反射光の光路上において対物レンズ6と、回折格子32との間に配置することができるので、遮光物Sの配置位置に関する自由度が高まる。
また、遮光物Sは、スリット部材5における開口5aの形状に対応させるように配置される。この構成によれば、スリット部材5における開口5aの形状のパターンに応じて適切に遮光物を配置することができる。さらに、遮光物Sは、スリット部材5における開口5aの配置位置に対応させるように配置される。この構成によれば、スリット部材5における開口5aの配置位置のパターンに応じて適切に遮光物を配置することができる。
具体的に、図6に示すように、遮光物Sは、回折レンズ4の面BS上にライン形状に配置されてもよい。図7に示すように、遮光物Sは、回折レンズ4の面BS上に楕円形状に配置されてもよい。なお、遮光物Sの形状は、これらに限られず、クロストークを低減することができる限り、様々な形状を採用し得る。この構成によれば、遮光物Sは、面BS上にライン形状又は楕円形状に配置することができるので、遮光物Sの配置手法に関する自由度が高まる。
なお、遮光物Sの配置する範囲は、光の強度や広がり等に応じて適宜設定されてもよい。さらに、遮光物Sの厚さは、遮光物Sに含まれる材料や部材の内容や各レンズの配置状況に応じて適宜設定されてもよい。
図8~図11を参照して、本実施形態に係る共焦点計測装置におけるクロストークが低減された状況を説明する。図8は、本実施形態に係る共焦点計測装置のスリット部材5において生じるクロストークが低減されている状況の一例を示す概念図である。図8に示すように、スリット部材5の開口5aは、例えば、Y方向に長く、かつZ方向に短い略長方形状を有する。スリット部材5においては、図1に示すハーフミラー3により光源1からの光の光路から分離された反射光が入射する。図1に示す共焦点計測装置100においては、上記したとおり、例えば、光源1からの光の少なくとも一部分を通過させる開口8aと、分光器30に光を導出するスリット部材5の開口5aと、が共役に配置されるので、計測対象物20の表面上で合焦した波長の光は、開口5aにおいても合焦する(図8の光領域L1参照)。しかしながら、計測対象物20の表面上で合焦していない波長の光は、開口5aにおいても合焦しない(図8の光領域L3参照)。そこで、例えば、図6に示すライン形状の遮蔽物Sを配置することで、図8の遮光部分SPが遮光され、反射光をライン形状に遮光することができるので、合焦していない波長の光、特に図2において開口5aに照射された光領域L3の光、が開口5aに進入することを低減させることができる。なお、実際上、光の波長とスリット部材5におけるスポット面積とは連続的に変化するものであるが、説明を簡便にするため、図8においては、計測対象物20の表面上で合焦した波長の光と、計測対象物20の表面上で合焦していない波長の光と、を例示した。
図9は、例えば図6に示すライン形状の遮蔽物Sを配置することにより、計測対象物において合焦していない波長の光が画素列P2結像エリアP2Aに入光することを低減された場合のプロファイル例を示す図である。特に、図9(A)は、スリット部材5の開口5aを通過する波長の光のプロファイル例を示す図である。図9(B)は、受光素子34において受光される波長の光のプロファイル例を示す図である。なお、図9においては、複数の波長の光のうち、波長λ1の光と波長λ2の光とを例示して説明する。
ここで、遮光物を備えていない共焦点計測装置の計測対象物20において合焦していない波長λ1の光のプロファイル例を示す図4と比較すると明らかなように、図9(A)に示す例においては、開口5aにおいても合焦しない波長λ1の光が、開口5aの画素列P2結像エリアP2Aに進入することを適切に防止することができる。そして、図9(B)に示すように、波長λ1の光が、受光素子34において、画素列P2において照射されてしまうことを防止することができる。
図10は、図1に示す受光素子34における受光プロファイルの一例を示す図である。特に、図10(A)は、本実施形態に係る共焦点計測装置において遮光物を配置することでクロストークを低減できた場合の受光素子34における受光プロファイルの一例を示す図である。図10(B)は、クロストークを低減できない場合(従来例の場合)の受光素子34における受光プロファイルの一例を示す図である。なお、図10に示す例においては、計測対象物は、例えば段差ワークである。図10(A)及び(B)を比較すると明らかなように、図1に示す遮光物Sを配置することでクロストークを低減できると、図10(A)に示す受光波形における波長方向の幅の広がりは、図10(B)に示す受光波形における波長方向の幅の広がりよりも狭くなる。つまり、遮光物を配置することでクロストークを低減できると、共焦点計測装置の分解能が向上し、計測精度を向上させることが可能となる。なお、計測対象物は、段差ワークに限られず、平面ミラーワークであっても同様な結果が得られる。
図11は、本実施形態に係る共焦点計測装置において生じるクロストークの量と、従来例に係る共焦点計測装置において生じるクロストークの量と、の比較例を示す図である。特に図11は、受光素子34における受光波形を示すプロファイルの一例であり、図10に示す破線DLにおける受光波形を示すプロファイルである。図11に示すように、例えば図6に示す遮光物Sをライン形状に配置した実施形態に係る共焦点計測装置においては、遮光物Sを配置しない共焦点計測装置に比べて、クロストークが低減していることが確認できる。なお、遮光物Sを楕円形状に配置した場合であっても同様な良好な結果を得ることができる。
以上のとおり本実施形態によれば、ハーフミラー3により光源1からの光の光路から分離された反射光の少なくとも一部分を通過させる開口5aが形成され、当該反射光の他の部分を通過させないスリット部材5において合焦していない波長の光が開口5aへ入光することを抑制するように、反射光の光路上に減光手段が配置される。よって、クロストークをより低減させることができるので、計測対象物20の位置の計測精度をより高めることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良(例えば、各実施形態を組み合わせること、各実施形態の一部の構成を省略すること)され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
図12は、本実施形態に係る共焦点計測装置の他の一例を示す概要図である。図12に示す共焦点計測装置100においては、図1に示す共焦点計測装置100のスリット部材8に代替して、例えば、光源1からの光を通過するシリンドリカルレンズ2を備える。また、図12に示す共焦点計測装置100においては、図1に示す共焦点計測装置100のミラーレンズ3と回折レンズ4との間にスリット部材7を更に備える。スリット部材7は、計測対象物20に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる開口7aが形成され、当該反射光の他の部分を通過させない遮光部材である。また、スリット部材7における当該開口7aは、光源1からの光の少なくとも一部分を更に通過させる。
この構成によれば、計測対象物20に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる開口7aが形成され、当該反射光の他の部分を通過させないスリット部材7において合焦していない波長の光が開口7aへ入光することを抑制するように、反射光の光路上に減光手段が配置される。よって、クロストークをより低減させることができるので、計測対象物20の位置の計測精度をより高めることができる。
また、開口7aは、光源1からの光の少なくとも一部分を更に通過させる。この構成によれば、光源1からの光の少なくとも一部分及び計測対象物20からの反射光の一部分を通過させない単一の遮光部材を備える。よって、遮光部材を複数備える必要がないので、低コストで計測対象物20の位置の計測精度をより高めることができる。なお、開口7aの形状は、図1に示すスリット部材5の開口5aの形状と同様に、例えば、Y方向に長く、かつX方向に短い略長方形状を有する。ただし、スリット部材7は図1に示すスリット部材8と同様に光軸AXに垂直に配置される。また、開口7aの形状は、長方形状の他、例えば正方形状を含む多角形状であってもよいし、楕円形状であってもよい。
上記各実施形態においては、光学計測装置の一例として図1及び図12に示す共焦点計測装置100を例示したが、これに限られず、光学計測装置は、例えば、干渉計等の他の計測装置を含んでもよい。
本実施形態の一部又は全部は、以下の附記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
[附記1]
複数の波長の光を出力する光源(1)と、
前記光源(1)からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための光学系と、
色収差が生じた前記光を計測対象物(20)に照射する対物レンズ(6)と、
前記計測対象物(20)に照射された光の反射光の光路を、前記光源(1)からの前記光の光路から分離する光路分離素子と、
前記光路分離素子により前記光源(1)からの前記光の光路から分離された前記反射光の少なくとも一部分を通過させる第1開口(5a)が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない第1遮光部材と、
前記第1開口(5a)を通過した光を取得し、当該光のスペクトルを計測するための分散素子及び受光素子(34)と、を備え、
前記第1遮光部材において合焦していない波長の光が前記受光素子(34)において受光されることを抑制するように、前記反射光の光路上に減光手段が配置される、
光学計測装置(100)。
[附記2]
複数の波長の光を出力する光源(1)と、
前記光源(1)からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための光学系と、
色収差が生じた前記光を計測対象物に照射する対物レンズ(6)と、
前記計測対象物(20)に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる開口(7a)が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない遮光部材と、
前記反射光のうち前記開口(7a)を通過した光の光路を、前記光源(1)からの前記光の光路から分離する光路分離素子と、
分離された前記光を取得し、当該光のスペクトルを計測するための分散素子及び受光素子(34)と、を備え、
前記遮光部材において合焦していない波長の光が前記受光素子(34)において受光されることを抑制するように、前記反射光の光路上に減光手段が配置される、
光学計測装置(100)。
1…光源、4…回折レンズ、5、7、8…スリット部材、5a、7a、8a…開口、6…対物レンズ、20…計測対象物、30…分光器、31…第1レンズ、32…回折格子、33…第2レンズ、34…受光素子、35…読出回路、100…共焦点計測装置、S…遮光物

Claims (14)

  1. 複数の波長の光を出力する光源と、
    前記光源からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための光学系と、
    色収差が生じた前記光を計測対象物に照射する対物レンズと、
    前記計測対象物に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる第1開口が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない第1遮光部材と、
    前記第1開口を通過した光を取得し、当該光のスペクトルを計測するための分散素子及び受光素子と、を備え、
    前記第1遮光部材において合焦していない波長の光が前記受光素子において受光されることを抑制するように、前記反射光の光路上に減光手段が配置され、
    前記第1開口は、前記第1開口を通過した光が前記受光素子の計測対象面においてライン状に連続した複数点の高さ情報を有する光として受光されるような形状を有する、
    光学計測装置。
  2. 前記光源からの前記光の少なくとも一部分を通過させる第2開口が形成され、当該光の他の部分を通過させない第2遮光部材を更に備え、
    前記第2遮光部材は、前記光源からの前記光の光路上において前記光源と前記光路分離素子との間に配置される、
    請求項1に記載の光学計測装置。
  3. 前記減光手段は、前記反射光の光路上において前記対物レンズと前記分散素子との間に配置される、
    請求項1又は2に記載の光学計測装置。
  4. 前記減光手段は、前記反射光の光路上において前記対物レンズと前記第1遮光部材との間に配置される、
    請求項3に記載の光学計測装置。
  5. 前記光学系は、前記光源からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための回折パターンが形成された回折面を有し、
    前記減光手段は、前記光学系において前記回折面の反対側に位置する面上に配置される、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光学計測装置。
  6. 前記減光手段は、前記第1遮光部材における前記第1開口の形状に対応させるように配置される、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光学計測装置。
  7. 前記減光手段は、前記第1遮光部材における前記第1開口の配置位置に対応させるように配置される、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光学計測装置。
  8. 前記減光手段は、ライン形状又は楕円形状に配置される、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光学計測装置。
  9. 前記光は、白色光である、
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光学計測装置。
  10. 共焦点光学系を利用して前記計測対象物の変位を計測する共焦点計測装置である、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の光学計測装置。
  11. 前記第1開口の形状は、長方形状もしくは正方形状を含む多角形状、又は、楕円形状である、
    請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の光学計測装置。
  12. 複数の波長の光を出力する光源と、
    前記光源からの前記光に対して光軸に沿って色収差を生じさせるための光学系と、
    色収差が生じた前記光を計測対象物に照射する対物レンズと、
    前記計測対象物に照射された光の反射光の少なくとも一部分を通過させる開口が形成され、当該反射光の他の部分を通過させない遮光部材と、
    前記反射光のうち前記開口を通過した光の光路を、前記光源からの前記光の光路から分離する光路分離素子と、
    分離された前記光を取得し、当該光のスペクトルを計測するための分散素子及び受光素子と、を備え、
    前記遮光部材において合焦していない波長の光が前記受光素子において受光されることを抑制するように、前記反射光の光路上に減光手段が配置され、
    前記第1開口は、前記第1開口を通過した光が前記受光素子の計測対象面においてライン状に連続した複数点の高さ情報を有する光として受光されるような形状を有する、
    光学計測装置。
  13. 前記開口は、前記光源からの前記光の少なくとも一部分を更に通過させる、
    請求項12に記載の光学計測装置。
  14. 前記開口の形状は、長方形状もしくは正方形状を含む多角形状、又は、楕円形状である、
    請求項12又は請求項13に記載の光学計測装置。
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