JP7205746B2 - 粒状物選別装置、粒径選別機および光学選別機 - Google Patents

粒状物選別装置、粒径選別機および光学選別機 Download PDF

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Description

本発明は、粒状物選別装置、粒径選別機および光学選別機に関する。
粒径選別機と光学選別機とがユニット化された穀物選別装置が知られている。例えば、下記の特許文献1に記載の穀物選別装置では、粒径選別機において、穀物の粒径に応じて穀物が良品と不良品とに選別される。粒径選別機において良品として選別された穀物は、光学選別機に供給される。光学選別機では、穀物が良品と不良品とに光学的に選別される。粒径選別機と光学選別機とをユニット化することにより、全体構成を小型化してコストを削減するとともに、装置内部への塵埃の混入を防止することができる。
特開2010-142678号公報
上述の穀物選別装置では、粒径選別機と光学選別機とがユニット化されているので、この穀物選別装置のユーザが粒径選別機および光学選別機の何れか一方を既に所有している場合、当該一方の選別機が無駄になる。また、穀物の状態によっては、粒径選別機と光学選別機との両方で処理することが望ましくないことがある。かかる問題は、穀物選別装置に限らず、粒径選別機と光学選別機とを備える粒状物選別装置に共通する。
この種の選別機は、農家の作業場などに設置されることも多く、選別機の設置面が完全に平坦であるとは限らない。このため、多少の凹凸があっても適切に設置できることが望ましい。
本発明は、上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、例えば、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1形態によれば、粒状物選別装置が提供される。この粒状物選別装置は、供給された粒状物の粒径に応じて粒状物を選別する粒径選別機と、粒径選別機から供給された粒状物を光学的に選別する光学選別機と、を備える。粒径選別機は、光学選別機と着脱するための第1着脱機構を有している。光学選別機は、粒径選別機と着脱するための第2着脱機構を有している。第1着脱機構と第2着脱機構とにより、粒径選別機と光学選別機とが互いに着脱可能に構成される。
かかる粒状物選別装置によれば、粒径選別機の第1着脱機構と光学選別機の第2着脱機構とにより、粒径選別機と光学選別機とが互いに着脱可能に構成される。そのため、状況に応じて、粒径選別機および光学選別機の一方のみを使用したり、粒径選別機と光学選別機とを組み合わせて使用したりすることができる。
本発明の第2形態によれば、第1形態において、粒径選別機は、光学選別機に粒状物を排出する排出口を有する。光学選別機は、粒径選別機から排出された粒状物を受け取る受取口と、粒径選別機が光学選別機に取り付けられた場合に、排出口の設置高さと受取口の設置高さとを合わせる高さ合わせ部と、を有する。かかる形態によれば、高さ合わせ部により、排出口の設置高さと受取口の設置高さとが合うので、粒径選別機と光学選別機との間で粒状物をスムーズに流すことができる。
本発明の第3形態によれば、第2形態において、高さ合わせ部は、光学選別機の下端よりも上方に設けられて、粒径選別機の少なくとも一部を支持する支持部を有する。かかる構成によれば、粒径選別機の一部を支持部に支持させることで、光学選別機の下端よりも上方の支持部を基準として排出口の設置高さと受取口の設置高さとを合わせることができる。つまり、粒状物選別装置の設置面よりも上方で、設置面に依存することなく、排出口の設置高さと受取口の設置高さとを合わせることができる。したがって、粒状物選別装置の設置面に凹凸があったとしても、粒径選別機と光学選別機との間で粒状物をスムーズに流すことができる。
本発明の第4形態によれば、第3形態において、粒径選別機は、粒径選別機を移動可能に支持する第1車輪を有する。支持部は、第1車輪が載置される車輪載置台を有する。車輪載置台は、第1車輪が載置された状態で、粒径選別機が光学選別機に取り付けられた場合に、排出口の設置高さと受取口の設置高さとが合う位置に配置されている。かかる形態によれば、車輪載置台に第1車輪を載置するだけで、車輪載置台を基準として排出口の設置高さと受取口の設置高さとを容易に合わせることができる。
本発明の第5形態によれば、第4形態において、粒径選別機は、第1車輪に対して、光学選別機とは反対側に設けられた第2車輪と、第1車輪が車輪載置台に載置された状態で、粒径選別機の光学選別機とは反対側が持ち上げられた場合に、第2車輪を降下させる車輪降下機構と、降下した第2車輪の位置を固定するロック機構と、を有する。かかる形態によれば、粒径選別機が光学選別機に取り付けられた場合に、降下した第2車輪で粒径選別機の荷重を支えることができる。
本発明の第6形態によれば、第2形態において、粒径選別機は、テーパピンを有する。高さ合わせ部は、光学選別機のうちの、粒径選別機を取り付ける面に形成された位置決め穴を有する。位置決め穴は、テーパピンが挿入された状態で、粒径選別機が光学選別機に取り付けられた場合に、排出口の設置高さと受取口の設置高さとが合う位置に配置されている。かかる形態によれば、位置決め穴にテーパピンを挿入するだけで、位置決め穴を基準として排出口の設置高さと受取口の設置高さとを容易に合わせることができる。
本発明の第7形態によれば、第2形態において、粒径選別機は、位置決め穴を有する。高さ合わせ部は、光学選別機のうちの、粒径選別機を取り付ける面に形成されたテーパピンを有する。テーパピンは、位置決め穴に挿入された状態で、粒径選別機が光学選別機に取り付けられた場合に、排出口の設置高さと受取口の設置高さとが合う位置に配置されている。かかる形態によれば、テーパピンを位置決め穴に挿入するだけで、テーパピンを基準として排出口の設置高さと受取口の設置高さとを容易に合わせることができる。
本発明の第8形態によれば、第1形態から第7形態までのいずれかの形態において、光学選別機は、光学選別機において良品として選別された粒状物を排出する良品排出口を有する。良品排出口は、下方に向けて開口するとともに、粒径選別機の高さよりも高い位置に設けられている。かかる形態によれば、粒状物選別装置を梱包する際、粒径選別機を光学選別機の良品排出口の下方に配置することで、良品排出口の下方のスペースを、粒径選別機の収納空間として利用することができる。したがって、粒状物選別装置をコンパクトに梱包することができる。
本発明の第9形態によれば、粒径選別機が提供される。この粒径選別機は、供給された粒状物の粒径に応じて粒状物を選別する。また、この粒径選別機は、供給された粒状物を光学的に選別する光学選別機と着脱するための着脱機構を備える。かかる形態によれば、着脱機構により、状況に応じて、粒径選別機を光学選別機と着脱することができる。
本発明の第10形態によれば、光学選別機が提供される。この光学選別機は、供給された粒状物を光学的に選別する。また、この光学選別機は、供給された粒状物の粒径に応じて粒状物を選別する粒径選別機と着脱するための着脱機構を備える。かかる形態によれば、着脱機構により、状況に応じて、光学選別機を粒径選別機と着脱することができる。
本発明の一実施形態による粒状物選別装置を示す側面図である。 図1に示した粒径選別機を示す斜視図である。 図1に示した光学選別機を示す斜視図である。 図1に示した光学選別機に粒径選別機を取り付ける手順を示す説明図である。 図1に示した光学選別機の車輪載置台を示す説明図である。 図1に示した粒径選別機の車輪降下機構およびロック機構を示す説明図である。 図1に示した粒径選別機の車輪降下機構およびロック機構を示す説明図である。
以下、本発明による粒状物選別装置の好適な実施形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
図1は、本発明の一実施形態による粒状物選別装置を示す側面図である。図1において、粒状物選別装置100は、粒径選別機10と光学選別機20とを備えている。粒径選別機10は、供給された粒状物(例えば、穀物)の粒径に応じて粒状物を選別する。光学選別機20は、粒径選別機10から供給された粒状物を光学的に選別する。なお、粒径選別機10は、例えば玄米を選別対象とし、光学選別機20は、例えば玄米および白米を選別対象とする。
図2は、図1に示した粒径選別機10を示す斜視図である。図1および図2において、粒径選別機10は、投入口11、第1排出口12(排出口)、第1受取口13、前輪14(第1車輪)、後輪15(第2車輪)および取付穴16(第1着脱機構)を有している。
図3は、図1に示した光学選別機20を示す背面図である。図1および図3において、光学選別機20は、第2排出口21、第2受取口22(受取口)、車輪載置台23(高さ合わせ部、支持部)、取付ボルト24(第2着脱機構)および良品排出口26を有している。
以下、粒径選別機10について説明する。粒径選別機10は、選別網筒を用いて粒状物の粒径に応じて粒状物の選別を行う。具体的には、粒径選別機10の投入口11に粒状物が投入されると、所定以上の粒径を有する粒状物が良品として選別され、当該良品は、第1排出口12から光学選別機20へ排出される。所定未満の粒径を有する粒状物は、不良品として選別される。
第1受取口13は、光学選別機20で不良品として選別され、光学選別機20から排出された粒状物を受け取る。粒径選別機10で不良品として選別された粒状物、および第1受取口13で受け取られた粒状物は、一緒に機外へ排出される。
以下、光学選別機20について説明する。光学選別機20は、いわゆるシュート式である。例えば、粒径選別機10の第1排出口12から排出され、第2受取口22で受け取られ、シュート上に供給された粒状物は、シュート上を流下され、シュートから落下した際に、良品と不良品とに光学的に選別される。
具体的には、光学選別機20は、検知部と、エジェクタノズルと、を備えている。検知部は、シュートから落下した粒状物に可視光線および近赤外線を照射し、粒状物から排出された反射光または透過光を検知する。検知部は、検知した光から得られる画像に基づいて、選別対象物が良品であるか不良品であるかを粒状物の粒ごとに判断する。
不良品であると判断された粒状物は、エジェクタノズルから噴射されたエアによって軌道を変えられ、不良品排出樋に導かれ、その後、第2排出口21から粒径選別機10へ排出される。一方、良品であると判断された粒状物は、軌道を変えることなく、良品排出樋に導かれる。なお、光学選別機20は、不良品であると判断された粒状物を、粒径選別機10に排出することなく、機外に排出してもよい。この場合、光学選別機20の第2排出口21および粒径選別機10の第1受取口13は、使用されない。
光学選別機20は、シュート式である限り、他の任意の公知の方式であってもよい。また、例えば、粒状物は、良品と、不良品と、良品と不良品との間の中間品質品に選別されてもよい。この場合、中間品質品は、再度、光学選別機20に投入されてもよい。
良品排出樋に導かれた良品は、良品排出樋の後段に設けられたタンクに投入される。タンクに投入された良品は、適宜切り出されて計量部によって計量され、その後、良品排出口26から排出される。ここで、良品排出口26は、下方に向けて開口するとともに、粒径選別機10の高さよりも高い位置に設けられている。これにより、粒状物選別装置100を梱包する際、粒径選別機10を光学選別機20の良品排出口26の下方に配置することで、コンパクトに梱包することができる。
粒径選別機10と光学選別機20とは、互いに着脱可能である。以下、図4を参照しながら、光学選別機20に粒径選別機10を取り付ける手順について説明する。まず、取付ボルト24(図3参照)を外す。次に、光学選別機20の近くまで、粒径選別機10を移動させて、光学選別機20の車輪載置台23(詳細は後述)に粒径選別機10の前輪14を載置する(図4左図)。
続いて、粒径選別機10の後輪15側を持ち上げる。このとき、粒径選別機10の車輪降下機構30(詳細は後述)により、後輪15が降下して粒状物選別装置100の設置面に接する。また、粒径選別機10のロック機構40(詳細は後述)により、降下した後輪15の位置を固定する(図4中央図)。
次に、粒径選別機10の内部から取付穴16(図2参照)を通して取付ボルト24を光学選別機20に固定する(図4右図)。具体的には、粒径選別機10の上の蓋を外して選別網筒を引き抜くと、粒径選別機10の中が空洞になっている。そこで、この空洞に手を入れて、粒径選別機10を光学選別機20に押し付けた状態で取付ボルト24を固定する。取付穴16は、若干長穴になっている。
これにより、第1排出口12と第2受取口22とが同じ設置高さで互いに接続され、第2排出口21と第1受取口13とが同じ設置高さで互いに接続される。また、逆の順番で、光学選別機20から粒径選別機10を取り外すことができる。なお、粒径選別機10の電源は、光学選別機20に設けられたコネクタからケーブルを介して供給される。
図5は、図1に示した光学選別機20の車輪載置台23を示す説明図である。図5において、車輪載置台23は、光学選別機20の底面を構成する底面部材25の一部をなしている。また、車輪載置台23の裏面には、車輪を載せても変形しないよう、強度を増すための補強部材(例えば、リブ)が設けられている。
車輪載置台23は、光学選別機20の下端よりも上方に設けられている。また、車輪載置台23は、前輪14が載置された状態で、粒径選別機10が光学選別機20に取り付けられた場合に、第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さ、および第2排出口21の設置高さと第1受取口13の設置高さがそれぞれ合う位置に配置されている。すなわち、車輪載置台23の高さを基準として、第1排出口12と第2受取口22、および第2排出口21と第1受取口13の高さ方向の位置合わせを行う。
図6および図7は、図1に示した粒径選別機10の車輪降下機構30およびロック機構40を示す説明図である。図6および図7において、前輪14および後輪15は、粒径選別機10を移動可能に支持する。前輪14は、光学選別機20側に設けられた1つの自在キャスターであり、後輪15は、1本の軸の両側に取り付けられた2つの車輪である。これとは逆に、前輪14は、光学選別機20側に設けられた1本の軸の両側に取り付けられた2つの車輪であり、後輪15は、1つの自在キャスターであってもよい。
車輪降下機構30は、前輪14が車輪載置台23に載置された状態で、粒径選別機10の後輪15側が持ち上げられた場合に、後輪15を降下させる。ロック機構40は、降下した後輪15の位置を固定する。
車輪降下機構30は、粒径選別機10の下部に設けられている。また、車輪降下機構30には、鉛直方向に対して斜めに延在する長穴31が形成されている。後輪15の軸17は、長穴31内を上方位置と下方位置との間で上下する。ロック機構40は、車輪降下機構30に取り付けられている。また、ロック機構40は、車輪降下機構30に対して、支点41を中心に回転可能に取り付けられている。また、ロック機構40には、切り欠き42が形成されている。
図6に示されるように、粒径選別機10が自立して移動する場合には、後輪15の軸17が長穴31内の上方位置にある状態で、前輪14および後輪15が、図中に二点鎖線で示された粒径選別機10の設置面に接する。
一方、図7に示されるように、前輪14が車輪載置台23に載置された状態で、粒径選別機10の後輪15側が持ち上げられると、自重によって後輪15の軸17が長穴31に沿って下方位置に降下し、後輪15のみが、図中に二点鎖線で示された粒状物選別装置100の設置面に接する。このとき、ロック機構40を回転させて、切り欠き42を後輪15の軸17に係合させることで、後輪15の軸17が下方位置で固定される。
以上のように、粒径選別機10は、光学選別機20と着脱するための第1着脱機構(取付穴16)を有している。光学選別機20は、粒径選別機10と着脱するための第2着脱機構(取付ボルト24)を有している。第1着脱機構と第2着脱機構とにより、粒径選別機10と光学選別機20とが互いに着脱可能に構成される。
したがって、粒径選別機10の第1着脱機構(取付穴16)と光学選別機20の第2着脱機構(取付ボルト24)とにより、粒径選別機10と光学選別機20とが互いに着脱可能に構成される。そのため、状況に応じて、粒径選別機10および光学選別機20の一方のみを使用したり、粒径選別機10と光学選別機20とを組み合わせて使用したりすることができる。
また、粒径選別機10は、光学選別機20に粒状物を排出する第1排出口12を有する。光学選別機20は、粒径選別機10から排出された粒状物を受け取る第2受取口22と、粒径選別機10が光学選別機20に取り付けられた場合に、第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さとを合わせる高さ合わせ部と、を有する。したがって、高さ合わせ部により、第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さとが合うので、粒径選別機10と光学選別機20との間で粒状物をスムーズに流すことができる。
また、高さ合わせ部は、光学選別機20の下端よりも上方に設けられて、粒径選別機10の少なくとも一部を支持する支持部を有する。かかる構成によれば、粒径選別機10の一部を支持部に支持させることで、光学選別機20の下端よりも上方の支持部を基準として第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さとを合わせることができる。つまり、粒状物選別装置100の設置面よりも上方で、設置面に依存することなく、第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さとを合わせることができる。したがって、粒状物選別装置100の設置面に凹凸があったとしても、粒径選別機10と光学選別機20との間で粒状物をスムーズに流すことができる。
また、粒径選別機10は、粒径選別機10を移動可能に支持する前輪14を有する。支持部は、輪14が載置される車輪載置台23を有する。車輪載置台23は、前輪14が載置された状態で、粒径選別機10が光学選別機20に取り付けられた場合に、第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さとが合う位置に配置されている。したがって、車輪載置台23に前輪14を載置するだけで、車輪載置台23を基準として第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さとを容易に合わせることができる。
また、粒径選別機10は、前輪14に対して、光学選別機20とは反対側に設けられた後輪15と、前輪14が車輪載置台23に載置された状態で、粒径選別機10の光学選別機20とは反対側が持ち上げられた場合に、後輪15を降下させる車輪降下機構30と、降下した後輪15の位置を固定するロック機構40と、を有する。したがって、粒径選別機10が光学選別機20に取り付けられた場合に、降下した後輪15で粒径選別機10の荷重を支えることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその均等物が含まれる。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の組み合わせ、または、省略が可能である。
例えば、粒径選別機10の2つの後輪15は、2本の軸にそれぞれ取り付けられてもよい。この場合、粒径選別機10は、車輪降下機構30およびロック機構40を2組有することとなる。
また、例えばロック機構40に複数の切り欠き42を設けてもよい。この場合、長穴31内の上方位置または下方位置に限らず、複数の位置で後輪15を固定することができる。また、粒径選別機10は、車輪として少なくとも前輪14のみを有していてもよく、後輪15に代えて、長さ調節可能な固定脚を有していてもよい。また、粒径選別機10を、光学選別機20から取り外した状態で、単独使用することもできる。
なお、車輪載置台23に代えて、粒径選別機10が光学選別機20側の面に設けられたテーパピンを有し、光学選別機20が粒径選別機10側の面に形成された位置決め穴を有していてもよい。このとき、位置決め穴は、粒径選別機10および光学選別機20の排出口の設置高さと受取口の設置高さとを合わせる高さ合わせ部を構成する。
ここで、位置決め穴は、テーパピンが挿入された状態で、粒径選別機10が光学選別機20に取り付けられた場合に、第1排出口12の設置高さと第2受取口22の設置高さ、および第2排出口21の設置高さと第1受取口13の設置高さがそれぞれ合う位置に配置されている。これにより、位置決め穴にテーパピンを挿入するだけで、第1排出口12と第2受取口22、および第2排出口21と第1受取口13の高さ方向の位置合わせを容易に行うことができる。なお、テーパピンが光学選別機20に設けられ、位置決め穴が粒径選別機10に設けられてもよい。この場合でも、同様の効果を得ることができる。
なお、支持部は、車輪載置台23に限定されず、光学選別機20の下端よりも上方に設けられて、粒径選別機10の少なくとも一部を支持する他の構成であってもよい。すなわち、粒径選別機10の一部を支持部に支持させることで、支持部を基準として排出口の設置高さと受取口の設置高さとを合わせることができる。また、高さ合わせ部は、排出口の設置高さと受取口の設置高さとを合わせるものである限り、他の構成であってもよい。
なお、光学選別機20を単独で用いる場合には、第2受取口22にホッパを取り付け、第2排出口21に不良品排出ノズルを取り付ける。選別対象の粒状物が白米である場合には、白米を粒径選別機10に投入しても、全部そのまま出てきてしまい、選別する意味がない。しかも、米肌が傷むことになるので、光学選別機20を単独で用いるべく、ホッパおよび不良品排出ノズルを用いる。一方、選別対象の粒状物が玄米である場合には、光学選別機20に粒径選別機10を取り付ける。
10…粒径選別機
11…投入口
12…第1排出口
13…第1受取口
14…前輪
15…後輪
16…取付穴
17…軸
20…光学選別機
21…第2排出口
22…第2受取口
23…車輪載置台
24…取付ボルト
25…底面部材
26…良品排出口
30…車輪降下機構
31…長穴
40…ロック機構
41…支点
42…切り欠き
100…粒状物選別装置

Claims (7)

  1. 粒状物選別装置であって、
    供給された粒状物の粒径に応じて前記粒状物を選別する粒径選別機と、
    前記粒径選別機から供給された前記粒状物を光学的に選別する光学選別機と、を備え、
    前記粒径選別機は、前記光学選別機と着脱するための第1着脱機構を有し、
    前記光学選別機は、前記粒径選別機と着脱するための第2着脱機構を有し、
    前記第1着脱機構と前記第2着脱機構とにより、前記粒径選別機と前記光学選別機とが互いに着脱可能に構成され
    前記粒径選別機は、前記光学選別機に前記粒状物を排出する排出口を有し、
    前記光学選別機は、
    前記粒径選別機から排出された前記粒状物を受け取る受取口と、
    前記粒径選別機が前記光学選別機に取り付けられた場合に、前記排出口の設置高さと前記受取口の設置高さとを合わせる高さ合わせ部と、を有する
    粒状物選別装置。
  2. 請求項に記載の粒状物選別装置であって、
    前記高さ合わせ部は、前記光学選別機の下端よりも上方に設けられて、前記粒径選別機の少なくとも一部を支持する支持部を有する
    粒状物選別装置。
  3. 請求項に記載の粒状物選別装置であって、
    前記粒径選別機は、前記粒径選別機を移動可能に支持する第1車輪を有し、
    前記支持部は、前記第1車輪が載置される車輪載置台を有し、
    前記車輪載置台は、前記第1車輪が載置された状態で、前記粒径選別機が前記光学選別機に取り付けられた場合に、前記排出口の設置高さと前記受取口の設置高さとが合う位置に配置されている
    粒状物選別装置。
  4. 請求項に記載の粒状物選別装置であって、
    前記粒径選別機は、
    前記第1車輪に対して、前記光学選別機とは反対側に設けられた第2車輪と、
    前記第1車輪が前記車輪載置台に載置された状態で、前記粒径選別機の前記光学選別機とは反対側が持ち上げられた場合に、前記第2車輪を降下させる車輪降下機構と、
    降下した前記第2車輪の位置を固定するロック機構と、を有する
    粒状物選別装置。
  5. 請求項に記載の粒状物選別装置であって、
    前記粒径選別機は、テーパピンを有し、
    前記高さ合わせ部は、前記光学選別機のうちの、前記粒径選別機を取り付ける面に形成された位置決め穴を有し、
    前記位置決め穴は、前記テーパピンが挿入された状態で、前記粒径選別機が前記光学選別機に取り付けられた場合に、前記排出口の設置高さと前記受取口の設置高さとが合う位置に配置されている
    粒状物選別装置。
  6. 請求項に記載の粒状物選別装置であって、
    前記粒径選別機は、位置決め穴を有し、
    前記高さ合わせ部は、前記光学選別機のうちの、前記粒径選別機を取り付ける面に設けられたテーパピンを有し、
    前記テーパピンは、前記位置決め穴に挿入された状態で、前記粒径選別機が前記光学選別機に取り付けられた場合に、前記排出口の設置高さと前記受取口の設置高さとが合う位置に配置されている
    粒状物選別装置。
  7. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の粒状物選別装置であって、
    前記光学選別機は、前記光学選別機において良品として選別された粒状物を排出する良品排出口を有し、
    前記良品排出口は、下方に向けて開口するとともに、前記粒径選別機の高さよりも高い位置に設けられている
    粒状物選別装置。
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