JP7205208B2 - 指紋照合装置、画像処理装置、指紋照合システム、指紋照合方法およびプログラム - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載の指紋特徴情報生成装置は、指を透過した光を用いた撮像と反射光による撮像など、光学的に特性の異なる第1および第2の撮像方式を用いて、第1および第2の指紋画像を取得し、それぞれの指紋画像から特徴的な画像部分を特徴情報として抽出する。この指紋特徴情報生成装置は、それぞれの指紋画像から得られた特徴情報を、指紋画像の局所領域毎に評価し、2つの指紋画像のうちいずれか高い評価値の特徴情報を選択して合成する。
図1は、第一実施形態に係る指紋照合システムの装置構成の例を示す概略構成図である。図1に示す構成で、指紋照合システム1は、指紋スキャナ装置100と、指紋照合装置200とを備える。指紋スキャナ装置100と指紋照合装置200とが一体となって構成されていてもよいし、別々の装置として構成されていてもよい。
指紋照合システム1は、指紋照合を行う。具体的には、指紋スキャナ装置100が指紋画像を撮像し、指紋照合装置200が、その指紋画像を用いて指紋照合を行う。ここでいう指紋画像は、指紋が写った画像である。ここでいう指紋照合は、照合対象の指紋が、登録済みの指紋の何れと同一か、あるいは何れとも異なるかを判定するための処理である。
指紋スキャナ装置100が撮像する2つの指紋画像のうち、1つは、指紋の溝(隆線と隆線との間の溝)の深さ方向に対して斜め方向の光を用いて撮像した画像である。この指紋画像を第一画像と称する。
例えば、指紋スキャナ装置100は、光源(照明装置)からの光が指で反射された光のうち、指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の光を受光し、第一画像として撮像する。あるいは、指紋スキャナ装置100が、指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向から指に向けて光を照射し、指で反射された光を受光し、第一画像として撮像するようにしてもよい。
例えば、指紋スキャナ装置100は、光源(照明装置)からの光が指で反射された光のうち、指紋の溝の深さ方向の光を受光し、第二画像として撮像する。あるいは、指紋スキャナ装置100が、指紋の溝の深さ方向から指に向けて光を照射し、指で反射された光を受光し、第二画像として撮像するようにしてもよい。
また、第二画像での指の見え方は、人が指を目視したときの見え方に近い。そこで、指紋照合システム1が、指紋照合の管理者に第二画像を提供し、指紋照合の管理者が、第二画像を参照して、指紋の付いた樹脂を指に貼り付ける等の不正の有無を確認するようにしてもよい。第二画像を、視認用画像とも称する。
指紋照合装置200は、複数の画像処理機能(画像処理アルゴリズム)を有しており、第一画像に適用する画像処理および適用順序を決定するために、第一画像(または第一画像を画像処理した画像)に加えて第二画像を用いる。
指紋照合装置200は、例えば、パソコン(Personal Computer;PC)、マイコン(Microcomputer)、または、ワークステーション(Workstation)等のコンピュータを用いて構成される。
照明装置110は、指900に向けて光を発する。例えば、照明装置110が白色光を発するようにしてもよい。これにより上記のように、第二画像として人が指を目視したときの見え方に近い画像を得られる。
照明装置110が発する光のうち少なくとも一部は、指900にて反射される。指900が反射する光のうち、指900が、指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向に反射した光は、上記のように第一画像の撮像に用いられる。この光を第一画像光と称する。指900が反射する光のうち、指900が、指紋の溝の深さ方向に反射した光は、上記のように第二画像の撮像に用いられる。この光を第二画像光と称する。
図2では、プリズム120が第一画像光を反射させる場合の例を示しているが、これに限定されない。あるいは、プリズム120が、第一画像光、第二画像光それぞれを反射させてもよい。
撮像装置130が第一画像および第二画像の両方を撮像する方法は、図2の例のようにプリズム120を用いて光を反射させる方法に限定されない。例えば、第一画像撮像用の撮像装置130と第二画像撮像用の撮像装置130とが別々に設けられていてもよい。第一画像撮像用の撮像装置130が、指900から指紋の溝の深さ方向の位置に、指900に向けて配置されていてもよい。また、第二画像撮像用の撮像装置130が、指900から指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の位置に、指900に向けて配置されていてもよい。この場合、指紋スキャナ装置100がプリズム120を備えていなくてもよい。
スキャナ側通信部140の通信方式は、特定の方式に限定されない。例えば、スキャナ側通信部140が、第一画像の画像データと第二画像の画像データとを纏めて1つの信号(通信データ)として送信するようにしてもよい。あるいは、スキャナ側通信部140が、第一画像の画像データと第二画像の画像データとを、それぞれ別々の信号にて送信するようにしてもよい。あるいは、スキャナ側通信部140がパケット通信を行い、画像データを複数のパケットで送信するようにしてもよい。
一方、上記のように、照明装置110が、指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向から指900に向けて光を照射し、撮像装置130が、この光の指900での反射光を受光して第一画像を撮像するようにしてもよい。また、照明装置110が、指紋の溝の深さ方向から指900に向けて光を照射し、撮像装置130が、この光の指900での反射光を受光して第一画像を撮像するようにしてもよい。
この場合、プリズム120が、第一画像撮像用の光、および、第二画像撮像用の光のうち、いずれか一方を反射するようにしてもよい。この場合、照明装置110は、同じ位置から向きを変えて光を発することで、第一画像撮像用の光、および、第二画像撮像用の光の両方を発することができる。これにより、指紋スキャナ装置100が、第一画像撮像用の照明装置110と第二画像撮像用の照明装置110とを別々に備える必要がない。この点で、指紋スキャナ装置100の構成が簡単になり、指紋スキャナ装置100をコンパクト化(小型化)することができ、また、指紋スキャナ装置100の製造コストが比較的小さくて済む。
表示部220は、例えば液晶パネルまたはLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)パネル等の表示画面を備え、各種画像を表示する。例えば、表示部220は、指紋照合の結果を表示するようにしてもよい。また、表示部220が、指紋照合の管理者による視認用に第二画像を表示するようにしてもよい。
記憶部280は、指紋照合装置200が備える記憶デバイスを用いて構成される。
第一画像取得部291は、第一画像を取得する。具体的には、第一画像取得部291は、照合装置側通信部210が指紋スキャナ装置100から受信する信号(受信データ)から、第一画像の画像データを抽出する。
第二画像取得部292は、第二画像を取得する。具体的には、第二画像取得部292は、照合装置側通信部210が指紋スキャナ装置100から受信する信号(受信データ)から、第二画像の画像データを抽出する。
ここでいう、第一画像に適用する画像処理の決定は、画像処理アルゴリズムの選択、および、画像処理アルゴリズムのパラメータ値の設定のうち何れか一方であってもよいし、両方であってもよい。
指紋照合部295は、照合用画像(画像処理実行部294が第一画像に対して画像処理を実行して得られた画像)を用いて指紋照合を行う。具体的には、指紋照合部295は、照合用画像から指紋の特徴情報を抽出する。そして、指紋照合部295は、得られた特徴情報と、予め登録されている1つ以上の指紋の特徴情報の各々との比較することで、照合対象の指紋が、登録されている指紋のうち何れと同じか、あるいは、何れとも異なるかを判定する。
図5は、画像処理実行部294が画像処理決定部293の指示に従って画像処理を実行する処理手順の例を示す図である。図5は、画像処理実行部294が1つの画像処理(単一の画像処理)を実行する毎に、画像処理決定部293が、次に画像処理実行部294に実行させる画像処理を決定する場合の処理手順の例を示している。
画像処理決定部293は、1回の指紋照合における1巡目のステップS111の処理では、第一画像と第二画像とに基づいて、画像処理実行部294に実行させる画像処理を決定する。一方、2巡目以降のステップS111の処理では、画像処理決定部293は、第一画像に画像処理を適用した画像と第二画像とに基づいて、画像処理実行部294に実行させる画像処理を決定する。
ステップS111で画像処理決定部293が「画像処理なし」を選択した場合、画像処理実行部294は、画像処理を行わない。
ステップS112で得られる画像を処理御画像と称する。
一方、画像処理決定部293が、ステップS111~S113のループを終了しない場合、ステップS113の後、処理がステップS111へ戻る。
画像処理決定部293は、画像処理実行部294が実行可能な画像処理の何れか、または、「画像処理なし」を選択する。
ステップS125で、画像処理実行部294が画像処理を実行した回数が所定回数未満であると、画像処理決定部293が判定した場合(ステップS125:NO)、処理がステップS122へ戻る。
ステップS127の後、指紋照合装置200は、図6の処理を終了する。
一方、ステップS123で、画像処理決定部293が、ステップS122で「画像処理なし」を選択したと判定した場合(ステップS123:YES)。処理がステップS126へ進む。
ステップS131の後、画像処理決定部293は、第一画像および第二画像に基づいて、画像処理実行部294に実行させる1つ以上かつ所定数(例えば3つ)以下の画像処理、および、それらの画像処理の実行順序を決定する(ステップS132)。
画像処理決定部293が、同じ画像処理を画像処理実行部294に複数回実行させるように決定してもよい。
指紋照合部295は、得られた照合用画像を用いて指紋照合を行う(ステップS134)。
ステップS135は、図6のステップS127と同様である。ステップS135の後、指紋照合装置200は、図7の処理を終了する。
また、第一画像よりも第二画像のほうが、指の画像と背景画像との境界を把握しやすいと期待される。画像処理決定部293が、第二画像を用いることで、指の画像と背景画像とを区別でき、背景画像におけるノイズの影響を低減させられると期待される。
ここで、画像処理決定部293への入力画像(例えば、第二画像、または、第一画像と第二画像との組み合わせ)と、第二画像に適用すべき画像処理との関係をルール化することは、通常容易ではない。指紋照合システム1の管理者など人手でこのルール化を行う場合、ルール化を行う作業者にとって負担となる。
これに対し、画像処理決定部293が機械学習を行うことで、学習用データとして、画像処理決定部293への入力画像と第二画像に適用すべき画像処理とが組み合わせられた事例があればよい。この点で、指紋照合装置200によれば、事例をルール化する人的負荷を軽減することができる。
指紋照合装置が、指紋画像の照合用画像としての評価スコアを算出し、画像処理決定部293が、画像処理を適用された前記第一画像の評価スコアがより高くなるように、第一画像に適用する画像処理、および、画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を決定するようにしてもよい。
例えば、指紋照合装置が、処理後画像の評価スコアを算出し、この評価スコアを用いて画像処理決定部293の機械学習のための学習用データを生成するようにしてもよい。第二実施形態ではこの点について説明する。
また、第二実施形態に係る指紋照合システムの装置構成は、図1を参照して説明したのと同様であり、図1において指紋照合装置200を指紋照合装置300と読み替える。第二実施形態に係る指紋スキャナ装置100は、第一実施形態の場合と同様であり、ここでは説明を省略する。
出願人は、指紋画像の評価スコアを算出する方法を構築しており、評価部391が評価スコアを算出する方法としてこの方法を用いることができる。但し、評価部391が評価スコアを算出する方法は、特定の方法に限定されない。
図9の処理で、第一画像取得部291と第二画像取得部292とは、同じ指紋の第一画像と第二画像とを取得する(ステップS211)。図6のステップS121の場合と同様、指紋スキャナ装置100が指紋を撮像して第一画像の画像データおよび第二画像の画像データを生成し、第一画像取得部291および第二画像取得部292が、これら第一画像および第二画像を画像データにて取得するようにしてもよい。あるいは、サーバ装置など他の装置が、同じ指紋の第一画像と第二画像との組み合わせを記憶しておき、第一画像取得部291と第二画像取得部292とが、この第一画像および第二画像を取得するようにしてもよい。
次に、制御部390は、画像処理実行部294が実行可能な画像処理毎に処理を行うループL21を開始する(ステップS213)。ループL21で対象となっている画像処理を、対象処理と称する。
そして、評価部391は、ステップS214で得られた処理後画像の評価スコアを算出する(ステップS215)。
評価スコアが大きくなる画像処理があると判定した場合(ステップS217:YES)、学習用データ生成部392は、画像処理実行部294が実行可能な画像処理のうち、ステップS212で算出された評価スコアが最も高く算出された画像処理を、ステップS211で得られた第一画像に適用すべき画像処理に決定する(ステップS221)。
ステップS241の後、指紋照合装置300は、図9の処理を終了する。
ステップS231の後、処理がステップS241へ進む。ステップS231を経由した場合、学習用データ生成部392は、ステップ241で、ステップS211で得られた第一画像および第二画像と、「画像処理なし」とを組み合わせたデータを、学習用データとして生成する。
画像処理決定部293が、図9の処理で得られた学習用データを用いて機械学習を行って、画像処理実行部294に実行させる画像処理を決定することで、画像処理実行部294が画像処理を実行する前よりも画像処理実行後のほうが、評価スコアが高くなると期待される。
これにより、指紋照合装置300では、画像処理実行部294が画像処理決定部293の指示に従って画像処理を実行することで、指紋照合部295は、処理後画像を用いて指紋照合をより高精度に行うことができる。
指紋照合装置が、第一画像、第二画像それぞれについて指紋照合行い、それぞれの照合結果を総合するようにしてもよい。第三実施形態では、この点について説明する。
図10は、第三実施形態に係る指紋照合装置の構成例を示す概略構成図である。図10に示す構成で、指紋照合装置400は、照合装置側通信部210と、表示部220と、記憶部280と、制御部490とを備える。制御部490は、第一画像取得部291と、第二画像取得部292と、第一照合部491と、第二照合部492と、総合スコア算出部493とを備える。
また、第三実施形態に係る指紋照合システムの装置構成は、図1を参照して説明したのと同様であり、図1において指紋照合装置200を指紋照合装置400と読み替える。第三実施形態に係る指紋スキャナ装置100は、第一実施形態の場合と同様であり、ここでは説明を省略する。
第一照合部491が、特徴情報を抽出する前に、第一画像に対して画像処理を行うようにしてもよい。特に、指紋照合装置400が、第一実施形態または第二実施形態で説明した処理を行うことで、第一画像に対して画像処理を行うようにしてもよい。すなわち、第一実施形態または第二実施形態と第三実施形態とを組み合わせて実施するようにしてもよい。
第二照合部492が、特徴情報を抽出する前に、第二画像に対して画像処理を行うようにしてもよい。
図11の処理で、第一照合部491は、第一画像取得部291が取得した第一画像に対して画像処理を行い(ステップS311)、画像処理後の第一画像を用いて指紋照合を行って第一スコアを算出する(ステップS321)。
また、第二照合部492は、第二画像取得部292が取得した第二画像に対して画像処理を行い(ステップS312)、画像処理後の第二画像を用いて指紋照合を行って第二スコアを算出する(ステップS322)。
そして、総合スコア算出部493は、第一スコアと第二スコアとに基づく総合スコアを算出する(ステップS331)。総合スコアは、指紋照合装置400による指紋照合の結果として用いられる。
指紋照合装置400が、第一画像のみを用いる指紋照合の場合よりも多くの情報を用いて指紋照合を行う点で、より高精度に指紋照合を行えると期待される。
図12は、実施形態に係る指紋照合装置の構成の例を示す図である。図12に示す構成で、指紋照合装置10は、第一画像取得部11と、第二画像取得部12と、画像処理決定部13と、画像処理実行部14と、指紋照合部15とを備える。
かかる構成にて、第一画像取得部21は、指紋撮像対象の指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の光が撮像された指紋画像である第一画像を取得する。第二画像取得部22は、指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向の光が撮像された指紋画像である第二画像を取得する。画像処理決定部23は、第一画像に適用する画像処理、および、画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を、少なくとも第二画像に基づいて決定する。画像処理実行部24は、画像処理決定部23の決定に従って、第一画像に画像処理を適用する。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
10、32、200、300、400 指紋照合装置
11、21、33、291 第一画像取得部
12、22、34、292 第二画像取得部
13、23、35、293 画像処理決定部
14、24、36、294 画像処理実行部
15、37、295 指紋照合部
20 画像処理装置
31、100 指紋スキャナ装置
110 照明装置
120 プリズム
130 撮像装置
140 スキャナ側通信部
210 照合装置側通信部
220 表示部
280 記憶部
290、390、490 制御部
391 評価部
392 学習用データ生成部
491 第一照合部
492 第二照合部
493 総合スコア算出部
Claims (7)
- 指紋撮像対象の指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の光が撮像された指紋画像である第一画像を取得する第一画像取得部と、
前記指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向の光が撮像された指紋画像である第二画像を取得する第二画像取得部と、
前記第一画像に適用する画像処理、および、前記画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を、少なくとも前記第二画像に基づいて決定する画像処理決定部と、
前記画像処理決定部の決定に従って、前記第一画像に画像処理を適用する画像処理実行部と、
画像処理を適用された前記第一画像を用いて指紋照合を行う指紋照合部と、
を備える指紋照合装置。 - 前記画像処理決定部は、少なくとも前記第二画像を入力とする機械学習によって、前記第一画像に適用する画像処理、および、前記画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を決定する
請求項1に記載の指紋照合装置。 - 指紋画像の評価スコアを算出する評価部をさらに備え、
前記画像処理決定部は、画像処理を適用された前記第一画像の評価スコアがより高くなるように、前記第一画像に適用する画像処理、および、前記画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を決定する
請求項1または請求項2に記載の指紋照合装置。 - 指紋撮像対象の指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の光が撮像された指紋画像である第一画像を取得する第一画像取得部と、
前記指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向の光が撮像された指紋画像である第二画像を取得する第二画像取得部と、
前記第一画像に適用する画像処理、および、前記画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を、少なくとも前記第二画像に基づいて決定する画像処理決定部と、
前記画像処理決定部の決定に従って、前記第一画像に画像処理を適用する画像処理実行部と、
を備える画像処理装置。 - 指紋スキャナ装置と、指紋照合装置とを備え、
前記指紋スキャナ装置は、指紋撮像対象の指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の光が撮像された指紋画像である第一画像と、前記指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向の光が撮像された指紋画像である第二画像と、を生成し、
前記指紋照合装置は、
前記第一画像を取得する第一画像取得部と、
前記第二画像を取得する第二画像取得部と、
前記第一画像に適用する画像処理、および、前記画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を、少なくとも前記第二画像に基づいて決定する画像処理決定部と、
前記画像処理決定部の決定に従って、前記第一画像に画像処理を適用する画像処理実行部と、
画像処理を適用された前記第一画像を用いて指紋照合を行う指紋照合部と、を備える、
指紋照合システム。 - 指紋撮像対象の指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の光が撮像された指紋画像である第一画像を取得する工程と、
前記指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向の光が撮像された指紋画像である第二画像を取得する工程と、
前記第一画像に適用する画像処理、および、前記画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を、少なくとも前記第二画像に基づいて決定する工程と、
決定に従って、前記第一画像に画像処理を適用する工程と、
画像処理を適用された前記第一画像を用いて指紋照合を行う工程と、
を含む指紋照合方法。 - コンピュータに、
指紋撮像対象の指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向に対して斜め方向の光が撮像された指紋画像である第一画像を取得する工程と、
前記指が反射する光のうち指紋の溝の深さ方向の光が撮像された指紋画像である第二画像を取得する工程と、
前記第一画像に適用する画像処理、および、前記画像処理の適用順序のうち少なくとも何れか一方を、少なくとも前記第二画像に基づいて決定する工程と、
決定に従って、前記第一画像に画像処理を適用する工程と、
画像処理を適用された前記第一画像を用いて指紋照合を行う工程と、
を実行させるためのプログラム。
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