JP7204592B2 - 物品区分制御装置、物品区分制御プログラム、及び物品区分システム - Google Patents

物品区分制御装置、物品区分制御プログラム、及び物品区分システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、物品区分制御装置、物品区分制御プログラム、及び物品区分システムに関する。
荷物等の物品の区分を自動化するための区分システムが普及している。例えば、区分システムは、主搬送路に沿って搬送される物品の画像を読み取り、画像に含まれる宛先情報を認識し、宛先認識結果に応じた区分先を指定する。区分システムは、主搬送路から循環搬送路へ物品を送り込み、循環搬送路により循環搬送される物品の宛先認識結果に応じた区分先へ物品を区分する。
特開2014-221676号公報
近年、区分の対象となる物品数が増加しており、単位時間あたりの物品処理量の引き上げに関する要望が増えている。単純に区分機の設置台数を増やせば単位時間あたりの物品処理量を増やすことはできるが、設置スペースが限られていることや、導入コストに上限があることなどを考慮すると、効果的な解決策とは言えない。
本発明の目的は、物品処理効率の向上を図ることができる物品区分制御装置、物品区分制御プログラム、及び物品区分システムを提供することである。
実施形態に係る物品区分制御装置は、メモリと、プロセッサと、通信インタフェースとを備える。前記メモリは、主搬送路から第1の副搬送路を経て循環搬送路に繋がる第1の搬送ルート、及び前記主搬送路から第2の副搬送路を経て前記循環搬送路に繋がる第2の搬送ルートの一方のルートにより物品を前記主搬送路から前記循環搬送路へ搬送し、前記循環搬送路により一方向へ物品を循環させて物品を複数の区分先のうちの指定区分先へ区分するにあたり、各区分先に応じて前記第1及び第2の搬送ルートのうちの一方を割り当てる基準搬送ルート情報を記憶する。前記プロセッサは、第1又は第2の分岐制御信号に基づいて物品を前記主搬送路から前記第1又は第2の副搬送路へ振り分ける分岐装置に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定される場合には、前記基準搬送ルート情報に基づいて前記第1又は第2の分岐制御信号を選択し、前記分岐装置に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定されない場合には、前記第1及び第2の副搬送路の混雑度に基づいて前記第1又は第2の分岐制御信号を選択する。前記通信インタフェースは、前記分岐装置に対して、前記プロセッサにより選択される前記第1又は第2の分岐制御信号を送信する。
図1は、実施形態に係る物品区分システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る物品区分システムを構成する物品区分制御装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る物品区分システムを構成するサーバの概略構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る物品区分システムによる物品区分処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る物品区分システムの概略構成の一例を示す図である。
図1に示すように、物品区分システムSは、物品区分装置1、物品区分制御装置2、及びサーバ3を備える。物品区分装置1は、複数の物品を順に搬送し、分岐し、物品の区分先判定結果に基づき物品を指定区分先へ区分する。物品区分制御装置2は、物品区分装置1による物品処理(搬送、分岐、及び区分等)を制御する。サーバ3は、物品の画像から物品の宛先情報等を認識する。
物品区分装置1は、投入部11、情報読取部12、分岐装置13を備える。さらに、物品区分装置1は、様々なコンベア14を備える。例えば、コンベア14として、主搬送路に相当するメインコンベア141、第1の副搬送路に相当する第1のバッファコンベア142、第2の副搬送路に相当する第2のバッファコンベア143、第1のタイミング調整コンベア144、第2のタイミング調整コンベア145、循環搬送路に相当する循環コンベア146を備える。
また、物品区分装置1は、複数の区分先に相当する複数の区分シュート15、及び各区分シュート15へ物品を送り込むシューター16を備える。区分シュート15としては、方面Aの第1の固定区分シュート1511、1511a、方面Aの第1の動的区分シュート1512a、1512b、方面Aの第1のリジェクト区分シュート1513を備え、さらに、方面Bの第2の固定区分シュート1521、1521a、方面Bの第2の動的区分シュート1522a、1522b、方面Bの第2のリジェクト区分シュート1523を備える。各区分シュート15には、収容される物品を検知する複数の物品検知センサが設けられ、これら複数の物品検知センサによる物品検知信号は、プロセッサ21へ出力される。プロセッサ21は、各区分シュート15の物品検知センサからの物品検知信号を監視し、各区分シュート15の空き容量が基準値を超えたか否かを検出する。つまり、プロセッサ21は、各区分シュート15の物品検知センサからの物品検知信号に基づき各区分シュート15に空きがあるか否かを検出する。
さらに、物品区分装置1は、メインコンベア141、第1のバッファコンベア142、第2のバッファコンベア143、第1のタイミング調整コンベア144、第2のタイミング調整コンベア145、循環搬送路に相当する循環コンベア146における物品を検知する複数の物品検知センサを備える。例えば、物品区分装置1は、第1のバッファコンベア142における物品、及び第2のバッファコンベア143における物品を検知する複数の物品検知センサ17を備える。
例えば、物品区分制御装置2は、1台のコンピュータ又は複数台のコンピュータを組み合わせて実現することができ、他の機器と有線又は無線で通信し、他の機器からの情報を受信し記憶し、また、他の機器へ制御信号等を送信し、他の機器を制御する。例えば、他の機器は、物品区分装置1及びサーバ3である。
物品区分制御装置2は、複数の物品検知センサからの物品検知信号を監視し、各物品の搬送(動き)をトレースし、各物品がどこに位置するのかを検知又は推定する。また、物品区分制御装置2は、複数の物品検知センサにより検知される各物品(投入部11から順次投入される各物品)に対して物品検知識別情報(以下、物品検知ID(identification information))を割り当てる。
物品区分システムSで処理される物品は、様々なサイズ、形状、及び重さの荷物等である。各物品には宛先情報(宛先住所等)が記録され、各物品には予め物品識別情報(以下、物品ID)が割り当てられる。例えば、各物品に対して直接又は間接的に宛先情報が記録され、各物品に対して直接又は間接的に物品IDが記録される。物品IDの記録方法としては、目視可能な印刷記録でもよいし、赤外線を吸収するインク等により目視できない印刷記録であってもよい。或いは、物品に物品IDを記憶した電子タグ又は無線タグ等を取り付けるようにしてもよい。
物品IDは、少なくとも固有情報を含み、数字、文字、記号、バーコード、二次元コード、及びQRコード(登録商標)の1又は2以上の組み合わせで構成される情報である。物品区分制御装置2は、各物品に割り当てられる物品IDと各物品から読み取られ認識された宛先情報とを関連付けて管理する物品管理テーブルを記憶する。また、物品区分制御装置2は、宛先情報と各区分シュート15とを関連付ける区分管理テーブルを記憶する。
例えば、サーバ3は、1台のコンピュータ又は複数台のコンピュータを組み合わせて実現することができ、他の機器と有線又は無線で通信し、他の機器からの情報を受信し記憶し、また、他の機器へ制御信号等を送信し、他の機器を制御する。例えば、他の機器は、物品区分制御装置2である。サーバ3は、物品の画像情報を受信し、画像情報から物品の宛先情報等を認識し、宛先認識結果を返信する。
物品区分装置1の循環コンベア146により構成されるソーターは、クロスベルトソーター(cross belt sorter)、スライディングシューソーター(sliding shoe sorter)、又はボンベイソーター(bomb-bay sorter)等である。クロスベルトソーターは、ベルトコンベアで構成された搬送トレイで物品を搬送し、ベルトコンベアの回転により搬送トレイ上の物品を目的の区分シュート15へ供給する。スライディングシューソーターは、搬送トレイで物品を搬送し、搬送トレイが目的の区分シュート15に到達したタイミングで搬送トレイを傾斜させて搬送トレイ上の物品を目的の区分シュート15へ向けて滑らせる。ボンベイソーターは、底部が開閉可能に構成された搬送トレイで物品を搬送し、搬送トレイが目的の区分シュート15上、又は目的の区分シュート15へ物品を送り込むシューター16上に到達するタイミングで底部を開放し物品を目的のシューター16へ向けて投下する。
本実施形態では、循環コンベア146により構成されるソーターをボンベイソーターとして説明する。循環コンベア146は、複数の搬送トレイを循環搬送する。循環コンベア146により循環搬送される各搬送トレイは、第1のタイミング調整コンベア144により送り込まれる物品を積載し搬送し、また、第2のタイミング調整コンベア145により送り込まれる物品を積載し搬送する。一つの搬送トレイは、一つの物品を積載し搬送する。
ここで、物品区分装置1の各コンベア14による物品搬送ルートについて説明する。物品搬送ルートとして搬送ルートRO1(第1の搬送ルート)及び搬送ルートRO2(第2の搬送ルート)がある。図1に示すように、搬送ルートRO1は、メインコンベア141から第1のバッファコンベア142、第1のタイミング調整コンベア144、及び第1の合流地点P1を順に経由して循環コンベア146に繋がるルートである。また、搬送ルートRO2は、メインコンベア141から第2のバッファコンベア143、第2のタイミング調整コンベア145、及び第2の合流地点P2を順に経由して循環コンベア146に繋がるルートである。物品区分装置1は、搬送ルートRO1及び搬送ルートRO2の一方のルートにより物品を循環コンベア146へ搬送し、循環コンベア146は、一方向へ物品を循環させて各区分シュート15へ物品を区分する。
投入部11は、オペレータにより投入される物品又は搬送ベルト等により送り込まれる物品を受け取り、メインコンベア141は、投入部11で受け取られた物品を情報読取部12へ搬送する。
情報読取部12は、カメラを備え、カメラにより物品の上面、側面、下面から物品の画像を撮影し、画像情報を物品区分制御装置2へ出力する。また、情報読取部12は、搬送される物品のサイズ、形状、及び重量等を測定し、測定により得られる物品測定情報を物品区分制御装置2へ出力する。さらに、情報読取部12は、物品から物品IDを読み取り、読み取った物品IDを物品区分制御装置2へ出力する。物品IDがQRコードの場合、情報読取部12はQRコードリーダとして機能する。物品IDが無線タグに記憶された情報の場合、情報読取部12は無線リーダとして機能し、無線通信により無線タグから物品IDを読み取る。メインコンベア141は、物品を分岐装置13へ搬送する。
分岐装置13は、物品区分制御装置2から送信される分岐制御信号S11に基づいて物品をメインコンベア141から第1のバッファコンベア142へ振り分け、また、物品区分制御装置2から送信される分岐制御信号S12に基づいて物品をメインコンベア141から第2のバッファコンベア143へ振り分ける。
第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143は、駆動分割されており、物品を隙間無く溜めることができる。第1のタイミング調整コンベア144は、第1のバッファコンベア142からの物品を受け入れて、合流地点P1における循環コンベア146の空き搬送トレイに向けて物品を投入する。同様に、第2のタイミング調整コンベア145は、第2のバッファコンベア143からの物品を受け入れて、合流地点P2における循環コンベア146の空き搬送トレイに向けて物品を投入する。
図2は、実施形態に係る物品区分システムを構成する物品区分制御装置の概略構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、物品区分制御装置2は、プロセッサ21、ROM(read-only memory)22、RAM(random-access memory)23、補助記憶デバイス24、通信インタフェース25、及び入出力部26を備える。
プロセッサ21は、物品処理に必要な演算及び制御などの処理を行うコンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ21は、ROM22及び補助記憶デバイス24の少なくとも一方に記憶されたシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア又はファームウェアなどのプログラムに基づいて、各種の機能を実現するべく制御を実行する。プロセッサ21は、例えば、CPU(central processing unit)、MPU(micro processing unit)、又はDSP(digital signal processor)である。あるいは、プロセッサ21は、これらのうちの複数を組み合わせたものである。
プロセッサ21は、複数の物品検知センサからの物品検知信号に基づき、検知される各物品に物品検知IDを割り当て、また、各物品の搬送(動き)をトレースし、各物品がどこに位置するのかを検知又は推定する。また、プロセッサ21は、循環コンベア146の移動量を検知するロータリーエンコーダからの信号に基づき、循環コンベア146の移動量を監視する。例えば、プロセッサ21は、循環コンベア146の循環回数を検知する。また、プロセッサ21は、各物品の搬送のトレースと、循環コンベア146の移動量の監視とを組み合わせて、各物品の循環回数を検知することもできる。
ROM22は、コンピュータ可読記憶媒体であり、プロセッサ21を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。ROM22は、専らデータの読み出しに用いられる不揮発性メモリ(非一時的記憶媒体)である。ROM22は、上記のプログラムの少なくとも一部を記憶してもよい。また、ROM22は、プロセッサ21が各種の処理を行う上で使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM23は、コンピュータ可読記憶媒体であり、プロセッサ21を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。RAM23は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM23は、プロセッサ21が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス24は、コンピュータ可読記憶媒体であり、プロセッサ21を中枢とするコンピュータの補助記憶装置に相当する。補助記憶デバイス24は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)(登録商標)、HDD(hard disk drive)又はSSD(solid state drive)などの非一時的記憶媒体である。補助記憶デバイス24は、上記のプログラムの少なくとも一部を記憶してもよい。また、補助記憶デバイス24は、プロセッサ21が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ21での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。例えば、補助記憶デバイス24は、各物品の宛先及び区分先の履歴を管理する区分履歴情報を記憶する。
ROM22及び補助記憶デバイス24の少なくとも一方に記憶されるプログラムは、物品処理のためのプログラムを含む。一例として、物品区分制御装置2は、当該プログラムがROM22及び補助記憶デバイス24の少なくとも一方に記憶された状態で物品区分制御装置2の管理者などへと譲渡される。或いは、当該プログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読記憶媒体により、当該管理者などへと譲渡されてもよい。この場合、当該管理者又はサービスマンなどによる操作の下に、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に記憶された当該プログラムがROM22及び補助記憶デバイス24の少なくとも一方に書き込まれる。当該プログラムが記憶された非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記憶媒体である。或いは、ネットワークなどを介して当該プログラムをダウンロードしROM22及び補助記憶デバイス24の少なくとも一方に書き込んでもよい。
通信インタフェース25は、ネットワークなどを介して他の装置と有線又は無線で通信し、他の装置から送信される各種情報を受信し、また、他の装置に各種情報を送信するためのインタフェースである。例えば、通信インタフェース25は、物品処理の開始前にサーバ3から物品IDを受信する。また、通信インタフェース25は、物品検知センサからの物品検知信号、情報読取部12からの画像情報、物品測定情報、物品IDを受信する。また、通信インタフェース25は、分岐装置13へ分岐制御信号S11又はS12を送信し、物品区分装置1へ物品IDに関連付けた区分先情報(区分シュート15を特定する情報)を送信する。
入出力部26は、キーボード、テンキー、マウス、及びタッチパネルディスプレイ等を備える。入出力部26は、オペレータからの指示入力を受け付けプロセッサ21へ通知する。また、タッチパネルディスプレイは、オペレータに対して各種情報を表示する。
図3は、実施形態に係る物品区分システムを構成するサーバの概略構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ3は、プロセッサ31、ROM32、RAM33、補助記憶デバイス34、通信インタフェース35、及び入出力部36を備える。
プロセッサ31は、物品処理に必要な演算及び制御などの処理を行うコンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ31は、ROM32及び補助記憶デバイス34の少なくとも一方に記憶されたシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア又はファームウェアなどのプログラムに基づいて、各種の機能を実現するべく制御を実行する。プロセッサ21は、物品区分制御装置2から送信される画像情報に含まれる宛先情報を認識し、宛先情報の認識結果を出力する。
ROM32は、プロセッサ31を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。ROM32は、専らデータの読み出しに用いられる不揮発性メモリである。ROM32は、上記のプログラムの少なくとも一部を記憶してもよい。また、ROM32は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM33は、プロセッサ21を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。RAM33は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM33は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス34は、プロセッサ31を中枢とするコンピュータの補助記憶装置に相当する。補助記憶デバイス34は、上記のプログラムの少なくとも一部を記憶してもよい。また、補助記憶デバイス34は、プロセッサ21が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ31での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。
ROM32及び補助記憶デバイス34の少なくとも一方に記憶されるプログラムは、画像情報から宛先情報を認識するためのプログラムを含む。
通信インタフェース35は、ネットワークなどを介して他の装置と有線又は無線で通信し、他の装置から送信される各種情報を受信し、また、他の装置に各種情報を送信するためのインタフェースである。例えば、通信インタフェース35は、物品区分制御装置2から送信される物品の画像情報を受信し、物品の画像情報に含まれる宛先情報の認識結果を物品区分制御装置2へ送信する。
入出力部26は、キーボード、テンキー、マウス、及びタッチパネルディスプレイ等を備える。
図4は、実施形態に係る物品区分システムによる物品区分処理の一例を示すフローチャートである。
物品区分制御装置2のプロセッサ21は、初期設定を行い(ST1)、物品区分装置1の各区分シュート15に役割を割り当て、補助記憶デバイス24等に区分先管理情報、及び循環限度回数を登録する。区分先管理情報は、各区分シュート15に応じて第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143の一方を割り当てる基準搬送ルート情報を含む。さらに、区分先管理情報は、各区分シュート15に割り当てられる宛先の情報を含む。各区分シュート15に割り当てられる宛先は、実際の宛先の一部である。例えば、区分先管理情報は、各区分シュート15のうちの第1の固定区分シュート1511、1511a、第2の固定区分シュート1521、1521aのそれぞれと宛先とを関連付ける固定区分先情報を含む。さらに、区分先管理情報は、第1の動的区分シュート1512a、1512b、第2の動的区分シュート1522a、1522bのそれぞれと、状況に応じて割り当てられる宛先とを関連付ける動的区分先情報を含む。循環限度回数は、循環コンベア146により物品を循環させる循環限度回数の情報を含む。
プロセッサ21は、方面Aの区分シュート15に対して基準搬送ルートとして第1のバッファコンベア142を割り当て、方面Bの区分シュート15に対して基準搬送ルートとして第2のバッファコンベア143を割り当てる。
例えば、プロセッサ21は、方面Aの第1の固定区分シュート1511aに対して基準搬送ルート(第1のバッファコンベア142)及び宛先(宛先AD1)を割り当て、方面Aの第1の動的区分シュート1512a、1512bに対して基準搬送ルート(第1のバッファコンベア142)及び宛先未定を割り当て、方面Aの第1のリジェクト区分シュート1513に対して基準搬送ルート(第1のバッファコンベア142)及び宛先(リジェクトRE1)を割り当てる。
また、プロセッサ21は、方面Bの第2の固定区分シュート1521aに対して基準搬送ルート(第2のバッファコンベア143)及び宛先(宛先AD2)を割り当て、方面Bの第2の動的区分シュート1522a、1522bに対して基準搬送ルート(第2のバッファコンベア143)及び宛先未定を割り当て、方面Bの第2のリジェクト区分シュート1523に対して基準搬送ルート(第2のバッファコンベア143)及び宛先(リジェクトRE2)を割り当てる。
合流地点P1から方面Aの区分シュート15までの搬送距離は、合流地点P2から方面Aの区分シュート15(第1の固定区分シュート1511、1511aなど)までの搬送距離より短く、また、合流地点P2から方面Bの区分シュート15(第2の固定区分シュート1521、1521aなど)までの搬送距離は、合流地点P1から方面Bの区分シュート15までの搬送距離より短い。
よって、方面Aの区分シュート15に対して物品を区分する場合は、第2のバッファコンベア143よりも第1のバッファコンベア142を選択した方が、循環コンベア146による搬送距離及び搬送時間を短くすることができる。また、方面Bの区分シュート15に対して物品を区分する場合は、第1のバッファコンベア142よりも第2のバッファコンベア143を選択した方が、循環コンベア146による搬送距離及び搬送時間を短くすることができる。
続いて、プロセッサ21は、物品区分装置1による物品の搬送及び区分を開始する(ST2)。これにより、投入部11は、物品投入を開始し、各コンベア14は、物品の搬送を開始する。例えば、プロセッサ21は、第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143を第1の搬送速度に制御するための第1の速度制御信号を出力し、メインコンベア141を第2の搬送速度に制御するための第2の速度制御信号を出力し、循環コンベア146を第3の搬送速度に制御するための第3の速度制御信号を出力する。第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143は、第1の速度制御信号に基づき第1の搬送速度で物品を一方向に搬送し、メインコンベア141は、第2の速度制御信号に基づき第2の搬送速度で物品を一方向に搬送し、循環コンベア146は、第3の速度制御信号に基づき第3の搬送速度で物品を一方向に循環搬送する。メインコンベア141の第2の搬送速度は、第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143の第1の搬送速度より速く、例えば、第1の搬送速度の2倍又はそれ以上である。また、第3の搬送速度は、第1の搬送速度と同等である。
また、プロセッサ21は、複数の物品検知センサからの物品検知信号を監視し、各物品の搬送(動き)をトレースし、各物品がどこに位置するのかを検知又は推定し、検知又は推定された物品に対して物品検知IDを割り当て、物品検知IDにより物品を監視する。さらに、各コンベア14の混雑度の判定又は推定を開始する(ST3)。例えば、通信インタフェース25は、複数の物品検知センサ17からの物品検知信号を受信し、プロセッサ21は、これら複数の物品検知センサ17からの物品検知信号に基づき、第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143における物品数を検出又は推定し、第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143における物品の混雑度を判定又は推定する。例えば、プロセッサ21は、第1のバッファコンベア142の混雑度が第2のバッファコンベア143の混雑度より高い状況、又は第2のバッファコンベア143の混雑度が第1のバッファコンベア142の混雑度より高い状況を検出する。
情報読取部12は、搬送される物品の画像を読み取り、読み取った画像情報を物品区分制御装置2へ送信し、物品区分制御装置2の通信インタフェース25は、画像情報を受信し、受信した画像情報をサーバ3へ送信する(ST4)。なお、情報読取部12が、読み取った画像情報をダイレクトにサーバ3へ送信するようにしてもよい。また、情報読取部12は、搬送される物品に物品IDが付与されている場合、この物品IDを読み取り、物品区分制御装置2へ送信する。物品区分制御装置2のプロセッサ21は、ある物品から読み取られる物品ID、及び同じある物品に対して割り当てられる物品検知IDを関連付けて補助記憶デバイス34に登録する。
サーバ3の通信インタフェース35は、画像情報を受信し、サーバ3のプロセッサ31は、画像情報に含まれる宛先を認識し、通信インタフェース35は、宛先認識結果を物品区分制御装置2へ送信する。宛先認識に成功した場合、宛先認識結果は認識成功フラグと認識された宛先情報を含み、宛先認識に失敗した場合、宛先認識結果は認識失敗フラグを含む。
プロセッサ21は、物品区分装置1の分岐装置13により物品を振り分けるタイミング、つまり第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143の一方に対して物品を振り分ける物品振り分けタイミングを監視する(ST5)。プロセッサ21は、分岐装置13に繋がるメインコンベア141上の所定位置を通過する物品を検知する物品検知センサからの物品検知信号、又は分岐装置13に取り込まれる物品を検知する物品検知センサからの物品検知信号に基づき、分岐装置13に物品が搬送されるタイミング、つまり物品振り分けタイミングを監視する。物品振り分けタイミングに到達する前に(ST5、NO)、通信インタフェース25が、サーバ3からの宛先認識結果を受信し(ST6、YES)、プロセッサ21が、区分先管理情報及び宛先認識結果に基づいて物品の指定区分先を判定すれば(ST6、YES)、つまり分岐装置13に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先を判定すれば、ある物品の物品ID、物品検知ID、及び宛先認識結果を関連付けて登録し、ステップ7の振り分け制御へ移行する。また、通信インタフェース25が、サーバ3からの宛先認識結果を受信する前に、或いは、プロセッサ21が、区分先管理情報及び宛先認識結果に基づいて物品の指定区分先を判定する前に(ST6、NO)、物品振り分けタイミングに到達すると(ST5、YES)、つまり分岐装置13に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先を判定しなければ、ステップ11の振り分け制御へ移行する。
物品振り分けタイミングに到達する前に(ST5、NO)、プロセッサ21が、物品の指定区分先を判定した場合には(ST6、YES)、つまり分岐装置13に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先を判定した場合には、物品の指定区分先の方面A又は方面Bへ物品を振り分ける振り分け制御を実行し(ST7)、物品の指定区分先の判定に基づいて物品を指定区分先へ区分する区分制御を実行する(ST8)。
つまり、プロセッサ21は、物品の指定区分先に割り当てられる基準搬送ルートに基づいて分岐制御信号S11又はS12を選択し、通信インタフェース25は、選択された分岐制御信号S11又はS12を物品区分装置1の分岐装置13へ出力する(ST7)。さらに、プロセッサ21は、物品を指定区分先へ区分するための区分制御信号S2を選択し、通信インタフェース25は、選択された区分制御信号S2を物品区分装置1へ出力する(ST8)。
例えば、物品の指定区分先が第1の固定区分シュート1511aに判定された場合、第1の固定区分シュート1511aには、第1のバッファコンベア142が基準搬送ルートとして割り当てられているので、プロセッサ21は、物品区分装置1の分岐装置13により物品を第1のバッファコンベア142へ振り分けさせる分岐制御信号S11を選択する。或いは、物品の指定区分先が第2の固定区分シュート1521aに判定された場合、第2の固定区分シュート1521aには第2のバッファコンベア143が基準搬送ルートとして割り当てられているので、プロセッサ21は、物品区分装置1の分岐装置13により物品を第2のバッファコンベア143へ振り分けさせる分岐制御信号S12を選択する。
分岐装置13は、分岐制御信号S11又はS12に基づいて、物品を第1のバッファコンベア142又は第2のバッファコンベア143へ振り分ける(ST9)。第1のバッファコンベア142又は第2のバッファコンベア143は、物品を搬送し、さらに、第1のタイミング調整コンベア144又は第2のタイミング調整コンベア145は、循環コンベア146上の空きの搬送トレイへ物品を投入する。循環コンベア146は、搬送トレイに投入された物品を循環搬送する。
例えば、物品区分装置1は、循環コンベア146が半周する間に、物品区分制御装置2から送信される区分制御信号S2に基づいて、指定区分先の区分シュート15に対応する位置に物品が到達すると、搬送トレイの底部を開いて、物品を指定区分先の区分シュート15へ区分する(ST10)。プロセッサ21は、区分履歴情報として、物品の宛先及び区分先の情報を補助記憶デバイス24へ登録する。
一方、サーバ3からの宛先認識結果を受信する前に、或いは、物品の指定区分先が判定される前に(ST6、NO)、物品振り分けタイミングに到達すると(ST5、YES)、つまり分岐装置13に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定されない場合、プロセッサ21は、第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143の混雑度に基づく方面A又は方面Bへの物品の分岐制御を実行する(ST11)。
つまり、物品振り分けタイミングまでに、物品の指定区分先の判定が間に合わない場合には(ST5、YES)、プロセッサ21は、第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143の混雑度に基づいて分岐制御信号S11又はS12を選択し、通信インタフェース25は、選択された分岐制御信号S11又はS12を物品区分装置1の分岐装置13へ出力する(ST11)。
例えば、第2のバッファコンベア143の混雑度が、第1のバッファコンベア142の混雑度より高い場合、言い換えれば、第2のバッファコンベア143の空き容量が、第1のバッファコンベア142の空き容量より大きい場合には、プロセッサ21は、物品区分装置1の分岐装置13により物品を第1のバッファコンベア142へ振り分けさせる分岐制御信号S11を選択し、通信インタフェース25は、選択された分岐制御信号S11を物品区分装置1の分岐装置13へ出力する。
逆に、第1のバッファコンベア142の混雑度が、第2のバッファコンベア143の混雑度より高い場合、言い換えれば、第1のバッファコンベア142の空き容量が、第2のバッファコンベア143の空き容量より大きい場合には、プロセッサ21は、物品区分装置1の分岐装置13により物品を第2のバッファコンベア143へ振り分けさせる分岐制御信号S12を選択し、通信インタフェース25は、選択された分岐制御信号S12を物品区分装置1の分岐装置13へ出力する。
なお、第1のバッファコンベア142と第2のバッファコンベア143の混雑度が同じ場合は、プロセッサ21は、区分履歴情報に基づき分岐制御信号S11又はS12を選択する。例えば、プロセッサ21は、区分履歴情報から判明する最も区分頻度が高い区分シュート15に割り当てられる基準搬送ルートに基づき分岐制御信号S11又はS12を選択する。例えば、最も区分頻度が高い区分シュート15が、第1の固定区分シュート1511である場合、プロセッサ21は、第1の固定区分シュート1511に対して基準搬送ルートとして割り当てられた第1のバッファコンベア142へ物品を振り分けるための分岐制御信号S11を選択する。
また、プロセッサ21は、循環コンベア146の移動量を検知するロータリーエンコーダからの信号と、各物品の搬送状況検知とを組み合わせて、各物品の循環回数を検出し、物品の循環回数が循環限度回数未満であれば(ST12、YES)、物品の指定区分先が判定されるのを待ち、循環コンベア146による物品の搬送を継続する。プロセッサ21により物品の指定区分先が判定されると(ST13、YES)、プロセッサ21は、物品を指定区分先へ区分するための区分制御信号S2を選択し、通信インタフェース25は、選択された区分制御信号S2を物品区分装置1へ出力する(ST14)。物品区分装置1は、区分制御信号S2に基づいて、指定区分先の区分シュート15に対応する位置に物品が到達すると、搬送トレイの底部を開いて、物品を指定区分先の区分シュート15へ区分する(ST15)。プロセッサ21は、区分履歴情報として、物品の宛先及び区分先の情報を補助記憶デバイス24へ登録する。
プロセッサ21は、物品の循環回数が循環限度回数に達すると、つまり物品の循環回数が循環限度回数以上になると(ST12、NO)、リジェクト制御信号S3を選択し、通信インタフェース25は、選択されたリジェクト制御信号S3を物品区分装置1へ出力する(ST16)。物品区分装置1は、リジェクト制御信号S3に基づいて、物品を指定リジェクト先に区分する(ST17)。例えば、物品区分装置1は、リジェクト制御信号S3に基づいて、第1のリジェクト区分シュート1513又は第2のリジェクト区分シュート1523に対応する位置に物品が到達するタイミングで、搬送トレイの底部を開いて、物品を指定区分先の第1のリジェクト区分シュート1513又は第2のリジェクト区分シュート1523へ区分する(ST17)。プロセッサ21は、区分履歴情報として、物品の宛先及び区分先の情報を補助記憶デバイス24へ登録する。
以上、本実施形態によれば、物品処理効率の向上を図ることができる物品区分制御装置、物品区分制御プログラム、及び物品区分システムを提供することができる。例えば、物品を振り分けるまでに物品の振り分け先が判明していない場合でも、物品の搬送を滞らせることなく、また物品をリジェクト先へ区分することもなく、物品を指定区分先へ区分することができる。
物品の振り分け先が判明していない場合に、後に判明する物品の区分先の方面に向けて物品を振り分けた場合には、循環コンベア146により半周するまでに物品を区分できる可能性が高くなる。また、後に判明する物品の区分先の方面と異なる方面に向けて物品を振り分けたとしても、物品の搬送を止めたり、リジェクト先へ区分したりしないので、物品の区分処理効率の低減を防止することができる。
また、メインコンベア141の搬送速度を第1のバッファコンベア142及び第2のバッファコンベア143の搬送速度より速くすることにより(例えば2倍速以上)、単位時間あたりの物品搬送量を増やすことができ、しかも、二つのバッファコンベアを利用することにより、メインコンベア141の搬送速度に合わせて循環コンベア146に物品を送り込むことができる。なお、本実施形態では、二つのバッファコンベアを利用するケースについて説明したが、三つ以上のバッファコンベアを利用し、分岐装置13が三つ以上のバッファコンベアのうちの一つのバッファコンベアを選択して物品を振り分けるようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…物品区分装置
2…物品区分制御装置
3…サーバ
11…投入部
12…情報読取部
13…分岐装置
14…コンベア
15…区分シュート
16…シューター
17…物品検知センサ
21…プロセッサ
24…補助記憶デバイス
25…通信インタフェース
26…入出力部
31…プロセッサ
34…補助記憶デバイス
35…通信インタフェース
36…入出力部
141…メインコンベア
142…第1のバッファコンベア
143…第2のバッファコンベア
144…第1のタイミング調整コンベア
145…第2のタイミング調整コンベア
146…循環コンベア
1511…第1の固定区分シュート
1511a…第1の固定区分シュート
1512a…第1の動的区分シュート
1512b…第1の動的区分シュート
1513…第1のリジェクト区分シュート
1521…第2の固定区分シュート
1521a…第2の固定区分シュート
1522a…第2の動的区分シュート
1522b…第2の動的区分シュート
1523…第2のリジェクト区分シュート

Claims (9)

  1. 主搬送路から第1の副搬送路を経て循環搬送路に繋がる第1の搬送ルート、及び前記主搬送路から第2の副搬送路を経て前記循環搬送路に繋がる第2の搬送ルートの一方のルートにより物品を前記主搬送路から前記循環搬送路へ搬送し、前記循環搬送路により一方向へ物品を循環させて物品を複数の区分先のうちの指定区分先へ区分するにあたり、各区分先に応じて前記第1及び第2の搬送ルートのうちの一方を割り当てる基準搬送ルート情報を記憶するメモリと、
    第1又は第2の分岐制御信号に基づいて物品を前記主搬送路から前記第1又は第2の副搬送路へ振り分ける分岐装置に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定される場合には、前記基準搬送ルート情報に基づいて前記第1又は第2の分岐制御信号を選択し、前記分岐装置に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定されない場合には、前記第1及び第2の副搬送路の混雑度に基づいて前記第1又は第2の分岐制御信号を選択するプロセッサと、
    前記分岐装置に対して、前記プロセッサにより選択される前記第1又は第2の分岐制御信号を送信する通信インタフェースと、を備える物品区分制御装置。
  2. 前記通信インタフェースは、前記第1及び第2の副搬送路により搬送される物品を検知するセンサからの物品検知信号を受信し、
    前記プロセッサは、前記物品検知信号に基づき前記第1及び第2の副搬送路における物品数を検出し、物品数に基づき前記第1及び第2の副搬送路の混雑度を判定する、請求項1の物品区分制御装置。
  3. 前記プロセッサは、前記分岐装置に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定されない場合には、前記第1の副搬送路の混雑度が前記第2の副搬送路の混雑度より高い場合に前記第2の分岐制御信号を選択し、前記第2の副搬送路の混雑度が前記第1の副搬送路の混雑度より高い場合に前記第1の分岐制御信号を選択する、請求項1又は2の物品区分制御装置。
  4. 前記プロセッサは、前記循環搬送路による物品の循環回数を監視し、物品の循環回数が限度回数を超える場合に、物品をリジェクト先へ区分するためのリジェクト制御信号を選択し、
    前記通信インタフェースは、前記分岐装置を備える物品区分装置に対して前記リジェクト制御信号を送信する、請求項1乃至3の何れか一つの物品区分制御装置。
  5. 前記プロセッサは、前記第1及び第2の副搬送路を第1の搬送速度に制御し、前記主搬送路を前記第1の搬送速度より速い第2の搬送速度に制御する、請求項1乃至4の何れか一つの物品区分制御装置。
  6. 前記メモリは、各区分先と宛先とを関連付ける区分先管理情報を記憶し、
    前記プロセッサは、物品から読み取られる画像情報に基づき宛先を認識するサーバからの宛先認識結果を取得し、前記区分先管理情報及び前記宛先認識結果に基づき物品の指定区分先を判定する、請求項1乃至5の何れか一つの物品区分制御装置。
  7. 前記プロセッサは、物品の指定区分先の判定に基づいて物品を指定区分先へ区分するための区分制御信号を選択し、
    前記通信インタフェースは、前記分岐装置を備える物品区分装置に対して前記区分制御信号を送信する、請求項1乃至6の何れか一つの物品区分制御装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一つの物品区分制御装置、及び物品区分装置を備える区分システムであって、
    前記物品区分装置は、
    前記主搬送路と、
    前記第1及び第2の副搬送路と、
    前記循環搬送路と、
    前記分岐装置と、を備える区分システム。
  9. 主搬送路から第1の副搬送路を経て循環搬送路に繋がる第1の搬送ルート、及び前記主搬送路から第2の副搬送路を経て前記循環搬送路に繋がる第2の搬送ルートの一方のルートにより物品を前記主搬送路から前記循環搬送路へ搬送し、前記循環搬送路により一方向へ物品を循環させて物品を複数の区分先のうちの指定区分先へ区分するにあたり、各区分先に応じて前記第1及び第2の搬送ルートのうちの一方を割り当てる基準搬送ルート情報を設定する手順と、
    第1又は第2の分岐制御信号に基づいて物品を前記主搬送路から前記第1又は第2の副搬送路へ振り分ける分岐装置に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定される場合には、前記基準搬送ルート情報に基づいて前記第1又は第2の分岐制御信号を選択し、前記分岐装置に対して、選択される前記第1又は第2の分岐制御信号を送信する手順と、
    前記分岐装置に物品が搬送されるまでに物品の指定区分先が判定されない場合には、前記第1及び第2の副搬送路の混雑度に基づいて前記第1又は第2の分岐制御信号を選択し、前記分岐装置に対して、選択される前記第1又は第2の分岐制御信号を送信する手順と、をコンピュータに実行させる物品区分制御プログラム。
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