JP7204416B2 - タッチパネル装置、タッチパネル装置の制御方法、プログラムおよびプログラムを記憶する記憶媒体 - Google Patents

タッチパネル装置、タッチパネル装置の制御方法、プログラムおよびプログラムを記憶する記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、操作子にタッチされた位置に応じた信号を出力するタッチパネルを有するタッチパネル装置、タッチパネル装置の制御方法、プログラムおよびプログラムを記憶する記憶媒体に関する。
下記特許文献1には、静電容量結合方式のタッチパネルにおいて、ノイズをモニタするために複数の周波数でセンシングし、駆動パルスの周波数を最もノイズの小さい周波数に変更する周波数ホッピングを行うものが開示されている。
特開2016-200886号公報
上記特許文献1の技術では、タッチパネルが操作されているときにセンシングを行うと操作位置を誤検出する可能性が高くなる。しかし、タッチパネルが操作されていないときにはノイズが少ないため、タッチパネルが操作されていないときに行ったセンシングの結果に基づいて駆動パルス(駆動パルス信号)の周波数を変更しても、ノイズ耐性を向上させることができない問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ノイズの検出を行う際にタッチパネルの操作位置の誤検出を抑制しつつ、駆動パルス信号をノイズ耐性の高い周波数に設定することができるタッチパネル装置、タッチパネル装置の制御方法、プログラムおよびプログラムを記憶する記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極と、前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極と、を備えるタッチパネルを有するタッチパネル装置であって、前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部と、前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部と、複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御部と、前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得部と、それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定部と、前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得部と、前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定部と、を有する。
本発明の第2の態様は、第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極と、前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極と、を備えるタッチパネルを有するタッチパネル装置の制御方法であって、前記タッチパネル装置は、前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部と、前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部と、を有し、複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御ステップと、前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得ステップと、それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定ステップと、前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得ステップと、前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定ステップと、を有する。
本発明の第3の態様は、第2の態様のタッチパネル装置の制御方法をコンピュータに実行させる、プログラムである。
本発明の第4の態様は、第2の態様のタッチパネル装置の制御方法をコンピュータに実行させる、プログラムを記憶する記憶媒体である。
本発明によれば、ノイズの検出を行う際にタッチパネルの操作位置の誤検出を抑制しつつ、駆動パルス信号をノイズ耐性の高い周波数に設定することができる。
タッチパネル装置の構成を示すブロック図である。 タッチパネルの構造を示す模式図である。 駆動部からY軸電極のそれぞれに入力される駆動パルス信号を示すグラフである。 タッチパネル上を格子状に区画した状態の模式図である。 周波数成分取得部において行われる周波数成分取得処理の流れを示すフローチャートである。 駆動部からY軸電極のそれぞれに入力される駆動パルス信号を示すグラフである。 周波数成分取得部において取得された周波数成分のグラフである。 周波数設定部において行われる周波数設定処理の流れを示すフローチャートである。 設定周波数の候補の選択方法について説明する図である。 タッチパネルが操作されていないときのタッチパネル上の各区画Sの信号強度を示す図である。 信号強度を取得する区画の順番について説明する図である。 信号強度を取得する区画の順番について説明する図である。
〔第1の実施の形態〕
[タッチパネル装置の構成]
図1は、タッチパネル装置10の構成を示すブロック図である。タッチパネル装置10は、ユーザが指やスタイラス等の操作子で、画像等が表示された表示部12上を触れることによって操作が行われる入力装置である。本実施の形態のタッチパネル装置10は、図示しない工作機械を制御する数値制御装置14の入力装置として用いられる。
タッチパネル装置10は、表示部12、表示制御部16、タッチパネル18、駆動部20、受信部22、駆動制御部24、信号強度取得部26、操作位置取得部28、操作判定部30、周波数成分取得部32および周波数設定部34を有している。
表示部12は、液晶ディスプレイ等であって、ユーザが数値制御装置14に対して指令を入力するためのアイコン、数値制御装置14から送られてくる工作機械の状況を示す情報等を表示する。表示制御部16は、数値制御装置14の要求にしたがって表示部12を制御する。
タッチパネル18は、表示部12の画面に貼着された透明なフィルム状の部材である。本実施の形態のタッチパネル18は相互容量方式のタッチパネルである。タッチパネル18には、駆動部20および受信部22が接続されている。
図2は、タッチパネル18の構造を示す模式図である。タッチパネル18は、酸化インジウム錫により形成されたX軸電極Ex[1]~Ex[m]とY軸電極Ey[1]~Ey[n]を有している。X軸電極Ex[1]~Ex[m]は、図2のY軸方向に延びて配置され、X軸方向にm列設けられている。Y軸電極Ey[1]~Ey[n]は、図2のX軸方向に延びて配置され、Y軸方向にn列設けられている。
Y軸電極Ey[1]~Ey[n]には、駆動部20が接続されている。駆動部20は、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]のそれぞれに駆動パルス信号を送信する。図3は、駆動部20からY軸電極Ey[1]~Ey[n]のそれぞれに入力される駆動パルス信号を示すグラフである。駆動部20は、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]の順番に、あらかじめ設定されている設定周波数の駆動パルス信号を30パルスずつ送信する。なお、駆動パルス信号のパルス数は30パルスに限らなくともよい。Y軸電極Ey[1]~Ey[n]は、駆動電極を構成する。以下では、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]の列を区別しない場合には、Y軸電極Eyと記載することがある。
X軸電極Ex[1]~Ex[m]には、受信部22が接続されている。受信部22は、X軸電極Ex[1]~Ex[m]のそれぞれの検出信号を受信する。受信部22は、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]からX軸電極Ex[1]~Ex[m]に流れる電流を検出し、検出した電流を電圧に変換する。タッチパネル18に操作子が接触しておらず、ノイズの影響がない状況では、X軸電極Ex[1]~Ex[m]の電圧の振幅はV0となる。タッチパネル18に操作子が接触すると、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]からX軸電極Ex[1]~Ex[m]に流れていた電流の一部が操作子側に流れるため、X軸電極Ex[1]~Ex[m]の電圧の振幅はV0よりも小さくなる。受信部22は、電圧V0と検出した電圧の振幅であるVとの差分|V0-V|を用いて検出信号を計算する。検出信号の強度が閾値以上であるときに、受信部22は所定の位置に操作子が触れたことを認識する。X軸電極Ex[1]~Ex[m]は、検出電極を構成する。以下では、X軸電極Ex[1]~Ex[m]の列を区別しない場合には、X軸電極Exと記載することがある。
図1に戻り、駆動制御部24は、設定周波数の駆動パルス信号をY軸電極Ey[1]からY軸電極Ey[n]まで順に送信するスキャンを繰り返し行うように駆動部20を制御する。
信号強度取得部26は、タッチパネル18上を格子状に区画した区画S[1、1]~S[m、n]毎の信号強度を取得する。図4は、タッチパネル18上を格子状に区画した状態の模式図である。図4には、区画S[1、1]~S[m、n]の境界を示す線が記載されているが、実際のタッチパネル18には区画S[1、1]~S[m、n]の境界を示す線は見えていない。
信号強度取得部26は、駆動部20が駆動パルス信号を送信したY軸電極Eyの列と、受信部22が検出信号を受信したX軸電極Exの列との組み合わせから、操作子がタッチパネル18に接触している位置(以下、操作位置)に対応する区画S[1、1]~S[m、n]を特定する。そして、信号強度取得部26は、検出信号の強度を、特定した区画S[1、1]~S[m、n]の信号強度として取得する。例えば、駆動部20がY軸電極Ey[3]に駆動パルス信号を送信し、受信部22がX軸電極Ex[4]の検出信号を受信した場合には、信号強度取得部26は、操作子の操作位置として区画S[4、3]を特定する。そして、信号強度取得部26は、X軸電極Ex[4]の検出信号の強度を、区画S[4、3]における信号強度として取得する。以下、区画S[1、1]~S[m、n]を区別しない場合には、区画Sと記載することがある。
操作位置取得部28は、信号強度取得部26が取得した各区画Sの信号強度に応じて、操作子の操作位置を取得する。操作位置取得部28は、例えば、信号強度が閾値以上である区画Sの位置を操作位置として取得する。
操作判定部30は、信号強度取得部26が取得した各区画Sの信号強度に応じて、タッチパネル18が操作されていることを判定する。操作判定部30は、例えば、信号強度が閾値以上である区画Sがある場合にはタッチパネル18は操作されていると判定し、信号強度が閾値以上である区画Sがない場合にはタッチパネル18は操作されていないと判定する。
周波数成分取得部32は、受信部22の検出信号からノイズの周波数成分を取得する。周波数成分取得部32におけるノイズの周波数成分の取得については、後に詳述する。
周波数設定部34は、周波数成分取得部32が取得したノイズの周波数成分に応じて、駆動部20からY軸電極Eyに送信する駆動パルス信号の設定周波数を設定する。周波数設定部34における設定周波数の設定については、後に詳述する。
なお、表示制御部16、駆動制御部24、信号強度取得部26、操作位置取得部28、操作判定部30、周波数成分取得部32および周波数設定部34は、記憶媒体36に記憶されているプログラムがコンピュータにより実行されることで実現される。
[周波数成分取得処理]
図5は、周波数成分取得部32において行われる周波数成分取得処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1において、周波数成分取得部32は、タッチパネル18が操作されているか否かを判定する。タッチパネル18が操作されていない場合にはステップS2に移行し、タッチパネル18が操作されている場合には、タッチパネル18の操作が終了するまでステップS1を繰り返して待機する。
ステップS2において、周波数成分取得部32は、周波数取得モードに移行してノイズの周波数成分を取得し、処理を終了する。
周波数成分の取得方法について説明する。周波数成分取得部32は、駆動制御部24を介して、駆動部20から各Y軸電極Eyに送信する駆動パルス信号の周波数を、例えば、1kHz~256kHzまで1kHz毎にスイープさせる。図6は、駆動部20からY軸電極Ey[1]~Ey[n]のそれぞれに入力される駆動パルス信号を示すグラフである。周波数成分取得部32は、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]の順に、駆動パルス信号を6パルスずつ送信する。なお、駆動パルス信号のパルス数は、6パルスに限らないが、周波数成分取得モードに移行していないときのパルス数(例えば、30パルス)よりも少ないパルス数に設定される。
周波数成分取得部32は、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]の順に駆動パルス信号を送信したのちに、Y軸電極Ey[1]~Ey[n]の順に、前回よりも高周波数の駆動パルス信号を送信する。
周波数成分取得部32は、駆動パルス信号の周波数毎に、X軸方向の1列目、2列目、m-1列目およびm列目の区画Sの信号強度を取得し、取得した信号強度の平均を周波数成分とする。図7は、周波数成分取得部32において取得された周波数成分のグラフである。
[周波数設定処理]
図8は、周波数設定部34において行われる周波数設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11において、周波数設定部34は、周波数成分取得部32において取得された周波数成分のうち、最小である周波数成分の周波数を設定周波数の候補として選択する。
ステップS12において、周波数設定部34は、すでに選択された周波数を含む所定周波数範囲を選択禁止範囲に設定する。
ステップS13において、周波数設定部34は、選択禁止範囲外の周波数成分のうち、最小である周波数成分の周波数を設定周波数の候補として選択する。
ステップS14において、周波数設定部34は、選択された設定周波数の候補の個数が5個であるか否かを判定する。選択された設定周波数の候補の個数が5個であるときにはステップS15に移行し、選択された設定周波数の候補の個数が5個未満であるときには、ステップS12に移行する。
ステップS15において、周波数設定部34は、選択された設定周波数の候補の中から設定周波数を設定し、駆動制御部24に設定周波数の情報を送り、処理を終了する。
図9は、設定周波数の候補の選択方法について説明する図である。初めに周波数成分取得部32において取得された周波数成分のうち、最小である周波数成分の周波数f1を設定周波数の候補として選択する。次に、設定周波数の候補として選択された周波数f1を含む所定周波数範囲を選択禁止範囲Rpに設定する。
次に、選択禁止範囲Rp外の周波数成分のうち、最小である周波数成分の周波数f2を設定周波数の候補として選択する。次に、設定周波数の候補として選択された周波数f2を含む所定周波数範囲を選択禁止範囲Rpに設定する。
上記のようにして、設定周波数の候補の選択を繰り返し、設定周波数の候補として5個の周波数f1~f5を選択する。
[周波数成分取得処理時に信号強度を取得する区画について]
図10は、タッチパネル18が操作されていないときのタッチパネル18上の各区画Sの信号強度を示す図である。図10には、信号強度が強いほど濃い色で区画Sを塗りつぶしている。タッチパネル18が操作されていないため、図10にはノイズによる各区画Sの信号強度が示されていることとなる。図10に示されるように、タッチパネル18の中心部分の信号強度よりも端の部分の信号強度の方が強く、特にX軸方向の1列目と2列目、m-1列目およびm列目の区画Sおける信号強度が強い。そこで、本実施の形態では、周波数成分取得部32において、X軸方向の1列目、2列目、m-1列目およびm列目の区画Sの信号強度の平均を周波数成分として取得している。なお、本実施の形態では、周波数成分取得部32は、タッチパネル18のX軸方向の両端の2列の区画Sの信号強度の平均を周波数成分として取得しているが、1列であってもよいし、3列以上であってもよい。また、1列目とm列目の区画Sの信号強度を用いないで周波数成分を求めるようにしてもよい。
図11は、信号強度を取得する区画Sの順番について説明する図である。周波数成分取得部32は、区画S[1、1]→区画S[1、2]→…→区画S[1、n]→区画S[2、1]→…→区画S[2、n]→区画S[m-1、1]→…→区画S[m-1、n]→区画S[m、1]→…→区画S[m、n]の順番で信号強度を取得する。
なお、信号強度を取得する区画Sの順番を次のようにしてもよい。図12は、信号強度を取得する区画Sの順番について説明する図である。周波数成分取得部32は、区画S[1、1]→区画S[1、2]→区画S[2、1]→区画S[2、2]→区画S[1、n-1]→区画S[1、n]→区画S[2、n-1]→区画S[2、n]→区画S[m-1、1]→区画S[m-1、2]→区画S[m、1]→区画S[m、2]→区画S[m-1、n-1]→区画S[m-1、n]→区画S[m、n-1]→区画S[m、n]の順番で信号強度を取得する。
[作用効果]
タッチパネル18は、操作子により操作されているときはノイズが大きく、操作子により操作されていないときにはノイズが小さい。そのため、タッチパネル18が操作されていないときにノイズを検出するよりもタッチパネル18が操作されているときのノイズを検出する方が、ノイズの検出精度は高くなる。しかし、ノイズの周波数成分を検出するためには、駆動パルス信号の周波数をスイープさせる必要があり、タッチパネル18が操作されているときにノイズを検出しようとすると、操作子の操作位置を誤検出する可能性が高くなるおそれがある。図10に示されるように、ノイズによる信号強度は、タッチパネル18の中心部分よりも端部の方が強い。
そこで、本実施の形態のタッチパネル装置10では、周波数成分取得部32により、タッチパネル18が操作されていると判定されていないときに、駆動部20によりY軸電極Eyに送信される駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、タッチパネル18の端部に位置する区画Sにおける駆動パルス信号の周波数毎の信号強度を周波数成分として取得するようにした。これにより、ノイズの周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置10のノイズ耐性を向上させることができる。
また、本実施の形態のタッチパネル装置10では、周波数設定部34において、駆動パルス信号の周波数をスイープさせた範囲において周波数成分が最小である周波数を設定周波数の候補として選択し、その後、設定周波数の候補として選択された周波数を含む所定周波数範囲外の周波数において、周波数成分が最小である周波数を設定周波数の候補として選択するようにした。これにより、近接する周波数を設定周波数の候補として選択することを抑制し、タッチパネル装置10のノイズ耐性を向上させることができる。
また、本実施の形態のタッチパネル装置10は、周波数成分取得部32において、駆動部20によりY軸電極Eyに送信される駆動パルス信号のパルス数を、周波数成分取得モードに移行していないときのパルス数よりも少ないパルス数に設定するようにした。信号強度取得部26は、検出した検出信号の平均を検出信号の信号強度としている。ノイズによる検出信号は、操作子の接触による検出信号よりも検出される時間が短く、駆動パルス信号のパルス数を多くすることによって検出信号に対するノイズの影響を小さくすることができる。つまり、駆動パルス信号のパルス数を少なくすることよって検出信号に対するノイズの影響が大きくなり、ノイズの検出精度を向上させることができる。
また、本実施の形態のタッチパネル装置10は、周波数成分取得部32において、X軸方向の両端からそれぞれ2列の区画Sにおける駆動パルス信号の周波数毎の信号強度を周波数成分として取得するようにした。これにより、タッチパネル18が操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置10のノイズ耐性を向上させることができる。
また、本実施の形態のタッチパネル装置10は、周波数成分取得部32において、タッチパネル18の四隅における、X軸方向の両端から2列であって、かつ、Y軸方向の両端からそれぞれ2列の区画Sにおける駆動パルス信号の周波数毎の信号強度を周波数成分として取得するようにした。これにより、ノイズの周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置10のノイズ耐性を向上させることができる。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極(Ey)と、前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極(Ex)と、を備えるタッチパネル(18)を有するタッチパネル装置(10)であって、前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部(20)と、前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部(22)と、複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御部(24)と、前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画(S)を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得部(26)と、それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定部(30)と、前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得部(32)と、前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定部(34)と、を有する。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置であって、前記周波数設定部は、前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせた範囲において前記周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択し、その後、前記設定周波数の候補として選択された周波数を含む所定周波数範囲外の周波数において、周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択してもよい。これにより、近接する周波数を設定周波数の候補として選択することを抑制し、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置であって、前記周波数成分取得部は、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号のパルス数を前記所定パルス数よりも少なくさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得してもよい。これにより、ノイズの検出精度を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置であって、前記周波数成分取得部は、第1の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得してもよい。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置であって、前記周波数成分取得部は、前記タッチパネルの四隅における、第1の方向の両端から複数列であって、かつ、前記第2の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得してもよい。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極(Ey)と、前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極(Ex)と、を備えるタッチパネルを有するタッチパネル装置(10)の制御方法であって、前記タッチパネル装置は、前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部(20)と、前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部(22)と、を有し、複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御ステップと、前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画(S)を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得ステップと、それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定ステップと、前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得ステップと、前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定ステップと、を有する。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置の制御方法であって、前記周波数設定ステップは、前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせた範囲において前記周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択し、その後、前記設定周波数の候補として選択された周波数を含む所定周波数範囲外の周波数において、周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択してもよい。これにより、近接する周波数を設定周波数の候補として選択することを抑制し、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置の制御方法であって、前記周波数成分取得ステップは、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号のパルス数を前記所定パルス数よりも少なくさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得してもよい。これにより、ノイズの検出精度を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置の制御方法であって、前記周波数成分取得ステップは、第1の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得してもよい。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置の制御方法であって、前記周波数成分取得ステップは、前記タッチパネルの四隅における、第1の方向の両端から複数列であって、かつ、前記第2の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得してもよい。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置(10)の制御方法をコンピュータに実行させる、プログラム。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
上記のタッチパネル装置(10)の制御方法をコンピュータに実行させる、プログラムを記憶する記憶媒体(36)。これにより、タッチパネルが操作されていない場合でも周波数成分を精度よく取得することができ、タッチパネル装置のノイズ耐性を向上させることができる。
10…タッチパネル装置 20…駆動部
22…受信部 24…駆動制御部
30…操作判定部 32…周波数成分取得部
34…周波数設定部 36…記憶媒体
Ex…検出電極(X軸電極) Ey…駆動電極(Y軸電極)

Claims (10)

  1. 第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極と、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極と、
    を備えるタッチパネルを有するタッチパネル装置であって、
    前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部と、
    前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部と、
    複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御部と、
    前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得部と、
    それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定部と、
    前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得部と、
    前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定部と、
    を有し、
    前記周波数設定部は、前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせた範囲において前記周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択し、その後、前記設定周波数の候補として選択された周波数を含む所定周波数範囲外の周波数において、周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択する、タッチパネル装置。
  2. 第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極と、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極と、
    を備えるタッチパネルを有するタッチパネル装置であって、
    前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部と、
    前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部と、
    複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御部と、
    前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得部と、
    それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定部と、
    前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得部と、
    前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定部と、
    を有し、
    前記周波数成分取得部は、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号のパルス数を前記所定パルス数よりも少なくさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得する、タッチパネル装置。
  3. 請求項1又は2に記載のタッチパネル装置であって、
    前記周波数成分取得部は、第1の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得する、タッチパネル装置。
  4. 請求項1又は2に記載のタッチパネル装置であって、
    前記周波数成分取得部は、前記タッチパネルの四隅における、第1の方向の両端から複数列であって、かつ、前記第2の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得する、タッチパネル装置。
  5. 第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極と、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極と、
    を備えるタッチパネルを有するタッチパネル装置の制御方法であって、
    前記タッチパネル装置は、
    前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部と、
    前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部と、
    を有し、
    複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御ステップと、
    前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得ステップと、
    それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定ステップと、
    前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、
    前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得ステップと、
    前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定ステップと、
    を有し、
    前記周波数設定ステップは、前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせた範囲において前記周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択し、その後、前記設定周波数の候補として選択された周波数を含む所定周波数範囲外の周波数において、周波数成分が最小である周波数を前記設定周波数の候補として選択する、タッチパネル装置の制御方法。
  6. 第1の方向に延びて設けられた複数列の駆動電極と、
    前記第1の方向に直交する第2の方向に延びて設けられた複数列の検出電極と、
    を備えるタッチパネルを有するタッチパネル装置の制御方法であって、
    前記タッチパネル装置は、
    前記駆動電極に対して駆動パルス信号を送信する駆動部と、
    前記検出電極の検出信号を1列毎に受信する受信部と、
    を有し、
    複数の前記駆動電極に対して順に設定周波数の前記駆動パルス信号を所定パルス数送信するように前記駆動部を制御する駆動制御ステップと、
    前記タッチパネル上を格子状に区画し、前記駆動部が前記駆動パルス信号を送信した前記駆動電極の列と、前記受信部が前記検出信号を受信した前記検出電極の列との組み合わせにより1つの区画を特定し、前記受信部が受信した前記検出信号の強度を特定した前記区画における信号強度とする信号強度取得ステップと、
    それぞれの区画における前記信号強度に基づいて、前記タッチパネルが操作子により操作されていることを判定する操作判定ステップと、
    前記タッチパネルが前記操作子により操作されていると判定されていないときに、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号の周波数をスイープさせて、
    前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の各周波数に対する前記信号強度を周波数成分として取得する周波数成分取得ステップと、
    前記周波数成分が最小である周波数を含む所定個数の周波数を前記設定周波数の候補として選択し、選択した候補の中から前記設定周波数を設定する周波数設定ステップと、
    を有し、
    前記周波数成分取得ステップは、前記駆動部により前記駆動電極に送信される前記駆動パルス信号のパルス数を前記所定パルス数よりも少なくさせて、前記タッチパネルの端部に位置する区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得する、タッチパネル装置の制御方法。
  7. 請求項5又は6に記載のタッチパネル装置の制御方法であって、
    前記周波数成分取得ステップは、第1の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得する、タッチパネル装置の制御方法。
  8. 請求項5又は6に記載のタッチパネル装置の制御方法であって、
    前記周波数成分取得ステップは、前記タッチパネルの四隅における、第1の方向の両端から複数列であって、かつ、前記第2の方向の両端からそれぞれ複数列の前記区画における前記駆動パルス信号の周波数毎の前記信号強度を周波数成分として取得する、タッチパネル装置の制御方法。
  9. 請求項のいずれか1項に記載のタッチパネル装置の制御方法をコンピュータに実行させる、プログラム。
  10. 請求項のいずれか1項に記載のタッチパネル装置の制御方法をコンピュータに実行させる、プログラムを記憶する記憶媒体。
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