JP7204093B2 - 検知装置、検知方法及びプログラム - Google Patents
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Description
まず、本実施形態に係る分娩検知システム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る分娩検知システム1の全体構成の一例を示す図である。
ここで、本実施形態に係る測定データ記憶部300に記憶されている測定データについて、図2を参照しながら説明する。図2は、測定データ記憶部300に記憶されている測定データの一例を示す図である。なお、分娩検知装置10は、タグ20から測定データを受信した場合、第1の分娩検知処理部100又は第2の分娩検知処理部200により、当該測定データを測定データ記憶部300に記憶(蓄積)させれば良い。
次に、本実施形態に係る活動量データ記憶部400に記憶されている活動量データについて、図3を参照しながら説明する。図3は、活動量データ記憶部400に記憶されている活動量データの一例を示す図である。
次に、本実施形態に係る第1の分娩検知処理部100の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、第1の分娩検知処理部100の機能構成の一例を示す図である。
次に、本実施形態に係る第2の分娩検知処理部200の機能構成について、図5を参照しながら説明する。図5は、第2の分娩検知処理部200の機能構成の一例を示す図である。
以降では、第1の分娩検知処理(すなわち、牛の分娩を事前に検知する場合の処理)について、図6を参照しながら説明する。図6は、第1の分娩検知処理の一例を示すフローチャートである。なお、図6に示す処理は、例えば、10分毎に繰り返し実行される。ただし、10分は一例であって、任意の時間毎に繰り返し実行されても良い。以降では、この繰り返し回数を表すインデックスをkとする。したがって、kは、当該繰り返し開始時点の或る時刻(例えば、現在時刻)を表す時刻インデックスでもある。この場合、例えば、k-1は当該或る時刻から10分前の時刻を表し、k-2は当該或る時刻から20分前の時刻を表す。
また、局所的に最小値となるy成分加速度センサ値をピークとする場合(すなわち、y成分加速度センサ値の極小値をピークとする場合)、第1のピーク数計算部103は、例えば、以下の式(2)を満たすy成分加速度センサ値yi(i=1,・・・,N)をピークとして、ピーク数を計算する。
ここで、上記の式(1)及び(2)のδは、予め設定されたパラメータである。なお、上記の式(1)及び(2)でδはそれぞれ異なっていても良い。
以降では、第2の分娩検知処理(すなわち、牛の分娩を事後的に検知する場合の処理)について、図9を参照しながら説明する。図9は、第2の分娩検知処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9に示す処理は、例えば、10分毎に繰り返し実行される。ただし、10分は一例であって、任意の時間毎に繰り返し実行されても良い。以降では、この繰り返し回数を表すインデックスをkとする。したがって、kは、当該繰り返し開始時点の或る時刻(例えば、現在時刻)を表す時刻インデックスでもある。この場合、例えば、k-1は当該或る時刻から10分前の時刻を表し、k-2は当該或る時刻から20分前の時刻を表す。
10 分娩検知装置
100 第1の分娩検知処理部
101 取得部
102 前処理部
103 第1のピーク数計算部
104 活動量計算部
105 指標値計算部
106 比較判定部
107 累積値計算部
108 第1の分娩検知部
200 第2の分娩検知処理部
201 取得部
202 前処理部
203 第2のピーク数計算部
204 第2の分娩検知部
300 測定データ記憶部
400 活動量データ記憶部
Claims (12)
- 家畜の分娩を検知する検知装置であって、
前記家畜に装着された三軸加速度センサが測定した加速度データを記憶する記憶手段と、
所定の時間の間における複数の加速度データにそれぞれ含まれる所定の方向の成分値を前記記憶手段から取得する取得手段と、
複数の前記成分値のうち局所的に最大又は最小となる成分値を示すピークの数から計算される活動量と所定の指標値との比較に基づいて、前記家畜の分娩を検知する検知手段と、
を有することを特徴とする検知装置。 - 前記ピークの数を計算する第1のピーク数計算手段と、
前記ピークの数の合計を活動量として計算する活動量計算手段と、
前記活動量計算手段により計算された過去の活動量を用いて、前記指標値を計算する指標値計算手段と、
前記活動量と前記指標値との大小関係を比較判定する比較手段と、
前記活動量が前記指標値よりも大きいと判定された場合、前記活動量と前記指標値との差を累積した累積値を計算する累積値計算手段と、
を有し
前記検知手段は、
前記累積値が所定の第1の閾値以上である場合に、前記家畜の分娩を検知する、ことを特徴とする請求項1に記載の検知装置。 - 前記指標値計算手段は、
前記過去の活動量の平均値と、前記過去の活動量の標準偏差と、所定の定数とを用いて、前記標準偏差と前記定数との積に対して前記平均値を加算することで、前記指標値を計算する、ことを特徴とする請求項2に記載の検知装置。 - 前記累積値計算手段は、
前記活動量が前記指標値よりも大きいと判定されなかった場合、前記累積値を0にクリアする、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の検知装置。 - 家畜の分娩を検知する検知装置であって、
前記家畜に装着された三軸加速度センサが測定した加速度データを記憶する記憶手段と、
所定の時間の間における複数の加速度データにそれぞれ含まれる所定の方向の成分値を前記記憶手段から取得する取得手段と、
複数の前記成分値のうち局所的に最大又は最小となる成分値を示すピークの数と所定の第2の閾値との比較、及び、複数の前記成分値と所定の第3の閾値又は第4の閾値との比較に基づいて、前記家畜の分娩を検知する検知手段と、
を有することを特徴とする検知装置。 - 複数の前記成分値のうち局所的に最大又は最小となる成分値であって、かつ、所定の条件を満たす成分値の数を前記ピークの数として計算する第2のピーク数計算手段を有し、
前記検知手段は、
前記ピークの数が前記第2の閾値以上、かつ、複数の前記成分値の平均値が前記第3の閾値以上又は前記第4の閾値以下である場合に、前記家畜の分娩を検知する、ことを特徴とする請求項5に記載の検知装置。 - 前記所定の条件は、
前記局所的に最大となる成分値と、前記局所的に最小となる成分値とを前記ピークの候補とした場合に、1つ前の候補との差が所定の値以下である、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の検知装置。 - 家畜の分娩を検知する検知装置であって、
前記家畜に装着された三軸加速度センサが測定した加速度データを記憶する記憶手段と、
所定の時間の間における複数の加速度データにそれぞれ含まれる所定の方向の成分値を前記記憶手段から取得する取得手段と、
複数の前記成分値のうち局所的に最大又は最小となる成分値を示すピークの数から計算される活動量と所定の指標値との比較に基づいて、前記家畜の分娩を検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果を、所定の端末に通知する通知手段と、
を有することを特徴とする検知装置。 - 家畜の分娩を検知する検知装置であって、
前記家畜に装着された三軸加速度センサが測定した加速度データを記憶する記憶手段と、
所定の時間の間における複数の加速度データにそれぞれ含まれる所定の方向の成分値を前記記憶手段から取得する取得手段と、
複数の前記成分値のうち局所的に最大又は最小となる成分値を示すピークの数と所定の第2の閾値との比較、及び、複数の前記成分値と所定の第3の閾値又は第4の閾値との比較に基づいて、前記家畜の分娩を検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果を、所定の端末に通知する通知手段と、
を有することを特徴とする検知装置。 - 家畜の分娩を検知する検知装置が、
前記家畜に装着された三軸加速度センサが測定した加速度データを記憶手段に記憶させる記憶手順と、
所定の時間の間における複数の加速度データにそれぞれ含まれる所定の方向の成分値を前記記憶手段から取得する取得手順と、
複数の前記成分値のうち局所的に最大又は最小となる成分値を示すピークの数から計算される活動量と所定の指標値との比較に基づいて、前記家畜の分娩を検知する検知手順と、
を実行することを特徴とする検知方法。 - 家畜の分娩を検知する検知装置が、
前記家畜に装着された三軸加速度センサが測定した加速度データを記憶手段に記憶させる記憶手順と、
所定の時間の間における複数の加速度データにそれぞれ含まれる所定の方向の成分値を前記記憶手段から取得する取得手順と、
複数の前記成分値のうち局所的に最大又は最小となる成分値を示すピークの数と所定の第2の閾値との比較、及び、複数の前記成分値と所定の第3の閾値又は第4の閾値との比較に基づいて、前記家畜の分娩を検知する検知手順と、
を実行することを特徴とする検知方法。 - コンピュータを、請求項1乃至9の何れか一項に記載の検知装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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