JP7203527B2 - 浴室ユニット用軟水化装置の設置構造 - Google Patents
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Description
また、カウンター部材の設置スペース内にイオン交換樹脂を再生するための塩水タンク及び塩水ライン等の付帯設備を設けており、軟水化装置の大型化とコストアップをまねく等の問題点があった。
また、洗い場床の利用スペースの縮小と、配管の露出による外観の悪化と清掃性の悪化を招くなどの問題点があった。
(1)本発明の浴室ユニット用軟水化装置の設置構造は、洗い場床と壁と天井とカウンターと水栓器具を備えた浴室ユニット内に設置された軟水化装置において、前記軟水化装置が、前記洗い場床より上方の前記壁の壁面に配置され、前記水栓器具のシャワー吐水口と前記軟水化装置の入水部を通水可能とする入水管と、前記軟水化装置の吐水部とシャワーセットのシャワーホース接続部を通水可能とする吐水管と、が前記壁の浴室ユニット外に配管されていることを特徴とする。
(2)本発明の浴室ユニット用軟水化装置の設置構造は、(1)項において、前記軟水化装置の上方に位置するようにカウンターが前記壁面に対し支持材を介し設置され、かつ、前記カウンターの天板が前記支持材を介し前記壁面に着脱可能とされたことを特徴とする。
カウンターの天板を着脱できる構成とすることで、軟水化装置のメンテナンス性及び清掃性の向上を図ることができる。また、カウンターの天板を外すことで軟水化装置周囲の壁面を覆い隠す部材を無くすることができるので、カウンター下方壁面の清掃性の向上も図ることができる。
また、上方の再生水投入口から再生水を投入するという操作のみで再生ができるので、再生するための付帯設備が不要となることで、軟水化装置のコンパクト化とコストダウンを図ることができる。
「第1の実施形態」
図1は、本発明の第1の実施形態を示す。図中符号1は浴室ユニットを示し、この浴室ユニット1の構造は、洗い場床110とこの洗い場床110の外周縁部上に載置される、壁120と、壁120上方に設置される天井(図示略)と、浴槽5と、エプロン510と、軟水化装置2と、カウンター140と、水栓器具150と、シャワーホース154と、シャワーヘッド155を主体として構成されている。
洗い場床110の一方の短辺側に壁120が立設され、この壁120に隣接する浴槽5の短辺側に壁122が立設され、壁120と壁122がほぼ面一になるように左右に隣接配置されている。
カウンター140は、天板(洗面器置台)141と、支持材142から構成されており、天板(洗面器置台)141の全て又は/及び一部が支持材142より着脱可能とされている。水栓器具150は、裏面側にシャワー吐水口151(図2参照)を有しており、壁120の裏面側に配置された給水配管160と、給湯配管170に対し、壁120の裏面側において接続されている。
水栓器具150の裏面側には、給水接続部150aと上流入水接続部231と給湯接続部150cが左右に隣接形成され、水栓器具150を設置した位置の壁120に形成された透孔120aを介し壁120の裏面側に、図2に示すように給水接続部150aと上流入水接続部231と給湯接続部150cが配置されている。また、上流入水接続部231に水栓器具150のシャワー吐水口151が形成されている。
壁120の裏面側において、給水配管160が給水接続部150aに接続され、給湯配管170が給湯接続部150cに接続され、入水管230が上流入水接続部231に接続されている。
本体210の上方には本体210内部から吐水管240を通し、シャワーホース接続部153へ水を流出させるための送水管243が設けられている。
上カバー282は本体210の上面側と両側面の上部側を覆い、下カバー283は本体210の下面側と両側面の下部側を覆うので、これらに前カバー281を組み合わせることで本体210の6面のうち、5面を覆うことができ、3個の部品で軟水化装置2のケースカバー280を構成できる。
尚、上カバー282と、底カバー283はいずれもコ字形状に成形されているので、左右反転させて使用することで、軟水化装置2を左右勝手違いに配置しても共用して利用することができる。
壁面121に設置されたダボ(図示せず)に前記上カバー282のダボ受け取付孔276を位置合わせし、受け具270のダボ受け具取付孔275を位置合わせしてそれぞれ挿着し、軟水化装置2を壁面121に沿って配置することができ、軟水化装置2の取付作業を容易に行うことができるようになっている。
さらに、投入キャップ251の表面の凸部に起立したリブ251aと、排水キャップ261の表面の凹み部に起立したリブ261aをつまみとして利用することで、各キャップの着脱を容易とすることができる。
軟水化装置2のイオン交換樹脂220を再生する手順として、軟水化装置2上部にあるカウンター140の天板(洗面器置台)141を支持材142から取外し、再生水投入口250に備えられている投入口キャップ251と、再生水排出口260に備えられている排出キャップ261を取り外し、本体210内の水を排出する。この後、図6に示すように、再生水(塩水)410の入った容器(ペットボトル)420の口部を再生水投入口250へ差し込み、再生水(塩水)410をイオン交換樹脂を通過させた後、再生水排出口260より排出させることで、イオン交換樹脂220のイオン交換能力を再生させることができる。
また、上方の再生水投入口250から再生水を投入するという操作のみで再生ができるので、再生するための付帯設備が不要となることで、軟水化装置2のコンパクト化とコストダウンを図ることができる。
シャワー吐水口151と、上流入水接続部231と、下流入水接続部232と、導水管233と、減圧装置3と、本体210は、それぞれパッキン等を介して、漏水がないように接続されている。
即ち、軟水化装置2の本体210と入水管230の流路間に、減圧装置3を設けたことで、軟水化装置2の本体210に加わる水圧を一定以下とすることができ、シャワーヘッド155にて吐水・止水を行える水栓装置への適用拡大を図ることができる。
水栓器具150のシャワー吐水口151から、シャワーホース154に流水し、シャワーヘッド155から吐水することができる。送水管243と、下流吐水接続部242と、吐水管240と、本体210と、上流吐水接続部241と、シャワーホース接続部153とは、パッキン等を介して、漏水がないように接続される。
本実施形態では、軟水化装置2が洗い場110の床面の上方の壁面121に床面と適切な間隔をあけて設置されていることで、洗い場床面の清掃性を保持し、利用者と軟水化装置2との接触や、軟水化装置2の転倒及び損傷の防止を図ることができる。
一例として、軟水化装置2は、洗い場110の床面から5~6cm程度以上、上方に設置することが好ましい。軟水化装置2の下方に5cm程度の空間があると、軟水化装置2の奥行きを考慮したとして、装置下方の床面をスポンジ等の清掃用具を用いて清掃し易く、装置下方の壁面の清掃も可能となる。
また、カウンター140の天板141を着脱できる構成とすることで、軟水化装置2のメンテナンス性及び清掃性の向上を図ることができる。カウンター140の天板141を外すことで軟水化装置周囲の壁面121を覆い隠す部材を無くすることができるので、カウンター下方壁面の清掃性の向上も図ることができる。
また、壁120の裏面側に配置するのは、給水配管160、給湯配管170、入水管230、吐水管240といった配管とそれらの接続部のみであるため、壁120の裏面側のスペースが狭い浴室であっても支障なく設置することができる。
130…天井、140…カウンター、141…天板(洗面器置台)、142…支持材、
150…水栓器具、151…シャワー吐水口、152…シャワーセット、
153…シャワーホース接続部、154…シャワーホース、155…シャワーヘッド、
160…給水配管、170…給湯配管、
2…軟水化装置、210…本体、220…イオン交換樹脂、
230…入水管、231…上流入水接続部、232…下流入水接続部、233…導水管、240…吐水管、241…上流吐水接続部、242…下流吐水接続部、243…送水管、
250…再生水投入口、251…投入キャップ、
260…再生水排出口、261…排出キャップ、
270…受け具、280…ケースカバー、
281…前カバー、282…上カバー、283…底カバー、
3…減圧装置、410…再生水(塩水)、
420…容器(ペットボトル)、
5…浴槽、510…エプロン。
Claims (4)
- 洗い場床と壁と天井とカウンターと水栓器具を備えた浴室ユニット内に設置された軟水化装置において、
前記軟水化装置が、前記洗い場床より上方の前記壁の壁面に配置され、
前記水栓器具のシャワー吐水口と前記軟水化装置の入水部を通水可能とする入水管と、前記軟水化装置の吐水部とシャワーセットのシャワーホース接続部を通水可能とする吐水管と、が前記壁の浴室ユニット外に配管されていることを特徴とする浴室ユニット用軟水化装置の設置構造。 - 請求項1に記載の浴室ユニット用軟水化装置において、前記軟水化装置の上方に位置するようにカウンターが前記壁面に対し支持材を介し設置され、かつ、前記カウンターの天板が前記支持材を介し前記壁面に着脱可能とされたことを特徴とする浴室ユニット用軟水化装置の設置構造。
- 請求項1または請求項2に記載の浴室ユニット用軟水化装置において、再生水投入口が前記軟水化装置の上面に設けられ、再生水排出口が前記軟水化装置の側面下方に設けられていることを特徴とする浴室ユニット用軟水化装置の設置構造。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の浴室ユニット用軟水化装置において、前記軟水化装置の本体と入水管の流路間に、減圧装置が設けられたことを特徴とする浴室ユニット用軟水化装置の設置構造。
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JP2018140660A JP7203527B2 (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 浴室ユニット用軟水化装置の設置構造 |
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Citations (4)
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JP2003159590A (ja) | 2001-09-13 | 2003-06-03 | Hitachi Chem Co Ltd | 軟水化装置 |
JP2017018891A (ja) | 2015-07-10 | 2017-01-26 | 株式会社ハウステック | 軟水化装置および軟水化装置の再生方法 |
JP2018099396A (ja) | 2016-12-21 | 2018-06-28 | クリナップ株式会社 | 浴室用カウンター |
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