JP7203291B1 - 検査装置および検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
被検査物体が支持されている部分の剛性と被検査物体の損傷の大きさとを変化させたことによる固有振動数の変化を、あらかじめ記憶するデータ記憶部、
加振された被検査物体の振動応答を計測する測定部、並びに
データ記憶部に記憶された固有振動数と損傷が既知である被検査物体を計測して得られた第2の固有振動数とから算出した被検査物体の支持条件の変化による第1の確率分布、測定部で計測した振動応答から算出された被検査物体の第4の固有振動数、およびデータ記憶部に記憶された固有振動数の変化、に基づいて被検査物体が支持されている部分の剛性と被検査物体の損傷の大きさとを同時に推定する推定部、を備えたことを特徴とする。
被検査物体が支持されている部分の剛性と、表面から見えない損傷の大きさを同時に推定することができるため、支持されている部分の剛性が変化しても表面から見えない損傷の大きさを推定する精度を向上することができる。
図1は、実施の形態1に関わる検査装置の構成例を示すブロック図、図2は、実施の形態1に関わるき裂の検査装置と検査対象を示す模式図である。
図1に示す、き裂の検査装置20(以下、検査装置20と称す)は、検査対象1を加振する加振部30、加振した検査対象1の振動応答を計測する振動応答の測定部40、図2で示す検査対象1の支持部3の剛性を変化させた検査対象1の振動応答を記憶するデータ記憶部50、計測した振動応答から、検査対象1を支持している部分(以下支持部)3の剛性と、表面から見えない損傷である、き裂2の大きさを推定する推定部60、推定部60の推定結果を出力する推定結果出力部70から構成される。図3は検査対象1の支持部3の剛性を示す図である。図3において、検査対象1は、両端で図3に示す座標系のX、Y、Zの3軸を支持している。支持部3の剛性11~15は、バネの形で表現されている。支持構造は、バネ以外にもボルト固定、圧入などでも良い。
制御装置100内の検査装置の機能である、データ記憶部50および振動応答の測定部40の振動応答データの記憶は、メモリ302によって実現される。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリ、または、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)などである。
推定部60の固有振動数の算出部61、固有振動数の変化量算出部62について詳細に説明する。
図5は、検査対象1にき裂がある場合の振動モードを説明する図である。図5(a)に示すように、き裂2が検査対象1にある場合、固有振動数が変化する。図5(b)、図5(c)は、検査対象1に、き裂2が有る場合の振動モードの例を示す図である。図5(b)、図5(c)は、検査対象1を図5(a)の方向Aから見た図であり、これら図により、き裂2による振動モードの変化を説明する。図5(b)に示すように、き裂2により検査対象の剛性が部分的に変化し、剛性が変化した部分が大きく変形する振動モードでは、き裂2で固有振動数の変化が大きい。これに対し、図5(c)に示すように、剛性が変化した部分が変形しない振動モードでは、き裂2で固有振動数の変化が小さい。本実施の形態では、検査対象の複数の振動モードの中で、き裂2により固有振動数の変化が大きいモード(図5(b)で示すようなモード)を対象に説明する。
図1で示した推定部60の、支持部の剛性と損傷の大きさの推定部63について詳細に説明する。図9に推定手法のフロー図を示す。検査対象1が決まって実際に検査を行う前において、固有振動数の計算部53では、例えばき裂などの損傷がない(損傷の大きさがゼロ)等、き裂などの損傷状態が既知である検査対象1の支持条件を変化させて数値解析で固有振動数(第1の固有振動数と称す)を計算する。計算結果を保管部55に保管する。固有振動数の算出部61では、き裂などの損傷状態が既知である検査対象を加振部30により加振して、測定された振動応答から、固有振動数の算出部61で固有振動数(第2の固有振動数と称す)を算出する。第1の固有振動数と、第2の固有振動数とを、固有振動数の確率分布A算出部163に入力し、支持条件を確率分布Aとして求める。
検査時には、振動応答の測定部40で、検査対象1を加振して振動応答を測定する。測定した振動応答から、固有振動数の算出部61により、固有振動数を算出する(第4の固有振動数と称す)。上述の検査前に計測した第2の固有振動数と第4の固有振動数との差を固有振動数の変化量算出部62で算出する。この算出結果と、保管部55に保管されている第1の固有振動数と第3の固有振動数との差を固有振動数の確率分布B算出部171に入力する。固有振動数の確率分布B算出部171において、検査対象1のき裂2の大きさ、および支持条件の確率分布Bを求める。計算部173により、確率分布Aと確率分布Bの積を求める。求めた積の結果から、計算部174にて、確率分布を最大とするき裂の大きさ、および支持部の支持条件を求める。
検査前の固有振動数の計算部53、固有振動数の算出部61、固有振動数の確率分布A算出部163の具体的なデータの流れを説明する。図10は、固有振動数の確率分布A算出部163の計算フローを示す。図10に示すように、推定する支持条件の変化と、き裂2の大きさを、推定するパラメータXのベクトルとする。支持条件KA、KB、き裂2の大きさCとする。まず、き裂2の大きさCを0とし、推定するパラメータXpriorとする。ここで、支持条件KA、KBを変化させる範囲をそれぞれ決定する。図1で示した形状モデル生成部51で作成した形状モデルの、支持条件KA、KBを、固有振動数の計算部53により変化させ、第1の固有振動数fcal(Xprior)を求める。
検査時に算出した固有振動数の確率分布B算出のデータの流れを説明する。図11は測定した振動応答から算出した固有振動数の確率分布Bを算出する計算フローである。図11に示すように、固有振動数の計算部54では、推定するパラメータをXlikeliとして、ゼロでないき裂の大きさCも推定する。き裂の大きさC、支持条件KA、KBを変化させる範囲をそれぞれ決定する。形状モデル生成部51で作成した形状モデルで、き裂の大きさC、支持条件KA、KBを変化させた第3の固有振動数fcal(Xlikeli)を、検査前に求めておく。求めた第3の固有振動数fcal(Xlikeli)と、固有振動数の計算部53で計算した第1の固有振動数fcal(Xprior)との差Δfcal(Xlikeli)を求める。保管部55で、差Δfcal(Xlikeli)を保管する。
実施の形態1と異なる点のみを示す。本実施の形態の特徴は、実施の形態1に示す検査装置20で固有振動数を求める振動モードとして、検査対象1が表面から見えない損傷により大きく固有振動数が変化する振動モードを選定することにある。図13は、検査対象1が表面から見えない損傷により固有振動数の変化する振動モードを示すものである。図13では、図5で説明したように、検査対象1を方向Aから見た図で、き裂2による振動モードの変化を説明する。
本実施の形態は、検査装置20において、加振部30により加振する代わりに、検査対象1の運転中または運転と停止との間の振動応答を使用する。図15は、この際の運転中または起動と停止の間の加振周波数の変化を示す図である。図15の横軸は時間、縦軸は検査対象1に、起動、停止、または運転中に加わる加振力の周波数である。ここでは、例として検査対象1を回転機として説明する。回転機は停止している状態から起動し、運転中になるまでに回転数が増加する。その回転数の増加に伴い回転機に加わる加振力の周波数も増加する(図15中E)。運転中は周波数の変化はないか、あるいは小さく(図15中F)、停止する際には周波数が減少する(図15中G)。このように、加振周波数の変化で検査対象1を加振し、その際の振動応答を測定する。
図17は、本実施の形態の検査装置と検査対象を示す図である。実施の形態1では、制御装置100内に検査装置20が含まれていたが、検査装置20の機能の一部を制御装置から分けることにより、制御装置100の小型化を実現する。以下本構成について詳述する。なお、本実施の形態は、追って説明する実施の形態5、6、7にも適用できる。
図21は、実施の形態6に関わる検査装置とその検査装置による検査対象を示す模式図である。図21に示す加振部30は、発振器101、増幅器102、加振器104から構成され、制御装置100で制御される。振動応答の測定部40は、信号処理装置111、振動計112から構成され、加振部30と同様に制御装置100で制御される。
図22は、実施の形態7に関わる検査装置とその検査装置による検査対象を示す模式図である。図22に示す加振部30は、発振器101、増幅器102、加振器104から構成され、制御装置100で制御される。振動応答の測定部40は、信号処理装置111と振動計113から構成され、加振部30と同様に制御装置100で制御される。
図23は、実施の形態8に関わる検査装置とその検査装置による検査対象を示す模式図である。図19に示す加振部30は、発振器101、増幅器102、加振器104から構成され、制御装置100で制御される。振動応答の測定部40は、信号処理装置111と振動計113a、113bから成り、加振部30と同様に制御装置100で制御される。
したがって、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
Claims (17)
- 被検査物体が支持されている部分の剛性と前記被検査物体の損傷の大きさとを変化させたことによる固有振動数の変化を、あらかじめ記憶するデータ記憶部、
加振された前記被検査物体の振動応答を計測する測定部、並びに
前記データ記憶部に記憶された前記固有振動数と損傷が既知である前記被検査物体を計測して得られた第2の固有振動数とから算出した前記被検査物体の支持条件の変化による第1の確率分布、前記測定部で計測した振動応答から算出された前記被検査物体の第4の固有振動数、および前記データ記憶部に記憶された固有振動数の変化、に基づいて前記被検査物体が支持されている部分の剛性と前記被検査物体の損傷の大きさとを同時に推定する推定部、
を備えた検査装置。 - 前記第1の確率分布は、前記データ記憶部に記憶された前記被検査物体が支持されている部分の剛性を変化させて算出した第1の固有振動数と、前記第2の固有振動数とから算出され、
前記推定部は、前記データ記憶部に記憶された損傷と剛性とを変化させた第3の固有振動数の前記第1の固有振動数からの変化と、検査時の被検査物体の前記第4の固有振動数の前記第2の固有振動数からの変化から、損傷と剛性との変化による第2の確率分布を算出し、前記第1の確率分布と前記第2の確率分布とを積算した第3の確率分布が最大となる損傷の大きさを、推定した損傷の大きさとすることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。 - 前記第1の固有振動数は、損傷の大きさがゼロの前記被検査物体が支持されている部分の剛性を変化させて算出したものであり、
前記第3の固有振動数は、ゼロでない大きさの損傷と剛性とを変化させたものであることを特徴とする請求項2に記載の検査装置。 - 前記推定部において、前記第3の確率分布をベイズ推定を用いることにより最大にすることを特徴とする請求項2または3に記載の検査装置。
- 前記第2の固有振動数から前記第4の固有振動数への変化が、あらかじめ定められた値よりも大きい振動モードを選定する選定部を有し、前記選定部で選定した振動モードにより、検査を行うことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記被検査物体の動作時の振動により前記被検査物体を加振することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記測定部からあらかじめ定められた距離を隔てて前記推定部が配置され、前記測定部で計測した振動応答を前記推定部に伝送する伝送部を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の検査装置。
- 被検査物体が支持されている部分の剛性と前記被検査物体の損傷の大きさとを変化させたことによる固有振動数の変化を、あらかじめ記憶するデータ記憶部、
加振された前記被検査物体の振動応答を計測する測定部、
前記測定部で計測した振動応答から算出された前記被検査物体の固有振動数と損傷状態が既知である前記被検査物体を計測して得られた固有振動数との間の固有振動数の変化と、前記データ記憶部に記憶された固有振動数の変化と、に基づいて前記被検査物体が支持されている部分の剛性と前記被検査物体の損傷の大きさとを同時に推定する推定部、を備え、
前記推定部は、前記データ記憶部に記憶された損傷の大きさがゼロの前記被検査物体が支持されている部分の剛性を変化させ第1の固有振動数を算出し、前記データ記憶部に記憶されたゼロでない大きさの損傷と剛性とを変化させた第3の固有振動数を算出する固有振動数計算部と、検査前に計測された損傷状態が既知である前記被検査物体を加振して得られる第2の固有振動数を算出し、検査時の被検査物体を計測した振動応答から第4の固有振動数を算出する固有振動数算出部と、前記第4の固有振動数の前記第2の固有振動数からの変化を算出する固有振動数変化量算出部と、前記第1の固有振動数と前記第2の固有振動数とに基づいて前記被検査物体の支持条件の変化による確率分布を算出する第1の確率分布算出部と、前記固有振動数変化量算出部の出力と、前記第1の固有振動数と前記第3の固有振動数との差に基づいて損傷および支持条件の変化による確率分布を算出する第2の確率分布算出部と、前記第1の確率分布算出部の出力と前記第2の確率分布算出部の出力とを積算する積算部とを有し、前記積算部の出力が最大となる損傷の大きさを、推定した損傷の大きさとすることを特徴とする検査装置。 - 前記推定部のうち、前記固有振動数算出部と前記固有振動数変化量算出部とは、前記推定部からあらかじめ定められた距離を隔てて前記測定部とともに配置され、伝送部を備えることにより、前記推定部と信号の伝送を行うことを特徴とする請求項8に記載の検査装置。
- 前記被検査物体の加振を電磁誘導による加振器で行うことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記測定部にレーザードップラー振動計を備えたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記レーザードップラー振動計を複数備え、前記被検査物体の変位を複数個所一度に計測することを特徴とする請求項11に記載の検査装置。
- 被検査物体が支持されている部分の剛性と前記被検査物体の損傷の大きさとを変化させたことによる固有振動数の変化を、あらかじめ記憶する第1のステップ、
加振された前記被検査物体の振動応答を計測する第2のステップ、並びに
記憶された前記固有振動数と損傷が既知である前記被検査物体を計測して得られた第2の固有振動数とから算出した前記被検査物体の支持条件の変化による第1の確率分布、前記第2のステップで計測した振動応答から算出された前記被検査物体の第4の固有振動数、および前記第1のステップで記憶された固有振動数の変化、に基づいて前記被検査物体が支持されている部分の剛性と前記被検査物体の損傷の大きさとを同時に推定する第3のステップ、
を有する検査方法。 - 前記第1の確率分布は、記憶された前記被検査物体が支持されている部分の剛性を変化させて算出した第1の固有振動数と、前記第2の固有振動数とから算出され、
前記第3のステップは、前記第1のステップで記憶された損傷と剛性とを変化させた第3の固有振動数の前記第1の固有振動数からの変化と、検査時の被検査物体の前記第4の固有振動数の前記第2の固有振動数からの変化から、損傷と剛性との変化による第2の確率分布を算出し、前記第1の確率分布と前記第2の確率分布とを積算した第3の確率分布が最大となる損傷の大きさを、推定した損傷の大きさとすることを特徴とする請求項13に記載の検査方法。 - 前記第3の確率分布をベイズ推定を用いることにより最大にすることを特徴とする請求項14に記載の検査方法。
- 前記第2の固有振動数から前記第4の固有振動数への変化が、あらかじめ定められた値よりも大きい振動モードを選定し、選定した振動モードにより、検査を行うことを特徴とする請求項14または15に記載の検査方法。
- 前記被検査物体の動作時の振動により前記被検査物体を加振することを特徴とする請求項13から16のいずれか1項に記載の検査方法。
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