JP7200601B2 - 在庫管理装置、及び、プログラム - Google Patents

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本発明は、対象物の在庫を管理する手法に関する。
書店や図書館においては、ジャンル毎に書籍を配置する書棚などが決められており、書籍の在庫が正しい場所に配置されるように管理する必要がある。特に図書館では、利用者が閲覧した書籍を元の場所に戻さず、本来の定位置とは異なる書棚などに返却してしまうことがある。よって、全ての書籍が定位置の書棚に配置されているか否かをチェックする必要があるが、これを毎日職員が行うこととなると職員の負担が大きい。このため、書籍にICタグなどを付し、各書籍の有無や現在位置などを検出する手法が提案されている。例えば、特許文献1は、店舗などの各商品に無線標識タグを付しておき、これを受信ユニットで検出することにより商品の有無及び存在位置を把握する手法を記載している。なお、特許文献2は、書棚に陳列された書籍の背表紙画像に基づいて書籍の在庫を確認する手法を記載している。
特開2003-185730号公報 特開2015-32137号公報
しかし、金属製書架の近傍にある書籍や金属箔製の表紙カバーがかけられた書籍などは、電波の減衰により応答性能が不安定になり、ICタグの読取不良が生じる場合がある。
本発明は、ICタグなどの電子タグによる読取不良を検出し、対象物の在庫を正確に管理する手法を提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点では、在庫管理装置は、棚に配置された対象物の各々に付与された電子タグから読み取られた前記対象物の識別情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物のうち、読み取りを実行できた対象物の数を検出する第1検出手段と、前記棚の撮影画像を取得し、当該撮影画像の画像解析を行うことにより、前記棚に配置されている対象物のうち、画像解析により検出できた対象物の数を検出する第2検出手段と、前記第1検出手段により得られた対象物の数と、前記第2検出手段により得られた対象物の数が異なった場合、読取不良を示す読取不良データを出力する読取不良検出手段と、を備え、前記第2検出手段は、前記対象物の外面に示されている文字情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物の識別情報を取得し、前記読取不良検出手段は、前記第2検出手段により検出された対象物の識別情報と、前記第1検出手段により検出された対象物の識別情報とに基づいて、読取不良となった対象物を特定する
上記の在庫管理装置は、棚に配置された対象物の各々に付与された電子タグから読み取られた対象物の識別情報に基づいて、第1検出手段により、棚に配置されている対象物のうち、読み取りを実行できた対象物の数を検出する。また、第2検出手段により、棚の撮影画像を取得し、当該撮影画像の画像解析を行うことにより、棚に配置されている対象物のうち、画像解析により検出できた対象物の数を検出する。そして、読取不良検出手段により、第1検出手段により得られた対象物の数と、第2検出手段により得られた対象物の数とが異なった場合、読取不良が生じたことを示す読取不良データを出力する。これにより、電子タグの読取不良を検出することができる。また、第2検出手段は、対象物の外面に示されている文字情報に基づいて、棚に配置されている対象物の識別情報を取得し、読取不良検出手段は、第2検出手段により検出された対象物の識別情報と、第1検出手段により検出された対象物の識別情報とに基づいて、読取不良となった対象物を特定する。よって、読取不良となった対象物の数のみならず、どの対象物が読取不良になったかを検出することができる。
上記の在庫管理装置の一態様では、前記読取不良検出手段は、前記第2検出手段により検出された対象物の数から、前記第1検出手段により検出された対象物の数を減算して得た数を前記読取不良データとして出力する。他の一態様では、前記読取不良検出手段は、読取不良が生じた棚の位置を示す情報を、前記読取不良データとして出力する。
上記の在庫管理装置の他の一態様では、前記棚は複数のエリアを含み、前記読取不良検出手段は、前記エリア毎に前記読取不良データを出力する。この態様では、例えば書棚の1段目、2段目など、より小さいエリアの単位で読取不良を検出することができる。
本発明の他の観点では、棚に配置された対象物の各々に付与された電子タグから、前記対象物の識別情報を読み取る読取装置と、上記の記載の在庫管理装置と、を備える在庫管理システムを構成することができる。
本発明のさらに他の観点では、棚を撮影する撮影装置と、上記の在庫管理装置とを自走式ロボットに搭載することができる。
本発明のさらに他の観点では、コンピュータを備える在庫管理装置により実行されるプログラムは、棚に配置された対象物の各々に付与された電子タグから読み取られた前記対象物の識別情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物のうち、読み取りを実行できた対象物の数を検出する第1検出手段、前記棚の撮影画像を取得し、当該撮影画像の画像解析を行うことにより、前記棚に配置されている対象物のうち、画像解析により検出できた対象物の数を検出する第2検出手段、前記第1検出手段により得られた対象物の数と、前記第2検出手段により得られた対象物の数が異なった場合、読取不良を示す読取不良データを出力する読取不良検出手段、として前記コンピュータを機能させ、前記第2検出手段は、前記対象物の外面に示されている文字情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物の識別情報を取得し、前記読取不良検出手段は、前記第2検出手段により検出された対象物の識別情報と、前記第1検出手段により検出された対象物の識別情報とに基づいて、読取不良となった対象物を特定する。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の在庫管理装置を実現することができる。
実施形態に係る在庫管理システムの構成を示すブロック図である。 自走式ロボットの外観を示す。 館内マップ作成処理のフローチャートである。 館内マップの例を示す。 書棚及び書籍の配置例を示す。 書籍位置データの例を示す。 エリア定義データ及びマスタデータの例を示す。 走行ルート作成処理のフローチャートである。 在庫確認処理のフローチャートである。 ロボット位置データ及びRFID読取データの例を示す。 在庫位置データ及び在庫エリアデータの例を示す。 最新在庫データの例を示す。 読取不良検出処理のフローチャートである。 読取不良データの例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係る在庫管理システムの構成を示す。実施形態にかかる在庫管理システム1は、図書館における書籍の管理に利用される。図書館に収容されている書籍5には、書籍の識別情報である書籍IDを記憶したRFタグ5xが付されている。書籍5は、図書館内の複数の書棚にジャンル毎に分類されて配置されている。なお、書籍5は本発明における対象物の一例であり、RFタグ5xは本発明の電子タグの一例である。
在庫管理システム1は、自走式ロボット(以下、単に「ロボット」と呼ぶ。)10と、在庫管理装置20とを備える。ロボット10は、予め設定された走行ルートに従って図書館内の各書棚の近傍を走行し、書棚に配置されている書籍5のRFタグ5xから書籍IDを読み取って在庫管理装置20へ無線送信する。また、ロボット10は、カメラ16により書籍5が配置されている書棚を撮影し、撮影画像データを在庫管理装置20へ無線送信する。在庫管理装置20は、ロボット10から受信したデータに基づいて書籍の在庫を管理する。また、在庫管理装置20は、蔵書管理システム30に接続されている。蔵書管理システム30は、図書館における書籍の情報を管理するシステムであり、図書館内の蔵書に関するマスタデータを記憶している。
[ロボットの構成]
ロボット10は、制御部11と、駆動装置12と、周辺検知センサ13と、RFIDリーダ14と、RFID読取アンテナ15と、カメラ16とを備える。駆動装置12は、ロボット10を走行させるための装置であり、バッテリ、タイヤの駆動機構、方位センサなどを含む。駆動装置12は、車輪の回転数を検出することにより移動距離を算出し、方位センサによりロボットの方向を検出して、それらの情報を制御部11へ供給する。なお、駆動装置12は、例えば撮影画像に基づいて空間を認識する方法や、図書館内の各所に位置情報を含む二次元コードやバーコードを設けておき、これを読み取る方法など、他の方法によりロボット10の位置を検出できる情報を供給してもよい。周辺検知センサ13は、赤外線、超音波、レーダーなどにより、ロボット10の周辺の障害物の有無、障害物との距離などを検出し、制御部11へ供給する。
制御部11は、駆動装置12から供給された情報に基づき、所定の時間間隔でロボット10の位置(以下、「自己位置」とも呼ぶ。)を検出する。そして、制御部11は、時刻と、その時刻における自己位置とを含むロボット位置データを在庫管理装置20へ送信する。また、制御部11は、必要に応じて、駆動装置12により検出される移動距離や周辺検知センサ13により検出される障害物との距離なども在庫管理装置20へ送信する。
RFIDリーダ14は、複数のRFID読取アンテナ15に接続されている。各RFID読取アンテナ15は、書籍5に付されたRFタグ5xと通信して受信信号をRFIDリーダ14へ供給する。RFIDリーダ14は、RFID読取アンテナ15から供給される受信信号から書籍IDを抽出し、RFID読取データとして在庫管理装置20へ送信する。
カメラ16は、書籍5が配置された書棚を撮影し、撮影画像データを在庫管理装置20へ送信する。カメラ16は、その画角や書棚との距離などに応じて、1枚又は複数の静止画を撮影して在庫管理装置20へ送信する。例えば、書棚が比較的小さく、カメラ16の1枚の静止画の範囲に入る場合には、カメラ16は書棚全体を撮影した1枚の静止画を撮影画像として在庫管理装置20へ送信する。一方、書棚が大きい場合には、カメラ16は書棚全体をカバーするように複数の静止画を撮影して撮影画像データとして在庫管理装置20へ送信する。この場合、在庫管理装置20は、複数の静止画を合成して書棚全体を含む1枚の静止画を作成する。もしくは、カメラ16はパノラマ撮影又は動画撮影により書棚全体を撮影し、その撮影画像データを在庫管理装置20へ送信しても良い。
図2は、ロボット10の外観を示す。なお、図2は、ロボット10を横から見た側面図である。ロボット10は、ベース部17と、キャリア部18とを備える。ベース部17の内部には制御部11や駆動装置12が内蔵されており、ベース部17の外部には周辺検知センサ13が設けられている。キャリア部18は、RFID読取アンテナ15及びカメラ16を保持する筐体であり、複数のRFID読取アンテナ15及びカメラ16が取り付けられる。図2の例では、3つのRFID読取アンテナ15が上下方向に並んで設けられており、それぞれが書棚の上段、中段、下段に配置された書籍5から書籍IDを読み取るようになっている。なお、RFID読取アンテナ15の数や取付位置は、書棚の高さやRFIDアンテナ15の受信範囲などに応じて決定される。また、図2の例では、RFID読取アンテナ15に挟まれるように2つのカメラ16が設けられている。カメラ16の数や取付位置は、書棚の高さやカメラ16の画角(撮影可能範囲)などに応じて決定される。このように、ロボット10にRFID読取アンテナ15とカメラ16を設ければ、ロボット10の走行により、RFタグ5xの読み取りと、書棚の撮影とを同時に行うことができる。よって、書籍5の検出誤差を小さくすることができるとともに、書棚の撮影のために複数の場所にカメラを設置する必要も無くなる。
[在庫管理装置]
在庫管理装置20は、ロボット位置制御部21と、RFID処理部22と、在庫データ作成部23と、検索処理部24と、ディスプレイ25と、画像処理部26と、読取不良検出部27とを備える。在庫管理装置20の動作の概要を説明すると、まず、ロボット位置制御部21は、館内マップを作成し、ロボット10の走行ルートを設定する。次に、書籍の在庫を確認する際には、ロボット位置制御部21は走行ルートに従ってロボット10を走行させる。ロボット10からは、ロボット位置データがロボット位置制御部21を通じて在庫データ作成部23へ送信され、RFID読取データがRFID処理部22を通じて在庫データ作成部23へ供給される。
在庫データ作成部23は、ロボット位置データとRFID読取データとに基づいて、書籍の位置を示す在庫位置データを生成する。次に、在庫データ作成部23は、書棚位置データとエリア定義データを参照して、在庫位置データから在庫エリアデータを作成して、検索処理部24と蔵書管理システム30へ送信する。さらに、在庫データ作成部23は、在庫エリアデータに基づいて最新在庫データを作成して検索処理部24へ供給する。検索処理部24は、書籍IDなどを指定した検索入力を受け取ると、最新在庫データを参照して書籍の場所を検索し、ディプレイ25に表示する。
加えて、画像処理部26は、カメラ16から受信した書棚の撮影画像データに対して画像解析を行って個々の書籍5を抽出し、書棚に配置されている書籍5の数を生成する。読取不良検出部27は、検出されたRFタグ5xの数に基づいて算出された書籍数をRFID処理部22から取得するとともに、撮影画像に基づいて算出された書籍数を画像処理部26から取得し、両者を比較することにより読取不良を検出する。具体的に、読取不良検出部27は、撮影画像に基づく書籍数から、RFタグ5xに基づく書籍数を減算することにより、RFID読取アンテナ15及びRFIDリーダ14により正しく検出できなかった書籍数を読取不良として検出する。検出された読取不良の情報は、ディスプレイ25に表示される。
上記の構成において、カメラ16は本発明の読取装置の一例であり、RFID処理部22は本発明の第1検出手段及び取得手段の一例であり、画像処理部26は本発明の第2検出手段の一例であり、読取不良検出部27は本発明の読取不良検出手段の一例である。
以下、在庫管理装置20について詳しく説明する。
(館内マップ)
ロボット位置制御部21は、まず、ロボット10を走行させて図書館の館内マップを作成する。図3は、館内マップ作成処理のフローチャートである。この処理は、主として、ロボット位置制御部21により行われる。
まず、作業者がロボット10を誘導して館内の全ての領域を走行させる(ステップS10)。具体的には、作業者は、館内の全ての書棚の近傍を走行するようにロボットを誘導する。ロボット10は、走行中に、周辺検知センサ13により周囲の障害物などを検出し、所定時間毎に、その時の時刻と、ロボット10の自己位置と、自己位置から障害物までの距離と、を含むデータを生成してロボット位置制御部21へ送信する(ステップS11)。
ロボット位置制御部21は、ロボット10が館内の全ての領域を走行して作成したデータを受信し、これに基づいて館内マップを作成し、保存する(ステップS12)。具体的には、ロボット位置制御部21は、ロボット10が検出した自己位置と障害物との距離に基づいて、各障害物の位置及びサイズを推定する。なお、本実施形態では、障害物は主として書棚となる。また、ロボット位置制御部21は、各時刻におけるロボットの自己位置と、そのときの障害物との距離に基づいて、障害物が無い領域、即ち、書棚の間の通路領域を推定する。こうして、書棚がある領域と、通路領域とを含む館内マップが作成される。ロボット位置制御部21は、作成された館内マップを保存する。図4は館内マップの一例を示す。この例では、図書館のフロアに合計12個の書棚61が配置されており、書棚61以外の領域が通路となっている。
(書棚における書籍の配置)
図5は、館内における書棚と書籍の配置例を示す。なお、説明の便宜上、図5に示す書棚は、図4に示す複数の書棚61のうちの一部に対応するものとする。この例では、館内のフロアに対応するXY座標系を規定し、各書棚に対応する書棚エリアをXY座標で示す。いま、各書棚をX軸方向の記号A~FとY軸方向の番号I~IIIの組合せで表すものとする。例えば、図5の左上の書棚をA-I棚と呼び、右下の棚をF-III棚と呼ぶ。図5において、各書棚にはその書棚に配置された書籍の書籍IDが示されている。例えば、A-I棚には、書籍IDが「101」~「109」の書籍が配置されている。
図5に示すように、各書棚には、その書棚を含む書棚エリアが規定される。書棚エリアは、ロボット10により書籍IDが読み取られるエリアを示す。例えば、図5に示すB-I棚を含む書棚エリアを走行している間、ロボット10はB-I棚の書籍から書籍IDを読み取ることができる。
図6(A)は、各書棚の書棚エリアの位置を示す書棚位置データの例である。図6(B)に示すように、ある書棚を含む書棚エリア(破線で示す)の左上点を(X,Y)で示し、右下点を(X,Y)で示すこととすると、図5に示す各書棚エリアは図6(A)に示す書棚位置データにより規定される。例えば、図5に示すA-I棚の書棚エリアは、左上点(0,3)と右下点(3,11)により規定され、B-II棚の書棚エリアは、左上点(4,13)と右下点(9,21)により規定される。
各書棚は、書籍のジャンル毎に分類されており、各書籍はジャンル毎に予め規定された書棚エリアに配置される。図7(A)は、書棚エリア毎のエリア名(ジャンル)を規定するエリア定義データの例を示す。この例では、棚番号A-I~A-IIIの書籍エリアは「法律」のエリアであり、棚番号B-I~B-IIIの書籍エリアは「科学」のエリアである。よって、法律の書籍が配置されるべき書棚エリア(即ち、法律の書籍の定位置)は、棚番号A-I~A-IIIの書棚エリアということになる。このように、各書棚エリアは、館内のフロアに対して設定されたXY座標系の位置により規定されており、かつ、書棚エリア毎にエリア名(ジャンル)が規定されている。
図7(B)は、蔵書管理システム30に記憶されているマスタデータの例を示す。マスタデータは、各エリアに配置されるべき書籍の書籍IDを示すデータであり、書籍の定位置をエリア毎に示すデータということができる。図7(B)の例では、法律のエリアに書籍IDが「100」~「200」の書籍が配置され、科学のエリアには書籍IDが「201」~「500」の書籍が配置されることが示されている。
(走行ルート)
館内マップが作成された後、ロボット位置制御部21は、ロボット10の走行ルートを作成する。図8は、走行ルート作成処理のフローチャートである。まず、ロボット位置制御部21は、館内マップ60において全ての書棚エリアを通過するように走行ルートを設定する(ステップS13)。なお、具体的には、走行ルートは、直進区間と、方向転換地点との組合せにより規定される。例えば、走行ルートは、地点1(X,Y)から地点2(X,Y)まで直進し、地点2(X,Y)で左へ90°曲がり、地点2(X,Y)から地点3(X,Y)まで直進し、..という具合に設定される。
次に、ロボット位置制御部21は、読取の例外区間を設定するか否かを判定する(ステップS14)。読取の例外区間とは、例えば書棚が配置されていない区間や書籍が配置されていない書棚の区間、または走行中のロボットが充電のため、充電位置に戻る間など書籍IDを読み取る必要が無い区間をいう。読取の例外区間を設定するか否かは、館内の棚や書籍の配置状況に応じて作業者により決定される。
例外区間を設定しない場合(ステップS14:No)、ロボット位置制御部21は、走行ルートを確定する(ステップS16)。一方、例外区間を設定する場合(ステップS14:Yes)、ロボット位置制御部21は、作業者により指定された区間を例外区間に設定し(ステップS15)、走行ルートを確定する(ステップS16)。こうして、書籍の在庫を確認するためにロボット10を走行させる走行ルートが作成される。
図4は、設定された走行ルートの一例を示す。図4においては、実線及び破線によりロボット10の走行ルートが示されている。なお、実線は往路を示し、破線は復路を示す。ロボット10は、出発点62から実線の走行ルートに従って走行し、さらに破線の走行ルートに従って走行して出発点62に戻る。走行ルートは、全ての書棚61の近傍を通過するように設定されており、ロボット10を走行ルートに沿って走行させることにより、全ての書棚61に配置されている書籍5の書籍IDを読み取ることができる。出発点は例えば充電位置であり、走行ルートに従って走行した後に充電位置に戻った際に位置の誤差を修正するような補正を行っても良い。
(在庫確認処理)
次に、在庫管理装置20は、作成された走行ルートに従ってロボット10を走行させ、館内における書籍の在庫を確認する。この処理を在庫確認処理と呼ぶ。在庫確認処理は、例えば図書館の閉館後に毎日1回実施される。図9は、在庫確認処理のフローチャートである。
まず、ロボット位置制御部21は、作成された走行ルートをロボット10の制御部11に送り、走行ルートをロボット10に設定する(ステップS20)。また、RFID処理部22は、ロボット10のRFIDリーダ14を起動し、RFタグの読み取りを開始させるとともに、カメラ16により撮影を開始させる(ステップS21)。そして、ロボット位置制御部21は、ロボット10に自己位置を取得させつつ、ロボット10を走行ルートに従って走行させる(ステップS22)。ロボット10の走行中、RFID読取アンテナ15はRFタグの読取を行い、カメラ16は書棚の撮影を行う。なお、各書棚の位置は既知であるので、書棚以外の無駄な撮影を行わないようにするため、ロボット10が各書棚に対する所定の撮影位置に来たときにカメラ16による撮影を行うようにカメラ16を制御することが好ましい。
ロボット10が走行ルートの走行を完了すると、ロボット10の制御部11はロボット位置データをロボット位置制御部21に送信する(ステップS23)。図10(A)は、ロボット位置データの例を示す。ロボット位置データは、所定時間毎の時刻と、その時刻におけるロボット10の自己位置(X座標、Y座標)とを含むデータである。ロボット位置制御部21は、ロボット位置データを在庫データ作成部23に供給する。
また、ロボット10の制御部11は、設定された走行ルートに、読取の例外区間が設定されているか否かを判定する(ステップ24)。例外区間が設定されていない場合(ステップS24:No)、ロボット10のRFIDリーダ14は走行ルート全体のRFID読取データをRFID処理部22へ送信し、カメラ16は走行ルート全体で生成した撮影画像データを画像処理部26へ送信する(ステップS25)。一方、例外区間が設定されている場合(ステップS24:Yes)、RFIDリーダ14は例外区間以外の区間のRFID読取データをRFID処理部22へ送信し、カメラ16は例外区間以外の区間で生成した撮影画像データを画像処理部26へ送信する(ステップS26)。
図10(B)は、RFID読取データの例を示す。RFID読取データは、所定時間毎の時刻と、その時刻においてRFIDリーダ14が読み取った書籍IDと、受信信号強度(RSSI:Received Signal Sterngth Indication)とを含む。なお、RFID読取データにおいて、同一時刻に読み取られている複数の書籍IDは、同じ書棚の書籍5から読み取られていると推測される。RFID処理部22は、RFID読取データを在庫データ作成部23へ供給する。
在庫データ作成部23は、ロボット位置データとRFID読取データに基づいて、在庫位置データを作成する(ステップS27)。図11(A)は、在庫位置データの例を示す。在庫位置データは、走行中に各書籍が検出された時刻と位置を示す。即ち、在庫位置データは、ロボット位置データとRFID読取データに含まれる時刻により、ロボット10の位置と、読み取られた書籍IDとを対応付けて得られるデータである。
次に、在庫データ作成部23は、図6(A)に示す書棚位置データ及び図7(A)に示すエリア定義データを参照して、在庫位置データ中の位置(XY座標)をエリアに変換し、在庫エリアデータを作成する(ステップS28)。図11(B)は、在庫エリアデータの例を示す。在庫エリアデータは、各書籍の書籍IDが読み取られた時刻と、エリアと、書籍IDとを対応付けたデータである。在庫エリアデータは、ロボット10により各書籍IDの書籍がどのエリアで検出されたかを示している。
さらに、在庫データ作成部23は、在庫エリアデータにおける時刻の情報を削除し、書籍IDをエリア毎に分類して最新在庫データを作成する(ステップS29)。図12は、最新在庫データの例を示す。最新在庫データは、在庫確認処理により確認された書籍の在庫を示すデータであり、現在時点で各エリアに存在する書籍の書籍IDを示すものである。最新在庫データを、図7(B)に示すマスタデータと比較することにより、誤ったエリアに配置されている書籍を特定することができる。例えば、図12の例では、正しくは「科学」のエリアにあるべき書籍ID「252」の書籍が「法律」のエリアにあり、正しくは「法律」のエリアにあるべき書籍ID「009」の書籍が「科学」のエリアにあることがわかる。在庫データ作成部23は、最新在庫データを検索処理部24に供給する。
次に、読取不良検出部27は、読取不良検出処理を行う(ステップS30)。図13は、読取不良検出処理のフローチャートである。読取不良検出処理は、RFID読取リーダ15により正しく検出できなかった書籍数を検出する処理である。まず、読取不良検出部27は、図10(B)に例示するRFID読取データをRFID処理部22から取得し、それに含まれる書籍IDの数を数えることにより、RFタグに基づく書籍数を算出する(ステップS31)。
次に、読取不良検出部27は、撮影画像データの画像解析により得られた書籍数を取得する(ステップS32)。具体的には、画像処理部26は、カメラ16から受信した書棚の撮影画像データに対して、まず輪郭抽出処理を施して書棚及び書籍の輪郭を抽出する。次に、画像処理部26は、輪郭抽出処理で得られた画像に対して幾何学形状パターンマッチングを行って、一冊毎の書籍の形状を抽出して書籍数を算出する。読取不良検出部27は、この書籍数を画像処理部26から受け取る。なお、ステップS31とS32の順序は逆でもよい。
そして、読取不良検出部27は、RFタグに基づく書籍数と、撮影画像に基づく書籍数とを比較して読取不良データを生成し、ディスプレイ25に表示する(ステップS25)。具体的には、読取不良検出部27は、撮影画像に基づく書籍数から、RFタグに基づく書籍数を減算することにより、撮影画像には写っているが、RFタグが検出されなかった書籍の数を算出し、読取不良データを生成する。
図14は、読取不良データの表示例を示す。図示のように、読取不良データは、書棚の棚番号毎に、RFタグに基づく書籍数と、撮影画像に基づく書籍数と、読取不良数とを示す。これにより、管理者は、各書棚において発生した読取不良の数を知ることができる。よって、読取不良が発生した書棚について、RFタグの再読取を行ったり、電波環境を改善するための対策を施したりすることができる。なお、RFタグの再読取を行った場合には、再読取により得られたRFID読取データに基づいてステップS27~S29の処理が実行されて最新在庫データが作成される。
図14の例では、読取不良データとして、読取不良が生じた書籍の棚番号と、RFタグに基づく書籍数と、撮影画像に基づく書籍数と、読取不良数とを出力しているが、その代わりに、読取不良が生じた棚番号のみを読取不良データとして出力することとしても良い。
[変形例]
(変形例1)
上記の実施形態では、書棚の単位で読取不良を検出しているが、RFIDを用いて、書棚よりも小さいエリア(例えば、各書棚の1段目、2段目など。以下、「小エリア」と呼ぶ。)での検出が可能な場合には、その単位で読取不良を検出することができる。この場合、小エリアを検出する方法としては、例えば1つの小エリア(書棚の1段)の形状を有する筒状のカバーをRFID読取アンテナ15に取り付け、読取電波が隣接する小エリアに届かないようにして、その小エリア内のみでRFID読取を行うようにする方法が考えられる。なお、この場合、撮影画像に基づく書籍数は、撮影画像の画像解析により、各小エリアに属する書籍数を取得すればよい。
(変形例2)
上記の実施形態では、カメラ16をロボット10に搭載し、ロボット10の走行に伴って書棚の撮影を行っているが、これは一例であり、必ずしもカメラ16をロボット10に搭載する必要は無い。例えば、ロボット10とは別に固定式又は移動式のカメラを用意し、書棚の撮影を行って撮影画像データを生成しても良い。但し、ロボット10の走行によりRFタグの読取を実施したのと同じ状況下でカメラによる書棚の撮影を行う必要があるので、ロボット10の走行の直前や直後にカメラによる書棚の撮影を行うことが好ましい。
(変形例3)
上記の読取不良検出処理では、RFIDの読み取りに失敗した書籍数のみを検出しているが、撮影画像データに基づいて個々の書籍を識別することにより、読み取りに失敗した書籍を特定することとしてもよい。この場合、画像処理部26は、撮影画像データの画像解析において、撮影画像における個々の書籍の部分を抽出した後、文字認識などにより書籍の背表紙に記載されている書籍のタイトル、作者名などを抽出して読取不良検出部27へ供給する。読取不良検出部27は、蔵書管理システム30に記憶されているマスタデータなどを参照し、書籍のタイトルや作者名などに基づいて撮影画像に含まれる書籍を特定し、その書籍IDを取得する。そして、RFタグから取得した書籍IDと、撮影画像から取得した書籍IDとを比較することにより、RFタグの読み取りに失敗した書籍の書籍IDを得ることができる。こうすれば、RFIDの読み取りに失敗した個々の書籍を特定することができる。
(変形例4)
図9に示す在庫管理処理では、RFID読取データに基づいてステップS27~S29により最新在庫データを生成した後で読取不良検出処理を行っているが、その代わりに、ステップS27の前に読取不良検出処理を行っても良い。即ち、まず読取不良検出処理を行い、読取不良が検出された場合には、RFIDの再読み取りなどを行う。そして、全ての書籍のRFID読取データが得られた後で、ステップS27~S29の処理を行って最新在庫データを生成することとしてもよい。
1 在庫管理システム
5 書籍
5x RFタグ
10 自走式ロボット
14 RFIDリーダ
15 RFID読取アンテナ
16 カメラ
20 在庫管理装置
21 ロボット位置制御部
22 RFID処理部
23 在庫データ作成部
24 検索処理部
25 ディスプレイ
26 画像処理部
27 読取不良検出部
30 蔵書管理システム

Claims (7)

  1. 棚に配置された対象物の各々に付与された電子タグから読み取られた前記対象物の識別情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物のうち、読み取りを実行できた対象物の数を検出する第1検出手段と、
    前記棚の撮影画像を取得し、当該撮影画像の画像解析を行うことにより、前記棚に配置されている対象物のうち、画像解析により検出できた対象物の数を検出する第2検出手段と、
    前記第1検出手段により得られた対象物の数と、前記第2検出手段により得られた対象物の数が異なった場合、読取不良を示す読取不良データを出力する読取不良検出手段と、
    を備え、
    前記第2検出手段は、前記対象物の外面に示されている文字情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物の識別情報を取得し、
    前記読取不良検出手段は、前記第2検出手段により検出された対象物の識別情報と、前記第1検出手段により検出された対象物の識別情報とに基づいて、読取不良となった対象物を特定する在庫管理装置。
  2. 前記読取不良検出手段は、前記第2検出手段により検出された対象物の数から、前記第1検出手段により検出された対象物の数を減算して得た数を前記読取不良データとして出力する請求項1に記載の在庫管理装置。
  3. 前記読取不良検出手段は、読取不良が生じた棚の位置を示す情報を、前記読取不良データとして出力する請求項1又は2に記載の在庫管理装置。
  4. 前記棚は複数のエリアを含み、
    前記読取不良検出手段は、前記エリア毎に前記読取不良データを出力する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の在庫管理装置。
  5. 棚に配置された対象物の各々に付与された電子タグから、前記対象物の識別情報を読み取る読取装置と、
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の在庫管理装置と、
    を備える在庫管理システム。
  6. 前記棚を撮影する撮影装置と、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の在庫管理装置と、を備える自走式ロボット。
  7. コンピュータを備える在庫管理装置により実行されるプログラムであって、
    棚に配置された対象物の各々に付与された電子タグから読み取られた前記対象物の識別情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物のうち、読み取りを実行できた対象物の数を検出する第1検出手段、
    前記棚の撮影画像を取得し、当該撮影画像の画像解析を行うことにより、前記棚に配置されている対象物のうち、画像解析により検出できた対象物の数を検出する第2検出手段、
    前記第1検出手段により得られた対象物の数と、前記第2検出手段により得られた対象物の数が異なった場合、読取不良を示す読取不良データを出力する読取不良検出手段、
    として前記コンピュータを機能させ、
    前記第2検出手段は、前記対象物の外面に示されている文字情報に基づいて、前記棚に配置されている対象物の識別情報を取得し、
    前記読取不良検出手段は、前記第2検出手段により検出された対象物の識別情報と、前記第1検出手段により検出された対象物の識別情報とに基づいて、読取不良となった対象物を特定するプログラム。
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