JP7200589B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7200589B2
JP7200589B2 JP2018193714A JP2018193714A JP7200589B2 JP 7200589 B2 JP7200589 B2 JP 7200589B2 JP 2018193714 A JP2018193714 A JP 2018193714A JP 2018193714 A JP2018193714 A JP 2018193714A JP 7200589 B2 JP7200589 B2 JP 7200589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
design
result data
analysis result
layout
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018193714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020061716A (ja
Inventor
康成 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2018193714A priority Critical patent/JP7200589B2/ja
Publication of JP2020061716A publication Critical patent/JP2020061716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7200589B2 publication Critical patent/JP7200589B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
ポスター、チラシ、プレゼン資料、及びWebページ等の制作物(以下「デザイン制作物」という)のレイアウトや配色を自動的に行う技術が提案されている。例えば、特許文献1には、レイアウトを自動生成する編集装置において、自動配置される素材と固定位置に配置される素材を組み合わせて指定でき、そこで生成された複数のレイアウトのうち、有効な好ましいレイアウトのみを提示する事で、デザインや配色などに特別な知識を有しない使用者でも使いやすい編集装置が記載されている。特許文献1に記載の技術では、ユーザは、配置される素材を自動配置にするか固定配置にするかをユーザインターフェースにより指定する。
特許文献2には、印刷物の各ページにおけるコンテンツの概略レイアウトを自動生成する自動レイアウト生成装置として、予め準備された複数のグリッドパターンの中からいずれかを印刷物設定情報に基づいて抽出し、抽出されたグリッドパターンの割付ルールに従って各ページに含むべきコンテンツを配置し、概略レイアウトを生成することが記載されている。特許文献3には、印刷物など第1のメディアから、その素材を流用してインターネット配信用画面など第2のメディアを制作するための制作システムであり、手本となる頁を参照して特性の近い素材を自動的に探し出し、自動的にレイアウトするシステムが記載されている。特許文献3に記載のシステムは、素材の属性情報の各要素に重み付けを施し、素材同士の特性の違いを数値化することにより、比較対象の素材の中から最も近い素材を選び、さらに、手本のレイアウトを参照して配置する。
特開2008-147851号公報 特開2000-263872号公報 特開2009-230260号公報
本発明は、文書に配置されるデザイン要素のレイアウトの複数回にわたる変更や、文書のデザインの流用を行い易くすることを目的とする。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、デザイン要素を解析し、テキスト形式の解析結果データを生成する第1生成手段と、前記解析結果データに従って1又は複数のデザイン要素の配置態様を示すレイアウト情報を取得する取得手段と、前記取得されたレイアウト情報と前記生成された解析結果データとから、前記1又は複数のデザイン要素が前記レイアウト情報に従って配置された状態が視覚的に示されるレイアウト結果データを生成する第2生成手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に記載の構成において、前記デザイン要素の解析結果は、文字数、文字列の分類結果、代表色、画像の分類結果、及び画像のトリミングパターンを示す情報、の少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記第1生成手段は、前記デザイン要素の内容を示す実体データを前記解析結果データに含めることなく、該実体データを予め定められた記憶領域に記憶する、しないにかかわらず、該実体データの格納先を示すアドレスを該解析結果データに含めることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項3に記載の構成において、前記レイアウト結果データに含まれるアドレスを用いて前記デザイン要素の実体データを読み出し、読み出した実体データと前記生成されたレイアウト結果データとを用いて、1又は複数のデザイン要素が前記レイアウト情報に従って配置された文書を生成する第3生成手段を更に有することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、請求項1又は2に記載の構成において、前記第1生成手段は、前記デザイン要素の内容を示す実体データが飾り付のテキスト形式のデータであって、かつ該実体データのデータサイズが予め定められた閾値未満である場合、実体データを前記解析結果データに含める一方、該データサイズが該閾値以上である場合、実体データを前記解析結果データに含めないことを特徴とする。
本発明の請求項6に係るプログラムは、コンピュータに、デザイン要素を解析し、テキスト形式の解析結果データを生成するステップと、前記解析結果データに従って1又は複数のデザイン要素の配置態様を示すレイアウト情報を取得するステップと、前記取得されたレイアウト情報と前記生成された解析結果データとから、前記1又は複数のデザイン要素が前記レイアウト情報に従って配置された状態が視覚的に示されるレイアウト結果データを生成するステップとを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項1及び6に係る発明によれば、デザイン要素のレイアウトの複数回にわたる変更や、デザイン要素の流用を行い易い。
請求項2に係る発明によれば、デザイン要素のレイアウトの複数回にわたる変更や、デザイン要素の流用を行い易い。
請求項3に係る発明によれば、コンテンツの変更やデザインの流用を行う際の処理負荷が軽減する。
請求項4に係る発明によれば、文書に配置されるデザイン要素のレイアウトの複数回にわたる変更や、文書のデザインの流用を行い易い。
請求項5に係る発明によれば、デザイン要素の変更やデザインの流用を行う際の処理負荷が軽減する。
情報処理システム1の構成を例示するブロック図。 サーバ20の機能構成を例示するブロック図。 端末10のハードウェア構成を例示するブロック図。 サーバ20のハードウェア構成を例示するブロック図。 デザイン要素の外観を例示する図。 サーバ20が行う処理の流れを例示するフローチャート。 解析結果データを例示する図。 レイアウト情報の表すレイアウトを例示する図。 レイアウト結果データを例示する図。 レイアウト結果データの表す画像を例示する図。
1.構成
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を例示するブロック図である。情報処理システム1は、端末10及びサーバ20(情報処理装置の一例)を備える。端末10は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、又は店舗に設置された画像形成装置等の汎用的なコンピュータ装置である。端末10は通信回線2によりサーバ20に接続されている。通信回線2は、例えばインターネット、移動体通信網、電話回線、及びLAN(Local Area Network)などのうちの少なくとも1つを含む。サーバ20は、ポスター、チラシ、プレゼン資料、販促用印刷物、及びWebページ等のデザイン制作物のデザインを変更する機能を備える。図1に示す例では、1つの端末10が通信回線2に接続されているが、複数の端末10が通信回線2に接続されてもよい。
図2は、サーバ20の機能構成を例示するブロック図である。サーバ20は、第1生成手段21、取得手段22、第2生成手段23、及び第3生成手段24を有する。第1生成手段21は、複数のデザイン要素を解析し、テキスト形式の解析結果データを生成する。1つのデザイン要素に対して、1つの解析結果データが対応する。この実施形態において、デザイン要素は、文書(デザイン制作物や可読性を備えたテキストなど)に含まれる部品であり、例えば、画像、イラスト、テキスト、図形(グラフ等)等である。
取得手段22は、1又は複数のデザイン要素の配置態様を示すレイアウト情報を取得する。第2生成手段23は、取得手段22により取得されたレイアウト情報と、第1生成手段21により生成された解析結果データとから、1又は複数のデザイン要素がレイアウト情報に従って配置された状態が視覚的に示されるレイアウト結果データを生成する。レイアウト結果データはレイアウト情報の取得条件や解析結果データの反映から、1又は複数のレイアウトしたケースの情報を生成できるため、複数の場合にはそれらの文書をそれぞれ表示して1つを選択してもよい。以下では、1又は複数から1つを選択したケースを説明する。
第3生成手段24は、レイアウト結果データに含まれるアドレスを用いてデザイン要素の実体データを読み出し、読み出した実体データと、第2生成手段により生成されたレイアウト結果データとを用いて、1又は複数のデザイン要素がレイアウト情報に従って配置された文書を生成する。
図3は、端末10のハードウェア構成を例示するブロック図である。プロセッサ101は、端末10の他の要素を制御するプロセッサである。メモリ102は、プロセッサ101がプログラムを実行するためのワークエリアとして機能する記憶装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)を含む。記憶装置103は各種のプログラム及びデータを記憶する記憶装置であり、例えば、SSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)を含む。通信IF104は、予め定められた無線又は有線の通信規格(例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又はイーサネット(登録商標))に従って他の装置と通信を行う。UI部105は例えばタッチスクリーンとキーとを備える。UI部105は端末10に内蔵されていてもよく、また、外付けされて外部接続されるものであってもよい。
図4は、サーバ20のハードウェア構成を例示する図である。プロセッサ201は、サーバ20の他の要素を制御するプロセッサである。メモリ202は、プロセッサ201がプログラムを実行するためのワークエリアとして機能する記憶装置であり、例えばRAMを含む。記憶装置203は各種のプログラム及びデータを記憶する記憶装置であり、例えば、SSD又はHDDを含む。通信IF204は、予め定められた無線又は有線の通信規格(例えば、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又はイーサネット(登録商標))に従って他の装置と通信を行う。
この例で、メモリ202又は記憶装置203に記憶されているプログラムを、プロセッサ201が実行することにより、図2に示される機能が実装される。プログラムを実行しているプロセッサ201は、第1生成手段21、取得手段22、第2生成手段23、及び第3生成手段24の一例である。
2.動作
次いで、この実施形態の動作を説明する。以下では、デザイン要素のレイアウトを変更する動作を説明する。なお、変更後の文書のデータ形式が変更前の文書のデータ形式と異なっていてもよい。例えば、Webページである文書がPDF(Portable Document Format)形式のコンテンツに変更されてもよい。また、この変更は任意のデザイン要素を追加または削除してもよい。さらに、デザイン要素が決まっていれば、変更前の文書が存在しなくてもよい。
図5は文書の外観を例示する図である。この実施形態において、文書には、画像やテキスト等のデザイン要素が1又は複数含まれる。図5の例では、文書C1には、テキストのデザイン要素TXT11~TXT14、画像のデザイン要素IMG11~IMG12、及びイラストのデザイン要素IMG13~IMG14が含まれている。
処理対象となる文書は、サーバ20、端末10、又は他の外部サーバの記憶装置に記憶されている。ユーザは、端末10のUI部105を用いて、デザインを変更したいデザイン要素を指定する操作を行う。端末10のプロセッサ101は、UI部105から出力される情報に基づいて、指定されたデザイン要素を取得する。例えば、指定されたデザイン要素が外部サーバに格納されている場合、端末10は通信回線2を介してデザイン要素を受信し、受信したデザイン要素をサーバ20に送信する。指定されたデザイン要素が端末10に格納されている場合、デザイン要素は通信回線2を介して端末10からサーバ20に送信される。
図6はサーバ20が行う処理の流れを例示するフローチャートである。ステップS101において、サーバ20は、デザイン要素を解析し、テキスト形式の解析結果データを生成する。複数のデザイン要素に対しては、それぞれの解析結果データが得られる。この実施形態において、デザイン要素の特徴とは、デザイン要素がテキストである場合、例えば、文字数、文字の色、文字の強調の有無、フォントの種別、文字列の要約、言語、文字列の分類結果、又は文字の装飾の種別である。文字列の要約は文字列を言語解析することにより得られる情報である。文字列の分類結果は、文字列が解析されることにより文字列を複数のカテゴリに分類した結果(例えば、タイトル、国名、社名、氏名、所属部署、等)を示す。
デザイン要素が画像である場合、デザイン要素の特徴は、例えば、画素数、画像サイズ(縦横のサイズ、アスペクト比)、解像度、色彩解析の結果、画像をどの位置でトリミングするかのトリミングパターンを示すトリミング情報、又は画像の配色パターンである。トリミング情報は画像解析により得られる情報であり、例えばトリミングの位置を示す座標の組である。複数の位置に対応するトリミング情報が解析結果データに含まれていてもよい。デザイン要素がイラストである場合、デザイン要素の特徴は、例えば配色パターンである。デザイン要素が画像で、別のデザイン要素がテキストで有る場合には、その結合関係も解析結果として生成される。解析結果として、例えば、画像上にテキストが配置された場合や、商品画像を説明するテキスト(名称や特徴、仕様、価格など)のような関係性の分類結果が該当する。
デザイン要素の色彩解析は、例えば以下のようにして行われる。サーバ20は、デザイン要素に含まれている色情報を解析し、デザイン要素に含まれる色のなかから、1色の代表色を特定する。次に、複数のデザイン要素の組み合わせから利用頻度または面積比から各代表色の順位を特定する。この実施形態において、「代表色」とは、デザイン要素に含まれている色であって、デザイン要素の与える印象を特徴づける色を示す。色の組み合わせや各色の配分によりデザイン要素の印象は異なってくる。この実施形態では、サーバ20は、デザイン要素に含まれている色情報の面積を特定し、特定した面積の大きさが予め定められた条件を満たす色情報を代表色として特定する。
より具体的には、この実施形態では、サーバ20は、複数のデザイン要素に含まれる色(又はそれに近い色)の中から、面積の広い順に3色(基調色、2次色、アクセント色)を特定し、特定した3色を配色(3つの代表色)の組合せとする。これらの代表色は面積の広い順に順位付けされ、各代表色(例えばRGB値)が特定される。代表色は、例えば以下のようにして特定される。サーバ20は、画像データでは、この画像データについて予め定められた単位領域毎(例えば3cm×3cm毎)にRGB値の平均値を算出する。サーバ20は、算出された単位領域毎のRGB値の平均値を統計処理し、出現頻度を算出する。サーバ20は、その算出結果に従い、その画像データに含まれる色を面積の大きい順に3色選択し、選択した3色を配色の組合せとする。なお、複数の代表色や配色の組合せの特定方法と順位付けの方法はこれに限らず、他の方法であってもよい。デザイン要素の代表色の特定方法は、従来用いられている種々の方法が採用され得る。
また、解析結果データを生成する際、サーバ20は、各デザイン要素の実体データ自体はネットワークや記憶媒体などから入手できるならどこにあってもよいが、例えば、各デザイン要素の実体を表す実体データを予め定められた記憶領域に記憶するとともに、その記憶領域のアドレスを示す情報をその解析結果データに含める。この実施形態において、各デザイン要素の実体を表す実体データとは、画像の場合は画像そのものを表すデータであり、その画像の表示位置(座標)や表示サイズを含まないデータである。また、デザイン要素がテキストである場合、実体データは文字列を示すテキストデータであり、その文字列の表示位置(座標)、表示サイズ、フォント種別等を含まないデータである。すなわち、サーバ20は、各デザイン要素の内容を示す実体データを解析結果データに含めることなく、その実体データを予め定められた記憶領域に記憶するとともに、その実体データの格納先を示すアドレスを解析結果データに含める。
例えば、文書が図5に例示するものである場合、デザイン要素IMG11~デザイン要素IMG14のそれぞれの画像を表す画像データ(実体データ)が、文書のデータから切り出され、予め定められた記憶領域に記憶される。そして、デザイン要素IMG~デザイン要素IMG14のそれぞれの解析結果が記述されたテキストデータに、デザイン要素IMG~デザイン要素IMG14のそれぞれの画像データ(実体データ)の格納領域を示す情報が含められる。また、デザイン要素TXT11~デザイン要素TXT14についても、各デザイン要素に含まれる文字列を示すテキストデータ(実体データ)が、文書から抽出され、予め定められた記憶領域に記憶されるとともに、各テキストデータの格納先を示す情報が解析結果データに含められる。例えば、図5のデザイン要素TXT11の場合、「MALDIVES」という文字列を示すテキストデータ(実体データ)が解析結果データとは別途記憶されるとともに、このテキストデータの記憶領域を示すパス情報が解析結果データに含められる。
図7は、デザイン要素の解析結果データの内容を例示する図である。図7の例では、デザイン要素の解析結果が記述されたテキストデータが解析結果データとして生成される。解析結果データは、例えば、各デザイン要素の表示位置(座標)、表示サイズ(幅、高さ)、形状、及び、色を含む。デザイン要素の色が代表色である場合には、その代表色の順位を含む情報が解析結果として含められる。例えば、図7の例では、そのデザイン要素の色順が「1」である旨が示されている。
また、デザイン要素については、その実体データ(イラストを表す画像データ)の格納先を示す情報が「path」の項目に記述されている。なお、解析結果データに含まれる各デザイン要素の解析結果を示す情報は図7に例示したものに限られない。例えば、フォント種別や言語を示す情報が含まれていてもよい。
図6の説明に戻る。ステップS102において、サーバ20は、1又は複数のデザイン要素の配置態様を示すレイアウト情報を取得する。
図8は、レイアウト情報の示すレイアウトを例示する図である。レイアウト情報は、全体のサイズを示す情報を含むとともに、デザイン要素D1~デザイン要素DN(Nは自然数)のそれぞれについて、配置される位置(座標)、サイズ(横幅、縦幅)を示す情報を含む。レイアウト情報の取得は、例えば、複数の種類のレイアウト情報が記憶装置203に予め記憶されており、これらのレイアウト情報の示すレイアウトを端末10のUI部105に表示させてユーザにいずれかのレイアウトを選択させてもよい。この場合、サーバ20は、ユーザにより選択されたレイアウトに対応するレイアウト情報を記憶装置203から読み出す(取得する)。
図6の説明に戻る。ステップS103において、サーバ20は、作成する文書(変更後の文書)に含めるデザイン要素を選択する。この選択は、例えば、元の文書に含まれる複数のデザイン要素のなかから、元の文書において配置されている位置が高い順に選択されてもよい。また、例えば、元の文書において配置されている位置が中心に近い順に選択されてもよい。また、例えば、端末10がデザイン要素を表す画像を表示し、ユーザが端末10を操作してデザイン要素を選択してもよい。この場合、サーバ20は、ユーザの選択結果を示すデータを端末10から受信し、受信したデータに従いデザイン要素を選択する。
ステップS104において、サーバ20は、ステップS102において取得されたレイアウト情報と、ステップS101で生成された解析結果データとから、文書に含まれる1又は複数のデザイン要素がレイアウト情報に従って配置された状態が視覚的に示されるレイアウト結果データを生成する。この実施形態では、サーバ20は、ステップS103で選択された複数のデザイン要素を、ステップS102で取得したレイアウト情報に従ってレイアウトした状態を示すレイアウト結果データを生成する。生成されたレイアウト結果データは、サーバ20の予め定められた記憶領域に記憶される。
図9は、生成されるレイアウト結果データの内容を例示する図である。図9の例では、解析結果データは、「レイアウト情報」、「解析結果データ」、及び「サムネイルデータ」を含む。これらのうち、「レイアウト情報」は、図6のステップS102で取得されたレイアウト情報である。「解析結果データ」は、図6のステップS101で生成された解析結果データである。「サムネイルデータ」は、デザイン要素D1~デザイン要素DNのそれぞれのサムネイル画像を表す画像データである。
図6の説明に戻る。ステップS105において、サーバ20は、生成したレイアウト結果データを端末10に送信する。端末10は、サーバ20から受信されたレイアウト結果データの表す画像をUI部105に表示する。このとき、上述したように、元の文書に含まれていた各デザイン要素の実体データはこのレイアウト結果データには含まれておらず、実体データのサムネイル画像がレイアウト結果データに含まれている。すなわち、端末10は、サーバから受信されたレイアウト結果データの示すレイアウト情報に従って各デザイン要素のサムネイル画像が配置された状態を示す画像データを生成し、生成した画像データの示す画像をUI部105に表示させる。
図10は、端末10に表示される、レイアウト結果データの表す画像を例示する図である。図10の例では、元の文書が図5に例示するものであり、取得されたレイアウト情報が図9に例示するものであり、図6のステップS103においてデザイン要素TXT11、TXT13、TXT14、IMG11、IMG12、及びIMG13が選択された場合が例示されている。この場合、レイアウト領域L1~L6に、デザイン要素TXT11、TXT13、TXT14、IMG11、IMG12、及びIMG13のサムネイル画像がそれぞれ配置される。
ユーザは、UI部105に表示される画像を確認し、このレイアウトでよいか、レイアウトを変更するかを選択する操作をUI部105を用いて行う。端末10は選択結果を示すリクエストをサーバ20に送信する。
図6の説明に戻る。ステップS106において、サーバ20は端末10からリクエストを受信するまで待機する(ステップS106;NO)、端末10からリクエストを受信すると(ステップS106;YES)、サーバ20はステップS107の処理に進む。
ステップS107において、サーバ20は、端末10から受信されたリクエストがデザイン要素の変更要求であるか(すなわちユーザによりレイアウトの変更を指示されたか)を判定する。デザイン要素の変更が指示された場合(ステップS107;YES)、サーバ20はステップS109の処理に進む。一方、変更が指示されていない場合(ステップS107;NO)、サーバ20はステップS108の処理に進む。
ステップS108において、サーバ20は、レイアウト結果データを用いて変更後の文書を生成する。この実施形態では、サーバ20は、レイアウト結果データに含まれるアドレスを用いて各デザイン要素の実体データを読み出し、読み出した実体データとレイアウト結果データとを用いて、各デザイン要素がレイアウト結果データに含まれるレイアウト情報に従って配置されたコンテンツを生成する。このとき、配置されるデザイン要素が文字列である場合、サーバ20は、そのデザイン要素が配置される領域のサイズに応じて文字サイズを調節する。生成された文書は、記憶装置203の予め定められた記憶領域に記憶されたり、端末10に送信されたりする。端末10に送信された場合、送信された文書は端末10のUI部105に表示されたり、記憶装置103に記憶されたりする。
ステップS109において、サーバ20は、受信された変更要求に従ってレイアウト結果データを変更する。すなわち、サーバ20は、文書そのものを変更するのではなく、レイアウト結果データに含まれる解析結果データの記述内容を変更することにより、文書のレイアウトや配色を変更する。例えば、デザイン要素の色を変換する場合、サーバ20は、レイアウト結果データに含まれる解析結果データの「color」の項目の設定値を変更することにより、デザイン要素の色を変更する。また、例えば、フォントの変更を行う場合、サーバ20は、レイアウト結果データに含まれる解析結果データのフォントの項目の設定値を変更することにより、フォント種別を変更する。
ステップS109の処理を終えると、サーバ20は、ステップS105の処理に戻り、変更後のレイアウト結果データを再送する。
ところで、パンフレットやチラシ等のデザイン制作物は、経験則に基づいて制作されることが多い。制作の経験が少ない者が制作した場合、デザインや表現が劣ったコンテンツとなってしまう場合がある。また、一度制作した文書(テキスト・キャッチコピー、写真素材等)を再利用してデザイン制作が行われる場合や、一度に複数のデザイン制作(例えば、Adobe社製Photoshopのアートボード)等では、デザイン要素をレイアウトする工程にて、直接、デザイン要素を画面上に配置したり、実際のファイル形式であるドキュメントフォーマット(例えば、PPT、PSD、EPS等)に書き出し・保存したりしていたために、デザイン制作に手間がかかっていた。
この実施形態では、サーバ20が、文書を解析し、解析により得られたテキスト形式の解析結果データを生成し、生成された解析結果データを含むレイアウト結果データを生成する。そして、サーバ20は、デザイン要素のレイアウト、配色又はフォントの変更を行う際、文書そのもののデータを変更するのではなく、このレイアウト結果データを変更する。このように変更や修正の過程において文書そのものを加工するのではなくレイアウト結果データを加工するため、変更に係る処理負荷やユーザの作業負荷が軽減する。
また、レイアウト結果データが生成されることにより、デザイン要素のデザイン(レイアウト、配色等)を他のデザイン要素に流用したい場合や、デザイン要素のデザインを再利用して新たなデザイン要素を生成した場合、レイアウト結果データの各デザイン要素のパスを変更するだけでよく、デザインの再利用や流用が容易である。
また、変更の過程においてサーバ20と端末10とでデータをやり取りしながら繰り返し変更を行う場合(図6のステップS105乃至S110)、両者で遣り取りされるデータはコンテンツそのものではなくレイアウト結果データである。このレイアウト結果データには各デザイン要素の実体データは含まれていないため、デザイン要素そのものをやり取りする場合に比べて、データの授受に係る通信負荷が軽減される。
3.変形例
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施されてもよい。
(1)上述の実施形態では、解析結果データには各デザイン要素の実体データが含まれず、その実体データの格納先を示す情報が解析結果データに含まれた。解析結果データの内容は上述した実施形態で示したものに限られない。例えば、各デザイン要素の実体データの一部が解析結果データに含まれてもよい。例えば、サーバ20が、デザイン要素の種別によって実体データを解析結果データに含めるか否かを切り替えてもよい。より具体的には、例えば、サーバ20が、文字列のデザイン要素についてはその文字列を表すデータを解析結果データに含める一方、画像及びイラストのデザイン要素については実体データを含めずに格納先情報を解析結果データに含めてもよい。
また、例えば、サーバ20が、デザイン要素のデータサイズによって実体データを解析結果データに含めるか否かを切り替えてもよい。例えば、サーバ20が、デザイン要素の実体データがテキスト形式のデータであって、かつその実体データのデータサイズが予め定められた閾値未満である場合、実体データを解析結果データに含める一方、データサイズが閾値以上である場合、実体データを解析結果データに含めることなく該実体データの格納先を示す情報を解析結果データに含めてもよい。
(2)上述の実施形態では、レイアウト結果データにサムネイル画像のデータが含まれたが、レイアウト結果データに含まれるデータは上述した実施形態で示したものに限られない。例えば、レイアウト結果データにサムネイル画像のデータが含まれなくてもよい。この場合、例えば、サーバ20が、各デザイン要素の代表色で塗りつぶされた図形を表すデータを、サムネイル画像のデータに代えてレイアウト結果データに含めてもよい。
(3)上述の実施形態においてサーバ20に実装された機能が、複数の装置により分担されて提供されてもよい。例えば、図2に示した第1生成手段21、取得手段22、及び第2生成手段23を備える第1のサーバと、第3生成手段24を備える第2のサーバとが別体の装置として構成されていてもよい。
また、上述の実施形態においてサーバ20に実装された機能が、端末10に実装されてもよい。例えば、図2に示した第1生成手段21、取得手段22、第2生成手段23、及び第3生成手段24を実現するアプリケーションプログラムが通信回線を介して端末10にダウンロードされ、端末10でアプリケーションがインストールされて実行されることにより、図2に示したサーバ20に係る各機能が端末10により提供されてもよい。
(4)情報処理システム1において行われる処理の順序は、上述した実施形態において説明された例に限定されない。処理のステップは、矛盾が生じない限りにおいて、入れ替えられてもよい。また、本発明は、情報処理システム1において行われる方法として提供されてもよい。
(5)上述の実施形態において、端末10のプロセッサ101又はサーバ20のプロセッサ201により実行されるプログラムは、インターネットなどの通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、これらのプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
1…情報処理システム、10…端末、20…サーバ、21…第1生成手段、22…取得手段、23…第2生成手段、24…第3生成手段、101,201…プロセッサ、102,202…メモリ、103,203…記憶装置、104,204…通信IF、105…UI部。

Claims (5)

  1. デザイン要素を解析し、テキスト形式の解析結果データを生成する第1生成手段と、
    前記解析結果データに従って1又は複数のデザイン要素の配置態様を示すレイアウト情報を取得する取得手段と、
    前記取得されたレイアウト情報と前記生成された解析結果データとから、前記1又は複数のデザイン要素が前記レイアウト情報に従って配置された状態が視覚的に示されるレイアウト結果データを生成する第2生成手段と
    を有し、
    前記第1生成手段は、前記デザイン要素の内容を示す実体データを前記解析結果データに含めることなく、該実体データを予め定められた記憶領域に記憶する、しないにかかわらず、該実体データの格納先を示すアドレスを該解析結果データに含める
    情報処理装置。
  2. 前記デザイン要素の解析結果は、文字数、文字列の分類結果、色彩解析の結果、及び画像のトリミングパターンを示す情報、の少なくともいずれか一つを含む
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記レイアウト結果データに含まれるアドレスを用いて前記デザイン要素の実体データを読み出し、読み出した実体データと前記生成されたレイアウト結果データとを用いて、1又は複数のデザイン要素が前記レイアウト情報に従って配置された文書を生成する第3生成手段
    を更に有する請求項1又は2のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1生成手段は、前記デザイン要素の内容を示す実体データがテキスト形式のデータであって、かつ該実体データにおける各デザイン要素のデータサイズが予め定められた閾値未満である場合、実体データを前記解析結果データに含める一方、該データサイズが該閾値以上である場合、実体データを前記解析結果データに含めない
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. コンピュータに、
    デザイン要素を解析し、テキスト形式の解析結果データを生成するステップと、
    前記解析結果データに従って1又は複数のデザイン要素の配置態様を示すレイアウト情報を取得するステップと、
    前記取得されたレイアウト情報と前記生成された解析結果データとから、前記1又は複数のデザイン要素が前記レイアウト情報に従って配置された状態が視覚的に示されるレイアウト結果データを生成するステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記生成するステップにおいて、前記デザイン要素の内容を示す実体データが前記解析結果データに含められることなく、該実体データが予め定められた記憶領域に記憶される、されないにかかわらず、該実体データの格納先を示すアドレスが該解析結果データに含められる
    プログラム。
JP2018193714A 2018-10-12 2018-10-12 情報処理装置及びプログラム Active JP7200589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018193714A JP7200589B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 情報処理装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018193714A JP7200589B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 情報処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020061716A JP2020061716A (ja) 2020-04-16
JP7200589B2 true JP7200589B2 (ja) 2023-01-10

Family

ID=70220395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018193714A Active JP7200589B2 (ja) 2018-10-12 2018-10-12 情報処理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7200589B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267610A (ja) 2005-01-17 2005-09-29 Sharp Corp データ処理方法、データ処理装置、データ処理プログラム、およびデータ処理プログラムを記録した記録媒体
JP2008135061A (ja) 2005-08-30 2008-06-12 Profield Co Ltd 情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、およびプログラム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267610A (ja) 2005-01-17 2005-09-29 Sharp Corp データ処理方法、データ処理装置、データ処理プログラム、およびデータ処理プログラムを記録した記録媒体
JP2008135061A (ja) 2005-08-30 2008-06-12 Profield Co Ltd 情報編集装置、情報編集システム、情報編集方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020061716A (ja) 2020-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130262988A1 (en) Layout apparatus, layout method, and computer-readable recording medium
JP2010033551A (ja) デザイン編集装置及びデザイン編集方法およびデザイン編集プログラム
JP5900803B2 (ja) データ生成装置及びデータ生成プログラム並びにデータ生成方法
JP6381514B2 (ja) 画像処理システム、情報処理装置およびその制御方法
US10558745B2 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
CN105760501A (zh) 一种文档格式转换方法及装置
CN112927314B (zh) 一种图像数据处理方法、装置以及计算机设备
US20090313538A1 (en) Design generating apparatus, design generation method, and storage medium storing design generation program
US20130293911A1 (en) Data generating apparatus, data generating method, and storage medium
JP7200589B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20150356120A1 (en) Design management apparatus, design management method, and non-transitory computer readable medium
JP6623603B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2011118818A (ja) 画像処理装置
JP7155842B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6690340B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2005031977A (ja) 文書処理装置及び文書処理プログラム、並びに文書処理方法
JP2018136771A (ja) 学習装置、編集装置、学習方法、編集方法およびプログラム
CN110298680B (zh) 广告管理装置、广告管理方法以及计算机可读记录介质
JP6805626B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5802706B2 (ja) データ作成装置、方法及びプログラム
JP2001117980A (ja) 選択内容印刷装置および方法
JP2004220548A (ja) 媒体制作情報システム
JP6565145B2 (ja) 処理方法、処理装置及びプログラム
JP5407700B2 (ja) 画像処理システム、情報処理装置、画像処理装置、及びプログラム
JP2010026766A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7200589

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150