JP7200410B2 - 周期的ピッチ角調整装置 - Google Patents

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Description

本実施形態は、ロータおよびプロペラに関し、より具体的には、ロータまたはプロペラのロータブレードの周期的ピッチ角を制御するための周期的ピッチ角調整装置に関する。さらに、本実施形態は、そのような周期的ピッチ角調整装置を有するロータ、およびそのようなロータを有するロータクラフトに関する。
ロータは、通常、動作中に所定の方向に推力を発生させるために設けられている。ロータのロータブレードによって発生する推力は、2つの異なる方法で、つまり、ロータ軸の周りのロータブレードの回転速度を制御することによるか、またはロータブレードの空気力学的揚力係数を制御することによるかのいずれかで、制御することができる。空気力学的揚力係数は、通常、ロータブレードの下側のピッチ角を調整することによって制御される。
ピッチ角の調整はまた、例えば、非軸方向流入場での動作中、すなわち空気流が、ロータ平面に垂直な成分と、同時にロータ平面に対して横方向の成分とを有する場合に、空気速度の非対称性を補償することが望ましい。非軸方向流入場では、一部のロータブレードは横方向の空気流に逆らって回転し、他のロータブレードは横方向の空気流とともに回転し、これは、それらの現在位置に応じて、異なるロータブレードで不均衡な揚力をもたらす。不均衡な揚力は、多くの場合、ロータブレードに振動応力をもたらす。「周期的ピッチ制御」または「周期的ピッチ作動」とも称される、各ロータブレードのピッチ角をその回転位置に従って別個に制御することは、すべてのロータブレードに均等に分配された揚力をもたらし得る。
ロータブレードのピッチ角を制御するには、ロータアセンブリの順応性接合部の能動的または受動的制御が必要である。能動制御ロータアセンブリでは、各関連ロータブレードは、関節接合され、その回転方位角で個々に制御され、それには、多くの場合、各ロータブレードのピッチ角を個々に調整するための、外部エネルギー供給源を有する能動制御手段を必要とする、複雑で、重く、コストがかかるピッチ調整デバイスが必要である。
能動制御ロータアセンブリには、通常、揚力および抗力に関して効果的であるために、周期的なだけでなく、集合的なピッチ調整デバイスが設けられている。ピッチ調整デバイスを有する能動制御ロータアセンブリの例が、US2,684,721、EP1 985 536、DE10 2005 007 129、DE10 2004 053 001、US3,556,674、US3,228,629、GB576 876、GB612 688、GB662 3240、GB807 4223、およびUS3,508,841の文献に記載されている。
しかしながら、周期的および集合的ピッチ調整デバイスは、一般に、比較的多大な複雑さおよび重量で具現化され、コストがかかる複雑な制御機構および監視手段の実装を必要とする。より具体的には、周期的および集合的ピッチ調整デバイスは、通常、スウォシュプレートによって、またはそれぞれのロータマストの周りで軸方向に可動なリングによって動かされるピッチ制御ロッドを備える。
文献EP3 533 710B1は、ロータブレードと受動ピッチ角調整装置とを有するロータまたはプロペラについて記載している。受動ピッチ角調整装置は、レバー、ロッド、および中央ロッドを含む。レバーは、ロータブレードに接続されており、ロータブレードをそれぞれのピッチ軸の周りで回転させる。ロッドは、レバーに接続されており、ロータ平面の外に位置する中心点を介してレバーを互いに機械的に連結させている。中央ロッドは、中心点を、ロータ軸の長手方向に位置する基点と接続する。受動ピッチ角調整装置は、ロータブレードの周期的ピッチ調整を可能にする。
文献US2,978,037は、(a)ヘリコプタロータのブレードのピッチを集合的に調整し、同時に(b)その1つ以上のブレードの周期的ピッチ変動を調整するための、安定化システムについて記載している。安定化システムは、内側および外側の環状部材の単純構成を備える。内側環状部材は、固定偏心軸の周りで回転することができる。外側環状部材は、内側環状部材の周りに回転可能に配置され、ヘリコプタのロータのピッチを変化させるために、ヘリコプタのロータのブレードに、関節式連結部材によって接続されている。ロータは、ブレード錐体の傾斜を示すため、ならびにその傾斜を、ロータブレードの集合的ピッチおよび個別ピッチの変動の相互依存同時調整に自動的に変換するための、ロッド手段をさらに備える。言い換えれば、ブレード錐体全体の傾斜が、揚力を均衡化するための入力として使用され、安定化システムは、偏心軸が固定位置であるが故に、1つの飛行方向のみで機能する。したがって、この安定化システムでは、横風の影響または横方向飛行を回復させることはできない。
文献US3,756,743Aは、回転翼型航空機の剛性ロータのためのハブであって、各ブレードが、ロータが辿った経路の周りを回転するときに、ロータの各ブレードのブレード仰角を変更して非正弦波周期的ピッチ変化をもたらし、一方で、独立して、その上に正弦波周期的ピッチ制御がスパイダの媒体を通して重ね合わせられることを可能とする手段であって、手段は、ブレード根底部の各々に関連付けられている、手段を含み、かつ各ブレードのスピンドルであって、スピンドルは、ハブの回転可能なコンポーネント内の回転運動のために等距離に取り付けられ、それらの内側端部の各々で、プランジャとらせん状スプライン係合しており、プランジャは、その内側端部が固定カムに担持され、その外周が、各ブレードについて、その方位角位置に関連するブレード仰角が回転翼型航空機の速度に合うように変更されることを可能にする所定の周囲プロファイルを有する、スピンドルを含む、ハブについて記載している。
文献US3,132,696Aは、回転翼航空機のジェット駆動翼のための集合的および周期的ピッチ制御装置であって、航空機の翼とともに回転可能なロータハブ手段と、翼に動作ガスを誘導するためにハブ手段内に形成された導管手段と、ハブ手段を回転可能に支持する手段を含む静止部材であって、中空シリンダ手段を含む静止部材と、シリンダ手段内で軸方向に可動である中空ピストン手段と、ピストン手段が1つの方向に動いたとき翼角を増加させるために、翼とピストン手段とに動作可能に接続されている手段と、翼角を減少させてピストン手段を反対方向に動かすために、翼に動作可能に接続されている回復手段と、静止部材内に形成され、動作ガスをそこに誘導するためにハブ手段内で導管手段と連通する導管手段と、を備える、集合的および周期的ピッチ制御装置について記載している。
文献US2,663,374Aは、航空機であって、本体と、ほぼ垂直の軸の周りで回転するために本体に取り付けられた被動部材と、横軸の周りのブレードピッチ調整のために部材に枢動可能に取り付けられたブレードを有する浮揚ロータであって、垂直軸と横軸との交点の周りの傾斜調整のために部材に枢動可能に取り付けられてもいるロータと、本体から支持された玉継ぎ手アセンブリを含む制御手段と、ロータブレードの集合的ピッチ制御のためにロータブレードを横軸の周りで調整するための、アセンブリをロータに協働的に接続する動作機構、およびロータのブレードの周期的ピッチ制御のためのアセンブリの傾斜調整のために、制御手段に動作可能に接続された垂直方向並進可能プッシュプル手段を含む周期的ピッチ制御機構と、を含む航空機について記載している。
引用された先行技術文献のいくつかは、受動ピッチ角調整装置について記載している。他のものは、アクチュエータの複雑な構成を必要とし、それは、保守管理のための定期的なコストを含む、追加コストを生み出す。
先行技術の制限および欠点に基づいて、目的は、ロータヘッドおよびロータブレードを有するロータのための周期的ピッチ角調整装置を提供することである。周期的ピッチ角調整装置は、比較的単純、軽量であり、購入および保守管理コストが低くなるべきである。さらに、周期的ピッチ角調整装置は、均衡な揚力により、ロータヘッドおよびロータ軸にかかる曲げモーメントおよび振動を低減して、横方向空気流の場合にロータシステムの効率を向上させる必要がある。
これらの目的は、請求項1の特徴を含む周期的ピッチ角調整装置によって解決される。
より具体的には、ロータヘッドと、ロータ平面内でロータ軸の周りを回転するロータブレードとを有するロータのための周期的ピッチ角調整装置は、基点と、ロータ平面の外の中心点に位置するベアリングと、ロータブレードのうちの第1のロータブレードに接続されており、第1のロータブレードを第1のピッチ軸の周りで回転させる第1のレバーと、ロータブレードのうちの第2のロータブレードに接続されており、第2のロータブレードを第2のピッチ軸の周りで回転させる第2のレバーと、第1および第2のロッドであって、第1および第2のロッドが中心点に対して可動であるように、第1および第2のレバーを中心点にあるベアリングと機械的に連結しており、第1および第2のロッドは、単一ロッドとして一体的に形成されている、第1および第2のロッドと、第1のレバー、第2のレバー、および単一ロッドを第1の位置において互いに接続する接続部と、ベアリングを基点に接続する中央ロッドであって、中央ロッドは、中央ロッドがロータ軸とともに固定角度を形成する第1の位置から、中央ロッドがロータ軸とともに同じ固定角度を形成する第2の位置に可動であり、第1および第2の位置は異なり、中央ロッドは、第1および第2のロータブレードの周期的ピッチ角を、第1の位置では第1のピッチ角に、第2の位置では、第1のピッチ角とは異なる第2のピッチ角に調整するように適合されている、中央ロッドと、を備える。
例示的に、ロータが、ロータハブおよびロータヘッドを含み得、それにより、ロータハブは、ロータヘッドの周りを回転するように適合される。ロータブレードは、ロータハブに回転可能に取り付けられて、ロータブレードの仰角の変化(すなわち、ピッチ角の変化)を可能にし得る。偏心ベアリングジャーナルが、好ましくはロータ軸から離れて、ロータヘッドに取り付けられ得る。
レバーが、好ましくは、ロータブレードにしっかりと接続されている。ロッドが、偏心ベアリングジャーナルをレバーと接続し得る。バランスウェイトが、ロッドとレバーとの間の接続部の反対側に必要であり得る。ロータブレードの位置に応じて、ロッドおよびレバーの接続部と偏心ベアリングジャーナルとの距離が変化し、したがって、ロータブレードの偏向がこのオフセットを補償する結果となる。ロータブレードは、仰角を円周上で周期的に変化させ、それにより、前進ロータブレードは小さい仰角を有し、後退ロータブレードは比較的大きい仰角を有する。
提示された周期的ピッチ構成装置は、ロータシステムの複雑さをわずかに増大させる必要があるが、同時に、空気力学的挙動を大幅に改善する。
周期的ピッチ角調整により、誘導対気速度の分布とロータブレード表面上での揚力の生成とが改善される。改善された空気力学的特性により、関連するロータクラフトの巡航速度を増大させることができる。巡航速度の増大という利点に加えて、空気力学的特性の改善により、効率も向上する。
さらに、より均一な揚力の生成は、ロータクラフトの負荷および耐用年数にプラスの効果がある。このようにして、前進ロータブレードの高速と戻りロータブレードの低流速に起因して発生する負荷変動を低減することができる。
調整可能な離心率により、ホバリングおよび巡航の2つの飛行状態の最適化が可能である。
1つの態様によれば、ロータ軸に対するベアリングを伴う中央ロッドの第1の動きが、第1および第2のロッドの第2の動きを引き起こし、第2の動きは、第1および第2のレバーの第1および第2の回転運動を引き起こし、それによって、第1および第2のロータブレードの、第1および第2ピッチ軸の周りの第1および第2の回転をそれぞれ引き起こす。
1つの態様によれば、周期的ピッチ角調整装置は、第2の位置に配置されているバランスウェイトをさらに備え、第1および第2の位置は、ロータ軸の両側にある。
1つの態様によれば、ベアリングは、第1の位置ではロータ軸から第1の距離を有し、第2の位置ではロータ軸から第2の距離を有し、ロータ軸からの第1および第2の距離は異なる。
1つの態様によれば、ベアリングは、第1の位置ではロータ平面から第1の距離を有し、第2の位置ではロータ平面から第2の距離を有し、ロータ平面からの第1および第2の距離は異なる。
1つの態様によれば、周期的ピッチ角調整装置は、中央ロッドに結合され、かつ中央ロッドを第1の位置から第2の位置に動かすように適合されている、モータをさらに備える。
1つの態様によれば、周期的ピッチ角調整装置は、モータと中央ロッドとの間に結合され、かつロータ軸からのベアリングの距離またはロータ平面からのベアリングの距離のうちの少なくとも一方を調整するように適合されている、調整デバイスをさらに備える。
1つの態様によれば、調整デバイスは、中央ロッドを取り囲み、かつ中央ロッドを第1の位置から第2の位置まで案内する、案内溝をさらに備える。
1つの態様によれば、調整デバイスは、モータに接続されている制御レバーをさらに備え、モータは、制御レバーが中央ロッドを案内溝内で第1の位置から第2の位置に動かすように、制御レバーを動かす。
1つの態様によれば、中央ロッドは、ロータヘッドの内部に位置する。
さらに、ロータが、上記のような周期的ピッチ角調整装置と、ロータ平面内でロータ軸の周りを回転するロータブレードとを含み得る。
さらに、ロータクラフトが、上記のようなロータを有し得る。
添付の図面を参照して、以下の説明において、実施形態を例として概説する。これらの添付の図面では、同一または同一に機能するコンポーネントまたは要素は、同一の参照番号および文字でラベル付けされており、結果的に、以下の説明では一度だけ説明される。
いくつかの実施形態による例示的なロータクラフトの図である。 いくつかの実施形態による例示的な周期的ピッチ角調整装置を有する例示的なロータの図である。 いくつかの実施形態による、図2Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置を有する例示的なロータの断面図である。 いくつかの実施形態による、ロータハブの周りに延在するレバーを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置を有する例示的なロータの図である。 いくつかの実施形態による、図3Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置を有する例示的なロータの断面図である。 4つのロータブレードと、いくつかの実施形態による例示的な周期的ピッチ角調整装置とを有する例示的なロータの図である。 いくつかの実施形態による調整デバイスを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置の図である。 いくつかの実施形態による、案内溝を含む調整デバイスを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置の図である。 いくつかの実施形態による、モータと、制御レバーを含む調整デバイスとを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置の図である。 いくつかの実施形態による、モータと、案内溝および制御レバーを含む調整デバイスとを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置の図である。 いくつかの実施形態による、図7Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置の断面図である。 いくつかの実施形態による、ロータ平面からの距離およびロータ軸からの距離を調整する調整デバイスを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置の図である。 いくつかの実施形態による、図8Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置の断面図である。 いくつかの実施形態による、中央ロッドを案内溝内で案内する制御レバーを含む調整デバイスを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置の図である。 いくつかの実施形態による、図9Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置の断面図である。 いくつかの実施形態による、ロータヘッドの内部に例示的な周期的ピッチ角調整装置を有する例示的なロータの図である。 いくつかの実施形態による、図10Aの例示的なロータの断面図である。
例示的な実施形態は、少なくとも2つのロータブレードを有する任意のロータまたはプロペラに含まれ得る。例えば、実施形態は、所望であれば、輸送車両のロータまたはプロペラに含まれ得る。
図1は、輸送車両の例を示す。輸送車両は、飛行機、クワッドコプタ、ヘリコプタ、または任意の他の回転翼輸送車両であり得る。図1に示されたように、輸送車両は、範例的にヘリコプタとして示されているロータクラフト100であり得る。したがって、単純化および明確化のために、ロータクラフト100を、以下、「ヘリコプタ」100と称する。
例示的に、ヘリコプタ100は、ヘリコプタ100の機体を形成する胴体120を有する。胴体120は、好適な着陸装置に接続されており、範例的に、キャビン123および後部胴体127を形成する。後部胴体127は、テールブーム130に接続されている。
例示的に、ヘリコプタ100は、動作中に揚力と前方または後方推力とを提供するために、少なくとも1つのマルチブレードロータ110を有し得る。少なくとも1つのマルチブレードロータ110は、ロータハブ113を有する関連ロータヘッド114でロータシャフト115に取り付けられている少なくとも2つのロータブレード112を備え、ロータブレード112は、ヘリコプタ100の動作中、ロータ平面内119内で関連ロータ軸117の周りを回転する。
例として、ヘリコプタ100は、動作中に逆トルクを提供するように、すなわち、ヨーに関してヘリコプタ100のバランスをとる目的で、少なくとも1つのロータ110の回転によって生成されるトルクに対抗するように構成された、少なくとも1つの逆トルクデバイス140を含み得る。所望であれば、逆トルクデバイス140は、シュラウド付きでもよい。
少なくとも1つの逆トルクデバイス140は、例示的に、テールブーム130の後部に設けられ、テールロータ145を有し得る。テールブーム130の後部は、フィン150を含み得る。例示的に、テールブーム130には、好適な水平安定板135が設けられ得る。
所望であれば、少なくとも1つのマルチブレードロータ110および/またはテールロータ145は、それぞれのロータブレード112の周期的ピッチ角を調整するための周期的ピッチ角調整装置を含み得る。
図2Aは、例示的な周期的ピッチ角調整装置200を有する例示的なロータ110を示し、図2Bは、図2Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置200を有する例示的なロータ110の断面図を示す。
例示的に、ロータ110は、ロータブレード112を含み得る。ロータブレード112は、ロータ平面119内で、ロータ軸117の周りを回転し得る。例示的に、ロータブレード112は、ロータヘッド114の周りで、それによってロータ軸117の周りで、ロータブレード112とともに回転するロータハブ113に取り付けられ得る。好ましくは、ロータブレード112は、ピッチ軸235a、235bの周りの回転を通してピッチ角変化を可能にするように、ロータハブ113に回転可能に取り付けられる。
周期的ピッチ角調整装置200は、ロータブレード112の周期的ピッチ角を調整するように適合され得る。図2Bに示されるように、周期的ピッチ角調整装置200は、基点210と、ロータ平面119の外の中心点223に位置するベアリング220とを含み得る。
例示的に、周期的ピッチ角調整装置200は、ロータブレード112のうちの第1のロータブレード212aに接続されている第1のレバー230aと、ロータブレード112のうちの第2のロータブレード212bに接続されている第2のレバー230bとを含み得る。第1のレバー230aは、第1のロータブレード212aを第1のピッチ軸235aの周りで回転させ得、第2のレバー230bは、第2のロータブレード212bを第2のピッチ軸235bの周りで回転させ得る。
例として、周期的ピッチ角調整装置200は、第1および第2のロッド240a、240bを含み得る。第1および第2のロッド240a、240bは、第1および第2のロッド240a、240bが中心点223に対して可動であるように、第1および第2のレバー230a、230bを中心点223にあるベアリング220と機械的に連結し得る。
所望であれば、図2Aの第1および第2のロッド240a、240bは、単一ロッド240として一体的に形成され得る。任意選択的に、周期的ピッチ角調整装置200は、接続部270を含み得る。接続部270は、第1の位置290において、第1のレバー230a、第2のレバー230b、および単一ロッド240を互いに接続し得る。
例示的に、周期的ピッチ角調整装置200は、ベアリング220を基点210と接続する中央ロッド250を含み得る。中央ロッド250は、中央ロッド250がロータ軸117とともに固定角度を形成する第1の位置から、中央ロッド250がロータ軸117とともに同じ固定角度を形成する第2の位置に可動であり得、それにより、第1および第2の位置は異なる。
中央ロッド250とロータ軸117との間の固定角度は、任意の角度であり得る。例えば、固定角度は、0°であり得る。言い換えれば、中央ロッド250は、ロータ軸117に平行であり得る。
一実施例として、ベアリング220は、第1の位置ではロータ軸117から第1の距離を有し、第2の位置ではロータ軸117から第2の距離を有し得、ロータ軸117からの第1および第2の距離は異なる。別の実施例として、ベアリング220は、第1の位置ではロータ平面119から第1の距離を有し、第2の位置ではロータ平面119から第2の距離を有し得、ロータ平面119からの第1および第2の距離は異なる。
所望であれば、ベアリング220は、1自由度のみを有するピボットベアリングとして実装され得、中央ロッド250は、基点210に回転可能に取り付けられ得る。
中央ロッド250を第1の位置から第2の位置に動かすことにより、中央ロッド250は、第1および第2のロータブレード212a、212bの周期的ピッチ角を、第1の位置では第1のピッチ角に、第2の位置では、第1のピッチ角とは異なる第2のピッチ角に調整するように適合され得る。
例えば、ロータ軸117に対するベアリング220を伴う中央ロッド250の第1の動きは、第1および第2のロッド240a、240bの第2の動きを引き起こし、第2の動きは、第1および第2のレバー230a、230bの第1および第2の回転運動を引き起こし、それによって、第1および第2のピッチ軸235a、235bの周りで第1および第2のロータブレード212a、212bの第1および第2の回転をそれぞれ引き起こす。
例示的に、周期的ピッチ角調整装置200は、ロータ軸117の周りの回転の過程で、ロータブレード112の迎角を変化させる。ロータ軸117の周りのロータブレード112の回転の過程で、相対的な気流内で前方に(すなわち、ロータクラフトと同じ方向に)動くロータブレード112(例えば、図2Aのロータブレード212a)は、前進ロータブレードと称されることもあり、相対的な気流内で後方に(すなわち、ロータクラフトとは反対の方向に)動くロータブレード112(例えば、図2Aのロータブレード212b)は、後退ロータブレードと称されることもある。
例えば、ロータ110を有するロータクラフトが飛行方向205で飛行し、ロータブレード112がロータ軸117の周りを回転方向207で回転するシナリオを考える。
このシナリオでは、周期的ピッチ角調整装置200は、前進ロータブレード(すなわち、図2Aに示された位置では第1のロータブレード212a)の仰角を減少させ、後退ロータブレード(すなわち、図2Aに示された位置では第2のロータブレード212b)の仰角を増加させることにより、第1および第2のロータブレード212a、212bの周期的ピッチ角を調整し得る。例示的に、周期的ピッチ角(すなわち、仰角)は、飛行速度に応じて調整され得る。
一実施例として、第1の飛行速度から第2の飛行速度への飛行速度の増加は、前進ロータブレード(すなわち、図2Aに示された位置では第1のロータブレード212a)の仰角を第1の仰角から第2の仰角へ減少させ、後退ロータブレード(すなわち、図2Aに示された位置では第2のロータブレード212b)の仰角を第3の仰角から第4の仰角へ増加させる結果となり得る。
別の実施例として、第2の飛行速度から第1の飛行速度への飛行速度の減少は、前進ロータブレード212aの仰角を第2の仰角から第1の仰角へ増加させ、後退ロータブレード212bの仰角を第4の仰角から第3の仰角へ減少させる結果となり得る。
例として、周期的ピッチ角調整装置200は、バランスウェイト280を含み得る。バランスウェイト280は、ロータ軸117の周りのロータ110の回転中、不均衡を防ぎ得る。これらの不均衡は、ロータ110に深刻な損傷を引き起こす可能性がある。
バランスウェイト280は、第2の位置295に配置され得る。第1および第2の位置290、295は、ロータブレード112とともにロータ軸117の周りを回転する。好ましくは、第1および第2の位置290、295は、ロータ軸117の両側にある。
図3Aは、ロータハブ113の周りに延在するレバー230a、230bを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置200を有する例示的なロータ110の図であり、図3Bは、図3Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置200を有する例示的なロータ110の断面図である。
図3Aおよび図3Bの周期的ピッチ角調整装置200は、レバー230a、230bが伸長され、第2の位置295で接続するという点で、図2Aおよび図2Bの周期的ピッチ角調整装置200とは異なる。したがって、レバー230a、230bは、同一であり、したがって交換可能であり、これにより、ロータ110内の異なる部品の数が減少する。
さらに、バランスウェイト280は、伸長されたレバー230a、230bが接続する第2の位置295に配置され得る。伸長され接続されたレバー230a、230bと、バランスウェイト280の位置との結果として、図3Aおよび図3Bの周期的ピッチ角調整装置200は、図2Aおよび図2Bの周期的ピッチ角調整装置200と比較して、改善された求心力分布を有し得る。
図4は、例示的な周期的ピッチ角調整装置200と、ロータ平面内でロータ軸117の周りを回転する4つのロータブレード112とを有する例示的なロータ110の図である。例示的な周期的ピッチ角調整装置200は、ロータ平面の外の中心点223に位置するベアリング220を含み得る。
例として、レバー230a、230b、230c、230dが、それぞれのロータブレード112に接続されており、それぞれのロータブレード112をそれぞれのピッチ軸235a、235b、235c、235dの周りで回転させ得る。
例示的に、ロッド240a、240b、240c、240dが、ロッド240a、240b、240c、240dが中心点223に対して可動であるように、それぞれのレバー230a、230b、230c、230dを中心点223にあるベアリング220と機械的に連結し得る。
所望であれば、周期的ピッチ角調整装置200は、分配要素を含み得る。分配要素は、ベアリング220とロッド240a、240b、240c、240dとの間の接続部を確立し得る。
一実施例として、分配要素は、第1、第2、第3、および第4の玉継ぎ手を含み得る。第1、第2、第3、および第4の玉継ぎ手は、第1、第2、第3、および第4のロッド240a、240b、240c、240dを中心点223にあるベアリング220とそれぞれ接続し得る。所望であれば、4つの追加の玉継ぎ手が、第1、第2、第3、および第4のロッド240a、240b、240c、240dを、第1、第2、第3、および第4のレバー230a、230b、230c、230dとそれぞれ接続し得る。
例として、周期的ピッチ調整装置200は、ベアリング220を基点と接続する中央ロッド250を含み得る。一実施例として、基点は、ロータヘッド114上に位置し得る。
中央ロッド250は、中央ロッド250がロータ軸117とともに固定角度を形成する第1の位置から、中央ロッド250がロータ軸117とともに同じ固定角度を形成する第2の位置に可動であり得る。
それにより、中央ロッド250は、ロータブレード112の周期的ピッチ角を、第1の位置では第1のピッチ角に、第2の位置では、第1のピッチ角とは異なる第2のピッチ角に調整するように適合され得る。
例えば、ロータ軸117に対するベアリング220を伴う中央ロッド250の第1の動きは、ロッド240a、240b、240c、240dの第2の動きを引き起こし得、第2の動きは、レバー230a、230b、230c、230dの回転運動を引き起こし、それによって、ピッチ軸235a、235b、235c、235dの周りでロータブレード112の回転をそれぞれき引き起こす。
例示的に、モータおよび/または調整デバイスが、中央ロッド250をベアリング220とともに第1の位置から第2の位置に動かし得る。図5~図9Bは、中央ロッド250をベアリング220とともに動かすように適合されている、モータおよび/または調整デバイスを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置を示す。単純化および明確化のために、図5~図9Bの例示的な周期的ピッチ角調整装置からは、いくつかの特徴部が省略されている。例えば、ロッド240およびレバー230、ならびにロータブレード120との接続部は、明示的に示されていない。しかしながら、図5~図9Bの周期的ピッチ角調整装置は、所望であれば、図2A~図4のいずれかの周期的ピッチ角調整装置200およびいずれかのロータ110と統合され得る。
図5は、モータ510と例示的な調整デバイス520とを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置200の図である。図5に示されるように、モータ510は、中央ロッド250に結合され、中央ロッド250を第1の位置から第2の位置に動かすように適合され得る。例えば、モータ510は、調整デバイス520を介して中央ロッド250に結合され得る。
モータ510と中央ロッド250との間に結合されている調整デバイス520は、ロータ軸117からのベアリング220の距離またはロータ平面119からのベアリング220の距離のうちの少なくとも一方を調整するように適合され得る。
例示的に、モータ510は、中央ロッド250を調整デバイス520を介して第1の位置から第2の位置に動かすことができる任意のアクチュエータであり得る。例えば、モータ510は、角位置または線形位置の正確な制御を可能にする任意の回転アクチュエータまたは線形アクチュエータであり得る。所望であれば、モータ510は、サーボモータであり得る。そのようなサーボモータは、電気モータと、位置フィードバックのためのセンサとを含み得る。
一実施例として、ベアリング220は、第1の位置ではロータ軸117から第1の距離を有し、第2の位置ではロータ軸117から第2の距離を有し得、それにより、ロータ軸117からの第1および第2の距離は異なる。別の実施例として、ベアリング220は、第1の位置ではロータ平面119から第1の距離を有し、第2の位置ではロータ平面119から第2の距離を有し得、それにより、ロータ平面119からの第1および第2の距離は異なる。
例示的に、調整デバイス520は、プラットフォーム540を含み得る。周期的ピッチ角調整装置200の基点210は、プラットフォーム540上に位置し得る。例えば、中央ロッド250は、基点210でプラットフォーム540に固定的に取り付けられ得る。
例として、調整デバイス520は、脚部530a、530bを含み得る。脚部530a、530bは、プラットフォーム540に回転可能に取り付けられ得る。さらに、脚部530aは、ロータヘッド114に回転可能に取り付けられ得、一方、脚部530bは、モータ510に固定的に取り付けられ得る。
したがって、図5に示されるように、調整デバイス520は、ロータ軸117からのベアリング220の距離と、ロータ平面119からのベアリング220の距離との両方を同時に調整するように適合され得る。
一実施例として、モータ510が軸550の周りを回転する回転アクチュエータであるシナリオを考える。このシナリオでは、モータ510は、プラットフォーム540を動かし、それによって、ロータ軸117およびロータ平面119からのベアリング220の距離が変化するように、ベアリング220を動かし得る。
ベアリング220が、ロータ軸117上に位置し、ロータ平面119から最も離れているとき、周期的ピッチ調整装置200は、すべてのロータブレードのピッチ角が同じになるように調整し得る。したがって、ロータは、ホバリング飛行に最適化されている。
ベアリング220が、ロータ軸117から最も離れて位置し、ロータ平面119に最も近いとき、周期的ピッチ調整装置200は、前進ロータブレードおよび後退ロータブレードの周期的ピッチ角を、最大ピッチ角差を有するように調整し得る。したがって、ロータは、高速前進飛行に最適化されている。
図6Aは、案内溝630を含む調整デバイス520を有する例示的な周期的ピッチ角調整装置200の図である。
例示的に、周期的ピッチ角調整装置200は、中央ロッド250を含む。中央ロッド250は、基点を、中心点223に位置するベアリング220と接続し得る。
好ましくは、中央ロッド250は、第1の位置260から、第1の位置260とは異なる第2の位置265に可動であり、それにより、ロータブレード112の周期的ピッチ角を第1の位置260での第1のピッチ角から第2の位置265での第2のピッチ角に調整する。
例示的に、案内溝630が、中央ロッド250を取り囲み得る。所望であれば、案内溝630は、中央ロッド250を第1の位置260から第2の位置265まで案内し得る。例えば、案内溝630は、ロータ軸117に対して向きを変え、それにより、中央ロッド250を第1の位置260から第2の位置265まで動かすことによって、ベアリング220の偏心を(すなわち、ロータ軸117からの距離を第1の距離610から第2の距離620まで)変化させ得る。
したがって、図6Aに示されるように、ベアリング220は、第1の位置260ではロータ軸117から第1の距離610を有し、第2の位置265ではロータ軸117から第2の距離620を有し得、それにより、ロータ軸117からの第1の距離610および第2の距離620は異なる。所望であれば、ベアリング220は、第1の位置260ではロータ平面119から第1の距離を有し、第2の位置265ではロータ平面119から第2の距離を有し得、それにより、ロータ平面119からの第1および第2の距離は異なる。
例として、案内溝630は、ロータヘッド114の一部として形成され得る。例えば、案内溝630は、ロータヘッド114のカバー内の溝であり得る。
図6Bは、モータ510と、制御レバー730を含む調整デバイス520とを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置200の図である。図6Bに示されるように、モータ510は、ロータヘッド114上に、ロータ軸117から離れて位置し得る。例示的に、モータ510は、ロータ軸117に平行な軸の周りを回転し得る。所望であれば、モータ510は、ロータ軸117に対してある角度だけ傾斜した軸の周りを回転し得る。
制御レバー730は、モータ510の回転が制御レバー730の回転を引き起こすように、モータ510に接続され得る。例示的に、制御レバー730は、中央ロッド250を取り囲み得る。例えば、制御レバー730は、制御レバー730の回転が中央ロッド250を動かすように、中央ロッド250を取り囲むフォーク形状を有し得る。
所望であれば、中央ロッド250は、案内溝630内を動き得る。例えば、モータ510は、制御レバー730が中央ロッド250を案内溝630内で第1の位置260から第2の位置265に動かすように、制御レバー730を動かし得る。
図7Aは、モータ510と、案内溝630および制御レバー730を含む調整デバイス520とを有する例示的な周期的ピッチ角調整装置200の図であり、図7Bは、図7Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置200の断面図である。
例示的に、モータ510は、ロータ軸117上に位置し得る。例えば、モータ510は、図7Bに示されるように、ロータヘッド114内に埋め込まれ得る。所望であれば、モータ510は、ロータ軸117の周りを、第1の回転方向740または第2の回転方向745に回転し得る。
調整デバイス520の制御レバー730は、モータ510が制御レバー730を動かすように、モータ510に接続され得る。例えば、制御レバー730は、ロータ軸117の周りのモータ510の回転に応答して、ロータ軸117の周りを回転し得る。
調整デバイス520の案内溝630は、中央ロッド250を取り囲み、中央ロッド250のいかなる動きも案内し得る。図7Bに示されるように、案内溝630は、ロータ軸においてロータ平面119から最も離れ、かつロータ軸117からの距離が増加するにつれてロータ平面119に近づく勾配を有し得る。勾配は、一定であり得る。
所望であれば、勾配は、一定でなくてもよい。したがって、勾配は、ロータ軸117からの距離とともに変化し得る。一実施例として、勾配は、ロータ軸117からの距離が増加するにつれて増加し得る。別の実施例として、勾配は、ロータ軸117からの距離とともに減少し得る。さらに別の実施例として、勾配は、ロータ軸117からの距離が増加するにつれて、最初に増加または減少し、次いで減少または増加し得る。
制御レバー730は、弓形であり、中央ロッド250を取り囲み得る。例えば、制御レバー730は、モータ510とは反対側の端部にフォークまたはループを有し得、それを用いて、制御レバー730は、中央ロッド250を案内溝630内で動かし得る。例示的に、モータ510および制御レバー730は、中央ロッド250を案内溝630内で第1の位置260から第2の位置265に動かし得る。
一実施例として、モータ510が上から見たときに反時計回りに(すなわち、図7Aに示されるように回転方向740に)回転するシナリオを考える。このシナリオでは、弓形の制御レバー730は、回転方向740に動き得、それにより、中央ロッド250を第1の位置260から第2の位置265に動かす。
中央ロッド250が第1の位置260から第2の位置265に動くと、中央ロッド250に接続されているベアリング220も位置を変える。図7Bに示されるように、ベアリング220は、第1の位置260ではロータ軸117から第1の距離610を有し、第2の位置265ではロータ軸117から第2の異なる距離620を有する。同時に、ベアリング220は、第1の位置260ではロータ平面119から第1の距離710を有し、第2の位置265ではロータ平面119から第2の異なる距離720を有する。
別の実施例として、モータ510が上から見たときに時計回りに(すなわち、図7Aに示されるように回転方向745に)回転するシナリオを考える。このシナリオでは、弓形の制御レバー730は、回転方向745に動き得、それにより、中央ロッド250を第2の位置265から第1の位置260に動かす。
中央ロッド250が第2の位置265から第1の位置260に動くと、中央ロッド250に接続されているベアリング220も位置を変える。図7Bに示されるように、ベアリング220は、第2の位置265ではロータ軸117から第2の距離620を有し、第1の位置260ではロータ軸117から第1の異なる距離610を有する。同時に、ベアリング220は、第2の位置265ではロータ平面119から第2の距離720を有し、第1の位置260ではロータ平面119から第1の異なる距離710を有する。
したがって、図7Aおよび図7Bに示されるように、モータ510および調整装置520は、ロータ軸117からの距離およびロータ平面119からの距離の両方を同時に調整するように適合されている。
図8Aは、ロータ平面119からの距離およびロータ軸117からの距離を調整する調整デバイス520を有する例示的な周期的ピッチ角調整装置200の図であり、図8Bは、図8Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置の断面図である。
図8Bに示されるように、ロータヘッド114の上部は、ロータ平面119に対して傾斜し得る。特に、ロータヘッド114の上部とロータ平面119との間の距離は、ロータ軸117で最大であり、ロータ軸117からの距離が増加するにつれて減少し得る。
例示的に、モータ510は、ロータヘッド114の上部に取り付けられ得る。モータ510は、図8Aおよび図8Bに示されるように、ロータヘッド114の上部の傾斜上でロータ軸117から離れて位置し得る。
例として、調整デバイス520の制御レバー730は、モータ510が制御レバー730を動かすように、モータ510に接続され得る。所望であれば、案内溝が、中央ロッド250を取り囲み得、中央ロッド250のいかなる動きも案内し得る。
制御レバー730は、中央ロッド250を取り囲み得る。例えば、制御レバー730は、モータ510とは反対側の端部にフォークまたはループを有し得、それを用いて、制御レバー730は、中央ロッド250を案内溝内で動かし得る。
例示的に、モータ510および制御レバー730は、中央ロッド250を、ロータヘッド114の上部上の案内溝内の異なる位置の間で動かし得る。
例えば、中央ロッド250は、中央ロッド250がロータ軸117とともに固定角度810を形成する第1の位置から、中央ロッド250がロータ軸117とともに同じ固定角度810を形成する第2の位置に可動であり得、ここで、第1の位置と第2の位置とは異なる。
中央ロッド250とロータ軸117との間の固定角度810は、任意の角度であり得る。例えば、固定角度810は、0°であり得る。言い換えれば、中央ロッド250は、(例えば、図2B、図3B、および図5に示されるように)ロータ軸117に平行であり得る。図8Bに示されるように、固定角度810は、0°とは異なり得る。
中央ロッド250が異なる位置の間を動くと、中央ロッド250に接続されているベアリング220も位置を変える。例えば、ベアリング220は、ロータ軸117からの距離とロータ平面119からの距離とを同時に変化させ得る。
ロータ軸117からのおよび/またはロータ平面119からの距離の変化中に、ベアリング220は、(例えば、図2Aおよび図2Bを参照して説明したように)ロッドおよびレバーを介してベアリング220に取り付けられているロータブレードのピッチ角を調整し得る。
図9Aは、中央ロッド250を案内溝630内で案内する制御レバー730を含む調整デバイス520を有する例示的な周期的ピッチ角調整装置200の図であり、図9Bは、図9Aの例示的な周期的ピッチ角調整装置200の断面図である。
図9Bに示されるように、ロータヘッド114の上部は、ロータ平面119に平行であり得、モータ510は、ロータヘッド114の上部に取り付けられ得る。例示的に、モータ510は、図9Aおよび図9Bに示されるように、ロータヘッド114の上部上の、ロータ軸117から所定の距離に位置し得る。
例として、調整デバイス520の制御レバー730は、モータ510が制御レバー730を動かすように、モータ510に接続され得る。例示的に、案内溝630は、ロータ軸117からのベアリング220の距離と、ロータ平面119からのベアリング220の距離とを同時に調整するように適合され得る。所望であれば、案内溝630は、らせんの形状を有し得る。
一実施例として、案内溝630は、中央ロッド250を取り囲み、中央ロッド250のいかなる動きも案内し得る。したがって、モータ510および制御レバー730による案内溝630内の中央ロッド250の動き、したがってベアリング220の動きは、ロータ軸117からのベアリング220の距離およびロータ平面119からのベアリング220の距離を変化させ得る。
別の実施例として、制御レバー730は、中央ロッド250に取り付けられ、らせん形案内溝630内を案内され得る。したがって、モータ510による中央ロッド250の動き、および案内溝630内の制御レバー730の動きが、ロータ軸117からのベアリング220の距離およびロータ平面119からのベアリング220の距離を調整し得る。
ロータ軸117からのおよび/またはロータ平面119からの距離の変化中に、ベアリング220は、ロッドおよびレバーを介してベアリング220に取り付けられているロータブレードのピッチ角を調整し得る。
図10Aは、ロータヘッド114の内部に例示的な周期的ピッチ角調整装置200を有する例示的なロータ110の図であり、図10Bは、図10Aの例示的なロータの断面図である。
単純化および明確化のために、図10Aでは、ロータヘッドカバー914が取り外されている。特に、周期的ピッチ角調整装置200の中央ロッド250は、ロータヘッド114の内部に位置し得る。
周期的ピッチ角調整装置200をロータヘッド114の内部に配置することにより、ロータ110の空気力学的特性が改善され、周期的ピッチ角調整装置200が天候および汚れから保護され得、これにより、堅牢性が向上し、劣化が減少し、保守管理コストが減少し得る。
例示的に、周期的ピッチ角調整装置200は、基点210と、ロータ平面119の外の中心点223に位置するベアリング220とを含み得る。一実施例として、ロータ平面119は、中心点223とロータヘッドカバー914との間に位置し得る。
図10Aおよび図10Bに示されるように、第1および第2のレバーが、単一レバー230として一体的に形成され得る。単一レバー230は、ロータブレード112に接続され得る。単一レバー230は、第1のロータブレード112を第1のピッチ軸235aの周りで回転させ、第2のロータブレード112を第2のピッチ軸235bの周りで回転させ得る。
例示的に、第1および第2のロッドが、単一ロッド240として一体的に形成され得る。接続部270が、第1の位置290において、単一レバー230および単一ロッド240を互いに接続し得る。単一ロッド240は、単一ロッド240が中心点223に対して可動であるように、単一レバー230を中心点223にあるベアリング220と機械的に連結し得る。
例として、周期的ピッチ調整装置200は、ベアリング220を基点210と接続する中央ロッド250を含み得る。中央ロッド250は、中央ロッド250がロータ軸117とともに固定角度を形成する第1の位置から、中央ロッド250がロータ軸117とともに同じ固定角度を形成する第2の位置265に可動であり得る。例えば、中央ロッド250は、ロッド920に可動に取り付けられ得る。
それにより、中央ロッド250は、第1および第2のロータブレード112の周期的ピッチ角を、第1の位置では第1のピッチ角に、第2の位置では、第1のピッチ角とは異なる第2のピッチ角に調整するように適合され得る。
所望であれば、周期的ピッチ角調整装置200は、バランスウェイトを含み得る。バランスウェイトは、第2の位置に配置され得る。第1の位置290および第2の位置は、ロータ軸117の両側であり得る。一実施例として、単一レバー230は、ロータ軸117の、第1の位置290とは反対の側に延在し得る。
上記の実施形態は、単に本発明の考えられる実施形態を示すために説明されたにすぎず、本発明をそれらに限定するためではないことに留意されたい。代わりに、上記の実施形態の複数の改変態様および変形態様が可能である。
例えば、第1および第2のロータブレードに接続されており、第1および第2のロータブレード112を第1および第2のピッチ軸235a、235bの周りでそれぞれ回転させる、図2A~図3Bの第1および第2のレバー230a、230bは、別個のレバーとして示されている。しかしながら、第1および第2のレバー230a、230bは、所望であれば、単一レバーとして一体的に形成され得る。
さらに、図5~図9Bに示されたモータ510および調整デバイス520は、所望であれば、図2A~図4ならびに図10Aおよび図10Bのいずれかのロータ110と組み合わされ、統合され得る。
参照リスト
100 ロータクラフト
110 マルチブレードロータ
112、112a、112b ロータブレード
113 ロータハブ
114 ロータヘッド
115 ロータシャフト
117 ロータ軸
119 ロータ平面
120 胴体
123 キャビン
127 後部胴体
130 テールブーム
135 水平安定板
140 逆トルクデバイス
145 テールロータ
150 フィン
200 周期的ピッチ角調整装置
205 飛行方向
207 回転方向
210 基点
212a 前進ロータブレード
212b 後退ロータブレード
220 ベアリング
223 中心点
230、230a、230b、230c、230d レバー
235a、235b、235c、235d ピッチ軸
240、240a、240b、240c、240d ロッド
250 中央ロッド
260、265 位置
270 接続部
280バランスウェイト
290、295 位置
510 モータ
520 調整デバイス
530a、530b 脚部
540 プラットフォーム
550 軸
610、620 距離
630 案内溝
710、720 距離
730 制御レバー
740、745 回転方向
810 固定角度
914 ロータヘッドカバー
920 ロッド

Claims (12)

  1. ロータヘッド(114)と、ロータ平面(119)内でロータ軸(117)の周りを回転するロータブレード(112)とを有するロータ(110)のための周期的ピッチ角調整装置(200)であって、
    基点(210)と、
    前記ロータ平面(119)の外の中心点(223)に位置するベアリング(220)と、
    前記ロータブレード(112)のうちの第1のロータブレード(212a)に接続されており、前記第1のロータブレード(212a)を第1のピッチ軸(235a)の周りで回転させる第1のレバー(230a)と、
    前記ロータブレード(112)のうちの第2のロータブレード(212b)に接続されており、前記第2のロータブレード(212b)を第2のピッチ軸(235b)の周りで回転させる第2のレバー(230b)と、
    第1および第2のロッド(240a、240b)であって、前記第1および前記第2のロッド(240a、240b)が前記中心点(223)に対して可動であるように、前記第1および前記第2のレバー(230a、230b)を前記中心点(223)にある前記ベアリング(220)と機械的に連結しており、前記第1および前記第2のロッド(24
    0a、240b)は、単一ロッド(240)として一体的に形成されている、第1および第2のロッド(240a、240b)と、
    前記第1のレバー(230a)、前記第2のレバー(230b)、および前記単一ロッド(240)を第1の位置(290)において互いに接続する接続部(270)と、
    前記ベアリング(220)を前記基点(210)と接続する中央ロッド(250)であって、前記中央ロッド(250)は、前記中央ロッド(250)が前記ロータ軸(117)とともに固定角度(810)を形成する第1の位置(260)から、前記中央ロッド(250)が前記ロータ軸とともに同じ固定角度(810)を形成する第2の位置に可動であり、前記第1および前記第2の位置(260、265)は異なり、前記中央ロッド(250)は、前記第1および前記第2のロータブレード(212a、212b)の周期的ピッチ角を、前記第1の位置(260)では第1のピッチ角に、前記第2の位置(265)では、前記第1のピッチ角とは異なる第2のピッチ角に調整するように適合されている、中央ロッド(250)と、を備える周期的ピッチ角調整装置(200)。
  2. 前記ロータ軸(117)に対する前記ベアリング(220)を伴う前記中央ロッド(250)の第1の動きが、前記第1および前記第2のロッド(240a、240b)の第2の動きを引き起こし、前記第2の動きは、前記第1および前記第2のレバー(230a、230b)の第1および第2の回転運動を引き起こし、それによって、前記第1および第2のピッチ軸(235a、235b)の周りで前記第1および前記第2のロータブレード(212a、212b)の第1および第2の回転をそれぞれ引き起こす、請求項1に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  3. 第2の位置(295)に配置されているバランスウェイト(280)をさらに備え、前記第1および前記第2の位置(290、295)は、前記ロータ軸(117)の両側にある、請求項1に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  4. 前記ベアリング(220)は、前記第1の位置(260)では前記ロータ軸(117)から第1の距離(610)を有し、前記第2の位置(265)では前記ロータ軸(117)から第2の距離(620)を有し、前記ロータ軸(117)からの前記第1および前記第2の距離(610、620)は異なる、請求項1に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  5. 前記ベアリング(220)は、前記第1の位置(260)では前記ロータ平面(119)から第1の距離(710)を有し、前記第2の位置(265)では前記ロータ平面(119)から第2の距離(720)を有し、前記ロータ平面(119)からの前記第1および前記第2の距離(710、720)は異なる、請求項1に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  6. 前記中央ロッド(250)に結合され、前記中央ロッド(250)を前記第1の位置(260)から前記第2の位置(265)に動かすように適合されているモータ(510)をさらに備える、請求項1に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  7. 前記モータ(510)と前記中央ロッド(250)との間に結合され、前記ロータ軸(117)からの前記ベアリング(220)の距離または前記ロータ平面(119)からの前記ベアリング(220)の距離のうちの少なくとも一方を調整するように適合されている調整デバイス(520)をさらに備える、請求項6に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  8. 前記調整デバイス(520)は、
    前記中央ロッド(250)を取り囲み、前記中央ロッド(250)を前記第1の位置(260)から前記第2の位置(265)まで案内する案内溝(630)をさらに備える、請求項7に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  9. 前記調整デバイス(520)は、
    前記モータ(510)に接続されている制御レバー(730)をさらに備え、前記モータ(510)は、前記制御レバー(730)が前記中央ロッド(250)を案内溝(630)内で前記第1の位置(260)から前記第2の位置(265)に動かすように、前記制御レバー(730)を動かす、請求項7に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  10. 前記中央ロッド(250)は、前記ロータヘッド(114)の内部に位置する、請求項1に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)。
  11. ロータ平面(119)内でロータ軸(117)の周りを回転するロータブレード(112)と、
    請求項1に記載の周期的ピッチ角調整装置(200)と、を備えるロータ(100)。
  12. 請求項11に記載のロータ(110)を備えるロータクラフト(100)。
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