JP7199208B2 - 劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法及びコンピュータプログラムに関する。
電気機器は、経年変化によって電気機器表面又は電気機器内部の絶縁体の絶縁性能が劣化する。絶縁性能が劣化すると、劣化箇所で部分放電が発生する。絶縁性能の劣化がさらに進行した場合、電気機器に絶縁破壊が起きる。絶縁破壊によって、地絡事故等の重大事故が発生する。このため、電気機器の維持・保守において、電気機器の劣化状態を診断することが行われている。従来の部分放電診断装置では、点検員が電気機器の収納された盤内に取り付けされたセンサによって診断を行う。点検員は、センサ用の制御電源及び取付スペースを予め確保して当該センサを取り付ける。また、対象となる電気機器は、取付作業中には停電しておくことが求められる。したがって、点検員は、すでに運用中の電気機器にはセンサを取り付けることができず、劣化状態を診断することが難しい場合があった。
特許第4237610号公報 特開2017-032298号公報 特開2013-257969号公報 特開2014-066533号公報
本発明が解決しようとする課題は、より簡単に電気機器の劣化状態を診断することができる劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の劣化診断システムは、劣化情報取得部と、第1環境情報取得部と、第2環境情報取得部と、劣化診断部とを持つ。劣化情報取得部は、第1部屋内に設置された第1電気機器の放電によって生じる現象に応じて前記第1電気機器の劣化状態を示す劣化情報を取得する。第1環境情報取得部は、前記第1部屋内の環境を表す第1環境情報を取得する。第2環境情報取得部は、診断対象となる第2電気機器が設置された第2部屋内の環境を表す第2環境情報を取得する。劣化診断部は、前記第2電気機器の劣化状態を前記第1環境情報と前記第2環境情報と前記劣化情報とに基づいて診断する。
実施形態の劣化診断システム1の一具体例を示すシステム構成図。 実施形態の劣化情報テーブルの具体例を示す図。 実施形態の劣化情報をグラフ化した場合の一具体例を示す図。 実施形態の第2環境情報をグラフ化した場合の一具体例を示す図。 実施形態の部分放電の診断の処理の流れを示すフローチャート。
以下、実施形態の劣化診断システム、劣化診断装置、劣化診断方法及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の劣化診断システム1の一具体例を示すシステム構成図である。劣化診断システム1は、屋内電気室に設置された箱体外のセンサを用いて、電気機器の劣化診断を行う。劣化診断システム1は、箱体外のセンサを用いて、箱体外の環境を測定する。箱体外の環境は、例えば、騒音、異臭又は温度等の情報である。劣化診断システム1は、箱体外の環境と、箱体内のセンサによって取得された情報とを連携させることで、電気機器の劣化診断を行う。劣化診断システム1は、ネットワーク200に設けられる。劣化診断システム1は、ネットワーク200を介して互いに通信可能に接続される第1環境取得機器13、劣化情報取得機器15、第2環境取得機器16、第3環境取得機器22及び部分放電診断装置100を備える。なお、実施形態では、第1環境取得機器13、劣化情報取得機器15及び第2環境取得機器16は、第1建屋10に、第3環境取得機器22は、第2建屋20に、設置されるものとして説明する。ネットワーク200は、どのようなネットワークで構築されてもよい。例えば、ネットワーク200は、インターネットで構成されてもよい。
第1建屋10は、ビル又はマンション等の建築物である。第1建屋10は、第1部屋11及び第2部屋12等の複数の部屋を持つ。第1部屋11は、第1環境取得機器13と第1電気設備14とが設置される。第2部屋12は、第2環境取得機器16と第2電気設備17とが設置される。
第1環境取得機器13は、第1環境情報を取得する。第1環境情報は、劣化情報取得機器15が設置された部屋内の環境を表す。第1環境情報は、劣化診断情報の生成に用いられる情報である。劣化診断情報は、電気機器の劣化状態を表す指標である。劣化診断情報は、他の部屋内に設置された電気機器の劣化状態を診断するために用いられる。他の部屋とは、劣化情報取得機器15が設けられていない電気機器が配置された部屋である。劣化診断情報は、例えば、閾値等の数値であってもよい。第1環境取得機器13は、第1部屋11内に設置される。第1環境取得機器13は、騒音計、臭度計、温度計、湿度計又はカメラ等の計測機器又は撮像機器である。まず、第1環境取得機器13は、第1部屋11内の環境を電気信号に変換する。第1環境取得機器13によって変換された電気信号は、例えば、音量、臭度、温度又は湿度等の物理量又は映像を表す。第1環境取得機器13は、有線通信又は無線通信を用いて部分放電診断装置100に計測結果となる物理量又は映像と計測された時刻と対応付けて第1環境情報として送信する。図1では、第1環境取得機器13は1台設けられているが、1台に限定されない。例えば、第1環境取得機器13は、騒音計、臭度計、温度計及び湿度計のように複数台設けられてもよい。第1環境取得機器13は、ケーブルラック又はガイドレールを用いて第1部屋11内の任意の場所に移動するように構成されてもよい。
第1電気設備14は、スイッチギヤ、遮断機、断路器、変流器又は変圧器等の機器によって構成される。第1電気設備14は、箱体内に収納される。第1電気設備14は、外部から電源ケーブルを介して、高電圧及び大電流を通電する。第1電気設備14は、異常時には通電を遮断する機能を有する。第1電気設備14は、電力用変圧器、ガス絶縁開閉器、発電機、電動機又はリアクトル等のように、部分放電を発生する可能性がある機器であればどのような機器であってもよい。第1電気設備14が収納された箱体内には、劣化情報取得機器15が設けられる。第1電気設備14は第1電気機器の一態様である。
劣化情報取得機器15は、センサと情報処理装置とで構成される。劣化情報取得機器15は、ネットワーク200を介して劣化情報を部分放電診断装置100に送信する。劣化情報は、第1電気設備14の劣化状態を示す。劣化情報は、第1電気設備14に部分放電が生じているか否か表す情報である。劣化情報は、部分放電が生じているか否かを表す情報とともに、第1電気設備14から取得された電流、電力又は負荷率等の情報が付加されていてもよい。
劣化情報取得機器15を構成するセンサ(不図示)は、金属製の電極を含んで構成される。センサは、第1電気設備14の放電によって生じた現象に応じて電気信号を生成する。第1電気設備14の放電によって生じた電気信号は、例えば、電磁波、振動又は音等の物理量を表すである。センサは、第1電気設備14に外壁面に設けられる。センサは、信号線を介して劣化情報取得機器15を構成する情報処理装置(不図示)に接続されている。センサは、生成された電気信号を情報処理装置に出力する。
劣化情報取得機器15を構成する情報処理装置は、パーソナルコンピュータ又はタブレットコンピュータ等の情報処理装置である。情報処理装置は、部分放電検出プログラムを実行することで、センサから受け付けた電気信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定する。情報処理装置は、部分放電の発生の有無を判定するにあたって、公知の手法を用いてもよい。劣化情報取得機器15は、部分放電の発生の有無と、センサから受け付けた物理量に基づいて、劣化情報を生成する。
第2環境取得機器16は、第2部屋12内の第2環境情報を取得する。第2環境情報は、劣化情報取得機器15が設置されていない部屋内の環境を表す。第2環境情報は、自装置が設けられた部屋内に設置された電気機器の劣化状態を診断するために用いられる。第2環境取得機器16は、第2部屋12内に設置される。第2環境取得機器16は、騒音計、臭度計、温度計、湿度計又はカメラ等の計測機器又は撮像機器である。まず、第2環境取得機器16は、第2部屋12内の環境を電気信号に変換する。第2環境取得機器16によって変換された電気信号は、例えば、音量、臭度、温度又は湿度等の物理量又は映像を表す。第2環境取得機器16は、有線通信又は無線通信を用いて部分放電診断装置100に計測結果となる物理量又は映像と計測された時刻と対応付けて第2環境情報として送信する。なお、第1環境取得機器13と第2環境取得機器16とは、同じ種類の物理量又は映像を取得する機器である。図1では、第2環境取得機器16は1台設けられているが、1台に限定されない。例えば、第2環境取得機器16は、騒音計、臭度計、温度計又は湿度計のように複数台設けられてもよい。第2環境取得機器16は、ケーブルラック又はガイドレールを用いて第2部屋12内の任意の場所に移動するように構成されてもよい。
第2電気設備17は、スイッチギヤ、遮断機、断路器、変流器又は変圧器等の機器によって構成される。第2電気設備17は、箱体内に収納される。第2電気設備17は、外部から電源ケーブルを介して、高電圧及び大電流を通電する。第2電気設備17は、異常時には通電を遮断する機能を有する。第2電気設備17は、電力用変圧器、ガス絶縁開閉器、発電機、電動機又はリアクトル等のように、部分放電を発生する可能性がある機器であればどのような機器であってもよい。第2電気設備17は、第2電気機器の一態様である。
第2建屋20は、ビル又はマンション等の建築物である。第2建屋20は、第3部屋21を持つ。第3部屋21は、第3環境取得機器22と第3電気設備23とが設置される。
第3環境取得機器22は、第3部屋21内の第2環境情報を取得する。第3環境取得機器22は、第3部屋21内に設置される。第3環境取得機器22は、騒音計、臭度計、温度計、カメラ又は湿度計等の計測機器又は撮像機器である。まず、第3環境取得機器22は、第3部屋21内の環境を電気信号に変換する。第3環境取得機器22によって変換された電気信号は、例えば、音量、臭度、温度又は湿度等の物理量又は映像を表す。第3環境取得機器22は、有線通信又は無線通信を用いて部分放電診断装置100に計測結果となる物理量又は映像と計測された時刻と対応付けて第2環境情報として送信する。なお、第1環境取得機器13、第2環境取得機器16及び第3環境取得機器22は、同じ種類の物理量又は映像を取得する機器である。図1では、第3環境取得機器22は1台設けられているが、1台に限定されない。例えば、第3環境取得機器22は、騒音計、臭度計、温度計又は湿度計のように複数台設けられてもよい。第3環境取得機器22は、ケーブルラック又はガイドレールを用いて第3部屋21内の任意の場所に移動するように構成されてもよい。
第3電気設備23は、スイッチギヤ、遮断機、断路器、変流器又は変圧器等の機器によって構成される。第3電気設備23は、箱体内に収納される。第3電気設備23は、外部から電源ケーブルを介して、高電圧及び大電流を通電する。第3電気設備23は、異常時には通電を遮断する機能を有する。第3電気設備23は、電力用変圧器、ガス絶縁開閉器、発電機、電動機又はリアクトル等のように、部分放電を発生する可能性がある機器であればどのような機器であってもよい。第3電気設備23は、第2電気機器の一態様である。
部分放電診断装置100は、パーソナルコンピュータ、スマートフォン又はタブレットコンピュータ等の情報処理装置である。部分放電診断装置100は、第1環境取得機器13、劣化情報取得機器15、第2環境取得機器16及び第3環境センサから受け付けた情報に基づいて、第2電気設備17又は第3電気設備23の部分放電の発生の有無を判定する。部分放電診断装置100は、部分放電診断プログラムを実行することによって通信部101、表示部102、劣化情報記憶部103、第2環境情報記憶部104及び制御部105を備える装置として機能する。
通信部101は、ネットワークインタフェースである。通信部101はネットワークを介して、第1環境取得機器13、劣化情報取得機器15、第2環境取得機器16又は第3環境取得機器22等の外部の通信装置と通信する。通信部101は、例えば無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、Bluetooth(登録商標)又はLTE(Long Term Evolution)(登録商標)等の通信方式で通信してもよい。外部の通信装置は、例えばパーソナルコンピュータ、サーバ等の情報処理装置であってもよいし、クラウドコンピューティングシステムであってもよい。
表示部102は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の出力装置である。表示部102は、出力装置を部分放電診断装置100に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部102は、映像データから映像信号を生成し自身に接続されている映像出力装置に映像信号を出力する。
劣化情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。劣化情報記憶部103は、劣化情報テーブルを記憶する。劣化情報テーブルは、劣化情報と1つ以上の第1環境情報とを対応付けて記憶する。
図2は、実施形態の劣化情報テーブルの具体例を示す図である。劣化情報テーブルは、劣化情報レコードを有する。劣化情報レコードは、時刻、第1電気機器負荷率、部分放電、第1部屋音量及び第1部屋臭度等の各値を有する。時刻は、部分放電診断装置100によって劣化情報レコードに保持される情報が取得された時刻である。時刻には、当該劣化情報レコードが生成された時刻が記録されていてもよいし、送信元の機器から情報を取得した時刻が記録されていてもよい。第1電気機器負荷率は、当該時刻における第1電気設備14の負荷率を表す。第1電気機器負荷率は、劣化情報取得機器15から送信される劣化情報に含まれる。部分放電は、当該時刻において第1電気設備14に部分放電が発生しているか否かを表す。例えば、第1電気設備14に部分放電が発生している場合“あり”が記憶される。例えば、第1電気設備14に部分放電が発生していない場合“なし”が記憶される。部分放電は、劣化情報取得機器15から送信される劣化情報に含まれる。
第1部屋音量は、当該時刻における第1部屋11の音量値を表す。例えば、第2部屋音量はデシベル(dB)で表される。第2部屋音量は、第1環境取得機器13から送信される第1環境情報に含まれる。第1部屋臭度は、当該時刻における第1部屋11の臭度を表す。例えば、第1部屋臭度はCIAQ(Composite Index of Air Quality)で表される。第1部屋臭度は、第1環境取得機器13から送信される第1環境情報に含まれる。
図2に示される例では、劣化情報テーブルの最上段の劣化情報レコードは、時刻の値が“T1”、第1電気機器負荷率の値が“55”、部分放電の値が“なし”、第1部屋音量の値が“20”、第1部屋臭度の値が“10”、である。従って、劣化情報テーブルの最上段のレコードによると、第1電気設備14は、時刻T1において、55%の負荷率を出力しており、部分放電は発生しておらず、第2部屋の音量は20dB、臭度は10であることがわかる。なお、図2に示される劣化情報テーブルは一具体例に過ぎない。そのため、図2とは異なる態様で劣化情報テーブルが構成されてもよい。例えば、劣化情報テーブルは、他の部屋(例えば、第3部屋21)の第2環境情報に関する値を有してもよい。
第2環境情報記憶部104は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。第2環境情報記憶部104は、取得された第2環境情報を時系列に沿い、かつセンサ毎に分類して記録する。
制御部105は、部分放電診断装置100の各部の動作を制御する。制御部105は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ及びRAM(Random Access Memory)を備えた装置により実行される。制御部105は、部分放電診断プログラムを実行することによって、劣化情報取得部106、第1環境情報取得部107、第2環境情報取得部108、劣化診断情報生成部109、劣化診断部110及び警報部111として機能する。
劣化情報取得部106は、劣化情報取得機器15から劣化情報を取得する。劣化情報取得部106は、取得された劣化情報を劣化情報記憶部103に記録する。劣化情報取得部106は、劣化情報が取得された時刻を保持する劣化情報レコードが劣化情報テーブルに記憶されていない場合、新しく劣化情報レコードを生成する。劣化情報取得部106は、生成された劣化情報レコードに、劣化情報を記録する。
第1環境情報取得部107は、第1環境取得機器13から第1環境情報を取得する。第1環境情報取得部107は、取得された第1環境情報を劣化情報記憶部103に記録する。第1環境情報取得部107は、第1環境情報が取得された時刻を保持する劣化情報レコードが劣化情報テーブルに記憶されていない場合、新しく劣化情報レコードを生成する。第1環境情報取得部107は、生成された劣化情報レコードに、第1環境情報を記録する。
第2環境情報取得部108は、第2環境情報を取得する。第2環境情報取得部108は、取得された第2環境情報を時系列に沿い、かつセンサ毎に分類して第2環境情報記憶部104に記録する。図1では、第2環境情報取得部108は、第2環境取得機器16及び第3環境取得機器22から第2環境情報を取得する。
劣化診断情報生成部109は、劣化診断情報を劣化情報と第1環境情報との関係に基づいて生成する。例えば、劣化診断情報生成部109は、劣化情報と第1環境情報との相関関係に基づいて劣化診断情報を生成してもよい。劣化診断情報は、第2電気設備17又は第3電気設備23等の劣化情報取得機器15が取り付けられていない電気機器の劣化状態を診断するために用いられる情報である。劣化診断情報は、例えば、電気機器が配置された室内の第2環境情報の閾値である。劣化診断情報は部分放電の発生の恐れがあることを表す第1閾値、部分放電が発生していることを表す第2閾値等のように、電気機器の劣化状態に応じて複数の閾値で表されてもよい。
図3は、実施形態の劣化情報をグラフ化した場合の一具体例を示す図である。図3(a)は、第1電気設備14の負荷率の推移を表すグラフである。図3(a)の縦軸は、第1電気設備14の負荷率の値である。図3(a)の横軸は、時刻(T)の値である。劣化診断情報生成部109は、劣化情報テーブルから劣化情報レコードを取得することで、図3(a)のグラフを生成する。図3(a)は、劣化情報に基づいて生成されるグラフであればいずれの劣化情報を用いて生成されてもよい。図3(b)は、第1部屋11の音量の推移を表すグラフである。図3(b)の縦軸は、第1部屋11の音量の値である。図3(b)の横軸は、時刻(T)の値である。劣化診断情報生成部109は、劣化情報テーブルから劣化情報レコードを取得することで、図3(b)のグラフを生成する。図3(b)は、第1環境情報に基づいて生成されるグラフであればいずれの第1環境情報を用いて生成されてもよい。
劣化診断情報生成部109は、第1電気設備14の負荷率が、ピークとなる時刻又は100%となる時刻を特定する。図3(a)によると、劣化診断情報生成部109は、第1電気設備14の負荷率がピークとなる時刻としてT6を特定する。劣化診断情報生成部109は、特定された時刻T6における第1部屋音量の値を特定する。劣化診断情報生成部109は、時刻T6における第1部屋音量の値である30を閾値(符号300)として決定する。劣化診断情報生成部109は、閾値を劣化診断情報として生成する。なお、劣化診断情報生成部109における劣化診断情報の生成は上述の手段に限定されない。例えば、劣化診断情報生成部109は、負荷率が所定の値を超える時刻が継続した時間を特定し、当該時間における音量の平均値を閾値として決定してもよい。また、劣化診断情報生成部109は、臭度等の他の第2環境情報(例えば、臭度)の閾値を同様に決定し、臭度の閾値と音量の閾値とを対応付けて、劣化診断情報として生成してもよい。劣化診断情報生成部109は、劣化情報と第1環境情報とに基づいて決定される情報であればどのような情報であっても劣化診断情報としてもよい。
劣化診断部110は、電気機器の劣化状態を第2環境情報と劣化診断情報とに基づいて診断する。具体的には、劣化診断部110は、取得された第2環境情報の値と劣化診断情報の値とを比較する。劣化診断部110は、第2環境情報の値が劣化診断情報の値よりも大きい場合、第2環境情報を送信したセンサが設置された部屋(第2環境取得機器16の場合、第2電気設備17)に設けられた電気機器に部分放電が発生していると診断する。劣化診断部110は、第2環境情報の値が劣化診断情報の値以下の場合、第2環境情報を送信したセンサが設置された部屋に設けられた電気機器に部分放電が発生していないと診断する。劣化診断部110は、電気機器に部分放電が発生していると診断した場合、警報部111に警報発報指示を出力する。
図4は、実施形態の第2環境情報をグラフ化した場合の一具体例を示す図である。図4(a)は、部分放電が発生していない場合の第2部屋12の音量の推移を表すグラフである。図4(a)の縦軸は、第2部屋12の音量の値である。図4(a)の横軸は、時刻(T)の値である。劣化診断部110は、第2環境情報記憶部104から第2環境情報を取得することで、図4(a)のグラフを生成する。図4(a)は、第2環境情報に基づいて生成されるグラフであればいずれの第2環境情報を用いて生成されてもよい。図4(b)は、第2部屋12の音量の推移を表すグラフである。図4(b)の縦軸は、第2部屋12の音量の値である。図4(b)の横軸は、時刻(T)の値である。劣化診断情報生成部109は、第2環境情報記憶部104から第2環境情報を取得することで、図4(b)のグラフを生成する。図4(b)は、第2環境情報に基づいて生成されるグラフであればいずれの第1環境情報を用いて生成されてもよい。
劣化診断部110は、劣化診断情報生成部109によって生成された閾値(符号300)に基づいて、劣化状態を診断する。図4(a)の場合、第2部屋12の音量の値はいずれの時刻においても、閾値(符号300)よりも小さい。したがって、劣化診断部110は、第2電気設備17に部分放電は発生していないと診断する。図4(b)の場合、第2部屋12の音量の値は、T5以降いずれの時刻においても、閾値(符号300)以上である。したがって、劣化診断部110は、第2電気設備17に部分放電は発生していると診断する。なお、劣化診断部110における劣化診断の手段は上述の手段に限定されない。例えば、劣化診断部110は、第2環境情報(第2部屋12の音量の値)が閾値を超える時間が所定の時間以上継続した場合に、部分放電が発生していると診断してもよい。また、劣化診断部110は、劣化診断情報として複数の閾値(例えば、音量及び臭度)が生成されている場合、音量及び臭度が閾値以上となる場合に部分放電が発生していると診断してもよい。劣化診断部110は、劣化診断情報と第2環境情報とに基づいて診断されるのであればどのような手段を用いて電気機器の劣化診断を行ってもよい。
警報部111は、サイレン、回転灯、表示板及びスピーカー等の警報機器である。警報部111は、劣化診断部110から受信した指示に基づいて、警報を発報する。警報とは、例えば、所定の部屋で警告音を発生させてもよいし、予め定められた通信装置に電文を送信してもよいし、表示部102に部分放電の発生を通知するメッセージを表示してもよい。警報は、上述の手段に限定されず、予め定められた人に部分放電の発生を通知する手段であればどのような手段が用いられてもよい。なお、所定の部屋とは、例えば、部分放電診断装置が配置された部屋であってもよいし、第1部屋11であってもよいし、第2部屋12であってもよいし、第3部屋21であってもよい。なお、警報部111は、第2部屋12に配置された第2電気設備17に部分放電が発生した場合において、異なる建屋にある第3部屋21において警告音を発生させてもよい。
図5は、実施形態の部分放電の診断の処理の流れを示すフローチャートである。部分放電の診断は、所定のタイミングで実行される。所定のタイミングとは、予めスケジューリングされたタイミングであってもよいし、ユーザからの指示に基づいて実行されてもよい。ユーザとは、例えば電気機器の部分放電を診断する者であってもよい。図5では、劣化診断システム1は、第2電気設備17の劣化診断を行う場合を例にして説明する。劣化情報取得部106は、劣化情報取得機器15から劣化情報を取得する(ステップS101)。劣化情報取得部106は、取得された劣化情報を劣化情報記憶部103に記録する。第1環境情報取得部107は、第1環境取得機器13から第1環境情報を取得する(ステップS102)。第1環境情報取得部107は、取得された第1環境情報を劣化情報記憶部103に記録する。劣化診断情報生成部109は、劣化診断情報を劣化情報と第1環境情報とに基づいて生成する(ステップS103)。
第2環境情報取得部108は、第2環境取得機器16から第2環境情報を取得する(ステップS104)。第2環境情報取得部108は、取得された第2環境情報を時系列に沿い、かつセンサ毎に分類して第2環境情報記憶部104に記録する。劣化診断部110は、第2環境情報と劣化診断情報とに基づいて、第2電気設備17の劣化状態を診断する(ステップS105)。具体的には、劣化診断部110は、劣化診断情報の値よりも第2環境情報の値が大きい場合、第2電気設備17は部分放電は発生していると診断する。劣化診断部110は、第2環境情報の値が劣化診断情報の値以下の場合、第2電気設備17は部分放電は発生していないと診断する。劣化診断部110は、第2電気設備17は部分放電が発生していると診断した場合(ステップS105:YES)、警報部111に警報の発報を出力する。警報部111は、劣化診断部110から受信した指示に基づいて、警報を発報する(ステップS106)。劣化診断部110は、第2電気設備17は部分放電が発生していないと診断した場合(ステップS105:NO)、処理を終了する。
このように構成された劣化診断システム1では、劣化情報取得部106が、第1部屋11内に配置された第1電気設備14の劣化状態を示す劣化情報を取得する。第1環境情報取得部107が、第1部屋内の環境を表す第1環境情報を取得する。劣化診断情報生成部109が、第1環境情報と劣化情報とに基づいて、第1部屋11以外の部屋に配置された電気機器の劣化の状態を表す指標である劣化診断情報を生成する。第2環境情報取得部108が、第1部屋以外の部屋に配置されたセンサから第2環境情報を取得する。劣化診断部110が、第2環境情報と劣化診断情報とに基づいて、第2環境情報を取得したセンサが設けられた部屋に配置された電気機器の劣化状態を診断する。このように構成されることで、すでに運用中の電気機器に対しても、停電をすることなく劣化状態を診断することができ、より簡単に電気機器の劣化状態を診断することができる。また、これまで劣化状態の診断を行うことが難しかった電気機器に対しても劣化状態が可能になることで、停電事故を未然に防止することができる。
従来、劣化情報を取得することができなかった電気機器(例えば、第2電気設備17及び第3電気設備23)に対しては、点検員が、設置場所を訪問して点検を行っていた。しかし、このように構成された劣化診断システム1では、第2環境情報取得部108によって、電気機器が配置された室内の環境情報を取得し、劣化診断を行うことができる。したがって、点検員が、設置場所を訪問する頻度が減少するため、電気機器に対する部分放電診断に伴う人件費を抑制することが可能になる。また、点検員は、災害発生時に、設置場所を訪問することなく、部分放電の発生の有無を把握することもできる。
さらに、劣化診断システム1を運用することによって劣化情報記憶部103が劣化情報を記憶していく。したがって、劣化情報記憶部103に記憶された劣化情報が増加していくことに伴って、劣化診断情報生成部109は、より精度の高い劣化診断情報を生成することが可能になる。劣化診断情報生成部109は、例えば、災害時や季節変動に伴う運用負荷の変化などを考慮した劣化診断情報を生成することもできる。
(変形例)
部分放電診断装置100は、ネットワークを介して通信可能に接続された複数台の情報処理装置を用いて実装されてもよい。この場合、部分放電診断装置100が備える各機能部は、複数の情報処理装置に分散して実装されてもよい。例えば、劣化診断情報生成部と劣化診断部とはそれぞれ異なる情報処理装置に実装されてもよい。
劣化診断情報生成部109は、劣化情報と、第1環境情報と、第1電気設備14の納入年数と、に基づいて劣化診断情報を生成してもよい。例えば、劣化診断情報が閾値で表される場合、劣化診断情報生成部109は、納入年数の長い第1電気設備14ほど、閾値を小さくするように構成されてもよい。このように構成されることで、劣化診断システム1は、電気設備の納入年数を考慮した、より精度の高い劣化診断情報を生成することが可能になる。
上記各実施形態では、劣化情報取得部106、第1環境情報取得部107、第2環境情報取得部108、劣化診断情報生成部109、劣化診断部110及び警報部111はソフトウェア機能部であるものとしたが、LSI等のハードウェア機能部であってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、劣化情報取得部106、第1環境情報取得部107、第2環境情報取得部108及び劣化診断情報生成部109を持つことにより、すでに運用中の電気機器に対しても、停電をすることなく劣化状態を診断することができる。したがって、より簡単に電気機器の劣化状態を診断することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…劣化診断システム、10…第1建屋、11…第1部屋、12…第2部屋、13…第1環境取得機器、14…第1電気設備、15…劣化情報取得機器、16…第2環境取得機器、17…第2電気設備、20…第2建屋、21…第3部屋、22…第3環境取得機器、23…第3電気設備、100…部分放電診断装置、101…通信部、102…表示部、103…劣化情報記憶部、104…第2環境情報記憶部、105…制御部、106…劣化情報取得部、107…第1環境情報取得部、108…第2環境情報取得部、109…劣化診断情報生成部、110…劣化診断部、111…警報部

Claims (9)

  1. 第1部屋内に設置された第1電気機器の放電によって生じる現象に応じて前記第1電気機器の劣化状態を示す劣化情報を取得する劣化情報取得部と、
    前記第1部屋内の環境を表す第1環境情報を取得する第1環境情報取得部と、
    診断対象となる第2電気機器が設置された第2部屋内の環境を表す第2環境情報を取得する第2環境情報取得部と、
    前記第2電気機器の劣化状態を前記第1環境情報と前記第2環境情報と前記劣化情報とに基づいて診断する劣化診断部と、
    を備える、劣化診断システム。
  2. 前記第2電気機器の劣化状態の診断に用いられ、前記第2電気機器の劣化状態の指標を表す劣化診断情報を、前記劣化情報と前記第1環境情報とに基づいて生成する劣化診断情報生成部をさらに備え、
    前記劣化診断部は、前記第2電気機器の劣化状態を前記第2環境情報と前記劣化診断情報とに基づいて診断する、
    請求項1に記載の劣化診断システム。
  3. 前記劣化診断情報生成部は、前記劣化情報と前記第1環境情報との相関関係に基づいて前記劣化診断情報を生成する、
    請求項2に記載の劣化診断システム。
  4. 前記劣化診断情報生成部は、前記第1電気機器の納入期間又は運用負荷に基づいて、前記劣化診断情報を生成する、
    請求項2又は3に記載の劣化診断システム。
  5. 前記診断の結果に応じて、予め定められた人に対して警報を発報する警報部をさらに備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の劣化診断システム。
  6. 前記第1環境情報及び前記第2環境情報は、音量、臭度、温度、湿度又は映像のうち少なくとも1つである、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の劣化診断システム。
  7. 第1部屋内に設置された第1電気機器の放電によって生じる現象に応じて前記第1電気機器の劣化状態を示す劣化情報を取得する劣化情報取得部と、
    前記第1部屋内の環境を表す第1環境情報を取得する第1環境情報取得部と、
    診断対象となる第2電気機器が設置された第2部屋内の環境を表す第2環境情報を取得する第2環境情報取得部と、
    前記第2電気機器の劣化状態を前記第1環境情報と前記第2環境情報と前記劣化情報とに基づいて診断する劣化診断部と、
    を備える、劣化診断装置。
  8. 第1部屋内に設置された第1電気機器の放電によって生じる現象に応じて前記第1電気機器の劣化状態を示す劣化情報を取得する劣化情報取得ステップと、
    前記第1部屋内の環境を表す第1環境情報を取得する第1環境情報取得部と、
    診断対象となる第2電気機器が設置された第2部屋内の環境を表す第2環境情報を取得する第2環境情報取得ステップと、
    前記第2電気機器の劣化状態を前記第1環境情報と前記第2環境情報と前記劣化情報とに基づいて診断する劣化診断ステップと、
    を有する、劣化診断方法。
  9. 請求項1から6のいずれか一項に記載の劣化診断システムとしてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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