JP7199066B2 - 抵抗溶接装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被溶接物(例えば少なくとも2枚の鋼板を重ね合わせてなる板組)に対してスポット溶接を行う抵抗溶接装置に関し、特に2つの電極の一方をテーブル形状とした抵抗溶接装置に関する。
抵抗溶接装置には、水平ガンとテーブル電極とを備えたものや、垂直ガンとテーブル電極とを備えたものがある。また、水平ガンと垂直ガンの両方とテーブル電極とを備えたものもある。水平ガン及び垂直ガンのそれぞれの先端には、テーブル電極と対を成す電極チップが装着される。水平ガンを備えた抵抗溶接装置としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。また、垂直ガンを備えた抵抗溶接装置としては、例えば特許文献2に記載されたものがある。これらの文献に記載された技術は、本出願人によって提案されたものである。
抵抗溶接に用いられる溶接ガンには、上述した垂直ガンや水平ガン以外に、例えばCガンやXガンと呼ばれるものもある。これらの溶接ガンは共に2つのアームで構成されるが、Cガンは、一方のアームを固定して他方のアームを動かすようにしたものであり、Xガンは、両方のアームを動かすようにしたものである。なお、これらの溶接ガンはともに各アームの先端部に電極チップが装着される。
CガンやXガンには作業員が直接手で持って操作できるものがある。特許文献3に記載された抵抗溶接装置の溶接ガンもその一種である。その溶接ガンは、天井に敷設されたレールに吊り具を介して吊されていて、レールに沿った移動が可能になっている。作業員は、その溶接ガンを手で持ってレールの経路上にある被溶接物まで運んで行き、溶接を行う。この文献に記載された抵抗溶接装置も本出願人によって提案されたものである。
特開2018-114545号(特許第6504184号)公報 特開2020-185592号(特許第6590107号)公報 特開2019-202334号(特許第6519828号)公報
ところで、本出願人が開発している抵抗溶接装置には、水平ガン又は垂直ガンの何れか一方または両方を備えたものがあるが、それらの溶接ガンに加えて、Cガン又はXガンの何れか一方又は両方を備えたものは存在していない。存在しない理由は、水平ガン又は垂直ガンを備えた抵抗溶接装置は、2つの電極のうちの一方をテーブル状の電極とし、他方を棒状の電極とする構造を採るのに対し、Cガン又はXガンを備えた抵抗溶接装置は、2つの電極共に棒状のものを使用する構造を採るからである。つまり、電極の構造に違いがあるからで、水平ガン及び/又は垂直ガンを備えた抵抗溶接装置にはCガン及びXガンを使用することはできない。
そのため、水平ガンや垂直ガンを使用する作業の他に、CガンやXガンを使用する作業がある工場等では水平ガン及び/又は垂直ガンを備えた抵抗溶接装置と、Cガン及び/又はXガンを備えた抵抗溶接装置の両方を導入することになる。
しかしながら、溶接ガンの種類ごとに抵抗溶接装置を導入することは、初期費用が嵩み、また多くの設置面積を必要とする。また、受注した仕事が水平ガン及び/又は垂直ガンを備えた抵抗溶接装置でしか対応できない場合、Cガン及び/又はXガンを備えた抵抗溶接装置は使えないため、生産性の向上が図れない。逆もまた然りである。なお、上述したCガンやXガンで、作業員が直接手で持って操作できるような溶接ガンのことを総称して“手持ち溶接ガン”と呼ぶこととする。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、1台で、水平ガン、垂直ガン、手持ち溶接ガンの全てを使用できる抵抗溶接装置を提供することを目的とする。
本発明の抵抗溶接装置は、被溶接物を載置するテーブル形状のテーブル電極と、装置本体に対して水平方向と垂直方向の2方向に移動自在であって、先端部分に装着された電極チップと前記テーブル電極とにより前記被溶接物に対して溶接を行う溶接ガンと、を備えた抵抗溶接装置であって、前記テーブル電極は、互いに同形の2枚の銅板と、前記2枚銅板間で、一方の銅板の一方の面と他方の銅板の他方の面のそれぞれに密着して配置される絶縁部材と、を備え、前記2枚銅板のうち、前記溶接ガンに近い方の銅板には電源の負極側が接続され、前記溶接ガンから遠い方の銅板には前記電源の正極側が接続され、前記溶接ガンには前記電源の正極側が接続される。
上記構成によれば、テーブル電極から直接電源を取り出すことができるので、手持ち溶接ガンの使用が可能となる。即ち、手持ち溶接ガンの一方の電極をテーブル電極の2枚の銅板の一方に接続し、手持ち溶接ガンの他方の電極をテーブル電極の2枚の銅板の他方に接続することで、手持ち溶接ガンの使用が可能となる。このように、1台の抵抗溶接装置で、溶接ガン(垂直ガンや水平ガン)のみならず、手持ち溶接ガンも使用することができるので、水平ガン及び/又は垂直ガンを備えた抵抗溶接装置と、Cガン又はXガンを備えた抵抗溶接装置の2つの抵抗溶接装置を個別に導入する場合と比べて、初期費用の削減が図れるとともに設置面積の最小化が図れ、さらに生産性の向上も図れる。
上記構成において、前記テーブル電極は、手持ち操作が可能な外部の溶接ガンに給電を行うための給電金具を有し、前記給電金具は、それぞれ導電性を有する第1,第2のブロック体と、前記2つのブロック体を対向配置させた状態で、これらのブロック体を互いに接近又は離反する方向に移動させる挟持機構と、一端が前記第1のブロック体に接続される第1の給電ケーブルと、一端が前記第2のブロック体に接続される第2の給電ケーブルと、を備え、前記第1の給電ケーブルの他端を前記外部の溶接ガンの一方の電極に接続するとともに、前記第2の給電ケーブルの他端を前記外部の溶接ガンの他方の電極に接続し、さらに、前記挟持機構にて前記テーブル電極の端部を挟み込むことで、前記記外部の溶接ガンへの給電を可能とする。
上記構成によれば、テーブル電極の周縁部であればどの位置からでも電源を取り出せるので、テーブル電極上での使用のみならず、テーブル電極周辺でも手持ち溶接ガンの使用が可能となる。また、テーブル電極とCガン又はXガンとの間の距離を最小にできるので、第1,第2の給電ケーブルの配線抵抗による電力損失の低減が図れ、溶接電流の立ち上がりを良くすることができる。
本発明によれば、1台で、水平ガン、垂直ガン、手持ち溶接ガンの全てを使用することができ、水平ガン及び/又は垂直ガンを備えた抵抗溶接装置と、手持ち溶接ガンを備えた抵抗溶接装置の2つの抵抗溶接装置を個別に導入する場合と比べて、初期費用の削減、設置面積の最小化、生産性の向上が図れる。
本発明の一実施形態に係る抵抗溶接装置の外観を示す側面図 図1の抵抗溶接装置に備えられたテーブル電極の概観を示す斜視図 図2のA-A線矢示断面図 図1の抵抗溶接装置に備えられた接続金具の概観を示す斜視図 図4の接続金具の縦断面を示す図 一般的なCガンの概略構成を示す図 一般的なXガンの概略構成を示す図
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る抵抗溶接装置1の外観を示す側面図である。同図において、本実施形態に係る抵抗溶接装置1は、溶接ガンとして水平ガン20を備えている。水平ガン20は、ガン本体201と、ハンドル202と、シャンクホルダ203と、シャンク204と、電極チップ205と、給電ケーブル6とを備える。
給電ケーブル6は、抵抗溶接装置1の支持アーム5の上面側に持ち上げられるように支持される。給電ケーブル6は、その一端が溶接トランス7の出力端に接続され、他端が水平ガン20のシャンクホルダ203に接続される。
ガン本体201は、その基端部(ハンドル202側の部分)がガンブラケット330によって垂直方向に揺動自在に支持される。ガン本体201の基端部は、溶接時に、加圧シリンダ301によって上方へ引き上げられる。ガン本体201の基端部が上方へ引き上げられることで、ガン本体201の先端部側が下方へ回動し、電極チップ205が被溶接物500に当たる。シャンク204は、シャンクホルダ203の先端部分に装着される。電極チップ205は、シャンク204の先端部分に装着される。
本実施形態に係る抵抗溶接装置1は、上述した水平ガン20の他に、手持ち使用できる手持ち溶接ガンの使用が可能なテーブル電極9を備えている。図2は、テーブル電極9の概観を示す斜視図である。また、図3は、図2のA-A線矢示断面図である。図2及び図3において、テーブル電極9は、互いに四角状に形成された2枚の銅板91,92と、銅板91と銅板92との間に配置される絶縁部材93と、手持ち溶接ガンを使用する場合に、該溶接ガンに電源を供給するための給電金具95と、を備えている。
銅板91と銅板の92それぞれの厚さは、互いに同じであっても良いし、異なっていてもよい。即ち、銅板91と銅板の92それぞれの厚さに規定はない。絶縁部材93は、銅板91と銅板92とを非接触状態に保つためのものであり、銅板91の他方の面91bと銅板92の他方の面92bのそれぞれに密着して配置される。なお、絶縁部材93の材料としては、ナイロン等の抵抗率の大きい樹脂が望ましい。また、絶縁部材93の厚さに規定はないが、抵抗率が大きければ薄くすることができる。
テーブル電極9を構成する2枚の銅板91,92のうち、水平ガン20に近い方の銅板91は、溶接トランス7の負側(電源の負極側)に接続され、水平ガン20から遠い方の銅板92は、溶接トランス7の正側(電源の正極側)に接続される。水平ガン20は、溶接トランス7の正側(電源の正極側)に接続される。
給電金具95は、導電性を有する金属製の第1,第2のブロック体96,97を備えており、第1のブロック体96は、テーブル電極9の銅板91の一方の面91aに接続され、第2のブロック体97は、テーブル電極9の銅板92の一方の面92aに接続される。
図4は、給電金具95の概観を示す斜視図である。また、図5は、図4においてネジ類を除いた部分の縦断面を示す図である。図4及び図5において、給電金具95は、上述した第1,第2のブロック体96,97の他に、第1,第2のブロック体96,97を対向配置させた状態で、これらを互いに接近又は離反する方向に移動させる金属材料からなるネジ98、ボルト99及びナット110と、ネジ98の胴部98aに挿入され、第1のブロック体96とテーブル電極9に接触しないように絶縁する絶縁材料からなる円筒体100と、ボルト99の胴部99aに挿入され、第1,第2のブロック体96,97に接触しないように絶縁する絶縁材料からなる円筒体101と、ネジ98の胴部98aの頭部98b側に挿入される絶縁材料からなる平ワッシャ102及び金属材料からなる平ワッシャ103と、ボルト99の胴部99aの頭部99b側に挿入される絶縁材料からなる平ワッシャ104及び金属材料からなる平ワッシャ105と、ボルト99の胴部99aの先端側(頭部99bと反対側)に挿入される金属材料からなるナット110と、ナット110と第2のブロック体97との間に挿入される絶縁材料からなる平ワッシャ111及び金属材料からなる平ワッシャ112と、一端が第1のブロック体96に接続される第1の給電ケーブル120と、一端が第2のブロック体97に接続される第2の給電ケーブル121と、を備える。なお、上記円筒体100,101及び平ワッシャ102,104,111の絶縁材料としては、フェノール樹脂が望ましい。
ネジ98の先端部にはネジ部98cが形成されている。第2のブロック体97には、ネジ98のネジ部98cを螺挿するためのネジ孔97aが形成されている。また、第2のブロック体97には、ボルト99と円筒体101を通すための孔が形成されている。第1のブロック体96にもボルト99と円筒体101を通すための孔が形成されている。また、第1のブロック体96には、ネジ98と円筒体100を通すための孔が形成されている。
ネジ98とボルト99は、第1,第2のブロック体96,97の長手方向に離間配置されており、これらを同時に回したり、逆方向に回したりすることで、第1,第2のブロック体96,97を平行状態で近づけたり、離したりすることができる。さらに、第1のブロック体96の下面96bをテーブル電極9の銅板91の一方の面91aに隙間無く密着させることができるとともに、第2のブロック体97の上面97aをテーブル電極9の銅板92の一方の面92aに隙間無く密着させることができる。ネジ98、第2のブロック体97のネジ孔97a、ボルト99、ナット110、平ワッシャ102,103,104,105,111,112は、挟持機構115を構成する。
上記した給電金具95は、第1,第の2ブロック体96,97でテーブル電極9の端部を上下に挟み込み、その後、ネジ98を螺入するとともに、ボルト99とナット110の締め付けを行うことにより、第1の給電ケーブル120の一端をテーブル電極9の一方の銅板91に接続させることができるとともに、第2の給電ケーブル121の一端をテーブル電極9の他方の銅板92に接続させることができる。第1の給電ケーブル120の他端は、手持ち溶接ガンの一方のアームに接続される。第2の給電ケーブル121の他端は、手持ち溶接ガンの他方のアームに接続される。
ここで、手持ち溶接ガンであるCガンとXガンについて説明する。
Cガン及びXガンは、いずれも手持ち操作で被溶接物を挟むことで溶接を行うものである。Cガンは、2つのアームのうち一方のアームが動いて被溶接物を挟む構造を採り、Xガンは、2つのアームの両方が動いて被溶接物を挟む構造を採る。
図6は、一般的なCガン21の概略構成を示す図である。同図に示すように、Cガン21は、C字状の固定アーム211と、固定アーム211の先端部分に装着された電極211aに対して接近、離反する方向に移動する可動アーム212と、可動アーム212を動かす加圧シリンダ213とを有する。可動アーム212の先端部分には、電極チップ212aが装着される。なお、述べるまでもないが、固定アーム211と可動アーム212は非導通状態にある。
Cガン21の場合、第1の給電ケーブル120の他端が固定アーム211側に接続され、第2の給電ケーブル121の他端が可動アーム212側に接続される。なお、接続関係が逆であっても構わない。即ち、第1の給電ケーブル120の他端を固定アーム211に接続し、第2の給電ケーブル26他端を可動アーム212に接続しても構わない。
図7は、一般的なXガン22の概略構成を示す図である。同図に示すように、Xガン22は、第1の可動アーム221と、第1の可動アーム221と共通軸にて互いに回動自在な第2の可動アーム222と、第1の可動アーム221と第2の可動アーム222を動かす加圧シリンダ223とを有する。第1の可動アーム221の先端部分には、電極チップ221aが装着されており、第2の可動アーム222の先端部には、電極チップ222aが装着されている。なお、述べるまでもないが、第1の可動アーム221と第2の可動アーム222は非導通状態にある。
Xガン21の場合、第1の給電ケーブル120の他端が第1の可動アーム221側に接続され、第2の給電ケーブル121の他端が第2の可動アーム222側に接続される。なお、接続関係が逆であっても構わない。即ち、第1の給電ケーブル120の他端を第2の可動アーム222に接続し、第2の給電ケーブル26他端を第1の可動アーム221に接続しても構わない。
次に、本実施形態に係る抵抗溶接装置1の使用例について説明する。
水平ガン20を使用するときは、テーブル電極9の銅板91上に被溶接物500を載置し、その後、被溶接物500の溶接箇所に水平ガン20の先端部分(電極チップ205が装着された部分)を当てる。そして、この状態で溶接を開始する操作を行うことで、加圧シリンダ301が作動し、加圧シリンダ301の作動によって、ガン本体201の先端部側が下方へ回動し、電極チップ205が被溶接物500に強く当接する。また、加圧シリンダ301の作動と同時に通電が行われて、被溶接物500の溶接箇所における溶接が行われる。
一方、Cガン21又はXガン22を使用するときは、テーブル電極9に金属金具95を装着し、さらに第1,第2の給電ケーブル120,121をCガン21又はXガン22に接続する。この状態で被溶接物500の溶接箇所を挟むことで、当該箇所にて溶接が行われる。
このように、本実施形態に係る抵抗溶接装置1によれば、互いに同形の2枚の銅板91,92と、銅板91と銅板92との間で、銅板91の他方の面91bと銅板92の他方の面92bのそれぞれに密着して配置され、銅板91と銅板92とを非接触状態に保つための絶縁部材93と、手持ち溶接ガンであるCガン21又はXガン22を銅板91,92に接続するための給電金具95と、を有するテーブル電極9を備えたので、1台の抵抗溶接装置1で、水平ガン20のみならず、Cガン21やXガン22も使用することができ、水平ガン及び/又は垂直ガンを備えた抵抗溶接装置と、Cガン又はXガンを備えた抵抗溶接装置の2つの抵抗溶接装置を個別に導入する場合と比べて初期費用の削減、設置面積の最小化、生産性の向上が図れる。
また、テーブル電極9の周縁部であればどの位置からでも電源を取り出せるので、テーブル電極9上での使用のみならず、テーブル電極9の周辺でも手持ち溶接ガンの使用が可能となる。さらに、テーブル電極9とCガン21又はXガン22との間の距離を最小にできるので、第1,第2の給電ケーブル120,121の配線抵抗による電力損失の低減が図れ、溶接電流の立ち上がりを良くすることができる。
なお、本発明を特定の実施形態を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。
例えば、給電金具95とCガン21又はXガン22との接続にキックレスケーブルを用いてもよい。キックレスケーブルとは、往復導線を絶縁して、同一の可撓性ホース無いに収納したケーブルのことを言う。図2における符号150は、キックレスケーブルを示している。
本発明は、2つの電極の一方をテーブル形状とした抵抗溶接装置への適用が可能である。
1 抵抗溶接装置
5 支持アーム
6 給電ケーブル
7 溶接トランス
9 テーブル電極
20 水平ガン
21 Cガン
22 Xガン
91,92 銅板
93 絶縁部材
95 給電金具
96 第1のブロック体
97 第2のブロック体
98 ネジ
99 ボルト
100,101 円筒体
102,103,104,105,111,112 平ワッシャ
110 ナット
115 挟持機構
120 第1の給電ケーブル
121 第2の給電ケーブル
150 キックレスケーブル
201 ガン本体
202 ハンドル
203 シャンクホルダ
204 シャンク
205 電極チップ
301 加圧シリンダ
330 ガンブラケット
500 被溶接物

Claims (2)

  1. 被溶接物を載置するテーブル形状のテーブル電極と、
    装置本体に対して水平方向と垂直方向の2方向に移動自在であって、先端部分に装着された電極チップと前記テーブル電極とにより前記被溶接物に対して溶接を行う溶接ガンと、
    を備えた抵抗溶接装置であって、
    前記テーブル電極は、互いに同形の2枚の銅板と、前記2枚銅板間で、一方の銅板の一方の面と他方の銅板の他方の面のそれぞれに密着して配置される絶縁部材と、を備え、前記2枚銅板のうち、前記溶接ガンに近い方の銅板には電源の負極側が接続され、前記溶接ガンから遠い方の銅板には前記電源の正極側が接続され、前記溶接ガンには前記電源の正極側が接続される、
    抵抗溶接装置。
  2. 前記テーブル電極は、手持ち操作が可能な外部の溶接ガンに給電を行うための給電金具を有し、
    前記給電金具は、
    それぞれ導電性を有する第1,第2のブロック体と、
    前記2つのブロック体を対向配置させた状態で、これらのブロック体を互いに接近又は離反する方向に移動させる挟持機構と、
    一端が前記第1のブロック体に接続される第1の給電ケーブルと、
    一端が前記第2のブロック体に接続される第2の給電ケーブルと、
    を備え、
    前記第1の給電ケーブルの他端を前記外部の溶接ガンの一方の電極に接続するとともに、前記第2の給電ケーブルの他端を前記外部の溶接ガンの他方の電極に接続し、さらに、前記挟持機構にて前記テーブル電極の端部を挟み込むことで、前記記外部の溶接ガンへの給電を可能とする、
    請求項1に記載の抵抗溶接装置。
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