JP7197937B1 - 分離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】オイル除去部材を適正なタイミングで交換することのできる分離装置を提供することである。【解決手段】流入口12及び流出口13を有するケース11と、ケース11内に収容され、通過する圧縮空気からオイルを分離除去するオイル除去部材30と、を有し、流入口12からケース11内に流入した圧縮空気が、オイル除去部材30を通って、流出口13から流出するようにした、分離除去装置10であって、オイル除去部材30を通る圧縮空気中に含まれるオイルの量に応じた指示を行うオイル検知器20を有する、構成となる。【選択図】図3
Description
本発明は、圧縮空気からオイルを分離除去する分離装置に関する。
エアガンやエアシリンダ等の空圧機器が接続される圧縮空気回路には、その回路中を流れる圧縮空気からオイル分を分離除去する分離装置が設けられる(例えば、特許文献1)。このような分離装置が設けられた圧縮空気回路では、オイル分の除去された清浄な圧縮空気を空圧機器に供給することができ、長期にわたって空圧機器を正常に動作させることができる。
圧縮空気回路に設けられるこの種の分離装置は、流入口及び流出口(排気口)が設けられたケース(中空筒体)内に圧縮空気からオイルを分離除去するオイル除去部材(例えば、オイルの吸着材)が充填された構造となっている。そして、流入口からケースに流入する圧縮空気中のオイルがオイル除去部材により除去され、そのオイルの除去された圧縮空気が流出口から流出する。
上述した構造の分離装置では、その分離装置を使用している時間とともにオイル除去部材、例えば、吸着剤のオイル除去性能(吸着性能)が低下する。このため、適当なタイミングで吸着材を交換する必要がる。従来の分離装置では、吸着材の実際のオイル除去性能に関わらず、一定時間毎にその吸着材を交換するようにしている。
しかしながら、分離装置に収容された吸着材のオイル除去性能は、その分離装置が設けられた圧縮空気回路に接続される空圧機器の使用状況等に基づいた当該分離装置における圧縮空気の通過状況や、圧縮空気そのものに含まれるオイルの量に応じて変化する。このため、吸収剤を単に一定時間ごとに交換することにしていると、十分なオイル除去ができない吸着材を使用しつづけたり、まだ許容できるオイル除去性能があるにもかかわらず、吸着材を交換してしまったりするなど、吸着材の交換が必ずしも適正に行われているものではなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、オイル除去部材を適正なタイミングで交換することのできる分離装置を提供するものである。
本発明に係る分離装置は、流入口及び流出口を有するケースと、前記ケース内に収容され、通過する圧縮空気からオイルを分離除去するオイル除去部材と、を有し、前記流入口から前記ケース内に流入した圧縮空気が、前記オイル除去部材を通って、前記流出口から流出するようにした、分離除去装置であって、前記ケース内の前記オイル除去部材内に先端が位置するようにして延びるパイプと、細長形状であって、通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量に応じた指示を行う検知管と、流路が形成され、前記パイプと当該流路とが連通するように前記ケースに固定されるとともに、前記オイル除去部材から前記パイプ及び前記流路を通る圧縮空気が前記検知管に導かれるように、当該検知管を着脱自在に保持する保持部材と、を有する構成となる。
このような構成により、流入口からケース内に流入する圧縮空気がオイル除去部材を通過して流出口から流出するように分離装置が使用されている状況において、ケース内のオイル除去部材を流れる圧縮空気の一部がパイプに導入され、そのパイプに導入された圧縮空気が保持部材の流路を通って当該保持部材に保持された検知管に導かれる。検知管に導かれた圧縮空気が当該検知管を通過する際に、検知管はその通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量に応じた指示を行う。検知管の指示に応じて、オイル除去部材のオイルの除去性能を判断することができる。具体的には、圧縮空気中に含まれる比較的多いオイルの量に応じた検知管の指示から、オイル除去部材のオイル除去性能の低下の程度が比較的大きいと判断することができる。一方、圧縮空気中に含まれる比較的少ないオイルの量に応じた検知管の指示から、オイル除去部材のオイル除去性能の低下の程度が比較的小さいと判断することができる。
本発明に係る分離装置において、前記保持部材は、前記流路の開閉を行うバルブ機構を有する、構成とすることができる。
バルブ機構によって保持部材の流路を閉にした状態で、保持部材に検知管を保持させること(交換すること)ができる。保持部材に検知管が保持された後(交換した後)、バルブ機構によって保持部材の流路が開状態にされると、検知管は通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量に応じた指示を行い得る。
本発明に係る分離装置において、前記保持部材は、前記検知管の一端部を着脱自在に保持する検知管ホルダと、前記検知管ホルダと前記パイプを連結する連結ブロックと、を有する構成とすることができる。
このような構成により、細長形状の検知管の一端を検知管ホルダに保持させた状態で、パイプに導入されたオイル除去部材からの圧縮空気が連結ブロックの流路を通って検知管ホルダに保持された検知管に導かれる。
本発明に係る分離装置において、前記オイル検知器は、一端部において前記検知管ホルダに着脱自在に結合し、他端部に通孔が形成され、前記検知管を外部から見得る状態で覆う検知管カバーを有する、構成とすることができる。
このような構成により、検知管ホルダに一端が保持された検知管は、外部から見得る状態で検知管カバーによって保護され得る。そして、検知管カバーで覆われる検知管を通過して当該検知管カバーの通孔から外部に抜けていく圧縮空気の流れが形成され得る。検知管カバーを検知管ホルダから外すことにより、検知管ホルダに保持された検知管を交換することができる。
本発明に係る分離装置において、前記流出口は、前記ケースの高さ方向において前記流入口より上方に位置し、前記パイプは前記ケースの高さ方向に延び、当該パイプの先端が前記ケースの高さ方向において前記流入口と前記流出口との間に位置する、構成とすることができる。
このような構成により、流入口からケース内に流入してオイル除去部材内を前記流入口より上方の流出口に向けて進む圧縮空気の一部がパイプに導入され、そのパイプに導入されて更に上方に進む圧縮空気が保持部材の流路を通って当該保持部材に保持された検知管に導かれる。
本発明に係る分離装置において、前記流出口は、前記ケースの上端部に設けられた、構成とすることができる。
このような構成により、流入口からケース内に流入してオイル除去部材内を当該ケースの上端部に設けられた流出口に向けて進む圧縮空気の一部がパイプに導入される。
本発明に係る分離装置において、前記流入口は、前記ケースの下端部に設けられた、構成とすることができる。
このような構成により、ケースの下端部に設けられた流入口から当該ケース内に流入してオイル除去部材内を上方の流出口に向けて進む圧縮空気の一部がパイプに導入される。
本発明に係る分離装置によれば、検知管の指示に応じて、オイル除去部材のオイル除去性能を判断することができるので、そのオイル除去部材を適正なタイミングで交換することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
本発明の実施の一態様に係る分離装置は、図1~図3に示すように構成される。なお、図1は、分離装置の外観を示す斜視図であり、図2は、図1における領域Eを拡大して示すとともに一部を分解して示す斜視図であり、図3は、分離装置を示す断面図である。
図1~図3において、分離装置10はケース11を有する。ケース11は、筒状のケース本体11a、ケース本体11aの上面をふさぐ上蓋11b、ケース本体11aの下面をふさぐ下蓋11c、及び下蓋11cに固定された脚部11cを備えている。上蓋11b(ケース11の上端部)には、ケース本体11a内からつながる流出口13が設けられ、下蓋11b(ケース11の下端部)には、ケース本体11a内につながる流入口12が設けられている。
ケース本体11a内には、通過する圧縮空気中のオイルを吸着して当該圧縮空気からオイルを分離除去する吸着材30(オイル除去部材:例えば、ポリプロピレンファイバ)が充填されている。そして、分離装置10は、下端部の流入口12からケース本体11aに流入した圧縮空気が吸着材30を通って上端部の流出口13から流出するように、圧縮空気回路(不図示)に接続される。
分離装置10は、吸着材30を通る圧縮空気に含まれるオイルの量に応じた指示を行うオイル検知器20を有している。オイル検知器20は、パイプ22、保持部材25及び検知管21が直列的に縦方向(高さ方向)に延びるように結合された構造となっている。パイプ22の先端は、ケース10の高さ方向において流入口12と流出口13との間、即ち、ケース本体10aに充填された吸着材30内の高さ方向の所定位置に位置付けられている。
更に、図2及び図3とともに図4を参照するに、オイル検知器20の保持部材25は、検知管21の一端部を着脱自在に保持する検知管ホルダ24と、ケース10の上蓋10bに固定された連結ブロック23とを有している。連結ブロック23は、ケース本体10a(吸着材30)中を延びるパイプ22と検知管ホルダ24とを連結する。連結ブロック23及び検知管ホルダ24にて構成される保持部材25には、それら全体を通して延びる流路25aが形成されている。流路25aは、パイプ22に連通し、パイプ22を通る圧縮空気を検知管ホルダ24に保持された検知管21に導く。流路25aの検知管ホルダ24に形成された部分には、適量の圧縮空気を検知管21に導くための細路24aが含まれている。検知管ホルダ24の検知管21の一端部を保持する部分には気密性を保持するためのO‐リング28が設けられている。
保持部材25の連結ブロック23には、流路25aを開閉するバルブ機構(不図示)が設けられている。バルブ機構はレバー26の操作に応じて流路25aの開閉を行う。オイル検知器20は、更に、検知管ホルダ24に保持された検知管21を外部から見得る状態で覆う検知管カバー27を有している。検知管カバー27は、検知管ホルダ24に着脱自在に結合する接続部27aと、透明材料(ガラス、樹脂等)にて形成された筒体27bと、先端面に通孔27dが形成されたキャップ27cとが、それぞれの長さ方向に直列的に連結した構造となっている。
細長形状の検知管21は、図5に示すような外観を有し、管内を通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量に応じた指示を行う。この検知管21として、例えば、エアテック社製の「No.109AD」を使用することができる。図5において、検知管21の周面には内部を通過する圧縮空気中のオイルの量(0.2、0.5、1.0、3.0、5.0 mg/m3)を表す目盛り21a(数値)が付されている。検知管21内には通過する圧縮空気中に含まれるオイルによって変色する試薬が含まれており、変色によって生じた異なる色の境界に対応する目盛り21aの数値が圧縮空気中に含まれるオイルの量を指示(表す)する。通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量が多くなるほど、変色した領域が圧縮空気の流れFの下流側に延びて、異なる色の境界が目盛り21aのより大きい数値(より多いオイルの量を指示)に対応するようになる。
上述したような構造の分離装置10は、通常、レバー26によって保持部材25(連結ブロック23、検知管ホルダ24)の流路25aが閉鎖された状態にある。この状態で、圧縮空気回路を流れて流入口12からケース本体10aに流入する圧縮空気は、吸着材30を通過して流出口13から流出する。圧縮空気が吸着材30を通過する際に当該圧縮空気中のオイル分が吸着材30に吸着して除去される。その結果、オイル分が除去された清浄な圧縮空気が流出口13から圧縮空気回路内に流出していく。
吸着材30のオイルの吸着性能(オイルの除去性能)について判断する場合、レバー26によって保持部材25(連結ブロック23、検知管ホルダ24)の流路25aが開放される。この状態で、流入口12からケース本体10aに流入する圧縮空気は、吸着材30を通過して流出口13から流出するとともに、吸着材30を通過する圧縮空気の一部がオイル検知器20に導入される。具体的には、吸着材30を通過する圧縮空気の一部がパイプ22に導入され、パイプ22に導入された圧縮空気が保持部材25(連結ブロック23、検知管ホルダ24)の流路25aを通って保持部材25(検知管ホルダ24)に保持された検知管21に導かれる。そして、検知管21を通って検知管カバー27(キャップ27)の通孔27dから抜ける圧縮空気の流れF(図4、図5参照)が形成される。
このように検知管21を通って検知管カバー27の通孔27cから抜ける圧縮空気の流れFが形成される状態を所定時間(例えば、約20分~約40分)継続させる。そして、検知管21においては、当該検知管21を通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量、即ち、吸着材30を通過する圧縮空気中のオイルの量に応じた長さの領域が変色する。そして、検知器21の変色によって生じる異なる色の境界に対応した目盛り21aの数値が、吸着材30を通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量を表すものとして指示される。分離装置10の利用者は、検知管カバー27の筒体27bの周面を通して、検知管21における異なる色の境界に対応した目盛り21aの数値を視認することができる。
分離装置10の利用者は、検知管21における異なる色の境界に対応した目盛り21aの数値に基づいて、吸着材30の吸着性能(オイルの除去性能)を判断することができる。その数値が小さい場合、即ち、吸着材30を通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量が少ない場合、吸着材30によって適正にオイルが除去されているとして、吸着材30の吸着性能(オイル除去性能)の低下の程度は小さい(または、吸着性能が低下していない)と判断することができる。一方、その数値が大きい場合、即ち、吸着材30を通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量が多い場合、吸着材30によってオイルが適正に除去されていないとして、吸着材30の吸着性能(オイル除去性能)の低下の程度が大きいと判断することができる。
検知管21によって指示される目盛り21aの数値が所定値を超えた場合(吸着材30の吸着性能が限界を超えて低下した場合)、検知管カバー27を検知管ホルダ24から外して検知管21を露出させ、検知管ホルダ24に保持されたその検知管21を交換することができる。
上述した分離装置10によれば、検知管21が指示する目盛り21aの数値に応じて吸着材30(オイル除去部材)の吸着性能(オイル除去性能)を判断することができるので、その吸着材30を適正なタイミングで交換することができる。
また、オイル検知器20のパイプ22の先端が、ケース11の高さ方向(縦方向)において、下端部に設けられた流入口12と上端部に設けられた流出口13との間、即ち、ケース11内の吸着材30内の高さ方向(縦方向)における所定位置に位置付けられている。このため、通常、下端からオイルが浸漬される吸着材30の上端までオイルが浸漬される前に、吸着材30中を通過する圧縮空気に含まれるオイルの量に基づいてその吸着性能を判断することができる。よって、比較的早いタイミングで吸着材30の交換時期を判断することができる。
なお、流入口12及び流出口13の位置は、前述したもの(図1、図3参照)に限定されず、流出口13は、ケース11の高さ方向において流入口12より上方に位置していればよい。この場合、パイプ22の先端は、ケース10の高さ方向において流入口12と流出口13との間に位置付けられる。
また、オイル検知器20の構造は、前述したもの(図2~図4参照)に限定されない。オイル検知器20は、少なくとも、パイプ22、検知管21、及び保持部材25によって構成されるものであればよい。そして、保持部材25は、連結ブロック23及び検知管ホルダ24を備えた構造のものに限定されず、流路25aが形成され、パイプ22と流路25aとが連通するようにケース10(上蓋10b)に固定されるとともに、吸着材30からパイプ22及び流路25aを通る圧縮空気が検知管21に導かれるように、検知管21を着脱自在に保持する構造であればよい。
また、吸着材30をオイル除去部材として用いたが、オイル除去部材は、それに限定されず、圧縮空気中に含まれるオイルを分離除去できるものであればよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、実施の形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述したこれら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
本発明は、オイル除去部材を適正なタイミングで交換することのできるという効果を有し、圧縮空気からオイルを分離除去する分離装置として有用である。
10 分離装置
11 ケース
11a ケース本体
11b 上蓋
11c 下蓋
11d 脚部
12 流入口
13 流出口
20 オイル検知器
21 検知管
21a 指示部
22 パイプ
23 連結ブロック
24 検知管ホルダ
24a オリフィス
25 保持部材
25b 流路
26 レバー
27 検知管カバー
27a 接続部
27b 筒体
27c キャップ
27d 通孔
28 O-リング
30 吸着材(オイル除去部材)
11 ケース
11a ケース本体
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21 検知管
21a 指示部
22 パイプ
23 連結ブロック
24 検知管ホルダ
24a オリフィス
25 保持部材
25b 流路
26 レバー
27 検知管カバー
27a 接続部
27b 筒体
27c キャップ
27d 通孔
28 O-リング
30 吸着材(オイル除去部材)
Claims (7)
- 流入口及び流出口を有するケースと、
前記ケース内に収容され、通過する圧縮空気からオイルを分離除去するオイル除去部材と、を有し、
前記流入口から前記ケース内に流入した圧縮空気が、前記オイル除去部材を通って、前記流出口から流出するようにした、分離除去装置であって、
前記ケース内の前記オイル除去部材内に先端が位置するようにして延びるパイプと、
細長形状であって、通過する圧縮空気中に含まれるオイルの量に応じた指示を行う検知管と、
流路が形成され、前記パイプと当該流路とが連通するように前記ケースに固定されるとともに、前記オイル除去部材から前記パイプ及び前記流路を通る圧縮空気が前記検知管に導かれるように、当該検知管を着脱自在に保持する保持部材と、を有する分離装置。 - 前記保持部材は、
前記流路の開閉を行うバルブ機構を有する、請求項1記載の分離装置。 - 前記保持部材は、
前記検知管の一端部を着脱自在に保持する検知管ホルダと、
前記検知管ホルダと前記パイプを連結する連結ブロックと、を有する請求項1または2
記載の分離装置。 - 一端部において前記検知管ホルダに着脱自在に結合し、他端部に通孔が形成され、前記検知管を外部から見得る状態で覆う検知管カバーを有する、請求項3記載の分離装置。
- 前記流出口は、前記ケースの高さ方向において前記流入口より上方に位置し、
前記パイプは前記ケースの高さ方向に延び、当該パイプの先端が前記ケースの高さ方向において前記流入口と前記流出口との間に位置する、請求項1乃至4のいずれかに記載の分離装置。 - 前記流出口は、前記ケースの上端部に設けられた、請求項5記載の分離装置。
- 前記流入口は、前記ケースの下端部に設けられた、請求項5または6記載の分離装置。
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