JP7197298B2 - メチルメルカプタン臭抑制剤の評価及び/又は選択方法 - Google Patents
メチルメルカプタン臭抑制剤の評価及び/又は選択方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7197298B2 JP7197298B2 JP2018134182A JP2018134182A JP7197298B2 JP 7197298 B2 JP7197298 B2 JP 7197298B2 JP 2018134182 A JP2018134182 A JP 2018134182A JP 2018134182 A JP2018134182 A JP 2018134182A JP 7197298 B2 JP7197298 B2 JP 7197298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- olfactory receptor
- response
- receptor polypeptide
- odor
- methyl mercaptan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Description
〔2〕好ましくは、前記OR4S2が配列番号2で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質である、〔1〕記載の方法。
〔3〕好ましくは、前記OR4S2と同等の機能を有するポリペプチドが、配列番号2で示されるアミノ酸配列と少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつメチルメルカプタンに応答性を有するポリペプチドである、〔1〕又は〔2〕記載の方法。
〔4〕好ましくは、前記OR4S2と同等の機能を有するポリペプチドが、配列番号3もしくは4で示されるアミノ酸配列、又はこれと少なくとも80%の同一性を有するアミノ酸配列からなり、かつメチルメルカプタンに応答性を有するポリペプチドである、〔1〕又は〔2〕記載の方法。
〔5〕好ましくは、前記同一性が90%以上である、〔3〕又は〔4〕記載の方法。
〔6〕前記金属イオンが、
好ましくは、銅イオン又は銀イオンであり、
より好ましくは銅イオンである、〔1〕~〔5〕のいずれか1項記載の方法。
〔7〕好ましくは、以下:
前記嗅覚受容体ポリペプチドに試験物質を添加すること、及び
該試験物質に対する該嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定すること、
を含む、〔1〕~〔6〕のいずれか1項記載の方法。
〔8〕好ましくは、前記試験物質に対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を増強する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、〔7〕記載の方法。
〔9〕好ましくは、対照群における前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定することをさらに含む、〔7〕記載の方法。
〔10〕好ましくは、前記試験物質に対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比べて増強する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含み、
より好ましくは、前記試験物質に対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比較して120%以上に増強する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択するか、又は、前記試験物質に対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比較して統計学的に有意に増強する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、〔9〕記載の方法。
〔11〕好ましくは、以下:
前記嗅覚受容体ポリペプチドに試験物質及び該嗅覚受容体ポリペプチドのアゴニストを添加すること、及び
該アゴニストに対する該嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定すること、
を含む、〔1〕~〔6〕のいずれか1項記載の方法。
〔12〕好ましくは、前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を抑制する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、〔11〕記載の方法。
〔13〕好ましくは、対照群における前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定することをさらに含む、〔11〕記載の方法。
〔14〕好ましくは、前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比べて抑制する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含み、
より好ましくは、前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比較して60%以下に抑制する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択するか、又は、前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比較して統計学的に有意に抑制する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、
〔13〕記載の方法。
〔15〕好ましくは、前記嗅覚受容体ポリペプチドが、該嗅覚受容体ポリペプチドを発現するように遺伝的に操作された組換え細胞上に発現されている、〔1〕~〔14〕のいずれか1項記載の方法。
〔16〕好ましくは、前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答の測定が、ELISAもしくはレポータージーンアッセイによる細胞内cAMP量測定、又はカルシウムイメージングによって行われる、〔1〕~〔15〕のいずれか1項記載の方法。
〔17〕好ましくは、前記試験物質を官能試験により評価することをさらに含む、〔1〕~〔16〕のいずれか1項記載の方法。
1)嗅覚受容体発現細胞の作製
GenBankに登録されている配列情報を基に、表1~2に記載のヒト嗅覚受容体をコードする遺伝子をクローニングした。各遺伝子は、human genomic DNA female(G1521:Promega)を鋳型としたPCR法によりクローニングした。PCR法により増幅した各遺伝子をpENTRベクター(Invitrogen)にマニュアルに従って組み込み、pENTRベクター上に存在するNotI、AscIサイトを利用して、pME18Sベクター上のFlag-Rhoタグ配列の下流に作製したNotI、AscIサイトへと組換えた。
ヒトRTP1Sをコードする遺伝子をpME18SベクターのEcoRI、XhoIサイトへ組み込んだ。
実施例1の1)では、ヒト嗅覚受容体405種をそれぞれ発現させたHEK293細胞を作製した。表3に示す組成の反応液を調製しクリーンベンチ内で15分静置した後、384ウェルプレート(BioCoat)の各ウェルに4.4μLずつ添加した。次いで、HEK293細胞(20×104細胞/cm2)を40μLずつ各ウェルに播種し、37℃、5%CO2を保持したインキュベータ内で24時間培養した。
HEK293細胞に発現させた嗅覚受容体は、細胞内在性のGαsと共役しアデニル酸シクラーゼを活性化することで、細胞内cAMP量を増加させる。本研究でのにおい応答測定には、細胞内cAMP量の増加をホタルルシフェラーゼ遺伝子(fluc2P-CRE-hygro)由来の発光値としてモニターするルシフェラーゼレポータージーンアッセイを用いた。また、CMVプロモータ下流にウミシイタケルシフェラーゼ遺伝子を融合させたもの(hRluc-CMV)を同時に遺伝子導入し、遺伝子導入効率又は細胞数の誤差を補正する内部標準として用いた。ルシフェラーゼの活性測定には、Dual-GloTMluciferase assay system(Promega)を用い、製品の操作マニュアルに従って測定を行った。各種刺激条件について、ホタルルシフェラーゼ由来の発光値をウミシイタケルシフェラーゼ由来の発光値で除した値fluc/hRlucを算出した。におい物質刺激により誘導されたfluc/hRlucを、におい物質刺激を行わない細胞でのfluc/hRlucで割った値をfold increaseとして算出し、応答強度の指標とした。
におい物質としては、以下を使用した。
メチルメルカプタンナトリウム(約15%水溶液)(東京化成工業株式会社)、
Acetophenone(Sigma-Aldrich)、
p-Menthene-8-thiol(1%Alc)(高砂香料工業)、
p-Menthane-8-thiol-3-one(東京化成工業)、
Furfuryl mercaptan(Sigma-Aldrich)
1)メチルメルカプタンに応答する嗅覚受容体の同定
参考例1に従って作製した嗅覚受容体発現細胞の培養物から培地を取り除き、メチルメルカプタンナトリウムを含む300μM CuCl2添加DMEM培地(10mM HEPESでpH6.5に調整)を、該培養物を含む384ウェルプレートの各ウェルに30μLずつ添加した(最終濃度:メチルメルカプタン 3mM)。細胞をCO2インキュベータ内で2.5~3時間培養し、ルシフェラーゼ遺伝子を細胞内で十分に発現させた後、参考例2の手法でルシフェラーゼアッセイを行い、メチルメルカプタンに対する嗅覚受容体の応答強度(fold increase)を測定した。同様の手順で、CuCl2非添加培地中で培養した細胞での嗅覚受容体の応答強度を測定した。
参考例1、2記載の方法に従って、異なる濃度のメチルメルカプタンに対するOR4S2、OR2T11、OR2W1、OR2T1及びOR13C1の応答を測定した。その結果、OR4S2、OR2T11及びOR2W1はメチルメルカプタン濃度依存的な応答を示し、メチルメルカプタン受容体であることが確認された(図2)。このうち、OR4S2が最も応答性が高くメチルメルカプタンに特に高感度な受容体であることが分かった。
実施例1で特に高いメチルメルカプタン応答性を示したOR4S2の応答を抑制することにより、メチルメルカプタン臭を抑制することができると考えられた。本実施例では、OR4S2アゴニストを探索し、それらのメチルメルカプタン臭抑制作用を調べた。
(1)嗅覚受容体応答の測定
参考例1に従って作製したOR4S2発現細胞の培養物から、培地を取り除き、300μM CuCl2添加DMEM培地に試験物質(培地中最終濃度:60ppm又は200ppm)を含む溶液を75μL添加した。細胞をCO2インキュベータ内で3~4時間培養し、ルフェラーゼ遺伝子を細胞内で十分に発現させた後、参考例2の手法でルシフェラーゼアッセイを行い、試験物質に対する嗅覚受容体の応答強度(Fold increase)を測定した。試験物質として126種のにおい物質を用いた。
その結果、OR4S2の応答を活性化させる物質として、Acetophenone、p-Menthene-8-thiol、p-Menthane-8-thiol-3-one及びFurfuryl mercaptanが見出された。これらの物質に対するOR4S2の応答をさらに調べた。結果を図3に示す。なお、図3における試験物質の濃度は、p-Menthene-8-thiol及びp-Menthane-8-thiol-3-oneは30μM、Furfuryl mercaptan及びAcetophenoneは300μMである(p-Menthene-8-thiol及びp-Menthane-8-thiol-3-oneは300μMで細胞毒性を有するため、30μMで刺激した)。これらの試験物質に対する応答は、OR4S2を発現させない細胞(Mock)では認められなかったことから、OR4S2に依存したものであった。したがって、これらの物質は、OR4S2アゴニストであり、嗅覚受容体アゴニズムによるにおいの交差順応に基づくメチルメルカプタン臭抑制剤として機能すると考えられた。すなわち、これらの物質を嗅ぎ続けることで、鼻でOR4S2の脱感作が引き起こされ、メチルメルカプタンを認識できない状況が生じると期待された。
(1)方法
1)で見出されたOR4S2アゴニストによるメチルメルカプタン臭抑制効果を、官能試験により評価した。官能試験では、該アゴニストの交差順応によるにおい抑制作用を評価した。
(メチルメルカプタンサンプルの調製)
メチルメルカプタンナトリウム(15%水溶液)と10%クエン酸水溶液を等量混ぜた混合液を調製した。該混合液30μLを直径約14mmの綿球(アズワン株式会社、No.14)に染み込ませ、テルモシリンジSS-50ESZ(東京硝子器械株式会社)に封入し、1.5時間放置した。シリンジ内の気体25mL分を横にシリンジの先が刺さる程度の穴を開けたミニカップ500(株式会社ビッグ、500mL)に注入し、メチルメルカプタンサンプルを調製した。
(試験サンプルの調製)
床から91cm-139cmの位置に窓(縦48cm×横43.5cm)が付いた密閉空間(縦×横×高さ=110cm×110cm×225cm)を用意した。噴霧器(ノズル:マイクロフォグMINI MF0005(ノズルネットワーク株式会社)、ポンプ:ミニエアポンプ(SITO MOTOR社))を用いて、におい物質を該密閉空間内にその窓から噴霧し、窓を閉め、1分間放置して該密閉空間内ににおい物質を充満させた。これを試験サンプルとした。におい物質は次のいずれかを用いた:10%Acetophenoneを含むエタノール溶液を100μL、0.2%p-Menthene-8-thiolを含むエタノール溶液を50μL、0.1%p-Menthane-8-thiol-3-oneを含むエタノール溶液を50μL、及び、0.01%Furfuryl mercaptanを含むエタノール溶液を50μL。
官能試験はパネラー3名で行った。試験では、試験サンプル適用前後でのメチルメルカプタン臭の強度の変化を評価した。詳細には、パネラーは、まずメチルメルカプタンサンプルを呈示され、そのにおい強度を評価した。次に、該密閉空間に充満させた試験サンプルを窓から2分間嗅いだ。その後、改めてメチルメルカプタンサンプルを呈示され、そのにおい強度を評価した(図4参照)。以上の手順を1セットとして試験を行った。各セット間には少なくとも3分間以上の休憩を設けた。
官能試験の結果を図5に示す。試験されたOR4S2アゴニストは、いずれも、嗅覚受容体アゴニズムによるにおいの交差順応に基づくメチルメルカプタン臭抑制効果を示した。
Claims (12)
- 試験物質添加後の、配列番号2で示されるアミノ酸配列からなるポリペプチド、及び当該アミノ酸配列と少なくとも90%の同一性を有するアミノ酸配列からなり且つ銅イオン存在下でメチルメルカプタンに応答性を有するポリペプチドからなる群より選択される少なくとも1種の嗅覚受容体ポリペプチドの応答を、銅イオン存在下で測定することを含む、メチルメルカプタン臭抑制剤の評価及び/又は選択方法。
- 前記嗅覚受容体ポリペプチドに試験物質を添加すること、及び
該試験物質に対する該嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定すること、
を含む、請求項1記載の方法。 - 前記試験物質に対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を増強する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、請求項2記載の方法。
- 対照群における前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定することをさらに含む、請求項2記載の方法。
- 前記試験物質に対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比べて増強する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、請求項4記載の方法。
- 前記嗅覚受容体ポリペプチドに試験物質及び該嗅覚受容体ポリペプチドのアゴニストを添加すること、及び
該アゴニストに対する該嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定すること、
を含む、請求項1記載の方法。 - 前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を抑制する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、請求項6記載の方法。
- 対照群における前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を測定することをさらに含む、請求項6記載の方法。
- 前記アゴニストに対する前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答を前記対照群と比べて抑制する試験物質をメチルメルカプタン臭の抑制剤として選択することをさらに含む、請求項8記載の方法。
- 前記嗅覚受容体ポリペプチドが、該嗅覚受容体ポリペプチドを発現するように遺伝的に操作された組換え細胞上に発現されている、請求項1~9のいずれか1項記載の方法。
- 前記嗅覚受容体ポリペプチドの応答の測定が、ELISAもしくはレポータージーンアッセイによる細胞内cAMP量測定、又はカルシウムイメージングによって行われる、請求項1~10のいずれか1項記載の方法。
- 前記試験物質を官能試験により評価することをさらに含む、請求項1~11のいずれか1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018134182A JP7197298B2 (ja) | 2018-07-17 | 2018-07-17 | メチルメルカプタン臭抑制剤の評価及び/又は選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018134182A JP7197298B2 (ja) | 2018-07-17 | 2018-07-17 | メチルメルカプタン臭抑制剤の評価及び/又は選択方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020010629A JP2020010629A (ja) | 2020-01-23 |
JP7197298B2 true JP7197298B2 (ja) | 2022-12-27 |
Family
ID=69168763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018134182A Active JP7197298B2 (ja) | 2018-07-17 | 2018-07-17 | メチルメルカプタン臭抑制剤の評価及び/又は選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7197298B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4361272A1 (en) | 2021-06-22 | 2024-05-01 | Kao Corporation | Olfactory receptor expressing method and response measurement method |
WO2023074766A1 (ja) * | 2021-10-28 | 2023-05-04 | 味の素株式会社 | アミノ酸臭を抑制する物質のスクリーニング方法およびアミノ酸臭の抑制方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003020306A1 (fr) | 2001-08-29 | 2003-03-13 | Kyogo Itoh | Desensibilisants |
JP2015211667A (ja) | 2014-04-14 | 2015-11-26 | 花王株式会社 | 尿臭抑制剤の探索方法 |
JP2016224039A (ja) | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 花王株式会社 | 匂い抑制物質の選択方法 |
JP2017006122A5 (ja) | 2016-06-10 | 2017-02-16 | ||
JP2017153444A (ja) | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 匂いの評価方法 |
JP2017176134A (ja) | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社豊田中央研究所 | 嗅覚受容体を用いた評価方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6122181B2 (ja) | 2015-06-17 | 2017-04-26 | 花王株式会社 | スルフィド化合物の臭いの抑制剤の評価又は選択方法 |
-
2018
- 2018-07-17 JP JP2018134182A patent/JP7197298B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003020306A1 (fr) | 2001-08-29 | 2003-03-13 | Kyogo Itoh | Desensibilisants |
JP2015211667A (ja) | 2014-04-14 | 2015-11-26 | 花王株式会社 | 尿臭抑制剤の探索方法 |
JP2016224039A (ja) | 2015-05-29 | 2016-12-28 | 花王株式会社 | 匂い抑制物質の選択方法 |
JP2017153444A (ja) | 2016-03-04 | 2017-09-07 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 匂いの評価方法 |
JP2017176134A (ja) | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社豊田中央研究所 | 嗅覚受容体を用いた評価方法 |
JP2017006122A5 (ja) | 2016-06-10 | 2017-02-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020010629A (ja) | 2020-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6434661B2 (ja) | 匂い制御物質の選択方法 | |
JP6588715B2 (ja) | 尿臭抑制剤の探索方法 | |
JP6114439B2 (ja) | 匂い抑制物質の選択方法 | |
US9249453B2 (en) | Method for identifying a malodor inhibitor | |
EP2806031B1 (en) | Method for searching for malodor control agent | |
WO2016194788A1 (ja) | 匂い抑制物質の選択方法 | |
JP7197298B2 (ja) | メチルメルカプタン臭抑制剤の評価及び/又は選択方法 | |
WO2016204211A1 (ja) | スルフィド化合物の臭いの抑制剤の評価又は選択方法 | |
JP6393505B2 (ja) | 生乾き臭抑制剤の探索方法 | |
JP6422665B2 (ja) | 腋臭抑制剤の探索方法 | |
EP3312289B1 (en) | Method for evaluating and selecting agent for suppressing odors of sulfide compounds | |
JP6276555B2 (ja) | フラネオールによるにおいの抑制剤の探索方法 | |
JP7383453B2 (ja) | インドール臭抑制剤の選択方法 | |
JP7158192B2 (ja) | メチルメルカプタン臭抑制剤 | |
JP7214486B2 (ja) | 猫尿臭抑制剤の探索方法 | |
JP6395426B2 (ja) | アクリル酸ブチル臭抑制剤の探索方法 | |
JP2023174084A (ja) | 微量アミン関連受容体の抑制剤、アンモニア臭および/またはアミン臭の消臭剤、アンモニア臭および/またはアミン臭の消臭方法 | |
JP2023117130A (ja) | アルデヒド臭の抑制剤の探索方法 | |
JP2023174085A (ja) | アンモニア臭の抑制剤の探索方法 | |
JP2020010795A (ja) | メチルメルカプタン臭抑制剤 | |
EP3311807B1 (en) | Agent for suppressing odors of polysulfide compounds | |
JP2024061967A (ja) | アルデヒド臭に対する嗅覚受容体の抑制剤、アルデヒド臭の消臭剤、アルデヒド臭の消臭方法 | |
JP2023084474A (ja) | アミンを原因とするにおいの抑制剤の評価及び/又は選択方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220628 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221025 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221215 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7197298 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |