JP7195581B2 - 電気錠 - Google Patents
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特許文献1に開示された電気錠は、一目見て電気錠を採用した扉であることが解らないように、シリンダー錠の本体内に電気錠を形成する主要機器を内蔵して形成している。つまり、部外者に電気錠を採用していることが悟られないように、電気錠ではない通常のシリンダー錠と外観が変わらないものとしている。
そこで、電気錠を採用する際には、上記したリモコンキーやカードキーを用いた電動による施解錠操作に加え、手動での施解錠操作が可能な構造とし、緊急時においてもドアの施解錠操作を可能とする場合がある。
つまり、鍵を差し込んで捻る動作のように、電気の供給の有無によらず実行可能な手動による施解錠操作も可能な構造とし、電動と手動のそれぞれで施解錠が可能な構造としている場合がある。
つまり、手動解錠が不可能な型(シリンダーを有さない型)の電気錠と、通常の鍵穴部分を有するシリンダー錠では、侵入窃盗犯による解錠手口が異なる。このため、通常のシリンダー錠付きの扉を狙う侵入窃盗犯は、手動解錠が不可能な型の電気錠が採用されている場合、その事実をもって不法侵入を諦める場合がある。
このことから、電気錠を採用する場合、主に緊急時に使用する鍵穴部分の存在を部外者に極力知られたくないという要求がある。
本体部と、前記本体部に対して着脱可能な化粧板部材を備え、前記本体部は、外部の鍵を挿入可能な鍵穴を有する鍵部材を含んで形成されるものであり、前記施解錠操作は、電動操作と手動操作のそれぞれで実施可能であり、前記手動操作による前記施解錠操作では、前記鍵穴に前記鍵を挿入するものであり、前記電動操作による前記施解錠操作は、前記本体部に前記化粧板部材を取り付けた状態で行うことが可能であり、前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態では、前記化粧板部材が前記鍵穴の外側を覆うものであり、前記本体部は、外筒部と、外筒部の内側に位置する内側部と、前記電動操作による前記施解錠操作で操作する操作ボタンをさらに有し、前記化粧板部材は、前記鍵穴に挿入可能な挿入部を有し、前記挿入部を前記鍵穴に挿入することで前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態となるものであり、前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態において、前記化粧板部材の外側面と、前記操作ボタンの外側面とが略同一平面上に位置するものであり、前記挿入部を前記鍵穴から引き抜くことで前記化粧板部材が取り外された状態となるものであり、前記外筒部は、前記内側部に対してスライド移動可能であり、前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態で、前記外筒部をスライド移動することで、前記化粧板部材の一部が前記外筒部の内側に位置する状態と、前記化粧板部材の一部が前記外筒部の外部に位置する状態を切り替え可能であり、前記スライド移動では、前記外筒部が前記ドア本体から離れる方向、又は、前記ドア本体に近づく方向に移動し、前記外筒部を前記ドア本体から離れる方向に移動させると前記外筒部が移動後の位置に配された状態が維持され、前記化粧板部材の一部が前記外筒部の内側に位置する状態が維持されることを特徴とする電気錠である。
また、本発明の電気錠は、化粧板部材を取り付けた状態で電動操作による施解錠操作を行うことが可能であり、施解錠操作が行われる際にも、あたかも手動解錠が不可能な型の電気錠のように見せかけることができる。
さらに、電動による施解錠を主として運用することで(通常時には電動による施解錠を使用することで)、鍵穴が即座に鍵を挿入できない状態であっても、使用者が不便さを感じることがない。
このため、通常時には、化粧板部材が取り外し可能であることを解りにくくすることが可能であり、化粧板部材を取り外す際には、化粧板部材を取り外し易くすることができる。
すなわち、この電気錠1は、主にマンション等の建屋内で専有スペースと共有スペースを区画するドアや、一戸建て等において玄関となる部分に設けられるドアに対して取り付け可能なものである。言い換えると、電気錠1は、居住空間の出入口に設けられるドア本体3に取り付けることを想定したものとなっている。
そして、2つのドアハンドル6の間にラッチ錠ユニット9を取り付けている。また、第一電気錠4と第一サムターン7の間と、第二電気錠5と第二サムターン8の間のそれぞれには、第一錠ユニット10(錠機構)と、第二錠ユニット11(錠機構)をそれぞれ取り付けている。
なお、この上位制御装置は、第一電気錠4、第二電気錠5から送信される信号に基づいて、第一錠ユニット10、第二錠ユニット11の動作を制御するものである。すなわち、公知のそれと同様に、CPU、記憶手段、他の機器との間で信号の送受信が可能な信号送受信手段を備えており、記憶手段に制御用のプログラムが記憶されたものとなっている。
したがって、第一電気錠4に対して所定の操作をする(詳しくは後述する)、又は、第一サムターン7をつまんで回す操作をすることで、第一錠ユニット10の本体ケースからデッドボルト15が出没する構造となっている。
なお、付言すると、この第一錠ユニット10は、例えば、モータやソレノイドといった図示しない動力源を備えている。このことから、この動力源に通電することで、第一電気錠4に対する操作に基づき、デッドボルト15を自動で出没させる動作が可能となっている。
このことから、第二電気錠5に対して所定の操作をする(詳しくは後述する)、又は、第二サムターン8をつまんで回す操作をすることで、第二錠ユニット11の本体ケースからデッドボルト15が出没する構造となっている。
なお、この第二錠ユニット11もまた、第一錠ユニット10と同様に、モータやソレノイドといった図示しない動力源を備えている。このことから、この動力源に通電することで、第二電気錠5に対する操作に基づき、デッドボルト15を自動で出没させる動作が可能となっている。
つまり、外筒部材30は、前方側の大径部30aと後方側の小径部30bを有しており、大径部30aと小径部30bのそれぞれにおいて円環状に連続する側面部分が、段差を介して連続している。
この仕切壁部30cは、外筒部材30の径方向に広がる面を有する壁状部分を形成しており、鍵部材32や他部材を挿通するための貫通孔が適宜の部分に形成されている。
そして、鍵穴露出孔31aは、この鍵部材配置部と外部を連通する孔であり、内側部材31の前端側部分から鍵部材配置部まで延びている。
この操作ボタン部38は、半円板状の押圧板部38aを有しており、この押圧板部38aを押し込むことで、内側部材31に内部に配されたスイッチが押圧される構造となっている。
そして、外筒部分32aと内筒部分32bには、これらを連通する複数の穴が設けられ、その連通穴のそれぞれにピン32cが配されている(図7参照)。そして、内筒部分32bには、鍵穴43が設けられている(図7参照)。
なお、作図の都合上、一部のピン32cにのみ符号を付し、他への符号を省略する。
土台部本体33aは、内部に外筒部材30の小径部30bを挿入可能な大きさとなっている。すなわち、土台部本体33aの内径は、小径部30bの外径よりも大きい。
また、土台部本体33aの底部分を形成する土台側仕切壁部33cは、土台部本体33aの径方向に広がる面を有する壁状部分を形成しており、鍵部材32や他部材を挿通するための貫通孔が適宜の部分に形成されている。
挿入部48は、本体板部47の一主面側である後側面からさらに後方に突出する部分であり、突出方向基端側に位置するベース部48aと、長板状部48bに区画される部分である。
なお、これら溝、窪み、欠落部分の形成位置、数、形状、又は、溝の長さ、溝の延び方向、窪みの深さ等は、最終的に形成する長板状部48bの形状に応じて適宜変更可能となっている。つまり、長板状部48bは、ディスクシリンダー用のキーを模した形状とする場合や、ディンプルキーを模した形状とする場合等、それぞれ場合において溝、窪み、欠落部分を適宜形成して作成される。
脱落防止部材50は、扁平な紐状の部材であり、一端側が本体部25の前面上方側に固定されており、他端側が化粧板部材26の本体板部47における一主面側(後面側)に固定されている。
すなわち、本体板部47において、挿入部48が形成されている主面と同じ主面に、脱落防止部材50の一端が固定されている(図6(b)参照)。
詳細には、挿入部48のうち、ベース部48aの大部分が、鍵穴露出孔31aの内部に位置した状態となり、長板状部48bの大部分が鍵穴43の内部に位置した状態となる。
したがって、何者かが化粧板部材26を盗み取り、化粧板部材26を不正に使用して(例えば、挿入部48のみを折り取る等して)解錠操作を行おうとしても、解錠操作の実行が不可能なようになっている。
つまり、長板状部48bを鍵穴43に挿入することで、長板状部48bの溝、窪み、欠落部分に対し、鍵部材32の複数のピン32cのうちの一部が入り込んだ状態となる。このことから、長板状部48bが鍵穴43挿入された状態で、長板状部48bに引き抜き方向へ力が働いても、長板状部48bの被係合部(溝、窪み、欠落部分)と係合する鍵部材32の係合部(ピン32c)が抜け止めとして作用する。
すなわち、長板状部48bを鍵穴43から引き抜く際には、一定以上の力で引き抜く必要があり、意図しない化粧板部材26の脱落を防止することができる。
そして、本体板部47と押圧板部38aがいずれも外筒部材30の内部に位置し、これらの前面同士が同一平面上(略同一平面上)に位置した状態となる。
なお、ここでいう略同一平面上とは、完全に同一平面上に位置した状態の他、数mm程度(本体板部47又は押圧板部38aの最大厚さ以下であって遠目に目立たない程度)の微細なずれを許容するものとする。
このことから、第一電気錠4は、概形が略円柱状となる塊状の部分に見えるので、化粧板部材26が本体部25に対して着脱可能であることを目立たなくすること(部外者に解り難くすること)ができる。
まず、図8(a)で示されるように、外筒部材30をドア本体3側へスライド移動させる。
すなわち、外筒部材30は、内側部材31と土台部33に対してドア本体3の厚さ方向沿ってスライド移動可能であり、ドア本体3へ近づく方向と、ドア本体3から離れる方向のそれぞれに移動可能となっている。詳細には、外筒部材30をドア本体3側へ移動させる際、大径部30aの後端側部分がフランジ部33bの前端側部分に当接するまで移動可能となっている。
そして、この状態から化粧板部材26をつまんで引き抜くことで、化粧板部材26が本体部25から取り外された状態となる。
その一方で、化粧板部材26を取り外す際には、本体板部47を外筒部材30の外部に位置させることで、使用者が本体板部47をつまみ易くなり、化粧板部材26を取り外し易くすることができる。
この受信装置は、リモコンキー12から送信された信号を受信する信号受信手段と、送信された信号が所定の条件に合致する信号を含んでいるか否かを判別する判別手段を有する。
また、この第一電気錠4は、制御装置(第一制御装置)が内蔵されており、所定の操作(詳しくは後述する)がされたことを条件として、上記した上位制御装置(図示しない)に情報を送信する。そして、第一電気錠4からの信号を受信した上位制御装置が第一錠ユニット10(図1参照)に信号を送信することで、第一錠ユニット10のデッドボルト15を自動で出没させる動作が実施される。
なお、第二電気錠5について以下で詳細に説明するが、上記した第一電気錠4と同様の部分については、詳細な説明を省略する。
すなわち、本体部60に化粧板部材61を取り付けた状態において、化粧板部材61の本体板部65を外筒部材30の内部に配した状態と、本体板部65を外筒部材30の外部に配した状態を切り替え可能となっている。
そして、本体部60と化粧板部材61が脱落防止部材50で連結されている。なお、作図の都合上、図9では、脱落防止部材50の中途部分を省略して示す。
つまり、カードリーダは、カードキー13から情報(信号)を取得する情報取得手段と、カードキー13が所定の条件に合致する情報(信号)を含んでいるか(カードキー13が正規のものであるのか)否かを判別する判別手段とを有する。
なお、便宜上、図1で示されるドア本体3において、第一電気錠4、第二電気錠5が配されている主面側を外部側、第一サムターン7、第二サムターン8が配されている主面側を室内側として説明する。
リモコンキー12は、図10で示されるように、箱状のキー本体部70と、ブレード部71とを有する。
なお、動作確認ランプは、鍵操作ボタン70aが押下される等、リモコンキー12に対して使用者による所定の操作がなされたとき、所定の色の光を発光する部分である。
ブレード部71の略長方形板状となる部分は、通常の鍵のブレード部分と同様に、溝、窪み、欠落部分が適宜形成されている。なお、本実施形態では、ブレード部71の略長方形板状部分が、所謂ディンプルキーのブレード部分となっており、複数の窪み部分を有する。すなわち、複数の窪み部分が所定の規則に基づいて配列され、それぞれの窪み部分が所定形状及び所定の大きさとなるように形成されている。
その一方、キー本体部70は、一方の側面に開口を有し、この開口部分から内部まで延びる鍵収容空間が形成されている。
したがって、ブレード部71が外部に露出した状態から、ブレード部71を回動させ、キー本体部70の側面から内部に入れ込むことにより、ブレード部71がキー本体部70に収納された状態となる。また、ブレード部71が収納された状態で、収納する際に回動させた回動方向とは逆方向に回動させることにより、ブレード部71の大部分を外部に露出した状態へ移行できる。
具体的には、第一錠ユニット10の施錠状態と解錠状態を切り替える操作として、以下の第一操作(電動操作)、第二操作(電動操作)、第三操作(手動操作)がある。
第二操作は、ドア本体3の傍で使用者がリモコンキー12の鍵操作ボタン70aを押下する操作である。
第三操作は、第一電気錠4の化粧板部材26を取り外した状態とし、リモコンキー12のブレード部71を第一電気錠4の鍵穴43に挿入して、リモコンキー12を回す(捻る)操作である。
第五操作は、第二電気錠5の化粧板部材61を取り外した状態とし、リモコンキー12のブレード部71を第二電気錠5の鍵穴43に挿入して、リモコンキー12を回す(捻る)操作である。
このことにつき、以下で詳細に説明する。また、第一電気錠4の施解錠報知手段について詳細に説明し、第二電気錠5の施解錠報知手段については詳細な説明を省略する。
発光領域75は、第一電気錠4の前面を形成する板状部分の縁端側、すなわち、本体板部47と押圧板部38a(第二電気錠5では本体板部65)の縁端部分に形成された透明部分である。したがって、特に限定されるものではないが、本体板部47と押圧板部38aは、透明板に対し、縁端部分以外を着色する等により、形成することができる。
なお、ここでいう「透明」とは、物質を通してその先にあるものが透けて見えることをいい、無色だけではなく、有色である場合も含む。
なお、本実施形態では、特に限定されるものではないが、解錠状態に移行した場合は赤色、施錠状態に移行した場合は青色で発光する。すなわち、施錠状態から解錠状態に移行した場合、所定時間(例えば、数秒間)だけ、発光領域75が赤色発光する。対して、解錠状態から施錠状態に移行した場合、所定時間(例えば、数秒間)、発光領域75が青色発光する。
例えば、本体部25,60等にスピーカ等の発音手段を設け、この発音手段を施解錠報知手段としてもよい。この場合、例えば、解錠状態に移行した場合は「ピッ、ピッ」と短い音を二回発し、施錠状態に移行した場合は、「ピッ」と短い音を一回発するものとしてもよい。また、上記した発光による報知動作と、発音による報知動作を同時に実行してもよい。
例えば、それぞれの状態で発音回数を変更するのではく、異なる音を発してもよい。また、それぞれの状態で、発音回数と発する音のいずれもが異なるようにしてもよい。また、それぞれの状態のいずれか一方のみで報知動作を実施してもよい。
ここで、これらの電気錠1が機能するための電子機器は、本体部25,60が備えていても(本体部25,60に内蔵されても)よく、化粧板部材26,61の本体板部47,65が備えていても(本体板部47,65に内蔵されても)よい。また、これらのそれぞれに分けて配されていてもよい。
そして、化粧板部材26,61の本体板部47,65が、電子機器を形成する基板等の一部又は全部を備えた構造とする場合、脱落防止部材50の内部に配線部材を設けてもよい。具体的には、電子機器に電力を供給するための給電線や、本体板部47,65側の電子機器と本体部25,60側の機器とが信号を送受信するための信号線が、脱落防止部材50の内部に配されてもよい。
つまり、脱落防止部材50が、化粧板部材26,61の脱落を防止するための部材と、電気機器を動作させるための配線部材を兼ねる構造であってもよい。
例えば、上記した第一操作や第二操作、又は、第一サムターン7をつまんで捻る操作を実施し、第一錠ユニット10を解錠状態から施錠状態へ移行させたとき、第二錠ユニット11もまた解錠状態から施錠状態へ移行するように形成してもよい。すなわち、第一電気錠4、又は、第一サムターン7を操作することで、第一錠ユニット10だけでなく、第二錠ユニット11の施解錠操作が実行されるものとしてもよい。同様に、第二電気錠5又は第二サムターン8を操作することで、第二錠ユニット11だけでなく、第一錠ユニット10の施解錠操作が実行されるものとしてもよい。
例えば、第一電気錠4、第二電気錠5の一方(第一錠ユニット10、第二錠ユニット11の一方)が解錠(不正解錠)され、所定時間内(例えば、25秒間)の間にもう一方が解錠されない場合、解錠された一方を自動で施錠状態へ移行させるものとしてもよい。
例えば、第一電気錠4、第二電気錠5の一方(第一錠ユニット10、第二錠ユニット11の一方)が解錠状態となり、所定時間内にドア本体3が開かれない(ドア本体3が閉状態から開状態に移行しない)場合、自動で双方を施錠状態へ移行してもよい。
また、リモコンキー12は、内部に揺れや振動を検知するセンサを設け、所定時間に亘って静止状態(センサが揺れや振動を検知しない状態)が継続されたことを条件として、全ての信号(電波)の発信を停止する構造としてもよい。このような構成とすると、玄関等、ドア本体3の近くにリモコンキー12を置き忘れても、外部の部外者が不正解錠できず、好ましい。
10 第一錠ユニット(錠機構)
11 第二錠ユニット(錠機構)
25,60 本体部
26,61 化粧板部材
30 外筒部材(外筒部)
31 内側部材(内側部)
32 鍵部材
38 操作ボタン部(操作ボタン)
43 鍵穴
Claims (3)
- ドア本体に取り付けられ、錠機構と連動して解錠状態と施錠状態を切り替える施解錠操作が可能な電気錠であって、
本体部と、前記本体部に対して着脱可能な化粧板部材を備え、
前記本体部は、外部の鍵を挿入可能な鍵穴を有する鍵部材を含んで形成されるものであり、
前記施解錠操作は、電動操作と手動操作のそれぞれで実施可能であり、
前記手動操作による前記施解錠操作では、前記鍵穴に前記鍵を挿入するものであり、
前記電動操作による前記施解錠操作は、前記本体部に前記化粧板部材を取り付けた状態で行うことが可能であり、
前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態では、前記化粧板部材が前記鍵穴の外側を覆うものであり、
前記本体部は、外筒部と、外筒部の内側に位置する内側部と、前記電動操作による前記施解錠操作で操作する操作ボタンをさらに有し、
前記化粧板部材は、前記鍵穴に挿入可能な挿入部を有し、
前記挿入部を前記鍵穴に挿入することで前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態となるものであり、前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態において、前記化粧板部材の外側面と、前記操作ボタンの外側面とが略同一平面上に位置するものであり、
前記挿入部を前記鍵穴から引き抜くことで前記化粧板部材が取り外された状態となるものであり、
前記外筒部は、前記内側部に対してスライド移動可能であり、
前記化粧板部材が前記本体部に取り付けられた状態で、前記外筒部をスライド移動することで、前記化粧板部材の一部が前記外筒部の内側に位置する状態と、前記化粧板部材の一部が前記外筒部の外部に位置する状態を切り替え可能であり、
前記スライド移動では、前記外筒部が前記ドア本体から離れる方向、又は、前記ドア本体に近づく方向に移動し、前記外筒部を前記ドア本体から離れる方向に移動させると前記外筒部が移動後の位置に配された状態が維持され、前記化粧板部材の一部が前記外筒部の内側に位置する状態が維持されることを特徴とする電気錠。 - 前記鍵部材は、シリンダー錠であり、
前記挿入部を前記鍵穴に挿入した状態において、前記挿入部と前記シリンダー錠のピンが係合し、前記挿入部の抜け止めとして機能することを特徴とする請求項1に記載の電気錠。 - 前記解錠状態と前記施錠状態のいずれであるのかを報知する施解錠報知手段を有し、
前記施解錠報知手段は、前記施解錠操作によって前記解錠状態となった状態と、前記施解錠操作によって前記施錠状態となった状態とで異なる色の光を発光するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気錠。
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