JP7194460B2 - 飛行体の識別方法及び識別システム - Google Patents
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Description
ムであって、飛行体操縦者の操縦者認証を行う操縦者認証を含むものが開示されている。
かかる文献に開示されている技術によれば、所有者ではないものによる操縦を防止するこ
とが可能となり、ドローンの安全管理に寄与し得る
が、その機体自体に危険性がある場合の飛行行為(正当な操縦者又違法な操縦者により操
縦されているかを問わず)を防止することができない。
を提供することを一つの目的とする。
管理サーバと、認証端末とを利用した飛行体の識別方法であって、
飛行体の個別情報を受け付けたユーザ端末が、当該個別情報を管理サーバに送信するス
テップと、
前記管理サーバが、
前記個別情報を評価するステップと、
当該評価に基づいて識別情報を生成するステップと、
前記識別情報を識別情報データベースに記録するとともに前記ユーザ端末に送信する
ステップとを含み、
前記飛行体の前記識別情報を受け付けた前記認証端末が、
前記識別情報を前記管理サーバに送信するステップと、
前記管理サーバが、前記識別情報データベースを参照して、受信した前記識別情報を認
証するステップとを含む、
飛行体の識別方法。
提供することができる。
方法及び識別システムは、以下のような構成を備える。
[項目1]
管理サーバと、認証端末とを利用した飛行体の識別方法であって、
飛行体の個別情報を受け付けたユーザ端末が、当該個別情報を管理サーバに送信するス
テップと、
前記管理サーバが、
前記個別情報を評価するステップと、
当該評価に基づいて識別情報を生成するステップと、
前記識別情報を識別情報データベースに記録するとともに前記ユーザ端末に送信する
ステップとを含み、
前記飛行体の前記識別情報を受け付けた前記認証端末が、
前記識別情報を前記管理サーバに送信するステップと、
前記管理サーバが、前記識別情報データベースを参照して、受信した前記識別情報を認
証するステップとを含む、
飛行体の識別方法。
[項目2]
項目1に記載の飛行体の識別方法であって、
前記管理サーバは、少なくとも、前記飛行体の飛行性能に基づいて前記評価を行う、
飛行体の識別方法。
[項目3]
項目2に記載の飛行体の識別方法であって、
前記管理サーバは、予め設定されたデータテーブルに基づいて、前記評価を行う、
飛行体の識別方法。
[項目4]
項目1乃至項目3のいずれかに記載の識別方法であって、
前記識別情報を所定のプレートにプリント外部出力機に出力し、
[項目5]
管理サーバと、ユーザ端末と、認証端末とを含む飛行体の識別システムであって、
前記ユーザ端末が、前記飛行体の個別情報を管理サーバに送信し、
前記管理サーバが、
前記個別情報を評価し、
当該評価に基づいて識別情報を生成し、
前記識別情報を識別情報データベースに記録するとともに前記ユーザ端末に送信し、
前記飛行体の前記識別情報を受け付けた前記認証端末が、
前記識別情報を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバが、前記識別情報データベースを参照して、受信した前記識別情報を認
証する、
飛行体の識別システム。
以下、本発明の実施の形態による飛行体の識別方法及び識別システムについて、図面を
参照しながら説明する。
本発明の実施の形態による飛行体の識別システム(以下「システム」と言う)は、例え
ば飛行体の機体(及び制御機構等)が所定の基準を満たしているのか否かについて登録を
行い、いつでもその内容を認証することができるものである。
i Copter)、無人飛行体(Unmanned aerial vehicle:
UAV)、RPAS(remote piloted aircraft system
s)、又はUAS(Unmanned Aircraft Systems)等と称呼さ
れることがある。
の用途を組み合わせた機能を有する飛行体も含まれる。
付与)と、登録済みの飛行体の認証ステップ(リクエスト及び認証情報提供)の2つから
なるものである。なお、これ以外のステップがあってもよい。
システムは、管理サーバ1と、当該管理サーバに接続されるデータベース2と、認証端
末3とを含んでいる。
ulti Copter)、無人飛行体(Unmanned aerial vehic
le:UAV)、RPAS(remote piloted aircraft sys
tems)、又はUAS(Unmanned Aircraft Systems)等と
称呼されることがある。
ドライバ、記憶装置、無線通信装置、電圧センサ、及び電流センサ等を備えている。これ
らの構成要素は、所定形状のフレームに搭載されている。なお、これらの飛行のための基
本構造については、既知の技術を適宜採用可能である。
図2は、管理サーバ1のハードウェア構成を示す図である。なお、図示された構成は一
例であり、これ以外の構成を有していてもよい。
する。管理サーバ1は、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータのような汎
用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウド・コンピューティングによって論理的に
実現されてもよい。
部13、入出力部14等を備え、これらはバス15を通じて相互に電気的に接続される。
信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置
である。例えばプロセッサ10はCPU(Central Processing Un
it)であり、ストレージ12に格納されメモリ11に展開されたプログラム等を実行し
て各情報処理を実施する。
y)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリやHDD(Hard
Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ
11は、プロセッサ10のワークエリア等として使用され、また、管理サーバ1の起動時
に実行されるBIOS(Basic Input / Output System)、
及び各種設定情報等を格納する。
処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ12に構築されていてもよ
い。
、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low Ener
gy)の近距離通信インタフェースを備えていてもよい。
機器である。
種制御信号を伝達する。
図3は、認証端末2のハードウェア構成を示す図である。なお、図示された構成は一例
であり、これ以外の構成を有していてもよい。
成する。
23、入出力部24等を備え、これらはバス25を通じて相互に電気的に接続される。
けるデータの送受信の制御、及び認証処理のアプリケーションの実行に必要な情報処理等
を行う演算装置である。
<登録ステップ>
図4に示されるように、登録ステップは、次のようにして行う。ユーザは、(図示しな
い)自己の端末から飛行体に関する情報を入力する。入力はユーザ端末から行うこととし
てもよい。
続航続可能時間、最高運航速度、運航可能最大風速、機体とコントローラやモニタ等との
間の無線の到達範囲といった、機体自体の飛行性能に関するもの、並びに、自動運行機能
の有無、モニタ監視機能の有無、フェイルセーフ機能の有無、フライトログの記録機能の
有無が例示できる。
Satellite System:全球測位衛星システム)を利用して位置情報等を
把握し、あらかじめ計 画されたルートに従って、自律的に運航を行う機能をいう。なお
、自動運航機能には、運航中に機体に不具合が発生した場合や、建築物等に異常に接近し
た場合など、自動運航を緊急に中止等させる必要がある際に強制的に介入(解除)し、操
縦者が手動で機体を操作(着陸等)することができる機能を含む。
上にあるモニタを用いて、リアルタイムで監視できる機能をいう。
が適切ではない事態が発生した場合に、直ちに運航を中止させる機能である。中止した場
合には、機体はあらかじめ指定された場所に戻るか、その場でゆっくりと降下する。この
機能は、次のような場合に動作する。即ち、地上にあるモニタ、コントローラ等からの指
示があった場合、あらかじめ指定された空域を逸脱して運航した場合(ジオフェンス機能
)、GNSS信号を正常に受信できなくなった場合、地上にあるモニタ、コントローラ等との
無線通信等が遮断した場合、バッテリ残量が指定値を下回った場合、その他、機体に異常
が生じ、安定した運航を継続できなくなった場合である。
イトログ)を記録する機能をいう。フライトログは、飛行体側で記録するか、モニタ、コ
ントローラ等の地上にある機器側で記録してもよい。
登録情報を管理サーバ1に送信する(SQ102)。管理サーバ1は、受信した登録情報
の内容を検証し、所定の条件に照らし合わせて評価する(SQ103)。
当てられている。
また、当該グレードを利用して飛行体100の制御を自動規制等してもよい。
飛行体100側に登録された、グレードのデータとGPSによって即位された位置情報に
応じて、飛行体の飛行を制御する。
別番号は、数字に限らず、文字、記号等を含んでいてもよい。識別番号の表記ルールにつ
いては別途定める形式に従うこととすればよい。
ユーザに通知される。
た、この際、登録情報と、飛行体の固有番号やユーザ端末の情報等が関連付けられて記録
されることとしてもよい。
、QRコード(登録商標)のようなバーコード形式にしてラベリングすることとしてもよ
い。
続いて、認証ステップについて説明する。認証ステップは、図5に示されるように、飛
行体100に取り付けられているプレートの識別番号を認証端末2によって読み取り、管
理サーバ1に問い合わせることにより行う。
Q201)、認証情報が管理サーバ1に送信される(SQ202)。
いし、バーコードリーダ等のリーダーで読み取り可能な情報を読み取り機能によって読み
取ることとしてもよい。また、例えば、認証端末の有するカメラ機能によってカメラ越し
に確認できるような方法を採用してもよい。更には、無線通信によって飛行体100側か
ら識別番号に関する情報を受信することとしてもよい。
確認する(SQ203)対応するデータが登録されていた場合には、当該登録情報を認証
端末2に送信することとしてもよい。
。これにより、プライバシーに配慮することができるとともに、安全管理に必要な情報だ
けを表示させることができる。
して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良
することができると共に、本発明にはその均等物が含まれることは言うまでもない。
2 認証端末
3 データベース
100 飛行体
Claims (5)
- 管理サーバと、認証端末とを利用した飛行体の識別方法であって、
飛行体の個別情報を受け付けたユーザ端末が、当該個別情報を管理サーバに送信するステップと、
前記管理サーバが、
前記個別情報を評価するステップと、
当該評価に基づいて識別情報を生成するステップと、
前記識別情報を識別情報データベースに記録するとともに前記ユーザ端末に送信するステップとを含み、
前記飛行体の前記識別情報を受け付けた前記認証端末が、
前記識別情報を前記管理サーバに送信するステップと、
前記管理サーバが、前記識別情報データベースを参照して、受信した前記識別情報を認証するステップとを含み、
前記認証端末は、前記飛行体に付されて読み取り可能な前記識別情報を読み取ることにより、前記識別情報を受け付ける、飛行体の識別方法。 - 請求項1に記載の飛行体の識別方法であって、
前記管理サーバは、少なくとも、前記飛行体の飛行性能に基づいて前記評価を行う、
飛行体の識別方法。 - 請求項2に記載の飛行体の識別方法であって、
前記管理サーバは、予め設定されたデータテーブルに基づいて、前記評価を行う、
飛行体の識別方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の飛行体の識別方法であって、
前記識別情報を所定のプレートに印字し、または前記識別情報をバーコード形式にして、前記飛行体に取り付ける、
飛行体の識別方法。 - 管理サーバと、ユーザ端末と、認証端末とを含む飛行体の識別システムであって、
前記ユーザ端末が、前記飛行体の個別情報を管理サーバに送信し、
前記管理サーバが、
前記個別情報を評価し、
当該評価に基づいて識別情報を生成し、
前記識別情報を識別情報データベースに記録するとともに前記ユーザ端末に送信し、
前記飛行体の前記識別情報を受け付けた前記認証端末が、
前記識別情報を前記管理サーバに送信し、
前記管理サーバが、前記識別情報データベースを参照して、受信した前記識別情報を認証し、
前記認証端末は、前記飛行体に付されて読み取り可能な前記識別情報を読み取ることにより、前記識別情報を受け付ける、飛行体の識別システム。
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