JP7193772B2 - ダイナミクス処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、オーディオ信号のダイナミクス処理方法に関する。
コンプレッサ等のオーディオ信号のレベルの時間変化を制御するダイナミクス系のエフェクタ(ダイナミクス処理装置)がある。例えば、コンプレッサは、入力オーディオ信号のレベルが閾値を上回ることにより、アタックタイムに応じた時定数で入力オーディオ信号のコンプレッション(音量抑制)を行い、その後、入力オーディオ信号のレベルが閾値を下回ることにより、リリースタイムに応じた時定数でコンプレッションを止めるという動作をする。ダイナミクス処理は、一般的に、閾値を示すThresholdと、コンプレッションの深さを示すRatioと、アタックタイムを示すAttackと、リリースタイムを示すRelease等のパラメータにより制御される。ユーザは、これらのパラメータを調整することで、ダイナミクス処理装置を制御する。例えば、コンプレッサに関する技術文献として、特許文献1がある。
特開平6-334459号公報
従来のコンプレッサには、入力オーディオ信号のレベルが立ち上がると、その立ち上がりタイミングから遅れて、コンプレッションが開始されるものがある。この場合、コンプレッションが開始されるまでの間は、コンプレッションの施されていない入力オーディオ信号がコンプレッサから出力される。本願発明者は、コンプレッサでオーディオ信号を処理する場合、入力オーディオ信号のレベルの立ち上がりタイミングからコンプレッションが開始されるまでの遅延時間が、処理されたオーディオ信号の特徴に重要な影響を与えることに気が付いた。この遅延時間は、これまで制御対象として注目されていなかった。一般的なダイナミクス制御装置では、この遅延時間は、設定されるAttackパラメータに依存して決定されており、独立して制御できなかった。より具体的に、特許文献1においては、遅延時間の値が、対数レベルコードの立ち上り速度(単位は、例えばdB/秒)に反比例して(或いは、Attackパラメータの示す時定数に概ね正比例して)一意に決まってしまい、結果としてオーディオ信号の特徴の制御が画一的である。
この発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、入力オーディオ信号のレベルの立ち上がりタイミングからゲイン変化(例えば、コンプレッション)の開始までの遅延時間を、Attackパラメータに対して一意に決まらない遅延時間に、具体的には、Attackパラメータに対して既定の正比例から外れる関係で変化する値に制御可能なダイナミクス処理方法を提供することを目的とする。
この発明は、入力されたオーディオ信号のレベル変化に応じて、前記オーディオ信号に適用するゲインを変えるダイナミクス処理方法であって、前記レベルの閾値からのレベル増加方向の超過を基準タイミングとして、その超過に第1速度(或いは第1時定数)で追従して前記ゲインを変化させる制御の開始タイミングを、前記第1速度によって一意の値に特定されない第1時間に基づいて制御するダイナミクス処理方法を提供する。ここで、この第1時間は、前記第1速度の逆数(或いは第1時定数)に対して既定の正比例から外れる態様で変化できる。
この発明の第1実施形態であるダイナミクス処理方法を実行するダイナミクス処理装置の構成例を示すブロック図である。 同ダイナミクス処理方法を実行するためのダイナミクス処理プログラムの内容を示すフローチャートである。 同ダイナミクス処理プログラムの実行により実現されるダイナミクス処理装置の機能構成を示すブロック図である。 同ダイナミクス処理装置の平滑化部の構成例を示すブロック図である。 同ダイナミクス処理装置のゲイン制御部の構成例を示すブロック図である。 同ゲイン制御部のゲインテーブルの内容を例示する図である。 同ダイナミクス処理装置の各部の波形を示す波形図である。 同ダイナミクス処理装置の各部の波形を示す波形図である。 この発明の第2実施形態であるダイナミクス処理装置の平滑化部の構成を示すブロック図である。 この発明によるダイナミクス処理方法の他の実施形態であるゲート処理方法を示す波形図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1はこの発明の第1実施形態であるダイナミクス処理方法を実施するダイナミクス処理装置の構成を示すブロック図である。このダイナミクス処理装置は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータに対し、本実施形態によるダイナミクス処理方法を実行するためのダイナミクス処理プログラムをインストールしてなるものである。
図1に示すように、ダイナミクス処理装置は、CPU1と、不揮発性記憶部2と、揮発性記憶部3と、操作部4と、表示部5と、外部I/F6とを有する。
不揮発性記憶部2は、ROMやHD(ハードディスク)等からなる。この不揮発性記憶部2には、CPU1により実行される各種のプログラムが記憶されている。これらのプログラムの中に本実施形態によるダイナミクス処理のプログラムが含まれている。揮発性記憶部3は、RAM等により構成されており、CPU1がプログラムを実行する際にワークエリアとして使用される。
操作部4は、キーボードやマウス等の各種の操作子により構成されている。表示部5は、例えば液晶表示パネルである。CPU1は、操作部4と表示部5を介してユーザとの間で情報の授受を行い、不揮発性記憶部2に記憶された各種プログラムを実行する。
外部I/F6は、インターネット等のネットワークを経由した外部装置との通信を行うネットワークI/Fや、記憶媒体との間で情報の授受を行うメモリI/F等により構成されている。また、外部I/F6は、外部から供給されるアナログのオーディオ信号をデジタルのオーディオ信号に変換する機能を備えており、CPU1は、外部I/F6を介して、ダイナミクス処理の処理対象であるそのオーディオ信号を外部から取り込む。また、外部I/F6は、デジタルのオーディオ信号をアナログのオーディオ信号に変換する機能を備えており、CPU1は、ダイナミクス処理したオーディオ信号を外部I/F6を介して外部に供給する。
図2は本実施形態によるダイナミクス処理のプログラムのフローチャートである。このプログラムでは、外部I/F6や図示しないタイマや各種パラメータ等の初期設定(ステップS1)の後、マルチタスクのイベント待ちループに入り、イベントが発生したらそのイベントに応じた処理を行う。例えば、ユーザによる操作部4の操作を検知すると(ステップS2)、パラメータ設定の処理(ステップS3)を実行し、1サンプリング周期毎に発生するタイマ割込に応じて(ステップS4)、外部I/F6からオーディオ信号を受け取り、そのオーディオ信号に係数生成処理(ステップS10)および乗算処理(ステップS11)を行い、処理したオーディオ信号を外部I/F6に供給する。マルチタスクなので、パラメータ設定の処理中でも、タイマ割込に応じた処理は割込実行され、オーディオ信号が途切れることはない。タイマ割込の間隔を複数サンプリング周期として、タイマ割込毎に複数サンプリング周期分の係数生成処理と乗算処理を一括して行うようにしてもよい。一般的に、オーディオ処理を行うコンピュータと外部I/F6の間では、複数サンプリング周期分のオーディオ信号をまとめて授受されるようになっている。その授受が数十サンプル単位であれば、オーディオ信号の入力から出力までのレイテンシは数ミリ秒であり、ユーザは遅延を殆ど知覚できない。また、ユーザからの終了指示に応じて(ステップ20)、リソースの解放等の終了処理を行い(ステップS21)、このプログラムは終了する。
本実施形態では、ダイナミクス系のエフェクタの一例として、コンプレッサで説明を行う。一般的なコンプレッサのパラメータであるThreshold、Ratio、Attack、ReleaseおよびHtimeの各パラメータに加えて、DtimeのパラメータがステップS3において設定される。
そして、係数生成処理(ステップS10)では、入力オーディオ信号のレベルの立ち上がりのケースにおいて、それまで当該レベルが継続的にThresholdより小さいかったときには、所定値であり、当該レベルがThresholdを超過したときには、Attackが示す第1の速度(レート)でその超過分に追従して低下する係数(ゲイン)を発生する。また、係数生成処理(ステップS10)では、入力オーディオ信号のレベルの立ち下がりのケースにおいて、Thresholdを超えていた当該レベルがThresholdを横切って下回ると、Releaseが示す第2の速度(レート)でその下回り分に追従して上昇する係数を発生する。
また、本実施形態における係数生成処理(ステップS10)は、上記超過分に追従して係数を低下させる動作をDtimeが示す第1時間だけ遅らせる過程および上記下回り分に追従して係数を上昇させる動作をHtimeが示す第2時間だけ遅らせる過程を含む。
図3は本実施形態においてCPU1がダイナミクス処理プログラムを実行することにより実現されるコンプレッサの機能ブロック図である。
図3において、入力オーディオ信号Diは、例えば、1サンプリング周期毎に1サンプルずつコンプレッサに与えられる。係数生成部10は、この入力オーディオ信号Diに乗算する係数を生成する手段であり、図2に示す係数生成処理(ステップS10)に対応している。また、乗算部20は、係数生成部10によって生成された係数を入力オーディオ信号Diに乗算し、乗算結果であるオーディオ信号Doを出力する手段であり、図2に示す乗算処理(ステップS11)に対応している。
係数生成部10において、全波整流部110は、符号付きの入力オーディオ信号Diの全波整流を行い、全波整流された信号D10を出力する手段である。対数変換部120は、正の実数である信号D10を対数値に変換し、対数に変換された信号D20を出力する手段である。この信号D20の包絡波形(各ピッチ周期のピークを繋いだ波形、図示せず)は、入力オーディオ信号のレベル(以下、「入力レベル」と呼ぶ)に相当する。
平滑化部130は、第1制御部131および第2制御部132に接続されており、信号D20を平滑化し、平滑化された信号D30を出力する。平滑化部130は、信号D20のレベルの立ち上がりに対してAttackが示す時定数で追従し、信号D20のレベルの立ち下がりに対してReleaseが示す時定数で追従する信号D30を生成する。その際、第1制御部131は、信号D20のレベルの立ち上がりに追従して信号D30が立ち上がるタイミングをDtimeが示す第1時間(ディレイタイム)だけ遅らせる制御を行い、第2制御部132は、信号D20のレベルの立ち下がりに追従して信号D30が立ち下がるタイミングをHtimeが示す第2時間(ホールドタイム)だけ遅らせる制御を行う。
図4は平滑化部130の構成例を示すブロック図である。この例では、平滑化部130は、減算部301と、乗算部302と、加算部303および遅延部304からなる積分部305と、レート制御部310とにより構成されている。そして、この例では、図3の第1制御部131からのDtimeおよび第2制御部132からのHtimeに応じてタイミングを制御する機能をレート制御部310に実現させている。詳細は次の通りである。
減算部301は、信号D20から積分部305における遅延部304の出力信号D30’を減算して出力する。この信号D30’は、信号D30を遅延部304により1サンプリング周期だけ遅延させた信号である。乗算部302は、減算部301の出力信号D20-D30’に対し、レート制御部310から供給されるレートを乗算して出力する。積分部305は、乗算部302の出力信号の積分を行う。この積分部305における加算部303の出力信号が、信号D30となる。
レート制御部310は、タイマ311を有する。レート制御部310は、信号D20がThresholdを横切るのに応じて、Dtimeが示す第1時間、またはHtimeが示す第2時間の計時をタイマ311に行わせる。
具体的には、信号D20の包絡波形(入力レベル)がThresholdを横切ったタイミングにおいて、減算部301の出力信号の極性が概ね正である場合、入力レベルが立ち上がったと考えられるので、レート制御部310は、その時点から第1時間の計時をタイマ311に行わせる。また、信号D20の包絡波形(入力レベル)がThresholdを横切った後、減算部301の出力信号の極性が負である場合、入力レベルが立ち下がったと考えられるので、レート制御部310は、その時点から第2時間の計時をタイマ311に行わせる。
タイマ311が第1時間または第2時間の計時を行っている間、レート制御部310は、乗算部302に値「0」のレートを供給する。
タイマ311が第1時間または第2時間の計時を終えると、レート制御部310は、減算部301の出力信号の極性に応じたレートを乗算部302に供給する。具体的には、減算部301の出力信号の極性が正である場合、レート制御部310は、Attackの示すレート(以下、Attackレートと呼ぶ)を乗算部302に与える。また、減算部301の出力信号の極性が負である場合、レート制御部310は、Releaseの示すレート(以下、Releaseレートと呼ぶ)を乗算部302に与える。
乗算部302は、このようにしてレート制御部310から与えられるレートを減算部301の出力信号に乗算して出力する。そして、積分部305は、この乗算部302の出力信号を積分し、積分値を信号D30として出力する。
図3において、ゲイン制御部140は、平滑化部130が出力する信号D30に基づいてゲインD40を出力する手段である。平滑化部130の出力する信号D30は、乗算部302に供給されるレートで、信号D20に追従する。
図5は、ゲイン制御部140の構成例を示すブロック図である。図5に示す例において、ゲイン制御部140は、減算部401と、ゲインテーブル402とを有している。減算部401は、平滑化部130が出力する信号D30からThresholdを減算し、減算結果である信号D30-Threshold、すなわち、信号レベルが閾値から超過した量(超過量)をゲインテーブル402に出力する。
ゲインテーブル402は、Ratioの各値に応じた態様で、減算部401の出力信号D30-Thresholdを対数値であるゲインD40に対応付けるテーブルである。図6はこのゲインテーブル402の内容を例示する図である。減算部401の出力信号D30-Thresholdが負である領域において、ゲインテーブル402は、Ratioとは無関係に、ゲインD40として基準レベル(0dB)を出力する。減算部401の出力信号D30-Thresholdが正である領域において、ゲインテーブル402は、信号D30-Thresholdが大きくなるのに応じて、Ratioに応じた勾配で負方向に大きくなる値(Ratioと超過量に応じた値)のゲインD40を出力する。なお、このテーブルは、同等の入出力特性を有する任意の算術演算に置き変えてもよい。
図3において、逆対数変換部150は、このようにしてゲインテーブル402から出力される対数値であるゲインD40を正の実数値であるゲインGに変換し、乗算部20に供給する。乗算部20は、このゲインGを入力オーディオ信号Diに乗算し、乗算結果であるオーディオ信号Doを出力する。なお、ゲインテーブル402を、対数のゲインD40の代わりに、実数のゲインGを出力するよう変更し、対数変換部150を省略することもできる。
以上が本実施形態によるダイナミクス処理装置の構成の詳細である。
図7および図8は本実施形態によるダイナミクス処理装置の各部の信号波形を示す波形図である。これらの波形図において、横軸は時間軸であり、縦軸は、各部の信号波形の信号値となっている。
図7には、信号D20の波形と、出力オーディオ信号Doの包絡波形Do’と、ゲインリダクション量GRの波形が示されている。ここで、GRは、ゲイン制御部140が出力する対数値のゲインD40のことであり、オーディオ信号を0dB(基準レベル)からどれだけ低下させるかをデシベル単位で示す。また、図8には、図7に示す信号D20の包絡波形D20envと、信号D30およびD40の波形が示されている。
図7および図8に示す例において、入力オーディオ信号のレベルに対応する包絡波形D20envはThresholdを横切って階段状に立ち上がり、所定時間に亙って一定レベルを維持した後、Thresholdを横切って階段状に立ち下がっている。
入力レベルを示す包絡波形D20envがThresholdを上回ると、平滑化部130では、Dtimeの示す第1時間の計時が行われ、この間、係数0が乗算部302に供給される。従って、第1時間の計時が行われる間、図8に示すように、信号D30は変化せず、Thresholdを越えることはない。このため、図7に示すように、第1時間に亙ってGRは0dBとなり、入力オーディオ信号Dinはそのままのレベルで乗算部20からオーディオ信号Doとして出力される。従って、第1時間の間、出力オーディオ信号Doの包絡波形Do’は、信号D20の包絡波形と同じになる。
第1時間の計時が終了すると、平滑化部130では、レート制御部310によって積分部305の積分値がThresholdに初期化され、レート制御部310から乗算部302へAttackレートまたはReleaseレートが供給される。この結果、積分部305の積分値を示す信号D30は、Attackレートに依存した追従続度で入力レベルのThresholdからの超過分に追従してThresholdから上昇する。厳密には、第1時間の経過後、信号D30は、信号D20がThresholdより高い期間はAttackレートに従って上昇し、信号D20がThresholdより低い期間はReleaseレートに従って低下する、という挙動を繰り返す。しかし、一般的にAttackレートはReleaseレートに比較してかなり大きい(速い)ので、入力レベルが大きい場合の信号D30の追従速度は、ほぼAttackレートに応じて決まる。
信号D30がThresholdを越えた以降、ゲイン制御部140の出力するゲインD40におけるリダクション量GRは、信号D30のThresholdからの超過分に応じて、Ratioの示す勾配で増加する。この結果、図7に示すGRの示すコンプレッションが入力オーディオ信号Dinに対して掛かり、出力オーディオ信号Doの包絡波形Do’は、時間経過とともにレベルが低下してゆく。
信号D20の包絡波形(入力レベル)がThresholdを下回ると、平滑化部130では、レート制御部310がHtimeの示す第2時間の計時を開始し、この第2時間の計時が行われる間、レート制御部310から乗算部302にレート「0」が供給される。この第2時間の計時が行われる間、図8に示すように、信号D30は変化せず、図7に示すように計時開始時の信号D40が維持される。
第2時間の計時が終了すると、平滑化部130では、レート制御部310がAttackレートまたはReleaseレートを乗算部302に供給する。この場合、第2時間の計時終了時点では、信号D30が信号D20よりも継続的に大きい。従って、レート制御部310から乗算部302にReleaseが供給されることとなる。この結果、図8に示すように信号D30がReleaseに応じた時定数で減衰する。そして、信号D30がThresholdより大きい間は、信号D30の減衰に応じてゲインD40が0dBに向かって上昇する。これにより図7に示すようにGRが0dBに向かって減衰する。
以上のように、本実施形態によれば、入力オーディオ信号Diのレベルの立ち上がりに追従する平滑化された信号をAttackおよびReleaseに基づいて生成する過程において、入力レベルの立ち上がりから第1時間だけ経過したときに、平滑化された信号の変化開始を行わせるようにしたので、Attack、Threshold等の他のパラメータの操作と独立して、入力オーディオ信号Dinのレベルの立ち上がりからコンプレッションが掛かり始めるまでの遅延時間を制御することができる。また、本実施形態によれば、入力オーディオ信号Diのレベルの立ち下がりに追従した平滑化された信号をReleaseに基づいて生成する過程において、平滑化された信号の変化開始を第2時間だけ遅延させるようにしたので、Release、Threshold等の他のパラメータの操作と独立して、入力オーディオ信号Dinのレベルの立ち下がりからコンプレッションを止める動作までの遅延時間を制御することができる。
<第2実施形態>
この発明の第2実施形態であるコンプレッサでは、上記第1実施形態における平滑化部130が、図9に示す平滑化部130Aに置き換えられている。この平滑化部130Aは、図4に示す平滑化部130に対し、加算部320、遅延部321および乗算部322からなるLPF323と、タイマ設定部325とを追加した構成となっている。ここで、乗算部322には、LPF323の時定数を調整するための係数Dcoefが与えられる。この係数Dcoefは、上記パラメータ設定処理(ステップS3)において設定される(図2参照)。
本実施形態において、LPF323は、信号D20の積分処理を行う。タイマ設定部325は、信号D20の包絡波形(入力レベル)がThresholdを上回ったタイミングにおけるLPF323の出力値(積分値)に応じた第1時間をレート制御部310のタイマ311に設定する。具体的には、LPF323の積分値が0である場合に第1時間を最大値Dmaxとし、積分値が大きくなるに従って、第1時間を徐々に減らす。なお、本実施形態において、第2時間については、上記第1実施形態と同様、Htimeに基づいて設定される。
本実施形態によれば、入力レベルがThresholdに到達するまでの入力レベル(信号D20の包絡波形)の経緯に応じて第1時間が変化する。入力レベルが短時間で立ち上りThresholdを超えた場合は、LPF323の積分値が小さくなり、第1時間が大きくなる。この結果、立ち上がりの速いオーディオ信号は、コンプレッションが掛かり始めるまでの時間が少し長くなる。これに対し、入力レベルが緩やかに上昇してThresholdを超えた場合は、LPF323の積分値が大きくなり、第1時間が短くなる。この結果、立ち上がりの遅いオーディオ信号については、その立ち上がりに余り遅れることなくコンプレッションが掛かる。なお、LPF323の代わりに積分器を用いてもよい。
<他の実施形態>
以上、この発明の第1~第2実施形態について説明したが、この発明には他にも実施形態が考えられる。例えば次の通りである。
(1)上記各実施形態ではコンプレッサを例に挙げて説明したが、この発明はリミッタ、ゲート、エキスパンダ等の、入力レベルとThresholdとに基づいてゲインを動的に制御する、他の如何なる種類のダイナミクス処理にも適用可能である。図10は上記第1実施形態をゲートに適用した場合の動作例を示す波形図である。ゲートは、Thresholdより高いレベルの信号を通過させ、Thresholdより低いレベルの信号を遮断するダイナミクスプロセッサである。図10に示すゲートへの適用例では、入力レベルを示す包絡波形D20envがThresholdを横切って立ち上がった場合に、その時点からDtimeが示す第1時間が経過したときに、入力レベルのThresholdからの超過に対して、信号D40をAttackレートに従って追従させ、ゼロレベル(-∞dB)から基準レベル(0dB)に向けて上昇させている。また、入力レベルを示す包絡波形D20envがThresholdを横切って立ち下がった場合に、その時点からHtimeが示す第2時間が経過したときに、入力レベルのThresholdからの低下に対して、信号D40をReleaseレートに従って追従させ、基準レベルからゼロレベルへ低下させている。
(2)上記各実施形態におけるDtimeの値を、1つの独立したパラメータとして、ユーザが設定してもよい。その場合、ユーザは、Attackの値とは独立して、Dtimeを設定できる。或いは、そのDtimeの値を、ユーザが設定可能なThreshold、Attack、Release、Ratio、Output Gain、Knee等の他の何れかのパラメータを引数とする連動関数の値に設定してもよい。例えば、Attackを引数とする連動関数を用いる場合、連動関数として正比例以外の関数を用いることにより、時定数であるAttackの値に連動して、その値に正比例しない値をDtimeに設定できる。また、Attackとは独立して変更できる何れかのパラメータを引数とする連動関数を用いる場合は、Attackの値を変更せずに、Dtimeの値を変更できる。引数とするパラメータは、Ratio、Thresholdなどが好適である。さらに、値の連動に使用する連動関数を、ユーザが編集できるようにしてもよい。例えば、連動関数の引数をThreshold、Attack、Release、Ratio、Output Gain、Knee等のいずれのパラメータとするか、すなわち、Dtimeを何れのパラメータに連動させるかをユーザが設定してもよい。この場合、1のパラメータだけでなく、複数のパラメータにDtimeを連動させてもよい。また、上記第2実施形態において、入力レベルがThresholdを横切った時点におけるオーディオ信号の積分値とDtime以外の他のパラメータにDtimeを連動させてもよい。あるいは、Dtimeを、上記各実施形態における信号D30、信号D30の微分値、ゲインリダクション量GR、GRの微分値等の何れかに連動して設定してもよい。
(3)DtimeをThreshold値に連動させる態様として次の者が考えられる。すなわち、Threshold値が大きい(すなわち、コンプレッションが浅い、GRが少ない)ほどDtimeを長くし、値が小さいほどDtimeを短くするのである。この態様によれば、コンプレッションが浅いときにより自然な音質を得られ、深いときによりしっかりしたコンプレッションが得られる。DtimeのThreshold値への連動を逆の連動にしてもよい。そうするとコンプレッションが浅いときにもしっかり掛かり、深いときでも自然な音質を得られやすくすることができる。また、ある範囲内のThreshold値にだけDtimeを連動させてもよい。
(4)上記各実施形態では、係数生成部10に対数変換部120および逆対数変換部150を設け、デシベル領域で平滑化を行っていたが、デシベル領域で処理することは必須ではなく、係数生成部10における各処理をリニア領域で行うようにして、これらを省略してもよい。
(5)上記第1実施形態において、オーディオ信号の波形によっては、入力レベルがThresholdを越えた後、第1時間の計時が終了する前にThresholdを下回るという事態が起こり得る。この場合の対処に関しては各種の態様が考えられるが、例えば入力レベルがThresholdを越えた後、第1時間の計時が終了する前にThresholdを下回った場合、その時点において第1時間の計時を行うタイマをリセットし、その後、入力レベルがThresholdを越えたときにタイマによる第1時間の計時を開始してもよい。
(6)上記第1実施形態では、入力レベルのThresholdからの超過にAttackレートに従ってゲインを追従させる制御の開始タイミングにAttackを関与させず、入力レベルの立ち上がりからDtimeが示す第1時間が経過したときに当該制御を開始させるようにした。しかし、そのようにする代わりに、当該制御の開始タイミングにAttackに加えて、Dtimeを関与させるという態様が考えられる。具体的には、上記第1実施形態において、入力レベルの立ち上がりから第1時間が経過したとき、積分部305の積分値をThresholdに設定することなく、Attackレートに従って入力レベルのThresholdからの超過分に追従させる。この態様では、第1時間経過後、積分部305の積分値がAttackレートに従って上昇し、Thresholdを越えた時点でコンプレッションが開始される。従って、コンプレッションが開始されるまでの遅延時間にAttackおよびDtimeが関与する。この態様においても、Attackを変えないで、Dtimeを変えることにより、上記制御の開始タイミングを変えることができるので、この意味において上記第1実施形態と同様な効果が得られる。このようにコンプレッションの開始タイミングを“独立”に制御する態様には、開始タイミングにDtimeのみを関与させ、Attack等の他のパラメータを関与させない態様の他、開始タイミングにAttack等の他のパラメータに加えて新たにDtimeを関与させる態様がある。
(7)上記各実施形態において、全波整流部110を、半波整流、入力オーディオ信号Diの2乗などの入力オーディオ信号Diのレベルをとらえる別の手段に置き換えても良い。
1……CPU、2……不揮発性記憶部、3……揮発性記憶部、4……操作部、5……表示部、6……外部I/F、10……係数生成部、20,302……乗算部、110……全波整流部、120……対数変換部、130,130A……平滑化部、131……第1制御部、132……第2制御部、140……ゲイン制御部、150……逆対数変換部、301……減算部、303……加算部、304……遅延部、305……積分部、310……レート制御部、311……タイマ、402……ゲインテーブル。

Claims (6)

  1. 入力されたオーディオ信号のレベル変化に応じて、前記オーディオ信号に適用するゲインを変えるダイナミクス処理方法であって、
    前記レベルが閾値を超過し、さらに第1時間が経過した開始タイミングにおいて、前記レベルの前記閾値からの超過に第1速度で追従して前記ゲインを変化させる制御を開始し、前記第1時間が前記第1速度によって一意の値に特定されない時間であるダイナミクス処理方法。
  2. 前記第1時間は、前記第1速度の逆数に対して正比例から外れる態様で変更される請求項1記載のダイナミクス処理方法。
  3. さらに、前記オーディオ信号を積分し、前記オーディオ信号のレベルが前記閾値を超過した時点での前記オーディオ信号の積分値に応じて前記第1時間を増減する請求項1または2に記載のダイナミクス処理方法。
  4. 請求項1から3の何れかに記載のダイナミクス処理方法を実行するダイナミクス処理装置において、当該ダイナミクス処理装置を制御する前記第1時間以外のパラメータの値に基づいて前記第1時間を設定するダイナミクス処理方法。
  5. 前記開始タイミング以降、前記ゲインを、前記レベルの前記閾値からの超過に前記第1速度で追従して、基準ゲインから、前記レベルの前記閾値からの超過量に応じたゲインまで低下させる請求項1から4の何れかに記載のダイナミクス処理方法。
  6. 前記開始タイミング以降、前記ゲインを、前記レベルの前記閾値からの超過に前記第1速度で追従して、ゼロゲインから基準ゲインまで上昇させる請求項1から4の何れかに記載のダイナミクス処理方法。
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