JP7193380B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザに経路を案内するための技術に関する。
ユーザの荷物を一時的に保管するロッカーは、例えば駅や商業施設等の人通りの多いエリアに設置されていることが多い。特許文献1には、ユーザが現在いるフロアに設置されたロッカーの位置と利用状況を案内地図上に表示することが記載されている。
特開2010-20733号公報
ところで、ユーザがロッカーを利用するにあたっては、ロッカーに預ける荷物を持った状態で、そのロッカーが設置された場所まで移動しなければならない。このような荷物を持った状態での移動は、ユーザにとって負担が大きい場合がある。
そこで、本発明は、ロッカーの利用者に対して、ロッカーまでの適切な経路を案内することを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明は、ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部とを備え、前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された属性として荷物の重量又は大きさが閾値を超える場合、当該荷物の重量又は大きさが当該閾値以下の場合と比べて、ユーザが移動するときの上昇量が少ない経路又は道幅が広い経路を特定することを特徴とする情報処理装置を提供する。
上記課題を達成するために、本発明は、ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部とを備え、前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された属性として荷物の種類が、当該ロッカーが設置されたエリアに不慣れなユーザが所持する荷物の種類である場合、当該ロッカーが設置されたエリアに不慣れでないユーザが所持する荷物の種類である場合と比べて、ユーザが移動するときの移動方向の変更が少ない経路又は道幅が広い経路を特定することを特徴とする情報処理装置を提供する。
上記課題を達成するために、本発明は、ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と、前記ユーザの属性を特定するユーザ属性特定部とを備え、前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された荷物の属性、及び前記ユーザ属性特定部により特定されたユーザの属性に応じた経路を特定することを特徴とする情報処理装置
を提供する。
上記課題を達成するために、本発明は、ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と、前記ロッカーに収容される荷物以外に前記ユーザが所持する所持物の属性を特定する所持物属性特定部とを備え、前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された荷物の属性、及び前記所持物属性特定部により特定された所持物の属性に応じた経路を特定することを特徴とする情報処理装置を提供する。
上記課題を達成するために、本発明は、ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と、記荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路を含むエリアの属性を特定するエリア属性特定部とを備え、前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された荷物の属性、及び前記エリア属性特定部により特定されたエリアの属性に応じた経路を特定することを特徴とする情報処理装置を提供する。
上記課題を達成するために、本発明は、ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部とを備え、前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された属性として荷物の種類が、衝撃又は振動を避けるべき荷物の種類である場合、衝撃又は振動を避けるべき荷物の種類でない場合と比べて、ユーザが移動するときの上昇量又は下降量少ない経路を特定することを特徴とする情報処理装置を提供する。
本発明によれば、ロッカーの利用者に対して、ロッカーまでの適切な経路を案内することができる。
本発明の一実施形態に係るロッカー管理システムの構成を例示する図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 通信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 ロッカー管理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 サーバ装置による利用状況の記録動作を例示するフローチャートである。 サーバ装置による経路の特定動作及び案内動作を例示するフローチャートである。 サーバ装置が記録する情報を例示する図である。 サーバ装置が記録する情報を例示する図である。
[構成]
図1は、本実施形態のロッカー管理システム1の一例を示す図である。ロッカー管理システム1は、開閉可能な扉がそれぞれ設けられた複数のロッカーを含むロッカー設備10と、ロッカー設備10を含むエリアに設けられた第1無線受信装置20と、各ロッカーの扉を開錠又は施錠する鍵30と、ユーザが携帯する通信装置40と、各ロッカーの利用状況を管理するサーバ装置50と、これらのロッカー設備10、通信装置40及びサーバ装置50を通信可能に接続するネットワーク2とを備える。通信装置40は、スマートホンやタブレット或いはウェアラブル端末等の、ユーザが携帯可能な通信装置である。ネットワーク2は、例えばLTE(Long Term Evolution)等の通信規格の無線通信網であり、図示せぬ無線基地局やその上位装置を含んでいる。図1には、ロッカー設備10、鍵30、通信装置40及びサーバ装置50をそれぞれ1つのみ示しているが、これらは複数であってもよい。
各ロッカーの鍵30には、近距離で低消費電力の無線通信に適したBLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)に従って例えば数mから数十mの範囲に無線信号を定期的に送信する無線送信装置31が設けられている。ロッカー設備10を含むエリアであって、各鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号を全て受信可能な位置(例えばロッカー設備10の上部、側部又は下部)には、第1無線受信装置20が設けられている。各ロッカーがユーザによって利用されていないときには、そのロッカーの鍵穴にそのロッカーに対応する鍵が挿入された状態になっている。このため、第1無線受信装置20は、各ロッカーがユーザによって利用されていない期間にわたって、そのロッカーの鍵穴に挿入されている各鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号を定期的に受信することになる。
ユーザが携帯する通信装置40には、無線送信装置31から送信される無線信号を受信可能な第2無線受信装置4007が設けられている。ユーザがロッカーを利用してそのロッカーの鍵30を携帯している期間においては、第2無線受信装置4007が、その鍵30の無線送信装置31から送信される無線信号を定期的に受信することになる。
ロッカー管理システム1において、サーバ装置50は、第1無線受信装置20又は第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しているか否かを示す情報を取得する。第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、ロッカーの鍵穴にそのロッカーに対応する鍵30が挿入された状態になっていることになる。よって、サーバ装置50は、その無線送信装置31を備える鍵30に対応するロッカーが利用されていない状態を記録する。
一方、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、ロッカーの鍵穴にそのロッカーに対応する鍵が挿入されておらず且つユーザがそのロッカーの鍵30を携帯していることになる。よって、サーバ装置50は、その無線送信装置31を備える鍵30に対応するロッカーが利用されている状態を記録する。
ユーザは通信装置40を操作して、自らの荷物を保管することが可能な空きロッカーまでの経路を検索することができる。このとき、ユーザは、通信装置4の撮像機能によってその荷物を撮像する。この撮像データは通信装置40からサーバ装置50に送信される。サーバ装置50は、この撮像データに基づいて荷物の属性を特定し、特定した荷物の属性に応じた経路に関する経路情報を通信装置40に送信する。
荷物の属性は、その荷物をユーザが持った状態で移動するときにそのユーザにかかる肉体的又は精神的な負担の程度に関係すると考えられる。例えば荷物がスーツケースであれば、一般に重くてその取り扱いが煩わしいと考えられるため、その荷物を持って移動するユーザにかかる負担の程度は大きいと考えられる。また、荷物が複数であれば、そのような複数の一般に重くてその取り扱いが煩わしいと考えられるため、その荷物を持って移動するユーザにかかる負担の程度は大きいと考えられる。また、荷物が大きい物体であれば、一般に重くてその取り扱いが煩わしいと考えられるため、その荷物を持って移動するユーザにかかる肉体的な負担の程度は大きいと考えられる。また、荷物が楽器や食器等であればその荷物は衝撃や振動を避けるべきであるから、そのような複数の荷物を持った状態では歩きづらいと考えられ、その荷物を持って移動するユーザにかかる負担の程度は大きいと考えられる。よって、ユーザがロッカーに預ける荷物の属性に応じた経路情報を通信装置40に送信することで、そのユーザにとって負担の小さい、適切な経路をユーザに提示することが可能となる。
図2は、サーバ装置50のハードウェア構成を示す図である。サーバ装置50は、物理的には、プロセッサ5001、メモリ5002、ストレージ5003、通信装置5004、入力装置5005、出力装置5006及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。サーバ装置50のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
サーバ装置50における各機能は、プロセッサ5001、メモリ5002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ5001が演算を行い、通信装置5004による通信を制御したり、メモリ5002及びストレージ5003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ5001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ5001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。また、例えばベースバンド信号処理部や呼処理部などがプロセッサ5001によって実現されてもよい。
プロセッサ5001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ5003及び通信装置5004の少なくとも一方からメモリ5002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。サーバ装置50の機能ブロックは、メモリ5002に格納され、プロセッサ5001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ5001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ5001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ5001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワーク2からサーバ装置50に送信されてもよい。
メモリ5002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ5002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ5002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ5003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ5003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置5004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置5005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、スイッチなど)である。出力装置5006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイなど)である。なお、入力装置5005及び出力装置5006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
プロセッサ5001、メモリ5002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
サーバ装置50は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ5001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
図3は、通信装置40のハードウェア構成を示す図である。通信装置40は、物理的には、プロセッサ4001、メモリ4002、ストレージ4003、通信装置4004、入力装置4005、出力装置4006、第2無線受信装置4007、撮像装置4008、測位装置4009及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。プロセッサ4001、メモリ4002、ストレージ4003、入力装置4005、出力装置4006は、サーバ装置50が備えるプロセッサ5001、メモリ5002、ストレージ5003、入力装置5005、出力装置5006と同様の装置群である。出力装置4006は、表示デバイスであるディスプレイを少なくとも備えている。
第2無線受信装置4007は、前述したとおりの装置である。撮像装置4008は、荷物を撮像する装置である。測位装置4009は、例えばGPS((Global Positioning System))等によって通信装置40の位置を測定する装置である。なお、通信装置4004は無線通信に適した構成、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどの構成を含んでいてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどは、通信装置4004によって実現されてもよい。送受信部は、送信部と受信部とで、物理的に、または論理的に分離された実装がなされてもよい。
図4は、ロッカー管理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。鍵30に設けられた無線送信装置31は、自身に割り当てられた識別情報である鍵IDを含む無線信号を周囲の所定範囲に定期的に送信する。この鍵IDは、各々のロッカーに対応しており、無線送信装置31内の記憶媒体に記憶されている。
ロッカー設備10の第1無線受信装置20は、無線送信装置31から送信される無線信号を受信すると、その受信期間中において定期的に、受信した鍵IDを含む情報をネットワーク2経由でサーバ装置50に送信する。
通信装置40において、第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信すると、通信装置4004は、その受信期間中において定期的に、上記鍵ID及び通信装置40を識別する装置IDを含む情報をネットワーク2経由でサーバ装置50に送信する。この装置IDは、通信装置40のストレージ4003に記憶されている。
サーバ装置50において、取得部51は、第1無線受信装置20又は第2無線受信装置4007が、無線送信装置31から送信される無線信号を受信しているか否かを示す情報を取得する。より具体的には、取得部51は、第1無線受信装置20から鍵IDを受信すると、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していることを意味する情報を取得することになる。また、取得部51は、第2無線受信装置4007から鍵ID及び装置IDを受信すると、その装置IDの通信装置40の第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していることを意味する情報を取得することになる。また、取得部51は、通信装置40から、撮像装置4008によって撮像された画像を示す撮像データを取得する。この撮像データは静止画であっても動画であってもよい。
サーバ装置50において、記録部52は、取得部51によって取得された情報に基づいて、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、その無線信号に含まれる鍵IDに対応するロッカーが利用されていない状態を記録する。また、記録部52は、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信している場合には、その無線信号に含まれる鍵IDに対応するロッカーがその無線信号に含まれる装置IDに対応する通信装置40のユーザによって利用されている状態を記録する。
サーバ装置50において、荷物属性特定部53は、取得部51によって取得された撮像データに基づいて、ロッカーに収容される荷物の属性を特定する。荷物の属性は、荷物の種類、数、重量又は大きさのうち少なくともいずれか1つを含む。荷物の種類とは、例えばスーツケースであるとか、楽器用のケースである等のように、ユーザが荷物を持った状態で移動するときの負担の程度を推定し得る程度の、荷物の分類のことである。荷物属性特定部53は、撮像データから荷物の属性を特定するためのアルゴリズムを記憶しており、このアルゴリズムに従って、荷物の属性を特定する。このアルゴリズムは例えば画像の特徴点抽出や、荷物に関する膨大なデータを含むデータベースとのパターンマッチング等の、既知の画像認識手法に基づくものである。
サーバ装置50において、経路特定部54は、荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、荷物属性特定部53により特定された属性に応じた経路を特定する。より具体的には、経路特定部54は、ロッカー設備10の位置情報と、ロッカー設備10を含む広範なエリアをカバーする地図情報とを記憶しており、これらの記憶内容と、通信装置40の位置情報及び荷物の属性に基づいて経路を特定する。ここでいう経路の特定には、ユーザが利用するロッカーの位置(つまりユーザにとっての目的地)の選択と、そのロッカーに移動するまでの経路そのもの(つまりユーザの現在地から目的地に至る経路)の特定とを含んでいる。つまり、経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された荷物の属性に応じたロッカーを選択し、選択したロッカーに移動するための経路を、荷物属性特定部53により特定された属性に応じて特定する。
荷物属性特定部53により特定された荷物の属性に応じたロッカーとは、その荷物を収容することが可能なサイズのロッカーである。経路特定部54は、荷物の大きさとロッカーのサイズとを比較して、その荷物を収容することが可能なサイズのロッカーを選択する。
選択したロッカーに移動するための経路は、例えば次のようにして特定される。経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された属性として荷物の重量又は大きさが閾値を超える場合、当該荷物の重量又は大きさが当該閾値以下の場合と比べて、ユーザが移動するときの上昇量が少ない経路又は道幅が広い経路を特定する。ここでいう上昇量とは、階段や坂道においてユーザが移動するときの鉛直上方向の移動量(標高差)である。重い荷物を持つユーザが移動するときは、このような上昇量は少ないほうが望ましい。同様に、大きな荷物を持つユーザが移動するときは、そのユーザにとって通りやすい、道幅が広い道であるほうが望ましい。上昇量が少ない経路とは、複数の経路のうち最も上昇量が少ない経路であってもよいし、上昇量が閾値以下の経路であってもよい。この閾値は荷物の重量又は大きさに応じて変動する閾値であってもよいし(つまり荷物の重量又は大きさが大きいほど閾値が小さい)、変動しない所定値であってもよい。同様に、道幅が広い経路とは、複数の経路のうち最も道幅が広い経路であってもよいし、道幅が閾値を超える経路であってもよい。この閾値は荷物の重量又は大きさに応じて変動する閾値であってもよいし(つまり荷物の重量又は大きさが大きいほど閾値が大きい)、変動しない所定値であってもよい。
また、経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された属性として荷物の種類が、当該ロッカーが設置されたエリアに不慣れなユーザが所持する荷物の種類である場合、当該ロッカーが設置されたエリアに不慣れでないユーザが所持する荷物の種類である場合と比べて、ユーザが移動するときの移動方向の変更が少ない経路又は道幅が広い経路を特定する。ロッカーが設置されたエリアに不慣れなユーザが所持する荷物の種類とは、例えばスーツケースや旅行鞄等の旅行者が所持することが多いと考えられる荷物の種類のことである。ユーザが移動するときの移動方向の変更とは、要するに、経路上の曲がり角のことであり、ロッカーが設置されたエリアに不慣れなユーザが移動するときは、このような曲がり角は少ないほうが望ましい。同様に、ロッカーが設置されたエリアに不慣れなユーザが移動するときは、道幅が広い道であるほうが望ましい。移動方向の変更が少ない経路とは、複数の経路のうち最もその変更回数が少ない経路であってもよいし、その変更回数が閾値以下の経路であってもよい。この閾値は荷物の種類に応じて変動する閾値であってもよいし、変動しない所定値であってもよい。同様に、道幅が広い経路とは、複数の経路のうち最も道幅が広い経路であってもよいし、道幅が閾値を超える経路であってもよい。この閾値は荷物の種類に応じて変動する閾値であってもよいし、変動しない所定値であってもよい。
また、経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された属性として荷物の種類が、衝撃や振動を避けるべき荷物の種類である場合、そうでない荷物の種類である場合と比べて、ユーザが移動するときの上昇量又は下降量が少ない経路を特定する。ここでいう上昇量とは、前述したとおりである。また、下降量とは、階段や坂道においてユーザが移動するときの鉛直下方向の移動量(標高差)である。上昇量が少ない経路とは、複数の経路のうち最も上昇量が少ない経路であってもよいし、上昇量が閾値以下の経路であってもよい。この閾値は荷物の種類に応じて変動する閾値であってもよいし、変動しない所定値であってもよい。同様に、下降量が少ない経路とは、複数の経路のうち最も下降量が少ない経路であってもよいし、下降量が閾値以下の経路であってもよい。この閾値は荷物の種類に応じて変動する閾値であってもよいし、変動しない所定値であってもよい。
サーバ装置50において、送信部55は、経路特定部54により特定された経路に関する経路情報を通信装置40に送信する。この経路情報は、ユーザが現在地からロッカーまで移動するための経路をそのユーザに案内する情報を含み、例えば地図上で経路を提示するための情報を含む。この経路情報は、通信装置40において表示や音声出力等の方法で出力される。ユーザはこの経路情報を参考にして、荷物を持った状態でロッカーの位置まで移動する。
[動作]
次に図5~8を参照して、本実施形態の動作を説明する。
[利用状況の記録動作]
図5において、サーバ装置50の取得部51は、第1無線受信装置20又は第2無線受信装置4007から、前述したような無線送信装置31から送信される無線信号を受信しているか否かを示す情報をネットワーク2経由で取得する(ステップS11)。
記録部52は、第1無線受信装置20及び第2無線受信装置4007から取得した情報に基づいてロッカーの利用状況を判定し、その判定結果に応じた情報を記録する(ステップS12)。つまり、記録部52は、取得部51によって取得された情報に基づいて、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断される場合には、ロッカーが利用されていない状態を記録する。また、記録部52は、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信している場合には、ロッカーが利用されている状態を記録する。
より具体的には、記録部52は、図7に例示するように、「ロッカーID」、「鍵ID」、「利用状況」、「荷物属性」及び「ロッカーサイズ及び位置情報」を対応付けて記録する。「利用状況」のレコードにおいて、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信している場合には、「利用有り」が記録され、そうでない場合には、「利用無し」が記録される。図7の例では、ロッカーID「L001」及びそのロッカーの鍵の鍵ID「K001」において、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断されており、ロッカーの利用状況として「利用無し」が記録されている。ロッカーID「L002」及びそのロッカーの鍵の鍵ID「K002」においても同様である。
一方、ロッカーID「L003」及びそのロッカーの鍵の鍵ID「K003」において、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信していると判断されており、ロッカーの利用状況として「利用有り」が記録されている。「利用状況」のレコードにおいて「利用有り」の場合、取得部51が通信装置40から取得した装置ID(図7では「M001」)が記録される。このロッカーに既に収容されている荷物の属性は、「スーツケース」「サイズ大」である。
[経路の特定動作及び案内動作]
ユーザは通信装置40を操作してロッカーまでの経路を検索するとき、通信装置4の撮像装置4008によってその荷物を撮像する。この撮像データは通信装置40からサーバ装置50に送信される。このとき、通信装置40は、測位装置4009によって測定された位置を示す位置情報を、撮像データ及び通信装置40の装置IDとともにサーバ装置50に送信する。図6において、サーバ装置50の取得部51は、通信装置40から、撮像データ、装置ID及び位置情報をネットワーク2経由で取得する(ステップS21)。
取得部51が撮像装置11から撮像データを取得すると、荷物属性特定部53は、前述したアルゴリズムに従い、その撮像データから荷物の属性を特定する(ステップS22)。
次に、経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された属性に応じた経路を特定する(ステップS23)。具体的には、経路特定部54は、撮像データから認識した大きさの荷物が入るサイズのロッカーであって、且つ、通信装置40の位置に最も近い順から所定数のロッカーを選択する。次に、経路特定部54は、地図上において通信装置40の位置から選択された各ロッカーに移動するまでの経路の候補をそれぞれ求め、さらに、その経路群から荷物属性特定部53により特定された属性に最も適した経路を特定する。経路特定部54は、通信装置40の位置に最も近いロッカーを1つ選択した場合は、荷物の属性に最も適合する経路を特定して、その経路情報を生成する。また、経路特定部54は、通信装置40の位置に最も近い順から所定数のロッカーを選択した場合は、通信装置40と各ロッカーの近さと、荷物の属性に対する各ロッカーの適合度とを考慮して、1のロッカーとそのロッカーへの1の経路とを特定して、その経路情報を生成する。
送信部55は、生成された経路情報を通信装置40に送信する(ステップS24)。このとき、記録部52は、この経路情報の送信に応じた記録を行う。図8の例において、例えばロッカーID「L001」及びそのロッカーの鍵の鍵ID「K001」のロッカーまでの経路が特定されたとする。この場合、ロッカーID「L001」及びそのロッカーの鍵の鍵ID「K001」のロッカーの利用状況として「利用予定」が記録され、その利用を予定している通信装置40の装置ID(「M002」とする)が記録される。また、そのロッカーへの経路の特定に用いられた荷物の属性(「旅行鞄、サイズ中」とする)も併せて記録される。このような利用予定のロッカーは、他のユーザが経路探索するときには、そのユーザに案内するロッカーの候補として考慮されないようになっている。
こののち、ユーザがロッカーID「L001」のロッカーへ移動すると、第1無線受信装置20が無線送信装置31から送信される無線信号を受信しておらず且つ、装置ID「M002」の通信装置40の第2無線受信装置4007が無線送信装置31から送信される無線信号を受信している状態となる。これに応じて、サーバ装置50の記録部52は、取得部51によって取得された情報に基づいて、ロッカーID「L001」及びそのロッカーの鍵の鍵ID「K001」において、ロッカーの利用状況として「利用有り」を装置ID「M002」とともに記録する。
以上の実施形態によれば、ロッカーを利用するユーザに対して適切な経路を案内することが可能となる。また、鍵30から送信される無線信号を受信する装置として、ロッカー付近に設けられた第1無線受信装置20に加え、ユーザが携帯する通信装置40の第2無線受信装置4007をも用いるので、ロッカーの利用状況の判断がより確実になる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
上記実施形態において、ユーザが携帯する通信装置40が撮像装置4008を備えていたが、撮像装置を備える装置はこの例に限らない。例えばユーザが通信装置40は別にデジタルカメラ等の撮像装置を携帯しており、その撮像装置で撮像した撮像データを通信装置40経由でサーバ装置50に送信してもよい。
また、荷物属性特定部53は、撮像データから荷物の属性を特定していたが、荷物の属性を特定する方法はこれに限らない。例えば、ユーザが通信装置40を操作して荷物の属性を入力し、通信装置40は、その属性を通信装置40の位置情報及び装置IDとともにネットワーク2経由でサーバ装置50に送信するようにしてもよい。
[変形例2]
経路特定部54は、荷物を持っているユーザのユーザ属性(年齢、性別、体格、体力、妊婦であるか否か、子供を連れているか否か等)及び荷物属性特定部53によって特定された属性の組み合わせに応じた経路を特定してもよい。つまり、サーバ装置50は、ユーザの属性を特定するユーザ属性特定部を備え、経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された荷物の属性、及びユーザ属性特定部により特定されたユーザの属性に応じた経路を特定する。ユーザ属性は、サーバ装置50においてユーザの携帯する通信装置40の装置IDに対応付けて予め記憶されていてもよい。また、ユーザが通信装置40を操作してユーザ属性を入力し、通信装置40は、そのユーザ属性を通信装置40の装置IDとともにネットワーク2経由でサーバ装置50に送信するようにしてもよい。例えば、経路特定部54は、ユーザ属性特定部により特定されたユーザ属性が高齢、女性、体格が小さい、体力が乏しい、妊婦である、又は、子供を連れている、のいずれか1に該当する場合は、そうではない場合に比べて、ユーザが移動するときの上昇量が少ない経路を特定する。
[変形例3]
経路特定部54は、ロッカーに預ける荷物以外の所持物の属性(例えば所持物がベビーカーである等)及び荷物属性特定部53によって特定された属性の組み合わせに応じた経路を特定してもよい。つまり、サーバ装置50は、ロッカーに収容される荷物以外にユーザが所持する所持物の属性を特定する所持物属性特定部を備え、経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された荷物の属性、及び所持物特定部により特定された所持物の属性に応じた経路を特定する。例えばロッカーに預ける荷物以外の所持物の大きさ又は重量が閾値以上の場合、経路特定部54は、ユーザが移動するときの上昇量が少ない経路を特定する。また特に、ロッカーに預ける荷物以外の所持物がベビーカーという所定の種類である場合、経路特定部54は、ユーザが移動するときの上昇量及び下降量が少ない経路を特定する。所持物の属性は、実施形態における荷物の属性と同様に、その所持物を撮像した撮像データからその所持物の属性を特定してもよいし、例えば、ユーザが通信装置40を操作して所持物の属性を入力し、通信装置40は、その属性を通信装置40の位置情報及び装置IDとともにネットワーク2経由でサーバ装置50に送信するようにしてもよい。
[変形例4]
経路特定部54は、経路を含むエリアの属性(経路における天候、経路を通過可能な時間等)に応じた経路を特定してもよい。つまり、サーバ装置50は荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路を含むエリアの属性を特定するエリア属性特定部を備え、経路特定部54は、荷物属性特定部53により特定された荷物の属性、及びエリア属性特定部により特定されたエリアの属性に応じた経路を特定する。例えば、天候が悪いときにロッカーを利用するユーザに対しては、屋内を通る経路を特定して案内する例が考えられる。また、経路を含む施設の営業時間の制約等により、営業時間外となるエリアを避けた経路を特定して案内する例が考えられる。また、深夜の時間帯にロッカーを利用するユーザに対しては、人通りが多い経路を特定して案内する例が考えられる。各エリアの属性は、例えばサーバ装置50においてそのエリアの位置情報に対応付けて予め記憶されている。
[変形例5]
これからロッカーを利用したいと考えるユーザからの要求に応じて、記録している内容に応じた情報(例えばどのロッカーが空いているか)をそのユーザのユーザ端末(図示略)に配信するようにしてもよい。これにより、これからロッカーを利用したいと考えるユーザはどのロッカーを自身が利用可能かをそのロッカーから離れた位置において知ることができる。
[変形例6]
上記実施形態では、鍵30から送信される無線信号を受信する装置として、ロッカー付近に設けられた第1無線受信装置20に加え、ユーザが携帯する通信装置40の第2無線受信装置4007をも用いていた。これにより、ロッカーの利用状況の判断をより確実なものにしていたが、ロッカーの利用状況を判断する仕組みとして、必ずしもこのような実施形態に係る仕組みを採用する必要はない。
[変形例7]
ユーザがロッカーに預けた荷物を取りに行く場合に、そのロッカーの位置又はユーザがそのロッカーの位置まで移動するのに要する時間をユーザに案内するようにしてもよい。この場合、サーバ装置50は、ユーザが利用しているロッカーの位置又は当該ユーザが当該ロッカーに移動するのに要する時間を案内する情報を通信装置40に送信する案内情報送信部を備える。具体的には、通信装置40がGPS等によって定期的に自装置の位置を測位してサーバ装置50に通知する機能を備えており、記録部52は、各ロッカーの位置をロッカーIDと対応付けて記録している。案内情報送信部は、通信装置40によって通知される通信装置40の位置をユーザの位置として、この位置とこのユーザが利用しているロッカーの位置との間の距離を算出し、その距離を移動するのに要する時間を特定して、ロッカーの位置とともに通信装置40に送信する。これにより、ユーザは、ロッカーに預けた荷物を取りに行くときに、そのロッカーの位置又はユーザがそのロッカーの位置まで移動するのに要する時間を知ることができる。
[変形例8]
通信装置40の第2無線受信装置4007が無線送信装置31から無線信号を受信していない状態から当該無線信号を受信する状態に遷移したときは、その通信装置40を携帯するユーザがロッカーに近づいたときである。このときに、サーバ装置50は、無線信号を受信した第2無線受信装置4007を備える通信装置40に対して広告情報を送信する広告情報送信部を備えるようにしてもよい。この例において、さらに、通信装置40の第2無線受信装置4007が無線送信装置31から無線信号を受信していない状態から当該無線信号を受信する状態に遷移したときであって、且つ、その通信装置40がサーバ装置50から経路情報の提供を受けた通信装置40である場合に(つまり、通信装置40を携帯するユーザが経路案内に従ってロッカーに近づいた場合に)、サーバ装置50の広告情報送信部がその通信装置40に広告情報を送信するようにしてもよい。この広告情報は、例えば、ユーザが近づいたロッカーの位置に応じた情報であり、一例としては、そのロッカーに近い飲食店や商業施設或いはイベントに関する広告情報である。特にユーザがサーバ装置50による経路案内に従ってロッカーに近づいたときにそのユーザに提供される広告情報は、その経路案内に先立ってサーバ装置50により特定される荷物の属性、その荷物以外の所持物の属性(変形例3参照)又はユーザ属性(変形例2参照)に応じた広告情報であってもよい。一例としては、荷物がスーツケースである場合には、そのようなスーツケースをロッカーに預けるユーザは旅行者であると想定して、土産店や観光施設に関する広告情報を提供する例が考えられる。所持物の属性に応じた広告情報についても、これと同様である。また、ユーザが20代女性という属性である場合には、そのような属性のユーザに人気があるショップやイベントに関する広告情報を提供する例が考えられる。
上記と同様に、第2無線受信装置4007が無線送信装置31から無線信号を受信している期間にわたって、広告情報送信部が無線信号を受信した第2無線受信装置4007を備える通信装置40に対して広告情報を送信するようにしてもよい。
[変形例9]
サーバ装置50は、ユーザがロッカーに預けている荷物を取りに行くであろう時刻を推定して、その推定時刻にロッカーが空くことを、ロッカーを利用したい他のユーザのユーザ端末に配信するようにしてもよい。具体的には、通信装置40は、GPS等によって定期的に自装置の位置を測位してサーバ装置50に通知する機能を備えており、記録部52は、各ロッカーの位置をロッカーIDと対応付けて記録している。そして、サーバ装置50は、これらの位置を用いて、通信装置40を携帯するユーザが当該ユーザの利用しているロッカーに向かって移動していると判断した場合に、当該ロッカーが利用されている状態から利用されていない状態へと遷移する時刻を推定する推定部を備える。通信装置40を携帯するユーザが当該ユーザの利用しているロッカーに向かって移動していると判断される場合とは、例えば、通信装置40の位置がロッカーの位置から所定距離の範囲内であり、且つ通信装置40の位置の履歴から特定されるユーザの移動方向がロッカーに近づく方向に合致する場合である。推定部は、取得部51により取得された通信装置40の位置及びユーザの利用しているロッカーの位置の間の距離を、取得部51により取得された通信装置40の位置の履歴に基づくユーザの移動の速さで除算するなどして、上記時刻の推定を行う。記録部52は、推定部により推定された時刻を記録し、サーバ装置50はこの時刻を含む情報を配信する。
[そのほかの変形例]
上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書で説明した情報又はパラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。
本明細書で使用する「判定(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判定」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining) した事を「判定」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判定」、「決定」は、受信(receiving) (例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判定」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判定」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判定」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判定」「決定」は、何らかの動作を「判定」「決定」したとみなす事を含み得る。
本発明は、サーバ装置50において行われる処理のステップを備える情報処理方法として提供されてもよい。また、本発明は、サーバ装置50において実行されるプログラムとして提供されてもよい。かかるプログラムは、光ディスク等の記録媒体に記録した形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、これをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されたりすることが可能である。
ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1要素が第2要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an、及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び決定態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…ロッカー管理システム、2…ネットワーク、10…ロッカー設備、11…撮像装置、20…第1無線受信装置、30…鍵、31…無線送信装置、40…通信装置、4001…プロセッサ、4002…メモリ、4003…ストレージ、4004…通信装置、4005…入力装置、4006…出力装置、4007…第2無線受信装置、4008…撮像装置、4009…測位装置、50…サーバ装置、51…取得部、52…記録部、53…荷物属性特定部、54…経路特定部、55…送信部、5001…プロセッサ、5002…メモリ、5003…ストレージ、5004…通信装置、5005…入力装置、5006…出力装置。

Claims (6)

  1. ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、
    荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、
    特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と
    を備え
    前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された属性として荷物の重量又は大きさが閾値を超える場合、当該荷物の重量又は大きさが当該閾値以下の場合と比べて、ユーザが移動するときの上昇量が少ない経路又は道幅が広い経路を特定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、
    荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、
    特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された属性として荷物の種類が、当該ロッカーが設置されたエリアに不慣れなユーザが所持する荷物の種類である場合、当該ロッカーが設置されたエリアに不慣れでないユーザが所持する荷物の種類である場合と比べて、ユーザが移動するときの移動方向の変更が少ない経路又は道幅が広い経路を特定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、
    荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、
    特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と、
    前記ユーザの属性を特定するユーザ属性特定部とを備え、
    前記経路特定部は、
    前記荷物属性特定部により特定された荷物の属性、及び前記ユーザ属性特定部により特定されたユーザの属性に応じた経路を特定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、
    荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、
    特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と、
    前記ロッカーに収容される荷物以外に前記ユーザが所持する所持物の属性を特定する所持物属性特定部とを備え、
    前記経路特定部は、
    前記荷物属性特定部により特定された荷物の属性、及び前記所持物属性特定部により特定された所持物の属性に応じた経路を特定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、
    荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、
    特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と、
    前記荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路を含むエリアの属性を特定するエリア属性特定部とを備え、
    前記経路特定部は、
    前記荷物属性特定部により特定された荷物の属性、及び前記エリア属性特定部により特定されたエリアの属性に応じた経路を特定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  6. ロッカーに収容される荷物の属性を特定する荷物属性特定部と、
    荷物を所持したユーザがロッカーに移動するための経路であって、前記荷物属性特定部により特定された属性に応じた経路を特定する経路特定部と、
    特定された経路を示す経路情報を前記ユーザの通信装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記経路特定部は、前記荷物属性特定部により特定された属性として荷物の種類が、衝撃又は振動を避けるべき荷物の種類である場合、衝撃又は振動を避けるべき荷物の種類でない場合と比べて、ユーザが移動するときの上昇量又は下降量少ない経路を特定する
    ことを特徴とする情報処理装置。
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