JP7191642B2 - ボイラ及び灰処理装置並びにボイラの運転方法及び灰処理装置の運転方法 - Google Patents
ボイラ及び灰処理装置並びにボイラの運転方法及び灰処理装置の運転方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7191642B2 JP7191642B2 JP2018199166A JP2018199166A JP7191642B2 JP 7191642 B2 JP7191642 B2 JP 7191642B2 JP 2018199166 A JP2018199166 A JP 2018199166A JP 2018199166 A JP2018199166 A JP 2018199166A JP 7191642 B2 JP7191642 B2 JP 7191642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ash
- flue
- bag filter
- red
- combustion gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
そこで、赤熱未燃分抑制構造を設けることとした。赤熱未燃分抑制構造は、煙道を通過して赤熱未燃分がバグフィルタへ流れることを抑制する。これにより、バグフィルタの焼損を抑制することができる。
推論規則部は、例えば、ニューラルネットワーク等が用いられる。
また、赤熱未燃分が発生したとしても灰処理のタイミングを適正に決定することで、赤熱未燃分による不具合を抑制することができる。
以下、本開示の第1実施形態について説明する。
<ボイラ10の構成>
図1には、本実施形態に係るボイラ10の概略構成が示されている。
ボイラ10は、燃料として、例えば石炭(炭素含有固体燃料)を粉砕した微粉炭や木質燃料等のバイオマスの微粉燃料を用いてもよい。燃料を燃焼バーナにより燃焼させ、この燃焼により発生した熱を回収して給水や蒸気と熱交換して過熱蒸気を生成することが可能なボイラ10である。以降の説明で、上や上方とは鉛直方向上側を示し、下や下方とは鉛直方向下側を示すものである。
上記のボイラ10は、以下のように運転される。
微粉燃料が搬送用空気と共に燃焼装置12の燃焼バーナに供給される。また、空気予熱器18で加熱された燃焼用空気が燃焼バーナに供給される。燃焼バーナは、微粉燃料と搬送用空気(一次空気)とが混合した微粉燃料混合気を火炉11に吹き込むと共に燃焼用空気を火炉11に吹き込み、火炉11内で火炎を形成する。火炉11内で形成された火炎によって燃焼ガスが生成され、この燃焼ガスが火炉11内を上昇し、煙道13に導かれる。
燃焼ガスに随伴して搬送される灰分等の一部は、搬送力より重力による沈降力が勝るものは下方へと落下して下方の第1ホッパ20及び第2ホッパ22に堆積する。しかし、例えばバイオマスを含む微粉燃料の場合には、赤熱未燃分が発生する場合があり、燃焼ガスと共に落下せずに搬送されてバグフィルタ装置25へと導かれるおそれがある。空気予熱器18を通過し、バグフィルタ装置25に入る燃焼ガスは温度が低下しているため、バグフィルタ装置25に設置されたバグフィルタ27は、布製とされている。このため赤熱未燃分がバグフィルタ装置25に搬送されると布製のバグフィルタが焼損するおそれがある。そこで、本実施形態では、下流側煙道部13bに対して赤熱未燃分抑制構造を採用している。すなわち、下流側煙道部13bを流れる燃焼ガスの流速が赤熱未燃分の終末速度以下となるように、下流側煙道部13bの流路断面積を決定して、赤熱未燃分の燃焼ガスによる気流搬送を抑制している。例えば、ボイラ10の定格時の燃料投入量と空気投入量とから得られる燃焼ガスの発生流量を用いて下流側煙道部13bの流路断面積が決定される。
燃焼ガスとともに随伴して搬送する灰分等として、砂、フライアッシュ、未燃分がある。本実施形態の一例として、このうち砂やフライアッシュの密度は、例えば概ね2[g/cm3]以上に対し、未燃分の密度は概ね0.1[g/cm3]程度であることが分かっている。また、砂やフライアッシュの粒径は例えば概ね0.3[μm]~1[mm]に対して、未燃分の粒径は概ね2[mm]以上であることが分かっている。
ここで、例えば代表的な未燃分を粒子径2[mm]、未燃分の密度を0.1[g/cm3]、ガス温度を100[℃]、ガス密度を0.947[kg/m3]としたとき、未燃分の終末速度は1.85[m/s]となる。未燃分の粒径が2[mm]より大きい場合の終末速度はこれよりも小さくなるため、下流側煙道部13bを流れる燃焼ガスのダクトでの流速が、代表的な未燃分の終末速度である1.85[m/s]以下となる場合は、2[mm]以上の未燃分を第2ホッパ22にて捕集できる。
さらに、例えばフライアッシュの粒径は30[μm]程度が中心であり、このときの終末速度は0.21[m/s]程度であることを考慮すれば、当該ガス温度では、下流側煙道部13bを流れる燃焼ガスのダクトでの流速を1[m/s]で設計すれば、フライアッシュをバグフィルタ装置25に飛散させ、未燃分や粒径の大きい砂を第2ホッパ22にて捕集することで、分離可能となる。
なお、ガス温度が異なる場合も同様に、未燃分の終末速度と、フライアッシュの終末速度の差異から、分離できるよう下流側煙道部13bを流れる燃焼ガスのダクトでの流速を決定し、流路設計することができる。
火炉11にて石炭及び/又はバイオマスを含む微粉燃料が燃焼させられた燃焼ガスには、未燃分が含まれている場合がある。この未燃分のうち、未燃炭素分の一部が酸化反応を継続して高温化して赤熱している赤熱未燃分が存在する場合がある。この赤熱未燃分が煙道13を通過してバグフィルタ装置25まで到達するとバグフィルタ装置25のバグフィルタ27が焼損するおそれがある。
そこで、赤熱未燃分抑制構造を設けることとした。赤熱未燃分抑制構造は、煙道13を通過して赤熱未燃分がバグフィルタ装置25のバグフィルタ27へ流れることを抑制する。これにより、バグフィルタ装置25のバグフィルタ27の焼損を抑制することができる。
図3に示すように、空気予熱器18の下流側に邪魔板としてバッフルプレート33を設けることとしても良い。具体的には、図4に示すように、燃焼ガスの流れ方向に対して斜めに傾斜させたバッフルプレート33を設ける。バッフルプレート33は、例えばブラインド状に並列に設けられる。各バッフルプレート33の傾斜角度と配列間隔は、複数のバッフルプレート33を上方から下方を見込んだ場合に、下方が視認できない程度に設けることで、燃焼ガスの流れを妨げることなく、燃焼ガスの多くがバッフルプレート33に接触することが好ましい。
本変形例によれば、バッフルプレート33を設けることで、赤熱未燃分を堰き止めて搬送力を低下させて、鉛直下方へと重力落下するように導き、赤熱未燃分が煙道13の下流側、つまりバグフィルタ装置25のバグフィルタ27へ搬送されるのを抑制することができる。
次に、本開示の第2実施形態について、図6及び図8を用いて説明する。
本実施形態は、第1実施形態で用いた赤熱未燃分抑制構造が異なる点で相違する。また、本実施形態は、灰処理装置に特徴を有する点で第1実施形態と相違する。その他の構成については同様である。したがって、以下の説明では、第1実施形態に対する相違点のみについて説明する。ただし、本実施形態は、第1実施形態と組み合わせて用いることも可能である。
具体的には、バグフィルタ27の下端と燃焼ガス搬送管28との間の距離である高さH1が、0.6m以上1.3m以下とされている。これにより、各ホッパ20,22,31から灰搬送枝管51経由でフライアッシュを随伴して搬送する搬送用空気が灰搬送集合管52からバグフィルタ27の下端まで到達する時間を長くとることによって、赤熱未燃分が途中で落下し易くなり、また赤熱未燃分の冷却が進むことで、赤熱未燃分がバグフィルタ27に到達することを抑制できる。したがって、バグフィルタ27で捕獲されて収集されてバグフィルタの耐熱限界を超えて焼損することを抑制することができる。
燃焼用空気を火炉11に送り込むブロワ定格流量 :12[m3/min]=0.2[m3/sec]
バグフィルタ27の内径 :1.3m
バグフィルタ27内の平均流速 :0.2[m3/sec]/(1.32×π/4[m2])≒0.15[m / sec]
石炭専焼の場合の燃焼ガス搬送管28からバグフィルタ27の下端までの距離 :0.3[m]
石炭専焼の場合では2 [sec]程度で到達していたと想定されるものに対して、赤熱未燃分の舞い上がりを抑制するには2倍から4倍の4[sec]から8[sec]程度の距離を取ることが必要となる。
0.15[m/sec]×4[sec]=0.6[m]
0.15[m/sec]×8[sec]=1.2[m]
上限は余裕を見て1.3mが好ましい。
以上から、高さH1は、0.6m以上1.3m以下となる。
次に、本開示の第3実施形態について説明する。
本実施形態のボイラ10の構成は、第1実施形態及び第2実施形態の赤熱未燃分抑制構造を備えていない点で相違する。また、本実施形態は、灰処理装置に特徴を有する点で第1実施形態及び第2実施形態と異なる。以下では、相違点について説明し、共通する部分については説明を省略する。ただし、本実施形態は、第1実施形態及び第2実施形態と組み合わせることもできる。
各ホッパ20,22,31に貯留されたフライアッシュは、各灰搬送枝管51を切替えて、真空吸引ブロワ54による真空吸引により順次連続してフライアッシュタンク用バグフィルタ53で捕獲してフライアッシュタンク60へ収集して貯留する。
具体的には、制御部45の指令によって系統切換弁58を操作して1つの灰搬送枝管51を選択する。そして、灰搬送枝管51に接続されているホッパ20,22,31のうちから1つを選択し、選択されたホッパ20,22,31の下部のアッシュインテーク弁57を開く。これにより、ホッパ20,22,31内のフライアッシュがブロワ吸引されて、ホッパ20,22,31内のフライアッシュをフライアッシュタンク60へと搬送する。ホッパ20,22,31内のフライアッシュが空になるとアッシュインテーク弁57を閉じ、選択された灰搬送枝管51内の別のホッパ20,22,31を選択し、選択された別のホッパ20,22,31の下部のアッシュインテーク弁57を開き、同様にホッパ20,22,31内のフライアッシュを搬送する。選択された灰搬送枝管51に対応する全ホッパ20,22,31でフライアッシュの搬送処理が完了すると系統切換弁58を閉じ、別の灰搬送枝管51を選択する。別の灰搬送枝管51に対応するホッパ20,22,31についても同様のフライアッシュの搬送処理を行っていく。
図9の右側に示した線図では、処理時間T2の間に10回ものアッシュインテーク弁57の開閉が行われた後にホッパ20,22,31の処理が終了する。なお、アッシュインテーク弁57が開状態で真空度が所定値以下に低下して所定時間を経過するとフライアッシュの排出が終了したと判断する。
本実施形態での処理時間T1とT2の違いは、赤熱未燃分によってホッパ20,22,31内に焼結灰や溶融灰が一部に発生した場合にはホッパ20,22,31からアッシュインテーク弁57の開閉を行い、真空度が所定値に低下して所定時間を経過しフライアッシュの排出終了を確認するまでの処理時間が長くなり(T2)、一方では焼結灰等が発生しない場合は処理時間が短くなると考えられる。そして、赤熱未燃分の発生は、微粉燃料の不完全燃焼に由来するので、ボイラ10の火炉11内に投入する燃料供給量、空気供給量及び煙道13のCO濃度から赤熱未燃分の発生タイミングと発生量が推測されて判断できる。
燃焼ガスに随伴する未燃分がホッパに滞留すると、フライアッシュが局所的に1000℃程度の高温となり焼結灰や溶融灰が発生する場合がある。焼結灰等が発生するとホッパ20,22,31からフライアッシュを排出終了するまでの時間を要してタイミングが変化する。本発明者等はこの現象に着目し、赤熱未燃分の発生状況を、灰分を排出するタイミングで得られることを見出した。そこで、推論規則部47によって灰処理のインターバルを短く、または長くするように、系統切換弁58の開閉タイミングを制御して、赤熱未燃分を含む灰分を排出するタイミングを決定することで、赤熱未燃分の発生状況に合わせて効果的に灰分を排出することができる。
また、本実施形態では、CO濃度を用いることとしたが、酸素濃度を用いることとしても良い。
11 火炉
12 燃焼装置
13 煙道
13a 上流側煙道部
13b 下流側煙道部
13c 接続煙道部
13d 出口側煙道部
15 過熱器
16 第1節炭器
17 第2節炭器
18 空気予熱器
20 第1ホッパ
22 第2ホッパ
25 バグフィルタ装置
26 バグフィルタ容器
27 バグフィルタ
28 燃焼ガス搬送管
29 燃焼ガス出口管
30 煙突
31 バグフィルタ下部ホッパ
33 バッフルプレート
33’ バッフルプレート
40 燃料用センサ
41 空気用センサ
42 COセンサ
45 制御部
46 機械学習部
47 推論規則部
50 灰処理装置
51 灰搬送枝管
52 灰搬送集合管
53 フライアッシュタンク用バグフィルタ
54 真空吸引ブロワ
55 吸込口
56 排気配管
57 アッシュインテーク弁(排出部)
58 系統切換弁
60 フライアッシュタンク
62 灰排出弁
63 搬送トラック
P1 弁開設定値
P2 弁閉設定値
T1,T2 処理時間
Claims (9)
- 燃料を燃焼させる火炉と、
前記火炉で生成された燃焼ガスが導かれる煙道と、
前記煙道の下流側に設けられたバグフィルタと、
燃焼ガスに灰分とともに随伴して搬送される赤熱未燃分が前記煙道を通過して前記バグフィルタへ導かれることを抑制する赤熱未燃分抑制構造と、
を備え、
前記煙道は、該煙道の下流側に位置し、鉛直下方から鉛直上方へと燃焼ガスが流れる下流側煙道部を備え、
前記赤熱未燃分抑制構造は、前記下流側煙道部を流れる燃焼ガスの流速が赤熱未燃分の終末速度以下でかつフライアッシュの終末速度以上となる流路断面積を有する前記下流側煙道部とされているボイラ。 - 前記赤熱未燃分抑制構造は、前記下流側煙道部に設けられたバッフルプレートを備えている請求項1に記載のボイラ。
- 前記煙道に設けられて燃焼ガスに随伴して搬送する灰分を貯留するホッパと、
前記ホッパに貯留された前記灰分を搬送用空気とともに順次排出して、フライアッシュタンク用バグフィルタで前記灰分を捕獲した後に貯留するフライアッシュタンクと、
フライアッシュタンク用バグフィルタのバグフィルタが設置されたバグフィルタ容器と、
前記フライアッシュタンク用バグフィルタのバグフィルタよりも鉛直下方の位置で前記バグフィルタ容器に接続されるとともに前記搬送用空気を搬送する灰搬送集合管と、
を備え、
前記赤熱未燃分抑制構造として、前記フライアッシュタンク用バグフィルタのバグフィルタの下端と前記灰搬送集合管との間の高さ方向の距離は、0.6m以上1.3m以下とされている請求項1又は2に記載のボイラ。 - 前記バグフィルタ及び/又は前記フライアッシュタンク用バグフィルタのバグフィルタは、少なくとも一部が金属材質とされている請求項1から3のいずれかに記載のボイラ。
- 燃料を燃焼させる火炉と、
前記火炉で生成された燃焼ガスが導かれる煙道と、
前記煙道の下流側に設けられたバグフィルタと、
燃焼ガスに灰分とともに随伴して搬送される赤熱未燃分が前記煙道を通過して前記バグフィルタへ導かれることを抑制する赤熱未燃分抑制構造と、
を備え、
前記煙道は、該煙道の下流側に位置し、鉛直下方から鉛直上方へと燃焼ガスが流れる下流側煙道部を備え、
前記赤熱未燃分抑制構造は、前記下流側煙道部を流れる燃焼ガスの流速が赤熱未燃分の終末速度以下でかつフライアッシュの終末速度以上となる流路断面積を有する前記下流側煙道部とされているボイラに用いられる灰処理装置であって、
前記煙道に設けられて燃焼ガスに随伴する灰分を貯留するホッパと、
前記ホッパに貯留された灰分を該ホッパ外に排出する排出部と、
前記排出部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記排出部から前記灰分を排出するタイミングを決定する機械学習部を備えている灰処理装置。 - 前記機械学習部は、前記火炉内へ投入する空気供給量、前記火炉内へ投入する燃料供給量及び燃焼ガスのCO濃度又は酸素濃度のうちの少なくとも1つの計測データを取得するとともに、該計測データに対応した前記排出部から前記灰分を排出したタイミングとを用いて、前記排出部から前記灰分を排出するタイミングを推論する推論規則部を備えている請求項5に記載の灰処理装置。
- 請求項5又は6に記載の灰処理装置を備えているボイラ。
- 燃料を燃焼させる火炉と、
前記火炉で生成された燃焼ガスが導かれる煙道と、
前記煙道の下流側に設けられたバグフィルタと、
燃焼ガスに灰分とともに随伴して搬送される赤熱未燃分が前記煙道を通過して前記バグフィルタへ導かれることを抑制する赤熱未燃分抑制構造と、
を備えたボイラの運転方法であって、
前記煙道は、該煙道の下流側に位置し、鉛直下方から鉛直上方へと燃焼ガスが流れる下流側煙道部を備え、
前記赤熱未燃分抑制構造は、前記下流側煙道部を流れる燃焼ガスの流速が赤熱未燃分の終末速度以下でかつフライアッシュの終末速度以上となる流路断面積を有する前記下流側煙道部とされ、
燃焼ガスに灰分とともに随伴して搬送される赤熱未燃分が前記煙道を通過して前記バグフィルタへ導かれることを抑制するボイラの運転方法。 - 燃料を燃焼させる火炉と、
前記火炉で生成された燃焼ガスが導かれる煙道と、
前記煙道の下流側に設けられたバグフィルタと、
燃焼ガスに灰分とともに随伴して搬送される赤熱未燃分が前記煙道を通過して前記バグフィルタへ導かれることを抑制する赤熱未燃分抑制構造と、
を備え、
前記煙道は、該煙道の下流側に位置し、鉛直下方から鉛直上方へと燃焼ガスが流れる下流側煙道部を備え、
前記赤熱未燃分抑制構造は、前記下流側煙道部を流れる燃焼ガスの流速が赤熱未燃分の終末速度以下でかつフライアッシュの終末速度以上となる流路断面積を有する前記下流側煙道部とされているボイラに用いられ、
燃料を燃焼させる火炉で生成された燃焼ガスが導かれる煙道に設けられて燃焼ガスに随伴する灰分を貯留するホッパと、
前記ホッパに貯留された灰分を該ホッパ外に排出する排出部と、
前記排出部を制御する制御部と、
を備えた灰処理装置の運転方法であって、
前記制御部は、前記排出部から前記灰分を排出するタイミングを決定するように機械学習部を行う灰処理装置の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018199166A JP7191642B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | ボイラ及び灰処理装置並びにボイラの運転方法及び灰処理装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018199166A JP7191642B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | ボイラ及び灰処理装置並びにボイラの運転方法及び灰処理装置の運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020067205A JP2020067205A (ja) | 2020-04-30 |
JP7191642B2 true JP7191642B2 (ja) | 2022-12-19 |
Family
ID=70390022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018199166A Active JP7191642B2 (ja) | 2018-10-23 | 2018-10-23 | ボイラ及び灰処理装置並びにボイラの運転方法及び灰処理装置の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7191642B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112361364A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-02-12 | 西安热工研究院有限公司 | 一种利用省煤器灰斗脱除粗颗粒灰的装置 |
CN113108304B (zh) * | 2021-05-28 | 2023-03-21 | 中国化学赛鼎宁波工程有限公司 | 一种空气预热器的烟气出口装置及烟气排出方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116194A (ja) | 2006-10-11 | 2008-05-22 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 粒子流動型デシカント空調装置 |
JP2009299476A (ja) | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の異物除去装置 |
JP2017145972A (ja) | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 三菱日立パワーシステムズインダストリー株式会社 | 固体粒子回収装置及び流動層ボイラ設備 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5541294Y2 (ja) * | 1973-11-14 | 1980-09-27 |
-
2018
- 2018-10-23 JP JP2018199166A patent/JP7191642B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116194A (ja) | 2006-10-11 | 2008-05-22 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 粒子流動型デシカント空調装置 |
JP2009299476A (ja) | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の異物除去装置 |
JP2017145972A (ja) | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 三菱日立パワーシステムズインダストリー株式会社 | 固体粒子回収装置及び流動層ボイラ設備 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020067205A (ja) | 2020-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4766562B2 (ja) | 木質ペレット焚き蒸気ボイラ | |
JP7191642B2 (ja) | ボイラ及び灰処理装置並びにボイラの運転方法及び灰処理装置の運転方法 | |
JP6689523B2 (ja) | 固体粒子回収装置及び流動層ボイラ設備 | |
JP6560007B2 (ja) | 排ガス処理装置 | |
AU2012218888B2 (en) | Horizontal rotary dryer for coal, coal boiler plant, and method for operating coal boiler plant | |
JP2009510384A (ja) | 高電気効率及び改善されたスラグ品質で燃焼排ガスから蒸気を発生させるボイラ | |
JP6738773B2 (ja) | 火格子式廃棄物焼却炉 | |
JP5422514B2 (ja) | 固形燃料焚きボイラ | |
CN209445378U (zh) | 一种高效污泥流化床焚烧炉 | |
JP6258102B2 (ja) | 流動層式燃焼設備および流動層燃焼炉への流動媒体の供給方法 | |
JP5956210B2 (ja) | 加圧流動炉システムの起動方法 | |
JP2651769B2 (ja) | 熱回収燃焼設備 | |
JP5498434B2 (ja) | バイオマス燃焼ボイラ | |
JP2002168423A (ja) | 循環流動層ボイラ | |
JP6206197B2 (ja) | 石炭灰処理装置 | |
JP4947319B2 (ja) | 貫流ボイラ | |
JP7202842B2 (ja) | 灰処理装置及び発電プラント並びに灰処理装置の運転方法 | |
CN104154554A (zh) | 一种末精煤干燥系统粉尘处理工艺及装置 | |
JP7118854B2 (ja) | 灰処理システム及び発電プラント並びに灰処理システムの制御方法 | |
JPS63187001A (ja) | 流動層熱回収装置およびその制御方法 | |
WO2021106645A1 (ja) | ストーカ炉 | |
JP2013200086A5 (ja) | ||
JPH05253426A (ja) | 高温加圧ガス用除塵装置 | |
CN219473639U (zh) | 循环流化床锅炉的旋风分离装置 | |
CN214249561U (zh) | 一种全自动卧式锅炉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20210910 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20220121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220705 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20220901 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7191642 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |