JP7191280B1 - 情報処理装置、割当方法、及び割当プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施の形態1の荷物割当システムを示す図である。荷物割当システムは、情報処理装置100と端末装置200とを含む。情報処理装置100と端末装置200とは、ネットワークを介して、通信する。
端末装置200は、ユーザに用いられる装置である。例えば、端末装置200は、スマートフォン、タブレット端末などである。また、ユーザは、荷物を格納する人である。
車両300は、ロッカー301~305を有する。例えば、車両300は、自動運転が可能な車両である。例えば、車両300は、AMR(Autonomous Mobile Robot)である。車両は、移動体とも言う。また、図1は、1つの車両を示している。複数のロッカーを有する車両の数は、2つ以上でもよい。
また、実用例としては、工場の部品の配送、オフィスで使用される物の配送などが挙げられる。この場合、例えば、ユーザは、工場内の作業員、又はオフィスで働く人である。
図2は、実施の形態1の情報処理装置が有するハードウェアを示す図である。情報処理装置100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
図3は、実施の形態1の情報処理装置の機能を示すブロック図である。情報処理装置100は、記憶部110、取得部120、割当制御部130、及び出力部140を有する。
取得部120、割当制御部130、及び出力部140の一部又は全部は、処理回路によって実現してもよい。また、取得部120、割当制御部130、及び出力部140の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。例えば、プロセッサ101が実行するプログラムは、割当プログラムとも言う。例えば、割当プログラムは、記録媒体に記録されている。
管理テーブル111は、車両名、ロッカー、受取人、荷物ID、荷物の大きさ、空きスペース、受取時刻、及び受取場所の項目を有する。なお、例えば、荷物の大きさは、縦、横、及び高さで表現される。また、受取時刻は、受取時間の意味を含む。例えば、受取時間は、10時から11時である。さらに、管理テーブル111は、ロッカーの大きさの項目を有してもよい。
出力部140は、生成された割当情報を出力する。
図5は、実施の形態1の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャート(その1)である。
(ステップS11)取得部120は、荷物情報を端末装置200から取得する。
(ステップS12)割当制御部130は、荷物情報に含まれている受取人が管理テーブル111に登録されているか否かを判定する。言い換えれば、割当制御部130は、2つ目以降の荷物の登録であるか否かを判定する。
2つ目以降の荷物の登録である場合、処理は、ステップS31に進む。当該受取人の初めての荷物の登録である場合、処理は、ステップS13に進む。
例えば、当該受取人は、“B”とする。管理テーブル111には、受取人“A”が登録されている。ステップS14が実行される時点で、他の受取人である受取人“A”が管理テーブル111に登録されているため、処理は、ステップS16に進む。
このように、割当制御部130は、ロッカーに荷物を割当てる。また、割当制御部130は、荷物を割当てる場合、大きいロッカーを優先して、荷物を割当ててもよい。
(ステップS18)割当制御部130は、荷物情報が示す荷物を参照車両と異なる車両に格納することを決定する。そして、処理は、ステップS21に進む。
(ステップS19)割当制御部130は、荷物情報が示す荷物を参照車両に格納することを決定する。そして、処理は、ステップS21に進む。
(ステップS21)割当制御部130は、荷物情報が示す荷物を参照車両に格納するか否かを判定する。当該荷物を参照車両に格納する場合、処理は、ステップS22に進む。参照車両と異なる車両に当該荷物を格納する場合、処理は、ステップS24に進む。
(ステップS22)割当制御部130は、参照車両に空きロッカーがあるか否かを判定する。空きロッカーがある場合、処理は、ステップS23に進む。空きロッカーがない場合、処理は、ステップS24に進む。
このように、割当制御部130は、ロッカーに荷物を割当てる。また、割当制御部130は、荷物を割当てる場合、大きいロッカーを優先して、荷物を割当ててもよい。
空きロッカーを有する車両が存在する場合、処理は、ステップS25に進む。空きロッカーを有する車両が存在しない場合、処理は、ステップS26に進む。
このように、割当制御部130は、ロッカーに荷物を割当てる。また、割当制御部130は、荷物を割当てる場合、大きいロッカーを優先して、荷物を割当ててもよい。
(ステップS26)出力部140は、荷物を登録できないことを示す情報を端末装置200に送信する。
(ステップS31)割当制御部130は、同じロッカーに荷物を格納できるか否かを判定する。なお、当該ロッカーは、既に割当て済みのロッカーである。
例えば、ロッカー“L1”には、荷物ID“D1”が割当てられているものとする。割当制御部130は、荷物情報が示す荷物ID“D4”の荷物をロッカー“L1”に格納できるか否かを判定する。例えば、割当制御部130は、空きスペース“S1”と、荷物ID“D4”の荷物の大きさ“M4”とに基づいて、荷物ID“D4”の荷物をロッカー“L1”に格納できるか否かを判定する。詳細には、割当制御部130は、荷物の大きさ“M4”が空きスペース“S1”よりも小さい場合、割当制御部130は、荷物ID“D4”の荷物をロッカー“L1”に格納できると判定する。つまり、割当制御部130は、同じロッカーに荷物を格納できると判定する。
このように、割当制御部130は、同じロッカーに複数の荷物を割当てる。
このように、割当制御部130は、ロッカーに荷物を割当てる。また、割当制御部130は、荷物を割当てる場合、大きいロッカーを優先して、荷物を割当ててもよい。
このように、割当制御部130は、荷物に関する情報を移動する。また、割当制御部130は、空きロッカーであり、かつ大きいロッカーを優先して、荷物に関する情報の登録を行ってもよい。そして、処理は、ステップS12に進む。
次に、実施の形態2を説明する。実施の形態2では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態2では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
実施の形態1では、荷物が受取時刻に配達されない場合が起こる可能性がある。そこで、実施の形態2では、確実に荷物が受取時刻に配達されるように、割当てが実行される場合を説明する。
図8は、実施の形態2の情報処理装置が実行する処理の例を示すフローチャート(その1)である。図8の処理は、ステップS27が実行される点が図6の処理と異なる。そのため、図8では、ステップS27を説明する。そして、ステップS27以外の処理の説明は、省略する。
(ステップS41)割当制御部130は、管理テーブル111に基づいて、全ての車両の全てのロッカーに割当てられている全ての荷物が受取時刻に配達されるか否かを判定する。詳細には、取得部120は、地図情報を記憶部110又は外部装置から取得する。割当制御部130は、管理テーブル111の受取時刻、管理テーブル111の受取場所、及び地図情報を用いて、配送計画を立てることができるか否かを試みる。割当制御部130は、配送計画を立てることができる場合、全ての荷物が受取時刻に配達されると判定する。割当制御部130は、配送計画を立てることができない場合、荷物が受取時刻に配達されないことが起こると判定する。
条件を満たす場合、処理は、終了する。条件を満たさない場合、処理は、ステップS42に進む。
そして、処理は、ステップS41に進む。
次に、実施の形態3を説明する。実施の形態3では、実施の形態1と相違する事項を主に説明する。そして、実施の形態3では、実施の形態1と共通する事項の説明を省略する。
実施の形態1では、1つのロッカーに複数の荷物を割当てる場合を説明した。荷物には、常温対応の荷物、保冷対応の荷物、及び加温対応の荷物が存在する。種別の異なる荷物が1つのロッカーに格納されることは、好ましくない。実施の形態3では、種別の異なる荷物が1つのロッカーに格納されないように、制御が行われる場合を説明する。
図10は、実施の形態3の管理テーブルの例を示す図である。管理テーブル111は、さらに、種別の項目を有する。種別の項目は、ロッカーの種別を示す。種別の項目には、常温ロッカー、保冷ロッカー、又は加温ロッカーが登録される。常温ロッカーは、常温専用のロッカーである。保冷ロッカーは、保冷専用のロッカーである。加温ロッカーは、加温専用ロッカーである。例えば、ロッカー“L1”は、常温ロッカーである。また、例えば、ロッカー“L3”は、保冷ロッカーである。また、例えば、ロッカー“L4”は、加温ロッカーである。
保冷ロッカーには、保冷対応の荷物が格納される。例えば、保冷対応の荷物は、冷凍食品、冷たい飲み物などである。保冷対応の荷物が保冷ロッカーに格納されることで、保冷対応の荷物が解凍されることを防ぐことができる。
加温ロッカーには、加温対応の荷物が格納される。例えば、加温対応の荷物は、温められている料理、温かい飲み物などである。加温対応の荷物が加温ロッカーに格納されることで、加温対応の荷物の温度が下がることを防ぐことができる。
取得部120は、荷物情報を取得する。荷物情報は、受取人“B”と、保冷対応の荷物を示す情報を含む。割当制御部130は、ロッカー“L2”に当該荷物を格納できると判定する(例えば、ステップS31でYes)。また、割当制御部130は、常温ロッカーであるロッカー“L2”に保冷対応の荷物を格納できないと判定する。割当制御部130は、車両1のロッカー“L3”又は他の車両の空きロッカー(例えば、ロッカー“L12”)に当該荷物を割当てる。
Claims (9)
- 第1の移動体が有する複数のロッカーのうちの第1のロッカーに第1の受取人の1以上の荷物が割当てられていることを示す管理情報と、前記第1の受取人の第1の荷物を示す荷物情報とを取得する取得部と、
前記1以上の荷物が割当てられている前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できるか否かを判定し、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できる場合、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を割当て、前記管理情報に基づいて、前記1以上の荷物と前記第1の荷物とが前記第1のロッカーに割当てられていることを示す割当情報を生成する割当制御部と、
生成された割当情報を出力する出力部と、
を有する情報処理装置。 - 前記管理情報は、前記第1のロッカーの空きスペースを含み、
前記荷物情報は、前記第1の荷物の大きさを含み、
前記割当制御部は、前記空きスペースと前記第1の荷物の大きさとに基づいて、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できるか否かを判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記管理情報は、前記第1のロッカーの大きさと前記1以上の荷物の大きさを含み、
前記荷物情報は、前記第1の荷物の大きさを含み、
前記割当制御部は、前記第1のロッカーの大きさ、前記1以上の荷物の大きさ、前記第1の荷物の大きさ、及び数理計画法又は組合せ最適化処理を用いて、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できるか否かを判定する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記管理情報は、空きロッカーである第2のロッカーを有する第2の移動体の情報を含み、
前記割当制御部は、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できないと判定された場合、かつ前記第1の移動体に空きロッカーが存在しない場合、前記第2の移動体の前記第2のロッカーに前記1以上の荷物を割当て、前記第2のロッカーに前記第1の荷物を格納できるか否かを判定し、前記第2のロッカーに前記第1の荷物を格納できる場合、前記第2のロッカーに前記第1の荷物を割当て、前記管理情報に基づいて、前記1以上の荷物と前記第1の荷物とが前記第2のロッカーに割当てられていることを示す割当情報を生成し、
前記出力部は、生成された割当情報を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記管理情報は、複数のロッカーを有する複数の移動体を示し、かつ荷物の受取時刻と荷物の受取場所とを含み、
前記取得部は、地図情報を取得し、
前記割当制御部は、全ての移動体の全てのロッカーに荷物が割当てられた場合、かつ前記受取時刻、前記受取場所、及び前記地図情報を用いて、配送計画を立てることができない場合、全ての荷物が受取時刻に配達されるように、荷物の再割当てを実行する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記管理情報は、前記第1のロッカーに前記第1の受取人の2以上の荷物が割当てられていることを示し、
前記第1のロッカーは、常温ロッカーであり、
前記第1の荷物は、保冷対応の荷物又は加温対応の荷物であり、
前記割当制御部は、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できると判定した場合、かつ保冷対応の荷物又は加温対応の荷物を常温ロッカーに格納できないと判定した場合、前記第1の移動体の空きロッカーである保冷ロッカー又は加温ロッカー、又は他の移動体の空きロッカーである保冷ロッカー又は加温ロッカーに前記第1の荷物を割当てる、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記管理情報は、前記第1のロッカーに前記第1の受取人の2以上の荷物が割当てられていることを示し、
前記第1のロッカーは、保冷ロッカー又は加温ロッカーであり、
前記第1の荷物は、常温対応の荷物であり、
前記割当制御部は、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できると判定した場合、かつ保冷ロッカー又は加温ロッカーに常温対応の荷物を格納できないと判定した場合、前記第1の移動体の空きロッカーである常温ロッカー又は他の移動体の空きロッカーである常温ロッカーに前記第1の荷物を割当てる、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が、
第1の移動体が有する複数のロッカーのうちの第1のロッカーに第1の受取人の1以上の荷物が割当てられていることを示す管理情報と、前記第1の受取人の第1の荷物を示す荷物情報とを取得し、
前記1以上の荷物が割当てられている前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できるか否かを判定し、
前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できる場合、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を割当て、
前記管理情報に基づいて、前記1以上の荷物と前記第1の荷物とが前記第1のロッカーに割当てられていることを示す割当情報を生成し、
生成された割当情報を出力する、
割当方法。 - 情報処理装置に、
第1の移動体が有する複数のロッカーのうちの第1のロッカーに第1の受取人の1以上の荷物が割当てられていることを示す管理情報と、前記第1の受取人の第1の荷物を示す荷物情報とを取得し、
前記1以上の荷物が割当てられている前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できるか否かを判定し、
前記第1のロッカーに前記第1の荷物を格納できる場合、前記第1のロッカーに前記第1の荷物を割当て、
前記管理情報に基づいて、前記1以上の荷物と前記第1の荷物とが前記第1のロッカーに割当てられていることを示す割当情報を生成し、
生成された割当情報を出力する、
処理を実行させる割当プログラム。
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