JP7190671B2 - 便器装置 - Google Patents
便器装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7190671B2 JP7190671B2 JP2018084766A JP2018084766A JP7190671B2 JP 7190671 B2 JP7190671 B2 JP 7190671B2 JP 2018084766 A JP2018084766 A JP 2018084766A JP 2018084766 A JP2018084766 A JP 2018084766A JP 7190671 B2 JP7190671 B2 JP 7190671B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- functional water
- water supply
- water
- side connection
- toilet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
例えば、下記特許文献1には、電解装置において生成した除菌水をボウル部内に供給する構成とされた便器装置が開示されている。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、便器装置を設置した状態を基準として、上下方向等を説明する。
本実施形態に係る便器装置1は、図1に示すように、ボウル部10に供給される機能水を生成する機能水生成装置30を備えている。
この便器装置1は、腰掛式(いわゆる洋式)とされ、トイレ空間内の床や壁等の設置部に設置される。また、この便器装置1には、上方に向けて開口するすり鉢状とされたボウル部(便鉢)10の周囲を囲むスカート部が設けられている。また、便器装置1には、便器本体または温水洗浄便座の本体に対して便器幅方向に軸方向を沿わせた軸回りに起倒自在(回転自在)とされた便座4及び便蓋5等が設けられている。
排水機構は、本実施形態では、ボウル部10の底部に設けられた排水口12に接続された筒状トラップ13を駆動機構14によって回動させて排水及び封水する構成とされたいわゆる機械式排出機構とされている。なお、排水機構としては、このような構成とされたものに限られず、サイホン式やサイホンゼット式、サイホンボルテックス式、ネオボルテックス式、洗い落とし式等の他の排水機構を採用するようにしてもよい。
また、便器装置1には、給水機構を作動させて洗浄水をボウル部10に供給する洗浄操作部が設けられている。このような洗浄操作部としては、リモコン装置に設けられた操作ボタンやレバー等に限られず、人体検知センサーや着座センサー等の各種センサーを洗浄操作部として把握、つまり、検知有無を操作と把握するような態様としてもよい。この給水機構の洗浄操作がなされれば、リム部11に沿うように洗浄水が供給され、ボウル部10内面の洗浄がなされる。
本実施形態では、下側ケース部25及び機能水生成装置30のうちの一方としての下側ケース部25に位置決め突起部26を設け、他方としての機能水生成装置30に嵌合部37を設けた構成としている。また、本実施形態では、位置決め突起部26を、機能水生成装置30の上端部に設けられた嵌合部37に嵌め合わされる構成としている。
また、本実施形態では、機能水生成装置30に、機能水生成装置30の下端側を位置決めする下端側位置決め突起部35を設け、下側ケース部25に、この下端側位置決め突起部35が嵌め合わされる下端側嵌合部29を設けた構成としている。
下側ケース部25の収納部28は、便器装置1の便器幅方向一方側に設けられている。この収納部28は、便器装置1の便器奥行方向奥側部位においてボウル部10近傍、つまり、手前側に位置するように設けられている。
また、この収納部28は、後記する機能水生成装置30の上端側を露出させた状態で機能水生成装置30の下端側部位を収納する構成とされている。また、この収納部28の底部には、上方側に向けて開口し、下端側位置決め突起部35が嵌め込まれる下端側嵌合部29が設けられている。本実施形態では、この下端側嵌合部29を、収納部28の底部を区画する底板部を貫通するように設けられた貫通孔状としている。
また、位置決め突起部26には、上側ケース部20を貫通するねじ挿通孔22に連通されるねじ穴27が設けられている。このねじ穴27は、上方側に向けて開口するように設けられている。
また、この筒状部21の先端部には、位置決め突起部26の先端部を受け入れる先端受入凹所23が下方側に向けて開口するように設けられている。先端受入凹所23の開口が筒状部21の先端側の開口を構成する。また、この先端受入凹所23の底側は、ねじ挿通孔22の周囲の段部の下面によって区画され、この段部の下面に、位置決め突起部26の先端部が当接される。
また、本実施形態では、上側ケース部20に、下側ケース部25に取り付けられた状態で、機能水生成装置30を上方側から押さえるように機能水生成装置30の上端部の被当接部39に当接される当接部24aを設けた構成としている。この当接部24aは、上側ケース部20の下面側から下方側に向けて突出するように設けられた柱状部24の先端部とされている。この柱状部24は、上側ケース部20を下側ケース部25に取り付けた状態では、後記する機能水生成装置30の受入凹所38にその先端部が差し入れられ、その先端の当接部24aが被当接部39に当接される。
一対の電極31a,31aは、電源に接続され、陽極及び陰極を構成する。これら一対の電極31a,31a間には、ダイヤモンド電極やイオン交換膜31bが設けられている。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、機能水生成装置30の上端部に設けられた給水元側接続部32と電解槽31の下端側の導入口とを接続する接続管路33を電解槽31の側部に沿わせるように設けた構成としている。また、電解槽31の側部には、この接続管路33を覆うように側部カバー34が設けられている。
また、この側部カバー34の下端部に、下方側に向けて突出するように下端側位置決め突起部35が設けられている。この下端側位置決め突起部35は、電解槽31の下方側を覆うように設けられた側部カバー34の下端側部位に設けられている。
機能水生成装置30の上端部の被当接部39は、この突出部の基端側に設けられている。また、被当接部39は、上方側に向けて開口する受入凹所38の底部とされている。
また、機能水生成装置30の上端部には、図示を省略しているが、電源ケーブルが接続されるケーブル接続部が設けられている。
上流側管路15は、給水元となる給水管2に接続され、機能水生成装置30への給水を供給または遮断する給水弁16を設けた構成とされている。なお、この上流側管路15は、当該便器装置1の給水機構の洗浄水供給路から分岐して設けられたものでもよい。
下流側管路17には、機能水生成装置30において生成された機能水を供給または遮断する供給弁18が設けられている。この供給弁18及び上記した給水弁16は、開閉弁(ON/OFF弁)でもよい。なお、このような供給弁18を設けずに、逆止弁等の逆流防止機構を設けた構成としてもよい。
また、例えば、上流側管路15及び下流側管路17のうちの一方を白色系とし、他方を黒色系としてもよい。このような構成とすれば、上流側管路15と下流側管路17とを区別可能なように互いの彩度を異ならせたものと比べて、明瞭に区別することができる。この場合において、白色系は、白色に近い灰色を含み、黒色系は、黒色に近い灰色を含んでもよい。また、この場合において、白色系は、無彩色に限られず、クリーム色やアイボリー、ベージュなどの淡色系を含んでもよい。また、黒色系も同様、濃紺や濃緑などの濃色系を含んでもよい。
また、これら上流側管路15及び下流側管路17は、それぞれが全長に亘って均一な色に形成されたものでもよいが、少なくとも機能水生成装置30に接続される側の部位同士が異なる色とされたものでもよい。図例では、これら上流側管路15及び下流側管路17の機能水生成装置30側の端部に設けられた被接続部15a,17aも含んで異なる色とした例を示している。
給水元側接続部32は、上記した接続管路33に連通され、側部カバー34の上端部から上方側に向けて突出するように設けられている。
給水先側接続部36は、上記した電解槽31の上端部から上方側に向けて突出するように設けられている。
また、これら給水元側接続部32及び給水先側接続部36は、合成樹脂系材料から形成された樹脂成形品としてもよい。このような構成とすれば、これら給水元側接続部32と給水先側接続部36とを異なった色に容易に成形することができる。
また、給水先側接続部36は、電解槽31も含んで均一な色に形成されたものでもよく、または、電解槽31の上方側開口を覆う部位と電解槽31から突出する部位とが給水元側接続部32と異なる色とされたものでもよい。図2(b)では、給水先側接続部36における雄側を構成する部位を含む電解槽31から突出する部位を給水元側接続部32と異なる色とした例を示しているが、雄側を構成する部位のみが給水元側接続部32と異なる色とされたものでもよい。
つまり、機能水を生成する機能水生成装置30を設けているので、機能性を有した機能水をボウル部10に供給することができる。また、機能水生成装置30の給水元側接続部32とこれに接続される上流側管路15とを同系色とし、この上流側管路15と区別可能なように異なった色とされた下流側管路17とこれが接続される機能水生成装置30の給水先側接続部36とを同系色としている。従って、同系色同士の接続部32(36)と管路15(17)とを接続すれば、正しい状態に接続することができ、メンテナンス性を向上させることができ、また、誤接続を防止することができる。
また、給水元側接続部32及び給水先側接続部36を、機能水生成装置30の上端部に設けた構成としている。従って、機能水生成装置30の下端部に給水元側接続部32及び給水先側接続部36を設けたものと比べて、接続性やシール性を向上させることができ、メンテナンス性をより向上させることができる。なお、このような態様に代えて、便器装置1に、便器幅方向や奥行方向に向けて開口する収納部28とこれを覆うカバーとを設けた構成としてもよい。この場合は、給水元側接続部32及び給水先側接続部36を、機能水生成装置30の上端部以外の適所に設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、便器装置1のボウル部10の奥側の便器本体内に機能水生成装置30や上流側管路15、下流側管路17等を内蔵させた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、局部を洗浄する局部洗浄装置等が組み込まれ、便器本体に載せ置かれるいわゆる温水洗浄便座の本体内に機能水生成装置30等を内蔵させた構成等としてもよい。また、本実施形態に係る便器装置1の各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
10 ボウル部
15 上流側管路
17 下流側管路
20 上側ケース部
25 下側ケース部
28 収納部
30 機能水生成装置
31 電解槽
31a 電極
32 給水元側接続部
36 給水先側接続部
Claims (4)
- ボウル部に供給される機能水を生成する機能水生成装置を備えた便器装置であって、
前記ボウル部の便器奥行方向奥側には、前記機能水生成装置を着脱自在に、かつ該機能水生成装置の上端側を露出させた状態で該機能水生成装置の下端側部位を収納する収納部と、該機能水生成装置の上端部に設けられた給水元側接続部に接続される上流側管路と、該上流側管路と区別可能なように異なった色とされ、該機能水生成装置の上端部に設けられた給水先側接続部に接続される下流側管路と、上方側に向けて開口するように下側ケース部に設けられた前記収納部の上方側を覆う上側ケース部と、が設けられており、
前記給水元側接続部と前記給水先側接続部とが区別可能なように異なった色とされ、前記給水元側接続部と前記上流側管路とが同系色とされ、前記給水先側接続部と前記下流側管路とが同系色とされていることを特徴とする便器装置。 - 請求項1において、
前記上流側管路及び前記下流側管路のうちの一方が白色系であり、他方が黒色系であることを特徴とする便器装置。 - 請求項1において、
前記上流側管路及び前記下流側管路のうちの一方が暖色系であり、他方が寒色系であることを特徴とする便器装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項において、
前記機能水生成装置は、電極が設けられた電解槽内において水を電気分解して除菌液を生成する構成とされていることを特徴とする便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018084766A JP7190671B2 (ja) | 2018-04-26 | 2018-04-26 | 便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018084766A JP7190671B2 (ja) | 2018-04-26 | 2018-04-26 | 便器装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019190153A JP2019190153A (ja) | 2019-10-31 |
JP7190671B2 true JP7190671B2 (ja) | 2022-12-16 |
Family
ID=68389182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018084766A Active JP7190671B2 (ja) | 2018-04-26 | 2018-04-26 | 便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7190671B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172291A (ja) | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | エアマッサージ機 |
JP2016123583A (ja) | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Toto株式会社 | 便座装置 |
JP2017043995A (ja) | 2015-08-27 | 2017-03-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便器装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10217949A (ja) * | 1997-01-31 | 1998-08-18 | Hino Motors Ltd | フレキシブルチューブの誤接続防止方法 |
-
2018
- 2018-04-26 JP JP2018084766A patent/JP7190671B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009172291A (ja) | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Panasonic Electric Works Co Ltd | エアマッサージ機 |
JP2016123583A (ja) | 2014-12-26 | 2016-07-11 | Toto株式会社 | 便座装置 |
JP2017043995A (ja) | 2015-08-27 | 2017-03-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便器装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019190153A (ja) | 2019-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9382137B2 (en) | Flow path control device of toilet bidet and toilet bidet having the same | |
TWI499706B (zh) | Sanitary cleaning device | |
US10294643B2 (en) | Sanitaryware cleaning system | |
JP2010090586A (ja) | 水栓装置 | |
KR101569910B1 (ko) | 양변기 살균장치 | |
JP7190671B2 (ja) | 便器装置 | |
JP2020168610A (ja) | 微細気泡発生装置 | |
JP2017180014A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2017125386A (ja) | 吐水装置及び吐水システム | |
WO2005100259A1 (ja) | 金属イオン水発生シャワー器 | |
JP2019060214A (ja) | 便器装置 | |
KR20100060411A (ko) | 손 소독기능을 갖춘 소변기 | |
KR101406146B1 (ko) | 살균 및 세척수 제조 분사기 | |
JP7496496B2 (ja) | 気泡発生装置及びこれを備えた洗浄システム | |
JP2018105058A (ja) | 便器装置 | |
KR20130008909A (ko) | 온수세정기의 노즐 어셈블리 | |
KR20140022372A (ko) | 이동식 변기 | |
CN111593365A (zh) | 一种水电解装置和臭氧水喷雾器 | |
JP2008285882A (ja) | 機能水生成システムおよび水回り設備システム | |
JP2019150067A (ja) | 洗浄装置 | |
JP4495625B2 (ja) | 機能部ケースの蓋体脱着構造 | |
JP2014173339A (ja) | 水洗便器 | |
JP4543884B2 (ja) | アルカリイオン整水器 | |
JP2017043995A (ja) | 便器装置 | |
JP6425196B2 (ja) | 便器装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221125 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7190671 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |