JP7190158B2 - game machine - Google Patents
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Description
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to gaming machines typified by pachinko gaming machines and the like.
従来から、所定の入球口への入賞に伴って表示部に表示された特定の表示の態様が変化可能な遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、始動口6への入賞に伴って、特別図柄可変表示部4の図柄始動記憶表示部23における表示の態様(表示内容)が通常の態様から記憶予告表示の態様に変化可能な遊技機が開示されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a gaming machine capable of changing the mode of a specific display displayed on a display unit in accordance with winning a prize in a predetermined ball entrance. For example,
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機では、特定の表示の態様が変化するパターンは1種類しかない。よって、演出の興趣向上の観点から改善の余地がある。
However, in the gaming machine described in
本発明の遊技機は、
所定の入球口への入賞に伴って、特定の表示を表示可能な表示部と、
遊技者に有利な有利遊技状態に設定可能な設定手段と、
所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記特定の表示の態様が変化する表示変化演出を実行することがあり、
前記表示変化演出の実行の可能性があることを示唆する煽り演出を実行することがあり、
前記有利遊技状態になる可能性があることを示唆可能な予告演出を実行することがあり、
前記予告演出の実行に関連させて前記煽り演出を行うときと、前記予告演出の実行とは関連させずに前記煽り演出を行うときと、があり、
前記予告演出には、前記有利遊技状態に設定される可能性があることを示唆する通常予告演出と、前記表示変化演出の実行を示唆する特殊予告演出と、があり、
前記通常予告演出が実行される場合には、当該通常予告演出の実行開始後に前記表示変化演出が行われるときと行われないときとがあり、
前記特殊予告演出が実行される場合には、当該特殊予告演出の実行開始後に前記表示変化演出が行われ、
前記表示変化演出が行われる場合として、前記予告演出の実行を経て前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われるときと、前記予告演出の実行がなく前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われるときと、があり、
前記予告演出の実行がなく前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われる確率よりも、前記予告演出の実行を経て前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われる確率の方が高いことを特徴とする遊技機。
The gaming machine of the present invention is
a display unit capable of displaying a specific display in response to winning a prize in a predetermined entrance;
a setting means capable of setting an advantageous gaming state advantageous to the player;
and a production execution means capable of executing a predetermined production,
The production executing means is
A display change effect may be executed in which the specific display mode changes,
may execute a stimulating effect suggesting that there is a possibility of executing the display change effect,
A notice effect that can suggest that there is a possibility that the advantageous gaming state may be executed,
There are a time when the fanning effect is performed in relation to the execution of the notice effect, and a time when the fanning effect is performed without being related to the execution of the notice effect,
The notice effect includes a normal notice effect suggesting that the advantageous game state may be set, and a special notice effect suggesting execution of the display change effect,
When the normal notice effect is executed, there are times when the display change effect is performed and times when the display change effect is not performed after the start of execution of the normal notice effect,
When the special notice effect is executed, the display change effect is performed after the start of execution of the special notice effect,
The display change effect is performed when the display change effect is performed after the inciting effect is performed through the execution of the notice effect, and after the inciting effect is performed without the notice effect being performed. There is a time when the display change effect is performed,
The probability that the display change effect is performed after the boost effect is performed through the execution of the notice effect is higher than the probability that the display change effect is performed after the boost effect is performed without the execution of the advance notice effect . A gaming machine characterized in that the height is higher .
本発明によれば、演出の興趣向上が可能である。 According to the present invention, it is possible to improve the entertainment of the presentation.
以下、本発明の遊技機の第1実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述の任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。 Hereinafter, a first embodiment of the gaming machine of the present invention will be specifically described with reference to the drawings. In each figure referred to, the same parts are denoted by the same reference numerals, and redundant descriptions of the same parts are omitted in principle. In this specification, for simplification of description, by describing symbols or codes that refer to information, signals, physical quantities or members, etc., the names of the information, signals, physical quantities or members, etc. corresponding to the symbols or codes are omitted or may be abbreviated. Further, in any flow chart described later, a plurality of processes in a plurality of arbitrary steps can be arbitrarily changed in execution order or executed in parallel as long as there is no contradiction in the processing contents.
1.遊技機の構造
本発明の遊技機の第1実施形態であるパチンコ遊技機PY1について説明する。最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1~図5を用いて説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
1. Structure of Gaming Machine The pachinko gaming machine PY1, which is the first embodiment of the gaming machine of the present invention, will be described. First, the structure of the pachinko game machine PY1 will be described with reference to FIGS. 1 to 5. FIG. In the following description, the left, right, up and down directions of each part of the pachinko gaming machine PY1 are the left, right, up and down directions for the player facing the pachinko gaming machine PY1 (as seen from the front). Further, "forward" is the direction from the pachinko gaming machine PY1 toward the player facing the pachinko gaming machine PY1, and "backward" is the direction from the player facing the pachinko gaming machine PY1 toward the pachinko gaming machine PY1. and
図1に示すように、パチンコ遊技機PY1は、遊技機枠2を備えている。遊技機枠2は、外枠22と、その外枠22に対して開閉可能な前扉23とを備えている。さらに、前扉23は、後述する遊技盤ユニットYUが取り付けられる遊技盤取付枠2Aと、遊技盤取付枠2Aにヒンジ2Bを介して回転自在に支持される前枠23mと、を備える。前枠23mは遊技盤取付枠2Aに対して開閉が可能である。前枠23mには、透明板23tが取り付けられている。前枠23mが閉じられているとき、遊技盤取付枠2Aに取り付けられた遊技盤1と透明板23tとは対面する。よって、パチンコ遊技機PY1が遊技店に設置されると、当該パチンコ遊技機PY1の前方にいる遊技者は、透明板23tを通して、遊技盤1に形成された遊技領域6を視認することができる。透明板23tは、透明なガラス板や透明な合成樹脂板等を用いることができる。パチンコ遊技機PY1の前方から遊技領域6を視認可能であればよい。
As shown in FIG. 1, the pachinko gaming machine PY1 has a
前枠23mの前面の右下部には、遊技球を発射させるための回転操作が可能なハンドル72kが設けられている。ハンドル72kが操作された量(回転角度)が、遊技球を発射させるために遊技球に与えられる力(後述する発射装置72が発射ソレノイドに駆動させる量)の大きさ(発射強度)に対応付けられている。よって、遊技球は、ハンドル72kの回転操作に応じた発射強度で発射される。また、前枠23mの前面の下部中央には、前方に向けて大きく突出した下部装飾体36が設けられている。下部装飾体36の上面には、ハンドル72kに供給される遊技球を貯留するための上皿34が形成されている。また、下部装飾体36の正面の下部中央には、上皿34に収容しきれない余剰の遊技球を貯留するための下皿35が設けられている。
A
下部装飾体36の上面の上皿34より前方側には、操作可能な第1入力装置(以下「通常ボタン」)40が設けられている。通常ボタン40は、例えば押下面を有するボタン,把持部を有するレバー等で構成される。また、前枠23mの表面の右縁部から前方に突出して形成されている右部装飾体32において、操作可能な第2入力装置(以下「特殊ボタン」)41が設けられている。特殊ボタン41は、例えば押下面を有するボタン,把持部を有するレバー等で構成される。
An operable first input device (hereinafter referred to as “normal button”) 40 is provided on the upper surface of the lower
また、前枠23mの表面の上部から前方に突出して形成されている上部装飾体31の底面に、音を出力可能なスピーカ52が設けられている。スピーカ52は、左側に配置された左スピーカ52Lと、右側に配置された右スピーカ52Rと、からなる。また、前枠23mの右縁部と、下部装飾体36における正面の下皿35の左側および右側とに、発光可能な枠ランプ53が設けられている。さらに、前枠23mの左縁部および右縁部の上側には、遊技興趣を高めることを目的とする演出装置としての可動式の枠可動装置58が取り付けられている。枠可動装置58は、左側に配置された左枠可動装置58Lと、右側に配置された右枠可動装置58Rと、で構成される。
A
なお、遊技機枠2に設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
It should be noted that the positions and numbers of the members and devices provided in the
次に、遊技盤ユニットYUについて、主に図2~図5を用いて説明する。遊技盤ユニットYUは、遊技盤1と、遊技盤1の背面側に取り付けられた演出用ユニット1Uと、を有する。最初に、遊技盤1について説明する。遊技盤1は透明な合成樹脂板で構成されている。遊技盤1の略中央には正面視略円形の開口部1Aが形成されている。開口部1Aに沿って、遊技球が流下可能な遊技領域6を区画するための略リング状の内側壁部1Bが前方に突出して形成されている。また、内側壁部1Bの外側にも、遊技領域6を区画するための略リング状の外側壁部1Cが前方に突出して形成されている。
Next, the game board unit YU will be described mainly with reference to FIGS. 2 to 5. FIG. The game board unit YU has a
遊技盤1の前面には、内側壁部1B、外側壁部1Cなどで囲まれた遊技領域6が形成されている。すなわち、遊技盤1の前面が、内側壁部1Bおよび外側壁部1Cによって、遊技領域6とそれ以外の領域とに仕切られている。
A
遊技領域6は、ハンドル72kの操作によって発射された遊技球が流下可能な領域であり、パチンコ遊技機PY1で遊技を行うために設けられている。なお、遊技領域6には、多数の遊技くぎ(図示なし)が突設されている。遊技くぎは、遊技領域6に進入して遊技領域6を流下する遊技球を、後述する第1始動口11、第2始動口12、一般入賞口10、ゲート13、第1大入賞口14、および、第2大入賞口15などに適度に誘導する経路を構成している。
The
遊技領域6には、遊技球が入球可能な第1始動口11が形成された第1始動入賞装置11Dと、第2始動口12への入球を可能または不可能にさせる第2始動入賞装置(所謂「電チュー」)12Dと、が設けられている。
In the
第1始動入賞装置11Dは不動である。そのため、第1始動口11は、遊技球の入球し易さが変化せずに一定(不変)である。遊技球の第1始動口11への入賞は、第1特別図柄(以下、「特図1」という)の抽選(後述の特図1関係乱数の取得と判定:以下、「特図1抽選」という)および特図1の可変表示の契機となっている。また、遊技球が第1始動口11へ入賞すると、所定個数(例えば4個)の遊技球が賞球として払い出される。
The first
電チュー12Dは、作動可能な電チュー開閉部材12kを備えている。電チュー開閉部材12kは、通常は(通常状態では)、第2始動口12への遊技球の入球が不可能もしくは極めて困難な閉鎖位置にある。そして、特別状態になると、第2始動口12への遊技球の入球が可能な開放位置に移動する。このように、電チュー開閉部材12kが開放位置に移動することを第2始動口12または電チュー12Dの「開状態」ともいい、開状態であるときだけ遊技球の第2始動口12への入球が可能となる。一方、電チュー開閉部材12kが閉鎖位置にあることを第2始動口12または電チュー12Dの「閉状態」ともいう。また、第2始動口12または電チュー12Dが「開状態」になることを「電チュー12Dが開放する」ともいい、電チュー12Dが「閉状態」になることを「電チュー12Dが閉鎖する」ともいう。
The
遊技球の第2始動口12への入賞は、第2特別図柄(以下、「特図2」という)の抽選(後述の特図2関係乱数の取得と判定:以下、「特図2抽選」という)および特図2の可変表示の契機となっている。また、遊技球が第2始動口12へ入賞すると、所定個数(例えば4個)の遊技球が賞球として払い出される。
The winning of the game ball to the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な一般入賞口10が設けられている。遊技球が一般入賞口10へ入賞すると、所定個数(例えば3個)の遊技球が賞球として払い出される。
In addition, the
また、遊技領域6には、遊技球が通過可能なゲート13が設けられている。遊技球のゲート13の通過は、普通図柄(以下、「普図」という)の抽選(すなわち普通図柄乱数の取得と判定:以下、「普図抽選」という)および普図の可変表示の契機となっている。補助遊技が実行されることによって電チュー12Dを開放する。すなわち、補助遊技は、電チュー12Dの開放を伴う遊技である。
In addition, the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第1大入賞口14が形成された第1大入賞装置14D(以下、「通常AT14D」ともいう)が設けられている。
Also, the
第1大入賞装置14Dは、開状態と閉状態とに作動可能な通常AT開閉部材14kを備える。通常AT開閉部材14kの作動により第1大入賞口14が開閉する。通常AT開閉部材14kは、通常では第1大入賞口14を塞ぐ閉状態になっており、遊技球が第1大入賞口14の中に入球することは不可能もしくは極めて困難である。通常AT開閉部材14kが開状態に作動すると、遊技球が第1大入賞口14の中に入球することが可能になる。このように、通常AT開閉部材14kが開状態であるときだけ遊技球の第1大入賞口14への入球が可能となる。遊技球が第1大入賞口14へ入賞すると、所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球として払い出される。
The first big
また、遊技領域6には、遊技球を第2始動口12へ誘導する誘導ステージ12gが設けられている。なお、誘導ステージ12gの上面を転動する遊技球は、第2始動口12の方へ向かって流下可能である。
In addition, the
また、遊技領域6には、遊技球が入球可能な第2大入賞口15が形成された第2大入賞装置15D(以下、「VAT15D」ともいう)が設けられている。第2大入賞装置15Dは、作動可能なVAT開閉部材15kを備えている。VAT開閉部材15kは、通常では第2大入賞口15を塞いでおり、遊技球が第2大入賞口15に入球することは不可能もしくは極めて困難である。VAT開閉部材15kは開状態をとることができる。VAT開閉部材15kが開状態であると遊技球の第2大入賞口15への入球が容易となる。一方、VAT開閉部材15kが第2大入賞口15を塞いでいる状態を「閉状態」ともいう。このように、VAT開閉部材15kの作動によって第2大入賞口15が開閉する。遊技球が第2大入賞口15へ入賞すると、所定個数(例えば14個)の遊技球が賞球として払い出される。
Further, the
ここで、図3を用いて、第2大入賞装置15Dについて詳細に説明する。第2大入賞装置15Dの内部には、第2大入賞口15に入球した遊技球を検知し、遊技球を下方へ通過させることが可能なゲート状の第2大入賞口センサ15aが設けられている。
Here, with reference to FIG. 3, the second big winning
第2大入賞口センサ15aの下流域には、遊技球が通過(進入)可能な特定領域16と非特定領域17とが設けられている。第2大入賞口センサ15aを通過した遊技球は、振分装置16Dによって、特定領域16か非特定領域17かに振り分けられる。振分装置16Dは、略矩形状の平板からなる振分部材16kと、振分部材16kを駆動する振分ソレノイド16sとを備えている。振分部材16kは、振分ソレノイド16sの駆動により、左右にスライド可能に構成されている。
A
振分ソレノイド16sが通電されていないとき、振分部材16kは特定領域16への遊技球の通過を妨げる第1状態(通過阻止状態:図3(A)の正面視で振分部材16kの左端が特定領域16の左端よりやや右側に位置し、振分部材16kが特定領域16をその直上で覆う状態)にある。振分部材16kが第1状態にあるときは、第2大入賞口15に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ15aを通過した後、特定領域16を通過することは不可能もしくは極めて困難であり、非特定領域17を通過する。この第2大入賞口15から非特定領域17まで流下する遊技球のルートを第1のルートという。
When the
一方、振分ソレノイド16sが通電されているとき、振分部材16kは遊技球の特定領域16の通過(進入)を許容する第2状態(通過許容状態:図3(B)の正面視で振分部材16kの左端が特定領域16の右端よりやや左側に位置し、振分部材16kが特定領域16をその直上で覆わず、特定領域16の直上が開放している状態)にある。振分部材16kが第2状態にあるときは、第2大入賞口15に入賞した遊技球は、第2大入賞口センサ15aを通過したあと特定領域16を通過容易である。この第2大入賞口15から特定領域16まで流下する遊技球のルートを第2のルートという。
On the other hand, when the
なお、基本的に、振分部材16kは第1状態で保持されている。すなわち、第1状態が、振分部材16kの通常の状態であるといえる。そして、所定のラウンド遊技(例えば16R)においてのみ、振分ソレノイド16sが通電され、第2状態に変化することができる。
Basically, the
特定領域16と非特定領域17には、各領域16、17を通過(進入)した遊技球を検知し、遊技球を下方へ通過させる特定領域センサ16a、非特定領域センサ17aが設けられている。
The
なお、第1大入賞装置14Dおよび第2大入賞装置15Dは、遊技に支障をきたさない範囲で、一方だけを設けるようにすることが可能である。
Only one of the first
また、遊技領域6の略最下部には、遊技領域6へ打ち込まれたもののいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技領域6の外部へ排出する2つのアウト口19が設けられている。また、遊技盤1には、発光可能な盤ランプ54が設けられている。
Also, at substantially the bottom of the
ところで、遊技球が流下可能な遊技領域6は、左右方向の中央より左側の左遊技領域(第1遊技領域)と、右側の右遊技領域(第2遊技領域)と、に分けることができる。遊技球が左遊技領域を流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「左打ち」という。一方、遊技球が右遊技領域を流下するように遊技球を発射させるハンドル72kの操作態様を「右打ち」という。パチンコ遊技機PY1において、左打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第1流路R1といい、右打ちにて遊技球を発射したときに遊技球が流下可能な流路を、第2流路R2という。第1流路R1および第2流路R2は、多数の遊技くぎなどによっても構成されている。
By the way, the
第1流路R1上には、第1始動口11と、2つの一般入賞口10と、が設けられている。よって、遊技者は、左打ちにより第1流路R1を流下するように遊技球を発射させることで、第1始動口11、または、一般入賞口10への入賞を狙うことができる。一方、第2流路R2上には、第2始動口12と、ゲート13と、第1大入賞口14と、第2大入賞口15と、が設けられている。よって、遊技者は、右打ちにより第2流路R2を流下するように遊技球を発射させることで、ゲート13の通過や、第2始動口12、第1大入賞口14、または、第2大入賞口15への入賞を狙うことができる。
A
なお、何れの入賞口(第1始動口11、第2始動口12、一般入賞口10、第1大入賞口14、および第2大入賞口15)にも入球しなかった遊技球は、アウト口19へ誘導されて排出される。また、各入賞口への入賞による賞球数は、適宜に設定することが可能である。
In addition, game balls that did not enter any of the winning openings (first starting
また、遊技盤1の前面に形成された遊技領域6の下方の左隣(遊技領域6以外の部分)には表示器類8が配置されている。図4に示すように、表示器類8には、特図1を可変表示する特図1表示器81a、特図2を可変表示する特図2表示器81b、及び、普図を可変表示する普図表示器82が含まれている。また、表示器類8には、後述する特図1保留数(U1:特図1表示器81aによる特図1の可変表示が保留されている数)を表示する特図1保留表示器83a、および後述する特図2保留数(U2:特図2表示器81bによる特図2の可変表示が保留されている数)を表示する特図2保留表示器83bが含まれている。
In addition, a
特図1の可変表示は、第1始動口11への遊技球の入賞を契機に特図1抽選が行われると実行される。また、特図2の可変表示は、第2始動口12への遊技球の入賞を契機に特図2抽選が行われると実行される。なお、以下の説明では、特図1および特図2を総称して特図といい、特図1抽選および特図2抽選を総称して特図抽選という。また、特図1表示器81aおよび特図2表示器81bを総称して特図表示器81という。さらに、特図1保留表示器83aおよび特図2保留表示器83bを総称して特図保留表示器83という。
The variable display of the special figure 1 is executed when the special figure 1 lottery is performed with the winning of the game ball to the
特図の可変表示は、特図抽選の結果を報知する。特図の可変表示では、特図が可変表示したあと停止表示する。停止表示される特図(停止特図、可変表示の表示結果として導出表示される特別図柄)は、特図抽選によって複数種類の特図の中から選択された一つの特図である。停止特図が予め定めた特定の特図(特定の停止態様の特図すなわち大当たり図柄)である場合には、大入賞口(第1大入賞口14及び第2大入賞口15)を開放させる大当たり遊技(特別遊技の一例)が行われる。
The variable display of the special figure notifies the result of the special figure lottery. In the variable display of the special figure, it is stopped and displayed after the special figure is variably displayed. The special figure to be stopped and displayed (stop special figure, special symbol derived and displayed as a display result of variable display) is one special figure selected from a plurality of kinds of special figures by a special figure lottery. When the stop special figure is a predetermined special figure (a special figure of a specific stop mode, i.e., a jackpot pattern), the large winning openings (the first large winning
特図表示器81は、例えば横並びに配された8個のLED(Light Emitting Diode)から構成され、その点灯態様によって特図抽選の結果に応じた特図を表示する。例えば特図抽選の結果が大当たり(後述の複数種類の大当たりのうちの一つ)である場合には、特図表示器81は、「□□■■□□■■」(□:点灯、■:消灯)というように左から1,2,5,6番目にあるLEDの点灯で構成される大当たり図柄を表示する。また、特図抽選の結果がハズレである場合には、特図表示器81「■■■■■■■□」というように一番右にあるLEDのみの点灯で構成されるハズレ図柄を表示する。なお、特図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。よって、例えば、ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させてもよい。
The
また、特図の可変表示において、特図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって特図の可変表示がなされる。特図の可変表示の態様は、例えば左から右へ光が繰り返し流れるように各LEDが点灯する態様である。なお、特図の可変表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してよい。 Moreover, in the variable display of the special figure, the variable display of the special figure is performed over a predetermined fluctuation time before the special figure is stopped and displayed. The aspect of the variable display of the special figure is, for example, the aspect in which each LED is lit so that the light flows repeatedly from left to right. In addition, the aspect of the variable display of the special figure is not particularly limited, and if each LED is not displayed (lighting display in a specific aspect), all LEDs may be set as appropriate, such as blinking all at once.
ところで、パチンコ遊技機PY1では、第1始動口11または第2始動口12への遊技球の入賞(入球)があると、特図抽選などを行うための各種乱数(数値情報や判定情報の一例)が取得されることがある。この各種乱数は、特図保留として後述の特図保留記憶部105に一旦記憶される。なお、以下において、第1始動口11への遊技球の入賞(入球)により取得された各種乱数のことを「特図1関係乱数」といい、第2始動口12への遊技球の入賞(入球)により取得された各種乱数のことを「特図2関係乱数」という。ここで、特図1関係乱数は、特図1保留として、特図保留記憶部105の中の特図1保留記憶部105aに記憶される。一方、特図2関係乱数は、特図2保留として、特図保留記憶部105の中の特図2保留記憶部105bに記憶される。特図1保留記憶部105aに記憶可能な特図1保留の数(特図1保留数)および特図2保留記憶部105bに記憶可能な特図2保留の数(特図2保留数)には上限(例えば4個)を設定することが可能である。なお、以下において、特図1保留と特図2保留を総称して「特図保留」といい、特図1保留数と特図2保留数を総称して「特図保留数」という。また、特図1関係乱数と特図2関係乱数とを総称して「特図関係乱数」という。
By the way, in the pachinko game machine PY1, when a game ball enters the
パチンコ遊技機PY1では、遊技球が第1始動口11または第2始動口12へ入賞した後すぐに特図の可変表示が行われない場合、具体的には、特図の可変表示の実行中や大当たり遊技の実行中に入賞があった場合、その入賞に対する特図の可変表示(あるいは、特図抽選の権利)を留保することができる。特図保留記憶部105に記憶された特図保留は、その特図保留に基づく特図の可変表示が可能となったときに消化される。すなわち、特図保留の消化とは、その特図保留に対応する特図関係乱数等を判定して、その判定結果を示すための特図の可変表示を実行することをいう。
In the pachinko game machine PY1, when the variable display of the special symbol is not performed immediately after the game ball enters the
そして、特図保留数は、特図保留表示器83に表示される。特図1保留表示器83aと特図2保留表示器83bのそれぞれは、例えば4個のLEDで構成されており、特図保留数の分だけLEDを点灯させることにより特図保留数を表示することが可能である。
And the special figure reservation number is displayed on the special
また、普図の可変表示は、普図抽選の結果を報知する。普図の可変表示では、普図が可変表示したあと停止表示する。停止表示される普図(停止普図、可変表示の表示結果として導出表示される普図)は、普図抽選によって複数種類の普図の中から選択された一つの普図である。停止表示された普図が予め定めた特定の普図(所定の停止態様の普図すなわち当たり図柄)である場合には、第2始動口12(電チュー12D)を開放させる補助遊技が行われる。
In addition, the variable display of the general map notifies the result of the general map lottery. In the variable display of the normal map, after the normal map is displayed variably, the display is stopped. The normal map to be stopped and displayed (stop normal map, normal map derived and displayed as a display result of variable display) is one normal map selected from a plurality of types of normal map lottery. When the stop-displayed normal pattern is a predetermined specific normal pattern (predetermined stop state normal pattern, i.e. winning pattern), an auxiliary game for opening the second starting port 12 (
普図表示器82は、例えば2個のLEDから構成されており、その点灯態様によって普図抽選の結果に応じた普図を表示する。普図抽選の結果が当たりである場合には、普図表示器82は、「□□」(□:点灯、■:消灯)というように両LEDの点灯で構成される当たり図柄を表示する。また普図抽選の結果がハズレである場合には、「■□」というように右のLEDのみの点灯で構成されるハズレ図柄を表示する。ハズレ図柄として全てのLEDを消灯させる態様を採用してもよい。なお、普図抽選の結果に対応するLEDの点灯態様は限定されず、適宜に設定することができる。
The
また、普図が停止表示される前には所定の変動時間にわたって普図の可変表示が行われる。普図の可変表示の態様は、例えば両LEDが交互に点灯するという態様である。なお、普図の可変表示の態様は、特に限定されず、各LEDが停止表示(特定の態様での点灯表示)されていなければ、全LEDが一斉に点滅するなど適宜に設定してもよい。 Also, before the normal map is stopped and displayed, the variable display of the normal map is performed for a predetermined fluctuation time. The mode of the variable display of the normal map is, for example, a mode in which both LEDs are lit alternately. In addition, the aspect of the variable display of the normal figure is not particularly limited, and if each LED is not displayed stopped (lighting display in a specific aspect), all LEDs may be set as appropriate, such as blinking all at once .
パチンコ遊技機PY1では、遊技球がゲート13を通過すると、普図抽選を行うための普通図柄乱数(数値情報や判定情報の一例)が取得されることがある。この乱数は、普図の可変表示または補助遊技が実行されていないことを条件に、後述の普図保留記憶部106に記憶される。普図保留記憶部106に記憶可能な普図保留の数(普図保留数)には上限(例えば4個)を設定することが可能である。なお、以下において、遊技球がゲート13を通過することにより取得された普通図柄乱数のことを「普図関係乱数」ともいう。
In the pachinko game machine PY1, when a game ball passes through the
次に、図5を用いて、遊技盤1の背面に取り付けられた演出用ユニット1Uについて説明する。演出用ユニット1Uは、主に演出を行う複数の装置をユニット化したものである。演出用ユニット1Uには、画像表示装置50、第1盤可動装置(以下「盤上可動装置」)55、第2盤可動装置(以下「盤下可動装置」)56が搭載されている。
Next, the production unit 1U attached to the back surface of the
画像表示装置50は、例えば20インチの3D液晶ディスプレイ,ドット表示器,7セグ表示器等で構成され、図柄等を表示可能な表示部50aを具備する。
The
盤上可動装置55は、表示部50aよりも前方に配置され、表示部50aに沿って移動可能であり、装飾が施された盤上可動体55kを具備する。盤下可動装置56は、表示部50aよりも前方に配置され、表示部50aに沿って移動可能であり、装飾が施された盤下可動体56kを具備する。
The on-board
図5(A)は、盤上可動体55kおよび盤下可動体56kが作動していない通常の待機状態(初期位置)で保持されている様子を概略化して表している。盤上可動装置55の駆動源が駆動すると、盤上可動体55kは下向きに移動(下降)し、盤下可動装置56の駆動源が駆動すると、盤下可動体56kは上向きに移動(上昇)する。このとき、画像表示装置50は下降した盤上可動体55kまたは上昇した盤下可動体56kに覆われ、画像表示装置50は視認困難となる。
FIG. 5(A) schematically shows how the on-board
なお、遊技盤ユニットYUに設けられる部材や装置の位置や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。 It should be noted that the positions and numbers of members and devices provided in the game board unit YU can be appropriately changed within a range that does not interfere with the game.
2.遊技機の電気的構成
次に、図6~図7に基づいて、パチンコ遊技機PY1における電気的な構成を説明する。図6~図7に示すように、パチンコ遊技機PY1は、特図抽選、特図の可変表示、大当たり遊技、後述する遊技状態の設定、普図抽選、普図の可変表示、補助遊技などの遊技利益に関する制御(遊技の進行)を行う遊技制御基板(以下「主制御基板」)100、主制御基板100による遊技の進行に応じた遊技演出(特図変動演出、保留演出、大当たり遊技演出)、客待ち演出、通常ボタン40や特殊ボタン41の操作が有効な期間(操作有効期間)において操作を促す操作促進演出などの演出に関する制御を行う演出制御基板(以下「サブ制御基板」)120、および、遊技球の払い出しに関する制御などを行う払出制御基板170等を、遊技盤1の画像表示装置50よりさらに背面側に備えている。主制御基板100を、遊技の制御を行う遊技制御部と位置づけることができる。また、サブ制御基板120を、後述する画像制御基板140、ランプ制御回路151、および音声制御回路161とともに、演出の制御を行う演出制御部と位置づけることができる。なお、演出制御部は、少なくともサブ制御基板120を備え、演出手段(画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、および、可動装置55,56等)を用いた遊技演出、客待ち演出、および操作促進演出を制御可能であればよい。
2. Electrical Configuration of Gaming Machine Next, the electrical configuration of the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 6 and 7. FIG. As shown in FIGS. 6 and 7, the pachinko game machine PY1 has a special figure lottery, a variable display of a special figure, a jackpot game, a game state setting described later, a normal figure lottery, a variable display of a normal figure, an auxiliary game, and the like. A game control board (hereinafter referred to as "main control board") 100 that controls the game profit (progress of the game), and a game effect (special figure fluctuation effect, holding effect, jackpot game effect) according to the progress of the game by the
また、パチンコ遊技機PY1は、電源基板190を備えている。電源基板190は、主制御基板100、サブ制御基板120、及び払出制御基板170に対して電力を供給するとともに、これらの基板を介してその他の機器に対して必要な電力を供給する。電源基板190には、バックアップ電源回路192が設けられている。バックアップ電源回路192は、パチンコ遊技機PY1に対して電力が供給されていない場合に、後述する主制御基板100の遊技用RAM104やサブ制御基板120の演出用RAM124に対して電力を供給する。従って、主制御基板100の遊技用RAM104やサブ制御基板120の演出用RAM124に記憶されている情報は、パチンコ遊技機PY1の電断時であっても保持される。また、電源基板190には、電源スイッチ191が接続されている。電源スイッチ191のON操作またはOFF操作により、電源の投入と遮断とが切り換えられる。なお、主制御基板100の遊技用RAM104に対するバックアップ電源回路を主制御基板100に設けたり、サブ制御基板120の演出用RAM124に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板120に設けたりしてもよい。
Moreover, the pachinko game machine PY1 is provided with a
図6に示すように、主制御基板100には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の遊技の進行を制御する遊技制御用ワンチップマイコン(以下「遊技制御用マイコン」)101が実装されている。遊技制御用マイコン101には、遊技の進行を制御するためのプログラムやテーブル等を記憶した遊技用ROM(Read Only Memory)103、ワークメモリとして使用される遊技用RAM(Random Access Memory)104、および遊技用ROM103に記憶されたプログラムを実行する遊技用CPU(Central Processing Unit)102が含まれている。
As shown in FIG. 6, the
遊技用ROM103には、後述する主制御メイン処理やメイン側タイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。また、遊技用ROM103には、後述する大当たり判定テーブル、大当たり図柄種別判定テーブル、リーチ判定テーブル、特図変動パターン判定テーブル、先読み判定テーブル、大当たり遊技制御テーブル、当たり判定テーブル、普図変動パターン判定テーブル、補助遊技制御テーブルなどが格納されている。なお、遊技用ROM103は外付けであってもよい。また、遊技用RAM104には、前述した特図保留記憶部105や普図保留記憶部106などが設けられている。
The
また、主制御基板100には、データや信号の入出力を行うための遊技用I/O(Input/Output)ポート部118、および遊技用RAM104に記憶されている情報を遊技用CPU102にクリアさせるためのRAMクリアスイッチ119が実装されている。
In addition, the
主制御基板100には、所定の中継基板(図示なし)を介して各種センサ類MSや各種アクチュエータ類MAが接続されている。そのため、主制御基板100には、各種センサ類MSが出力した信号が入力する。また、主制御基板100は、各種アクチュエータ類MAに信号を出力する。
Various sensors MS and various actuators MA are connected to the
主制御基板100に接続されている各種センサ類MSには、第1始動口11に入賞した遊技球を検知する第1始動口センサ、第2始動口12に入賞した遊技球を検知する第2始動口センサ、一般入賞口10に入賞した遊技球を検知する一般入賞口センサ、ゲート13を通過した遊技球を検知するゲートセンサ、第1大入賞口14に入賞した遊技球を検知する第1大入賞口センサ、第2大入賞口15に入賞した遊技球を検知する第2大入賞口センサ15a、特定領域16を通過(特定領域16に進入)した遊技球を検知する特定領域センサ16a、および、非特定領域17を通過(非特定領域17に進入)した遊技球を検知する非特定領域センサ17aが含まれている。各センサは、遊技球を検知すると、その検知内容に応じた信号を主制御基板100に出力する。なお、主制御基板100に接続されるセンサの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The various sensors MS connected to the
また、主制御基板100に接続されている各種アクチュエータ類MAには、電チュー12Dの電チュー開閉部材12kを駆動する電チューソレノイド、第1大入賞装置14Dの通常AT開閉部材14kを駆動する第1大入賞口ソレノイド、第2大入賞装置15DのVAT開閉部材15kを駆動する第2大入賞口ソレノイド、および、振分装置16Dの振分部材16kを駆動する振分ソレノイド16sが含まれている。なお、主制御基板100に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
In addition, the various actuators MA connected to the
さらに主制御基板100には、表示器類8(特図表示器81、普図表示器82、および、特図保留表示器83)が接続されている。これらの表示器類8の表示制御は、遊技制御用マイコン101によりなされる。
Furthermore, the
また主制御基板100は、払出制御基板170に各種コマンドを送信するとともに、払い出し監視のために払出制御基板170から信号を受信する。払出制御基板170には、カードユニットCU(パチンコ遊技機PY1に隣接して設置され、挿入されているプリペイドカード等の情報に基づいて球貸しを可能にするもの)、および賞球払出装置73が接続されているとともに、発射制御回路175を介して発射装置72が接続されている。なお、発射装置72には、ハンドル72k(図1参照)が含まれる。
The
払出制御基板170は、遊技制御用マイコン101からの信号や、接続されたカードユニットCUからの信号に基づいて、賞球払出装置73や貸球払出装置74を用いて、賞球の払い出しを行ったり、貸球の払い出しを行ったりする。払い出される遊技球の数は、払出制御基板170に出力される。
The
また、発射装置72には、遊技者などの人のハンドル72k(図1参照)への接触を検知可能なタッチスイッチが設けられている。遊技者によるハンドル72kの操作があった場合には、タッチスイッチが遊技者のハンドル72kへの接触を検知し、検知信号を払出制御基板170に出力する。また、発射装置72には、ハンドル72kの回転角度(操作量)を検出可能な発射ボリュームつまみが接続されている。発射装置72は、発射ボリュームつまみが検出したハンドル72kの回転角度に応じた強さで遊技球が発射されるよう発射ソレノイドを駆動させる。なお、パチンコ遊技機PY1においては、ハンドル72kへの回転操作が維持されている状態では、約0.6秒毎に1球の遊技球が発射されるようになっている。
The
また主制御基板100は、遊技の進行に応じて、サブ制御基板120に対し、遊技に関する情報を含んだ各種コマンドを送信する。サブ制御基板120は、主制御基板100から送られる各種コマンドに基づいて、主制御基板100による遊技の進行状況(遊技の制御内容)を把握することができる。なお、主制御基板100とサブ制御基板120との接続は、主制御基板100からサブ制御基板120への信号の送信のみが可能な単方向通信接続となっている。すなわち、主制御基板100とサブ制御基板120との間には、通信方向規制手段としての図示しない単方向性回路(例えばダイオードを用いた回路)が介在している。
In addition, the
図7に示すように、サブ制御基板120には、プログラムに従ってパチンコ遊技機PY1の演出を制御する演出制御用ワンチップマイコン(以下「演出制御用マイコン」)121が実装されている。演出制御用マイコン121には、主制御基板100による遊技の進行に伴って演出を制御するためのプログラム等を記憶した演出用ROM123、ワークメモリとして使用される演出用RAM124、および演出用ROM123に記憶されたプログラムを実行する演出用CPU122が含まれている。
As shown in FIG. 7, the
また、演出用ROM123には、後述するサブ制御メイン処理、受信割り込み処理、および、サブ側タイマ割り込み処理などを行うためのプログラムが格納されている。なお、演出用ROM123は外付けであってもよい。
Further, the
また、サブ制御基板120には、データや信号の入出力を行うための演出用I/Oポート部138、およびRTC(Real Time Clock)139が実装されている。RTC139は、現時点の日時(日付及び時刻)を計測する。RTC139は、パチンコ遊技機PY1に、所定の島電源供給装置(図示なし)から電力が供給されているときにはその電力によって動作し、島電源供給装置から電力が供給されていないときには、電源基板190が備えるバックアップ電源回路192から供給される電力によって動作する。このため、RTC139は、パチンコ遊技機PY1の電源が投入されていないときにも現在の日時を計測することが可能である。なお、RTC139に対するバックアップ電源回路をサブ制御基板120に設けてもよい。バックアップ電源回路には、コンデンサや内蔵電池(ボタン電池等)を含む回路を採用することができる。
Also, the
サブ制御基板120には、画像制御基板140が接続されている。サブ制御基板120の演出制御用マイコン121は、主制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、主制御基板100による遊技の進行に応じて、画像制御基板140の画像用CPU141に画像表示装置50の表示制御を行わせる。なお、サブ制御基板120と画像制御基板140との接続は、サブ制御基板120から画像制御基板140への信号の送信と、画像制御基板140からサブ制御基板120への信号の送信の双方が可能な双方向通信接続となっている。
An
画像制御基板140は、画像制御のためのプログラム等を記憶した画像用ROM142、ワークメモリとして使用される画像用RAM143、及び、画像用ROM142に記憶されたプログラムを実行する画像用CPU141を備えている。また、画像制御基板140は、画像表示装置50に表示される画像のデータを記憶したCGROM145、CGROM145に記憶されている画像データの展開等に使用されるVRAM146、及び、VDP(Video Display Processor)144を備えている。勿論、これらの電子部品の全部又は一部がワンチップで構成されていてもよい。CGROM145には、例えば、画像表示装置50に表示される画像を表示するための画像データ(静止画データや動画データ、具体的にはキャラクタ、アイテム、図形、文字、数字および記号等(演出図柄を含む)や背景画像等の画像データ)が格納されている。
The
VDP144は、演出制御用マイコン121からの指令に基づき画像用CPU141によって作成されるディスプレイリストに従って、CGROM145から画像データを読み出してVRAM146内の展開領域に展開する。そして、展開した画像データを適宜合成してVRAM146内のフレームバッファに画像を描画する。そしてフレームバッファに描画した画像をRGB信号として画像表示装置50に出力する。これにより、種々の演出画像が表示部50aに表示される。
The VDP 144 reads the image data from the
なお、ディスプレイリストは、フレーム単位で描画の実行を指示するためのコマンド群で構成されている。ディスプレイリストには、描画する画像の種類、画像を描画する位置、表示の優先順位、表示倍率、画像の透過率等の種々のパラメータの情報が含まれている。 Note that the display list is composed of a command group for instructing execution of drawing on a frame-by-frame basis. The display list contains information on various parameters such as the type of image to be drawn, the position to draw the image, the order of priority of display, the display magnification, and the transmittance of the image.
演出制御用マイコン121は、主制御基板100から受信したコマンドに基づいて、すなわち、主制御基板100による遊技の進行に応じて、音声制御回路161を介してスピーカ52から音声、楽曲、効果音等を出力する。
Based on the command received from the
スピーカ52から出力する音声等の音声データは、サブ制御基板120の演出用ROM123に格納されている。なお、音声制御回路161を、基板にしてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装し、そのROMに音声データを格納してもよい。また、スピーカ52を画像制御基板140に接続し、画像制御基板140の画像用CPU141に音声制御を実行させてもよい。さらにこの場合、画像制御基板140の画像用ROM142に音声データを格納してもよい。
Sound data such as sound output from the
また、サブ制御基板120には、所定の中継基板(図示なし)を介して、入力部となる各種スイッチ類、駆動源となる各種アクチュエータ類SA、各種ランプ類SLが接続されている。サブ制御基板120には、各種スイッチ類が出力した信号が入力する。また、サブ制御基板120は、各種アクチュエータ類SAに信号を出力する。また、サブ制御基板120は、主制御基板100から受信したコマンドなどに基づいて、ランプ制御回路151を介して各種ランプ類SLの点灯制御を行う。
Further, various switches serving as input units, various actuators SA serving as drive sources, and various lamps SL are connected to the
サブ制御基板120に接続されている各種スイッチ類には、通常ボタン検出スイッチ40aおよび特殊ボタン検出スイッチ41aが含まれている。通常ボタン検出スイッチ40aは、通常ボタン40が押下操作されたことを検出する。特殊ボタン検出スイッチ41aは、特殊ボタン41が押下操作されたことを検出する。各検出スイッチ40a,41aは、検出内容に応じた信号をサブ制御基板120に出力する。なお、サブ制御基板120に接続されるスイッチの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
Various switches connected to the
サブ制御基板120に接続された各種アクチュエータ類SAには、盤上可動装置55,盤下可動装置56,枠可動装置58等を駆動するモータが含まれ、モータを駆動して、各可動装置に所定の動作を行わせることが可能である。詳細には演出制御用マイコン121は、各可動装置の動作態様を決める動作パターンデータを作成し、ランプ制御回路151を介して、各可動装置の動作を制御する。なお、サブ制御基板120に接続されるアクチュエータの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
The various actuators SA connected to the
サブ制御基板120に接続された各種ランプ類SLには、枠ランプ53,盤ランプ54等が含まれ、各ランプを発光させる。詳細には演出制御用マイコン121は、各ランプの発光態様を決める発光パターンデータ(点灯/消灯や発光色等を決めるデータ、ランプデータともいう)を作成し、発光パターンデータに従って各ランプの発光を制御する。なお、発光パターンデータの作成にはサブ制御基板120の演出用ROM123に格納されているデータを用いる。
Various lamps SL connected to the
なお、ランプ制御回路151を基板にしてCPUを実装してもよい。この場合、そのCPUに、各ランプの点灯制御、および、各可動装置の動作制御を実行させてもよい。さらにこの場合、基板にROMを実装して、そのROMに発光パターンや動作パターンに関するデータを格納してもよい。また、サブ制御基板120に接続されるランプの種類や数は、遊技に支障をきたさない範囲で適宜に変更可能である。
A CPU may be mounted using the
3.遊技機による主な遊技
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な遊技について、図8~図15を用いて説明する。
3. Principal Games Performed by Gaming Machine Next, the principal games performed by the pachinko gaming machine PY1 will be described with reference to FIGS. 8 to 15. FIG.
3-1.普図に関わる遊技
最初に、普図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球がゲート13を通過すると、普図抽選を行う。普図抽選を行うと、普図表示器82において、普図の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行う。ここで、停止表示される普図には、当たり図柄とハズレ図柄とがある。なお、普図のハズレ図柄については、後述する特図のハズレ図柄と区別をするために「ハズレ普図」ともいう。当たり図柄が停止表示されると補助遊技が実行されて、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。一方、ハズレ普図が停止表示されると、補助遊技は行われず、当該ゲート13の通過に係る遊技が終了する。また、以下において、普図の可変表示または補助遊技が行われていないときに遊技球がゲート13を通過することを「普図変動始動条件の成立」という。
3-1. Games Related to Universal Figures First, games related to universal charts will be described. The pachinko game machine PY1 conducts a normal drawing lottery when the shot game ball passes through the
パチンコ遊技機PY1は、このような一連の遊技(普図抽選、普図の可変表示、補助遊技)を行うにあたり、普図変動始動条件の成立により、普図関係乱数を取得する。取得する普図関係乱数には、図8(A)に示すように、普通図柄乱数がある。普通図柄乱数は当たり判定を行うための乱数(判定情報)である。各乱数には、適宜に範囲が設けられている。 The pachinko gaming machine PY1 acquires a general-pattern related random number when the general-pattern fluctuation start condition is established in performing such a series of games (normal-pattern lottery, variable display of the general-pattern, auxiliary game). As shown in FIG. 8(A), normal pattern random numbers are included in general pattern related random numbers to be acquired. The normal symbol random number is a random number (determination information) for performing a hit determination. Each random number is appropriately bounded.
3-1-1.当たり判定
当たり判定は、図9(A)に示すような1または複数の当たり判定テーブルを用いて、当たりか否か(補助遊技を実行するか否か)を決定するための判定である。当たり判定テーブルは、後述する遊技状態に関連付けることが可能である。すなわち、遊技状態には非時短状態と時短状態とが含まれ、当たり判定テーブルとして、非時短状態で用いる当たり判定テーブル(非時短用当たり判定テーブル)と、時短状態で用いる当たり判定テーブル(時短用当たり判定テーブル)と、を区別することが可能である。各当たり判定テーブルでは、当たり判定の結果である当たりとハズレに、普通図柄乱数の判定値(普通図柄乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した普通図柄乱数を当たり判定テーブルに照合して、当たりかハズレかの当たり判定を行う。そして、当たり判定の結果に基づいて、普図の可変表示を行うための普図変動パターン判定を行う。当たり判定の結果が当たりであると、基本的には、普図の可変表示で当たり図柄が停止表示される。一方、当たり判定の結果がハズレであると、基本的には、普図の可変表示でハズレ普図が停止表示される。また、当たりの当選確率については、適宜に変更することが可能である。
3-1-1. Hit Judgment Hit judgment is a judgment for determining whether or not there is a hit (whether or not an auxiliary game is executed) using one or a plurality of hit determination tables as shown in FIG. 9(A). The hit determination table can be associated with a game state, which will be described later. That is, the game state includes a non-time-saving state and a time-saving state, and the hit determination table used in the non-time-saving state (non-time-saving hit determination table) and the time-saving state hit determination table (for time-saving It is possible to distinguish between the hit determination table) and the In each hit determination table, the determination value of the normal symbol random number (normal symbol random number) is distributed to the hit and the loss, which are the results of the hit determination. Therefore, the pachinko game machine PY1 collates the acquired normal symbol random numbers with the hit determination table, and performs hit determination as to whether it is a hit or a miss. Then, based on the result of the hit determination, the normal pattern fluctuation pattern determination for performing the variable display of the normal pattern is performed. If the result of the hit determination is hit, basically, the hit pattern is displayed in a variable display of the normal pattern and stopped. On the other hand, if the result of the hit determination is a loss, basically, the lost normal figure is stopped and displayed in variable display of the normal figure. Also, the probability of winning a prize can be changed as appropriate.
3-1-2.普図変動
普図変動パターン判定は、図9(B)に示すような1または複数の普図変動パターン判定テーブルを用いて、普図変動パターンを決定するための判定である。普図変動パターンとは、普図変動時間などの普図の可変表示に関する所定事項に関する識別情報である。
3-1-2. Normal figure fluctuation Normal figure fluctuation pattern determination is a determination for determining a normal figure fluctuation pattern using one or more normal figure fluctuation pattern determination tables as shown in FIG. 9(B). The normal pattern fluctuation pattern is identification information related to predetermined matters related to the variable display of the normal pattern, such as the normal pattern fluctuation time.
普図変動パターン判定テーブルは、遊技状態に関連付けることが可能である。すなわち、普図変動パターン判定テーブルとして、非時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(非時短普図変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる普図変動パターン判定テーブル(時短普図変動パターン判定テーブル)と、を区別することが可能である。 Normal figure fluctuation pattern determination table can be associated with the gaming state. That is, as the normal figure fluctuation pattern determination table, the normal figure fluctuation pattern determination table used in the non-time saving state (non-time saving normal figure fluctuation pattern determination table) and the normal figure fluctuation pattern determination table used in the time saving state ( It is possible to distinguish between time-saving normal figure fluctuation pattern determination table).
各普図変動パターン判定テーブルには、普図変動パターン判定の結果である普図変動パターンが、停止される普図毎に1つ格納されている。すなわち、パチンコ遊技機PY1は、非時短状態においてと時短状態においてとで、普図変動時間を異ならせることが可能である。例えば、非時短状態においては、ハズレの普図(ハズレ普図)を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば30秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば30秒となる普図変動パターンに決定する。また、時短状態においては、ハズレ普図を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば5秒となる普図変動パターンに決定し、当たり図柄を停止表示する場合の普図の可変表示については普図変動時間が例えば5秒となる普図変動パターンに決定する。この判定で決定された普図変動パターンに対応付けられた普図変動時間の普図の可変表示が、普図表示器82で行われる。また、これら普図変動時間については、適宜に変更することが可能である。このように、当たり判定、および、普図変動パターン判定が行われることによって、普図表示器82において普図の可変表示が行われる。
In each normal pattern fluctuation pattern determination table, one normal pattern fluctuation pattern, which is the result of the normal pattern fluctuation pattern determination, is stored for each normal pattern to be stopped. That is, the pachinko game machine PY1 can vary the normal figure fluctuation time between the non-time saving state and the time saving state. For example, in a non-time-saving state, for the variable display of the normal figure when stopping the normal figure of loss (losing general figure), the normal figure fluctuation time is determined to be a normal figure fluctuation pattern, for example, 30 seconds, and the winning pattern For the variable display of the normal pattern in the case of stop display, the normal pattern fluctuation time is determined to be, for example, 30 seconds. In addition, in the time saving state, the variable display of the normal pattern when the losing normal pattern is stopped and displayed is determined to be a normal pattern fluctuation pattern in which the normal pattern fluctuation time is, for example, 5 seconds, and the normal pattern when the winning pattern is stopped and displayed For the variable display of the figure, a normal figure variation pattern is determined in which the normal figure variation time is, for example, 5 seconds. The variable display of the normal pattern fluctuation time associated with the normal pattern fluctuation pattern determined by this determination is performed by the normal
3-1-3.補助遊技
補助遊技は、普図の可変表示で、表示結果(普図抽選の結果)として、当たり図柄が停止表示(導出)されると実行される。
3-1-3. Auxiliary game Auxiliary game is a variable display of the general pattern, and as a display result (the result of the general pattern lottery), it is executed when the winning design is stopped and displayed (derived).
補助遊技は、補助遊技を構成する要素(補助遊技構成要素)、すなわち、電チュー12Dが開放する回数、および各開放についての開放時間などの様々な要素が含まれている。そして、これらの各要素は、遊技状態に対応付けられている。パチンコ遊技機PY1は、遊技状態に基づいて、図9(C)に示すような1または複数の補助遊技制御テーブルを用いて補助遊技を制御する。補助遊技制御テーブルは、遊技状態に対応付けられている。各補助遊技制御テーブルには、補助遊技構成要素が格納されている。また、これらの各要素における開放回数や開放時間については、適宜に変更することが可能である。
Auxiliary games include elements (auxiliary game components) that constitute the auxiliary game, that is, various elements such as the number of times the
パチンコ遊技機PY1は、非時短状態における補助遊技と時短状態における補助遊技とで、電チュー12Dの開放時間を異ならせることが可能である。例えば、非時短状態における補助遊技では、第1の開放時間(遊技球を電チュー12Dに入賞させるのが困難な時間(例えば0.08秒))だけ電チュー12Dを開放する。なお、以下において、非時短状態における補助遊技のことを「ショート開放補助遊技」ともいう。また、時短状態における補助遊技では、第1の開放時間よりも長い第2の開放時間(遊技球を電チュー12Dに入賞させるのが容易な時間(例えば3.00秒))だけ電チュー12Dを開放する。なお、以下において、時短状態における補助遊技のことを「ロング開放補助遊技」ともいう。
The pachinko game machine PY1 can vary the opening time of the
3-2.特図に関わる遊技
次に、特図に関わる遊技について説明する。パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第1始動口11に入賞すると、特図1抽選を行う。特図1抽選が行われると、特図1表示器81aにおいて、特図1の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図1抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図1には、大当たり図柄およびハズレ図柄がある。すなわち、特図1抽選の結果には大当たり、およびハズレがある。大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。一方、ハズレ図柄が停止表示されると、大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。
3-2. Games Related to Special Figures Next, games related to special figures will be described. The pachinko game machine PY1 performs a special figure 1 lottery when the launched game ball wins the first start hole 11.例文帳に追加When the special figure 1 lottery is performed, the special figure 1 variable display (stopped display after performing the variable display) is performed on the special figure 1
同様に、パチンコ遊技機PY1は、発射された遊技球が第2始動口12に入賞すると、特図2抽選を行う。特図2抽選が行われると、特図2表示器81bにおいて、特図2の可変表示(変動表示を行った後に停止表示)を行って、特図2抽選の結果を報知する。ここで、停止表示される特図2には、大当たり図柄、およびハズレ図柄がある。すなわち、特図2抽選の結果には、大当たり、およびハズレがある。大当たり図柄が停止表示されると大当たり遊技が実行され、新たな遊技状態が設定されて、当該入賞に基づく遊技が終了する。一方、ハズレ図柄が停止表示されると大当たり遊技が行われず、当該入賞に基づく遊技が終了する。
Similarly, the pachinko game machine PY1 performs a special figure 2 lottery when the launched game ball wins the second start hole 12.例文帳に追加When the special figure 2 lottery is performed, the special figure 2 variable display (stop display after performing the variable display) is performed in the special figure 2
なお、以下において、第1始動口11に遊技球が入賞することを「第1始動条件の成立」といい、第2始動口12に遊技球が入賞することを「第2始動条件の成立」という。また、「第1始動条件の成立」と「第2始動条件の成立」をまとめて「始動条件の成立」と総称する。また、特別図柄のハズレ図柄については、前述の普図のハズレ図柄と区別するために「ハズレ特図」ともいう。
In the following, the winning of the game ball in the
パチンコ遊技機PY1は、このような一連の遊技(特図抽選、特図の可変表示、大当たり遊技、遊技状態の設定)を行うにあたり、始動条件の成立により、特図関係乱数を取得し、当該乱数について種々の判定を行う。取得する特図関係乱数には、図8(B)に示すように、特別図柄乱数(大当たり乱数)、大当たり図柄種別乱数、リーチ乱数および特図変動パターン乱数がある。特別図柄乱数は大当たり判定を行うための乱数である。大当たり図柄種別乱数は大当たり図柄種別判定を行うための乱数である。リーチ乱数はリーチ判定を行うための乱数である。特図変動パターン乱数は特別図柄の変動パターン判定を行うための乱数である。各乱数には、適宜に範囲が設けられている。なお、乱数を判定情報と言うこともある。 The pachinko gaming machine PY1 acquires a special figure-related random number when the starting condition is established in performing such a series of games (special figure lottery, special figure variable display, jackpot game, game state setting), Various decisions are made on random numbers. As shown in FIG. 8B, the special symbol-related random numbers to be acquired include special symbol random numbers (jackpot random numbers), jackpot symbol type random numbers, reach random numbers, and special symbol variation pattern random numbers. The special symbol random number is a random number for judging the jackpot. The jackpot symbol type random number is a random number for judging the jackpot symbol type. A reach random number is a random number for performing reach determination. The special symbol variation pattern random number is a random number for determining the variation pattern of the special symbol. Each random number is appropriately bounded. Note that the random number is also called determination information.
3-2-1.大当たり判定
大当たり判定は、図10(A)に示すような1または複数の大当たり判定テーブルを用いて、大当たりか否か(大当たり遊技を実行するか否か)を決定するための判定である。遊技状態には、通常確率状態と高確率状態とが含まれ、大当たり判定テーブルは、通常確率状態であるか高確率状態であるかに関連付けられている。すなわち、大当たり判定テーブルとして、通常確率状態において用いられる大当たり判定テーブル(通常確率用大当たり判定テーブル)と、高確率状態において用いられる大当たり判定テーブル(高確率用大当たり判定テーブル)と、を区別することが可能である。
3-2-1. Jackpot Judgment Jackpot judgment is a judgment for determining whether or not a jackpot (whether or not to execute a jackpot game) using one or a plurality of jackpot determination tables as shown in FIG. 10(A). The game state includes a normal probability state and a high probability state, and the jackpot determination table is associated with whether it is the normal probability state or the high probability state. That is, as the jackpot determination table, a jackpot determination table used in the normal probability state (normal probability jackpot determination table) and a jackpot determination table used in the high probability state (high probability jackpot determination table) can be distinguished. It is possible.
各大当たり判定テーブルでは、大当たり判定の結果である大当たり、およびハズレに、特別図柄乱数の判定値(特別図柄乱数値)が振り分けられている。パチンコ遊技機PY1は、取得した特別図柄乱数を大当たり判定テーブルに照合して、大当たり、またはハズレの何れであるかを判定する。図10(A)に示すように、高確率用大当たり判定テーブルの方が、通常確率用大当たり判定テーブルよりも、大当たりと判定される特別図柄乱数判定値が多く設定されている。また、大当たりの当選確率については、適宜に変更することが可能である。 In each big hit determination table, the judgment value of the special symbol random number (special symbol random number value) is distributed to the big hit and loss, which are the results of the big hit determination. The pachinko game machine PY1 collates the acquired special symbol random numbers with a big win determination table to determine whether it is a big win or a loss. As shown in FIG. 10(A), the high-probability jackpot determination table has more special symbol random number determination values that are determined to be a jackpot than the normal-probability jackpot determination table. In addition, it is possible to appropriately change the probability of winning the jackpot.
3-2-2.大当たり図柄種別判定
大当たり図柄種別判定は、大当たり判定の結果が大当たりである場合に、図10(B)に示すような1または複数の大当たり図柄種別判定テーブルを用いて大当たり図柄の種別(大当たり図柄種別)を決定するための判定である。大当たり図柄の種別毎に、大当たりの内容、換言すれば、遊技者に付与される遊技特典などで構成される大当たりの構成要素を対応付けることが可能である。
3-2-2. Jackpot pattern type determination The jackpot pattern type determination is, when the result of the jackpot determination is a jackpot, uses one or more jackpot pattern type determination tables as shown in FIG. ) is a judgment for determining For each type of jackpot symbol, it is possible to associate the content of the jackpot, in other words, the constituent elements of the jackpot constituted by the game privilege given to the player.
大当たり図柄種別判定テーブルは、可変表示される特別図柄の種別、言い換えれば、当該大当たり図柄種別判定が起因する(当該大当たり図柄種別判定を発生させた)入賞が行われた始動口の種別に関連付けることが可能である。すなわち、大当たり図柄種別判定テーブルとして、特図1の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第1大当たり図柄種別判定テーブル)と、特図2の可変表示を行うときに用いられる大当たり図柄種別判定テーブル(第2大当たり図柄種別判定テーブル)と、を区別することが可能である。 The jackpot symbol type determination table is associated with the type of the special symbol that is variably displayed, in other words, the type of the starting port where the winning caused by the jackpot symbol type determination (that generated the jackpot symbol type determination) was performed. is possible. That is, as the jackpot symbol type determination table, the jackpot symbol type determination table (first jackpot symbol type determination table) used when performing the variable display of the special figure 1, and the jackpot used when performing the variable display of the special figure 2 It is possible to distinguish from the symbol type determination table (second jackpot symbol type determination table).
大当たり図柄には複数種類の種別があり、各大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別判定の結果である大当たり図柄種別に、大当たり図柄種別乱数の判定値(大当たり図柄種別乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得した大当たり図柄種別乱数を大当たり図柄種別判定テーブルに照合して、大当たり図柄の種別を判定する。そして、第1大当たり図柄種別判定テーブルおよび第2大当たり図柄種別判定テーブルでは、大当たり図柄種別乱数値が各種大当たり図柄に適宜に振り分けられている。また、大当たり図柄種別の振分率については、適宜に変更することが可能である。また、大当たり図柄の種別については、適宜に増加したり減少したりすることが可能である。 There are multiple types of jackpot patterns, and in each jackpot pattern type determination table, the judgment value of the jackpot pattern type random number (jackpot pattern type random number) is distributed to the jackpot pattern type that is the result of the jackpot pattern type determination. there is Therefore, the pachinko gaming machine PY1 collates the acquired jackpot design type random number with the jackpot design type determination table to determine the type of the jackpot design. In the first jackpot symbol type determination table and the second jackpot symbol type determination table, the jackpot symbol type random numbers are appropriately distributed to various jackpot symbols. In addition, it is possible to appropriately change the distribution rate of the jackpot symbol type. Also, the types of jackpot symbols can be increased or decreased as appropriate.
例えば、図10(B)に示すように、特図1についての大当たり図柄種別判定による大当たり図柄種別の振分率を、大当たり図柄Xが50%、大当たり図柄Yが50%にし、特図2についての大当たり図柄種別判定による大当たり図柄種別の振分率を、大当たり図柄Zが100%にすることが可能である。このように、第1始動口11に遊技球が入賞して行われる特図1抽選と、第2始動口12に遊技球が入賞して行われる特図2抽選とで、大当たり図柄種別の振分率を異ならせることが可能である。
For example, as shown in FIG. 10(B), the distribution rate of the jackpot pattern type by the jackpot pattern type determination for the
3-2-3.リーチ判定
リーチ判定は、大当たり判定の結果がハズレである場合に、図10(C)に示すような1または複数のリーチ判定テーブルを用いて、後述する特図変動演出でリーチを発生させるか否かを決定するための判定である。
3-2-3. Reach determination Reach determination, when the result of the big hit determination is a loss, uses one or more reach determination tables as shown in FIG. This is a judgment for determining whether
リーチ判定テーブルは、遊技状態に関連付けることが可能である。すなわち、リーチ判定テーブルとして、非時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(非時短用リーチ判定テーブル)と、時短状態のときに用いられるリーチ判定テーブル(時短用リーチ判定テーブル)と、を区別することが可能である。 The reach determination table can be associated with the gaming state. That is, as the reach determination table, the reach determination table (non-time-saving reach determination table) used in the non-time-saving state and the reach determination table (time-saving reach determination table) used in the time-saving state are distinguished. It is possible.
各リーチ判定テーブルでは、リーチ判定の結果である「リーチ有り(リーチを発生させる)」と「リーチ無し(リーチを発生させない)」に、リーチ乱数の判定値(リーチ乱数値)が振り分けられている。よって、パチンコ遊技機PY1は、取得したリーチ乱数をリーチ判定テーブルに照合して、リーチ有りかリーチ無しか(リーチを発生させる否か)を判定する。図10(C)に示すように、非時短用リーチ判定テーブルと時短用リーチ判定テーブルとで、「リーチ有り(リーチを発生させる)」と判定されるリーチ乱数値の数を異ならせることが可能である。なお、以下において、大当たり判定の結果が「ハズレ」であることを前提に行われる「リーチ有り(リーチを発生させる)」のことを「リーチ有りハズレ」といい、「リーチ無し(リーチを発生させない)」のことを「リーチ無しハズレ」ということもある。 In each reach determination table, the reach random number determination value (reach random value) is distributed to the reach determination results "with reach (generate reach)" and "no reach (not generate reach)". . Therefore, the pachinko gaming machine PY1 collates the acquired reach random number with the reach determination table to determine whether there is reach or not (whether or not to generate reach). As shown in FIG. 10(C), it is possible to change the number of reach random numbers determined to be “with reach (generate reach)” between the non-time-saving reach determination table and the time-saving reach determination table. is. In the following, "with reach (generate reach)" performed on the premise that the result of the jackpot judgment is "losing" is referred to as "losing with reach", and "no reach (not generating reach)". )” is sometimes called “no reach”.
3-2-4.特図変動
特図変動パターン判定は、図11~図12に示すような1または複数の特別図柄の変動パターン判定テーブル(特図変動パターン判定テーブル)を用いて、特図の可変表示の変動パターン(特図変動パターン)を決定するための判定であり、大当たり判定の結果が大当たり、およびハズレの何れの場合にも行われる。特図変動パターンとは、特図変動時間や後述する特図変動演出の演出フロー(演出内容)などに関する所定事項を識別するための識別情報である。なお、特図変動パターンには、特図変動時間や特図変動演出の演出フロー(演出内容)の他、大当たり判定の結果とリーチ判定の結果に関する識別情報を含ませることが可能である。特図変動パターンとして、それぞれ識別情報が異なる複数種類の特図変動パターンを用いることが可能であり、その数は適宜に変更することが可能である。
3-2-4. Toku-zu variation Toku-zu variation pattern determination uses one or more special symbol variation pattern determination table (special figure variation pattern determination table) as shown in FIGS. It is a determination for determining (special figure variation pattern), and is performed in any case of a big hit or a loss as a result of the big hit determination. The special figure fluctuation pattern is identification information for identifying predetermined matters related to the special figure fluctuation time and the production flow (production content) of the special figure fluctuation production described later. It should be noted that the special figure fluctuation pattern, in addition to the special figure fluctuation time and production flow (production content) of special figure fluctuation production, it is possible to include identification information regarding the result of jackpot determination and the result of reach determination. As a special figure variation pattern, it is possible to use a plurality of types of special figure variation patterns with different identification information, respectively, and the number can be changed as appropriate.
特図変動パターン判定テーブルは、判定対象となる可変表示を行う特別図柄の種別、言い換えれば、当該特図変動パターン判定が起因する入賞が行われた始動口の種別に関連付けることが可能である。すなわち、特図変動パターン判定テーブルとして、特図1の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図1変動パターン判定テーブル:図11)と、特図2の可変表示を行うときに用いられる特図変動パターン判定テーブル(特図2変動パターン判定テーブル:図12)と、を区別することが可能である。 The special figure variation pattern determination table can be associated with the type of special symbol that performs variable display to be determined, in other words, the type of starting opening where the winning caused by the special figure variation pattern determination is performed. That is, as a special figure variation pattern determination table, a special figure variation pattern determination table (special figure 1 variation pattern determination table: FIG. 11) used when performing variable display of special figure 1, and a variable display of special figure 2 It is possible to distinguish the special figure variation pattern determination table (special figure 2 variation pattern determination table: FIG. 12) used when.
そして、各特図変動パターン判定テーブルは、遊技状態にも関連付けることが可能である。すなわち、特図1変動パターン判定テーブルとして、非時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(非時短用特図1変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる特図1変動パターン判定テーブル(時短用特図1変動パターン判定テーブル)と、を区別することが可能である。一方、特図2変動パターン判定テーブルについても同様に、非時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(非時短用特図2変動パターン判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる特図2変動パターン判定テーブル(時短用特図2変動パターン判定テーブル)と、を区別することが可能である。 Each special figure variation pattern determination table can also be associated with the gaming state. That is, as a special figure 1 variation pattern determination table, a special figure 1 variation pattern determination table (non-time saving special figure 1 variation pattern determination table) used in the non-time saving state, and a special figure 1 used in the time saving state It is possible to distinguish from the variation pattern determination table (time saving special figure 1 variation pattern determination table). On the other hand, the special figure 2 variation pattern determination table is also used when the special figure 2 variation pattern determination table (special figure 2 variation pattern determination table for non-time saving) used in the non-time saving state and the time saving state It is possible to distinguish from the special figure 2 variation pattern determination table (time saving special figure 2 variation pattern determination table).
また、遊技状態に関連付けられた各特図変動パターン判定テーブルは、さらに、大当たり判定結果、大当たり図柄種別判定結果またはリーチ判定結果にも関連付けることが可能である。すなわち、非時短用特図1変動パターン判定テーブルおよび非時短用特図2変動パターン判定テーブルにはそれぞれ、大当たり用(大当たり図柄種別ごと)、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用などがある。同様に、時短用特図1変動パターン判定テーブルおよび時短用特図2変動パターン判定テーブルにもそれぞれ、大当たり用(大当たり図柄種別ごと)、リーチ有りハズレ用、およびリーチ無しハズレ用などがある。 In addition, each special figure variation pattern determination table associated with the gaming state can be further associated with the jackpot determination result, the jackpot symbol type determination result, or the reach determination result. That is, the non-time-saving special figure 1 variation pattern determination table and the non-time-saving special figure 2 variation pattern determination table each have a jackpot (for each jackpot symbol type), a reach loss, and a reach loss loss. Similarly, the time-saving special figure 1 variation pattern determination table and the time-saving special figure 2 variation pattern determination table each have a jackpot (for each jackpot symbol type), a reach loss, and a reach loss.
さらに、各リーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルは、特図保留数にも関連付けることが可能である。例えば、特図1保留数(U1)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、特図1保留数(U1)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図1変動パターン判定テーブルと、を区別することが可能である。また、各リーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルは、特図保留数にも関連付けることが可能である。例えば、特図2保留数(U2)が0~2のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、特図2保留数(U2)が3~4のときに用いられるリーチ無しハズレ用の特図2変動パターン判定テーブルと、を区別することが可能である。 Furthermore, the special figure 1 variation pattern determination table for each reach no loss can be associated with the number of special figures pending. For example, the special figure 1 variation pattern determination table for reach no loss used when the special figure 1 reservation number (U1) is 0 to 2, and the special figure 1 reservation number (U1) is used when it is 3 to 4 It is possible to distinguish between the special figure 1 variation pattern determination table for reach no loss. In addition, the special figure 2 variation pattern determination table for each reach no loss can be associated with the number of special figures pending. For example, the special figure 2 variation pattern determination table for reach no loss used when the special figure 2 reservation number (U2) is 0 to 2, and the special figure 2 reservation number (U2) is used when it is 3 to 4 It is possible to distinguish between the special figure 2 variation pattern determination table for reach no loss.
そして、各特図変動パターン判定で決定された特図変動パターンに応じた特図変動時間の特図の可変表示が、特図表示器81で行われる。そして、特図の可変表示で、表示結果(特図抽選の結果)として、大当たり図柄が停止表示されると、即座に次の特図の可変表示が行われず、引き続いて、大当たり遊技が実行される。
Then, the variable display of the special figure of the special figure variation time according to the special figure variation pattern determined by each special figure variation pattern determination is performed by the special
また、各特図変動パターンには、図11~図12の表の右から2番目の欄に示すような特図変動演出の演出フローに関連付けることが可能である。 In addition, each special figure fluctuation pattern can be associated with the effect flow of the special figure fluctuation production as shown in the second column from the right of the table of FIGS. 11 and 12.
なお、図11~図12の表の一番右の欄に示すように、特図変動パターンについて、特図(大当たり判定結果)および特図変動演出の演出内容などに関連付けて名称を付すことがある。例えば、大当たりに係る特図変動パターンのことを「大当たり変動」という。一方、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるSPリーチが行われる特図変動パターンのことを「SPハズレ変動」、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるLリーチが行われる特図変動パターンのことを「Lハズレ変動」、リーチ有りハズレの中で、リーチの一種であるNリーチで特図変動演出が終わる特図変動パターンのことを「Nハズレ変動」、リーチ無しハズレに係る特図変動パターンのことを「通常ハズレ変動」という。 In addition, as shown in the rightmost column of the table of FIGS. 11 to 12, the special figure fluctuation pattern can be named in association with the special figure (jackpot determination result) and the production contents of the special figure fluctuation production. be. For example, the special figure variation pattern related to the jackpot is called "jackpot variation". On the other hand, in the loss with reach, SP reach, which is a type of reach, is performed. The figure fluctuation pattern is "L loss fluctuation", and in the loss with reach, the special fluctuation pattern where the special figure fluctuation effect ends with N reach, which is a type of reach, is "N loss fluctuation", and the loss without reach Such a special figure variation pattern is referred to as "normal loss variation".
3-2-5.先読み判定
パチンコ遊技機PY1は、取得した特図関係乱数に基づいて、図13に示すような1または複数の先読み判定テーブルを用いて先読み判定を行う。先読み判定には、例えば、特別図柄乱数が大当たり判定で大当たりと判定されるか否かの判定、大当たり図柄種別乱数が大当たり図柄種別判定で何れの大当たり図柄の種別に決定されるかの判定、特図変動パターン乱数が特図変動パターン判定で何れの特図変動パターンに決定されるかの判定、などがある。先読み判定テーブルは、その始動入賞に係る始動口の種別に関連付けることが可能である。すなわち、先読み判定テーブルとして、第1始動口11に入賞した場合の先読み判定テーブル(第1先読み判定テーブル)と、第2始動口12に入賞した場合の先読み判定テーブル(第2先読み判定テーブル)と、を区別することが可能である。
3-2-5. Prefetching determination Pachinko game machine PY1 performs prefetching determination using one or a plurality of prefetching determination tables as shown in FIG. 13 based on the acquired special figure-related random numbers. For the look-ahead determination, for example, determination of whether or not the special symbol random number is determined to be a big hit in the big hit determination, determination of which jackpot symbol type the jackpot symbol type random number is determined in the jackpot symbol type determination, special There is a determination of which special figure variation pattern the figure variation pattern random number is determined in the special figure variation pattern determination. The look-ahead determination table can be associated with the type of starting opening related to the starting prize. That is, as the lookahead determination table, a lookahead determination table (first lookahead determination table) when winning the first start opening 11 and a lookahead determination table (second lookahead determination table) when winning the second start opening 12 are used. , can be distinguished.
また、先読み判定テーブルは、遊技状態にも関連付けることが可能である。すなわち、先読み判定テーブルとして、非時短状態のときに用いられる先読み判定テーブル(非時短用先読み判定テーブル)と、時短状態のときに用いられる先読み判定テーブル(時短用先読み判定テーブル)と、を区別することが可能である。 Also, the look-ahead determination table can be associated with the game state. That is, as the prefetching determination table, the prefetching determination table used in the non-time-saving state (non-time-saving prefetching determination table) and the prefetching determination table used in the time-saving state (time-saving prefetching determination table) are distinguished. It is possible.
つまり、先読み判定テーブルには、非時短状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、時短状態のときに用いられる第1先読み判定テーブルと、非時短状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、時短状態のときに用いられる第2先読み判定テーブルと、を区別することが可能である。なお、先読み判定にどのような判定を含ませるかは適宜に変更可能である。 That is, the look-ahead determination table includes the first look-ahead determination table used in the non-time-saving state, the first look-ahead determination table used in the time-saving state, and the second look-ahead determination table used in the non-time-saving state. It is possible to distinguish between this and the second look-ahead determination table used in the time saving state. It should be noted that it is possible to appropriately change what kind of determination is included in the prefetch determination.
3-3.大当たり遊技
次に、大当たり遊技について説明する。大当たり遊技は、大入賞口(第1大入賞口14または第2大入賞口15)の開閉を伴う複数回のラウンド遊技と、大当たり遊技が開始してから初回のラウンド遊技が開始されるまでのオープニング(OPとも表記する)と、最終回のラウンド遊技が終了してから大当たり遊技が終了するまでのエンディング(EDとも表記する)とを含んでいる。各ラウンド遊技は、オープニングの終了又は前のラウンド遊技の終了によって開始し、次のラウンド遊技の開始又はエンディングの開始によって終了する。また、OPやEDを設けないようすることが可能である。なお、以下において、所定回数目(所定の順番)のラウンド遊技を、単に「ラウンド」という。例えば、初回(1回目)のラウンド遊技のことを「1ラウンド(1R)」といい、10回目のラウンド遊技のことを「10ラウンド(10R)」という。
3-3. Jackpot Game Next, the jackpot game will be described. The jackpot game includes multiple round games with opening and closing of the jackpot (
このような大当たり遊技を構成する要素(大当たり遊技構成要素)には、ラウンド遊技の回数、各回のラウンド遊技における大入賞口(第1大入賞口14または第2大入賞口15)の開放回数、各開放が行われる大入賞口の種別および開放時間(開放パターン)、次回の開放まで閉鎖させる時間(閉鎖時間)、オープニングの時間(オープニング時間)、およびエンディングの時間(エンディング時間)などが含まれている。パチンコ遊技機PY1は、特図の停止表示後、図14に示すような1または複数の大当たり遊技制御テーブルを用いて大当たり遊技を制御する。大当たり遊技制御テーブルには、大当たり遊技毎に大当たり遊技構成要素が格納されている。大当たり遊技として、1種類又は複数種類の大当たり遊技を制御することが可能である。
Elements that make up such a jackpot game (jackpot game components) include the number of round games, the number of openings of the big winning port (first big winning
例えば、図14に示すように、1Rから15Rまでは、最大で29.5秒にわたって第1大入賞口14が開放するラウンド遊技、または、最大で0.1秒にわたって第1大入賞口14が開放するラウンド遊技、が行われる。そして、16R(最終ラウンド)では、最大で29.5秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技、または、最大で0.1秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技、が行われる。また、各ラウンド遊技では、予め定めた所定個数(例えば10個)の遊技球が大入賞口センサに検知されると、大入賞口14,15の最大開放時間が経過する前であっても、ラウンド遊技を終了させる。
For example, as shown in FIG. 14, from 1R to 15R, the round game in which the first large winning
また、各要素における回数や時間については、適宜に変更することが可能である。また、大当たり遊技を、第1大入賞口14および第2大入賞口15の両方を用いて行うことも一方だけを用いて行うことも可能である。
Also, the number of times and time for each element can be changed as appropriate. In addition, the jackpot game can be performed using both the first big winning
ここで、特定領域16について詳細に説明する。特定領域16は、振分部材16kによって、入賞不可能な閉状態と、入賞可能な開状態とをとるので、振分部材16kの作動態様は、特定領域16の開閉態様ということができる。以下において、振分部材16kの作動態様のことを「特定領域16の開閉態様」ともいう。このように、振分部材16kが一定の作動態様(特定領域16が一定の開閉態様)で制御されるが、振分部材16kの一定の作動態様(特定領域16の一定の開閉態様)と、大当たり遊技における第2大入賞口15の開閉態様との組み合わせで、大当たり遊技において遊技球を特定領域16に進入させることの困難性(容易性)が設定されることになる。なお、以下において、特定領域16が開状態にあることを「V開放」ともいう。
Here, the
第2大入賞口の開放が開始してから15秒間、振分ソレノイド16sが通電され、振分部材16kが第2状態(図3(B))に制御される。よって、最大で29.5秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技では、第2大入賞口15の開放時間およびタイミングと、振分部材16kの第2状態に制御されている時間およびタイミングとの関係から、遊技球が特定領域16を通過する(遊技球を特定領域16に進入させる)ことが容易である。一方、最大で0.1秒にわたって第2大入賞口15が開放するラウンド遊技では、第2大入賞口15の開放時間およびタイミングと、振分部材16kの第2状態に制御されている時間およびタイミングとの関係から、遊技球が特定領域16を通過する(遊技球を特定領域16に進入させる)ことはほぼ不可能(困難)である。このように、大当たり遊技には、当該大当たり遊技中に、遊技球の特定領域16の通過(以下、「V通過」ともいう)が容易な第1開放パターン(Vロング開放パターン)でVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たり遊技と、遊技球の特定領域16の通過が不可能又は困難な第2開放パターン(Vショート開放パターン)でVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たり遊技と、を実行することが可能である。このように、Vロング開放パターンでVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たり遊技を「Vロング大当たり」という。一方、Vショート開放パターンでVAT開閉部材15k及び振分部材16kが作動する大当たり遊技を「Vショート大当たり」という。
The
3-4.遊技状態
次に、遊技状態について説明する。パチンコ遊技機PY1は、図15に示すように、「低確率低ベース遊技状態」、「低確率高ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」、「高確率高ベース遊技状態」および「大当たり遊技状態」の何れかの遊技状態にすることが可能である。なお、「低確率低ベース遊技状態」を「低確低ベース状態」と、「低確率高ベース遊技状態」を「低確高ベース状態」と、「高確率低ベース遊技状態」を「高確低ベース状態」と、「高確率高ベース遊技状態」を「高確高ベース状態」と、それぞれ略称することができる。遊技状態を構成する状態として、大当たり判定において「大当たり」と判定される確率に係る状態と、電チュー12Dの開放の容易性に係る状態とがある。前者としては、通常確率状態と高確率状態とがある。一方、後者としては非時短状態と時短状態とがある。
3-4. Game State Next, the game state will be described. As shown in FIG. 15, the pachinko machine PY1 has a "low probability low base game state", "low probability high base game state", "high probability low base game state", "high probability high base game state" and " It is possible to make it into any game state of "jackpot game state". In addition, "low probability low base game state" is "low probability low base state", "low probability high base game state" is "low probability high base state", and "high probability low base game state" is "high probability". "Low base state" and "high probability high base gaming state" can be abbreviated as "high probability high base state", respectively. As states constituting the game state, there are a state related to the probability of being determined as a "big win" in the big win determination and a state related to the ease of opening the
通常確率状態は、「低確率低ベース遊技状態」または「低確率高ベース遊技状態」において設定され、大当たり判定で大当たりと判定される確率が通常の確率である状態である。高確率状態は、「高確率低ベース遊技状態」または「高確率高ベース遊技状態」において設定され、大当たり判定で大当たりと判定される確率が通常確率より高い高確率である状態である。従って、高確率状態は通常確率状態よりも遊技者に有利な状態であると言える。パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入されたときには通常確率状態が設定される。そして、大当たりに当選することによって通常確率状態から高確率状態に切り替えることが可能になる。例えば、大当たり遊技において遊技球が特定領域16を通過することによって高確率状態に切り替えることが可能である。また、大当たり図柄の種別によって高確率状態に切り替えることも可能である。高確率状態は、大当たりに当選することなく所定回数の大当たり判定が行われることや、次回の大当たりに当選することで、高確率状態から通常確率状態に切り替えることが可能である。
The normal probability state is set in the "low-probability low-base game state" or "low-probability high-base game state", and is a state in which the probability of being judged as a big hit in the jackpot judgment is a normal probability. The high-probability state is set in the "high-probability low-base game state" or "high-probability high-base game state", and is a state in which the probability of being judged as a big hit in the jackpot judgment is higher than the normal probability. Therefore, it can be said that the high-probability state is more advantageous to the player than the normal-probability state. When the pachinko game machine PY1 is powered on for the first time, a normal probability state is set. Then, by winning a jackpot, it becomes possible to switch from the normal probability state to the high probability state. For example, it is possible to switch to a high probability state by passing a game ball through the
非時短状態は、「低確率低ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」または「大当たり遊技状態」において設定される。時短状態は、「低確率高ベース遊技状態」または「高確率高ベース遊技状態」において設定され、非時短状態に比べて、1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易い遊技状態である。例えば、時短状態においては、非時短状態における電チュー12Dの開放時間(例えば0.08秒)よりも長い開放時間(例えば3.00秒)となる。また、時短状態では、特図変動時間の短い特図変動パターンが選択されることが非時短状態よりも多くなるように定められた特図変動パターン判定テーブルを用いて、特図変動パターン判定が行われるようにすることも可能である(図11~図12参照)。その結果、時短状態では、特図保留の消化のペースが速くなり、始動口への有効な入賞(特図保留として記憶され得る入賞)が発生しやすくなる。そのため、スムーズな遊技の進行のもとで大当たりを狙うことができる。
The non-time saving state is set in the "low probability low base game state", "high probability low base game state" or "jackpot game state". The time-saving state is set in the "low-probability high-base game state" or "high-probability high-base game state", and compared to the non-time-saving state, the game state in which the opening time of the
また、時短状態は、非時短状態に比べて、普図変動時間が短くなり易くすることが可能である。例えば、時短状態においては、非時短状態において決定される普図変動時間(30秒)よりも短い普図変動時間(5秒)が決定される。よって、時短状態の方が、単位時間当たりにおける普図抽選の実行回数が多い。 Moreover, compared with a non-work-saving state, a time-saving state can make normal figure fluctuation|variation time short easily. For example, in the time saving state, the normal figure fluctuation time (5 seconds) shorter than the normal figure fluctuation time (30 seconds) determined in the non-working time saving state is determined. Therefore, the number of executions of the normal drawing lottery per unit time is greater in the time saving state.
また、時短状態は、非時短状態に比べて、当たり判定で当たりと判定され易くすることが可能である。例えば、時短状態では、非時短状態で当たりと判定される確率(例えば6600/65536)よりも高い確率(例えば59936/65536)で当たりと判定される。よって、時短状態の方が、単位時間当たりにおいて当たり判定で当たりと判定される回数が多い。 Moreover, the time saving state can be made easier to be determined to be a hit in the hit determination as compared with the non-time saving state. For example, in the time saving state, it is determined to be a hit with a probability (eg, 59936/65536) higher than the probability (eg, 6600/65536) determined to be a hit in the non-time saving state. Therefore, the time-saving state has a larger number of hit determinations per unit time.
このように時短状態では、非時短状態に比して、単位時間当たりの電チュー12Dの開放時間が長くなり、第2始動口12へ遊技球が頻繁に入賞し易くなる。その結果、発射球数に対する賞球数の割合であるベースが高くなる。そのため、ベースの高い時短状態では、所持する遊技球を大きく減らすことなく大当たり当選を狙うことができる。従って、時短状態は非時短状態よりも遊技者に有利な状態であると言える。
Thus, in the time-saving state, the opening time of the
パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入されたときには非時短状態が設定される。そして、例えば、大当たりに当選することによって時短状態が設定可能になる。時短状態は、大当たりに当選することなく所定回数の大当たり判定が行われることや、次回の大当たりに当選することで、時短状態から非時短状態に変更することが可能である。 When the pachinko game machine PY1 is powered on for the first time, a non-time-saving state is set. Then, for example, by winning a jackpot, a time saving state can be set. The time-saving state can be changed from the time-saving state to the non-time-saving state by performing a predetermined number of big win determinations without winning the big win or by winning the next big win.
なお、時短状態では、非時短状態に比して、当たりに当選し易く、普図変動時間が短くなり易く、且つ、1回の補助遊技における電チュー12Dの開放時間が長くなり易い。普図に係る遊技について3つの点で、遊技者に有利に設定されている。しかし、この遊技者に有利に設定されている点はこれらの中の一部であってもよい。
In addition, in the time-saving state, it is easier to win a win than in the non-time-saving state, the normal pattern fluctuation time is easy to be short, and the opening time of the
なお、パチンコ遊技機PY1で初めて電源投入された後の遊技状態は、通常確率状態且つ非時短状態が設定される「低確率低ベース遊技状態」である。この遊技状態を「通常遊技状態」ともいう。なお、「大当たり遊技状態」では、当たり判定は行われるが大当たり判定は行われないため、大当たり遊技の開始に伴って、非時短状態が設定される。また、遊技状態については、前述した遊技状態の全てを用いることも一部だけを用いることも可能である。 The game state after the pachinko game machine PY1 is powered on for the first time is a "low-probability low-base game state" in which the normal probability state and the non-time-saving state are set. This game state is also called "normal game state". In addition, in the "jackpot game state", the hit determination is performed, but the jackpot determination is not performed, so a non-time-saving state is set with the start of the jackpot game. As for the game state, it is possible to use all or part of the game states described above.
4.遊技機による主な演出
次に、パチンコ遊技機PY1により行われる主な演出について、図16~図22を用いて説明する。
4. Main Effects by Game Machine Next, main effects performed by the pachinko game machine PY1 will be described with reference to FIGS. 16 to 22. FIG.
4-1.演出モード
最初に、演出モードについて説明する。演出モードは、演出の区分(あるいは、上位概念的な属性)のことである。パチンコ遊技機PY1は、演出モードとして、客待ち演出モード、通常演出モードと、確変演出モード、時短演出モードおよび大当たり演出モードを設定することが可能である。
4-1. Production Mode First, the production mode will be described. The production mode is a division of production (or a higher-level attribute). The pachinko game machine PY1 can set, as production modes, a customer waiting production mode, a normal production mode, a variable probability production mode, a short working hours production mode and a jackpot production mode.
客待ち演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」、「低確率高ベース遊技状態」、「高確率低ベース遊技状態」および「高確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われていないときに設定可能であり、特図変動演出が行われていない待機状態であることを示す演出モードである。客待ち演出モードが設定されているときに客待ち演出が行われる。客待ち演出では、例えば、図16(A-1)に示すように、表示部50aにおいてパチンコ遊技機PY1を紹介する客待ちデモ動画G100が表示される。また、客待ちデモ動画G100が表示されているときに通常ボタン40が操作されると、図16(A-2)に示すように、パチンコ遊技機PY1の演出に関する設定を行うための設定画面G101が表示される。演出に関する設定には、スピーカ52から出力される音の音量設定、表示部50aの輝度設定(「光量設定」)、実行される演出の頻度設定(「演出設定」)などがある。
In the customer waiting production mode, a special variable production is performed in the "low probability low base game state", "low probability high base game state", "high probability low base game state" and "high probability high base game state". It is a production mode that can be set when there is no special figure fluctuation production and indicates that it is in a standby state. A customer waiting performance is performed when the customer waiting performance mode is set. In the customer waiting effect, for example, as shown in FIG. 16A-1, a customer waiting demonstration video G100 introducing the pachinko game machine PY1 is displayed on the
通常演出モードは、「低確率低ベース遊技状態」または「高確率低ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能であり、非時短状態であることを示す演出モードである。通常演出モードには、例えば、図16(B-1)に示すように、表示部50aにおいて昼間の山の景色を表す背景画像(昼間通常用背景画像G102)が表示される第1通常演出モードと、図16(B-2)に示すように、表示部50aにおいて夕方の山の景色を表す背景画像(夕方通常用背景画像G103)が表示される第2通常演出モードと、図16(B-3)に示すように、表示部50aにおいて夜間の山の景色を表す背景画像(夜間通常用背景画像G104)が表示される第3通常演出モードと、があり、大当たりに当選することなく1回または複数回の特図変動演出が行われることを1つの条件として切り替えられる。さらに、第1~第3通常演出モードのそれぞれには、特図変動演出において、リーチが成立する前の通常前段演出モードと、リーチが成立した後の通常後段演出モードと、がある。通常前段演出モードでは、表示部50aにおいて、昼間通常用背景画像G102、夕方通常用背景画像G103および夜間通常用背景画像G104の何れかが表示されるが、通常後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。また、「高確率低ベース遊技状態」においてのみ設定される特殊演出モードを設けても良い。
Normal production mode can be set when special figure fluctuation production is performed in "low probability low base game state" or "high probability low base game state", and it is a production mode indicating that it is a non-time saving state be. In the normal effect mode, for example, as shown in FIG. 16B-1, a first normal effect mode in which a background image (daytime normal background image G102) representing a daytime mountain view is displayed on the
確変演出モードは、「高確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能な演出モードであり、高確率状態且つ時短状態であることを示す演出モードである。確変演出モードでは、例えば、図16(B-4)に示すように、表示部50aにおいて宇宙を表す背景画像(確変用背景画像G105)が表示される。さらに、確変演出モードには、特図変動演出において、リーチが成立する前の確変前段演出モードと、リーチが成立した後の確変後段演出モードと、がある。確変前段演出モードでは、表示部50aにおいて、確変用背景画像G105が表示されるが、確変後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The probability variable production mode is a production mode that can be set when the special figure fluctuation production is performed in the "high probability high base game state", and is a production mode indicating that it is a high probability state and a time saving state. In the probability variation effect mode, for example, as shown in FIG. 16B-4, a background image representing the universe (probability variation background image G105) is displayed on the
時短演出モードは、「低確率高ベース遊技状態」において特図変動演出が行われているときに設定可能な演出モードであり、通常確率状態且つ時短状態であることを示す演出モードである。時短演出モードでは、例えば、図16(B-5)に示すように、表示部50aにおいて空を表す背景画像(時短用背景画像G106)が表示される。さらに、時短演出モードには、特図変動演出において、リーチが成立する前の時短前段演出モードと、リーチが成立した後の時短後段演出モードと、がある。時短前段演出モードでは、表示部50aにおいて、時短用背景画像G106が表示されるが、時短後段演出モードでは、リーチの種類に応じた専用の背景画像が表示される。
The time-saving performance mode is a performance mode that can be set when the special figure variation performance is performed in the "low-probability high-base game state", and is a performance mode indicating that it is a normal probability state and a time-saving state. In the time saving effect mode, for example, as shown in FIG. 16B-5, a background image representing the sky (time saving background image G106) is displayed on the
大当たり演出モードは、「大当たり遊技状態」において大当たり遊技が行われているときに設定可能な演出モードであり、大当たり遊技が行われていることを示す演出モードである。大当たり演出モードでは、例えば、大当たり遊技におけるオープニング中には、図16(C-1)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技の開始を示唆するオープニング画像G107や「右打ち」を促す右打ち画像G108が表示される大当たりオープニング演出が行われる。大当たり遊技におけるラウンド中には、図16(C-2)に示すように、表示部50aにおいて、ラウンド数を示すラウンド画像G109や払い出された賞球数を示唆する賞球数画像G110が表示されるラウンド演出が行われる。大当たり遊技におけるエンディング中には、図16(C-3)に示すように、表示部50aにおいて、大当たり遊技後に設定される演出モードを示唆するエンディング画像G111や払い出された総賞球数を示唆する総賞球数画像G112が表示される大当たりエンディング演出が行われる。
The jackpot production mode is a production mode that can be set when a jackpot game is being performed in the "jackpot game state", and is a production mode indicating that the jackpot game is being performed. In the jackpot production mode, for example, during the opening of the jackpot game, as shown in FIG. A jackpot opening performance is performed in which a winning image G108 is displayed. During the round of the jackpot game, as shown in FIG. 16(C-2), the
なお、演出モードの種類については、適宜に変更または追加することが可能である。 It should be noted that the types of production modes can be changed or added as appropriate.
4-2.特図変動演出
次に、特図変動演出(単に「変動演出」とも言う)について説明する。パチンコ遊技機PY1は、特図の可変表示が開始されると、特図の可変表示に係る特図変動パターンおよび特図抽選結果(大当たり判定結果、大当たり図柄種別判定結果、リーチ判定結果、および、特図変動パターン判定結果)などに基づいて、特図変動演出を実行する。特図変動演出では、表示部50aにおいて、所定の背景画像に重畳的に、演出図柄の変動表示が行われる。演出図柄は、例えば1~9の数字図柄で構成され、演出図柄の変動表示では、特図の可変表示の開始に伴って演出図柄が変動し、特図の可変表示の終了に伴って演出図柄が停止する。すなわち、特図変動時間、演出図柄の変動表示が行われた後に、当該変動が停止して、演出図柄の停止表示が行われる。そして、演出図柄の停止表示によって特図抽選の結果が報知される。
4-2. Special figure fluctuation production Next, the special figure fluctuation production (also simply referred to as "variation production") will be described. Pachinko gaming machine PY1, when the variable display of the special figure is started, the special figure variation pattern and the special figure lottery result related to the variable display of the special figure (jackpot determination result, jackpot pattern type determination result, reach determination result, and Based on the special figure fluctuation pattern determination result) etc., the special figure fluctuation production is executed. In the special figure variation effect, the variation display of the effect symbol is performed in the
なお、特図変動演出では、演出図柄の変動表示以外に、画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、可動装置55,56,58、通常ボタン40、特殊ボタン41などの様々な演出装置を用いた他の演出を行うことが可能である。この場合、演出図柄の停止表示後も、他の演出を継続して行うことが可能である。
In addition, in the special figure fluctuation production, in addition to the fluctuation display of the production pattern, various functions such as the
4-2-1.演出図柄表示領域
画像表示装置50の表示部50aには、図17(A)に示すように、表示部50aを水平方向に3つに略均等に分けた左側、中央および右側それぞれに、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、および右演出図柄領域50b3を設けることが可能である。左演出図柄領域50b1は、特図変動演出における演出図柄の停止表示のときに、左演出図柄EZ1を表示する領域である。同様に、中演出図柄領域50b2および右演出図柄領域50b3は、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3を表示する領域である。
4-2-1. Effect Symbol Display Area In the
また、図17(A)に示すように、表示部50aの上端部の左端(左上隅)の一区画に、小図柄領域50cを設けることが可能である。小図柄領域50cは、特図の可変表示が行われているときに小図柄KZ1,KZ2,KZ3を変動表示する領域である。小図柄KZ1,KZ2,KZ3は、例えば、1~9の数字図柄で構成される。
Further, as shown in FIG. 17A, it is possible to provide a
なお、図17(A)において、左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cは二点鎖線で明示されているが、これは左演出図柄領域50b1、中演出図柄領域50b2、右演出図柄領域50b3、および小図柄領域50cの範囲を表すために記載したものであり、実際には表示されていない。
In FIG. 17(A), the left effect pattern area 50b1, the medium effect pattern area 50b2, the right effect pattern area 50b3, and the
4-2-2.通常変動
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出において、先ず通常変動を行うことが可能である。通常変動は、特図の可変表示が開始されたことを示唆する演出として機能する。
4-2-2. Normal variation The pachinko game machine PY1 can perform normal variation first in the special figure variation effect. The normal variation functions as an effect suggesting that the variable display of the special figure has started.
特図の可変表示が開始されると、例えば、図17(A)に示すように、表示部50aにおいて、左演出図柄EZ1、中演出図柄EZ2および右演出図柄EZ3が停止表示されていると共に、左小図柄KZ1、中小図柄KZ2および右小図柄KZ3が停止表示されており、特図の可変表示が行われておらず、特図の可変表示を待機している状態から、図17(B)に示すように、その開始に伴って演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の変動表示が開始されると共に、小図柄KZ1,KZ2,KZ3の変動表示が開始される。なお、図17中の「↓」は、図柄の変動表示中であることを示している。そして、この特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「通常ハズレ変動」の場合には、図17(C-1)に示すように、左演出図柄EZ1と右演出図柄EZ3とが異なる停止態様で仮停止してから、図17(D)に示すように、ハズレを示唆する停止態様(所謂バラケ目)で演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。ハズレを示唆する停止態様には、「1・1・2」や「2・4・6」など、左右の図柄が同一ではない停止態様が複数種類ある。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「Nハズレ変動」などのリーチ有りの特図変動パターンの場合には、図17(C-2)に示すように、左演出図柄EZ1と右演出図柄EZ3とが同じ停止態様(所謂リーチ目)で仮停止して、リーチが成立する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3の変動表示は継続して行われ、特図変動パターンに応じたリーチ演出が行われる。なお、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の停止順序や停止態様は、適宜に変更することが可能である。 When the variable display of the special figure is started, for example, as shown in FIG. Left small pattern KZ1, medium and small pattern KZ2, and right small pattern KZ3 are stopped and displayed, variable display of special symbols is not performed, and from the state of waiting for variable display of special symbols, FIG. 17 (B) , along with the start, the variable display of the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 is started, and the variable display of the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 is started. In addition, "↓" in FIG. 17 indicates that the symbols are displayed in a variable manner. Then, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of this special figure is, for example, "normal loss fluctuation", as shown in FIG. 17 (C-1), the left production pattern EZ1 and the right production pattern EZ3 are different. After temporarily stopping in the stop mode, the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are stop-displayed in a stop mode (so-called split eyes) suggesting a loss, as shown in FIG. 17(D). At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a failure. There are a plurality of types of stop modes that indicate a failure, such as "1, 1, 2" and "2, 4, 6", in which the symbols on the left and right sides are not the same. On the other hand, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is a special figure fluctuation pattern with reach such as "N loss fluctuation", as shown in FIG. and the right effect symbol EZ3 are temporarily stopped in the same stop mode (so-called reach eye), and the reach is established. At this time, the fluctuation display of the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 is continuously performed, and the ready-to-win performance corresponding to the special figure fluctuation pattern is performed. It should be noted that the stop order and stop mode of the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 can be changed as appropriate.
4-2-3.Nリーチ
パチンコ遊技機PY1は、通常変動においてリーチが成立するとNリーチを行うことが可能である。Nリーチは、大当たり判定の結果が「大当たり」であった可能性があることを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-2-3. The N-reach pachinko game machine PY1 can perform N-reach when the reach is established in the normal variation. The N-reach is an effect suggesting that the result of the big win determination may have been a "big win", and functions as an effect for making the player expect a big win.
Nリーチでは、図18(A)に示すように、リーチが成立した状態が所定時間(例えば、10秒)維持され、図18(B)に示すように、中演出図柄EZ2の変動速度が徐々に減速していく。そして、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「Nハズレ変動」の場合には、図18(C-1)に示すように、リーチハズレを示唆する停止態様(所謂リーチハズレ目)で演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もリーチハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。リーチハズレを示唆する停止態様には、「7・6・7」や「5・3・5」など、左右の図柄が同一且つ中の図柄が左右の図柄と異なる停止態様が複数種類ある。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「N大当たり変動」の場合には、図18(C-2)に示すように、大当たりを示唆する停止態様(所謂ゾロ目)で停止表示する。大当たりを示唆する停止態様には、「7・7・7」や「2・2・2」など、左右中の図柄が同一の停止態様が複数種類ある。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3も大当たりを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。なお、Nリーチの演出内容は、中演出図柄EZ2が徐々に減速することに限られず、適宜に変更または追加することが可能である。 In the N reach, as shown in FIG. 18 (A), the state in which the reach is established is maintained for a predetermined time (for example, 10 seconds), and as shown in FIG. decelerates to Then, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "N loss fluctuation", as shown in FIG. Symbols EZ1, EZ2 and EZ3 are stopped and displayed. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are also stopped and displayed all at once in a stop mode suggesting reach-losing. There are a plurality of types of stopping modes that suggest reach-losing, such as "7, 6, 7" and "5, 3, 5", in which the left and right symbols are the same and the middle symbols are different from the left and right symbols. On the other hand, when the special figure fluctuation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "N jackpot fluctuation", as shown in FIG. indicate. There are a plurality of types of stop modes suggesting a big win, such as "7, 7, 7" and "2, 2, 2", in which the left and right symbols are the same. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a big win. It should be noted that the content of the N reach effect is not limited to the gradual deceleration of the medium effect symbol EZ2, and can be changed or added as appropriate.
4-2-4.SPリーチ
パチンコ遊技機PY1は、Nリーチの後にSPリーチを行うことが可能である。SPリーチは、大当たり判定の結果が「大当たり」であった可能性が、Nリーチよりも高いことを示唆する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-2-4. SP reach The pachinko game machine PY1 can perform SP reach after N reach. The SP reach is an effect suggesting that the possibility that the result of the big win determination is a "big win" is higher than the N reach, and functions as an effect for making the player expect a big win.
SPリーチでは、Nリーチの後に、例えば、図19(A)に示すように、表示部50aにSPリーチ専用の背景画像(SPリーチ用背景画像G113)が表示され、表示部50aの中央にSPリーチが開始されたことを表す画像(SPリーチ開始タイトル画像)G1が表示される。その後、図19(B)に示すように、SPリーチ専用演出(例えばバトル演出)が行われる。そして、SPリーチ専用演出の最終局面を迎えると、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「SP大当たり変動」の場合には、図19(C-1)に示すように、表示部50aに、大当たりを示唆する演出(例えば、主人公キャラクタがバトルに勝利して喜んでいる表示)が行われるとともに、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が大当たりを示唆する停止態様(所謂ゾロ目)で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3も大当たりを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。一方、特図の可変表示の特図変動パターンが、例えば「SPハズレ変動」の場合には、図19(C-2)に示すように、ハズレを示唆する演出(例えば、敵キャラクタがバトルに勝利して喜んでいる表示)が行われるとともに、演出図柄EZ1,EZ2,EZ3がリーチハズレを示唆する停止態様で停止表示する。このとき、小図柄KZ1,KZ2,KZ3もハズレを示唆する停止態様で一斉に停止表示する。なお、SPリーチの演出内容は、適宜に変更または追加することが可能である。 In SP reach, after N reach, for example, as shown in FIG. An image (SP reach start title image) G1 indicating that reach has started is displayed. After that, as shown in FIG. 19B, an SP ready-to-win effect (for example, a battle effect) is performed. Then, when the final stage of the SP reach-only production is reached, the special figure fluctuation pattern of the special figure variable display is, for example, "SP jackpot fluctuation", as shown in FIG. 19 (C-1), the display unit At 50a, an effect suggesting a big win (for example, a display in which the main character is happy to win the battle) is performed, and the effect symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are stopped in a stop mode (so-called double eyes) suggesting a big win. indicate. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a big win. On the other hand, when the special figure variation pattern of the variable display of the special figure is, for example, "SP loss variation", as shown in FIG. ) is performed, and performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 are stop-displayed in a stop mode suggesting reach-losing. At this time, the small symbols KZ1, KZ2, and KZ3 are all stopped and displayed in a stop mode suggesting a failure. It should be noted that it is possible to appropriately change or add the contents of the effect of the SP reach.
ここで、各リーチに対する演出図柄EZ1,EZ2,EZ3が大当たりを示す態様で停止される可能性(大当たり期待度)について詳細に説明する。各リーチに対する大当たり期待度は、大当たり判定の結果に基づく実行確率によって定められる。例えば、Nリーチの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には10%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には100%とした場合、SPリーチの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には4%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には100%とすれば、SPリーチの大当たり期待度を、Nリーチの大当たり期待度よりも高く設定することが可能である。また、SPリーチとしてSPリーチAとSPリーチBとを実行可能にし、SPリーチAの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には2%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には20%とした場合、SPリーチBの実行確率を、大当たり判定の結果が「ハズレ」の場合には2%とし、大当たり判定の結果が「大当たり」の場合には30%とすれば、SPリーチBの大当たり期待度を、SPリーチAの大当たり期待度よりも高く設定することが可能である。このように、大当たり判定の結果に応じた実行確率を適宜に設定することで、大当たり期待度を設定することが可能である。 Here, the possibility that the performance symbols EZ1, EZ2, and EZ3 for each ready-to-win are stopped in a mode indicating a big win (big win expectation) will be described in detail. The degree of jackpot expectation for each reach is determined by the execution probability based on the result of jackpot determination. For example, if the execution probability of N reach is set to 10% when the result of the jackpot determination is “losing” and is set to 100% when the result of the jackpot determination is “jackpot”, the execution probability of SP reach is If the result of the jackpot determination is "losing", it is set to 4%, and if the result of the jackpot determination is "jackpot", it is set to 100%. Can be set higher. In addition, SP reach A and SP reach B are made executable as SP reach, the execution probability of SP reach A is set to 2% when the result of big hit determination is ``losing'', and the result of big hit determination is ``big hit''. In the case of 20%, the execution probability of SP reach B is set to 2% if the result of the jackpot determination is "losing", and 30% if the result of the jackpot determination is "jackpot". For example, it is possible to set the SP reach B jackpot expectation higher than the SP reach A jackpot expectation. In this way, by appropriately setting the execution probability according to the result of the judgment of the big win, it is possible to set the expected degree of the big win.
4-3.保留アイコン表示領域
画像表示装置50の表示部50aには、図20(A)に示すように、4つの表示領域からなる保留アイコン表示領域50dを設けることが可能である。保留アイコン表示領域50dは、第1保留アイコン表示領域50d1、第2保留アイコン表示領域50d2、第3保留アイコン表示領域50d3および第4保留アイコン表示領域50d4で構成され、特図1保留数または特図2保留数に応じて、各表示領域50d1,50d2,50d3,50d4に、保留アイコン(保留アイコン画像)HAを表示することが可能である。例えば、特図1保留数が『1』の場合には、第1保留アイコン表示領域50d1に保留アイコンHAが表示され、特図1保留数が『2』の場合には、第1保留アイコン表示領域50d1と第2保留アイコン表示領域50d2とに保留アイコンHAが表示される。
4-3. Suspended Icon Display Area The
また、保留アイコン表示領域50dの近傍に、図20(A)に示すように、1つの表示領域からなる当該アイコン表示領域50eを設けることが可能である。当該アイコン表示領域50eは、特図変動演出が開始されることに応じて、保留アイコンHAと同じまたは異なる当該アイコンTAを表示することが可能である。
Further, as shown in FIG. 20A, an
なお、保留アイコン表示領域50dを構成する表示領域の数については、適宜に変更することが可能である。また、保留アイコン表示領域50dを、特図1保留数および特図2保留数の両方を表示する表示領域とすることも一方だけを表示する表示領域とすることも可能である。
It should be noted that the number of display areas constituting the pending
4-3-1.保留演出
パチンコ遊技機PY1は、遊技球が第1始動口11または第2始動口12に入賞することに応じて、保留演出を行うことが可能である。保留演出は、特図1保留または特図2保留の数を遊技者に報知することが可能である。
4-3-1. Suspension effect The pachinko game machine PY1 can perform a suspension effect in response to the winning of the game ball in the
保留演出では、特図1保留数が『0』のときに遊技球が第1始動口11に入賞すると、特図変動演出が開始され、例えば、図20(B)に示すように、当該アイコン表示領域50eに当該アイコン(当該アイコン画像)TAが表示される。そして、特図変動演出中に更に2個の遊技球が第1始動口11に入賞すると、図20(C)に示すように、保留アイコン表示領域50dの第1保留アイコン表示領域50d1と第2保留アイコン表示領域50d2とに保留アイコンHAが表示され、特図1保留数が『2』であることが遊技者に報知される。その後、特図変動演出が終了し、新たな特図変動演出が開始されると、図20(D)に示すように、保留アイコン表示領域50dの第1保留アイコン表示領域50d1に表示されていた保留アイコンHAが、当該アイコン表示領域50eに移動して当該アイコンTAとして表示され、保留アイコン表示領域50dの第2保留アイコン表示領域50d2に表示されていた保留アイコンHAが、第1保留アイコン表示領域50d1に移動して表示され、特図1保留数が『1』であることが遊技者に報知される。
In the pending effect, when the game ball wins the
4-4.予告演出
パチンコ遊技機PY1は、特図変動演出中の任意のタイミングで予告演出を行うことが可能である。予告演出は、画像表示装置50、スピーカ52、枠ランプ53、盤ランプ54、可動装置55,56,58、入力装置40,41等を用いた演出であり、大当たり判定の結果や特図変動パターン判定の結果を示唆することが可能である。
4-4. Notice Effect The pachinko game machine PY1 can perform a notice effect at an arbitrary timing during the special figure variation effect. The notice effect is the effect using the
4-4-1.可動体演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、可動装置55,56,58を用いた可動体演出を行うことが可能である。可動体演出は、可動装置55,56,58を作動させる演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-4-1. Movable Body Effect The pachinko game machine PY1 can perform a movable body effect using the
可動体演出では、例えば、NリーチからSPリーチに発展する際に、図21(A)に示すように、盤上可動装置55および盤下可動装置56が作動し、盤上可動体55kと盤下可動体56kとが、遊技者から見て、表示部50a上に重なるように移動して、SPリーチに発展することが示唆される。このとき、表示部50aの盤上可動体55kおよび盤下可動体56kと重なっていないスペースにはエフェクト画像が表示される。その後、図21(B)に示すように、盤上可動体55kと盤下可動体56kとが、通常の待機状態(初期位置)に戻ってSPリーチに発展する。なお、可動体演出については、SPリーチへの発展示唆に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。また、可動体演出における可動装置の作動内容は、適宜に変更または追加することが可能である。
In the movable body production, for example, when developing from N reach to SP reach, as shown in FIG. It is suggested that the lower
4-4-2.操作演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、通常ボタン40や特殊ボタン41を用いた操作演出を行うことが可能である。操作演出は、遊技者が通常ボタン40や特殊ボタン41を操作する演出であり、遊技者に大当たりを期待させるための演出として機能する。
4-4-2. Operation Effect The pachinko game machine PY1 can perform an operation effect using the
操作演出では、例えば、SPリーチにおいて、特殊ボタン41の押下操作が有効な期間(ボタン操作有効期間)が発生し、このボタン操作有効期間の発生に伴って、図22(A)に示すように、特殊ボタン41の操作を促す演出(ボタン操作促進演出)が行われる。ボタン操作促進演出において、表示部50aに、ボタン操作促進画像G3が表示される。ボタン操作促進画像G3は、特殊ボタン41を模した画像(特殊ボタン画像G31)と、特殊ボタン41の操作態様(すなわち、押下操作)を表す画像(押下操作画像G32)と、ボタン操作有効期間の残り時間を表す画像(操作有効期間残り時間画像G33)と、を含む。なお、操作有効期間残り時間画像G33は、おおむね曲線状のプログレスバーからなり、時間の経過に伴って、遊技者が操作有効期間の残り時間を容易に理解できるように変化する。その後、ボタン操作有効期間において特殊ボタン41が押下操作されることに応じて、または、ボタン操作有効期間において特殊ボタン41が操作されることなくボタン操作有効期間が経過した後、図22(B)に示すように、盤上可動装置55が作動し、遊技者から見て、盤上可動体55kが表示部50a上に重なるように移動して、大当たり期待度が示唆される。なお、操作演出については、盤上可動装置55の作動に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。
In the operation effect, for example, in SP reach, a period during which the pressing operation of the
4-4-3.先読み演出
パチンコ遊技機PY1は、予告演出として、特図抽選が行われていない特図1保留または特図2保留に対する先読み演出を行うことが可能である。先読み演出は、特図1保留または特図2保留に対する特図抽選の抽選結果を事前に示唆するための演出として機能する。
4-4-3. Prefetching Effect The pachinko game machine PY1 can perform a prefetching effect for the special figure 1 reserve or the special figure 2 reserve in which the special figure lottery is not performed as the notice effect. The look-ahead performance functions as a performance for suggesting in advance the lottery result of the special figure lottery for the special figure 1 reservation or the special figure 2 reservation.
先読み演出では、例えば、特図1保留に対する先読み判定の結果が「大当たり」の場合、図20(C)に示すように、保留アイコン表示領域50dに通常は「〇」で表示される保留アイコンHAを「☆」で表示することがある。また、先読み判定の結果が「ハズレ」の場合に、所謂ガセ演出として、保留アイコンHAを「☆」で表示することがある。なお、先読み演出は、特図1保留および特図2保留の両方または一方に対して行うことが可能である。また、保留アイコンHAの表示態様の変化に限られず、適宜に変更または追加することが可能である。例えば、特図変動演出における演出図柄EZ1,EZ2,EZ3の停止態様を変化させることも可能である。 In the look-ahead effect, for example, if the result of the look-ahead determination for the special figure 1 suspension is "jackpot", as shown in FIG. may be displayed as "☆". Further, when the result of the pre-reading determination is "missing", the pending icon HA may be displayed as "*" as a so-called fake effect. In addition, the look-ahead effect can be performed for both or one of the special figure 1 reservation and the special figure 2 reservation. Moreover, it is not limited to changing the display mode of the hold icon HA, and it is possible to change or add as appropriate. For example, it is possible to change the stop mode of the production symbols EZ1, EZ2, and EZ3 in the special figure fluctuation production.
5.遊技制御用マイコン101による遊技の制御
次に図23~図24に基づいて遊技制御用マイコン101による遊技の制御について説明する。なお、以下において説明する遊技制御用マイコン101による遊技の制御において登場するカウンタ、タイマ、バッファ等は、遊技用RAM104に設けられている。
5. Game Control by
[1.主制御メイン処理]
主制御基板100に備えられた遊技制御用マイコン101は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、遊技用ROM103から図23に示した主制御メイン処理のプログラムを読み出して実行する。同図に示すように、主制御メイン処理では、まず、電源投入時処理(S001)を行う。電源投入時処理では、遊技用RAM104へのアクセスの許可設定、遊技用CPU102の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)の設定等が行われる。
[1. Main control main processing]
The
電源投入時処理に次いで、割り込みを禁止し(S002)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)を実行する。この普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)では、図8(A)および図8(B)に示した種々の乱数のカウンタ値を1加算して更新する。各乱数のカウンタ値は上限値に達すると「0」に戻って再び加算される。なお各乱数のカウンタの初期値は「0」以外の値であってもよく、ランダムに変更されるものであってもよい。また各乱数のうちの少なくとも一部は、カウンタIC等からなる公知の乱数生成回路を利用して生成される所謂ハードウェア乱数であってもよい。 Following the power-on process, interrupts are prohibited (S002), and a normal symbol/special symbol main random number update process (S003) is executed. In this normal symbol/special symbol main random number update process (S003), the counter values of various random numbers shown in FIGS. 8A and 8B are updated by adding 1 to them. When the counter value of each random number reaches the upper limit, it returns to "0" and is added again. The initial value of each random number counter may be a value other than "0", or may be changed randomly. At least part of each random number may be a so-called hardware random number generated using a known random number generation circuit such as a counter IC.
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)が終了すると、割り込みを許可する(S004)。割り込み許可中は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)の実行が可能となる。メイン側タイマ割り込み処理(S005)は、例えば4msec周期で遊技用CPU102に繰り返し入力される割り込みパルスに基づいて実行される。すなわち、メイン側タイマ割り込み処理(S005)は4msec周期で実行される。そして、メイン側タイマ割り込み処理(S005)が終了してから、次にメイン側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの間に、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)による種々の乱数のカウンタ値の更新処理が繰り返し実行される。なお、割り込み禁止状態のときに遊技用CPU102に割り込みパルスが入力された場合は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)はすぐには開始されず、割り込み許可(S004)がされてから開始される。
When the normal symbol/special symbol main random number update process (S003) is completed, an interrupt is permitted (S004). While interrupts are enabled, it is possible to execute main-side timer interrupt processing (S005). The main-side timer interrupt processing (S005) is executed based on an interrupt pulse that is repeatedly input to the
[2.メイン側タイマ割り込み処理]
次に、メイン側タイマ割り込み処理(S005)について説明する。図24に示すように、メイン側タイマ割り込み処理(S005)では、まず出力処理(S101)を実行する。出力処理(S101)では、以下に説明する各処理において主制御基板100の遊技用RAM104に設けられた出力バッファにセットされたコマンド等を、サブ制御基板120や払出制御基板170等に出力する。
[2. Main side timer interrupt processing]
Next, the main-side timer interrupt processing (S005) will be described. As shown in FIG. 24, in the main timer interrupt process (S005), the output process (S101) is first executed. In the output process (S101), commands set in the output buffer provided in the
出力処理(S101)に次いで行われる入力処理(S102)では、遊技制御用マイコン101は、例えば、下皿35の満杯を検出する下皿満杯スイッチからの検出信号を取り込み、下皿満杯データとして遊技用RAM104の出力バッファに記憶する。
In the input process (S102) performed subsequent to the output process (S101), the
次に行われる普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)は、図23の主制御メイン処理で行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S003)と同じである。即ち、図8(A)および図8(B)に示した各種乱数のカウンタ値の更新処理は、メイン側タイマ割り込み処理(S005)の実行期間と、それ以外の期間(メイン側タイマ割り込み処理(S005)の終了後、次のメイン側タイマ割り込み処理(S005)が開始されるまでの期間)との両方で行われている。 The normal symbol/special symbol main random number update process (S103) performed next is the same as the normal symbol/special symbol main random number update process (S003) performed in the main control main process of FIG. That is, the update processing of the counter values of various random numbers shown in FIGS. 8A and 8B includes the execution period of the main-side timer interrupt processing (S005) and the other period (main-side timer interrupt processing ( S005) is completed and the period until the next main side timer interrupt process (S005) is started).
普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S103)に次いで、遊技制御用マイコン101は、センサ検出処理(S104)を行い、続いて普通動作処理(S105)を行い、さらに特別動作処理(S106)を行う。センサ検出処理、普通動作処理および特別動作処理については後述する。
After the normal symbol/special symbol main random number update process (S103), the
特別動作処理(S106)に次いで、振分装置16Dを制御するための振分装置制御処理を行う(S107)。
After the special operation process (S106), a sorting device control process for controlling the
次に、遊技制御用マイコン101は、その他の処理(S108)を実行して、メイン側タイマ割り込み処理(S005)を終了する。その他の処理(S108)としては、電源が断たれる際の電源断監視処理、遊技用RAM104に設けられているタイマの更新などが行われる。また、その他の処理(S108)として、遊技者に賞球を払い出す払出制御処理が行われる。払出制御処理では、各入賞口への遊技球の入賞に応じて、賞球要求信号を払出制御基板170に送信する。つまり、払出制御基板170は、賞球要求信号に基づいて、賞球を払い出す。
Next, the
そして、遊技制御用マイコン101は、次に遊技用CPU102に割り込みパルスが入力されるまでは主制御メイン処理のステップS002~S004の処理を繰り返し実行し(図23参照)、割り込みパルスが入力されると(約4msec後)、再びメイン側タイマ割り込み処理(S005)を実行する。遊技制御用マイコン101は、再び実行されたメイン側タイマ割り込み処理(S005)の出力処理(S101)において、前回のメイン側タイマ割り込み処理(S005)にて遊技用RAM104の出力バッファにセットされたコマンド等を出力する。
Then, the
[2-1.センサ検出処理]
センサ検出処理(S104)では、一般入賞口センサ処理、ゲートセンサ処理、第2始動口センサ処理、第1始動口センサ処理、第1大入賞口センサ処理、第2大入賞口センサ処理、特定領域センサ処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-1. Sensor detection processing]
In the sensor detection process (S104), the general winning opening sensor process, the gate sensor process, the second starting opening sensor process, the first starting opening sensor process, the first big winning opening sensor process, the second big winning opening sensor process, the specific area Sensor processing is performed sequentially. Then, commands generated in each process are set in the output buffer of the
一般入賞口センサ処理では、一般入賞口センサによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じて、一般入賞口センサ用コマンドを生成する。 In the general winning opening sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the general winning opening sensor. Also, according to the result of the processing, a command for the general winning hole sensor is generated.
ゲートセンサ処理では、ゲートセンサによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、普通図柄乱数カウンタのカウンタ値が示す普通図柄乱数を取得し、取得した普通図柄乱数を、遊技用RAM104に設けられた普図保留記憶部106に記憶する。なお、普図保留記憶部106に普通図柄乱数が所定数(例えば4個)記憶されている場合には、新たに取得された普通図柄乱数は記憶されない。また、当該処理の結果に応じて、ゲートセンサ用コマンドを生成する。
In the gate sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the gate sensor. When it is determined that the game ball is detected, the normal symbol random number indicated by the counter value of the normal symbol random number counter is acquired, and the acquired normal symbol random number is stored in the normal symbol
第2始動口センサ処理では、第2始動口センサによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、特別図柄乱数カウンタ、大当たり図柄種別乱数カウンタ、リーチ乱数カウンタ及び特図変動パターン乱数カウンタからなる特図2関係乱数を取得し、取得した特図2関係乱数を、遊技用RAM104に設けられた特図2保留記憶部105bに記憶する。特図2保留記憶部105bは、第1領域から第n領域まで(nは2以上の整数)の複数の記憶領域があり、取得された特図2関係乱数は、第1領域から順に記憶される。なお、第n領域まで特図2関係乱数が記憶されている場合には、新たに取得された特図2関係乱数は記憶されない。また、取得した特図2関係乱数と第2先読み判定テーブルとを用いて第2先読み判定を行う。また、当該処理の結果に応じて、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数の数(特図2保留数)を表す特図2保留数コマンドおよび第2先読み判定の結果を表す第2始動入賞コマンドを含む第2始動口センサ用コマンドを生成する。
In the second start sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the second start sensor. When it is determined that the game ball is detected, a
第1始動口センサ処理では、第1始動口センサによって遊技球が検出されたか否かを判定する。遊技球が検出されたと判定されると、特別図柄乱数カウンタ、大当たり図柄種別乱数カウンタ、リーチ乱数カウンタ及び特図変動パターン乱数カウンタからなる特図1関係乱数を取得し、取得した特図1関係乱数を、遊技用RAM104に設けられた特図1保留記憶部105aに記憶する。特図1保留記憶部105aは、第1領域から第n領域まで(nは2以上の整数)の複数の記憶領域があり、取得された特図1関係乱数は、第1領域から順に記憶される。なお、第n領域まで特図1関係乱数が記憶されている場合には、新たに取得した特図1関係乱数は記憶されない。また、取得した特図1関係乱数と第1先読み判定テーブルとを用いて第1先読み判定を行う。また、当該処理の結果に応じて、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数の数(特図1保留数)を表す特図1保留数コマンドおよび第1先読み判定の結果を表す第1始動入賞コマンドを含む第1始動口センサ用コマンドを生成する。
In the first start sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the first start sensor. When it is determined that a game ball is detected, a
第1大入賞口センサ処理では、第1大入賞口センサによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じた第1大入賞口センサ用コマンドを生成する。 In the first big winning hole sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the first big winning hole sensor. Also, a command for the first big winning hole sensor is generated according to the result of the processing.
第2大入賞口センサ処理では、第2大入賞口センサによって遊技球が検出されたか否かを判定する。また、当該処理の結果に応じた第2大入賞口センサ用コマンドを生成する。 In the second big winning hole sensor process, it is determined whether or not the game ball is detected by the second big winning hole sensor. Also, a command for the second big winning opening sensor is generated according to the result of the processing.
特定領域センサ処理では、特定領域センサによって遊技球が検出されたか否か判定する。また、当該処理の結果に応じて、特定領域センサ用コマンドを生成する。 In the specific area sensor process, it is determined whether or not a game ball is detected by the specific area sensor. Also, a specific area sensor command is generated according to the result of the processing.
[2-2.普通動作処理]
普通動作処理(S105)では、普通図柄待機処理、普通図柄変動処理、普通図柄確定処理、補助遊技制御処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-2. Normal operation processing]
In the normal operation process (S105), the normal symbol standby process, normal symbol variation process, normal symbol determination process, and auxiliary game control process are sequentially performed. Then, commands generated in each process are set in the output buffer of the
普通図柄待機処理は、普図の可変表示および補助遊技が行われていない待機中に行われる処理である。普通図柄待機処理では、普図保留記憶部106に記憶された普通図柄乱数に基づいて当たり判定を行う。また、現在の遊技状態に基づいて普図変動パターン判定を行って普図変動パターンを決定する。そして、当たり判定および普図変動パターンの結果に関する情報を含む普図変動開始コマンドを生成する。それから、決定した普図変動パターンに対応付けられた普図変動時間に基づいて、普図の可変表示を普図表示器82に開始させる。
The normal symbol standby process is a process that is performed during standby when the normal symbol variable display and auxiliary game are not performed. In the normal symbol standby process, the hit determination is performed based on the normal symbol random number stored in the normal symbol
普通図柄変動処理は、普図の可変表示中に行われる処理である。普通図柄変動処理では、実行中の普図の可変表示が開始してから普図変動時間が経過することに応じて、当たり判定結果に基づいて普図の停止表示を行う。そして、普図の可変表示の終了を示す普図変動停止コマンドを生成する。 The normal symbol variation process is a process performed during the variable display of the normal pattern. In the normal pattern variation process, the normal pattern is stopped and displayed based on the hit determination result in response to the lapse of the normal pattern variation time after the start of the variable display of the normal pattern being executed. Then, it generates a general pattern fluctuation stop command indicating the end of the variable display of the general pattern.
普通図柄確定処理は、普図が停止表示しているときに行われる処理である。普通図柄確定処理では、実行中の普図の停止表示が開始してから所定の停止時間(例えば、0.8秒)が経過することに応じて、停止表示している普図が当たり図柄であるか否かを判定する。当たり図柄が停止表示していれば、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を開始させ、補助遊技の開始を示す補助遊技開始コマンドを生成する。 The normal symbol determination process is a process performed when the normal symbol is stopped and displayed. In the normal design determination process, after a predetermined stop time (for example, 0.8 seconds) has elapsed since the start of the stop display of the normal pattern being executed, the normal pattern that is stopped and displayed is a winning pattern. Determine whether or not there is If the winning pattern is stopped and displayed, the auxiliary game is started based on the current game state and the auxiliary game control table, and an auxiliary game start command indicating the start of the auxiliary game is generated.
補助遊技制御処理は、補助遊技が行われているときに行われる処理である。補助遊技制御処理では、現在の遊技状態および補助遊技制御テーブルに基づいて補助遊技を制御する。また、当該処理の結果に応じて、補助遊技制御用コマンドを生成する。 Auxiliary game control processing is a process that is performed when the auxiliary game is being performed. In the auxiliary game control process, the auxiliary game is controlled based on the current game state and the auxiliary game control table. Moreover, according to the result of the said process, the command for auxiliary game control is produced|generated.
[2-3.特別動作処理]
特別動作処理(S106)では、特別図柄待機処理、特別図柄変動処理、特別図柄確定処理、大当たり遊技制御処理、遊技状態設定処理を順次行う。そして、各処理において生成されたコマンドを遊技用RAM104の出力バッファにセットする。
[2-3. Special operation processing]
In the special action process (S106), a special symbol standby process, a special symbol variation process, a special symbol confirmation process, a big hit game control process, and a game state setting process are sequentially performed. Then, commands generated in each process are set in the output buffer of the
[2-3-1.特別図柄待機処理]
特別図柄待機処理は、大当たり遊技状態ではなく、特図の可変表示が行われていない待機中に行われる処理である。特別図柄待機処理では、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数に基づいて、特図2判定処理及び特図2変動パターン判定処理を行うとともに、特図2保留記憶部シフト処理を行う。また、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数に基づいて、特図1判定処理及び特図1変動パターン判定処理を行うとともに、特図1保留記憶部シフト処理を行う。
[2-3-1. Special symbol standby process]
The special symbol standby process is not a jackpot game state, but a process performed during standby when variable display of special symbols is not performed. In the special symbol standby process, based on the special figure 2 relationship random number stored in the special figure 2
特図2判定処理では、特図2保留記憶部105bの第1領域に記憶されていた特図2関係乱数のうちの特別図柄乱数と、現在の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルと、を用いて、大当たり、または、ハズレの何れであるかを判定する大当たり判定を行う。大当たり判定の結果が大当たりであれば、特図2関係乱数のうちの大当たり図柄種別乱数と特図2大当たり図柄種別判定テーブルとを用いて、大当たり図柄の種別を判定する大当たり図柄種別判定を行う。そして、判定された大当たり図柄種別を表す図柄指定コマンドを生成する。また、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを表す図柄指定コマンドを生成する。
In the special figure 2 determination process, the special symbol random number of the special figure 2 relation random numbers stored in the first area of the special figure 2
特図2変動パターン判定処理は、特図2判定処理の後に行われる処理である。特図2変動パターン判定処理では、特図2保留記憶部105bの第1領域に記憶されていた特図2関係乱数のうちの特図変動パターン乱数と、現在の遊技状態に応じた特図2変動パターンテーブルと、を用いて、特図2変動パターンを判定する。なお、特図2変動パターンの判定は、特図2保留記憶部105bに記憶されている特図2関係乱数の数(特図2保留数)にも関連付けられる。そして、判定された特図2変動パターンを表す特図2変動開始コマンドを生成する。特図2変動開始コマンドには、特図2であることに関する情報、大当たり判定の結果に関する情報、リーチ判定の結果に関する情報、特図2変動パターンに対応付けられた特図変動時間の情報などが含まれる。そして、判定された特図2変動パターンに対応付けられた特図変動時間に基づいて特図2表示器81bに特図2の可変表示を開始させる。
Special figure 2 fluctuation pattern decision processing is the processing which is done after special figure 2 decision processing. In the special figure 2 variation pattern determination process, the special figure variation pattern random number of the special figure 2 relation random numbers stored in the first area of the special figure 2
特図2保留記憶部シフト処理は、特図2判定処理及び特図2変動パターン判定処理が行われる際に行われる処理である。特図2保留記憶部シフト処理では、特図2保留記憶部105bに記憶されていた特図2関係乱数を第1領域側に一つシフトするとともに、第1領域の特図2関係乱数を特図2保留記憶部105bからクリアする。このようにして、特図2関係乱数は取得された順に消化される。そして、当該処理後の特図2保留数を表す特図2保留数コマンド生成をする。
Special figure 2 reservation storage unit shift processing is a process performed when special figure 2 determination processing and special figure 2 variation pattern determination processing are performed. In the special figure 2 reservation storage unit shift process, the special figure 2 relationship random number stored in the special figure 2
特図1判定処理では、特図1保留記憶部105aの第1領域に記憶されていた特図1関係乱数のうちの特別図柄乱数と、現在の遊技状態に応じた大当たり判定テーブルと、を用いて、大当たり、または、ハズレの何れであるかを判定する大当たり判定を行う。大当たり判定の結果が大当たりであれば、特図1関係乱数のうちの大当たり図柄種別乱数と特図1大当たり図柄種別判定テーブルとを用いて、大当たり図柄の種別を判定する大当たり図柄種別判定を行う。そして、判定された大当たり図柄種別を表す図柄指定コマンドを生成する。また、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを表す図柄指定コマンドを生成する。
In the special figure 1 determination process, the special symbol random number among the special figure 1 related random numbers stored in the first area of the special figure 1
特図1変動パターン判定処理は、特図1判定処理の後に行われる処理である。特図1変動パターン判定処理では、特図1保留記憶部105aの第1領域に記憶されていた特図1関係乱数のうちの特図変動パターン乱数と、現在の遊技状態に応じた特図1変動パターンテーブルと、を用いて、特図1変動パターンを判定する。なお、特図1変動パターンの判定は、特図1保留記憶部105aに記憶されている特図1関係乱数の数(特図1保留数)にも関連付けられる。そして、判定された特図1変動パターンを表す特図1変動開始コマンドを生成する。特図1変動開始コマンドには、特図1であることに関する情報、大当たり判定の結果に関する情報、リーチ判定の結果に関する情報、大当たり種別判定の結果に関する情報、特図1変動パターンに対応付けられた特図変動時間の情報などが含まれる。そして、判定された特図1変動パターンに対応付けられた特図変動時間に基づいて特図1表示器81aに特図1の可変表示を開始させる。
The special figure 1 variation pattern determination process is a process performed after the special figure 1 determination process. In the special figure 1 variation pattern determination process, the special figure variation pattern random number of the special figure 1 relation random numbers stored in the first area of the special figure 1
特図1保留記憶部シフト処理は、特図1判定処理及び特図1変動パターン判定処理が行われる際に行われる処理である。特図1保留記憶部シフト処理では、特図1保留記憶部105aに記憶されていた特図1関係乱数を第1領域側に一つシフトするとともに、第1領域の特図1関係乱数を特図1保留記憶部105aからクリアする。このようにして、特図1関係乱数は取得された順に消化される。そして、当該処理後の特図1保留数を表す特図1保留数コマンドを生成する。
Special figure 1 reservation storage unit shift processing is a process performed when special figure 1 determination processing and special figure 1 variation pattern determination processing are performed. In the special figure 1 reservation storage unit shift process, the special figure 1 relationship random number stored in the special figure 1
なお、本実施形態では、特図2保留数および特図1保留数の何れも存在する場合、特図2判定処理が優先して行われ、特図2の可変表示と特図1の可変表示とが並行して行われないようになっている。 It should be noted that, in the present embodiment, if there are both the special figure 2 reservation number and the special figure 1 reservation number, the special figure 2 determination process is performed with priority, and the variable display of the special figure 2 and the variable display of the special figure 1 are not performed in parallel.
[2-3-2.特別図柄変動処理]
特別図柄変動処理は、特図の可変表示中に行われる処理である。特別図柄変動処理では、特図変動時間が経過することに応じて、特図表示器81に、特図の可変表示を終了させるとともに、大当たり判定の結果に応じた特図を停止表示させる。大当たり判定の結果が大当たりであれば、大当たりを示す大当たり図柄を停止表示させ、大当たり判定の結果がハズレであれば、ハズレを示すハズレ図柄を停止表示させる。そして、特図の可変表示の終了を示す特図変動停止コマンドを生成する。
[2-3-2. Special symbol variation processing]
The special symbol variation process is a process performed during variable display of special symbols. In the special symbol variation processing, when the special symbol variation time elapses, the
[2-3-3.特別図柄確定処理]
特別図柄確定処理は、特図が停止表示しているときに行われる処理である。特別図柄確定処理では、現在停止表示している特図が大当たり図柄である場合には、大当たり遊技状態に移行させる。そして、大当たり遊技の開始を示すオープニングコマンドを生成する。オープニングコマンドには、大当たり種別判定の結果に関する情報が含まれる。また、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ高確率状態を終了させる場合には、通常確率状態を設定する。そして、通常確率状態への移行を示す高確率終了コマンドを生成する。また、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ時短状態を終了させる場合には、非時短状態を設定する。そして、非時短状態への移行を示す時短終了コマンドを生成する。なお、現在停止表示している特図がハズレ図柄であり且つ特図2保留数および特図1保留数が「0」の場合には、パチンコ遊技機PY1が待機状態であることを示す客待ちコマンドを生成する。
[2-3-3. Special symbol confirmation process]
The special symbol determination process is a process performed when the special symbol is stopped and displayed. In the special symbol determination process, when the currently stopped and displayed special symbol is a big winning symbol, the game state is shifted to a big winning game state. Then, an opening command indicating the start of the jackpot game is generated. The opening command includes information about the result of the jackpot type determination. In addition, when the currently stopped and displayed special figure is a lost symbol and the high probability state is terminated, the normal probability state is set. Then, it generates a high-probability end command indicating transition to the normal-probability state. In addition, when the special figure currently stopped and displayed is a lost pattern and the time saving state is terminated, the non-time saving state is set. And the time saving end command which shows transition to non-time saving state is produced|generated. In addition, when the currently stopped and displayed special figure is a losing pattern and the number of reserved special figures 2 and the number of reserved special figures 1 are "0", the pachinko machine PY1 is waiting for a customer indicating that it is in a standby state. Generate commands.
[2-3-4.大当たり遊技制御処理]
大当たり遊技制御処理は、大当たり遊技状態において行われる処理である。大当たり遊技制御処理では、大当たり遊技制御テーブルを用いて、大当たり遊技を行う。大当たり遊技状態への移行後、オープニング時間または閉鎖時間の経過に応じて、各ラウンド遊技を開始する。そして、ラウンド遊技の開始を示すラウンド遊技コマンドを生成する。また、最終のラウンド遊技を終了させることに応じて、エンディングを開始する。そして、大当たり遊技の終了を示すエンディングコマンドを生成する。エンディングコマンドには、大当たり種別判定の結果に関する情報が含まれる。
[2-3-4. Jackpot game control process]
The jackpot game control process is a process performed in the jackpot game state. In the jackpot game control process, a jackpot game is played using a jackpot game control table. After shifting to the jackpot game state, each round game is started according to the lapse of opening time or closing time. Then, a round game command indicating the start of the round game is generated. Also, the ending is started in accordance with the end of the final round game. Then, an ending command indicating the end of the jackpot game is generated. The ending command includes information about the result of jackpot type determination.
[2-3-5.遊技状態設定処理]
遊技状態設定処理は、大当たり遊技状態が終了する際に行われる処理である。遊技状態設定処理では、通常確率状態から高確率状態に変更する場合は、大当たり遊技状態の終了の際に高確率状態を設定する。高確率状態の継続期間を制限する場合には、高確率状態の継続期間(例えば、大当たりに当選することなく高確率状態が継続できる特図の可変表示の回数)も併せて設定する。そして、高確率状態の設定を示す高確率設定コマンドを生成する。また、非時短状態から時短状態に変更する場合は、大当たり遊技状態の終了の際に時短状態を設定する。時短状態の継続期間を制限する場合には、時短状態の継続期間(例えば、大当たりに当選することなく時短状態が継続できる特図の可変表示の回数)も併せて設定する。そして、時短状態の設定を示す時短設定コマンドを生成する。
[2-3-5. Game state setting process]
The game state setting process is a process performed when the jackpot game state ends. In the game state setting process, when changing from the normal probability state to the high probability state, the high probability state is set at the end of the jackpot game state. When the duration of the high probability state is limited, the duration of the high probability state (for example, the number of times of variable display of a special figure that allows the high probability state to continue without winning a jackpot) is also set. Then, it generates a high-probability setting command indicating the setting of the high-probability state. In addition, when changing from the non-time-saving state to the time-saving state, the time-saving state is set when the jackpot game state ends. When limiting the duration of the time saving state, the duration of the time saving state (for example, the number of times of variable display of a special figure that allows the time saving state to continue without winning a jackpot) is also set. And the time saving setting command which shows the setting of a time saving state is produced|generated.
なお、遊技制御用マイコン101が各処理において生成するコマンドは、適宜に追加または変更することが可能である。
The command generated by the
6.演出制御用マイコン121による演出の制御
次に、図25および図26に基づいて演出制御用マイコン121による演出の制御について説明する。なお、以下の演出制御用マイコン121による演出の制御の説明において登場するカウンタ、タイマ、フラグ、バッファ等は、演出用RAM124に設けられている。
6. Effect Control by
[1.サブ制御メイン処理]
サブ制御基板120に備えられた演出制御用マイコン121は、パチンコ遊技機PY1が電源投入されると、図25に示したサブ制御メイン処理のプログラムを演出用ROM123から読み出して実行する。同図に示すように、サブ制御メイン処理では、最初に、電源投入に応じた電源投入時処理を行う(S4001)。電源投入時処理では、例えば、演出用CPU122の設定、SIO、PIO、CTC(割り込み時間の管理のための回路)等の設定等を行う。
[1. Sub control main processing]
The
次に、割り込みを禁止し(S4002)、乱数シード更新処理を実行する(S4003)。乱数シード更新処理(S4003)では、種々の演出に関する判定を行うための種々の演出判定用乱数カウンタの値を更新する。種々の演出についての演出判定用乱数カウンタの更新方法は、一例として、前述の主制御基板100が行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理と同様の方法をとることができる。更新に際して乱数値を1ずつ加算するのではなく、2ずつ加算するなどしてもよい。これは、前述の主制御基板100が行う普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理においても同様である。
Next, interrupts are prohibited (S4002), and random number seed update processing is executed (S4003). In the random number seed update process (S4003), the values of various effect determination random number counters for making determinations regarding various effects are updated. The method of updating the random number counter for effect determination for various effects can be, for example, the same method as the normal symbol/special symbol main random number update process performed by the
乱数シード更新処理が終了すると、コマンド送信処理を実行する(S4004)。コマンド送信処理では、サブ制御基板120の演出用RAM124内の出力バッファに格納されている各種のコマンドを、画像制御基板140に送信する。コマンドを受信した画像制御基板140は、受信したコマンドに従って、表示部50aに画像を表示する(画像による種々の演出を実行する)。また、サブ制御基板120は、画像制御基板140によって行われる種々の演出とともに、音声制御回路161を介してスピーカ52から音声を出力させたり(音声による種々の音演出を実行したり)、ランプ制御回路151を介して枠ランプ53、および盤ランプ54を発光させたり(発光による種々の発光演出を実行したり)、可動装置55,56,58を作動させたり(動作による種々の可動体演出を実行したり)する。
When the random number seed update process ends, command transmission process is executed (S4004). In the command transmission process, various commands stored in the output buffer in the
演出制御用マイコン121は続いて、割り込みを許可する(S4005)。以降、ステップS4002~ステップS4005をループさせる。割り込み許可中においては、受信割り込み処理(S4010)、および、サブ側タイマ割り込み処理(S4011)の実行が可能となる。
The
受信割り込み処理(S4010)は、主制御基板100から送られた各種のコマンドが演出制御用マイコン121に入力される度に実行される。受信割り込み処理(S4010)では、演出制御用マイコン121は主制御基板100の出力処理(S101)により送信されてきて受信した各種のコマンドを演出用RAM124の受信バッファに格納する。この受信割り込み処理は、他の割り込み処理(S4011)に優先して実行される。
The reception interrupt process (S4010) is executed each time various commands sent from the
[2.サブ側タイマ割り込み処理]
サブ側タイマ割り込み処理(S4011)は、サブ制御基板120に所定の周期(例えば、1msec周期)の割り込みパルスが入力される度に実行される。サブ側タイマ割り込み処理(S4011)では、図26に示すように、入力処理(S4101)、発光データ出力処理(S4102)、可動装置制御処理(S4103)、ウォッチドッグタイマ処理(S4104)、受信コマンド解析処理(S4105)、演出タイマ更新処理(S4106)、音声制御処理(S4107)、演出用データ作成処理(S4108)を順次行う。
[2. Sub-side timer interrupt processing]
The sub-side timer interrupt processing (S4011) is executed each time an interrupt pulse with a predetermined cycle (for example, a cycle of 1 msec) is input to the
入力処理では、通常ボタン検出スイッチ40aや特殊ボタン検出スイッチ41aなどの遊技者が操作可能な操作部に対する操作を検出する。発光データ出力処理では、後述する演出データ作成処理で作成された演出用データに基づいて、画像による演出等に合うタイミングなどで枠ランプ53、および盤ランプ54などのランプを発光させるべく、発光データをランプ制御回路151に出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、発光データに従って枠ランプ53、および盤ランプ54などを所定の発光態様で発光させる。可動装置制御処理では、演出データ作成処理で作成された演出用データに基づいて、所定のタイミングで可動装置55,56,58などの可動装置を動作させる可動体演出を行うべく、駆動データを出力する。つまり、演出制御用マイコン121は、駆動データに従って、可動装置55,56,58などを所定の動作態様で動作させる可動体演出を行う。ウォッチドッグタイマ処理では、ウォッチドッグタイマのリセット設定を行う。
In the input process, an operation of an operation unit that can be operated by the player, such as the normal
受信コマンド解析処理では、受信割り込み処理(S4010)によって演出用RAM124の受信バッファに格納されたコマンドを解析し、そのコマンドに応じた処理(例えば演出の選択や演出モードの設定、コマンドのセット等)を行う。演出タイマ更新処理では、各演出に関する時間を計測するためのタイマを更新する。音声制御処理では、受信コマンド解析処理の処理結果に基づいて、音声データ(スピーカ52からの音声の出力を制御するデータ)の作成と音声制御回路161への出力が行われる。演出用データ作成処理では、受信コマンド解析処理の処理結果に基づいて、演出用データの作成が行われる。
In the received command analysis process, the received interrupt process (S4010) analyzes the command stored in the reception buffer of the
7.第1実施形態の特徴点の説明
第1実施形態のパチンコ遊技機PY1における特徴点に関して、さらなる詳細な説明を以下に加える。本実施形態(第1実施形態)のパチンコ遊技機PY1には、非時短状態の特図変動演出の実行中に実行可能な、特図抽選の結果が大当たりになって大当たり遊技状態になる可能性を示唆可能な予告演出と、表示部50aに表示されているアイコン(保留アイコンHA,当該アイコンTA)の態様が変化するアイコン変化演出と、アイコン変化演出の実行の可能性があることを示唆する煽り演出とがある。
7. Description of Characteristic Points of the First Embodiment A further detailed description will be added below regarding the characteristic points of the pachinko gaming machine PY1 of the first embodiment. In the pachinko game machine PY1 of the present embodiment (first embodiment), there is a possibility that the result of the special figure lottery will be a big win and will be in a big win game state, which can be executed during the execution of the special figure fluctuation performance in the non-time saving state. , an icon change effect in which the mode of the icon (holding icon HA, the icon TA) displayed on the
7-1.予告演出
まず、本実施形態における予告演出について、図27、図28および図29に基づいて説明する。予告演出は、特図抽選の結果が大当たりになって大当たり遊技状態になる可能性を示唆可能な演出である。この予告演出には、5種類の表示態様(第1表示態様、第2表示態様、第3表示態様、第4表示態様および第5表示態様)がある。
7-1. Announcement Effect First, the announcement effect in this embodiment will be described with reference to FIGS. 27, 28 and 29. FIG. The advance notice effect is a effect capable of suggesting the possibility that the result of the special lottery will be a big win and the game will be in a big win gaming state. This advance notice effect has five display modes (first display mode, second display mode, third display mode, fourth display mode, and fifth display mode).
具体的に、第1表示態様の予告演出は、図27(A)に示すような、頭部からなるキャラ画像G120と、吹き出し内に文字列「激熱!!!」を示すセリフ画像G121とを用いた表示演出になっている。第2表示態様の予告演出は、図27(B)に示すような、キャラ画像G120と、文字列「熱!!」を示すセリフ画像G122とを用いた表示演出になっている。第3表示態様の予告演出は、図27(C)に示すような、キャラ画像G120と、文字列「チャンス!」を示すセリフ画像G123とを用いた表示演出になっている。 Specifically, the advance notice effect of the first display mode includes a character image G120 consisting of a head and a speech image G121 showing the character string "Super heat!!!" It is a display production using. The preview effect of the second display mode is a display effect using a character image G120 and a dialogue image G122 showing the character string "Netsu!!" as shown in FIG. 27(B). The notice effect of the third display mode is a display effect using a character image G120 and a dialogue image G123 indicating the character string "chance!" as shown in FIG. 27(C).
また、第4表示態様の予告演出は、図28(A)に示すような、キャラ画像G120と、文字列「アイコン変化!」を示すセリフ画像G124とを用いた表示演出になっている。また、第5表示態様の予告演出は、図28(B)に示すような、キャラ画像G120と、文字列「へへへ」を示すセリフ画像G125とを用いた表示演出になっている。 Also, the notice effect of the fourth display mode is a display effect using a character image G120 and a dialogue image G124 showing the character string "icon change!" as shown in FIG. 28(A). Further, the notice effect of the fifth display mode is a display effect using a character image G120 and a dialogue image G125 showing the character string "hehehe" as shown in FIG. 28(B).
第1表示態様、第2表示態様および第3表示態様の各予告演出は、大当たり遊技状態になる(大当たり遊技が実行される)可能性を示唆する演出である。具体的に、第1表示態様の予告演出は、大当たりを示唆する演出であり、第2表示態様の予告演出は、第3表示態様の予告演出よりも大当たりの可能性が高いことを示唆する演出になっている。第1表示態様、第2表示態様および第3表示態様の予告演出と、大当たりになる可能性との関連性については後ほど説明する。 The advance notice effects of the first display mode, the second display mode, and the third display mode are effects that suggest the possibility of entering a jackpot game state (executing a jackpot game). Specifically, the advance notice effect of the first display mode is a effect suggesting a big win, and the notice effect of the second display mode is a effect suggesting that the possibility of a big win is higher than that of the third display mode. It has become. The relationship between the advance notice effects of the first display mode, the second display mode, and the third display mode and the possibility of winning a jackpot will be described later.
第4表示態様の予告演出は、後述のアイコン変化演出の実行を示唆する内容の予告演出になっている。また、第5表示態様の予告演出は、大当たりの可能性ともアイコン変化演出の実行とも無関係な内容の予告演出になっている。つまり、第1表示態様、第2表示態様および第3表示態様の各予告演出に対し、第4表示態様および第5表示態様の予告演出は、大当たり遊技状態になる可能性とは直接的な関連性のない演出になっている。また、第4表示態様の予告演出に対し、第1表示態様~第3表示態様および第5表示態様の各予告演出は、アイコン変化演出の実行を示唆しない演出になっている。 The notice effect of the fourth display mode is a notice effect of contents suggesting execution of an icon change effect, which will be described later. Further, the notice effect of the fifth display mode is a notice effect having contents unrelated to the possibility of a big win and the execution of the icon change effect. In other words, with respect to the advance notice effects of the first display mode, the second display mode and the third display mode, the notice effects of the fourth display mode and the fifth display mode are directly related to the possibility of the jackpot gaming state. It is a production without sexuality. Further, in contrast to the announcement effect of the fourth display mode, the announcement effects of the first to third display modes and the fifth display mode are effects that do not suggest execution of the icon change effect.
予告演出は、非時短状態での特図変動演出の実行中の所定のタイミング(具体的には特図変動演出の開始から7秒経過後のタイミング)に実行が開始される。この所定のタイミングを予告演出用タイミングTSともいう。 Execution of the notice effect is started at a predetermined timing during execution of the special figure variation effect in the non-time saving state (specifically, timing after 7 seconds have passed since the start of the special figure variation effect). This predetermined timing is also referred to as timing TS for advance notice effect.
本実施形態では、演出制御用マイコン121は、図29(A)に示す予告演出の実行選択テーブルを用いて、予告演出を実行するかどうかを決める。また、予告演出を実行する場合には、図29(B)に示す予告演出の表示態様選択テーブルを用いて、実行する予告演出の態様を決める。
In this embodiment, the
具体的に、演出制御用マイコン121は、当該アイコンTAに対応した特図変動演出において、上述の実行選択テーブルを参照して、予告演出を実行するかどうかを決定する。本実施形態では、特図抽選(特図1抽選,特図2抽選)の結果が「大当たり」、又は、「リーチ有りハズレ」の場合には、予告演出を実行するかどうかを決める(図29(A)参照)。なお、特図抽選の結果が「リーチ無しハズレ」の場合には予告演出を実行しない(図29(A)参照)。
Specifically, the
また、演出制御用マイコン121は、予告演出を実行する場合に、非時短状態で特図抽選(特図1抽選,特図2抽選)の結果が「大当たり」であれば、上述の表示態様選択テーブルを参照して、「第1表示態様」、「第2表示態様」および「第3表示態様」から、実行する予告演出の表示態様を選択する。本実施形態では、特図抽選の結果が「大当たり」の場合には「第1表示態様」も「第2表示態様」も「第3表示態様」もほぼ同じ程度に選択され得る(図29(B)参照)。
In addition, the
また、非時短状態で特図抽選(特図1抽選,特図2抽選)の結果が「リーチ有りハズレ」であれば、表示態様選択テーブルを参照して、「第2表示態様」および「第3表示態様」から選択する。本実施形態では、特図抽選の結果が「リーチ有りハズレ」の場合には、「第2表示態様」よりも「第3表示態様」の方が選択され易くなっている(図29(B)参照)。つまり、特図抽選の結果が「リーチ有りハズレ」の場合には、文字列「熱!!」を示すセリフ画像G122(図27(B))よりも文字列「チャンス!」を示すセリフ画像G123(図27(C))が表示され易い。 In addition, if the result of the special figure lottery (special figure 1 lottery, special figure 2 lottery) in the non-time saving state is "lose with reach", refer to the display mode selection table, "second display mode" and "second Select from 3 display modes. In this embodiment, when the result of the special figure lottery is "losing with reach", the "third display mode" is more likely to be selected than the "second display mode" (Fig. 29 (B) reference). That is, when the result of the special drawing lottery is "Loss with Reach", the dialogue image G123 showing the character string "Chance!" (FIG. 27(C)) is likely to be displayed.
また、特図抽選の結果が「リーチ有りハズレ」の場合には「第1表示態様」が選択されない。つまり、その場合に、文字列「激熱!!!」を示すセリフ画像G121(図27(A))が表示されることはない。 Further, when the result of the special figure lottery is "losing with reach", the "first display mode" is not selected. In other words, in that case, the dialogue image G121 (FIG. 27A) indicating the character string "Super heat!!!" is not displayed.
以上により、本実施形態では、特図抽選の結果が「大当たり」の場合には、文字列「熱!!」を示すセリフ画像G122(図27(B))の方が文字列「チャンス!」を示すセリフ画像G123(図27(C))よりも表示され易い。そして、特図抽選の結果が「大当たり」の場合にだけ、文字列「激熱!!!」を示すセリフ画像G121(図27(A))が表示されることになっている。つまり、第2表示態様の予告演出は、第3表示態様の予告演出よりも大当たりの可能性が高いことを示唆可能となっている。また、第1表示態様の予告演出は、大当たりを示唆可能となっている。 As described above, in the present embodiment, when the result of the special drawing lottery is "jackpot", the dialogue image G122 (FIG. 27(B)) showing the character string "heat!!" is the character string "chance!" is more likely to be displayed than the dialog image G123 (FIG. 27(C)) indicating . Then, only when the result of the special drawing lottery is "big hit", the words image G121 (FIG. 27(A)) indicating the character string "Super heat!!!" is displayed. In other words, the foretelling effect of the second display mode can suggest that the possibility of a big win is higher than the foretelling effect of the third display mode. Also, the advance notice effect of the first display mode can suggest a big win.
7-2.アイコン変化演出
次に、本実施形態におけるアイコン変化演出について、図30、図31、図32および図33に基づいて説明する。アイコン変化演出は、表示部50aに表示されているアイコン(保留アイコンHA,当該アイコンTA)の態様が変化する演出である。本実施形態では、アイコン変化演出の実行によって、丸形状(「○」)のアイコンが星形状(「☆」)のアイコンに変化する。
7-2. Icon Change Effect Next, the icon change effect in this embodiment will be described with reference to FIGS. 30, 31, 32 and 33. FIG. The icon change effect is a effect in which the modes of the icons (holding icon HA, icon TA) displayed on the
本実施形態では、アイコン変化演出によって、表示中の保留アイコンHAが変化する場合と、表示中の当該アイコンTAが変化する場合とがある。 In the present embodiment, the icon change effect may change the displayed pending icon HA or may change the icon TA being displayed.
7-3.煽り演出
次に、本実施形態における煽り演出について、図32および図33に基づいて説明する。煽り演出は、アイコン変化演出の実行の可能性があることを示唆する演出である。本実施形態の煽り演出は、可動体の動作を伴う演出になっている。具体的には、図32および図33に示すような矩形板状の板状可動体42を用いた演出になっている。
7-3. Stirring Effect Next, the stinging effect in this embodiment will be described with reference to FIGS. 32 and 33. FIG. The fanning effect is a effect suggesting that there is a possibility of executing the icon change effect. The fanning production of the present embodiment is a production that accompanies the action of the movable body. Specifically, the effect is achieved using a rectangular plate-shaped
板状可動体42は、通常、表示部50aの左方に配置されている(図32(A)、図32(C)および図33(E)参照)。そして、遊技盤1と画像表示装置50との間(遊技盤1よりも奥側)に収まっている。そのため、板状可動体42は通常、遊技者から視認できない。このときの板状可動体42の位置を特に待機位置という。
The plate-shaped
板状可動体42は、表示部50aよりも手前側に重なるように出現することが可能である。つまり、表示部50aの手前側を、待機位置から左右方向右側へ移動可能となっている。具体的に板状可動体42は、図32(A)に示す待機位置から、その右方にあたる、図32(B)に示す位置、さらには、図33(D)に示す位置まで延出することが可能である。図32(B)に示す位置を第1動作位置といい、図33(D)に示す位置を第2動作位置という。第2動作位置とは、第1動作位置にある板状可動体42が、さらに左右方向右側の位置である。具体的に例えば、表示部50aの左端から、第1動作位置にある板状可動体42の右側の先端までの距離L1(図32(B)参照)は、第2動作位置にある板状可動体42の右側の先端までの距離L2(図33(D)参照)よりも小さい。
The plate-shaped
待機位置から第1動作位置まで延出して、所定の第1期間(本実施形態では1秒間)、延出した状態を維持する一連の動作を板状可動体42の第1動作態様という。また、待機位置から第2動作位置まで延出して、所定の第2期間(本実施形態では2秒間)、延出した状態を維持する一連の動作を板状可動体42の第2動作態様という。本実施形態では、板状可動体42の動作速度は一定である。そのため、上述の距離L1が距離L2よりも短い分、且つ、第1期間が第2期間よりも短い分、第1動作態様の方が第2動作態様よりも板状可動体42の動作時間が短くなっている。
A series of operations in which the plate-like
また、板状可動体42は、図32(B)に示すように、第1動作位置まで延出(出現)しているときには、表示部50aの保留アイコン表示領域50d全体(つまり、第1保留アイコン表示領域50d1~第4保留アイコン表示領域50d4全部)を覆う。そのため、保留アイコン表示領域50dに表示中の保留アイコンHAが遊技者に見えなくなる。これにより、表示部50aの手前側に出現した板状可動体42に遊技者の注目を集めることが可能であるとともに、その板状可動体42に隠れた保留アイコンHAに何か生じるかもしれない(つまり、態様が変化するかもしれない)ことを遊技者に意識させることが可能となっている。
Further, as shown in FIG. 32B, when the plate-shaped
また、図33(D)に示すように、第2動作位置まで延出(出現)しているときには、保留アイコン表示領域50d全体に加えて、当該アイコン表示領域50eも覆う。そのため、当該アイコン表示領域50eに表示中の当該アイコンTAが遊技者に見えなくなる。これにより、第1動作位置を超えて第2動作位置まで延出した板状可動体42に遊技者の注目を集めることが可能であるとともに、その板状可動体42に隠れた当該アイコンTAに何か生じるかもしれない(つまり、態様が変化するかもしれない)ことを遊技者に意識させることが可能となっている。
Further, as shown in FIG. 33(D), when it extends (appears) to the second action position, it covers not only the entire reserved
7-4.演出の流れ
次に、上述した各種演出(煽り演出、アイコン変化演出および予告演出)の流れについて説明する。煽り演出、アイコン変化演出および予告演出はそれぞれ特図変動演出の通常変動の実行中に実行され得る。
7-4. Flow of Effect Next, the flow of the above-described various effects (flashing effect, icon change effect, and advance notice effect) will be described. The fanning effect, the icon change effect and the advance notice effect can be executed during execution of the normal variation of the special figure variation effect.
本実施形態のアイコン変化演出は、煽り演出の実行後に行われるときと、煽り演出が実行されずに行われるときとがある。さらに、予告演出の実行後に、煽り演出が行われて、その後に行われるときもある。 The icon change effect of the present embodiment may be performed after execution of the fan effect or may be performed without the fan effect. Furthermore, after the execution of the advance notice effect, the fanning effect may be performed and then performed.
7-4-1.煽り演出が実行されずに行われるアイコン変化演出
煽り演出が実行されずに行われるアイコン変化演出は、所定のタイミング(第1タイミングT1)で実行の開始がなされる。この第1タイミングT1とは、アイコンが表示領域を移動(シフト)するタイミングである。詳細には、保留アイコンHAが保留アイコン表示領域から他の保留アイコン表示領域に移動する際のタイミング、或いは、保留アイコンHAが第1保留アイコン表示領域50d1から当該アイコン表示領域50eに移動して当該アイコンTAになる際のタイミングである。このタイミングを総じて第1タイミングT1という。
7-4-1. Icon Change Effect Performed Without Execution of Cheering Effect The icon changing effect performed without executing the cheering effect is started at a predetermined timing (first timing T1). This first timing T1 is the timing at which the icon moves (shifts) in the display area. Specifically, the timing when the suspended icon HA moves from the suspended icon display area to another suspended icon display area, or when the suspended icon HA moves from the first suspended icon display area 50d1 to the
第1タイミングT1に実行が開始されるアイコン変化演出について、図30および図31に基づいて説明する。例えば、図30(A)に示すように、第1保留アイコン表示領域50d1、および、第2保留アイコン表示領域50d2に表示される保留アイコンHAが特図変動演出の実行後にそれぞれ移動(シフト)する。そのうち、第1保留アイコン表示領域50d1に表示される保留アイコンHAは、第2保留アイコン表示領域50d2から第1保留アイコン表示領域50d1に移動(シフト)する際に、図30(B)に示すように、態様が「○」から「☆」に変化する。 The icon change effect that is started at the first timing T1 will be described with reference to FIGS. 30 and 31. FIG. For example, as shown in FIG. 30(A), the first pending icon display area 50d1 and the pending icon HA displayed in the second pending icon display area 50d2 move (shift) after execution of the special figure variation effect. . Among them, the suspended icon HA displayed in the first suspended icon display area 50d1 is moved (shifted) from the second suspended icon display area 50d2 to the first suspended icon display area 50d1 as shown in FIG. Then, the mode changes from "○" to "☆".
また例えば、図31(A)に示すように、第1保留アイコン表示領域50d1に表示される保留アイコンHAが特図変動演出の実行後に当該アイコン表示領域50eに移動して当該アイコンTAになる。その際に、図31(B)に示すように、態様が「○」から「☆」に変化して、当該アイコン表示領域50eに当該アイコンTAが表示されることになる。
Further, for example, as shown in FIG. 31(A), the pending icon HA displayed in the first pending icon display area 50d1 moves to the
7-4-2.煽り演出の実行後のアイコン変化演出
煽り演出の実行後に行われるアイコン変化演出は、上記第1タイミングT1とは異なる第2タイミングT2で実行の開始がなされる。この第2タイミングT2とは、煽り演出の実行後の所定のタイミングである。具体的には、第1動作態様での煽り演出の実行後のタイミング、或いは、第2動作態様での煽り演出の実行後のタイミングである。このタイミングを総じて第2タイミングT2という。なお、この場合の煽り演出(予告演出の実行とは関連しない煽り演出)は、所定の第4タイミングT4(具体的には、特図変動演出の開始時)に実行が開始される。この第4タイミングT4は、第1タイミングT1よりも後のタイミングであり、第2タイミングT2よりも前のタイミングである。
7-4-2. Icon change effect after execution of fan effect The icon change effect performed after execution of the fan effect is started at a second timing T2 different from the first timing T1. This second timing T2 is a predetermined timing after execution of the fan effect. Specifically, it is the timing after execution of the fanning effect in the first action mode, or the timing after execution of the fanning effect in the second action mode. This timing is generally called a second timing T2. It should be noted that the fanning effect in this case (the fanning effect unrelated to the execution of the notice effect) starts to be executed at a predetermined fourth timing T4 (specifically, at the start of the special figure fluctuation effect). This fourth timing T4 is a timing after the first timing T1 and a timing before the second timing T2.
第2タイミングT2に実行されるアイコン変化演出について、図32および図33に基づいて説明する。例えば、図32(A)に示すように、当該アイコン表示領域50eの当該アイコンTAに加え、第1保留アイコン表示領域50d1に保留アイコンHAが表示されているときの第4タイミングT4に第1動作態様の煽り演出の実行が開始される。すると、図32(B)に示すように、第1動作位置まで板状可動体42が延出(出現)して、第1保留アイコン表示領域50d1の保留アイコンHAがその板状可動体42に隠れること(遊技者にとって視認不能)になる。
The icon change effect executed at the second timing T2 will be described with reference to FIGS. 32 and 33. FIG. For example, as shown in FIG. 32A, in addition to the icon TA in the
第1動作態様の煽り演出の実行後の第2タイミングT2にアイコン変化演出が行われると、第1保留アイコン表示領域50d1に表示中の保留アイコンHAの態様が「○」から「☆」に変化することになる。具体的には、図32(C)に示すように、板状可動体42の待機位置への移動に伴って出現する第1保留アイコン表示領域50d1の保留アイコンHAの態様が「☆」に変化している。
When the icon change effect is performed at the second timing T2 after the execution of the fanning effect of the first action mode, the mode of the pending icon HA being displayed in the first pending icon display area 50d1 changes from "○" to "☆". will do. Specifically, as shown in FIG. 32(C), the state of the pending icon HA in the first pending icon display area 50d1 that appears as the plate-shaped
また、当該アイコンTAを対象としたアイコン変化演出の場合、例えば、図32(A)に示すような当該アイコンTAが表示されているときの第4タイミングT4に第2動作態様の煽り演出の実行が開始されると、図33(D)に示すように、第2動作位置まで板状可動体42が延出(出現)して、当該アイコンTAがそれに隠れること(遊技者にとって視認不能)となる。
In addition, in the case of the icon change effect targeted at the icon TA, for example, when the icon TA is displayed as shown in FIG. is started, as shown in FIG. 33(D), the plate-shaped
第2動作態様の煽り演出の実行後の第2タイミングT2にアイコン変化演出が行われると、当該アイコンTAの態様が「○」から「☆」に変化することになる。具体的には、図33(E)に示すように、板状可動体42の待機位置への移動に伴って出現する当該アイコンTAの態様が「☆」に変化している。
When the icon change effect is performed at the second timing T2 after execution of the fan effect of the second action mode, the mode of the icon TA changes from "○" to "☆". Specifically, as shown in FIG. 33(E), the mode of the icon TA that appears as the plate-shaped
7-4-3.予告演出および煽り演出の実行後のアイコン変化演出
続いて、予告演出の実行後に、煽り演出を介して行われるアイコン変化演出について、そのアイコン変化演出が実行されるタイミングとは、予告演出、および、煽り演出の実行後の所定のタイミングである。具体的には、上記予告演出用タイミングTSで実行した予告演出の実行後の第1動作態様での煽り演出の実行後のタイミング、或いは、その予告演出の実行後の第2動作態様での煽り演出の実行後のタイミングである。このタイミングを総じて第3タイミングT3ともいう。なお、予告演出用タイミングTSは、特図変動演出において、上述した第1タイミングT1、第2タイミングT2および第4タイミングT4よりも後のタイミングである。また、この場合の煽り演出は、上記予告演出用タイミングTSよりも後のタイミング(第5タイミングT5ともいう)で実行が開始される。
7-4-3. Icon Change Effect After Execution of Notice Effect and Enthusiasm Effect Next, regarding the icon change effect to be performed through the excitement effect after the execution of the notice effect, the timing at which the icon change effect is executed includes the notice effect and It is a predetermined timing after execution of the fanning effect. Specifically, the timing after execution of the fanning effect in the first action mode after the execution of the notice effect executed at the timing TS for the notice effect, or the timing after the execution of the fanning effect in the second action mode after the execution of the notice effect. It is the timing after execution of production. This timing is also generally called a third timing T3. In addition, the timing TS for notice effect is a timing later than the above-described first timing T1, second timing T2 and fourth timing T4 in the special figure variation effect. Further, the fan effect in this case is started at a timing (also referred to as a fifth timing T5) after the timing TS for the announcement effect.
第3タイミングT3に実行されるアイコン変化演出について、図28、図32および図33に基づいて説明する。この場合には、図28(A)に示す第4表示態様の予告演出が予告演出用タイミングTSで実行が開始される。その実行後に、上述した煽り演出が実行される。保留アイコンHAが対象であれば、第1動作態様で煽り演出が実行されることになる。また、当該アイコンTAが対象であれば、第2動作態様で煽り演出が実行されることになる。 The icon change effect executed at the third timing T3 will be described with reference to FIGS. 28, 32 and 33. FIG. In this case, the announcement effect of the fourth display mode shown in FIG. 28A is started at the announcement effect timing TS. After the execution, the above-described fan effect is executed. If the hold icon HA is the object, the fan effect is executed in the first operation mode. Also, if the icon TA is the object, the fan effect is executed in the second action mode.
第4表示態様の予告演出の実行後の煽り演出の後には、アイコン変化演出が実行される。具体的に、第1動作態様の煽り演出が実行された場合には、図32(C)に示すようなアイコン変化演出が実行される。また、第2動作態様の煽り演出が実行された場合には、図33(E)に示すようなアイコン変化演出が実行される。 An icon change effect is executed after the fanning effect after the execution of the advance notice effect of the fourth display mode. Specifically, when the fanning effect of the first action mode is executed, an icon change effect as shown in FIG. 32(C) is executed. Also, when the fanning effect of the second action mode is executed, an icon change effect as shown in FIG. 33(E) is executed.
7-4-4.アイコン変化演出を実行しない場合
本実施形態では、第1動作態様の煽り演出が行われたけれどもアイコン変化演出が実行されない場合がある。その場合には、図32(B)に示した第1動作態様の煽り演出の実行後に、図32(A)に示すように、板状可動体42の待機位置への移動に伴って出現する第1保留アイコン表示領域50d1の保留アイコンHAが、視認不能になる前と同様の態様(つまり「○」)で表示される。つまり、煽り演出の実行の前後で、第1保留アイコン表示領域50d1に表示中の保留アイコンHAの態様が変化しない。
7-4-4. When Icon Change Effect is Not Executed In the present embodiment, there is a case where the icon change effect is not executed even though the fan effect of the first action mode is performed. In that case, as shown in FIG. 32(A), it appears as the plate-shaped
また、第2動作態様の煽り演出が行われたけれどもアイコン変化演出が行われない場合がある。その場合には、図33(D)に示した第2動作態様の煽り演出の実行後に、図32(A)に示すように、板状可動体42の待機位置への移動に伴って出現する当該アイコンTAが、視認不能になる前と同様の態様(つまり「○」)で表示される。つまり、煽り演出の実行の前後で、当該アイコンTAの態様が変化しない。 In addition, there is a case where the icon change effect is not performed even though the fan effect of the second action mode is performed. In that case, as shown in FIG. 32(A), after the execution of the fan effect of the second action mode shown in FIG. The icon TA is displayed in the same manner as before it becomes invisible (that is, "○"). That is, the mode of the icon TA does not change before and after the execution of the fan effect.
また、予告演出および煽り演出が行われたけれどもアイコン変化演出が行われない場合がある。その場合には、図28(B)に示した第5表示態様の予告演出の実行後に、図32(B)に示した第1動作態様の煽り演出が行われる。その後に、図32(A)に示すように、板状可動体42の待機位置への移動に伴って出現する保留アイコンHAが、視認不能になる前と同様の態様(つまり「○」)で表示される。つまり、煽り演出の実行の前後で、保留アイコンHAの態様が変化しない。
Further, there are cases where the icon change effect is not performed even though the notice effect and the fan effect are performed. In that case, after execution of the advance notice effect of the fifth display mode shown in FIG. 28(B), the fanning effect of the first action mode shown in FIG. After that, as shown in FIG. 32(A), the pending icon HA that appears as the plate-shaped
7-4-5.演出の選択
本実施形態では、演出制御用マイコン121は、図34(A)に示すアイコンの最終形態選択テーブルを用いて、アイコンの最終形態を「○」とするのか「☆」とするのかを選択する。また、図34(B)に示すアイコン変化演出の実行選択テーブルを用いて、当該アイコンTAおよび保留アイコンHAについてのアイコン変化演出を実行するかどうかを選択する。また、図35(A)に示すアイコン変化演出を実行する場合の実行タイミング選択テーブルを用いて、アイコン変化演出の実行タイミングについて、それぞれ上述した第1タイミング、第2タイミングおよび第3タイミングの中から決める。さらに、図35(B)に示すアイコン変化演出を実行しない場合(後述する「非実行2」の場合)の非実行時態様選択テーブルを用いて、アイコン変化演出、煽り演出および予告演出のうち、煽り演出のみの実行とするか、予告演出および煽り演出の実行とするかを決める。
7-4-5. Selection of Effect In this embodiment, the
具体的に、演出制御用マイコン121は、始動口11,12への入球に伴い特図関係乱数が記憶領域に記憶されて、始動口センサ用コマンド(第1始動口センサ用コマンド又は第2始動口センサ用コマンド)を受信した場合には、上述の最終形態選択テーブルを参照して、受信した始動口センサ用コマンドに含まれる先読み判定(第1先読み判定,第2先読み判定)の結果に基づいて、アイコンの最終形態を決定する。アイコンの最終形態とは、そのアイコンが当該アイコンTAになったときの特図変動演出の終了時点での形態である。
Specifically, the
本実施形態のアイコンの最終形態には「○」と「☆」とがある。上述したようにアイコンの通常(デフォルト)の形態が「○」であるため、最終形態が「○」に決定した場合には、対象となるアイコンの形態が最後まで(すなわち、そのアイコンに対応した特図変動演出の終了時点まで)変化しない。つまり、最終形態が「○」となったアイコンについて、アイコン変化演出は行われない。すなわち、演出制御用マイコン121は、そのアイコンについてアイコン変化演出を行わない。
The final form of the icon in this embodiment includes "○" and "☆". As described above, the normal (default) form of the icon is "○", so if the final form is determined to be "○", the form of the target icon will be the last (that is, the icon corresponding to the icon). Until the end of the special figure fluctuation production) does not change. That is, the icon change effect is not performed for the icon whose final form is "○". That is, the
一方、最終形態が「☆」に決定した場合には、対象となるアイコンの形態は、そのアイコンに対応した特図変動演出の終了時点までに「○」から「☆」に変化する必要がある。つまり、演出制御用マイコン121は、最終形態が「☆」となったアイコンについて、第1タイミングT1、第2タイミングT2又は第3タイミングT3でアイコン変化演出を行う。
On the other hand, if the final form is determined to be "☆", the form of the target icon must change from "○" to "☆" by the end of the special figure variation effect corresponding to that icon. . That is, the
演出制御用マイコン121は、先読み判定の結果が「大当たり」であれば、最終形態選択テーブルを参照して、「○」および「☆」から最終態様を選択(決定)する。本実施形態では、特図抽選の結果が「大当たり」の場合には「○」も「☆」も同じ程度に選択され得る(図34(A)参照)。また、先読み判定の結果が「リーチ有りハズレ」であれば、最終形態選択テーブルを参照して、「○」および「☆」から最終態様を選択(決定)する。但し、先読み判定の結果が「リーチ有りハズレ」の場合には、「○」よりも「☆」の方が選択されづらくなっている(図34(B)参照)。
The
また、先読み判定の結果が「リーチ無しハズレ」であれば、最終態様を「○」にする。先読み判定の結果が「リーチ無しハズレ」の場合、特図の可変表示の変動時間内に予告演出用タイミングTSが収まらない可能性がある。そこで、先読み判定の結果が「リーチ無しハズレ」の場合には、そのアイコンについてアイコン変化演出の実行を行わないことにする。 Also, if the result of the look-ahead determination is "no reach", the final mode is set to "◯". If the result of the look-ahead determination is "no reach", there is a possibility that the timing TS for the announcement effect will not fit within the variable display of the special figure. Therefore, when the result of the look-ahead determination is "no reach", the icon change effect is not executed for that icon.
本実施形態では、特図抽選の結果が「大当たり」の場合には「○」も「☆」も同じ程度に選択され得る(図34(A)参照)。また、先読み判定の結果が「リーチ有りハズレ」の場合には、「○」よりも「☆」の方が選択され難くなっている。しかも、先読み判定の結果が「リーチ無しハズレ」の場合には、「○」が選択される。以上により、本実施形態では、表示中のアイコンの形態が変化することで、そのアイコンに対応する可変表示の結果が大当たりである可能性が高いことを示唆可能となっている。 In this embodiment, when the result of the special figure lottery is "big hit", "○" and "☆" can be selected to the same extent (see FIG. 34(A)). In addition, when the result of the look-ahead determination is “losing with reach”, “☆” is less likely to be selected than “◯”. Moreover, when the result of the look-ahead determination is "no reach", "o" is selected. As described above, in the present embodiment, by changing the form of the icon being displayed, it is possible to suggest that the result of the variable display corresponding to the icon is highly likely to be a big win.
また、演出制御用マイコン121は、上記特図1保留記憶部シフト処理、又は、特図2保留記憶部シフト処理の実行に合わせて、上述したアイコン変化演出の実行選択テーブルを参照して、表示中のアイコンについてアイコン変化演出を実行するかどうかを決定(選択)する。
In addition, the
本実施形態では、1回の特図変動演出において、1回のアイコン変化演出が実行され得る。つまり、当該アイコンTAのみが表示されている場合には、その当該アイコンTAについてアイコン変化演出が実行され得る。また、当該アイコンTAおよび保留アイコンHAの両方が表示されている場合には、1つのアイコンについてアイコン変化演出が実行され得る。 In this embodiment, one icon change effect can be executed in one special figure variation effect. That is, when only the icon TA is displayed, the icon change effect can be executed for the icon TA. Also, when both the icon TA and the pending icon HA are displayed, the icon change effect can be executed for one icon.
なお、当該アイコンTAおよび保留アイコンHAの両方が表示されている場合には、演出制御用マイコン121は、当該アイコンTAを優先して、アイコン変化演出を実行するかどうかを選択する。そして、その選択の結果、当該アイコンTAについてアイコン変化演出が行われない場合には、続いて保留アイコンHAについてアイコン変化演出を実行するかどうかを選択する。
When both the icon TA and the pending icon HA are displayed, the
具体的に演出制御用マイコン121は、保留アイコンHAのうち、第1保留アイコン表示領域50d1の保留アイコンHAを優先してアイコン変化演出を実行するかどうかを選択する。そして、その選択の結果、その保留アイコンHAについてアイコン変化演出に加えて煽り演出も予告演出も行われない場合には、次に第2保留アイコン表示領域50d2の保留アイコンHAを優先してアイコン変化演出を実行するかどうかを選択する。なお、第2保留アイコン表示領域50d2の保留アイコンHAが表示されていない場合には、演出制御用マイコン121は、当該の特図変動演出におけるアイコン変化演出を実行するかどうかの選択処理を終了する。
Specifically, the
同じように、選択の結果、第2保留アイコン表示領域50d2の保留アイコンHAについてアイコン変化演出も煽り演出も予告演出も行われない場合には、次に第3保留アイコン表示領域50d3の保留アイコンHAについてアイコン変化演出を実行するかどうかの対象とする。なお、その保留アイコンHAが表示されていない場合には、当該の特図変動演出におけるアイコン変化演出の選択処理を終了する。さらに、第3保留アイコン表示領域50d3の保留アイコンHAについてアイコン変化演出も煽り演出も予告演出も行われない場合には、第4保留アイコン表示領域50d4の保留アイコンHAについてアイコン変化演出を実行するかどうかの対象とする。 Similarly, as a result of selection, if neither the icon change effect, the fan effect nor the notice effect is performed for the pending icon HA in the second pending icon display area 50d2, then the pending icon HA in the third pending icon display area 50d3 is the object of whether to execute the icon change effect. In addition, when the pending icon HA is not displayed, the selection process of the icon change effect in the special figure variation effect is terminated. Further, when neither the icon change effect, the fan effect nor the notice effect is performed for the pending icon HA of the third pending icon display area 50d3, whether to execute the icon change effect for the pending icon HA of the fourth pending icon display area 50d4. Subject to what.
また、本実施形態では、対象となるアイコンのシフト直前の形態に応じて、アイコン変化演出を実行するかどうかの振分率が異なっている(図34(B)参照)。 In addition, in this embodiment, the distribution ratio of whether or not to execute the icon change effect differs depending on the form of the target icon immediately before the shift (see FIG. 34(B)).
具体的に、図34(B)に示すように、アイコン変化演出の対象となるアイコンが当該アイコンTAで、そのアイコンの最終形態が「☆」で、さらに、その当該アイコンTAへのシフト直前の形態が「☆」の場合、つまり、当該アイコンTAの形態が「☆」に既に変化している場合には「非実行1」を選択する。「非実行1」とは、対象のアイコンについて、アイコン変化演出に加えて煽り演出も予告演出も実行しないことをいう。これにより、形態が既に「☆」の当該アイコンTAについて、さらにアイコン変化演出が行われることはない。
Specifically, as shown in FIG. 34B, the icon to be subjected to the icon change effect is the icon TA, the final form of the icon is "☆", and the icon TA immediately before the shift to the icon TA is displayed. If the form is "*", that is, if the form of the icon TA has already changed to "*", "
また、アイコン変化演出の対象となるアイコンが当該アイコンTAで、そのアイコンの最終形態が「☆」で、さらに、その当該アイコンTAへのシフト直前の形態が「○」の場合、つまり、当該アイコンTAの形態がまだ「☆」に変化していない場合には「実行」を選択する(図34(B)参照)。「実行」とは、対象のアイコンについて、アイコン変化演出を実行することをいう。これにより、最終形態が「☆」であるにもかかわらず、まだ「○」の状態にある当該アイコンTAについて、アイコン変化演出を確実に行うことが可能となっている。 Also, when the icon to be subjected to the icon change effect is the icon TA, the final form of the icon is "☆", and the form immediately before shifting to the icon TA is "○", that is, the icon If the form of TA has not yet changed to "☆", select "execute" (see FIG. 34(B)). “Execution” means executing an icon change effect for a target icon. As a result, it is possible to reliably perform the icon change effect for the icon TA that is still in the state of "○" even though the final form is "☆".
また、アイコン変化演出の対象となるアイコンが当該アイコンTAで、そのアイコンの最終形態が「○」の場合、つまり、アイコン変化演出の実行の必要がない場合には、上述した「非実行1」、又は「非実行2」を選択する(図34(B)参照)。「非実行2」とは、対象のアイコンについて、アイコン変化演出は非実行である一方、煽り演出、又は、予告演出および煽り演出を実行することをいう。具体的には、アイコン変化演出の実行を伴わない煽り演出、又は、アイコン変化演出の実行を伴わない第5表示態様での予告演出、その後の第1動作態様での煽り演出を実行することをいう。よって、「非実行2」が選択された場合には、最終形態が「○」の当該アイコンTAについて、態様が「☆」に変化するかもしれないことを遊技者に示唆可能となっている。
Further, when the icon targeted for the icon change effect is the icon TA and the final form of the icon is "○", that is, when there is no need to execute the icon change effect, the above-mentioned "
また、アイコン変化演出の対象となるアイコンが保留アイコンHAで、そのアイコンの最終形態が「☆」で、さらに、その保留アイコンHAへのシフト直前の形態が「☆」の場合、つまり、保留アイコンHAの形態が「☆」に既に変化している場合には「非実行1」を選択する。これにより、形態が既に「☆」の保留アイコンHAについて、さらにアイコン変化演出が行われることはない。
Further, when the icon to be subjected to the icon change effect is the suspended icon HA, the final form of the icon is "☆", and the form immediately before shifting to the suspended icon HA is "☆", that is, the suspended icon If the form of HA has already changed to "☆", select "
また、アイコン変化演出の対象となるアイコンが保留アイコンHAで、そのアイコンの最終形態が「☆」で、さらに、その保留アイコンHAへのシフト直前の形態が「○」の場合、つまり、保留アイコンHAの形態がまだ「☆」に変化していない場合には「実行」を選択する(図34(B)参照)。これにより、最終形態が「☆」であるにもかかわらず、まだ「○」の状態にある保留アイコンHAについて、アイコン変化演出を確実に行うことが可能となっている。 In addition, when the icon to be subjected to the icon change effect is the suspended icon HA, the final form of the icon is "☆", and the form immediately before shifting to the suspended icon HA is "○", that is, the suspended icon If the form of HA has not yet changed to "☆", select "execute" (see FIG. 34(B)). As a result, it is possible to reliably perform the icon change effect for the pending icon HA, which is still in the state of "○" even though the final form is "☆".
また、アイコン変化演出の対象となるアイコンが保留アイコンHAで、そのアイコンの最終形態が「○」の場合、つまり、アイコン変化演出の実行の必要がない場合には「非実行1」又は「非実行2」を選択する(図34(B)参照)。「非実行2」が選択された場合には、最終形態が「○」の当該アイコンTAについて、態様が「☆」に変化するかもしれないことを遊技者に示唆可能となっている。
In addition, when the icon targeted for the icon change effect is the pending icon HA and the final form of the icon is "○", that is, when there is no need to execute the icon change effect, "
また、演出制御用マイコン121は、上述したアイコン変化演出の実行選択テーブルを参照して、表示中のアイコンについてアイコン変化演出を実行すると決定(選択)した場合(つまり上記「実行」を選択した場合)には、上述した実行タイミング選択テーブルを参照して、アイコン変化演出を実行するタイミングを決定(選択)する。そのタイミングには、上述した3つのタイミング(第1タイミングT1、第2タイミングT2および第3タイミングT3)がある。
In addition, the
演出制御用マイコン121は、アイコン変化演出を実行するアイコンについての先読み判定の結果が「大当たり」であっても「リーチ有りハズレ」あっても、実行タイミング選択テーブルを参照して、実行するタイミングを上記3つのタイミングから選択(決定)する。図35(A)に示すように、第1タイミングT1よりも第2タイミングT2の方が、さらに、第2タイミングT2よりも第3タイミングT3の方が選択され易い。
The
なお、演出制御用マイコン121は、第3タイミングT3を選択した場合には、その特図変動演出において、上述した第1表示態様、第2表示態様および第3表示態様での予告演出を実行しない。つまり、本実施形態では、1つの特図変動演出の実行中に、第4表示態様での予告演出に加えて、大当たりの可能性を示唆する予告演出が行われることはない。これにより、第4表示態様での予告演出を遊技者に確実に把握させることが可能となっている。
In addition, when the third timing T3 is selected, the
また、演出制御用マイコン121は、上述したアイコン変化演出の実行選択テーブルを参照して、表示中のアイコンについてアイコン変化演出は非実行であるけれども、煽り演出、又は、予告演出および煽り演出を実行すると決定(選択)した場合(つまり上記「非実行2」を選択した場合)には、図35(B)に示す非実行時演出内容選択テーブルを参照して、演出内容を決定(選択)する。演出内容には、アイコン変化演出の実行を伴わずに煽り演出のみを実行する「第1内容」と、アイコン変化演出の実行の実行を伴わないで、第5表示態様での予告演出および煽り演出を実行する「第2内容」とがある。本実施形態では、「第1内容」も「第2内容」も同じ程度に選択され得る(図35(B)参照)。
In addition, the
なお、演出制御用マイコン121は、「第2内容」を選択した場合には、その特図変動演出において、第1表示態様、第2表示態様および第3表示態様での予告演出を実行しない。つまり、本実施形態では、1つの特図変動演出の実行中に、第5表示態様での予告演出に加えて、大当たりの可能性を示唆する予告演出が行われることはない。これにより、第5表示態様での予告演出を遊技者に確実に把握させることが可能となっている。
Incidentally, when the "second content" is selected, the
8.第1実施形態の効果
以上詳細に説明したように、第1実施形態のパチンコ遊技機PY1では、煽り演出が開始された後の第2タイミングT2にアイコン変化演出が実行されるときと、煽り演出が行われずに第1タイミングT1にアイコン変化演出が実行されるときとがある。よって、遊技者は、煽り演出が行われなくてもアイコン変化演出の実行を期待することが可能となっている。かくして、演出の興趣向上が可能である。
8. Effect of the First Embodiment As described in detail above, in the pachinko game machine PY1 of the first embodiment, when the icon change effect is executed at the second timing T2 after the start of the fan effect, is not performed, and the icon change effect is performed at the first timing T1. Therefore, the player can expect the execution of the icon change effect even if the fanning effect is not performed. Thus, it is possible to improve the interest of the production.
さらに、第1タイミングT1にアイコン変化演出が実行されるとき、および、第2タイミングT2にアイコン変化演出が実行されるときに加え、大当たりになる可能性を示唆可能な予告演出に関連して煽り演出が実行され、その後の第3タイミングT3にアイコン変化演出が実行されるときがある。よって、遊技者は、煽り演出の実行後に加えて、予告演出の実行後にも、アイコン変化演出の実行を期待することが可能となっている。 Furthermore, in addition to when the icon change effect is executed at the first timing T1 and when the icon change effect is executed at the second timing T2, there is a hype related to the advance notice effect that can suggest the possibility of winning a big win. There are times when the effect is executed and the icon change effect is executed at the subsequent third timing T3. Therefore, the player can expect the icon change effect to be executed not only after the fanning effect is executed but also after the notice effect is executed.
また、アイコン変化演出の実行を示唆する内容である第4表示態様での予告演出(図28(A)参照)が行われた場合には、アイコン変化演出が行われる。よって、遊技者は、第4表示態様での予告演出が行われた場合には、その後のアイコン変化演出の実行を大いに期待しながら遊技を楽しむことが可能となっている。 Also, when the advance notice effect (see FIG. 28A) in the fourth display mode, which is the content suggesting the execution of the icon change effect, is performed, the icon change effect is performed. Therefore, when the advance notice effect in the fourth display mode is performed, the player can enjoy the game while greatly anticipating the subsequent execution of the icon change effect.
なお、第1表示態様~第3表示態様での予告演出が行われた場合に、遊技者は、予告演出の実行後にアイコン変化演出が行われなくても、大当たりの可能性を期待することが可能となっている。 It should be noted that when the advance notice effects are performed in the first to third display modes, the player can expect the possibility of a big win even if the icon change effect is not performed after the advance notice effects are executed. It is possible.
また、板状可動体42を用いた煽り演出には、第1動作態様で板状可動体42が動作する演出と、第2動作態様で板状可動体42が動作する演出とがある。よって、実行される煽り演出の種類(動作態様)への遊技者の関心を向上させることが可能であり、遊技者を飽きさせない煽り演出とすることが可能となっている。従って、演出の興趣向上が可能となっている。
The fanning effect using the plate-like
また、保留アイコンHAおよび当該アイコンTAの表示中に第1動作態様で煽り演出の実行が開始された場合には、保留アイコンHAの態様が変化するアイコン変化演出が実行可能であり、第2動作態様で煽り演出の実行が開始された場合には、当該アイコンTAの態様が変化するアイコン変化演出が実行可能となっている。よって、遊技者は、第1動作態様で煽り演出が行われたらその後の保留アイコンHAの態様の変化を、第2動作態様で煽り演出が行われたら当該アイコンTAの態様の変化をそれぞれ期待しながら遊技を楽しむことが可能となっている。 Further, when the execution of the fanning effect is started in the first action mode while the pending icon HA and the icon TA are being displayed, the icon change effect in which the mode of the pending icon HA changes can be executed, and the second action is performed. When the execution of the fanning effect is started in the mode, the icon change effect in which the mode of the icon TA changes can be executed. Therefore, the player expects a subsequent change in the mode of the holding icon HA when the stimulating effect is performed in the first action mode, and a change in the mode of the icon TA when the stimulating effect is performed in the second action mode. It is possible to enjoy the game while playing.
また、上述したように、第1動作態様における板状可動体42の動作時間と第2動作態様における板状可動体42の動作時間が異なっているので、遊技者は、実行中の煽り演出がどの態様の演出であるかを把握し易い。
In addition, as described above, since the operation time of the plate-shaped
また、予告演出の実行後に煽り演出が行われるときと、予告演出が実行されずに煽り演出が行われるときとがある。つまり、煽り演出が行われるのに2通りのパターンがある。よって、遊技者は、予告演出が行われなくても煽り演出、さらにはアイコン変化演出の実行を期待することが可能であり、演出の興趣向上が可能となっている。 In addition, there are times when the fanning effect is performed after the execution of the foretelling effect and when the fanning effect is performed without the foretelling effect being performed. In other words, there are two patterns for performing the fanning effect. Therefore, the player can expect the execution of the fanning effect and further the icon changing effect even if the advance notice effect is not performed, and it is possible to improve the interest of the effect.
また、予告演出の実行後に煽り演出が行われる場合の方が、予告演出が実行されずに煽り演出が行われる場合よりも、その煽り演出の実行後にアイコン変化演出が行われ易い。具体的には、最終形態が「☆」でシフト直前の態様が「○」である保留アイコンHAについて、予告演出の実行後に煽り演出が行われ、その後、アイコン変化演出が実行される確率は「35%(70%×50%)」である(図34(B)および図35(A)参照)。一方、予告演出がなく煽り演出が行われ、その後、アイコン変化演出が実行される確率は「21%(70%×30%)」である(図34(B)および図35(A)参照)。そのため、予告演出の有無によって、実行される煽り演出への遊技者の期待度が変動可能となっている。つまり、煽り演出の演出効果を向上可能となっている。 Further, when the fanning performance is performed after the execution of the notice performance, the icon change performance is more likely to be performed after the execution of the fanning performance than when the fanning performance is performed without executing the notice performance. Specifically, for the pending icon HA whose final form is "☆" and whose form immediately before the shift is "○", the probability that the swaying effect is performed after the execution of the advance notice effect, and then the icon change effect is executed is " 35% (70%×50%)” (see FIGS. 34(B) and 35(A)). On the other hand, there is no advance notice effect and the fan effect is performed, and then the probability that the icon change effect is executed is "21% (70%×30%)" (see FIGS. 34(B) and 35(A)). . Therefore, depending on the presence or absence of the notice effect, the degree of expectation of the player for the fanning effect to be executed can be varied. That is, it is possible to improve the production effect of the fanning production.
また、第4表示態様での予告演出の実行後に煽り演出が行われる場合の方が、第5表示態様での予告演出の実行後に煽り演出が行われる場合よりも、その煽り演出の実行後にアイコン変化演出が行われ易い。具体的には、最終形態が「☆」でシフト直前の態様が「○」の保留アイコンHAについて、予告演出の実行後に煽り演出が行われ、その後、アイコン変化演出が実行される確率は「35%(70%×50%)」である(図34(B)および図35(A)参照)。一方、予告演出の実行後に煽り演出が行われ、その後、アイコン変化演出が実行されない確率は「2.5%(5%×50%)」である(図34(B)および図35(B)参照)。そのため、遊技者は、第4表示態様での予告演出が行われた場合には、煽り演出の実行前に、その後のアイコン変化演出の実行を期待可能となっている。 Further, when the fan effect is performed after the announcement effect is performed in the fourth display mode, the icon is displayed after the fan effect is performed more than when the fan effect is performed after the announcement effect is performed in the fifth display mode. Change production is easy to be performed. Specifically, for the pending icon HA whose final form is "☆" and whose mode immediately before the shift is "○", the probability that the fan effect is performed after the execution of the advance notice effect and then the icon change effect is performed is "35". % (70%×50%)” (see FIGS. 34(B) and 35(A)). On the other hand, the probability that the fan effect is performed after the execution of the notice effect and the icon change effect is not executed after that is 2.5% (5%×50%) (FIGS. 34(B) and 35(B)). reference). Therefore, when the advance notice effect is performed in the fourth display mode, the player can expect the execution of the subsequent icon change effect before the execution of the fan effect.
また、予告演出の実行後の煽り演出を、予告演出が行われずに煽り演出が行われる場合よりも後に行うことが可能となっている。よって、予告演出が行われずに煽り演出が行われた後に、予告演出の実行、さらにはアイコン変化演出の実行を遊技者に改めて期待させるが可能となっている。 In addition, it is possible to perform the fanning effect after the execution of the foretelling effect after performing the fanning effect without performing the foretelling effect. Therefore, it is possible to make the player again expect the execution of the notice effect and further the execution of the icon change effect after the fanning effect is performed without the notice effect being performed.
9.変更例
次に、上記第1実施形態のパチンコ遊技機PY1の変更例について説明する。なお、変更例の説明において、第1実施形態のパチンコ遊技機PY1と同様の構成については、同じ符号を付して説明を省略する。勿論、変更例に係る構成同士を適宜組み合わせて構成してもよい。また、上記第1実施形態および下記変更例中の技術的特徴は、本明細書において必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
9. Modification Next, a modification of the pachinko game machine PY1 of the first embodiment will be described. In the description of the modified example, the same reference numerals are given to the same configurations as those of the pachinko game machine PY1 of the first embodiment, and the description thereof will be omitted. Of course, the configurations according to the modified examples may be combined as appropriate. In addition, technical features in the above-described first embodiment and modifications below can be deleted as appropriate if they are not described as essential in this specification.
上記第1実施形態では、アイコン変化演出(表示変化演出)をアイコン(アイコン画像)の形状が変化する演出としたが、アイコンの形状以外の形態、例えば、色、文字、数字、大きさ等が変化する演出でもよい。また、アイコンの態様の種類を2種類としたが、3種類以上としてもよい。 In the above-described first embodiment, the icon change effect (display change effect) is an effect in which the shape of the icon (icon image) changes. It can be a changing production. Also, although the number of types of icon modes is two, it may be three or more.
また、上記第1実施形態では、特定の表示をアイコンとしたがアイコン以外でもよい。具体的に例えば、表示部50a上のアイコン以外の画像(例えば、キャラクタ、オブジェクト、数字、文字の画像)や、例えば図形、キャラクタ、オブジェクト、数字、文字が表面に印刷された表示板や、例えば図形、キャラクタ、オブジェクト、数字、文字を模した模型でもよい。また例えば、ドットマトリックス表示装置で表示される表示や、7セグメント表示装置で表示される表示や、LEDランプ等のランプ装置で表示される表示(ランプ表示)でもよい。
Further, in the above-described first embodiment, the specific display is an icon, but it may be other than the icon. Specifically, for example, images other than icons on the
また、上記第1実施形態では、表示体をアイコンとしたがアイコン以外でもよい。具体的に例えば、表示部50a上のアイコン以外の画像(例えば、キャラクタ、オブジェクト、数字、文字の画像)や、例えば図形、キャラクタ、オブジェクト、数字、文字が表面に印刷された表示板や、例えば図形、キャラクタ、オブジェクト、数字、文字を模した模型でもよい。なお、そのような表示板や模型は動作可能な可動体でもよい。
Further, in the above-described first embodiment, the icon is used as the display body, but other than the icon may be used as the display body. Specifically, for example, images other than icons on the
また、上記第1実施形態では、特定の表示を保留アイコンHA(第1表示体)および当該アイコンTA(第2表示体)の両方としたが、どちらか一方のアイコン(第1表示体又は第2表示体)としてもよい。 In addition, in the above-described first embodiment, both the holding icon HA (first display body) and the icon TA (second display body) are used as the specific display. 2 displays).
また、上記第1実施形態では、直動可能な板状可動体42(可動体)を用いた煽り演出(可動体演出)とした。しかしながら、直動以外の動作が可能な可動体でもよい。具体的に例えば、回転動作や振動動作や繰り返し動作や、それらの複合動作が可能な可動体でもよい。 In addition, in the above-described first embodiment, the fan effect (movable body effect) using the plate-shaped movable body 42 (movable body) that can move directly is provided. However, it may be a movable body capable of motion other than linear motion. Specifically, for example, it may be a movable body capable of rotating motion, vibrating motion, repeating motion, or combined motion thereof.
また、上記第1実施形態では、矩形板状の可動体としたが、これ以外の形状(形態)でもよい。具体的に例えば、特定の図形や、キャラクタや、オブジェクトや、それらをモチーフとした(真似た)形状(形態)の可動体でもよい。 Further, in the above-described first embodiment, the rectangular plate-shaped movable body is used, but other shapes (forms) may be used. Specifically, for example, it may be a specific figure, a character, an object, or a movable body having a shape (form) based on (imitating) them as a motif.
また、上記第1実施形態では、板状可動体42の動作態様を、第1動作態様(第1の動作態様)および第2動作態様(第2の動作態様)の2種類とした。しかしながら、第1の動作態様および第2の動作態様の他に、1種類又は複数種類の動作態様を含んでいてもよい。
Further, in the above-described first embodiment, the plate-shaped
また、上記第1実施形態では、第1動作態様(第1の動作態様)を、板状可動体42(可動体)が第1動作位置まで延出して、その後の第1期間、その状態を維持する態様としたが、これ以外の態様でもよい。また、第2動作態様(第2の動作態様)について、板状可動体42(可動体)が第2動作位置まで延出して、その後の第2期間、その状態を維持する態様としたが、これ以外の態様でもよい。 Further, in the first embodiment, the plate-like movable body 42 (movable body) extends to the first operating position in the first operation mode (first operation mode), and the state is maintained for the first period thereafter. Although it is described as a mode of maintaining, a mode other than this may be adopted. In addition, regarding the second operation mode (second operation mode), the plate-shaped movable body 42 (movable body) extends to the second operation position and maintains that state for the second period thereafter. A mode other than this may be used.
また、上記第1実施形態では、第1動作態様(第1の動作態様)の方が第2動作態様(第2の動作態様)よりも板状可動体42(可動体)の動作時間が短い構成とした。しかしながら、逆に、第1の動作態様の方が第2の動作態様よりも可動体の動作時間が長い構成でもよい。 Further, in the first embodiment, the operation time of the plate-shaped movable body 42 (movable body) is shorter in the first operation mode (first operation mode) than in the second operation mode (second operation mode). It was configured. However, conversely, the first operation mode may be configured such that the operation time of the movable body is longer than that in the second operation mode.
また、第1の動作態様における可動体の動作時間と、第2の動作態様における可動体の動作時間とが同じでもよい。そのような場合に、第1の動作態様と第2の動作態様とが互いに異なることがより好ましい。 Also, the operation time of the movable body in the first operation mode and the operation time of the movable body in the second operation mode may be the same. In such a case, it is more preferable that the first mode of operation and the second mode of operation are different from each other.
また、上記第1実施形態では、第1タイミングT1をアイコンが表示領域を移動(シフト)するタイミングとした。しかしながら、そのようなタイミング以外の、予告演出用タイミングTS(所定のタイミング)とは異なるタイミングでもよい。 Further, in the above-described first embodiment, the first timing T1 is the timing at which the icon moves (shifts) the display area. However, timing other than such timing, which is different from the timing TS (predetermined timing) for the announcement effect, may be used.
また、第2タイミングT2を、予告演出には関連しない煽り演出の実行の終了後のタイミングとした。しかしながら、煽り演出の実行の開始後のタイミングであればよく、例えば、煽り演出の実行中のタイミングでもよい。つまり、煽り演出の実行中にアイコン変化演出(表示変化演出)の実行を開始させて、煽り演出およびアイコン変化演出のどちらも実行する構成としてもよい。 Further, the second timing T2 is the timing after the end of the execution of the fanning effect that is not related to the advance notice effect. However, the timing may be after the start of execution of the fanning effect, for example, it may be the timing during execution of the fanning effect. In other words, the icon change effect (display change effect) may be started during execution of the fan effect, and both the fan effect and the icon change effect may be executed.
また、第3タイミングT3を、予告演出および煽り演出の実行の終了後のタイミングとしたが、予告演出後の煽り演出の実行中のタイミングでもよい。また、第5タイミングT5を、予告演出の実行の終了後のタイミングとしたが、予告演出の実行中のタイミングでもよい。つまり、予告演出の実行中に煽り演出の実行を開始させて、予告演出および煽り演出のどちらも実行する構成としてもよい。 Further, although the third timing T3 is the timing after the end of execution of the advance notice effect and the fan effect, it may be the timing during the execution of the fan effect after the notice effect. Also, the fifth timing T5 is the timing after the execution of the advance notice effect is finished, but it may be the timing during the execution of the advance notice effect. In other words, the configuration may be such that both the advance notice effect and the encouragement effect are executed by starting the execution of the fan effect during the execution of the notice effect.
また、上記第1実施形態では、第5表示態様での予告演出が行われた場合には、その後に煽り演出が行われる構成とした。しかしながら、第5表示態様での予告演出の実行後に、煽り演出を実行しない構成としてもよい。 Further, in the above-described first embodiment, when the advance notice effect in the fifth display mode is performed, the fanning effect is performed after that. However, the configuration may be such that the fanning effect is not executed after the advance notice effect in the fifth display mode is executed.
また、上記第1実施形態では、第4表示態様での予告演出が行われた場合にだけ、その後にアイコン変化演出(表示変化演出)が行われる構成とした。しかしながら、第4表示態様以外の予告演出が行われた場合にも、その後に表示変化演出が行われる構成としてもよい。 Further, in the first embodiment, only when the announcement effect in the fourth display mode is performed, the icon change effect (display change effect) is performed after that. However, even when the advance notice effect other than the fourth display mode is performed, the display change effect may be performed after that.
また、上記第1実施形態では、第4表示態様での予告演出について、文字列「アイコン変化!」を示すセリフ画像G124を用いた内容の予告演出とした。つまり、アイコン変化演出(表示変化演出)の実行を直接的に示唆する内容の予告演出とした。しかしながら、第4表示態様での予告演出を、表示変化演出の実行を間接的(暗示的)に示唆する内容の予告演出としてもよい。また、表示変化演出の実行を示唆する内容の予告演出を1種類としたが、2種類以上設けてもよい。 In addition, in the first embodiment, the announcement effect in the fourth display mode is the announcement effect using the serif image G124 indicating the character string "icon change!". In other words, the forewarning effect is a content that directly suggests the execution of the icon change effect (display change effect). However, the notice effect in the fourth display mode may be a notice effect that indirectly (implicitly) suggests execution of the display change effect. Also, although there is one type of advance notice effect suggesting execution of the display change effect, two or more types may be provided.
また、上記第1実施形態では、図29(A)に示すように、予告演出について「実行」の振分率を20%とし「非実行」の振分率を80%とした。しかしながら、これ以外の振分率でもよい。 Further, in the first embodiment, as shown in FIG. 29A, the apportionment rate of "execution" is set to 20%, and the apportionment rate of "non-execution" is set to 80% for the notice effect. However, other allocation ratios may be used.
また、図29(B)に示すように、実行する予告演出の表示態様について、判定結果が大当たりの場合には、「第1表示態様」の振分率を33%とし「第2表示態様」の振分率を33%とし「第3表示態様」の振分率を34%とした。しかしながら、これ以外の振分率でもよい。特に、大当たりの場合には「第1表示態様」の振分率、「第2表示態様」の振分率、および「第3表示態様」の振分率をほぼ等しい構成としたが、互いに異なる構成でもよい。また、ハズレの場合には、「第1表示態様」の振分率を0%とし「第2表示態様」の振分率を10%とし「第3表示態様」の振分率を90%とした。しかしながら、これ以外の振分率でもよい。特に、ハズレの場合には「第1表示態様」が選択されない構成としたが、選択可能な構成でもよい。 Further, as shown in FIG. 29(B), regarding the display mode of the announcement effect to be executed, when the determination result is a big hit, the distribution ratio of the "first display mode" is set to 33% and the "second display mode" is set. was set to 33%, and that of the "third display mode" was set to 34%. However, other allocation ratios may be used. In particular, in the case of a big hit, the distribution rate of the "first display mode", the distribution rate of the "second display mode", and the distribution rate of the "third display mode" are configured to be substantially equal, but they are different. may be configured. In addition, in the case of a loss, the distribution rate of the "first display mode" is 0%, the distribution rate of the "second display mode" is 10%, and the distribution rate of the "third display mode" is 90%. did. However, other allocation ratios may be used. In particular, in the case of a failure, the "first display mode" is configured not to be selected, but may be configured to be selectable.
また、図29(B)に示すように、実行する予告演出の表示態様について、判定結果に応じて各表示態様の振分率が異なる構成としたが、判定結果によらず、各表示態様の振分率が共通している構成でもよい。 Further, as shown in FIG. 29(B), regarding the display mode of the announcement effect to be executed, the distribution rate of each display mode is different according to the determination result. A configuration in which the distribution ratio is common may be used.
また、上記第1実施形態では、アイコンの最終形態を選択した上で、図34(B)に示すアイコン変化演出の実行選択テーブルを用いてアイコン変化演出の実行を選択する構成とした。具体的には、まずアイコンの最終形態を選択した上で、最終形態とシフト直前のアイコンの形態との兼ね合いで、アイコン変化演出の実行を選択する構成とした。しかしながら例えば、最終形態とともに、シフト時のアイコン変化演出の実行の有無と、シフト時の煽り演出の実行の有無と、予告演出および煽り演出の実行の有無とを決定する構成でもよい。 Further, in the first embodiment, after selecting the final form of the icon, execution of the icon change effect is selected using the icon change effect execution selection table shown in FIG. 34(B). Specifically, after selecting the final form of the icon, execution of the icon change effect is selected in consideration of the final form and the form of the icon immediately before the shift. However, for example, along with the final form, it may be configured to determine whether or not to execute the icon change effect during shift, whether or not to execute the boost effect during shift, and whether to execute the advance notice effect and the boost effect.
また、上記第1実施形態では、特図1の特図変動演出でも、特図2の特図変動演出でもアイコン変化演出(表示変化演出)が実行可能な構成とした。しかしながら、特図1の特図変動演出又は特図2の特図変動演出で表示変化演出が実行可能な構成でもよい。 Further, in the first embodiment, the icon change effect (display change effect) can be executed even in the special figure variation effect of the special figure 1 and the special figure variation effect of the special figure 2. However, it may be a configuration in which the display change effect can be executed in the special figure variation effect of the special figure 1 or the special figure variation effect of the special figure 2.
また、上記第1実施形態では、所謂「第1種」,「デジパチ」といわれるパチンコ遊技機PY1を遊技機として示した。しかしながら遊技機を、所謂「第3種」,「権利物」といわれるパチンコ遊技機や、「第1種」のパチンコ遊技機の特徴と「第2種」のパチンコ遊技機の特徴とを併せ持つ所謂「1種2種混合」といわれるパチンコ遊技機としてもよい。また、ST(スペシャルタイム)の期間、当選確率が高確率状態に制御される所謂「ST機」といわれるパチンコ遊技機としてもよい。 Further, in the above-described first embodiment, the pachinko game machine PY1, which is the so-called "first type" and "dejipachi", is shown as the game machine. However, there are so-called "third-class" and "proprietary" pachinko machines, as well as so-called "first-class" pachinko machines and "second-class" pachinko machines. It may be a pachinko game machine called "one type and two types mixed". In addition, during ST (special time) period, the winning probability may be controlled to a high probability state as a pachinko game machine called "ST machine".
10.上記の実施形態に示されている発明
上記の実施形態には、以下の発明(発明A1~A3、発明B1~B3および発明C1~C4)が示されている。以下に記す発明の説明では、上記した実施の形態における対応する構成名や表現、図面に使用した符号を参考のためにかっこ書きで付記している。但し、各発明の構成要素はこの付記に限定されるものではない。
10. Inventions Shown in the Above Embodiments The above embodiments show the following inventions (inventions A1 to A3, inventions B1 to B3 and inventions C1 to C4). In the following description of the invention, corresponding structural names and expressions in the above-described embodiments and reference numerals used in the drawings are added in parentheses for reference. However, the constituent elements of each invention are not limited to this appendix.
発明A1は、
所定の入球口(第1始動口11等)への入賞に伴って、特定の表示(保留アイコンHA,当該アイコンTA)を表示可能な表示部(50a)と、
所定の演出を実行可能な演出実行手段(サブ制御基板120)と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記特定の表示の態様が変化する表示変化演出(アイコン変化演出)を実行することがあり、
前記表示変化演出の実行の可能性があることを示唆する煽り演出を実行することがあり、
前記煽り演出の実行を開始した後に前記表示変化演出を行うときと、前記煽り演出を実行しないで前記表示変化演出を行うときと、があることを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)である。
Invention A1 is
a display unit (50a) capable of displaying a specific display (holding icon HA, icon TA) in accordance with the winning of a predetermined ball entrance (first starting
Equipped with an effect execution means (sub control board 120) capable of executing a predetermined effect,
The production executing means is
A display change effect (icon change effect) in which the specific display mode changes may be executed,
may execute a stimulating effect suggesting that there is a possibility of executing the display change effect,
A game machine (Pachinko game machine PY1) characterized in that there are a time when the display change performance is performed after starting execution of the fanning performance and a time when the display changing performance is performed without executing the fanning performance. be.
この構成の遊技機によれば、煽り演出が開始された後に表示変化演出が実行されるときと、煽り演出が行われずに表示変化演出が実行されるときとがある。つまり、表示変化演出が実行されるのに2通りのパターンがある。よって、遊技者は、煽り演出が行われなくても表示変化演出の実行を期待することが可能であり、演出の興趣向上が可能である。 According to the gaming machine with this configuration, there are times when the display change effect is executed after the stimulus effect is started, and times when the display change effect is executed without the stimulus effect being performed. That is, there are two patterns for executing the display change effect. Therefore, the player can expect the execution of the display change effect even if the fanning effect is not performed, and it is possible to improve the interest of the effect.
発明A2は、
上述の発明A1に記載の遊技機であって、
遊技者に有利な有利遊技状態(大当たり遊技状態)に設定可能な設定手段(遊技制御用マイコン101)を備え、
前記演出実行手段は、
前記有利遊技状態になる可能性を示唆可能な予告演出を実行することがあり、
前記予告演出を実行した場合には、その後に前記表示変化演出を行うときがあることを特徴とする遊技機である。
Invention A2 is
The gaming machine according to Invention A1 above,
Equipped with setting means (game control microcomputer 101) that can be set to an advantageous game state (jackpot game state) that is advantageous to the player,
The production executing means is
A notice effect that can suggest the possibility of becoming the advantageous gaming state may be executed,
The game machine is characterized in that when the advance notice effect is executed, the display change effect may be performed thereafter.
上記構成の遊技機によれば、煽り演出が開始された後に表示変化演出が実行されるとき、煽り演出が行われずに表示変化演出が実行されるときに加え、予告演出が実行された後に表示変化演出が実行されるときがある。つまり、表示変化演出が実行されるのに3通りのパターンがある。よって、予告演出の後にも表示変化演出の実行を遊技者に期待させることが可能であり、演出の興趣向上が可能である。 According to the gaming machine with the above configuration, when the display change effect is executed after the stimulus effect is started, in addition to when the display change effect is executed without the stimulus effect, the display is displayed after the advance notice effect is executed. There are times when a change production is executed. That is, there are three patterns for executing the display change effect. Therefore, it is possible to make the player expect the execution of the display change effect even after the announcement effect, and it is possible to improve the interest of the effect.
発明A3は、
上述の発明A2に記載の遊技機であって、
前記予告演出には、前記表示変化演出の実行を示唆する内容(図28(A)の文字列「アイコン変化!」を示すセリフ画像G124を用いた内容)の実行予告演出があり、
前記演出実行手段は、
前記実行予告演出を行う場合の方が、前記実行予告演出以外の予告演出を行う場合よりも、その後に前記表示変化演出を実行し易いことを特徴とする遊技機である。
Invention A3 is
The gaming machine according to Invention A2 above,
The notice effect includes an execution notice effect of content suggesting the execution of the display change effect (content using a serif image G124 indicating the character string "icon change!" in FIG. 28(A)),
The production executing means is
The game machine is characterized in that it is easier to execute the display change effect after the execution notice effect than the execution notice effect other than the execution notice effect.
この構成の遊技機によれば、表示変化演出の実行を示唆する内容の実行予告演出が行われた場合の方が、実行予告演出以外の予告演出よりも、表示変化演出が実行され易い。よって、遊技者は、そのような実行予告演出が行われた場合には、その後の表示変化演出の実行を大いに期待しながら遊技を楽しむことが可能である。 According to the gaming machine with this configuration, the display change effect is more likely to be executed when the execution notice effect suggesting the execution of the display change effect is performed than the notice effect other than the execution notice effect. Therefore, when such an execution notice effect is performed, the player can enjoy the game while greatly anticipating the subsequent execution of the display change effect.
発明B1は、
所定の入球口(第1始動口11)への入賞に伴い、特定の表示(保留アイコンHA,当該アイコンTA)を表示可能な表示部(50a)と、
可動体(板状可動体42)と、
所定の演出を実行可能な演出実行手段(サブ制御基板120)と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記特定の表示の態様が変化する表示変化演出(アイコン変化演出)を実行することがあり、
前記可動体が動作する可動体演出(煽り演出)を実行することがあり、
前記可動体演出の実行を開始した後に前記表示変化演出を実行するときがあり、
前記可動体演出には、第1の動作態様(第1動作態様)で前記可動体が動作する第1可動体演出と、前記第1の動作態様とは異なる第2の動作態様(第2動作態様)で前記可動体が動作する第2可動体演出と、があることを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)である。
Invention B1 is
A display unit (50a) capable of displaying a specific display (holding icon HA, icon TA) in accordance with the winning of a predetermined ball entrance (first starting hole 11);
a movable body (plate-shaped movable body 42);
Equipped with an effect execution means (sub control board 120) capable of executing a predetermined effect,
The production executing means is
A display change effect (icon change effect) in which the specific display mode changes may be executed,
A movable body effect (flashing effect) in which the movable body moves may be executed,
There are times when the display change effect is executed after starting the execution of the movable body effect,
The movable body production includes a first movable body production in which the movable body operates in a first action mode (first action mode) and a second action mode (second action) different from the first action mode. A game machine (pachinko game machine PY1) characterized in that there is a second movable body performance in which the movable body operates in the mode).
この構成の遊技機によれば、可動体演出には、第1の動作態様で可動体が動作する第1可動体演出と、第2の動作態様で可動体が動作する第2可動体演出とがある。よって、実行される可動体演出の種類(動作態様)に遊技者の関心を向上させることが可能であり、遊技者を飽きさせない可動体演出とすることが可能である。従って、演出の興趣向上が可能である。 According to the game machine having this configuration, the movable body presentation includes the first movable body presentation in which the movable body operates in the first action mode, and the second movable body presentation in which the movable body operates in the second action mode. There is Therefore, it is possible to increase the player's interest in the type (operation mode) of the movable body effect to be executed, and to make the movable body effect not boring to the player. Therefore, it is possible to improve the interest of the presentation.
発明B2は、
上述の発明B1に記載の遊技機であって、
前記特定の表示には、第1表示体(保留アイコンHA)と第2表示体(当該アイコンTA)とがあり、
前記第1表示体および前記第2表示体の表示中に前記第1可動体演出の実行が開始された場合には、その後、前記第1表示体の態様が変化する前記表示変化演出の方が前記第2表示体の態様が変化するものよりも実行され易く、
前記第1表示体および前記第2表示体の表示中に前記第2可動体演出の実行が開始された場合には、その後、前記第2表示体の態様が変化する前記表示変化演出の方が前記第1表示体の態様が変化するものよりも実行され易いことを特徴とする遊技機である。
Invention B2 is
The gaming machine according to Invention B1 above,
The specific display includes a first display body (holding icon HA) and a second display body (the icon TA),
When the execution of the first movable body effect is started while the first display object and the second display object are being displayed, after that, the display change effect in which the mode of the first display object changes is preferred. It is easier to execute than one in which the aspect of the second display body changes,
When the execution of the second movable body effect is started while the first display object and the second display object are being displayed, the display change effect in which the mode of the second display object changes thereafter is preferred. The gaming machine is characterized in that it is easier to execute than one in which the mode of the first display body changes.
この構成の遊技機によれば、第1表示体および第2表示体の表示中に第1可動体演出の実行が開始された場合には、第1表示体の態様が変化する表示変化演出の方が実行され易く、第2可動体演出の実行が開始された場合には、逆に第2表示体の態様が変化する表示変化演出の方が実行され易い。よって、遊技者は、第1可動体演出が行われたらその後の第1表示体の態様の変化を、第2可動体演出が行われたら第2表示体の態様の変化をそれぞれ期待しながら遊技を楽しむことが可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when the execution of the first movable body effect is started during the display of the first display body and the second display body, the display change effect in which the mode of the first display body changes is performed. is easier to execute, and when the execution of the second movable body effect is started, the display change effect in which the mode of the second display changes is more likely to be executed. Therefore, the player plays the game while expecting a change in the mode of the first display after the first movable body effect is performed, and a change in the mode of the second display after the second movable body effect is performed. It is possible to enjoy
発明B3は、
上述の発明B2に記載の遊技機であって、
前記第1可動体演出における前記可動体の動作時間と前記第2可動体演出における前記可動体の動作時間とが異なっていることを特徴とする遊技機である。
Invention B3 is
The gaming machine according to Invention B2 above,
The gaming machine is characterized in that the operating time of the movable body in the first movable body presentation is different from the operating time of the movable body in the second movable body presentation.
この構成の遊技機によれば、第1可動体演出における可動体の動作時間と第2可動体演出における可動体の動作時間とが異なっているので、遊技者は、実行中の可動体演出がどの可動体演出であるかを把握し易い。 According to the gaming machine with this configuration, the operating time of the movable body in the first movable body effect is different from the operating time of the movable body in the second movable body effect, so that the player can understand the movable body effect being executed. It is easy to grasp which movable body production is.
発明C1は、
所定の入球口(第1始動口11)への入賞に伴って、特定の表示(保留アイコンHA,当該アイコンTA)を表示可能な表示部(50a)と、
遊技者に有利な有利遊技状態(大当たり遊技状態)に設定可能な設定手段(遊技制御用マイコン101)と、
所定の演出を実行可能な演出実行手段(サブ制御基板120)と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記特定の表示の態様が変化する表示変化演出(アイコン変化演出)を実行することがあり、
前記表示変化演出の実行の可能性があることを示唆する煽り演出を実行することがあり、
前記有利遊技状態になる可能性を示唆可能な予告演出を実行することがあり、
前記予告演出の実行に関連させて前記煽り演出を行うときと、前記予告演出の実行とは関連させずに前記煽り演出を行うときと、があることを特徴とする遊技機(パチンコ遊技機PY1)である。
Invention C1 is
A display unit (50a) capable of displaying a specific display (holding icon HA, icon TA) in accordance with the winning of a predetermined ball entrance (first starting hole 11);
A setting means (game control microcomputer 101) that can be set to an advantageous game state (jackpot game state) that is advantageous to the player;
Equipped with an effect execution means (sub control board 120) capable of executing a predetermined effect,
The production executing means is
A display change effect (icon change effect) in which the specific display mode changes may be executed,
may execute a stimulating effect suggesting that there is a possibility of executing the display change effect,
A notice effect that can suggest the possibility of becoming the advantageous gaming state may be executed,
A game machine (pachinko game machine PY1) characterized in that there are a time when the fanning performance is performed in relation to the execution of the notice performance and a time when the fanning performance is performed without being related to the execution of the notice performance. ).
この構成の遊技機によれば、予告演出の実行に関連して煽り演出が行われるときと、予告演出の実行に関連せずに煽り演出が行われるときとがある。つまり、煽り演出が実行されるのに2通りのパターンがある。よって、遊技者は、予告演出が行われなくても煽り演出さらには表示変化演出の実行を期待することが可能であり、演出の興趣向上が可能である。 According to the gaming machine of this configuration, there are times when the fanning effect is performed in relation to the execution of the notice effect, and when the fanning effect is performed not related to the execution of the notice effect. In other words, there are two patterns for executing the fanning effect. Therefore, the player can expect the execution of the stimulating effect and the display change effect even if the advance notice effect is not performed, and the interest in the effect can be improved.
発明C2は、
上述の発明C1に記載の遊技機であって、
前記予告演出の実行に関連して前記煽り演出が行われる場合の方が、前記予告演出の実行に関連せずに前記煽り演出が行われる場合よりも、その煽り演出の実行後に前記表示変化演出が行われ易いことを特徴とする遊技機である。
Invention C2 is
The gaming machine according to the invention C1 above,
A case where the fanning performance is performed in relation to the execution of the notice performance is better than a case where the fanning performance is performed irrelevant to the execution of the notice performance, after the display change performance is performed. This game machine is characterized in that it is easy to perform.
この構成の遊技機によれば、遊技者は、予告演出に関連して煽り演出が行われた場合には、その後の表示変化演出の実行を大いに期待しながら遊技を楽しむことが可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when the fanning effect is performed in relation to the advance notice effect, the player can enjoy the game while greatly anticipating the subsequent execution of the display change effect.
発明C3は、
上述の発明C2に記載の遊技機であって、
前記予告演出には、前記表示変化演出の実行を示唆する内容の実行予告演出があり、
前記実行予告演出の実行後に前記煽り演出が行われる場合の方が、前記実行予告演出以外の予告演出の実行後に前記煽り演出が行われる場合よりも、その煽り演出の実行後に前記表示変化演出が行われ易いことを特徴とする遊技機である。
Invention C3 is
The gaming machine according to the invention C2 above,
The notice effect includes an execution notice effect suggesting execution of the display change effect,
When the fan effect is performed after the execution of the execution notice effect is performed, the display change effect is performed after the fan effect is performed more than when the fan effect is performed after the execution of the notice effect other than the execution notice effect. This gaming machine is characterized by being easy to play.
この構成の遊技機によれば、遊技者は、予告演出として実行予告演出が行われた場合には、煽り演出の実行前に、その後の表示変化演出の実行を期待可能である。 According to the gaming machine with this configuration, when the execution notice effect is performed as the notice effect, the player can expect the execution of the subsequent display change effect before the execution of the fanning effect.
発明C4は、
上述の発明C3に記載の遊技機であって、
前記演出実行手段は、
所定のタイミング(予告演出用タイミングTS)で前記予告演出を実行するときがあり、
前記予告演出の実行に関連させずに前記煽り演出を行う場合には、その煽り演出を、前記所定のタイミングよりも前のタイミング(第4タイミングT4)で実行するときがあることを特徴とする遊技機である。
Invention C4 is
The gaming machine according to the invention C3 above,
The production executing means is
There are times when the notice effect is executed at a predetermined timing (timing TS for notice effect),
It is characterized in that, when the fanning performance is performed without being related to the execution of the notice performance, the fanning performance may be executed at a timing (fourth timing T4) before the predetermined timing. It is a game machine.
この構成の遊技機によれば、予告演出に関連した煽り演出を、予告演出に関連しない煽り演出の実行よりも後に行うことが可能である。よって、予告演出に関連しない煽り演出の実行後に、予告演出の実行、さらには表示変化演出の実行を遊技者に改めて期待させるが可能である。 According to the gaming machine with this configuration, it is possible to perform the fanning effect related to the advance notice effect after the execution of the fanning effect not related to the notice effect. Therefore, it is possible to make the player again expect the execution of the notice effect and further the execution of the display change effect after the execution of the fanning effect unrelated to the notice effect.
11…第1始動口(所定の入球口)
12…第2始動口(所定の入球口)
42…板状可動体(可動体)
50a…表示部
101…遊技制御用マイコン
120…サブ制御基板(演出実行手段)
121…演出制御用マイコン
HA…保留アイコン(特定の表示,第1表示体)
PY1…パチンコ遊技機(遊技機)
T4…第4タイミング(所定のタイミングよりも前のタイミング)
TA…当該アイコン(特定の表示,第2表示体)
TS…予告演出用タイミング(所定のタイミング)
11... First starting port (predetermined ball entrance)
12... Second starting port (predetermined entrance)
42... Plate-shaped movable body (movable body)
50a...
121 ... Production control microcomputer HA ... Hold icon (specific display, first display body)
PY1: Pachinko machine (game machine)
T4: Fourth timing (timing before predetermined timing)
TA ... Icon (specific display, second display)
TS: Timing for announcement production (predetermined timing)
Claims (1)
遊技者に有利な有利遊技状態に設定可能な設定手段と、
所定の演出を実行可能な演出実行手段と、を備え、
前記演出実行手段は、
前記特定の表示の態様が変化する表示変化演出を実行することがあり、
前記表示変化演出の実行の可能性があることを示唆する煽り演出を実行することがあり、
前記有利遊技状態になる可能性があることを示唆可能な予告演出を実行することがあり、
前記予告演出の実行に関連させて前記煽り演出を行うときと、前記予告演出の実行とは関連させずに前記煽り演出を行うときと、があり、
前記予告演出には、前記有利遊技状態に設定される可能性があることを示唆する通常予告演出と、前記表示変化演出の実行を示唆する特殊予告演出と、があり、
前記通常予告演出が実行される場合には、当該通常予告演出の実行開始後に前記表示変化演出が行われるときと行われないときとがあり、
前記特殊予告演出が実行される場合には、当該特殊予告演出の実行開始後に前記表示変化演出が行われ、
前記表示変化演出が行われる場合として、前記予告演出の実行を経て前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われるときと、前記予告演出の実行がなく前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われるときと、があり、
前記予告演出の実行がなく前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われる確率よりも、前記予告演出の実行を経て前記煽り演出が行われた後に前記表示変化演出が行われる確率の方が高いことを特徴とする遊技機。 a display unit capable of displaying a specific display in response to winning a prize in a predetermined entrance;
a setting means capable of setting an advantageous gaming state advantageous to the player;
and a production execution means capable of executing a predetermined production,
The production executing means is
A display change effect may be executed in which the specific display mode changes,
may execute a stimulating effect suggesting that there is a possibility of executing the display change effect,
A notice effect that can suggest that there is a possibility that the advantageous gaming state may be executed,
There are a time when the fanning effect is performed in relation to the execution of the notice effect, and a time when the fanning effect is performed without being related to the execution of the notice effect,
The notice effect includes a normal notice effect suggesting that the advantageous game state may be set, and a special notice effect suggesting execution of the display change effect,
When the normal notice effect is executed, there are times when the display change effect is performed and times when the display change effect is not performed after the start of execution of the normal notice effect,
When the special notice effect is executed, the display change effect is performed after the start of execution of the special notice effect,
The display change effect is performed when the display change effect is performed after the inciting effect is performed through the execution of the notice effect, and after the inciting effect is performed without the notice effect being performed. There is a time when the display change effect is performed,
The probability that the display change effect is performed after the boost effect is performed through the execution of the notice effect is higher than the probability that the display change effect is performed after the boost effect is performed without the execution of the advance notice effect . A gaming machine characterized in that the height is higher .
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