JP7189086B2 - プラズマ発生装置用部品 - Google Patents

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Description

本開示は、プラズマ発生装置に用いられるプラズマ発生装置用部品に関するものである。
大気圧プラズマは、半導体、医療、自動車、環境等幅広い分野で利用されている。大気圧プラズマを発生させる放電の形態は、電極における電子の発生機構によって、グロー放電とアーク放電とに大別される。大気圧におけるアーク放電では、プラズマは熱平衡にあり、ガス温度が10000℃と高温である。そのため、被処理物の温度も高くなることから、アーク放電によるプラズマ発生装置は、廃棄物処理、リサイクルなどに用途が限定されている。一方、グロー放電では、均一な非平衡プラズマが生成され、アーク放電プラズマに比べて温度も低いことから、用途も幅広く、大気圧グロー放電の様々な分野への応用が期待されている。
しかしながら、大気圧でグロー放電を発生させる場合、プラズマの発生が不安定となる。そこで、例えば、特許文献1のように、誘電体バリア放電により空気をプラズマ化するプラズマ発生装置が提案されている。
特開2009-54359号公報
前述の特許文献1に記載される従来技術では、大気圧グロー放電によるプラズマ発生装置では、希ガスが用いられることが多い。しかしながら、例えば、HeとArとではイオン化エネルギーも異なり、電離させるための条件が異なるため、ガス種によらずに、安定的にプラズマを生成させることは困難である。
本開示に係るプラズマ発生装置用部品は、誘電体からなる筒状の基体と、前記基体に埋設された2つの放電電極と、を備え、前記基体は、第1筒状部と第2筒状部とを有し、前記第1筒状部の一方の端面と前記第2筒状部の一方の端面とが接しており、前記2つの放電電極は、前記第1筒状部の前記一方の端面と前記第2筒状部の前記一方の端面との間に配設されていることを特徴とする。
また、本開示に係るプラズマ発生装置用部品は、誘電体からなる筒状の基体と、前記基体に埋設された2つの放電電極と、を備え、前記基体は、第1筒状部と第2筒状部とを有し、前記第1筒状部の外周面が、前記第2筒状部の内周面に接しており、前記2つの放電電極は、前記第1筒状部の前記外周面と前記第2筒状部の前記内周面との間に配設されており、前記第1筒状部の誘電率が、前記第2筒状部の誘電率よりも大きいことを特徴とする。
さらに、本開示に係るプラズマ発生装置用部品は、誘電体からなる筒状の基体と、前記基体に埋設された2つの放電電極と、を備え、前記基体は、第1筒状部と第2筒状部と第3筒状部とを有し、前記第1筒状部の外周面と前記第2筒状部の内周面とが接し、前記第2筒状部の外周面と前記第3筒状部の内周面とが接しており、前記2つの放電電極のうちの一方が、前記第1筒状部の前記外周面と前記第2筒状部の前記内周面との間に配設されており、前記2つの放電電極のうちの他方が、前記第2筒状部の前記外周面と前記第3筒状部の前記内周面との間に配設されていることを特徴とする。
本開示によれば、低電圧であって、ガス種によらずに、安定的にプラズマを生成させることができるプラズマ発生装置用部品を提供することができる。
本開示の第1実施形態におけるプラズマ発生装置用部品の正面図である。 本開示の第1実施形態におけるプラズマ発生装置用部品の平面図である。 本開示の第2実施形態におけるプラズマ発生装置用部品の正面図である。 本開示の第2実施形態におけるプラズマ発生装置用部品の平面図である。 本開示の第3実施形態におけるプラズマ発生装置用部品の正面図である。 本開示の第3実施形態におけるプラズマ発生装置用部品の平面図である。
以下、本開示の第1実施形態に係るプラズマ発生装置用部品1について、図面を参照して説明する。図1は、第1実施形態におけるプラズマ発生装置用部品1の正面図であり、図2は、その平面図である。プラズマ発生装置用部品1は、基体10と、2つの放電電極20と、発熱抵抗体30と、を備えている。
本実施形態において、基体10は、円筒状をなし、第1筒状部11と、第2筒状部12と、中心部にガス通過孔15とを備えている。第1筒状部11の一方の端面13は、第2筒状部12の一方の端面14と接している。基体10は、筒状であればよく、円筒状に限らず、三角筒上、四角筒状、楕円筒状を含むその他の形状であってもよい。基体10の軸線方向の長さは、任意の長さとすることができるが、例えば、10mm~150mmであってもよい。基体10の外径は、例えば、2mm~50mmであってもよい。図2に示すように、基体10は、外周面に溝17を有していてもよい。
基体10は、絶縁体であればよく、例えば、絶縁性のセラミックスであればよい。第1筒状部11と第2筒状部12は、同じ材料であってもよく、異なる材料であってもよい。基体10は、金属材料から成る被覆層によって被覆されていてもよい。被覆層に用いられる金属材料としては、例えば、銀、金、銅、ニッケル等を含む金属材料が挙げられる。被覆層の外表面には、酸化膜が形成されていてもよい。基体10を被覆層で被覆することにより、基体10の耐蝕性および耐久性を向上させることができる。
本実施形態では、図1に示すように、2つの放電電極20は、第1筒状部11の一方の端面13と、第2筒状部12の一方の端面14との間に、基体10の周方向に互いに間隔を空けて、2つの放電電極20がガス通過孔15を挟むように、対向して配設されている。放電電極20が配設される位置は、基体10に埋設されていれば、第1筒状部11の一方の端面13と第2筒状部12の一方の端面14との間に限られず、任意の位置に配設することができる。
放電電極20は、ガス通過孔15を通過するガスを電離または励起し、放電部16においてプラズマ流を形成する。放電部16は、ガス通過孔15内で、対向する2つの放電電極20の間およびその近傍に位置する空間である。ガスとしては、希ガスであるHe、Ar、Neなどが用いられる。
各放電電極20は、交流電源に接続され、各放電電極20間に3kV~5kVの電圧が10kHz~50kHzの周波数で印加される。放電電極20の材料は、誘電体バリア放電を発生できるものであればよい。放電電極20の材料としては、例えば、タングステン、モリブデン、レニウム等が挙げられる。
発熱抵抗体30は、基体10に埋設されている。本実施形態においては、発熱抵抗体30は、第1筒状部11の外周部全周に埋設されているが、これに限らず、任意の位置に配設することができ、放電電極20と、発熱抵抗体30とを、軸線方向の間隔を空けて、より離れた位置に配設してもよい。放電電極20と、発熱抵抗体30とが間隔を空けて配設されることによって、放電時に放電電極20から生じたノイズの周囲の各種電子機器への干渉を低減することができる。
発熱抵抗体30は、線状または帯状の電熱線からなり、本実施形態のようにミアンダ状の形状であってもよい。発熱抵抗体30は、電源に接続されており、電流が流れることによって発熱して基体10を加熱し、基体10の熱放射によってガス通過孔15を通過するガスが加熱される。
ガスがガス通過孔15に供給される方向は、第1筒状部11側、第2筒状部12側、のいずれの側からであってもよい。発熱抵抗体30が本実施形態のように第1筒状部11に位置し、第1筒状部11側からガスが供給される場合、ガス通過孔15を通過するガスは、発熱抵抗体30によって加熱され、その後、放電部16において、バリア放電によってプラズマが形成される。発熱抵抗体30によるガスの加熱によって、ガスは電離されやすくなり、ガス通過孔15において安定的にプラズマ流を形成することができる。
次に、本開示の第2実施形態に係るプラズマ発生装置用部品100について図3および図4を参照して説明する。プラズマ発生装置用部品100は、基体110と、2つの放電電極120と、発熱抵抗体130と、を備えている。
図4に示すように、基体110は、円筒状をなし、第1筒状部111と、第2筒状部112とを備えている。第1筒状部111の中心には、ガス通過孔115が形成されている。
第2筒状部112は、第1筒状部111の外周面113に沿って形成され、第1筒状部111の外周面113は、第2筒状部112の内周面114と接している。図4に示すように、第2筒状部112には、基体110の軸線方向に延びるスリット118が設けられていてもよい。
基体110、第1筒状部111および第2筒状部112は、筒状であればよく、円筒状に限らず、三角筒上、四角筒状、楕円筒状を含むその他の形状であってもよい。基体110の軸線方向の長さは、任意の長さとすることができるが、例えば、10mm~150mmであってもよい。基体110の外径は、例えば、2mm~10mmであってもよい。第1筒状部111の厚さは、例えば、0.25mm~1mmであってもよい。第2筒状部112の厚さは、例えば、0.25mm~1mmであってもよい。第1筒状部111の厚さは、第2筒状部112の厚さよりも小さくてもよい。第2筒状部112の厚さが第1筒状部111の厚さよりも大きいことによって、基体110の外部への放電を抑制することができる。
基体110は、絶縁体であればよく、例えば、絶縁性のセラミックスであればよい。基体110は、金属材料から成る被覆層によって被覆されていてもよい。被覆層に用いられる金属材料としては、例えば、銀、金、銅、ニッケル等を含む金属材料が挙げられる。被覆層の外表面には、酸化膜が形成されていてもよい。基体110を被覆層で被覆することにより、基体110の耐蝕性および耐久性を向上させることができる。
第1筒状部111と第2筒状部112は、同じ材料であってもよく、異なる材料であってもよい。また、第1筒状部111の誘電率は、第2筒状部112の誘電率よりも大きくてもよい。第1筒状部111の誘電率が第2筒状部112の誘電率よりも大きい場合、プラズマが第1筒状部111の外側よりも第1筒状部111の内側で発生しやすくなるため、安定的にプラズマを生成させることができる。
本実施形態では、図4に示すように、2つの放電電極120は、第1筒状部111の外周面113と、第2筒状部112の内周面114との間に、基体110の周方向に互いに間隔を空けて、ガス通過孔115を挟むように、対向して配設され、基体110の軸線方向に延びている。
放電電極120の軸線方向の長さは、バリア放電を発生させることができれば、任意に設定することができる。放電電極120が配設される位置は、基体110に埋設されていれば、第1筒状部111の外周面113と第2筒状部112の内周面114との間に限られず、任意の位置に配設することができる。
放電電極120は、ガス通過孔115を通過するガスを電離または励起し、放電部116においてプラズマ流を形成する。放電部116は、ガス通過孔115内で、対抗する2つの放電電極120の間およびその近傍に位置する空間である。ガスとしては、希ガスであるHe、Ar、Neなどが用いられる。
放電電極120には、交流電源が接続され、3kV~5kVの電圧が10kHz~50kHzの周波数で印可される。放電電極120の材料は、誘電体バリア放電を発生できるものであればよい。放電電極120の材料は、放電電極120の自己発熱を抑制できる、体積固有抵抗値が低い材料であってもよい。放電電極120の材料としては、例えば、タングステン、モリブデン、レニウム等が挙げられる。また、放電電極120の形状は、例えば、ベタ状であってもよい。
本実施形態において、発熱抵抗体130は、第1筒状部111の外周面113と第2筒状部112の内周面114との間に配設されているが、これに限らず、任意の位置に配設することができる。図3に示すように、放電電極120と、発熱抵抗体130を、軸線方向に間隔を空けて配設してもよい。放電電極120と、発熱抵抗体130とが間隔を空けて配設されることによって、ノイズの干渉を低減することができる。また、放電電極120と発熱抵抗体130とが、軸線方向に重なって設けられていてもよい。これにより、プラズマ発生装置用部品100の全長を小さくすることができる。
発熱抵抗体130は、線状または帯状の導電性の部材からなり、図3に示すようにミアンダ状の形状であってもよい。発熱抵抗体130は、電源に接続されており、電流が流れることによって、ガス通過孔115を通過するガスが加熱される。発熱抵抗体130の材料は、所定の温度を達成できる抵抗値を有する材料であればよく、例えば、タングステン、タングステンおよびモリブデンの合金、タングステンおよびレニウムの合金等であってもよい。
ガスがガス通過孔115に供給される方向は、基体110の一方端側、他方端側のいずれの側からであってもよいが、本実施形態において、ガスが発熱抵抗体130側から供給される場合、発熱抵抗体130によって加熱されたガスは、放電部116を通過する際に、電離されやすくなり、ガス通過孔115において、安定的にプラズマ流を形成することができる。
次に、本開示の第3実施形態に係るプラズマ発生装置用部品200について図5および図6を参照して説明する。プラズマ発生装置用部品200は、基体210と、2つの放電電極220と、発熱抵抗体230と、を備えている。
本実施形態において、基体210は、円筒状をなし、第1筒状部211と、第2筒状部212と、第3筒状部213とを備えている。第1筒状部211の中心には、ガス通過孔218が形成されている。
第2筒状部212は、第1筒状部211の外周面214に沿って形成され、第1筒状部211の外周面214は、第2筒状部212の内周面215と接している。また、第3筒状部213は、第2筒状部212の外周面216に沿って形成され、第2筒状部212の外周面216は、第3筒状部213の内周面217と接している。本実施形態では、図6に示すように、第3筒状部213に軸線方向に延びるスリット221が設けられているが、スリット221は、第2筒状部212および第3筒状部213の少なくとも一方に設けることができる。
基体210、第1筒状部211、第2筒状部212および第3筒状部213は、筒状であればよく、円筒状に限らず、三角筒上、四角筒状、楕円筒状を含むその他の形状であってもよい。基体210の軸線方向の長さは、任意の長さとすることができるが、例えば、10mm~150mmであってもよい。基体210の外径は、例えば、2mm~10mmであってもよい。第1筒状部211、第2筒状部212および第3筒状部213の厚さは、例えば、0.25mm~1mmであってもよい。第2筒状部212の厚さは、第3筒状部213の厚さよりも小さくてもよい。第3筒状部213の厚さが第2筒状部212の厚さよりも大きいことによって、基体210の外部への放電を抑制することができる。
基体210は、絶縁体であればよく、例えば、絶縁性のセラミックスであればよい。基体210は、金属材料から成る被覆層によって被覆されていてもよい。被覆層に用いられる金属材料としては、例えば、銀、金、銅、ニッケル等を含む金属材料が挙げられる。被覆層の外表面には、酸化膜が形成されていてもよい。基体210を被覆層で被覆することにより、基体210の耐蝕性および耐久性を向上させることができる。第1筒状部211、第2筒状部212、第3筒状部213は、同じ材料であってもよく、異なる材料であってもよい。また、第2筒状部212の誘電率は、第3筒状部213の誘電率よりも大きくてもよい。
本実施形態では、図6に示すように、2つの放電電極220の一方は、第1筒状部211の外周面214と、第2筒状部212の内周面215との間に配設され、2つの放電電極220の他方は、第2筒状部212の外周面216と第3筒状部213の内周面217との間に配設され、第2筒状部212を挟んで対向している。また、2つの放電電極220は、基体210の軸線方向に延びて配設されている。
放電電極220の軸線方向の長さは、バリア放電を発生させることができれば、任意に設定することができる。放電電極220が配設される位置は、基体210に埋設されていれば、任意の位置に配設することができる。
放電電極220は、ガス通過孔218を通過するガスを電離または励起し、放電部219においてプラズマ流を形成する。図5に示すように、放電部219は、放電電極220の両端を通り基体210の軸線方向に垂直な2つの平面に囲まれた部分およびその近傍に位置する空間である。ガスとしては、希ガスであるHe、Ar、Neなどが用いられる。
放電電極220には、交流電源が接続され、3kV~5kVの電圧が10kHz~50kHzの周波数で印可される。放電電極220の材料は、誘電体バリア放電を発生できるものであればよい。
本実施形態では、発熱抵抗体230は、第1筒状部211の外周面214と第2筒状部212の内周面215との間に配設されているが、これに限らず、任意の位置に配設することができる。図5に示すように、放電電極220と、発熱抵抗体230を、軸線方向に間隔を空けて配設してもよい。
発熱抵抗体230は、線状または帯状の導電性の部材からなり、図5に示すようにミアンダ状の形状であってもよい。発熱抵抗体230の材料は、所定の温度を達成できる抵抗値を有する材料であればよく、例えば、タングステン、タングステンおよびモリブデンの合金、タングステンおよびレニウムの合金等であってもよい。発熱抵抗体230によって、ガス通過孔218を通過するガスが加熱される。
ガスがガス通過孔218に供給される方向は、基体210の一方端部、他方端部のいずれの側からであってもよいが、本実施形態において、ガスが発熱抵抗体230側から供給される場合、発熱抵抗体230によって加熱されたガスは、放電部219を通過する際に、電離されやすくなり、ガス通過孔218において、安定的にプラズマ流を形成することができる。
上記においては、ガスとして希ガスを用いる場合に限定して説明してきたが、本開示の発明は、これに限らず、バリア放電によりプラズマを生成できるガスであれば、どのようなものに対しても適用できる。
1,100,200 プラズマ発生装置用部品
10,110,210 基体
11,111,211 第1筒状部
12,112,212 第2筒状部
213 第3筒状部
13,14 端面
15,115,218 ガス通過孔
16,116,219 放電部
17 溝
20,120,220 放電電極
30,130,230 発熱抵抗体
114,215,217 内周面
113,214,216 外周面
118,221 スリット

Claims (15)

  1. 誘電体からなる筒状の基体と、前記基体に埋設された2つの放電電極と、を備え
    前記基体は、第1筒状部と第2筒状部とを有し、
    前記第1筒状部の一方の端面と前記第2筒状部の一方の端面とが接しており、
    前記2つの放電電極は、前記第1筒状部の前記一方の端面と前記第2筒状部の前記一方の端面との間に配設されていることを特徴とするプラズマ発生装置用部品。
  2. 前記2つの放電電極は、前記基体の周方向、および前記基体の軸線方向に直交する方向の少なくとも一方の方向に互いに間隔を空けて配設されていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ発生装置用部品。
  3. 発熱抵抗体が、前記基体に埋設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ発生装置用部品。
  4. 前記発熱抵抗体と前記2つの放電電極とは、前記基体の軸線方向に間隔を空けて配設されていることを特徴とする請求項3に記載のプラズマ発生装置用部品。
  5. 前記基体は、外周面に溝を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のプラズマ発生装置用部品。
  6. 発熱抵抗体が、前記第1筒状部に埋設されていることを特徴とする請求項に記載のプラズマ発生装置用部品。
  7. 誘電体からなる筒状の基体と、前記基体に埋設された2つの放電電極と、を備え、
    前記基体は、第1筒状部と第2筒状部とを有し、
    前記第1筒状部の外周面が、前記第2筒状部の内周面に接しており、
    前記2つの放電電極は、前記第1筒状部の前記外周面と前記第2筒状部の前記内周面との間に配設されており、
    前記第1筒状部の誘電率が、前記第2筒状部の誘電率よりも大きいことを特徴とするプラズマ発生装置用部品。
  8. 発熱抵抗体が前記第1筒状部の前記外周面と前記第2筒状部の前記内周面との間に配設されていることを特徴とする請求項に記載のプラズマ発生装置用部品。
  9. 前記発熱抵抗体と前記2つの放電電極とは、前記基体の軸線方向に間隔を空けて配設されていることを特徴とする請求項に記載のプラズマ発生装置用部品。
  10. 前記第2筒状部は、スリットを有することを特徴とする請求項のいずれかに記載のプラズマ発生装置用部品。
  11. 誘電体からなる筒状の基体と、前記基体に埋設された2つの放電電極と、を備え、
    前記基体は、第1筒状部と第2筒状部と第3筒状部とを有し、
    前記第1筒状部の外周面と前記第2筒状部の内周面とが接し、前記第2筒状部の外周面と前記第3筒状部の内周面とが接しており、
    前記2つの放電電極のうちの一方が、前記第1筒状部の前記外周面と前記第2筒状部の前記内周面との間に配設されており、前記2つの放電電極のうちの他方が、前記第2筒状部の前記外周面と前記第3筒状部の前記内周面との間に配設されていることを特徴とするプラズマ発生装置用部品。
  12. 発熱抵抗体が、前記第1筒状部の前記外周面と前記第2筒状部の前記内周面との間に配設されていることを特徴とする請求項11に記載のプラズマ発生装置用部品。
  13. 前記発熱抵抗体と前記2つの放電電極とは、前記基体の軸線方向に間隔を空けて配設されていることを特徴とする請求項12に記載のプラズマ発生装置用部品。
  14. 前記第1筒状部の誘電率が、前記第2筒状部の誘電率よりも大きいことを特徴とする請求項1113のいずれかに記載のプラズマ発生装置用部品。
  15. 前記第2筒状部および前記第3筒状部の少なくとも一方は、スリットを有することを特徴とする請求項1114のいずれかに記載のプラズマ発生装置用部品。
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