JP7187235B2 - 測量システム、測量機、および測量方法 - Google Patents
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Description
準台に取り付けて設置したターゲットユニットの前記反射ターゲットの測定座標に基づいて前記ターゲットユニットの設置点の座標を算出し、前記演算制御部は、前記測量機の前記オフセット角度、および前記ターゲットユニットが取り付けられた整準台の方向角に基づいて、前記ターゲットユニットに代えて、前記測量機を前記整準台に取り付けた場合の前記測量機の方向角を算出できるようにしたことを特徴とする。
また、上記態様において、前記整準台は、測距光を送光し、その反射光を受光して測距を行う測距部、前記測距光を測定範囲に回転照射する走査部、および測距光の照射方向を検出する測角部を備え、測定範囲の点群データを取得するスキャナ装置が、前記ターゲットユニットおよび前記測量機と、択一的に、鉛直方向の中心軸を共有するように、着脱可能に構成されており、前記スキャナ装置の前記整準台に対する前記中心軸周りのオフセット角度が既知であり、前記演算制御部は、前記スキャナ装置のオフセット角度、および前記ターゲットユニットが取り付けられた整準台の方向角に基づいて、前記ターゲットユニットに代えて、前記スキャナ装置を前記整準台に取り付けた場合の方向角を算出できるようにしたことも好ましい。
1. 測量システムの構成
図1は、本発明の実施の形態にかかる測量方法を実施するための測量システム100の概略構成を示す図である。測量システム100は、ターゲットユニット10、スキャナ装置30、測量機60、および整準台90を備える。
図2に示す通り、ターゲットユニット10は、反射ターゲット11、支持部材12、エンコーダパターン部13、および基盤部14を備え、三脚2に取り付けられる整準台90に着脱可能に取り付けられており、鉛直に保持されている。
図4は、スキャナ装置30の構成ブロック図である。スキャナ装置30は、いわゆるレーザスキャナであり、測距部31、鉛直回転駆動部32、回動ミラー33、鉛直角検出器34、水平回転駆動部35、水平角検出器36、記憶部37、表示部38、操作部39、演算制御部41、および外部記憶装置43を備える。
本実施の形態における測量機60は、トータルステーションである。図6に示す通り、測量機60は、EDM(Electro-optical・Distance・Measuring-Instrument)61、水平角検出器62、鉛直角検出器63、エンコーダパターン読取部として機能するカメラ65,追尾部66、水平回転駆動部68、鉛直回転駆動部69、記憶部71、入力部72、表示部73、および演算制御部74を備える。
整準台90は、ターゲットユニット10、スキャナ装置30および測量機60を択一的に設置するための台座であり、自動整準機能を有する。整準台90は、図7(a)に示すように、三脚を取りつけるための三脚取付座部91と、整準装置本体92と三脚取付座部91と整準装置本体92とを連結する3個の整準ネジ93とから大略構成されている。
図10,11,12を参照して、本実施の形態に係る測量システム100による測量方法を説明する。説明の便宜のため、図12に示す7点について測定する場合を例として説明するが、任意の数の観測点を測量することができる。点P1,P2,P3は点P0から視通のある点であり、点P11,P12,P13は、点P0からは視通がなく、点P1から視通がある点である。
本実施の形態では、上記の通り測量した観測点に設置された整準台90にスキャナ装置30を取り付けることで、点群データの観測が可能である。図13は、スキャナ装置30による点群データ観測のフローチャートである。図12の現場を測定する例を説明する。
最後に、ステップS204のエンコーダパターン13Bの読取りについて、図14,15を参照しながら説明する。
上記実施の形態については、以下のような変形を加えることも可能である。
たとえば、エンコーダパターン読取部としてカメラ65に代えて、読取光をスキャン光としてエンコーダパターンに向けて送光する読取光送光部と、エンコーダパターンに反射した光を受光する読取光受光部を備えるスキャナを備え、受光光量分布に基づいて、エンコーダパターンのビットパターンを読み取るように構成してもよい。
11 反射ターゲット
13B エンコーダパターン
30 スキャナ装置
31 測距部
34 鉛直角検出器(測角部)
36 水平角検出器(測角部)
49 走査部
60 測量機
64 測量部
65 カメラ(エンコーダパターン読取部)
66 追尾部
90 整準台
100 測量システム
θE エンコーダパターン読取角
θS スキャナ装置のオフセット角度
θT ターゲットユニットのオフセット角度
θTS 測量機のオフセット角度
Claims (7)
- 反射ターゲット、およびターゲットユニットの中心軸周りの周方向の角度を示すエンコーダパターンを備えるターゲットユニットと、
前記反射ターゲットを測距および測角する測量部と、前記エンコーダパターンを光学的に読み取るエンコーダパターン読取部とを備え、測距測角データに基づいて前記反射ターゲットの測定座標を算出し、エンコーダパターン読取結果に基づいて、エンコーダパターン読取角を算出する演算制御部とを備える測量機と、
前記ターゲットユニットおよび前記測量機が、択一的に、鉛直方向の中心軸を共有するように、着脱可能に取り付けられるように構成され、前記ターゲットユニットおよび前記測量機とのそれぞれの前記中心軸周りのオフセット角度が既知である整準台とを備え、
前記演算制御部は、前記整準台に取り付けて設置した前記ターゲットユニットの前記エンコーダパターン読取角および前記ターゲットユニットの前記オフセット角度に基づいて前記整準台の方向角を算出し、前記整準台に取り付けて設置した前記ターゲットユニットの反射ターゲットの測定座標に基づいて前記ターゲットユニットの設置点の座標を算出し、
前記演算制御部は、前記測量機の前記オフセット角度および前記ターゲットユニットが取り付けられた前記整準台の方向角に基づいて、前記ターゲットユニットに代えて、前記測量機を前記整準台に取り付けた場合の前記測量機の方向角を算出できるようにしたことを特徴とする測量システム。 - 測距光を送光し、その反射光を受光して測距を行う測距部、前記測距光を測定範囲に回転照射する走査部、および測距光の照射方向を検出する測角部を備え、測定範囲の点群データを取得するスキャナ装置をさらに備え、
前記スキャナ装置は、前記整準台に、前記ターゲットユニットおよび前記測量機と、択一的に、鉛直方向の中心軸を共有するように、着脱可能に取り付けられ、前記スキャナ装置の前記整準台に対する前記中心軸周りのオフセット角度が既知であり、
前記測量機の演算制御部は、前記スキャナ装置のオフセット角度および前記ターゲットユニットが取り付けられた前記整準台の方向角に基づいて、前記ターゲットユニットに代えて前記整準台に取り付けた場合の前記スキャナ装置の方向角を算出することを特徴とする請求項1に記載の測量システム。 - 前記測量機は、追尾光を出射し前記反射ターゲットで反射した前記追尾光を受光して前記反射ターゲットを追尾する追尾部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の測量システム。
- 反射ターゲットの測距および測角を行う測量部と、
前記反射ターゲットを備え、整準台に中心軸を共有するように着脱可能に構成されたターゲットユニットの中心軸周りの角度を示すエンコーダパターンを光学的に読み取るエンコーダパターン読取部と、
測距データおよび測角データに基づいて前記反射ターゲットの測定座標を算出する演算制御部とを備え、
前記整準台に、前記ターゲットユニットと択一的に、鉛直方向の中心軸を共有するように着脱可能に取り付けられるように構成され、前記中心軸周りのオフセット角度が既知とされた測量機であって、
前記演算制御部は、前記エンコーダパターン読取角を算出し、前記エンコーダパターン読取角および前記ターゲットユニットの前記オフセット角度に基づいて、前記整準台の方向角を演算し、前記整準台に取り付けて設置したターゲットユニットの前記反射ターゲットの測定座標に基づいて前記ターゲットユニットの設置点の座標を算出し、
前記演算制御部は、前記測量機の前記オフセット角度、および前記ターゲットユニットが取り付けられた整準台の方向角に基づいて、前記ターゲットユニットに代えて、前記測量機を前記整準台に取り付けた場合の前記測量機の方向角を算出できるようにしたことを特徴とする測量機。 - 前記整準台は、測距光を送光し、その反射光を受光して測距を行う測距部、前記測距光を測定範囲に回転照射する走査部、および測距光の照射方向を検出する測角部を備え、測定範囲の点群データを取得するスキャナ装置が、前記ターゲットユニットおよび前記測量機と、択一的に、鉛直方向の中心軸を共有するように、着脱可能に構成されており、
前記スキャナ装置の前記整準台に対する前記中心軸周りのオフセット角度が既知であり、
前記演算制御部は、前記スキャナ装置のオフセット角度、および前記ターゲットユニットが取り付けられた整準台の方向角に基づいて、前記ターゲットユニットに代えて、前記スキャナ装置を前記整準台に取り付けた場合の方向角を算出できるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の測量機。 - 追尾光を出射し前記反射ターゲットで反射した前記追尾光を受光して前記反射ターゲットを追尾する追尾部を備えることを特徴とする請求項4または5に記載の測量機。
- (a)座標および方向角が既知とされた点Pjに設置された整準台に取り付けられた測量機が、前記測量機の前記整準台に対する鉛直中心軸周りのオフセット角度θTSに基づいて、前記測量機の方向角を算出するステップと、
(b)前記測量機が、次に観測する点Pj+1に移動するターゲットユニットを自動追尾するステップと、
(c)前記測量機が、前記点Pj+1に設置された整準台に取り付けられたターゲットユニットの反射ターゲットを、測距および測角して、前記反射ターゲットの測定座標を演算するステップと、
(d)前記測量機が、前記点Pj+1に設置された整準台に取り付けられた前記ターゲットユニットのエンコーダパターンを読取り、エンコーダパターン読取角を演算するステップと、
(e)前記測量機が、前記エンコーダパターン読取角、前記ターゲットユニットの前記整準台に対する鉛直中心軸周りのオフセット角度θTに基づいて、前記点Pj+1の整準台の方向角を演算するステップと、
(f)次に点Pjから観測する点がある場合に、点Pj+1のターゲットユニットを取り外し、j=j+1としてステップ(a)~(e)を繰り返すステップとを備え、
前記ターゲットユニットは、前記反射ターゲットと前記エンコーダパターンとを備え、前記エンコーダパターンは、前記ターゲットユニットの中心軸周りの周方向の角度を示し、
前記整準台は、前記ターゲットユニットおよび前記測量機を択一的に、鉛直方向の中心軸を共有するように着脱可能に構成され、
前記ターゲットユニットの前記オフセット角度および前記測量機の前記オフセット角度はそれぞれ既知であることを特徴とする測量方法。
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