JP7182387B2 - 認証システム及び部材 - Google Patents
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Description
本発明は、上記の背景に鑑み、入手容易な判子でも偽造困難な認証用具とすることを目的とする。
また、本発明は、印面に固有の模様を追加する部材により当該印面に前記模様が追加された判子の押印による印影を記憶し、押印された印影を読み取り、読み取られた印影が記憶された印影である場合に読み取られた印影が正当な印影と認証する認証システムであって、前記部材は、前記固有の模様を表す網目を有し、判子の印面に被せて用いられる認証システムを第2の態様として提供する。
第1の態様の認証システムによれば、押印の際に部材が不要とすることができる。
第2の態様の認証システムによれば、判子に追加する模様を変更することができる。
図1は第1実施例に係る印影認証システム1の構成を表す。印影認証システム1は、判子(印章とも言う)の印影を認証するシステムである。印影認証システム1は、ネットワーク2と、印影管理装置10と、駐車場精算機20と、模様形成部材30と、判子40とを備える。
図2は模様形成部材30の外観を表す。模様形成部材30は、筐体31と、模様部32と、ヒータ33とを備える。筐体31は、扁平な直方体の形をしており、内部にヒータ33を格納する。筐体31は、面積が大きい2面のうちの一方の面である上面31Sに模様部32が設けられている。図2(a)では上面31S側から見た模様形成部材30が表され、図2(b)では上面31Sに沿って見た模様形成部材30が表されている。
図6は印影管理装置10のハードウェア構成を表す。印影管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、通信部14と、HDD(Hard Disk Drive)15と、UI部16と、読取部17という各装置を備えるコンピュータである。
図8は印影認証システム1が実現する機能構成を表す。印影管理装置10は、印影読取部101と、印影管理部102と、印影DB部103とを備える。駐車場精算機20は、印影読取部201と、印影認証部202と、精算処理部203とを備える。
本発明の第2実施例について、以下、第1実施例と異なる点を中心に説明する。第1実施例では、判子の印面に溝を形成する、すなわち判子を変形させることで印影に模様が形成されたが、第2実施例では、判子を変形させることなく印影に模様が形成される。そのために、本実施例では、網状の部材が用いられる。
図12は印面側から見た判子を表す。図12(a)では、図3(a)に表した印面41側から見た判子40が表されている。図12(b)では、網状部材60が被せられた印面41を有する判子40bが表されている。
図13は本実施例で形成される印影の一例を表す。図13(a)では判子40による印影50が表され、図13(b)では判子40bによる印影50bが表されている。印影50bは、網の形が重なった丸及び「割引」という文字を表している。
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、実施例及び各変形例は必要に応じてそれぞれ組み合わせてもよい。
模様形成部材は、第1実施例で述べたものに限らない。模様形成部材は、例えば第1実施例では波型の模様を表していたが、縞模様、格子模様及び市松模様等であってもよいし、文字、記号及び図形等により表される模様であってもよい。また、模様形成部材は、ヒータを備えていなくてもよい。その場合でも、可塑性の(熱がなくても変形する)材料を用いた判子であれば、溝を形成することができる。要するに、模様形成部材は、判子の印面が押し付けられてその印面に固有の模様を表す溝を形成させることができるものであればよい。
上記の各例では、印面が円形の判子が用いられたが、これに限らず、例えば楕円形及び四角形等であってもよい。また、第1実施例又は上記変形例では、熱可塑性又は可塑性の材料を用いて判子が作られていたが、これに限らない。例えば、第2実施例のように網状部材を被せて模様を追加する場合は、チタンのように変形しない材料で作られた判子が用いられてもよい。
上記実施例では用紙等に形成された印影が印影読取部101で読み取られて印影画像が印影DBに格納されたが、この押印及び読み取りを行わなくても印影画像が生成されてもよい。
図16は網状部材60eが被せられた判子の一例を表す。図16では、判子本体43に網状部材60eが被せられた判子40eが表されている。
図17は模様の角度の入力画面の一例を表す。図17の例では、UI部16が、印影管理画面に、「模様の角度を入力してください。」という文字列と、模様角度の入力欄A1とを表示している。
上記変形例では印影の固有の模様を追加する部材である網状部材の角度を変えた場合の印影画像が生成されたが、部材そのものを変更した場合の印影画像が生成されてもよい。その場合、印影管理部102は、自装置のUI部16に模様を選択させる選択画面を表示する。
上記変形例では部材そのものを変更した場合の印影画像が生成されたが、模様が追加される前の元の判子を変更した場合の印影画像が生成されてもよい。その場合、印影管理部102は、自装置のUI部16に元の判子を選択させる選択画面を表示する。
上記変形例で述べた部材の変更及び元の判子の変更が両方行われてもよい。その場合、印影管理部102は、自装置のUI部16に元の判子を選択させる選択画面を表示する。
図20は模様及び元の判子の選択画面の一例を表す。図20の例では、UI部16が、印影管理画面に、「模様及び元の判子を選択してください。」という文字列と、模様番号の選択欄A3と、判子番号の選択欄A6とを表示している。
図8に表す各機能を実現する装置は、図中に表された装置に限らない。例えば印影管理装置10が備える1以上の機能(印影DB部103等)を駐車場精算機20が実現してもよい。なお、印影管理装置10が備える全ての機能を駐車場精算機20が実現して、1台の装置で全機能が実現されてもよい。また、複数の印影管理装置10及び複数の駐車場精算機20がそれぞれ図8に表す各機能を実現してもよい。
印影認証システムにおいては、実施例では、駐車料金の割引の適用の可否を判断するための認証用具として判子が用いられたが、判子の用途はこれに限らない。例えば、駐車場ではなく店舗での支払いにおける割引の適用の可否を判断するために用いられてもよいし、割引ではなくおまけの提供の可否を判断するために用いられてもよい。また、スタンプカードのスタンプとして用いられてもよい。要するに、印影が認証された場合に何らかの手続き等が行われるのであれば、どのような用途に本発明の判子が用いられてもよい。
本発明は、印影管理装置10及び駐車場精算機20等の各情報処理装置の他、それらの装置を備える印影認証システム1のような認証システムとしても捉えられる。また、本発明は、各装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、各装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。
Claims (7)
- 印面に固有の模様を追加する部材により当該印面に前記模様が追加された判子の押印による印影を記憶し、押印された印影を読み取り、読み取られた印影が記憶された印影である場合に読み取られた印影が正当な印影と認証する認証システムであって、
前記部材は、判子の印面が押し付けられて当該印面に前記固有の模様を表す溝を形成させる
認証システム。 - 印面に固有の模様を追加する部材により当該印面に前記模様が追加された判子の押印による印影を記憶し、押印された印影を読み取り、読み取られた印影が記憶された印影である場合に読み取られた印影が正当な印影と認証する認証システムであって、
前記部材は、前記固有の模様を表す網目を有し、判子の印面に被せて用いられる
認証システム。 - 印影に固有の模様を追加する部材が用いられた判子の押印による印影を記憶し、光学的に読み取られた印影が前記判子の印影である場合に正当な印影と認証する認証システムであって、
互いに印影の異なる複数の判子の印影と、互いに追加する模様が異なる複数の部材の模様とを記憶し、前記複数の判子の印影から選択された印影に前記複数の部材から選択された模様を重ねた画像を前記押印による印影として記憶する
認証システム。 - 印影に固有の模様を追加する部材が用いられた判子の押印による印影を記憶し、光学的に読み取られた印影が前記判子の印影である場合に正当な印影と認証する認証システムであって、
前記部材は、前記固有の模様を表す網目を有し、判子の印面に被せて用いられ、
判子の印影及び前記模様を記憶し、角度が入力されると、記憶した前記印影に当該印影の基準方向に対して入力された角度だけずらした前記模様を重ねた画像を前記押印による印影として記憶する
認証システム。 - 前記部材は、前記印面が押し付けられる部分が発熱する
請求項1に記載の認証システム。 - 固有の模様が形成された面を有し、当該面に判子の文字が彫られた印面が押し付けられて当該印面に前記模様を表す溝を形成させる部材。
- 固有の模様を表す網目を有し、判子の印面に被せて用いられ、当該判子による印影を前記印面と前記網目が重なった印影とする部材。
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