JP2014235665A - 携帯型情報端末装置、印影照合システム、印影照合方法、及び、プログラム - Google Patents

携帯型情報端末装置、印影照合システム、印影照合方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】訪問先において、登録されている印鑑の印影と顧客が帳票に押捺した印鑑の印影とをより高い精度で照合することを可能にする携帯型情報端末装置、印影照合システム、印影照合方法、及び、プログラムを提供する。【解決手段】顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像する撮像部31と、前記撮像部31で撮像された撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて前記撮像画像を補正する画像補正部36Dと、前記画像補正部36Dにより補正された補正後の撮像画像を、画像に基づいて印影の照合を行う印影照合装置へ送信する通信部33と、前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する表示部34と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、携帯型情報端末装置、印影照合システム、印影照合方法、及び、プログラムに関する。
銀行などの金融機関では、帳票を取扱う場合、予め登録されている印鑑(以下、登録印鑑という)の印影(以下、登録印影という)と、申込書などの帳票に押捺された印鑑の印影(以下、押捺印影という)とを照合し、照合が一致すれば本人であると認証する本人確認の方法が採用されている。
また、金融機関では、渉外員が顧客の自宅などを訪問した際に、顧客から預金など各種手続きの申し出を受け、訪問先でその手続きに必要な申込書などの帳票に印鑑を押捺してもらう場合がある。
このような場合、印影の照合による本人認証は、一般的には、店舗に戻ってから行われている。そのため、印影の照合の結果、顧客の押捺印影が登録印影と異なる場合には、再度、顧客先に訪問し、正しい印鑑で再度押捺してもらう必要があった。
また、一部の金融機関においては、訪問先の顧客の登録印影のデータを予め携帯型の専用端末装置に格納し、訪問先で専用端末装置の表示画面上に登録印影を表示させ、表示されている登録印影と顧客の押捺印影とを目視により照合を行っている。この場合でも、実際の印影の照合は、店舗に戻ってから行われている。
この専用端末装置を利用した方法では、顧客の押捺印影が登録印影と似ているか否かの目視による判断を、訪問先で行えることから、印鑑の誤りを低減させることが可能となる。しかしながら、あくまでも目視による判断であるため、店舗での印影照合の結果、顧客の押捺印影が誤っていると判定される場合も少なくない。この場合は、やはり、正しい印鑑を押捺してもらうために、再度、顧客先へ訪問しなければない。
この問題を解決する方法として、携帯型情報端末装置のカメラで撮像した印影と登録印影との照合処理を、訪問先で行う方法が考えられる。この方法に適用可能な技術として、カメラで照合対象物を撮像し、撮像した照合対象物の画像から照合対象物の輪郭を抽出し、抽出した輪郭を登録されている画像の輪郭に合わせるように撮像した画像を変倍する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平2−27484号公報
しかしながら、特許文献1で提案されている方法では、サイズが異なる印鑑の場合など、カメラで撮像した画像を必ずしも実際の大きさ(寸法)に変倍することができない。そのため、特許文献1で提案されている方法を用いて印影照合を行った場合、印影照合を誤ってしまう場合がある。
上記問題点に鑑み、本発明では、訪問先において、登録されている印鑑の印影と顧客が帳票に押捺した印鑑の印影とをより高い精度で照合することを可能にする携帯型情報端末装置、印影照合システム、印影照合方法、及び、プログラムを提供することを課題とする。
本発明に係る携帯型情報端末装置は、顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて前記撮像画像を補正する画像補正部と、前記画像補正部により補正された補正後の撮像画像を、画像に基づいて印影の照合を行う印影照合装置へ送信する通信部と、前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する表示部と、を備えるものである。
また、本発明に係る携帯型情報端末装置は、顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて前記撮像画像を補正する画像補正部と、前記顧客により登録されている印鑑の印影画像を外部から取得する印影データ取得部と、補正後の前記撮像画像と前記印影データ取得部により取得された前記顧客の前記印影画像とに基づいて、印影の照合を行う印影照合処理部と、前記印影照合処理部による前記照合の結果を表示画面上に表示する表示部と、を備えるものである。
また、本発明に係る印影照合システムは、一又は複数の携帯型情報端末装置と、前記携帯型情報端末装置との間でネットワークを介して相互に通信可能に接続されている印影照合装置と、を備える印影照合システムであって、前記携帯型情報端末装置は、顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて前記撮像画像を補正する画像補正部と、前記画像補正部により補正された補正後の撮像画像を、前記印影照合装置へ送信する通信部と、前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する表示部と、を備え、前記印影照合装置は、前記顧客により登録されている印鑑の印影画像を格納する登録印影データ記憶部と、前記携帯型情報端末装置から送信される前記補正後の撮像画像を受信する通信部と、前記受信した前記補正後の撮像画像と前記登録印影データ記憶部に格納されている前記顧客の印影画像とに基づいて、印影の照合を行い、自装置の前記通信部を介して、前記携帯型情報端末装置へ前記照合の結果を送信する印影照合処理部と、を備えるものである。
また、本発明に係る印影照合方法は、顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像した撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて、前記撮像画像を補正し、前記補正された補正後の撮像画像を、画像に基づいて印影の照合を行う印影照合装置へ送信し、前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示するものである。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータに、顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像した撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて、前記撮像画像を補正し、前記補正された補正後の撮像画像を、画像に基づいて印影の照合を行う印影照合装置へ送信し、前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する処理を、実行させるものである。
本発明によれば、訪問先において、登録されている印鑑の印影と顧客が帳票に押捺した印鑑の印影とをより高い精度で照合することで、渉外事務の効率を向上させることが可能となる。
印影照合システムの構成例を示す図である。 印影照合装置の構成例を示す機能ブロック図である。 枠属性情報テーブルの例を示す図である。 図3に例示する枠属性情報テーブルの登録印鑑枠RF1に対応する印鑑枠の例を示す図である。 情報端末装置の構成例を示す機能ブロック図である。 帳票の例を示す図である。 図6に例示する帳票の所定領域を撮像した撮像画像の例を示す図である。 枠パターンテーブルの例を示す図である。 押捺印影データ補正処理のフローを説明するためのフローチャートの例の一部である。 押捺印影データ補正処理のフローを説明するためのフローチャートの例の他の一部である。 印鑑枠変形率判定処理のフローを説明するためのフローチャートの例である。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の印影照合システム1の構成例を示す図である。印影照合システム1は、図1に示すように、印影照合装置2と、印影照合装置2とネットワークNWを介して相互に通信可能に接続されている1又は複数の携帯可能な情報端末装置3と、から構成されている。
印影照合装置2は、図2に示すように、記憶部21と、通信部22と、制御部23と、を備えて構成されている。
記憶部21は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などで構成され、制御部23を構成するCPU(Central Processing Unit)のワークエリア、印影照合装置2全体を制御するための動作プログラムなどのプログラムを格納するプログラムエリア、図2に示すように、登録印影データ記憶部21Aと印鑑枠データ記憶部21Bなどとして機能するデータエリアとして機能する。
登録印影データ記憶部21Aは、顧客のお届け印の印影(以下、登録印影という)のイメージデータ(以下、登録印影データという)DT1を格納しており、各登録印影データDT1は顧客情報(例えば、顧客の氏名・住所、支店番号、口座番号など)と対応付けられている。これにより、例えば、指定された口座から送金する手続きを行う場合に、その口座の登録印影と申込用紙の押捺印影とを照合することで、その口座の持ち主か否かの本人認証を可能としている。
印鑑枠データ記憶部21Bは、預金など各種手続きを行うために必要な申込用紙などの帳票の登録印鑑を押捺する場所を特定する枠(以下、登録印鑑枠という)RFのイメージデータと、詳しくは後述の枠属性情報テーブルT1と、を格納する。
図3は、枠属性情報テーブルT1の例を示す図である。枠属性情報テーブルT1は、図3に示すように、登録印鑑枠RFごとにその登録印鑑枠RFが設けられている帳票の名称である帳票名とその登録印鑑枠RFの属性情報(例えば、枠の縦と横の長さ、枠線の太さなど)とを対応付けたテーブルである。
「登録印鑑枠」欄には、各登録印鑑枠RFを一意に識別可能な識別情報が格納される。「帳票名」欄には、対応する登録印鑑枠RFが設けられている帳票の名称を示す帳票情報が格納される。「属性情報」欄には、対応する登録印鑑枠RFの属性情報(本実施形態においては、枠の縦と横の長さと、枠線の太さ)が格納される。
図4は、図3に例示する枠属性情報テーブルT1の登録印鑑枠RF1に対応する印鑑枠の例である。この場合、登録印鑑枠RF1は、図4に示すように、枠の縦と横の長さと、枠線の太さは、それぞれ、H1、W1、LW1となる。一般的に、印鑑枠Fの形状は、長方形であることから、枠の縦と横の長さと、枠線の太さにより、その印鑑枠Fを特定することが可能となる。
図2に戻り、通信部22は、通信モジュールなどで構成され、制御部23の制御の下、ネットワークNWを介して、情報端末装置3との間で通信を行う。例えば、通信部22は、ネットワークNWを介して、情報端末装置3から送信されてくる枠情報要求DT2(詳しくは後述)などを受信する。
制御部23は、CPUなどで構成され、記憶部21のプログラムエリアに格納されている動作プログラムを実行して、図2に示すように、情報特定部23Aと印影照合処理部23Bとしての機能を実現すると共に、印影照合装置2全体を制御する制御処理などの処理を実行する。
情報特定部23Aは、通信部22が情報端末装置3により送信される枠情報要求DT2を受信すると、枠属性情報テーブルT1の「帳票名」欄を検索して、枠情報要求DT2に含まれる帳票情報が示す帳票名に対応する登録印鑑枠RFを特定する。そして、情報特定部23Aは、特定した登録印鑑枠RFのイメージデータと属性情報とを含む応答情報DT3を、通信部22を介して、枠情報要求DT2を送信した情報端末装置3へ送信する。
印影照合処理部23Bは、通信部22が情報端末装置3から送信されてくる補正後の押捺印影のイメージデータ(以下、補正後押捺印影データという)DT5を受信すると、受信した補正後押捺印影データDT5に基づいて、既存の技術により印影照合の処理を実行する。より具体的には、印影照合処理部23Bは、補正後押捺印影データDT5と共に送信されてくる顧客情報に対応する登録印影データDT1を特定し、特定した登録印影データDT1と補正後押捺印影データDT5とを照合する。
そして、印影照合処理部23Bは、照合の結果を、通信部22を介して、補正後押捺印影データDT5を送信した情報端末装置3へ送信する。
より具体的には、照合により、補正後押捺印影データDT5と登録印影データDT1とが一致すると判定した場合には、印影照合処理部23Bは、一致したことを示す一致情報DT6を、通信部22を介して、補正後押捺印影データDT5を送信した情報端末装置3へ送信する。
一方、照合により、補正後押捺印影データDT5と登録印影データDT1とは一致しないと判定した場合には、印影照合処理部23Bは、一致しなかったことを示す不一致情報DT7を、通信部22を介して、補正後押捺印影データDT5を送信した情報端末装置3へ送信する。
図5は、本実施形態における情報端末装置3の構成例を示す機能ブロック図である。情報端末装置3は、図5に示すように、撮像部31と記憶部32と通信部33と表示部34と入力部35と制御部36とを備えて構成されており、例えば、金融機関の渉外員が顧客先に訪問する際に携帯し、印影照合する際に使用する端末装置である。情報端末装置3は、スマートフォン、タブレット型携帯端末、携帯電話など携帯可能な情報端末装置により実現可能である。
撮像部31は、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子などで構成されている。情報端末装置3のユーザは、入力部35を操作することで、撮像部31を操作し、帳票の押捺印影を印鑑枠Fと一緒に撮像し、撮像した撮像画像DT4を記憶部32に格納する。
ここで、図6と図7を参照して、具体例に従って、情報端末装置3のユーザは帳票のどの部分(領域)を撮像するのかについて説明する。
図6は、帳票の例を示す図である。情報端末装置3のユーザは、入力部35を操作することで撮像部31を操作して、図6の点線枠で囲まれた印鑑枠Fを含む領域を撮像する。図7は、図6に例示する帳票の所定領域(印鑑枠Fを含む領域)を撮像した撮像画像DT4の例を示す図である。
このようにして押捺印影と一緒に撮像された印鑑枠(以下、撮像印鑑枠という)Fを基準にして補正処理などを実行することで、撮像部31で撮像した押捺印影の画像を原寸大の押捺印影の画像へと変換する。
図5に戻り、記憶部32は、RAM、ROM、HDDなどで構成され、制御部36を構成するCPUのワークエリア、情報端末装置3全体を制御するための動作プログラムなどのプログラムを格納するプログラムエリア、撮像画像DT4や枠パターンテーブルT2などの各種データを格納するデータエリアとして機能する。
通信部33は、アンテナと無線通信モジュールなどで構成され、ネットワークNWを介して、印影照合装置2との間で通信を行う。例えば、通信部33は、制御部36の制御の下、枠情報要求DT2を印影照合装置2へ送信し、枠情報要求DT2に応答して印影照合装置2から送信されてくる応答情報DT3などを受信する。また、例えば、通信部33は、印影照合装置2から送信されてくる一致情報DT6や不一致情報DT7などを受信する。
表示部34は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)などの表示装置などで構成され、制御部36の制御の下、例えば、顧客情報を入力する為の入力画面や登録印鑑枠RFの選択画面(例えば、帳票の一覧を表示し、その一覧から顧客が印鑑を押捺した帳票を選択することが可能なように構成された画面)などを表示画面上に表示する。
入力部35は、ボタンやタッチパネルなどで構成され、情報端末装置3のユーザは入力部35を操作することで、顧客情報(例えば、顧客の氏名・住所、支店番号、口座番号など)などを入力したり、撮像部31を操作して帳票の押捺印影を印鑑枠Fと一緒に撮像する処理を実行したりすることが可能である。
制御部36は、CPUなどで構成され、記憶部32のプログラムエリアに格納されている動作プログラムを実行して、図5に示すように、判定部36Aと、印鑑枠変形率判定処理部36Bと、情報取得部36Cと、画像補正部36Dと、線幅算出部36Eと、パターン特定部36Fとしての機能を実現すると共に、情報端末装置3全体を制御する制御処理や詳しくは後述する押捺印影データ補正処理などの処理を実行する。
判定部36Aは、印鑑枠変形率判定処理部36Bによる印鑑枠変形率判定処理で通知された判定結果が可能か否かを判定する。また、判定部36Aは、印影照合装置2により送信される応答情報DT3を受信したか否かと、印影照合装置2により送信される照合結果(一致情報DT6又は不一致情報DT7)を受信したか否かを判定する。
また、判定部36Aは、枠パターンテーブルT2を参照して、今回撮像した撮像印鑑枠Fは使用可能か否かを判定する。そして、使用可能と判定した場合には、判定部36Aは、更に、枠パターンテーブルT2を参照して、追加補正が必要か否かを判定する。一方、使用不可と判定した場合には、判定部36Aは、更に、表示部34により表示画面上に表示された帳票の一覧からユーザが選択した帳票が間違っていたか否かを判定する。
例えば、制御部36は、表示部34を制御して、選択した帳票に間違いがないかを確認するように促すメッセージを表示画面上に表示させ、ユーザが入力部35を介して、選択した帳票を訂正するための訂正ボタンを選択した場合に、判定部36Aは、ユーザが選択した帳票が間違っていたと判定する。一方、ユーザが入力部35を介して、間違っていないことを示す確認ボタンを選択した場合に、判定部36Aは、ユーザが選択した帳票が間違っていないと判定する。
印鑑枠変形率判定処理部36Bは、印鑑枠変形率判定処理を実行し、撮像印鑑枠Fを補正して原寸大の印鑑枠F’を復元することが可能か否かを判定する。
具体的には、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、ハフ変換などを用いて、撮像印鑑枠Fを構成する4本の直線の式を求め、求めた4本の直線の式に基づいて、撮像印鑑枠Fの4つの角の角度(θ1、θ2、θ3、θ4)をそれぞれ算出する。そして、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、算出した4つの角度(θ1、θ2、θ3、θ4)と90度との差|θn−90|(n=1、・・、4)をそれぞれ算出し、算出した差|θn−90|(n=1、・・、4)がいずれも予め設定されている第1閾値Z1以内か否かを判定する。
差|θn−90|(n=1、・・、4)はいずれも第1閾値Z1以内であると判定した場合は、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、求めた4本の直線の式に基づいて、撮像印鑑枠Fの4辺(L1、L2、L3、L4)の長さを算出する。そして、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、対向する2辺の長さの差を算出する。例えば、対向する辺のペアが(L1、L3)及び(L2、L4)の場合には、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、差|L1−L3|と差|L2−L4|をそれぞれ算出する。そして、算出した対向する2辺の長さの差がいずれも予め設定されている第2閾値Z2以内か否かを判定する。
算出した対向する2辺の長さの差がいずれも第2閾値Z2以内であると判定した場合は、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、撮像印鑑枠Fの各辺の一箇所以上の検出点における撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWを求め、求めた検出点における撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWの内で、最大値maxLWと最小値minLWとを特定し、特定した最大値maxLWと最小値minLWとの差(maxLW−minLW)が、予め設定されている第3閾値Z3以内か否かを判定する。
差(maxLW−minLW)が第3閾値Z3以内であると判定した場合は、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、可能である旨の判定結果を判定部36Aに通知する。一方、差|θn−90|(n=1、・・、4)のいずれかが第1閾値Z1を超えていると判定した場合、算出した対向する2辺の長さの差のいずれかが第2閾値Z2を超えていると判定した場合、差(maxLW−minLW)が第3閾値Z3を超えていると判定した場合には、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、不可である旨の判定結果を判定部36Aに通知する。
情報取得部36Cは、枠情報要求DT2を生成し、生成した枠情報要求DT2を、通信部33を介して、印影照合装置2へ送信する。枠情報要求DT2には、自情報端末装置3を一意に識別可能な識別情報と、ユーザが入力部35を介して選択した帳票の帳票名を示す帳票情報とが含まれる。枠情報要求DT2を受信した印影照合装置2は、枠情報要求DT2に含まれる帳票情報に基づいて、登録印鑑枠RFを特定し、枠情報要求DT2に含まれる識別情報により特定される情報端末装置3へ、特定した登録印鑑枠RFのイメージデータと属性情報とを含む応答情報DT3を送信する。
画像補正部36Dは、判定部36Aにより印影照合装置2からの応答情報DT3を受信したと判定された場合に、アフィン変換や射影変換などを行って撮像印鑑枠Fの形状と大きさを、受信した応答情報DT3に含まれる登録印鑑枠RFの属性情報により特定される枠の形状と大きさに一致させる。すなわち、撮像印鑑枠Fは、補正により登録印鑑枠RFと同じ形状且つ同じ大きさの枠(原寸大の印鑑枠F’)へと変換される。
また、画像補正部36Dは、判定部36Aにより追加補正が必要であると判定された場合に、撮像印鑑枠Fの状態に応じた補正を追加実行する。
線幅算出部36Eは、画像補正部36Dにより補正された撮像印鑑枠Fの各辺の一箇所以上の検出点における補正後の撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWをそれぞれ求める。
具体的には、例えば、各辺の検出点の数をN(1以上の整数)とした場合、線幅算出部36Eは、ハフ変換などのより、補正後の撮像印鑑枠Fを構成する4本の直線の式を求め、求めた4本の直線式から、補正後の撮像印鑑枠Fの4つの頂点の座標を求める。すなわち、線幅算出部36Eは、4本の直線の式から、4つの交点(p1、p2、p3、p4)の座標を求める。そして、線幅算出部36Eは、補正後の撮像印鑑枠Fを構成する4つの辺(L1’、L2’、L3’、L4’)それぞれを(N+1)分割するN個の検出点を各辺上に設定する。
例えば、辺L1’の2つの端点(p1とp2)の座標が、ぞれぞれ、(X1,Y1)、(X2,Y2)であったとすると、辺L1’を(N+1)分割するN個の検出点の座標を以下の様に定義する。
(X1+k・(X2−X1)/(N+1),Y1+k・(Y2−Y1)/(N+1))
但し、k=1,・・・,N
そして、線幅算出部36Eは、各辺上の検出点における補正後の撮像印鑑枠Fの枠線の太さLW(例えば、ドット数)を求める。
パターン特定部36Fは、枠パターンテーブルT2を参照して、線幅算出部36Eにより求められた補正後の撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWに基づいて、一致するパターンを特定する。
例えば、線幅算出部36Eにより求められた補正後の撮像印鑑枠Fの4辺の枠線の太さLWが全て略同じであり、且つ、特定された登録印鑑枠Fの枠線の太さLWと略同じである場合には、パターン特定部36Fは、パターンP0を特定する。補正後の撮像印鑑枠FがパターンP0に該当するということは、撮像印鑑枠Fと特定された登録印鑑枠RFとは同じである可能性が極めて高いことを意味する。
また、例えば、線幅算出部36Eにより求められた補正後の撮像印鑑枠Fの4辺の枠線の太さLWが全て略同じであるが、特定された登録印鑑枠Fの枠線の太さLWとは略同じではない場合には、パターン特定部36Fは、パターンP1を特定する。補正後の撮像印鑑枠FがパターンP1に該当するということは、撮像印鑑枠Fと特定された登録印鑑枠RFとは形状が同じであるが枠の大きさが異なっている可能性が極めて高いことを意味する。
また、例えば、補正後の撮像印鑑枠Fの4辺の枠線の太さLWは全て略同じではないが、平行する2辺の枠線の太さLWは略同じである場合には、パターン特定部36Fは、パターンP2を特定する。補正後の撮像印鑑枠FがパターンP2に該当するということは、撮像印鑑枠Fと特定された登録印鑑枠RFとが異なっている可能性が極めて高いことを意味する。すなわち、ユーザが帳票の一覧から選択した帳票が、顧客が印鑑を押捺した帳票と同一の帳票ではない可能性が極めて高いことを意味する。
また、例えば、補正後の撮像印鑑枠Fを構成するある辺上の一部の検出点において線幅算出部36Eが算出した枠線の太さLWが“0”であり、それ以外の検出点の枠線の太さLWは略同じであって、特定された登録印鑑枠Fの枠線の太さLWと略同じである場合には、パターン特定部36Fは、パターンP3を特定する。補正後の撮像印鑑枠FがパターンP3に該当するということは、撮像印鑑枠Fと特定された登録印鑑枠RFとは同じである可能性が極めて高いが、撮像時に帳票によれが生じていたなど撮像画像DT4に歪みが存在する可能性が極めて高いことを意味する。
ここで、図8を参照して、枠パターンテーブルT2について説明する。図8は、本実施形態における枠パターンテーブルT2の例を示す図である。枠パターンテーブルT2は、図8に示すように、パターンごとに、そのパターンに該当するための条件と、そのパターンに該当する撮像印鑑枠Fが使用可能か否かを示す使用可否フラグと、そのパターンに該当する撮像印鑑枠Fに対して追加補正が必要か否かを示す追加補正フラグと、が対応付けられたテーブルである。
このような枠パターンテーブルT2を保持することで、例えば、撮像印鑑枠Fの形状が、ユーザが帳票の一覧から選択した帳票に対応する登録印鑑枠RFと同じであるが、大きさが異なる場合など、を検出することが可能となる。これにより、帳票の選択誤りを検出することが可能となる。
なお、図8の枠パターンテーブルT2の例では、使用可否フラグが“0”の場合は、使用可能を示し、“1”の場合は、使用不可を示している。また、追加補正フラグが“0”の場合は、追加補正不要を示し、“1”の場合は、追加補正必要を示している。
次に、図9と図10を参照して、本実施形態における押捺印影データ補正処理の流れについて説明する。図9と図10は、それぞれ、押捺印影データ補正処理のフローを説明するためのフローチャートの例の一部と他の一部である。本押捺印影データ補正処理は、情報端末装置3のユーザが、入力部35を操作することで撮像部31を操作し、顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を印鑑枠Fと一緒に撮像したことをトリガとして開始される。
なお、本押捺印影データ補正処理は、複数の情報端末装置3において同時並列的に実行される場合もあるが、各情報端末装置3で実行される処理の内容は同じであるので、ここでは、一台の情報端末装置3が本処理を実行する場合について説明する。
情報端末装置3のユーザは、入力部35を操作することで撮像部31を操作し、帳票の押捺印影を印鑑枠Fと一緒に撮像する(ステップS001)。そして、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、印鑑枠変形率判定処理を実行し、撮像印鑑枠Fを補正して原寸大の印鑑枠F’を復元することが可能か否かを判定する(ステップS002)。
そして、判定部36Aは、印鑑枠変形率判定処理部36Bにより通知された判定結果が可能か否かを判定する(ステップS003)。判定部36Aにより、印鑑枠変形率判定処理部36Bが通知した判定結果は不可であると判定された場合には(ステップS003;NO)、制御部36は、表示部34を制御して、押捺印影を印鑑枠Fと一緒に再度撮像するように促すメッセージを表示画面上に表示させる(ステップS101)。そして、処理を終了する。
一方、判定部36Aにより、印鑑枠変形率判定処理部36Bが通知した判定結果は可能であると判定された場合には(ステップS003;YES)、制御部36は表示部34を制御して、登録印鑑枠RFの選択画面を表示画面上に表示させる(ステップS004)。例えば、帳票の一覧を表示し、その一覧から顧客が印鑑を押捺した帳票を選択することが可能なように構成された画面を表示部34により表示画面上に表示させる。
そして、判定部36Aは、ユーザが入力部35を操作して一覧から帳票を選択したか否かを判定する(ステップS005)。判定部36Aにより、まだユーザは入力部35を操作して一覧から帳票を選択していないと判定された場合には(ステップS005;NO)、処理はステップS005の処理を繰り返し、ユーザが入力部35を操作して一覧から帳票を選択するのを待つ。
一方、判定部36Aにより、ユーザが入力部35を操作して一覧から帳票を選択したと判定された場合には(ステップS005;YES)、情報取得部36Cは、枠情報要求DT2を生成し、生成した枠情報要求DT2を、通信部33を介して、印影照合装置2へ送信する(ステップS006)。
そして、判定部36Aは、印影照合装置2により送信される応答情報DT3を受信したか否かを判定する(ステップS007)。判定部36Aにより、応答情報DT3をまだ受信していないと判定された場合には(ステップS007;NO)、処理はステップS007の処理を繰り返し、応答情報DT3の受信を待つ。
一方、判定部36Aにより、応答情報DT3を受信したと判定された場合には(ステップS007;YES)、画像補正部36Dは、アフィン変換や射影変換などを行って撮像印鑑枠Fの形状と大きさが、受信した応答情報DT3に含まれる属性情報によって特定される登録印鑑枠RFの形状と大きさになるように撮像した画像を補正する(ステップS008)。
そして、線幅算出部36Eは、画像補正部36Dにより補正された撮像印鑑枠Fの各辺の一箇所以上の検出点における補正後の撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWをそれぞれ求める(ステップS009)。そして、パターン特定部36Fは、枠パターンテーブルT2を参照して、線幅算出部36Eにより求められた補正後の撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWに基づいて、一致するパターンを特定する(ステップS010)。
そして、判定部36Aは、枠パターンテーブルT2を参照して、撮像印鑑枠Fは使用可能か否かを判定する(ステップS011)。具体的には、判定部36Aは、ステップS010の処理で、パターン特定部36Fにより特定されたパターンに対応する「使用可否フラグ」欄を参照して、そのフラグ値に基づいて、撮像印鑑枠Fは使用可能か否かを判定する。
撮像印鑑枠Fは使用不可であると判定した場合には(ステップS011;NO)、判定部36Aは、更に、ステップS004の処理で表示部34により表示画面上に表示された帳票の一覧からユーザが選択した帳票が間違っていたか否かを判定する(ステップS201)。例えば、制御部36は、表示部34を制御して、選択した帳票に間違いがないかを確認するように促すメッセージを表示画面上に表示させ、ユーザが入力部35を介して、選択した帳票を訂正するための訂正ボタンを選択した場合に、判定部36Aは、ユーザが選択した帳票が間違っていたと判定する。一方、ユーザが入力部35を介して、間違っていないことを示す確認ボタンを選択した場合に、判定部36Aは、ユーザが選択した帳票が間違っていないと判定する。
判定部36Aにより、ユーザが選択した帳票が間違っていたと判定された場合には(ステップS201;YES)、処理はステップS004の処理へと戻り、再度登録印鑑枠RFの選択を行わせる。
一方、判定部36Aにより、ユーザが選択した帳票は間違っていないと判定された場合には(ステップS201;NO)、制御部36は、表示部34を制御して、押捺印影を印鑑枠Fと一緒に再度撮像するように促すメッセージを表示画面上に表示させる(ステップS101)。そして、処理を終了する。
一方、撮像印鑑枠Fは使用可能であると判定した場合には(ステップS011;YES)、判定部36Aは、更に、追加補正が必要か否かを判定する(ステップS012)。具体的には、判定部36Aは、ステップS010の処理で、パターン特定部36Fにより特定されたパターンに対応する「追加補正フラグ」欄を参照して、そのフラグ値に基づいて、追加補正が必要か否かを判定する。
判定部36Aにより、追加補正が必要であると判定された場合には(ステップS012;YES)、画像補正部36Dは、撮像印鑑枠Fの状態に応じた補正を追加実行する(ステップS301)。そして、処理はステップS013の処理へと進む。
一方、判定部36Aにより、追加補正は必要ないと判定された場合には(ステップS012;NO)、追加補正が実行されることなく処理はステップS013の処理へと進み、制御部36は、表示34を制御して、顧客情報を入力するための入力画面を表示させる(ステップS013)。
そして、判定部36Aは、顧客情報の入力が完了したか否かを判定する(ステップS014)。例えば、判定部36Aは、顧客情報の入力画面上に設けられた入力完了ボタンをユーザが入力部35を操作して選択した場合に、顧客情報の入力が完了したと判定する。判定部36Aにより、顧客情報の入力がまだ完了していないと判定された場合には(ステップS014;NO)、処理はステップS014の処理を繰り返し、顧客情報の入力が完了するのを待つ。
一方、判定部36Aにより、顧客情報の入力が完了されたと判定された場合には(ステップS014;YES)、制御部36は、通信部33を介して、補正後の撮像画像DT4のデータ(補正後押捺印影データDT5)を印影照合装置2へ送信する(ステップS015)。この際、制御部36は、入力された顧客情報と自情報端末装置3を一意に識別可能な識別情報を補正後押捺印影データDT5と一緒に印影照合装置2へ送信する。
そして、判定部36Aは、印影照合装置2からの照合結果(一致情報DT6又は不一致情報DT7)を受信したか否かを判定する(ステップS016)。判定部36Aにより、照合結果をまだ受信していないと判定された場合には(ステップS016;NO)、処理はステップS016の処理を繰り返し、照合結果の受信を待つ。
一方、判定部36Aにより、照合結果を受信したと判定された場合には(ステップS016;YES)、制御部36は、表示部34を制御して、照合結果を表示画面上に表示させる(ステップS017)。そして、処理を終了する。
次に、図11を参照して、本実施形態における印鑑枠変形率判定処理の流れを説明する。図11は、本実施形態における印鑑枠変形率判定処理のフローを説明するためのフローチャートの例である。
印鑑枠変形率判定処理部36Bは、ハフ変換などを用いて、撮像印鑑枠Fを構成する4本の直線の式を求める(ステップS401)。そして、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、求めた4本の直線の式に基づいて、撮像印鑑枠Fの4つの角の角度(θ1、θ2、θ3、θ4)をそれぞれ算出する(ステップS402)。
そして、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、算出した4つの角度(θ1、θ2、θ3、θ4)と90度との差|θn−90|(n=1、・・、4)をそれぞれ算出し(ステップS403)、算出した差|θn−90|(n=1、・・、4)がいずれも第1閾値Z1以内か否かを判定する(ステップS404)。差|θn−90|(n=1、・・、4)のいずれかが第1閾値Z1を超えていると判定した場合には(ステップS404;NO)、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、不可である旨の判定結果を判定部36Aへ通知し(ステップS501)、印鑑枠変形率判定処理を終了する。
一方、差|θn−90|(n=1、・・、4)はいずれも第1閾値Z1以内であると判定した場合には(ステップS404;YES)、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、ステップS301の処理で求めた4本の直線の式に基づいて、撮像印鑑枠Fの4辺(L1、L2、L3、L4)の長さを算出する(ステップS405)。
そして、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、対向する2辺の長さの差を算出し(ステップS406)、算出した対向する2辺の長さの差がいずれも第2閾値Z2以内か否かを判定する(ステップS407)。算出した対向する2辺の長さの差のいずれかが第2閾値Z2を超えていると判定した場合には(ステップS407;NO)、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、不可である旨の判定結果を判定部36Aへ通知し(ステップS501)、印鑑枠変形率判定処理を終了する。
一方、算出した対向する2辺の長さの差がいずれも第2閾値Z2以内であると判定した場合には(ステップS407;YES)、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、撮像印鑑枠Fの各辺の一箇所以上の検出点における撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWを求め(ステップS408)、求めた検出点における撮像印鑑枠Fの枠線の太さLWの内で、最大値maxLWと最小値minLWとを特定し、特定した最大値maxLWと最小値minLWとの差(maxLW−minLW)が、第3閾値Z3以内か否かを判定する(ステップ409)。
差(maxLW−minLW)が第3閾値Z3を超えている判定した場合には(ステップS409;NO)、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、不可である旨の判定結果を判定部36Aへ通知し(ステップS501)、印鑑枠変形率判定処理を終了する。一方、差(maxLW−minLW)が第3閾値Z3以内であると判定した場合には(ステップS409;YES)、印鑑枠変形率判定処理部36Bは、可能である旨の判定結果を判定部36Aへ通知し(ステップS410)、印鑑枠変形率判定処理を終了する。
上記実施形態によれば、携帯可能な情報端末装置3の撮像部31で、顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を撮像する際に、印鑑枠Fも一緒に撮像し、撮像印鑑枠Fの形状と大きさが、当該帳票に対応する登録印鑑枠RFのそれらと一致するように撮像画像DT4を補正した。そして、印影照合装置2は、補正後の押捺印影に基づいて印影照合を実行し、その結果を情報端末装置3へ送信した。このように構成することで、訪問先で高い精度の印影照合を実施することが可能となる。これにより、誤った印鑑が押捺されたか否かの判定が訪問先で可能となることから、渉外事務の効率の向上を図ることが可能となる。
また、上記実施形態によれば、情報端末装置3は、撮像印鑑枠Fの形状と大きさが、選択された登録印鑑枠RFのそれらと一致するように撮像画像DT4を補正した。そして、情報端末装置3は、補正後の撮像印鑑枠Fの各辺の枠線の太さLWを求め、各辺の枠線の太さLWが該当するパターンを特定した。このように構成することで、例えば、登録印鑑枠RFの選択を間違えてしまった場合に、その間違いを検出することが可能となり、再度ユーザに登録印鑑枠RFを選択させることが可能となる。これにより、処理の効率を図ることが可能となる。
また、上記実施形態によれば、押捺印影と一緒に撮像し易い印鑑枠Fを補正する際の基準とした。こうすることで、撮像自体が失敗してしまう可能性を低減することが可能となり、事務効率を向上させることが可能となる。
なお、上記実施形態において、照合の対象物を印鑑の印影として説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、指紋など照合の対象物は任意である。
また、上記実施形態において、印影照合装置2にて印影の照合処理を行い、その照合結果を情報端末装置3へ送信するように構成した。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、各情報端末装置3が印影照合の機能を備えるように構成してもよい。この場合、情報端末装置3は、入力された顧客情報に基づいて、登録印影データ記憶部21Aから登録印影データDT1を取得する印影データ取得部を備えるようにすればよい。
より具体的には、情報端末装置3は、入力された顧客情報を、登録印影データ記憶部21Aを備える情報装置へ送信し、当該情報装置は、受信した顧客情報に基づいて、登録印影データDT1を特定し、特定した登録印影データDT1を情報端末装置3へ送信する。そして、情報端末装置3は、受信した登録印影データDT1と補正後押捺印影データDT5とを照合し、照合の結果を表示画面上に表示する。
また、上記実施形態において、一般的に印鑑枠Fの形状は長方形であることから、登録印鑑枠RFの属性情報として枠の縦方向と横方向の長さを枠属性情報テーブルT1に格納すると説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、印鑑枠Fは円状でもよいし、楕円状でもよい。例えば、印鑑枠Fが円状の場合には、半径を属性情報に含めればよいし、印鑑枠Fが楕円状の場合には、長径と短径を属性情報に含めればよい。また、属性情報に印鑑枠Fの形状を示す形状情報を含めてもよい。例えば、印鑑枠Fの形状が長方形で有る場合は、長方形であることを示す形状情報を属性情報に含めればよい。すなわち、印鑑枠Fを特定できるような属性の情報を属性情報として設定すればよい。
また、上記実施形態において、印鑑枠変形率判定処理部36Bによる印鑑枠変形率判定処理の結果が不可であった場合など、制御部36は表示部34を制御して、帳票の押捺印影を印鑑枠Fと一緒に再度撮像するように促すメッセージを表示画面上に表示させると説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、情報端末装置3のユーザが「帳票の押捺印影を印鑑枠Fと一緒に再度撮像する必要がある」ことを認識可能に報知する方法であればよい。例えば、情報端末装置3本体を振動させバイブ音を発するように構成してもよいし、LEDライトを点灯させるように構成してもよい。
また、上記実施形態において、補正後の撮像画像DT4を表示部34の表示画面上に表示させるように構成してもよい。
また、上記実施形態において、印影照合装置2側で登録印鑑枠RFの属性情報などを記憶すると説明したが、これに限定されるものではなく、各情報端末装置3が登録印鑑枠RFの属性情報などを記憶するように構成してもよい。
また、上記実施形態において、情報端末装置3は、表示部34に帳票の一覧を表示画面上に表示させ、選択された帳票の登録印鑑枠RFのデータを印鑑照合装置2から取得すると説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、顧客が印鑑を押捺した帳票の登録印鑑枠RFのデータを印鑑照合装置2から取得可能な方法であればよく、例えば、登録印鑑枠RFの一覧から選択するように構成してもよい。
また、上記実施形態において、撮像部31による印影の撮像時に、印鑑枠Fを一緒に撮像し、撮像印鑑枠Fを基準にして押捺印影を含む撮像画像DT4を補正し、原寸大の押捺印影のデータを復元すると説明した。しかしながら、これに限定するものではなく、例えば、印鑑枠Fの替わり、帳票の種別ごとに異なる所定の形状及び大きさの基準図形を、登録印鑑を押捺する場所付近に配し、押捺印影をその基準図形と一緒に撮像するように構成してもよい。
この場合、印鑑枠データ記憶部21Bは、帳票の種別ごとに基準図形の属性情報(例えば、形状、大きさ、線の太さなど)を対応付けて格納すればよく、基準図形の形状と大きさと線の太さとに基づいて、上記実施形態において説明した方法で撮像画像DT4を補正するように構成すればよい。
また、例えば、印鑑枠Fの替わり、全ての帳票に統一した所定の形状及び大きさの基準図形を、登録印鑑を押捺する場所付近に配し、押捺印影をその基準図形と一緒に撮像するように構成してもよい。この場合、情報端末装置3は、押捺印影と一緒に撮像した基準図形の変形率を判定する処理を実行し、判定結果が可能である場合に、補正処理を実行するように構成すればよい。
このように構成することで、選択した登録印鑑枠RFと撮像印鑑枠Fとが同じか否かの判定処理を省くことが可能となる。また、登録印鑑枠RFのデータを記憶しておく必要もなくなるため、資源を有効に活用することが可能となると共に、登録印鑑枠RFの特定処理などが不要となるため、処理時間を短縮することが可能となる。
また、上記実施形態において、枠情報要求DT2に応答して、印影照合装置2は、特定した登録印鑑枠RFのイメージデータと属性情報とを含む応答情報DT3を、枠情報要求DT2を送信した情報端末装置3へ返信すると説明した。しかしながら、これに限定されるものではなく、特定した登録印鑑枠RFのイメージデータを含めないように応答情報DT3を構成してもよい。この場合、印影照合装置2の印鑑枠データ記憶部21Bは、登録印鑑枠RFのイメージデータを格納しなくてもよい。
なお、上記動作を実行するための動作プログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magnet Optical disk)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記憶して配布し、これを情報端末装置3のコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行するように構成してもよい。さらに、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等にプログラムを記憶しておき、例えば、搬送波に重畳させて、コンピュータにダウンロード等するものとしてもよい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成又は実施形態を取ることができる。
1 印影照合システム
2 印影照合装置
21 記憶部
21A 登録印影データ記憶部
21B 印鑑枠データ記憶部
22 通信部
23 制御部
23A 情報特定部
23B 印影照合処理部
3 情報端末装置
31 撮像部
32 記憶部
33 通信部
34 表示部
35 入力部
36 制御部
36A 判定部
36B 印鑑枠変形率判定処理部
36C 情報取得部
36D 画像補正部
36E 線幅算出部
36F パターン特定部
NW ネットワーク
T1 枠属性情報テーブル
T2 枠パターンテーブル
F 印鑑枠
RF1 登録印鑑枠
H1 登録印鑑枠RF1の縦方向の長さ
W1 登録印鑑枠RF1の横方向の長さ
LW1 登録印鑑枠RF1の枠線の太さ
DT2 枠情報要求
DT3 応答情報
DT5 補正後押捺印影データ
DT6 一致情報
DT7 不一致情報

Claims (16)

  1. 顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて前記撮像画像を補正する画像補正部と、
    前記画像補正部により補正された補正後の撮像画像を、画像に基づいて印影の照合を行う印影照合装置へ送信する通信部と、
    前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する表示部と、
    を備える、
    ことを特徴とする携帯型情報端末装置。
  2. 前記基準図形の形状と大きさとを含む属性は前記帳票の種別ごとに異なっており、
    前記顧客が前記印鑑を押捺した帳票に設けられている前記基準図形の前記属性を示す属性情報を、前記通信部を介して、前記印影照合装置から取得する情報取得部を更に備え、
    前記画像補正部は、前記撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとが、前記情報取得部が取得した前記属性情報に含まれる前記基準図形の形状と大きさと一致するように前記撮像画像を補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報端末装置。
  3. 前記基準図形の形状と大きさとを含む属性は前記帳票の種別ごとに異なっており、
    前記基準図形の前記属性を示す属性情報を前記帳票の種別ごとに対応付けて格納する記憶部と、
    前記顧客が前記印鑑を押捺した帳票に設けられている前記基準図形の前記属性情報を前記記憶部から取得する情報取得部と、
    を更に備え、
    前記画像補正部は、前記撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとが、前記情報取得部が取得した前記属性情報に含まれる前記基準図形の形状と大きさと一致するように前記撮像画像を補正する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型情報端末装置。
  4. 前記基準図形は線で構成されており、
    前記属性情報は、前記基準図形を構成する線の太さを示す太さ情報を含み、
    前記補正した撮像画像に含まれる補正後の基準図形を構成する各線の一箇所以上の検出点における線の太さを求める線幅算出部と、
    前記線幅算出部が求めた前記各線の太さと前記情報取得部が取得した前記属性情報に含まれる太さ情報が示す線の太さとに基づいて、前記補正後の基準図形を構成する各線の太さに基づいて区分けされたパターンの中から、前記補正後の基準図形が該当するパターンを特定するパターン特定部と、
    前記パターン特定部により特定されたパターンに基づいて、前記補正後の撮像画像に基づく印影の照合が可能か否かを判定する判定部と、
    を更に備え、
    前記通信部は、前記判定部により前記照合は可能であると判定された場合のみ、前記補正後の撮像画像を前記印影照合装置へ送信する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯型情報端末装置。
  5. 前記判定部により前記照合は可能ではないと判定された場合に、再度撮像するように報知する報知部を更に備える、
    ことを特徴とする請求項4に記載の携帯型情報端末装置。
  6. 前記情報取得部は、ユーザにより選択された帳票を特定するための帳票情報に基づいて、前記顧客が前記印鑑を押捺した帳票に設けられている前記基準図形の前記属性情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載の携帯型情報端末装置。
  7. 前記撮像画像に含まれる前記基準図形に基づいて、前記撮像画像の前記印影を原寸大に復元可能か否かを判定する判定処理部を更に備え、
    前記画像補正部は、前記判定処理部により復元可能であると判定された場合のみ、前記撮像画像の補正を実行する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載の携帯型情報端末装置。
  8. 前記判定処理部は、前記撮像画像に含まれる前記基準図形の変形率に基づいて、前記撮像画像の前記印影を原寸大に復元可能か否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯型情報端末装置。
  9. 前記基準図形は、前記帳票に設けられた印鑑を押捺する場所を指定する印鑑枠である、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一に記載の携帯型情報端末装置。
  10. 顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて前記撮像画像を補正する画像補正部と、
    前記顧客により登録されている印鑑の印影画像を外部から取得する印影データ取得部と、
    補正後の前記撮像画像と前記印影データ取得部により取得された前記顧客の前記印影画像とに基づいて、印影の照合を行う印影照合処理部と、
    前記印影照合処理部による前記照合の結果を表示画面上に表示する表示部と、
    を備える、
    ことを特徴とする携帯型情報端末装置。
  11. 一又は複数の携帯型情報端末装置と、前記携帯型情報端末装置との間でネットワークを介して相互に通信可能に接続されている印影照合装置と、を備える印影照合システムであって、
    前記携帯型情報端末装置は、
    顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて前記撮像画像を補正する画像補正部と、
    前記画像補正部により補正された補正後の撮像画像を、前記印影照合装置へ送信する通信部と、
    前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する表示部と、
    を備え、
    前記印影照合装置は、
    前記顧客により登録されている印鑑の印影画像を格納する登録印影データ記憶部と、
    前記携帯型情報端末装置から送信される前記補正後の撮像画像を受信する通信部と、
    前記受信した前記補正後の撮像画像と前記登録印影データ記憶部に格納されている前記顧客の印影画像とに基づいて、印影の照合を行い、自装置の前記通信部を介して、前記携帯型情報端末装置へ前記照合の結果を送信する印影照合処理部と、
    を備える、
    ことを特徴とする印影照合システム。
  12. 前記基準図形の形状と大きさとを含む属性は前記帳票の種別ごとに異なっており、
    前記携帯型情報端末装置は、
    前記顧客が前記印鑑を押捺した帳票に設けられている前記基準図形の前記属性を示す属性情報を取得するために、自装置の前記通信部を介して、ユーザにより選択された帳票を特定するための帳票情報を含む基準図形情報要求を前記印影照合装置へ送信する情報取得部を更に備え、
    前記画像補正部は、前記撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとが、前記情報取得部が取得した前記属性情報に含まれる前記基準図形の形状と大きさと一致するように前記撮像画像を補正し、
    前記印影照合装置は、
    前記基準図形の前記属性情報を前記帳票の種別ごとに対応付けて格納する基準図形データ記憶部と、
    前記携帯型情報端末装置から送信される前記基準図形情報要求を受信すると、受信した前記基準図形情報要求に含まれる前記帳票情報に基づいて、前記帳票情報より特定される前記帳票に対応する前記基準図形の前記属性情報を特定し、自装置の前記通信部を介して、特定した前記属性情報を前記携帯型情報端末装置へ送信する情報特定部と、
    を更に備える、
    ことを特徴とする請求項11に記載の印影照合システム。
  13. 前記携帯型情報端末装置は、
    顧客の情報を入力する入力部を更に備え、
    自装置の前記通信部は、前記補正後の撮像画像と共に前記入力部により入力された前記顧客の情報を送信し、
    前記印影照合装置の前記印影照合処理部は、前記携帯型端末装置から送信される前記顧客の情報を受信すると、受信した前記顧客の情報に基づいて、前記顧客により登録されている印鑑の印影画像を特定し、前記特定した前記顧客の印影画像と前記受信した前記補正後の撮像画像とに基づいて、印影の照合を行う、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の印影照合システム。
  14. 前記基準図形は、前記帳票に設けられた印鑑を押捺する場所を指定する印鑑枠である、
    ことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一に記載の印影照合システム。
  15. 顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像した撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて、前記撮像画像を補正し、
    前記補正された補正後の撮像画像を、画像に基づいて印影の照合を行う印影照合装置へ送信し、
    前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する、
    ことを特徴とする印影照合方法。
  16. コンピュータに、
    顧客が帳票に押捺した印鑑の印影を所定の形状と大きさの基準図形と一緒に撮像した撮像画像に含まれる前記基準図形の形状と大きさとに基づいて、前記撮像画像を補正し、
    前記補正された補正後の撮像画像を、画像に基づいて印影の照合を行う印影照合装置へ送信し、
    前記印影照合装置から送信される前記補正後の撮像画像に基づく照合の結果を受信すると、前記照合の結果を表示画面上に表示する、
    処理を実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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