JP2010264640A - デジタルスタンプ - Google Patents

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淳 大東
Takeshi Yagi
健 八木
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Abstract

【課題】 スタンプの印面形成にかかる時間や手間が少ないデジタルスタンプを提供する。
【解決手段】 光エネルギーにより硬化する樹脂を保持する容器6と、光源24から射出された光を前記樹脂に照射する照射部23と、パターンを入力するパターン入力部12と、前記パターンに基づいて前記光の照射領域を制御する照射制御部20とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、デジタルスタンプに関するものである。
出力された画像データに基づいて印面が形成されるスタンプが知られている。(例えば、特許文献1参照)。このスタンプにおいては、印面となる面に対してインクジェットプリンタにより画像データに基づいて印刷を行った後にフラッシュ光を照射し、インク付着部分を溶融させることにより印面を形成し、スタンプを作成している。
特開平11−78194号公報
しかし、このスタンプにおいては一旦印刷を行った後に光を照射して印面を形成するため、スタンプの印面形成に時間や手間がかかっていた。
本発明の目的は、スタンプの印面形成にかかる時間や手間が少ないデジタルスタンプを提供することである。
本発明のデジタルスタンプは、光エネルギーにより硬化する樹脂を保持する容器と、光源から射出された光を前記樹脂に照射する照射部と、パターンを入力するパターン入力部と、前記パターンに基づいて前記光の照射領域を制御する照射制御部とを備えることを特徴とする。
また、本発明のデジタルスタンプは、熱エネルギーにより膨張する樹脂を保持する保持部と、熱源から発生する熱により前記樹脂を加熱する加熱部と、パターンを入力するパターン入力部と、前記パターンに基づいて前記加熱部による加熱領域を制御する加熱制御部とを備えることを特徴とする。
本発明のデジタルスタンプによれば、スタンプの印面形成にかかる時間や手間を少なくすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るデジタルスタンプの構成を示す外観図である。 本発明の第1の実施の形態に係るデジタルスタンプの光源にレーザーダイオードを用いた場合のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るデジタルスタンプの印面形成処理を行う際の外観図である。 本発明の第1の実施の形態に係るデジタルスタンプのキャップ部を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係るデジタルスタンプの光源にLEDを用いた場合のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る容器の他の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデジタルスタンプの構成を示す外観図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデジタルスタンプのシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデジタルスタンプの発熱用抵抗体の配置を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデジタルスタンプの他のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデジタルスタンプの発熱用抵抗体と熱膨張シートとが相対的に移動可能である場合の断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルスタンプの外観を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルスタンプのシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルスタンプの印面形成処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態に係るデジタルスタンプについて説明する。図1は、第1の実施の形態に係るデジタルスタンプの構成を示す外観図である。デジタルスタンプ2は、後述する照射部23等を収容する筐体4、光エネルギーにより硬化する光硬化樹脂を保持する容器6、光エネルギーにより印面が形成された樹脂を収容するキャップ部8を備えている。また、筐体4は、後述する光源であるレーザーダイオード24またはLED30から射出された光を容器6に保持された光硬化樹脂35に対して照射する照射窓10、USB機器やUSB接続されたPC等に記憶された画像データや文字データ等のパターンを入力するUSB端子12、光を照射し印面の形成開始を指示する照射スイッチ14が設けられている。また、容器6は容器本体15、容器本体の上部外周に着脱自在に嵌合する蓋16を備え、容器本体15には光硬化樹脂35を注入するための樹脂注入孔17が設けられている。
図2は、第1の実施の形態に係るデジタルスタンプの光源にレーザーダイオードを用いた場合のシステム構成を示すブロック図である。デジタルスタンプ2は、CPU18を備え、CPU18にはUSB端子12、照射スイッチ14、光硬化樹脂35に対して照射する光の制御を行う照射制御部20、USB端子12を介して入力されたパターンに対して画像処理を施す画像処理部22が接続されている。また、照射制御部20には、照射部23が接続され、照射部23は、光源であるレーザーダイオード24、レーザーダイオード24により射出された光を反射し光硬化樹脂35における光の照射位置を制御するミラーであるx軸方向ミラー26、y軸方向ミラー28を備えている。なお、容器6の光が入射する面はレーザーダイオード24から射出された光が透過するように構成されている。
次に、光源にレーザーダイオードを用いた場合におけるデジタルスタンプのスタンプ作成処理について説明する。まず、樹脂注入孔17から光硬化樹脂35を注入し、容器6に光硬化樹脂35を保持させる。次に、図3に示すように光硬化樹脂35を保持させた容器6が筐体4の照射窓10の近傍に取り付けられ、照射スイッチ14が操作されると、USB端子12を介してUSB機器やPC等に記憶された画像データや文字データ等のパターンが入力される。ここで、容器6を照射窓10の近傍に取り付ける際に、照射される光の位置の精度を維持するために筐体4に確実に固定する。
そして、画像処理部22により入力されたパターンに対してスタンプの形成に適したものとなるように画像処理を行い、照射制御部20はレーザーダイオード24から光の射出を開始し、画像処理が行われたパターンに基づいてx軸方向ミラー26及びy軸方向ミラー28を制御し印面を形成する。その後硬化しなかった樹脂を排出し、蓋16を取り外し印面が形成され硬化した樹脂を容器6から取り出す。ここで、容器6においては硬化しなかった樹脂は樹脂注入孔17から排出してもよいし、蓋16を取り外し容器本体15を傾斜させることにより排出してもよい。
取り出された樹脂は、印面が形成された樹脂を取り付けるための図示しないスタンプ本体の先端に両面シート等によりに取り付け、スタンプの印面として用いることができる。また、このスタンプ本体はスタンプによる押印を行う際の保持部としても用いることができる。また、後述するように容器6に光硬化樹脂35が硬化する際に容器6に固定されるように構成し、容器6をスタンプ本体として用いてもよい。また、スタンプ本体に硬化した樹脂を取り付けた場合において、樹脂に形成された印面に対向してキャップ部8を取り付けることができ、キャップ部8はスタンプ本体に対して着脱自在に嵌合することができる。また、図4に示すようにキャップ部8にはインク19が保持され、別途インクや朱肉を用意することが不要となる。
図5は、第1の実施の形態に係るデジタルスタンプの光源に発光ダイオード(LED)を用いた場合のシステム構成を示すブロック図である。デジタルスタンプ2は、CPU18を備え、CPU18にはUSB端子12、照射スイッチ14、照射制御部20、画像処理部22が接続され、また、照射制御部20には、光源である紫外線波長領域の光を射出するLED(発光ダイオード)30、パターンの表示を行い液晶パネルやDMD等により構成される表示部34が接続されている。ここで、LED30により射出された光を集光する集光光学系32、表示部34、光硬化樹脂35に対して光の照射を行う照射光学系36が照射部23を構成する。なお、容器6には光硬化樹脂が硬化した際に容器6に対して樹脂を固定するための石英やアクリル等の紫外光を透過させる材料により構成される突起部38が設けられている。
次に、光源にLEDを用いた場合におけるデジタルスタンプのスタンプ作成処理について説明する。まず、樹脂注入孔17から光硬化樹脂35を注入し、容器6に光硬化樹脂を保持させる。次に、図3に示すように光硬化樹脂35を保持させた容器6が筐体4の照射窓10の近傍に取り付けられ、照射スイッチ14が操作されると、USB端子12を介してUSB機器やPC等に記憶された画像データや文字データ等のパターンが入力される。ここで、容器6を照射窓10の近傍に取り付ける際に、照射される光の位置の精度を維持するために筐体4に確実に固定する。
そして、画像処理部22により入力されたパターンに対してスタンプの形成に適したものとなるように画像処理を行い、照射制御部20は画像処理が行われたパターンを表示部34に表示しLED30から光の射出を開始し、印面を形成する。また、このとき突起部38の周囲から樹脂の硬化を開始させ、その後パターンに従って他の領域の樹脂を硬化させる。これにより硬化した樹脂は突起部38により容器6に固定される。その後容器6を傾斜させることにより硬化しなかった樹脂を排出し、容器6をスタンプ本体として用いることができる。また、スタンプ本体に硬化した樹脂を取り付けた場合において、樹脂に形成された印面に対向してキャップ部8を取り付けることができ、キャップ部8はスタンプ本体に対して着脱自在に嵌合することができる。
なお、容器6に突起部38を設けない構成としてもよい。この場合には、印面が形成された樹脂を容器6から取り出し、樹脂を取り付けるための図示しないスタンプ本体の先端に両面シート等によりに取り付け、樹脂をスタンプの印面として用いることができる。また、このスタンプ本体はスタンプによる押印を行う際の保持部としても用いることができる。
本実施の形態に係るデジタルスタンプによれば、光硬化樹脂に対してパターンに基づく光を照射するため、スタンプの印面形成にかかる時間や手間を少なくすることができる。
また、突起部38を設けない場合には、光硬化樹脂35のみを交換することにより他のスタンプの印面形成を行うことができ、スタンプ作成に必要なコストを抑えることができる。
なお、上述の実施の形態において容器6を傾斜させることにより硬化しなかった樹脂を排出する構成としたが、図6に示すように容器6が下皿37と上皿39を備える構成としてもよい。この場合には、下皿37の外周は上皿39の外周よりも大きく構成され、光硬化樹脂35を容器6に満たし印面形成処理を行った後に上皿39を取り外すと、硬化しなかった光硬化樹脂35は下皿37に保持されることとなる。従って、硬化しなかった樹脂を排出する手間を省き硬化した樹脂を取り出すことできる。この場合においても上皿39に上述の突起部38を設けてもよく、この場合には硬化した樹脂が突起部38により上皿39に固定される。
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態に係るデジタルスタンプについて説明する。なお、この第2の実施の形態に係るデジタルスタンプの構成は、第1の実施の形態において容器6内に保持した光硬化樹脂を熱膨張樹脂に変更したものである。従って、上述のデジタルスタンプ2と同一の構成についての詳細な説明は省略し、異なる部分のみについて詳細に説明する。また、上述のデジタルスタンプ2の構成と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
図7は第2の実施の形態に係るデジタルスタンプの構成を示す外観図である。デジタルスタンプ40は、後述する加熱部51等を収容する筐体4、熱エネルギーにより印面が形成された樹脂を収容するキャップ部8を備えている。また、筐体4は、熱膨張樹脂に対して加熱を行う加熱窓42、USB端子12、印面の形成開始を指示する加熱スイッチ44が設けられている。また、図7における加熱窓42に対向させて金、銀、銅等の熱伝導性の高い金属またはカーボンナノチューブにより構成される熱伝導保持部材48が配置されている。ここで、熱伝導性保持部材48は異方性の熱伝導を有するため、加熱窓42からの熱を、熱エネルギーにより膨張する熱膨張樹脂によりシート状に成型された熱膨張樹脂シート46に対して垂直に伝導することができる。また、熱伝導保持部材48は貼着及び剥離によって熱膨張樹脂シート46を着脱自在に保持することができる。
図8は第2の実施の形態に係るデジタルスタンプのシステム構成を示すブロック図である。デジタルスタンプ40はCPU18を備え、CPU18にはUSB端子12、画像処理部22、加熱スイッチ44、熱膨張樹脂シート46に対する加熱の制御を行う加熱制御部50が接続されている。また、加熱制御部50には、加熱部51を構成する通電により発熱する発熱用抵抗体52が接続されている。発熱用抵抗体52からの熱は加熱部51を構成する加熱窓42及び熱伝導保持部材48を介して、熱膨張樹脂シート46に伝導される。
ここで、図9に示すように発熱用抵抗体52は加熱窓42の面内において6角形状を有しマトリクス状に配置されている。なお、図9において示される6角形状はすべて発熱用抵抗体52である。従って、加熱制御部50は画像処理が行われたパターンに基づいて加熱を行う位置に相当する発熱用抵抗体52に選択的に通電し加熱制御を行う。
次に、発熱用抵抗体を用いて熱膨張樹脂シートの加熱を行う場合におけるデジタルスタンプのスタンプ作成処理について説明する。熱膨張樹脂シート46が熱伝導保持部材48に貼着され加熱スイッチ44が操作されると、USB端子12を介してUSB機器やPC等に記憶された画像データや文字データ等のパターンが入力される。ここで、熱膨張樹脂シート46を熱伝導保持部材48に貼着する際に、加熱する位置の精度を維持するために筐体4に確実に固定する。
そして、画像処理部22により入力されたパターンに対してスタンプの形成に適したものとなるように画像処理を行い、加熱制御部50は画像処理が行われたパターンに基づいて発熱用抵抗体52に通電し、熱が熱伝導保持部材48を介して熱膨張樹脂シート46に伝導し、印面が形成される。ここで、熱伝導保持部材48は異方性の熱伝導性を有するため、加熱する位置の精度は維持される。その後、熱伝導保持部材48から印面が形成された熱膨張樹脂シート46が取り外され、取り外された熱膨張シート46は上述の実施の形態と同様に両面シート等によりスタンプ本体に取り付けることができる。
本実施の形態に係るデジタルスタンプによれば、熱膨張樹脂に対してパターンに基づいて加熱を行うため、スタンプの印面形成にかかる時間や手間を少なくすることができる。また、熱膨張樹脂のみを交換することにより他のスタンプの印面形成を行うことができ、スタンプ作成にかかるコストを抑えることができる。また、発熱用抵抗体52が6角形状を有するためパターンに基づいて滑らかな形状の印面を形成することができる。
なお、上述の実施の形態においては発熱用抵抗体52により熱膨張樹脂シート46を加熱する構成としたが、図10に示すようにレーザーダイオード24により加熱する構成としてもよい。この場合においては、加熱制御部50には、加熱部51を構成する光学系として加熱用のレーザーを発光するレーザーダイオード24、レーザーダイオード24により射出された光を反射し熱膨張樹脂における加熱用のレーザー光の照射位置、即ち加熱位置を制御するミラーであるx軸方向ミラー26、y軸方向ミラー28が接続されている。なお、容器6の光が入射する面はレーザーダイオード24から射出された光が透過するように構成されている。
次に、レーザーダイオード24により加熱を行う場合におけるスタンプ作成処理について説明する。熱膨張樹脂シート46が熱伝導保持部材48に貼着され加熱スイッチ44が操作されると、USB端子12を介してUSB機器やPC等に記憶された画像データや文字データ等のパターンが入力される。ここで、熱膨張樹脂シート46を熱伝導保持部材48に貼着する際に、加熱する位置の精度を維持するために熱伝導保持部材48に確実に固定する。
そして、画像処理部22により入力されたパターンに対してスタンプの形成に適したものとなるように画像処理を行い、加熱制御部50はレーザーダイオード24から光の射出を開始し、画像処理が行われたパターンに基づいてx軸方向ミラー26及びy軸方向ミラー28を制御し、熱膨張樹脂シート46においてレーザーが照射された位置は加熱されて膨張し印面を形成する。その後印面が形成された熱膨張樹脂シート46は取り外され、取り外された熱膨張シート46は両面シート等によりスタンプ本体に取り付けることができる。また、スタンプ本体に硬化した樹脂を取り付けた場合において、樹脂に形成された印面に対向してキャップ部8を取り付けることができ、キャップ部8はスタンプ本体に対して着脱自在に嵌合することができる。
なお、上述の実施の形態においては加熱を行う際に熱膨張樹脂シート46と加熱窓42との間に熱伝導保持部材48を配置する構成としたが、熱伝導保持部材48を配置せずに発熱用抵抗体52が直接熱膨張樹脂シート46を加熱する構成としてもよい。この場合には、加熱窓42は貼着及び剥離によって熱膨張樹脂シート46を着脱自在に保持する。
また、発熱用抵抗体と熱膨張シートとを相対的に移動可能としてもよい。図11は、発熱用抵抗体に対して熱膨張シートが移動可能に構成した場合の断面図である。図11に示すように熱膨張シート46をロール状の保持部47の表面に形成し、また、発熱用抵抗体52はライン状に形成され固定されている。この場合において、パターンに基づいてロール状の保持部47を図11に示す矢印のように回転させると、熱膨張シート46は加熱制御部50により加熱された発熱用抵抗体52に対して移動し印面が形成される。
次に、図面を参照して本発明の第3の実施の形態に係るデジタルスタンプについて説明する。なお、この第3の実施の形態に係るデジタルスタンプの構成は、上述の各実施の形態に係るデジタルスタンプに撮像部を付加したものである。従って、上述のデジタルスタンプ2,40と同一の構成についての詳細な説明は省略し、異なる部分のみについて詳細に説明する。また、上述のデジタルスタンプ2,40の構成と同一の構成には同一の符号を付して説明する。
図12は、第3の実施の形態に係るデジタルスタンプの外観を示す図である。デジタルスタンプ54は、筐体4、インク19が保持されたキャップ部8を備えている。また、筐体4には撮影レンズ56等を備える撮像部58、撮像指示を行うレリーズスイッチ60、印面の形成指示を行うスタンプ作成スイッチ62、スルー画やスタンプを作成する画像を選択する画面、スタンプ形成をするか否かの選択画面等を表示するLCD表示部64、上述の照射部23または加熱部51を備える印面形成部66が設けられている。また、LCD表示部64には表示された画面において選択または指示を行う透明電極により構成されるタッチセンサ67が積層して配置されている。
図13は、第3の実施の形態に係るデジタルスタンプのシステム構成を示すブロック図である。デジタルスタンプ54はCPU18を備え、CPU18には撮影レンズ56を介した被写体を撮像して撮像信号(蓄積電荷としてのアナログ信号)を生成するCCD或いはCMOS等により構成される撮像素子68、撮像素子68から出力された撮像信号を図示しないA/D変換部においてA/D変換することにより生成された画像データを記憶する画像記憶部69、画像処理部22により画像処理が行われた画像データ等を記憶するメモリ70、上述の照射部23または加熱部51の制御を行う印面形成制御部72、LCD表示部64、操作部74、画像処理部22が接続されている。ここで、操作部74はレリーズスイッチ60、スタンプ作成スイッチ62、タッチセンサ67を備えている。
次に図14に示すフローチャートを参照して第3の実施の形態に係るデジタルスタンプのスタンプ作成処理について説明する。まず、レリーズスイッチ60により撮像指示が行われると撮像素子68により被写体を撮像し(ステップS1)、画像データが画像記憶部69に記憶される。画像記憶部69からスタンプ作成を行う画像データを読み出し、キャラクタ化画像処理を行うか否かを判定する(ステップS2)。ここで、読み出された画像データが人物や動物の画像である場合にはキャラクタ化画像処理を行い、それ以外の画像である場合にはキャラクタ化画像処理を行わない判定を行う。
キャラクタ化画像処理を行う場合には(ステップS2:Yes)、画像処理部22により画像データに対してキャラクタ化画像処理を行い画像データの画素数を減少させる(ステップS3)。次に、ユーザがスタンプ作成スイッチ62を操作したか否かを判定する(ステップS4)。スタンプ作成スイッチ62が操作された場合には、画像処理部22はステップS3においてキャラクタ化画像処理が行われた画像データまたは撮像画像データからエッジ検出等により輪郭を抽出するスタンプ化画像処理を行う(ステップS5)。そして印面形成制御部72により印面の形成が可能であるか否かの判定を行う(ステップS6)。即ち、印面形成部66に光硬化樹脂35または熱膨張樹脂シート46がセットされている場合には(ステップS6:Yes)、印面の形成を行う(ステップS7)。ここで、印面の形成は上述の各実施の形態と同様に行う。即ち、印面形成部66が照射部23を有する場合には、光硬化樹脂35を保持した容器6をセットしスタンプ化画像処理が行われた画像データに基づいて印面の形成を行う。また、印面形成部66が加熱部51を有する場合には、熱膨張樹脂シート46及び熱伝導保持部材48がセットされスタンプ化画像処理が行われた画像データに基づいて印面の形成を行う。
印面が形成された樹脂は上述の実施の形態と同様にスタンプ本体に取り付け、スタンプの印面として用いることができる。
取り出された樹脂は、印面が形成された樹脂を取り付けるための図示しないスタンプ本体の先端に両面シート等によりに取り付け、スタンプ本体をスタンプによる押印を行う際の保持部としても用いてもよい。また、スタンプ本体に硬化した樹脂を取り付けた場合において、樹脂に形成された印面に対向してキャップ部8を取り付けることができ、キャップ部8はスタンプ本体に対して着脱自在に嵌合することができる。
一方、印面形成部66に光硬化樹脂35または熱膨張樹脂シート46がセットされていない場合には(ステップS6:No)、スタンプ化画像処理が行われた画像データをメモリ70に記憶し(ステップS8)、処理を終了する。
また、ステップS4においてタッチセンサ67を介してスタンプ作成を行わない選択が行われた場合または所定時間スタンプ作成スイッチ62が操作されなかった場合には、スタンプ化画像処理の開始指示が行われていないと判定し、キャラクタ化画像処理が行われた画像データまたは撮像画像データをメモリ70に記憶し(ステップS8)、処理を終了する。
本実施の形態に係るデジタルスタンプによれば、撮像画像に基づいて光硬化樹脂に対する光の照射または熱膨張樹脂に対する加熱を行うため、スタンプの印面形成にかかる時間や手間を少なくすることができる。また、撮像画像を用いてスタンプを作成するため、ユーザの希望する画像に基づく印面を有するスタンプを容易に作成することができる。
なお、上述の実施の形態の図14に示すステップS8においてメモリ70に記憶された画像データを読み出しスタンプ作成処理を行ってもよい。即ち、メモリ70に記憶されたキャラクタ化画像処理が行われた画像データまたは撮像画像データを読み出す場合には、図14のステップS5〜S7に示す処理を行う。また、メモリ70に記憶されたスタンプ化画像処理が行われた画像データを読み出す場合には、図14のステップS6及びS7に示す処理を行う。
2…デジタルスタンプ、6…容器、18…CPU、22…画像処理部、23…照射部、24…レーザーダイオード、30…LED、34…表示部、35…光硬化樹脂、46…熱膨張樹脂シート、48…熱伝導保持部材、50…加熱制御部、51…加熱部、52…発熱用抵抗体、68…撮像素子、66…印面形成部、72…印面形成制御部

Claims (19)

  1. 光エネルギーにより硬化する樹脂を保持する容器と、
    光源から射出された光を前記樹脂に照射する照射部と、
    パターンを入力するパターン入力部と、
    前記パターンに基づいて前記光の照射領域を制御する照射制御部と
    を備えることを特徴とするデジタルスタンプ。
  2. 前記照射部を収容する筐体を備え、
    前記容器は前記筐体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1記載のデジタルスタンプ。
  3. 前記容器は前記樹脂を注入する注入孔を備えることを特徴とする請求項1または2記載のデジタルスタンプ。
  4. 前記光源はレーザーダイオードであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルスタンプ。
  5. 前記パターンを表示する表示部を備え、
    前記光源は発光ダイオードであって、前記光により前記表示部に表示された前記パターンを前記樹脂に照射することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデジタルスタンプ。
  6. 前記容器は、硬化した前記樹脂を固定する突起部を備え、
    前記照射制御部は、前記突起部近傍から前記樹脂を硬化させるように前記光を照射することを特徴とする請求項5記載のデジタルスタンプ。
  7. 熱エネルギーにより膨張する樹脂を保持する保持部と、
    熱源から発生する熱により前記樹脂を加熱する加熱部と、
    パターンを入力するパターン入力部と、
    前記パターンに基づいて前記加熱部による加熱領域を制御する加熱制御部と
    を備えることを特徴とするデジタルスタンプ。
  8. 前記樹脂は、前記加熱部に対して貼着及び剥離可能なシート状の樹脂であることを特徴とする請求項7記載のデジタルスタンプ。
  9. 前記加熱部は、熱伝導性の高い材料により構成される熱伝導保持部を備えることを特徴とする請求項7または8記載のデジタルスタンプ。
  10. 前記熱伝導保持部の熱伝導性は、異方性を有することを特徴とする請求項9記載のデジタルスタンプ。
  11. 前記熱源は、電流が流れることにより発熱する抵抗体であることを特徴とする請求項7〜10の何れか一項に記載のデジタルスタンプ。
  12. 前記抵抗体の形状を六角形状とし、前記樹脂の近傍にマトリクス状に配置することを特徴とする請求項11記載のデジタルスタンプ。
  13. 前記熱源は、レーザーダイオードであることを特徴とする請求項7〜10の何れか一項に記載のデジタルスタンプ。
  14. 前記樹脂と前記加熱部とは相対的に移動可能であることを特徴とする請求項12または13記載のデジタルスタンプ。
  15. 被写体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された画像データに対して所定の処理を行う画像処理部と
    を備え、
    前記パターン入力部は前記画像データを入力することを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載のデジタルスタンプ。
  16. 前記画像処理部は、前記画像データから輪郭を抽出する輪郭抽出処理を行うことを特徴とする請求項15記載のデジタルスタンプ。
  17. 前記画像処理部は、前記画像データをキャラクタ化するキャラクタ化処理を行うことを特徴とする請求項15または16記載のデジタルスタンプ。
  18. 前記容器は、インクを保持するキャップ部を備えることを特徴とする請求項1〜17の何れか一項に記載のデジタルスタンプ。
  19. 前記樹脂を両面シートによりスタンプ本体に貼着することを特徴とする請求項1〜18の何れか一項に記載のデジタルスタンプ。
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