JP7181100B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、2つの表示部が連結された表示装置に関する。
2つの表示部が連結された表示装置が知られている。特許文献1には、それぞれが表示画面を有する2つの部材が、回動スイッチが設置されたヒンジ部により連結された見開き型の電子表示装置が開示されている。
特開2003-196012号公報
2つの表示部を折り畳み可能に連結した場合、さらにそれら2つの表示部を連動させることができると便利である。その場合に、例えば両表示部をヒンジで連結してその内部に配線を通すというように、連結用の部材の内部に配線をすると、その部材(例えばヒンジ)が大きくなり目立ってしまう。
そこで、本発明は、2つの表示部を連結及び結線する際に、連結用の部材としてより小さな部材を利用可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、表示面及び第1回路を有する板状の第1表示部と、表示面及び第2回路を有する板状の第2表示部と、前記第1表示部及び前記第2表示部を折り畳み可能に連結する連結部材と、前記第1回路及び前記第2回路を前記連結部材の内部を通さずに結線する結線部材とを備え、前記第1表示部及び前記第2表示部が固定されるシート状のカバー部材であって、両表示部が固定された部分の間に可撓性を有する可撓部を有するカバー部材を備え、前記結線部材は、前記カバー部材の内部を通して設けられる表示装置を提供する。
また、前記結線部材は、前記第1表示部及び前記第2表示部が閉じると伸びた状態になり、前記第1表示部及び前記第2表示部が開くと縮んで撓みのない状態になってもよい。
また、前記結線部材は、前記第1表示部及び前記第2表示部が開いたときに互いに対向する側面に設けられた2つの開口を通して配置されていてもよい。
また、前記連結部材は、前記第1表示部の背面及び前記第2表示部の背面に固定されたシート状の部材であってもよい。
また、前記シート状の部材は、前記第1表示部及び前記第2表示部が開いたときに互いに対向する側面にも固定されていてもよい。
また、前記連結部材は、ヒンジであってもよい。
本発明によれば、2つの表示部を連結及び結線する際に、連結用の部材としてより小さな部材を利用可能とすることができる。
第1実施例に係るスマートフォンの外観を表す図 第1実施例に係るスマートフォンの外観を表す図 スマートフォンのハードウェア構成を表す図 接近した第1表示部及び第2表示部を表す図 切替制御における動作手順の一例を表す図 第2実施例に係るスマートフォンの外観を表す図 第3実施例に係るスマートフォンの外観を表す図 第4実施例に係るスマートフォンの外観を表す図
[1]第1実施例
図1及び図2は第1実施例に係るスマートフォン1の外観を表す。スマートフォン1は、折り畳み可能な2画面の端末であり、本発明の「表示装置」の一例である。図1では開かれた状態のスマートフォン1が表され、図2では閉じた状態のスマートフォン1が表されている。
図1(a)では正面から見たスマートフォン1が表され、図1(b)及び図2では下側から見たスマートフォン1が表されている。スマートフォン1においては、通常使用される際に鉛直上方にくる方(例えば電話用のスピーカが付いている方)が上側、鉛直下方にくる方(例えば電話用のマイクが付いている方)が下側であるものとする。開いた状態のスマートフォン1を正面から見ると、図1(a)に表すように横長の長方形の形をしている。
図1及び図2では、スマートフォン1の長辺に沿った方向をX軸方向、短辺に沿った方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向をZ軸方向として示している。X軸方向は正面から見て右向きが正方向、Y軸方向は正面から見て下向きが正方向、Z軸方向は正面から裏側に向かう方向を正方向とする(図1(a)、(b)、図2はそれぞれZ軸正方向、Y軸負方向、Y軸負方向に見ている)。
スマートフォン1は、第1表示部10と、第2表示部20と、連結部材30と、カバー部材40と、結線部材50とを備える。第1表示部10は、第1表示面11と、第1筐体12と、第1回路13と、第1磁力部材14とを有する板状の表示手段である。第1表示面11は、画像が表示される面である。第1表示面11は、長方形且つ平らな面であり、本実施例では、タッチパネルの入力画面を兼ねている。第1筐体12は、板状且つ中空の筐体であり、一部に開口部(外部空間と繋がる孔が空いた部分)を有する。
第1筐体12は、その開口部に第1表示面11が設けられ、内部に第1回路13及び第1磁力部材14が格納されている。第1回路13は、第1表示部10を表示手段として機能させるための電子回路である。第1回路13は、例えば、第1表示面11に画像を表示する表示回路(液晶回路又は有機EL(Electro-Luminescence)回路等)の他、制御回路、記憶回路及び電源回路等を含む。第1磁力部材14は、磁力を発生させる部材であり、本実施例では永久磁石である。
第2表示部20は、第2表示面21と、第2筐体22と、第2回路23と、第2磁力部材24とを有する板状の表示手段である。第2表示面21、第2筐体22、第2回路23及び第2磁力部材24は、第1表示面11、第1筐体12、第1回路13及び第1磁力部材14と共通する構成である。但し、第2磁力部材24は、第1磁力部材14とは反対の極性の磁力を発生させ、第1磁力部材14と引き合うようになっている。
連結部材30は、第1表示部10の背面15及び第2表示部20の背面25に固定されたシート状の部材であり、第1表示部10及び第2表示部20を折り畳み可能に連結する。連結部材30は、第1固定部31と、第2固定部32と、繋ぎ部33とを有する。第1固定部31は、第1表示部10の背面15に固定される部分であり、第2固定部32は、第2表示部20の背面25に固定される部分である。
繋ぎ部33は、第1固定部31及び第2固定部32の間に位置して両固定部を繋げる部分である。繋ぎ部33は、第1表示部10及び第2表示部20が折り畳まれると、図2に表すように第1表示部10の側面16及び第2表示部20の側面26に密着する。このように、本実施例では、例えば図1(a)に表す繋ぎ部33のX軸方向の長さと、側面16及び側面26の厚さ方向(各表示部の厚さ方向。図1、図2におけるZ軸方向)の長さの合計とが一致するようになっている。
連結部材30は、繊維強化プラスチック等の繊維強化素材を用いて形成されている。繊維強化素材は一般的に可撓性を有するため、連結部材30は、第1固定部31及び繋ぎ部33の境目と、第2固定部32及び繋ぎ部33の境目とを図2に表すように折り曲げることができる。また、連結部材30は、それらの境目の繰り返しの折り曲げに耐えうる耐久性も備えている。
カバー部材40は、シート状の部材であり、第1表示部10及び第2表示部20が連結部材30を介して固定される。連結部材30を介するとは、第1表示部10及び第2表示部20が固定された連結部材30が固定されることで、第1表示部10及び第2表示部20が間接的に固定されるということである。カバー部材40は、第1固定部41と、第2固定部42と、繋ぎ部43とを有する。
第1固定部41は、第1表示部10が連結部材30を介して間接的に固定される部分である。第2固定部42は、第2表示部20が連結部材30を介して間接的に固定される部分である。第1固定部41及び第2固定部42は、連結部材30の第1固定部31及び第2固定部32に比べて厚く且つ高い衝撃吸収性を有している。この厚さ及び衝撃吸収性により、第1固定部41及び第2固定部42は、第1表示部10及び第2表示部20に加わる衝撃を緩和する役割を果たす。
つまり、カバー部材40は、文字通り表示部をカバーする(保護する)ことを主な目的とした部材である。これに対し、連結部材30は、両表示部を連結することを主な目的とした部材であるため、カバー部材40に比べて薄く、軽量に作られている。なお、ここでいう目的はあくまで主目的であるため、連結部材30も衝撃を緩和する役割を果たすし、カバー部材40も両表示部を連結する役割を果たしている。
繋ぎ部43は、可撓性を有し、第1固定部41及び第2固定部42の間に位置して両固定部を繋げる部分である。繋ぎ部43は本発明の「可撓部」の一例である。カバー部材40のうち第1固定部41及び繋ぎ部43の境目を境界A1とし、第2固定部42及び繋ぎ部43の境目を境界A2とする。その境界A1から境界A2までの繋ぎ部43の長さは、連結部材30の境界A1が接する位置から境界A2が接する位置までの長さ(繋ぎ部43に対応する部分の長さ)よりも長い。
そのため、繋ぎ部43は、スマートフォン1が開いている状態でも閉じた状態でも、図1(b)及び図2に表すように、連結部材30の繋ぎ部33と密着せずに隙間をあけて撓んだ状態になる。また、第1固定部41及び第2固定部42には、第1表示部10の背面15及び第2表示部20の背面25の全面が固定されている訳ではなく、繋ぎ部43側の一部は固定されていない。
つまり、境界A1及び境界A2は、いずれも表示部の端よりも表示部の内側にずれた位置となっている。仮にカバー部材に両表示部の全面が固定された場合、本実施例に比べて繋ぎ部が少なくなり、繋ぎ部の撓みの描く弧が小さくなる。その場合に比べると、スマートフォン1においては、繋ぎ部43の撓みの描く弧が大きく、つまり撓みがなだらかになっている。
第1固定部41、第2固定部42及び繋ぎ部43の内部には、細長い孔44が形成されており、図1(b)に表すように、その孔に結線部材50が設けられている。結線部材50は、第1表示部10の第1回路13と、第2表示部20の第2回路23とを結線する(配線で電気的に接続する)部材である。結線部材50は、例えば銅線を主体としたフレキシブル配線(フレキシブルプリント基板により作られた配線)である。
結線部材50は、カバー部材40(第1固定部41、第2固定部42及び繋ぎ部43)の内部を通して設けられている。第1表示部10及び第2表示部20は、第1固定部31及び第2固定部32に設けられた孔44に対応する位置に開口17及び開口27をそれぞれ有している。結線部材50は、それらの孔44、開口17及び開口27を通って各回路(第1回路13及び第2回路23)と電気的に接続されることで、両回路を結線する。
以上のとおり、スマートフォン1においては、カバー部材40に、第1表示部10及び第2表示部20を衝撃から保護する役割と、両表示部が有する回路を結線する役割とを兼ねさせることができる。また、スマートフォン1を閉じた場合に撓みがなくなると、図2に表す連結部材30のように表示部の角の部分で直角に折れ曲がる状態になる。
カバー部材40は、スマートフォン1を閉じた場合でも図2に表すように撓んでいるので、撓みがなくなる場合に比べて、表示部の角の部分における折れ曲がりが緩やかになり、内部の結線部材50が破損しにくいようにすることができる。また、スマートフォン1の持ち方及び扱い方(例えば一方の表示部だけを持った場合)によっては、連結部材30に2つの表示部から引っ張る力が加えられる。
仮にこのシート状の連結部材に結線部材を内蔵したとすると、結線部材にもその力が加わり、破損の原因となり得る。本実施例では、上記のとおり連結部材30の繋ぎ部43に対応する部分の長さよりも繋ぎ部43の長さが長いため、この引っ張る力がカバー部材40に加わることがなく、この力による結線部材の破損を防止することができる。
また、スマートフォン1においては、上述したように第1表示部10の背面15及び第2表示部20の背面25の全面が固定されている場合に比べて、繋ぎ部43の撓みがなだらかになっている。そのため、本実施例では、全面固定の場合に比べて、繋ぎ部43に内蔵された結線部材が、繋ぎ部43の撓みにより破損するということが生じにくいようにすることができる。
結線部材50が結線する回路(ハードウェア)について図3を参照して説明する。
図3はスマートフォン1のハードウェア構成を表す。スマートフォン1は、プロセッサ2と、メモリ3と、ストレージ4と、通信装置5と、入力装置6と、出力装置7と、バス8という各回路を備えるコンピュータである。これらの回路は、第1表示部10の第1回路13及び第2表示部20の第2回路23に含まれる。
なお、ここでいう「回路」という文言は、装置、デバイス及びユニット等に読み替えることができる。また、各回路は、1つ又は複数含まれていてもよいし、一部の回路が含まれていなくてもよい。また、画像を表示するために最小限必要な回路(例えば液晶回路又は有機EL回路等の表示回路)は、第1表示部10及び第2表示部20の両方に設けられているものとする。
また、両表示部の一方だけに設けられていればよいものは、一方だけに設けられていてもよいし、両方に設けられていてもよい。例えば第1表示部10だけにプロセッサ2が設けられている場合、そのプロセッサ2は、結線部材50を介して第2表示部20の第2回路23を制御すればよい。プロセッサ2は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。
プロセッサ2は、周辺装置とのインターフェース、制御回路、演算回路、レジスタなどを含む中央処理回路(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。また、プロセッサ2は、OS(Operating System:オペレーティングシステム)及び各種のアプリケーションを含むプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及びデータ等を、ストレージ4及び/又は通信装置5からメモリ3に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。
各種処理を実行するプロセッサ2は1つでもよいし、2以上であってもよく、2以上のプロセッサ2は、同時又は逐次に各種処理を実行してもよい。また、プロセッサ2は、1以上のチップで実装されてもよい。プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。メモリ3は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)及びRAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つで構成されてもよい。
メモリ3は、レジスタ、キャッシュ及びメインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。メモリ3は、前述したプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及びデータ等を保存することができる。ストレージ4は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。
ストレージ4は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ3及び/又はストレージ4を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。通信装置5は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置6は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。入力装置6は、第1表示部10の側面16及び第2表示部20の側面26が接近したことを検知する接近センサを有する。出力装置7は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカ、LEDランプなど)である。スマートフォン1においては、入力装置6及び出力装置7は、一体となって構成されるタッチスクリーンを含んでいる。
このタッチスクリーンは、第1表示部10及び第2表示部20のそれぞれに設けられており、どちらの表示部でもユーザによる入力操作が受け付けられるようになっている。プロセッサ2及びメモリ3等の各回路は、情報を通信するためのバス8を介して互いにアクセス可能となっている。バス8は、単一のバスで構成されてもよいし、回路間で異なるバスで構成されてもよい。
また、スマートフォン1は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、及び、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能の一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ2は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
プロセッサ2は、第1表示部10及び第2表示部20における画像の表示を制御する。プロセッサ2は、例えば、第1表示面11及び第2表示面21を1つの表示面として捉えた全画面表示領域への画像の表示を制御する。以下ではこの制御による画像の表示を全画面表示と言う。
また、プロセッサ2は、第1表示面11及び第2表示面21を別々の表示面として捉えた2画面表示領域への画像の表示を制御する。以下ではこの制御による画像の表示を2画面表示と言う。また、プロセッサ2は、第1表示面11及び第2表示面21のいずれか一方にだけ画像を表示する表示制御を行う。以下ではこの制御による画像の表示を1画面表示と言う。
プロセッサ2は、例えば、第1表示部10及び第2表示部20の接近及び隔離を契機に1画面表示又は2画面表示と全画面表示とを切り替える切替制御を行う。
図4は接近した第1表示部10及び第2表示部20を表す。ユーザが、図1に表す状態からスマートフォン1を折り畳まずに、第1表示部10及び第2表示部20を少し近づけたとする。
すると、互いに極性が異なる第1磁力部材14及び第2磁力部材24が引き付け合い、図4に表すように互いの側面16及び側面26を接近させた(密着させた)状態になる。このとき、連結部材30の繋ぎ部33が両側面の間に挟まれないようにしなければならない。例えば繋ぎ部33に図4に示す折れ曲がった状態のくせを付けておくことで、繋ぎ部33が両側面の間に挟まれにくいようにしてもよい。
側面16及び側面26が接近すると、カバー部材40の繋ぎ部43も撓むことになる。上述したように、側面16及び側面26の厚さ方向の長さの合計と比べて、繋ぎ部43は長く、繋ぎ部33は長さが一致している。そのため、撓んだ繋ぎ部43の内側には、外側に撓んだ繋ぎ部33が収まるようになっている。側面16及び側面26が接近すると、第1表示面11及び第2表示面21がX軸方向に並んで全画面表示領域として利用可能になる。
図5は切替制御における動作手順の一例を表す。この動作手順は、ユーザが画像を表示させる操作(表示操作)を行うことを契機に開始される。まず、プロセッサ2は、表示操作に基づいて1画面表示又は2画面表示を行う(ステップS11)。次に、プロセッサ2は、側面16及び側面26の接近を検知したか否かを判断する(ステップS12)。プロセッサ2は、この接近を検知しない(NO)場合、ステップS12に戻って動作を行う。
プロセッサ2は、この接近を検知した(YES)場合、1画面表示又は2画面表示から全画面表示に切り替える(ステップS13)。続いて、プロセッサ2は、側面16及び側面26の隔離を検知したか否かを判断する(ステップS14)。プロセッサ2は、この隔離を検知しない(NO)場合、ステップS14に戻って動作を行う。プロセッサ2は、この隔離を検知した(YES)場合、全画面表示から切替前の表示(1画面表示又は2画面表示)に切り替え(ステップS15)、ステップS12に戻る。
第1表示部10及び第2表示部20のような2つの表示部を連結及び結線する方法としては、ヒンジを用いる方法がある。その場合、ヒンジの内部を中空にして、その内部に両表示部を結線する部材(配線等)を配置する。しかし、この方法だと、結線部材を配置するための空間が必要な分だけヒンジが大きくなる。本実施例では、結線部材50をカバー部材40の内部に配置し、連結部材30には結線部材を配置しないようにすることで、ヒンジを用いて連結及び結線の両方を行う場合に比べて、連結用の部材としてより小さな部材を利用可能とすることができる。
[2]第2実施例
本発明の第2実施例について、以下、第1実施例と異なる点を中心に説明する。第2実施例では、第1実施例とは異なる構成で2つの表示面が並んだ状態になる。
図6は第2実施例に係るスマートフォン1aの外観を表す。図6では下側から見たスマートフォン1aが表され、図6(a)では開かれた状態が、図6(b)では閉じた状態が表されている。
スマートフォン1aは、第1表示部10aと、第2表示部20aと、連結部材30aと、カバー部材40aとを備える。連結部材30aは、第1固定部31aと、第2固定部32aと、繋ぎ部33aとを有する。第1固定部31a及び第2固定部32aは、第1実施例と同様に、第1表示部10aの背面15a及び第2表示部20aの背面25aにそれぞれ固定されている。
また、繋ぎ部33aは、第1実施例と同様に、第1固定部31a及び第2固定部32aを繋げている。但し、繋ぎ部33aは、第1実施例と異なり、第1表示部10a及び第2表示部20aが開いたときに互いに対向する側面16a及び側面26aにも固定されている。また、繋ぎ部33aのうち側面16aに固定された部分と側面26aに固定された部分との間には、図6(b)に表すように隙間がない。
繋ぎ部33aが上記のとおり両側面に固定されていることで、スマートフォン1aを開いた場合に、必ず、側面16a及び側面26aを接近させた状態、すなわち第1表示面11a及び第2表示面21aがX軸方向に並んで全画面表示領域として利用可能な状態にすることができる。なお、スマートフォン1aにおいては、繋ぎ部33aが両側面を接近させるので、第1実施例のような磁力部材が設けられていない。
[3]第3実施例
本発明の第3実施例について、以下、第1及び第2実施例と異なる点を中心に説明する。第3実施例では、第1及び第2実施例で備えられていたカバー部材を備えない例を説明する。
図7は第3実施例に係るスマートフォン1bの外観を表す。図7では下側から見たスマートフォン1bが表され、図7(a)では開かれた状態が、図7(b)では閉じた状態が表されている。
スマートフォン1bは、第1表示面11bを有する第1表示部10bと、第2表示面21bを有する第2表示部20bと、連結部材30bと、結線部材50bとを備える。連結部材30bは、第1表示部10bの背面15bの第2表示部20b側であり且つ第2表示部20bの背面25bの第1表示部10b側となる位置に設けられたシングルヒンジ(回転軸が1つの蝶番)である。
連結部材30bは、第1表示部10b及び第2表示部20bを、第1表示面11b及び第2表示面21bを外側にして折り畳み可能に連結する。結線部材50bは、配線部51と、2つの弾性部52と、2つの固定部53とを有する。配線部51は、実施例の結線部材50と同様に、例えば銅線を主体とした配線である。第1表示部10bの側面16bには開口17bが設けられ、第2表示部20bの側面26bには開口27が設けられている。
配線部51は、開口17bを通って第1表示部10bの内部に入り込み、開口27bを通って第2表示部20bの内部に入り込んでいる。配線部51の両端側には、弾性部52がそれぞれ接続されている。弾性部52は、バネ又はゴム等の弾性を有する部材である。弾性部52は、一端が配線部51に接続され、他端が固定部53に接続されている。
固定部53は、表示部(第1表示部10b及び第2表示部20b)の内部の特定の位置に固定されている。弾性部52は、スマートフォン1bが開いている状態では、配線部51を表示部の内部に向けて引っ張る程度の弾性力を有する。また、スマートフォン1bが閉じている状態では、図7(b)に表すように配線部51が両表示部の外側に引っ張り出されるが、弾性部52は、その配線部51の動きを邪魔しないように伸びる程度の弾性力を有する。
配線部51の両端側の弾性部52に接続されている接続箇所54は、図7に表すようにスマートフォン1bが開いている状態と閉じている状態とで位置が変換する。配線部51は、この接続箇所54よりも先にある先端部分(図示せず)が、第1表示部10bが備える第1回路13b及び第2表示部20bが備える第2回路23bに電気的に接続されている。
この配線部51の先端部分は、スマートフォン1bが開いた状態と閉じた状態のどちらでも回路まで届くように余裕のある長さとなっている。以上のとおり、結線部材50bは、全体として、第1表示部10b及び第2表示部20bが閉じると伸びた状態になり、第1表示部10b及び第2表示部20bが開くと縮んで撓みのない状態になる。
スマートフォン1bが閉じたときに結線部材が伸びなければ、結線部材を引っ張る力が過度に加わり断線するおそれがある。その場合に比べて、本実施例では、上記のとおり結線部材50bが伸びることで、断線のおそれを少なくすることができる。また、スマートフォン1bが開いたとき配線部に弛みが生じると、その弛んだ部分が両表示部の間に挟まれて配線が破損するおそれがある。
その場合に比べて、本実施例では、上記のとおり結線部材50bが縮むことで配線部51の弛みをなくし、挟み込みによる破損を防ぐことができる。また、本実施例では、結線部材50bは、第1表示部10b及び第2表示部20bが開いたときに互いに対向する側面16b及び側面26bに設けられた2つの開口17b及び開口27bを通して配置される。
これらの開口を通すことで、スマートフォン1bが開いたときに結線部材50bが外部に露出しなくなり、結線部材が露出する場合に比べて、スマートフォン1bの外見の凹凸を少なくすることができる。また、本実施例では、結線部材50bが上記のとおり両表示部の回路を結線するので、ヒンジである連結部材30bの内部には配線が通っていない。
連結部材としてシートを用いる場合に比べて、ヒンジを用いるとシートよりも剛性が高いので開閉の動きが安定する。一方、ヒンジの内部に配線を通す場合、ヒンジの内部にそれだけの空間を設ける必要があり、その空間の分だけヒンジのサイズが大きくなる。本実施例では、連結部材30bとしてヒンジを用いることで開閉の動きを安定させると共に、内部に配線のための空間を設けないことで、ヒンジのサイズを小さくして目立たないようにすることができる。
[4]第4実施例
本発明の第4実施例について、以下、上記の各実施例と異なる点を中心に説明する。第4実施例では、第3実施例と同様にヒンジを用いつつ、結線部材の設け方を変えた例を説明する。
図8は第4実施例に係るスマートフォン1cの外観を表す。図8では下側から見たスマートフォン1cが表され、図8(a)では開かれた状態が、図8(b)では閉じた状態が表されている。
スマートフォン1cは、第1表示面11cを有する第1表示部10cと、第2表示面21cを有する第2表示部20cと、連結部材30cと、結線部材50cとを備える。連結部材30cは、第1表示部10bの第1表示面11c側且つ第2表示部20c側であり且つ第2表示部20cの第2表示面21c側且つ第1表示部10b側となる位置に設けられたシングルヒンジである。
連結部材30cは、第1表示部10c及び第2表示部20cを、第1表示面11c及び第2表示面21cを内側にして折り畳み可能に連結する。結線部材50cは、配線部51cと、2つの弾性部52cと、2つの固定部53cとを有する。結線部材50cの構成は図7に表す結線部材50bと概ね同じであり、第1表示部10cが備える第1回路13c及び第2表示部20cが備える第2回路23cに電気的に接続されている。
ただし、結線部材50cは、表示部の内側から外側に出る際に通る孔の位置が結線部材50bとは異なっている。第1表示部10cは、背面15c側に第2表示部20c側が低くなる段差を有しており、その段差の部分に開口17cを有している。第2表示部20cも背面25c側に同様の開口27cを有している。結線部材50cは、それらの開口17c及び開口27cを通して配置されている。
以上の構成により、結線部材50cは、結線部材50bと同様に、全体として、第1表示部10c及び第2表示部20cが閉じると伸びた状態になり、第1表示部10c及び第2表示部20cが開くと縮んで撓みのない状態になる。その結果、第3実施例と同様に、断線のおそれを少なくすることができるし、挟み込みによる破損を防ぐことができる。また、結線部材50cの中央部は、常に表示部の外側に露出しているので、万が一両表示部の間に挟まったとしても、すぐに気づくことができる。
[5]変形例
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。
[5-1]連結部材
第1及び第2実施例で述べたシート状の連結部材の形状は上述したものに限らない。例えば連結部材30及び30aの各固定部は、いずれも表示部の背面の全体を固定可能な形状であったが、表示部の背面よりも小さくて背面の一部だけが固定可能な形状であってもよい。
また、繋ぎ部についても、上記の各実施例ではY軸方向の長さが表示部と同じであったが、それよりも短くてもよい。要するに、2つの表示部を折り畳み可能に連結することができていれば、シート状の連結部材はどのような形状であってもよい。
[5-2]カバー部材
第1及び第2実施例で述べたシート状のカバー部材の形状は上述したものに限らない。例えば各実施例では、正面から見た場合に表示部の端とカバー部材の端が繋ぎ部側を除いて一致していたが、表示部よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。要するに、カバー部材は、内部に結線部材を通すことができて、且つ、表示部の背面を保護する効果を有するものであればよい(小さくてもカバーしている部分については保護効果を有する)。
[5-3]発明のカテゴリ
本発明は、スマートフォンに限らず、例えばタブレット端末等にも適用可能である。本発明は、折り畳み可能な2つの表示部を備える表示装置であれば、その用途に関わらず適用することができる。また、本発明は、それらの表示装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられ、また、表示装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。
[5-4]「及び」、「又は」
本明細書において、「A及びB」でも「A又はB」でも実施可能な構成については、一方の表現で記載された構成を、他方の表現で記載された構成として用いてもよい。例えば「A及びB」と記載されている場合、他の記載との不整合が生じず実施可能であれば、「A又はB」として用いてもよい。
[5-5]態様のバリエーション等
本明細書で説明した各実施例は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施例に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…スマートフォン、10…第1表示部、11…第1表示面、12…第1筐体、13…第1回路、14…第1磁力部材、15…背面、16…側面、17…開口、20…第2表示部、21…第2表示面、22…第2筐体、23…第2回路、24…第2磁力部材、25…背面、26…側面、27…開口、30…連結部材、31…第1固定部、32…第2固定部、33…繋ぎ部、40…カバー部材、41…第1固定部、42…第2固定部、43…繋ぎ部、50…結線部材、51…配線部、52…弾性部、53…固定部。

Claims (6)

  1. 表示面及び第1回路を有する板状の第1表示部と、
    表示面及び第2回路を有する板状の第2表示部と、
    前記第1表示部及び前記第2表示部を折り畳み可能に連結する連結部材と、
    前記第1回路及び前記第2回路を前記連結部材の内部を通さずに結線する結線部材と を備え
    前記第1表示部及び前記第2表示部が固定されるシート状のカバー部材であって、両表示部が固定された部分の間に可撓性を有する可撓部を有するカバー部材を備え、
    前記結線部材は、前記カバー部材の内部を通して設けられる表示装置。
  2. 記結線部材は、前記第1表示部及び前記第2表示部が閉じると伸びた状態になり、前記第1表示部及び前記第2表示部が開くと縮んで撓みのない状態になる
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 記結線部材は、前記第1表示部及び前記第2表示部が開いたときに互いに対向する側面に設けられた2つの開口を通して配置される
    請求項に記載の表示装置。
  4. 記連結部材は、前記第1表示部の背面及び前記第2表示部の背面に固定されたシート状の部材である
    請求項1からのいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 記シート状の部材は、前記第1表示部及び前記第2表示部が開いたときに互いに対向する側面にも固定されている
    請求項に記載の表示装置。
  6. 記連結部材は、ヒンジである
    請求項1からのいずれか1項に記載の表示装置。
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