JP7180942B1 - 燃焼台 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数、部品の種類、及び加工工数を削減し、組立及び分解が容易に繰り返し可能な燃焼台を提供する。【解決手段】燃焼台1は、3枚の板材10,20,30にそれぞれ16,17、26,27、36,37が一対設けられ、第1の板材10の第1のスリット16に第2の板材20の第2のスリット27を挿入し、第2の板材20の第1のスリット26に第3の板材30の第2のスリット37を挿入し、第3の板材30の第1のスリット36に第1の板材10の第2のスリット17を挿入することによって、3枚の板材10,20,30が平面視で略三角形に組み立てられるとともに、該三角形の大きさが下方にいくに従って小さくなるようにすり鉢状に組み立てられるように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、組立及び分解が繰り返し可能な燃焼台に関する。
従来、燃焼台としては、組立及び分解が可能な組立式焚火台があり、この組立式焚火台には、例えば特許文献1に記載されたものがある。この組立式焚火台は、立て板3枚と、底板1枚と、横板ストリップ複数枚とを備え、立て板2枚の第一接続耳と第二接続耳を用いて互いに組み付けた後、同様の方法により他の立て板1枚を組み付けて平面視で三角形状に形成する。そして、立て板の組付けが終了した後に、組付けた立て板の内部に底板を収納する。この底板は、各立て板の下辺の一部を折り曲げて形成した支えによって支持される。また、上記各立て板の上端に形成されたスロットに複数枚の横板ストリップが取り付けられる。
実用新案登録第3233580号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された組立式焚火台は、立て板3枚と、底板1枚と、横板ストリップ複数枚と、を備えていることにより、部品点数が多くなるとともに、部品の種類も多くなり、材料費が高くなるという問題がある。また、上記組立式焚火台は、底板を支持するために、各立て板の一部を折り曲げて形成する必要があり、加工工数も増加するという問題もある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、部品点数、部品の種類、及び加工工数を削減し、組立及び分解が容易に繰り返し可能な燃焼台を提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、3枚の板材にそれぞれスリットが少なくとも一対設けられ、第1の板材の第1のスリットに第2の板材の第2のスリットを挿入し、前記第2の板材の第1のスリットに第3の板材の第2のスリットを挿入し、前記第3の板材の第1のスリットに前記第1の板材の第2のスリットを挿入することによって、前記3枚の板材が平面視で略三角形に組み立てられるとともに、該三角形の大きさが下方にいくに従って小さくなるようにすり鉢状に組み立てられるように構成し、前記3枚の板材は、それぞれ中央部に下辺を有する開口部が形成され、組み立てた状態で前記開口部から固形燃料の一部が外部に露出して、前記開口部の下辺に前記固形燃料が支持されるように構成したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記3枚の板材は、それぞれ同一形状に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記3枚の板材は、それぞれ組み立てられた状態で各板材の下縁部の先端部が設置面に当接して3点支持されるように構成したことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記第1のスリットが前記各板材の上縁部から内側斜め下方に向けて前記各板材の高さの半分以上に形成され、前記第2スリットが前記各板材の上縁部と対角をなす下縁部近傍から外側斜め上方に向けて前記第1のスリットよりも短く形成されていることを特徴とする。
また、請求項に記載の電気部品用ソケットは、請求項の発明に加え、前記開口部が前記下辺に対向する上辺を有し、前記開口部の下辺で前記固形燃料を支持した状態で、前記開口部の上辺と前記固形燃料の上端との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、3枚の板材にそれぞれスリットが少なくとも一対設けられ、これらの板材の一対のスリットを用いて3枚の板材が平面視で略三角形に組み立てられるとともに、該三角形の大きさが下方にいくに従って小さくなるようにすり鉢状に組み立てられるように構成したことにより、部品点数、部品の種類、及び加工工数を削減し、組立及び分解が容易に繰り返し可能となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、3枚の板材は、組み立てた状態で開口部から固形燃料の一部が外部に露出して、開口部の下辺に固形燃料が支持されるように構成したことにより、固形燃料を安定して支持することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、3枚の板材は、それぞれ同一形状に形成されていることにより、部品の種類を一種類にすることができ、部品の種類を最も少なく削減することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、3枚の板材は、それぞれ組み立てられた状態で各板材の下縁部の先端部が設置面に当接して3点支持されるように構成したことにより、設置面に凹凸が形成されていても、安定して設置することが可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば、第1のスリットが各板材の上縁部から内側斜め下方に向けて各板材の高さの半分以上に形成され、第2スリットが各板材の上縁部と対角をなす下縁部近傍から外側斜め上方に向けて第1のスリットよりも短く形成されているので、各板材の第1のスリットと第2スリットとが互いに挿入又は離脱し易くなり、組立及び分解が容易に可能となる。
また、請求項に記載の発明によれば、開口部の下辺で固形燃料を支持した状態で、開口部の上辺と固形燃料の上端との間に隙間が形成されていることから、その隙間を通して空気が流通するので、固形燃料を良好に燃焼させることができる。
本発明に係る燃焼台の一実施形態の組立状態を示す斜視図である。 (a),(b),(c)は、それぞれ図1の板材を示す正面図である。 (a),(b),(c)は、図1の燃焼台の組立順序を示す斜視図である。 図1の平面図である。 図1の正面図である。 図1の燃焼台の使用状態を示す斜視図である。 図6の正面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[発明の第1実施形態]
図1乃至図7は、本発明の一実施形態を示す。
図1は、本発明に係る燃焼台の一実施形態の組立状態を示す斜視図である。図2(a),(b),(c)は、それぞれ図1の板材を示す正面図である。図3(a),(b),(c)は、図1の燃焼台の組立順序を示す斜視図である。図4は、図1の平面図である。図5は、図1の正面図である。図6は、図1の燃焼台の使用状態を示す斜視図である。図7は、図6の正面図である。
図1及び図2(a),(b),(c)に示すように、本実施形態の燃焼台1は、3枚の板材を備えている。これらの板材は、同一形状、同一材質、及び同一板厚で形成されているものの、以下では、組み立てるときに分かり易くするため、それぞれ第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30として説明する。これら第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30は、材質として例えばチタン、ステンレス鋼、アルミニウム、鉄、その他の金属合金、セラミックス等から選択された一種が用いられる。
第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30は、図2(a),(b),(c)に示すようにそれぞれ四隅がR面取りされた四角形に形成されている。第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30は、それぞれR面取りされた四隅が左右の上縁部10a,10b、20a,20b、30a,30bとなるとともに、左右の下縁部10c,10d、20c,20d、30c,30dとなる。
第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30は、上下の幅と、左右の幅(高さ)がそれぞれ互いに異なるように形成されている。具体的には、上辺11,21,31の幅W1は、下辺12,22,32の幅W2よりも長く、左辺13,23,33の幅(高さ)W3は、右辺14,24,34の幅(高さ)W4よりも長く形成されている。また、上辺11,21,31と下辺12,22,32は、平行ではなく、左辺13,23,33と右辺14,24,34も平行ではない。
上辺11,21,31と左辺13,23,33とのなす角度は、略直角である。上辺11,21,31と右辺14,24,34とのなす角度は、約70度である。左辺13,23,33と下辺12,22,32とのなす角度は、約80度である。下辺12,22,32と右辺14,24,34とのなす角度は、約120度である。
第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30は、それぞれ中央部に台形の開口部15,25,35が形成されている。これら台形の開口部15,25,35は、四隅がR面取りされている。第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30は、それぞれの左の上縁部10a,20a,30aから内側斜め下方に向けて各板材10,20,30の高さの半分以上に第1のスリット16,26,36が形成されている。すなわち、これら第1のスリット16,26,36は、それぞれ長さ方向に対して同一幅であって、左辺13,23,33の幅W3の半分以上に形成されている。第1のスリット16,26,36は、左辺13,23,33に対する角度αが約30度である。
第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30は、それぞれ左の上縁部10a,20a,30aと対角をなす右の下縁部10d,20d,30d近傍の下辺12,22,32から外側斜め上方に向けて第2スリット17,27,37が形成されている。これら第2スリット17,27,37は、それぞれ第1のスリット16,26,36と同一幅に形成され、第1のスリット16,26,36よりも短く形成されている。第2スリット17,27,37は、それぞれ下辺12,22,32に対する角度βが約130度である。
第1のスリット12,22,32及び第2スリット17,27,37のそれぞれの幅は、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30の板厚よりも大きく設定されている。
開口部15,25,35は、それぞれ上辺15a,25a,35a及び下辺15b,25b,35bを有し、上辺15a,25a,35aよりも下辺15b,25b,35bがそれぞれ長く形成されている。上辺15a,25a,35a及び下辺15b,25b,35bは、それぞれ上辺11,21,31と平行になるように形成されている。
第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30で燃焼台1を組み立てた状態では、図1及び図6に示すように台形の開口部15,25,35から後述する固形燃料の一部が外部に露出して、台形の開口部15,25,35の下辺15b,25b,35bに上記固形燃料の下面が支持されるように構成されている。
また、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30で燃焼台1を組み立て、台形の開口部15,25,35の下辺15b,25b,35bで上記固形燃料を支持した状態では、図6に示すように台形の開口部15,25,35の上辺15a,25a,35aと上記固形燃料の上端との間に隙間Gが形成されるように構成されている。
次に、本実施形態の燃焼台1の作用を説明する。
まず、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30を用意し、これらの内の2枚の板材、例えば第1の板材10と第2の板材20を組み立てるには、図3(a)に示すように第1の板材10の第1のスリット16に第2の板材20の第2のスリット27を挿入して係合させる。
次いで、図3(b)に示すように第2の板材20の第1のスリット26に第3の板材30の第2のスリット37を挿入して係合させる。そして、図3(c)に示すように第3の板材30の第1のスリット36に第1の板材10の第2のスリット17を挿入して係合させる。
なお、本実施形態では、第1の板材10と第2の板材20を組み立てた後に、第2の板材20に第3の板材30を組み立て、さらに第3の板材30に第1の板材10を組み立てるようにしたが、各板材10,20,30は全て同一のものであることから、この順序に限らず如何なる順序で組み立てるようにしてもよい。
この場合、上記のように第1のスリット16,26,36及び第2スリット17,27,37のそれぞれの幅が、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30の板厚よりも大きく形成されていることから、スリット同士の係合が容易になるため、組立てが容易になる。
上記の工程を経て、図4に示すように第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30が平面視で略三角形に組み立てられるとともに、この三角形の大きさが下方にいくに従って小さくなるようにすり鉢状に組み立てられる。
また、上記の工程を経て組み立てられた燃焼台1は、図5に示すように第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30のそれぞれ左の下縁部10c,20c,30cの先端部が設置面2に当接して3点支持されるように構成される。
さらに、上記の工程を経て組み立てられた燃焼台1は、図6及び図7に示すように固形燃料40を収容した状態において、開口部15,25,35から固形燃料40の一部が外部に露出して、開口部15,25,35のそれぞれの下辺15b,25b,35bに固形燃料40の底面部が支持される。
そして、燃焼台1を組み立て、台形の開口部15,25,35の下辺15b,25b,35bで固形燃料40を支持した状態では、図6及び図7に示すように開口部15,25,35の上辺15a,25a,35aと固形燃料40の上端との間に隙間Gが形成されるように構成される。これにより、その隙間Gを通して空気が図7の矢印で示すように流通するので、固形燃料40を良好に燃焼させることができる。
また、燃焼台1を組み立て、開口部15,25,35の下辺15b,25b,35bで固形燃料40を支持し、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30の上辺11,21,31に各種の鍋Pを載置したとき、各種の鍋Pの重量が上辺11,21,31に加わることで、第1の板材10の第1のスリット16と第2の板材20の第2のスリット27との係合状態、第2の板材20の第1のスリット26と第3の板材30の第2のスリット37との係合状態、そして第3の板材30の第1のスリット36と第1の板材10の第2のスリット17との係合状態がそれぞれ軸線方向に対して傾斜して係合していることから、燃焼台1の全体が周方向に捩れるように回動してそれぞれ一段と緊密になり、強固に固定される。
すなわち、第1の板材10の第1のスリット16と第2の板材20の第2のスリット27との係合状態、第2の板材20の第1のスリット26と第3の板材30の第2のスリット37との係合状態、そして第3の板材30の第1のスリット36と第1の板材10の第2のスリット17との係合状態では、各スリットと各板材との間のわずかなクリアランスも全てにわたって吸収されることにより、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30がそれぞれ周方向に回動し、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30の上辺11,21,31が外側に若干開き、上記各係合状態が、それぞれ一段と緊密になり、強固に固定されることとなる。
そして、燃焼台1を分解するときは、上記のように第1のスリット12,22,32及び第2スリット17,27,37のそれぞれの幅が、第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30の板厚よりも大きく形成されていることから、スリット同士の係合を容易に離脱させることができ、容易に分解することが可能となる。このようにして燃焼台1を分解すると、図2(a),(b),(c)に示す第1の板材10、第2の板材20、及び第3の板材30のように互いに同一形状をなすカードとなることから、積み重ねて持ち運ぶことができ、携帯に好都合の燃焼台1となる。
このように本実施形態によれば、3枚の板材10,20,30にそれぞれスリット16,17、26,27、36,37が一対設けられ、これらの板材10,20,30の一対のスリット16,17、26,27、36,37を用いて3枚の板材10,20,30が平面視で略三角形に組み立てられるとともに、この三角形の大きさが下方にいくに従って小さくなるようにすり鉢状に組み立てられるように構成したことにより、部品点数、部品の種類、及び加工工数を削減し、組立及び分解が容易に繰り返し可能となる。
また、本実施形態では、第1の板材10の第1のスリット16に第2の板材20の第2のスリット27を挿入して係合させ、第2の板材20の第1のスリット26に第3の板材30の第2のスリット37を挿入して係合させ、そして第3の板材30の第1のスリット36に第1の板材10の第2のスリット17を挿入して係合させるように構成している。
このように構成した本実施形態によれば、第1のスリットと第2のスリットを交互に組み合わせ、隣り合う板材を第2のスリットを介して第1のスリットの先端部で支持することにより、燃焼台1の一部を使用者が手指で持ち上げて移動させるようにしても、その係合状態を維持することが可能となる。これにより、使い勝手が良好な燃焼台1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、3枚の板材10,20,30は、それぞれ同一形状に形成されていることにより、部品の種類を一種類にすることができ、部品の種類を最も少なく削減することができる。
さらに、本実施形態によれば、3枚の板材10,20,30は、それぞれ組み立てられた状態で各板材10,20,30の左の下縁部10c,20c,30cの端部が設置面2に当接して3点支持されるように構成したことにより、設置面2に凹凸が形成されていても、安定して設置することが可能となる。
本実施形態によれば、第1のスリット16,26,36が各板材10,20,30の左の上縁部10a,20a,30aから内側斜め下方に向けて各板材10,20,30の高さの半分以上に形成され、第2スリット17,27,37が各板材10,20,30の上縁部10a,20a,30aと対角をなす右の下縁部10d,20d,30d近傍から外側斜め上方に向けて第1のスリット16,26,36よりも短く形成されていることから、第1のスリット16,26,36にそれぞれ第2スリット17,27,37を掛止させるか、その掛止状態を解除するだけで、各板材10,20,30の第1のスリット16,26,36と第2スリット17,27,37とが互いに挿入又は離脱することができ、組立及び分解が容易に可能となる。
また、本実施形態によれば、3枚の板材10,20,30は、組み立てた状態で台形の開口部15,25,35から固形燃料40の一部が外部に露出して、台形の開口部15,25,35の下辺15b,25b,35bに固形燃料40の下面が支持されるように構成したことにより、燃焼台1の全体形状の大きさを大きくすることなく、固形燃料40を下方に設置することができるとともに、固形燃料40を安定して支持することができる。
さらに、本実施形態によれば、台形の開口部15,25,35の下辺15b,25b,35bで固形燃料40を支持した状態で、台形の開口部15,25,35の上辺15a,25a,35aと固形燃料40の上端との間に隙間Gが形成されていることから、その隙間Gを通して空気が流通するので、固形燃料40を良好に燃焼させることができる。
[発明の他の実施形態]
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上記実施形態では、3枚の板材10,20,30にそれぞれスリット16,17、26,27、36,37を一対設けた例について説明したが、これに限らず本発明の燃焼台を焚火台に適用した場合、第1のスリット16,26,36をそれぞれ一定間隔をおいて互いに平行に複数形成するとともに、第2のスリット17,27,37をそれぞれ一定間隔をおいて互いに平行に複数形成するようにすれば、異なる複数の開口面積を有する焚火台に組み立てることが可能となり、汎用性を高めることが可能となる。
また、上記実施形態では、開口部15,25,35を台形に形成した例について説明したが、この形状に限定することなく、例えば三角形、他の四角形を含む多角形、半円、半楕円等の形状に形成してもよい。要するに、開口部15,25,35は、固形燃料40を支持する辺を有する形状であれば、如何なる形状であってもよい。
さらに、上記実施形態では、固形燃料40を燃焼させる燃焼台1として用いた例について説明したが、これに限らず例えば3枚の板材10,20,30を大きく形成し、開口部15,25,35の上下の幅を狭く形成し、その開口部15,25,35の下辺15b,25b,35bで追加した三角形の底板(火格子)を支持するように構成すれば、木炭や薪等の燃料を燃焼させる焚火台として用いることも可能である。
1 燃焼台
2 設置面
10 第1の板材
10a 左の上縁部
10b 右の上縁部
10c 左の下縁部
10d 右の下縁部
11 上辺
12 下辺
13 左辺
14 右辺
15 開口部
15a 上辺
15b 下辺
16 第1のスリット
17 第2のスリット
20 第2の板材
20a 左の上縁部
20b 右の上縁部
20c 左の下縁部
20d 右の下縁部
21 上辺
22 下辺
23 左辺
24 右辺
25 開口部
25a 上辺
25b 下辺
26 第1のスリット
27 第2のスリット
30 第3の板材
30a 左の上縁部
30b 右の上縁部
30c 左の下縁部
30d 右の下縁部
31 上辺
32 下辺
33 左辺
34 右辺
35 開口部
35a 上辺
35b 下辺
36 第1のスリット
37 第2のスリット
40 固形燃料

Claims (5)

  1. 3枚の板材にそれぞれスリットが少なくとも一対設けられ、第1の板材の第1のスリットに第2の板材の第2のスリットを挿入し、前記第2の板材の第1のスリットに第3の板材の第2のスリットを挿入し、前記第3の板材の第1のスリットに前記第1の板材の第2のスリットを挿入することによって、前記3枚の板材が平面視で略三角形に組み立てられるとともに、該三角形の大きさが下方にいくに従って小さくなるようにすり鉢状に組み立てられるように構成し
    前記3枚の板材は、それぞれ中央部に下辺を有する開口部が形成され、組み立てた状態で前記開口部から固形燃料の一部が外部に露出して、前記開口部の下辺に前記固形燃料が支持されるように構成したことを特徴とする燃焼台。
  2. 前記3枚の板材は、それぞれ同一形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼台。
  3. 前記3枚の板材は、それぞれ組み立てられた状態で各板材の下縁部の先端部が設置面に当接して3点支持されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の燃焼台。
  4. 前記第1のスリットが前記各板材の上縁部から内側斜め下方に向けて前記各板材の高さの半分以上に形成され、前記第2スリットが前記各板材の上縁部と対角をなす下縁部近傍から外側斜め上方に向けて前記第1のスリットよりも短く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼台。
  5. 前記開口部が前記下辺に対向する上辺を有し、前記開口部の下辺で前記固形燃料を支持した状態で、前記開口部の上辺と前記固形燃料の上端との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼台。
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