JP7178226B2 - 排気ガス暖機装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水和反応で発熱する蓄熱材を用いてエンジン始動時の排気ガスの凝縮水の生成を抑制することができる排気ガス暖機装置に関する。
従来、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関は、内燃機関から排出された排気ガスの一部を、内燃機関の吸気通路側に再循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation:排気再循環)システムが搭載され、排気ガス中のNOx、COまたは微粒子(PM)などの有害物質を抑制するとともに、燃費の向上を図っている。
なお、特許文献1には、蓄熱材の化学反応を利用した化学蓄熱装置を用いて、暖房始動時の即効暖房を行う車両用空調装置が記載されている。
特開2004-3832号公報
ところで、内燃機関をコールドスタート(冷間始動)した場合、排気ガスの温度が低いので、排気マニホールド部で膨張し、凝縮水が発生する。EGRシステムは、この凝縮水と排気ガスとが混合してエンジン吸気部に戻ることになる。凝縮水は、窒素酸化物、硫黄酸化物、炭化水素および酸化炭素などの成分からなっており、再燃焼を繰り返すことにより、硫酸、硝酸および有機酸などの酸の濃度が高まった状態になる。このような凝縮水が排気ガスと混合されてエンジン吸気部に戻ると、燃焼効率が悪く、燃費の低下を招いてしまう。また、排気ガス中にNOx、COおよび微粒子(PM)などの有害物質が多く排出されてしまい、さらに、酸の濃度が高いため、金属腐食も招くことになる。したがって、コールドスタート時の凝縮水の発生を抑制することが要望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コールドスタート時の凝縮水の発生を抑制することができる排気ガス暖機装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、内燃機関から排出された排気ガスの一部を、前記内燃機関の吸気通路側に再循環させる排気再循環路に設けられ、前記排気再循環路を循環する排気ガスを水和反応で発熱する蓄熱材を用いて加熱する排気ガス暖機装置であって、前記排気再循環路の一部を形成する暖機管路の周囲を囲むように配置される蓄熱容器と、各分割蓄熱領域に水を供給する水供給部と、各分割蓄熱領域で発生した水蒸気を排出する蒸気排出部と、を備え、前記蓄熱容器は、前記蓄熱材が収容される蓄熱領域が仕切板によって複数の分割蓄熱領域に分割されていることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記仕切板は、前記暖機管路の長手方向に対して直交配置され、前記分割蓄熱領域は、前記仕切板によって前記蓄熱領域を前記暖機管路の長手方向に分割されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記暖機管路内に、両端が前記暖機管路の内壁面に接合した伝熱部材を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を通ることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸方向に沿って間欠的に複数配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を中心に回転配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を横切るようにジグザグに配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、柱状の伝熱バーであることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、両端が前記分割蓄熱領域に通じる内部管路を有した筒状部材であり、該内部管路に前記蓄熱材が収容されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、水平配置される場合、柱状の伝熱バーであり、水平配置されない場合、両端が前記分割蓄熱領域に通じる内部管路を有した筒状部材であり、該内部管路に前記蓄熱材が収容されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を通り、該中心軸に対して垂直に配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を通り、該中心軸に対して斜めに配置されることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記蓄熱材は、粒状のゼオライトであることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、水を貯留する水タンクと、前記水タンクの水を前記蓄熱容器に供給する給水ポンプと、エンジンまたは冷却水の温度を検出する温度センサと、外部から前記内燃機関の始動指示があった場合、前記給水ポンプを起動して前記蓄熱容器に水を供給し、前記蓄熱材の発熱によって前記排気ガスの温度を上昇させ、前記温度センサの検出結果から前記エンジンまたは前記冷却水の温度が所定値以上となった場合、前記給水ポンプを停止して前記蓄熱材の発熱を停止させる制御を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる排気ガス暖機装置は、上記の発明において、前記排気ガス暖機装置から排出された水蒸気を凝縮する凝縮器を備え、前記凝縮器から導出される水を前記水タンクに戻し、水を循環利用することを特徴とする。
本発明によれば、コールドスタート時の凝縮水の発生を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態である排気ガス暖機装置が搭載される内燃機関の概要構成を示す模式図である。 図2は、排気ガス暖機装置の構成を示す模式図である。 図3は、蓄熱容器の詳細構成を示す斜視図である。 図4は、図3に示した蓄熱容器のA-A線断面図である。 図5は、図3に示した蓄熱容器のB-B線断面図である。 図6は、伝熱部材が中心軸方向に向かって回転する状態を示す図である。 図7は、制御部による暖機運転制御処理手順を示すフローチャートである。 図8は、伝熱部材を設けた場合と設けない場合とにおける暖機管路内の排気ガスの管内温度分布を比較した図である。 図9は、排気ガス暖機装置を搭載しない車両におけるエンジン始動開始からの排気ガス温度の時間変化を示す図である。 図10は、伝熱部材の変形例である伝熱部材の構成を示す図である。 図11は、伝熱部材を中心軸に対して傾けて配置した一例を示す図である。 図12は、全ての伝熱部材を水平面に垂直な方向であって水平面上で中心軸に対してジグザグに配置した一例を示す図である。 図13は、伝熱部材の断面形状を楕円形状とした場合の一例を示す図である。 図14は、伝熱部材の太さを変化させた一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
<内燃機関の概要>
図1は、本発明の実施の形態である排気ガス暖機装置21が搭載される内燃機関の概要構成を示す模式図である。図1に示すように、内燃機関1は、内部に複数の燃焼室が形成されたエンジン本体2と、エンジン本体2内部の各燃焼室に吸気を供給する吸気管路3と、エンジン本体2内部の各燃焼室から排出された排気ガスを排出する排気管路4と、冷却機構5と、排気タービン過給機6と、排気ガス後処理装置7と、排気再循環システム8とを備える。
エンジン本体2と吸気管路3との間には、吸気管路3からの吸気がエンジン本体2内部の各燃焼室に分配されるように、吸気マニホールド3Aが取り付けられている。エンジン本体2と排気管路4との間には、エンジン本体2内部の各燃焼室から排出された排気ガスがまとめて排気管路4に流入するように、排気マニホールド4Aが取り付けられている。
吸気管路3には、排気タービン過給機6によって圧縮された空気を冷却するためのインタークーラ11が設けられている。冷却機構5は、エンジン本体2内に収められた図示しないクランクシャフト等により駆動されるポンプ12を備える。ポンプ12によって圧送された冷却水は、エンジン本体2,排気タービン過給機6,図示しないオイルクーラ等の冷却が必要な部位を冷却した後、冷却機構5に設けられたラジエータ13によって空冷されるようになっている。インタークーラ11とラジエータ13とは、エンジン本体2に設けられ、且つ、図示しないクランクシャフト等によって回転駆動されるファン14によって、その冷却作用が促進されるようになっている。なお、吸気管路3には、吸気スロットル弁17が設けられている。吸気スロットル弁17は、吸気量を調整することができる。
排気タービン過給機6は、排気管路4の途中に設けられたタービン15と、吸気管路3の途中に設けられ、タービン15に連結されて駆動されるコンプレッサ16とを有する。排気タービン過給機6は、図示しない可変ターボノズルなどの開度を制御することにより、タービン15の回転数を制御する。このタービン15の回転によってコンプレッサ16が駆動し、エンジン本体2への吸気過給が行われる。
排気ガス後処理装置7は、タービン15を介して排出された排気ガス内のPM(微粒子)およびNOxなどを触媒や燃焼などによって低減する。
排気再循環システム8は、排気マニホールド4Aと吸気管路3とを連通する排気再循環路31を備える。排気再循環路31は、排気マニホールド4Aから排気ガスの一部を取り込んで吸気管路3に再循環させる。排気再循環路31には、エンジン始動時における暖機運転を行う排気ガス暖機装置21と、排気再循環路31を開閉する開閉弁としてのEGRバルブ32と、排気マニホールド4Aからの排気ガスを冷却するEGRクーラ33とが設けられている。
排気再循環システム8は、排気再循環路31を介して排気ガスの一部を吸気マニホールド3Aに還流させることによって、吸気中の酸素濃度を低下させ、エンジン本体2の燃焼温度を下げる。これにより、排気ガス中に含まれる窒素酸化物の量を低減させることができる。
排気ガス暖機装置21は、エンジン始動の暖機運転時に、水和反応で発熱する蓄熱材を用いて排気再循環路31を循環する排気ガスを加熱する。排気ガス暖機装置21の詳細については後述する。
<排気ガス暖機装置の構成>
図2は、排気ガス暖機装置21の構成を示す模式図である。図2に示すように、排気ガス暖機装置21は、水タンク24と、給水ポンプ22と、排気ガス暖機装置21と、凝縮器23と、温度センサ25と、制御部Cとを有する。
水タンク24は、排気ガス暖機装置21に供給する水を貯留する。給水ポンプ22は、配管L1を介して水タンク24内の水を、配管L2を介して排気ガス暖機装置21に送出する。
凝縮器23は、ラジエータ13から供給される冷却水の冷気により排気ガス暖機装置21から配管L6を介して送られた水蒸気を凝縮して水にし、この水を、配管L7を介して水タンク24に戻す。
排気ガス暖機装置21は、排気再循環路31の一部を形成する暖機管路Lの周囲を囲むように蓄熱材を収容する蓄熱容器41と、蓋42とを有する。蓄熱材は、例えば、粒状のゼオライトである。なお、蓄熱材は、ゼオライトに限らず、水和反応で発熱すればよく、例えば、粒状の酸化カルシウムであってもよい。
制御部Cは、キーオンなどにより車両制御コントローラ(ECU)などの外部から内燃機関1の始動指示S1があった場合、給水ポンプ22を起動して排気ガス暖機装置21に水を供給し、蓄熱材の発熱によって暖機管路Lを通る排気ガスの温度を上昇させて暖機運転を行う。なお、制御部Cは、暖機運転中は、EGRバルブ32で暖機排気ガスの流量を調整し、外気と混合して効率のよい燃焼を行うように制御する。また、暖機排気ガスの冷却を回避するために、暖機排気ガスが、EGRクーラをバイパスする流路を設ける構成でもよい。
<排気ガス暖機装置の詳細構成>
図3は、蓄熱容器41の詳細構成を示す斜視図である。また、図4は、図3に示した蓄熱容器41のA-A線断面図である。さらに、図5は、図3に示した蓄熱容器41のB-B線断面図である。
図3~図5に示すように、蓄熱容器41は、粒状の蓄熱材51が収容される蓄熱領域を有する。蓄熱領域は、1以上の仕切板50で複数の分割蓄熱領域Eに分割される。仕切板50は、暖機管路Lの長手方向に対して直交配置される。分割蓄熱領域Eは、仕切板50によって蓄熱領域を暖機管路Lの長手方向に分割する。図3~図5では、等分割された6つの分割蓄熱領域Eが形成されている例を示すが、分割数は6つに限らない。分割蓄熱領域Eには、粒状の蓄熱材51がZ方向に向かって収容されている。
図2に示すように、配管L2を介して供給される水は、流量調整弁43及び配管L3を介して給水マニホールド44に供給される。給水マニホールド44は、6つの各分割蓄熱領域Eに対応して配置された6つの配管L4を介して水を各分割蓄熱領域Eに供給する。流量調整弁43、配管L3、給水マニホールド44及び配管L4は、水供給部を構成する。
また、蓄熱容器41で生成された蒸気は、3つの配管L5を介して排蒸気マニホールド45に送られる。排蒸気マニホールド45は、各配管L5から送られた水蒸気を1つの配管L6に接続して凝縮器23に送出する。配管L5は、蓄熱容器41側の端部において、隣接する2つの分割蓄熱領域Eに開口し、隣接する2つの分割蓄熱領域E内の水蒸気をまとめて排出している。これにより少ない配管構成となる。なお、配管L5及び排蒸気マニホールド45は、蒸気排出部を構成する。
この仕切板50によって複数の分割蓄熱領域Eを形成することにより、蓄熱容器41がX軸回りに回転し、暖機管路Lの長手方向(Y方向)が傾いた場合であっても、各分割蓄熱領域Eに収容された蓄熱材及び供給される水が傾いた方向へ移動することを抑えることができる。蓄熱材及び供給される水が傾いた方向へ移動すると、蓄熱材の発熱効率が低下するとともに、排気ガスへの熱交換率も低下する。したがって、仕切板50の配置によって、蓄熱材の発熱効率の低下及び排気ガスへの熱交換率の低下を抑止することができる。
一方、暖機管路L内には、両端が暖機管路Lの内壁面に接合した伝熱部材52が配置される。図4及び図5に示した伝熱部材52は、円柱状の複数の伝熱バーである。各伝熱部材52は、暖機管路Lの中心軸CTを通り、Y方向に向かって等間隔の位置P1~P9で、かつ、図6に示すように、中心軸CTを中心に回転するように配置される。図5及び図6では、各伝熱部材52がY方向に向かって45度ずつ左回転している。
この伝熱部材52を暖機管路L内に配置することによって、排気ガスへの接触面積が大きくなり、排気ガスへの伝熱効率を高めることができる。しかも、各伝熱部材52は、Y方向に向かって45度ずつ左回転しているので、暖機管路Lを流れる排気ガスに乱流が生じ、排気ガスが暖機管路Lの半径方向に流動するため、暖機管路L内空間への伝熱分布が均一化され、排気ガス全体への熱伝達を良好に行うことができる。
<暖機運転制御処理>
次に、図7に示したフローチャートを参照して、制御部Cによる暖機運転制御処理手順について説明する。図7に示すように、まず制御部Cは、内燃機関1であるエンジンの始動指示があったか否かを判定する(ステップS101)。エンジンの始動指示がない場合(ステップS101,No)、制御部Cは、ステップS101の判定処理を繰り返す。一方、エンジンの始動指示があった場合(ステップS101,Yes)、制御部Cは、エンジン温度センサTAが検出したエンジン温度または冷却水温度センサTBが検出した冷却水温度をもとに排気ガス暖機装置21による暖機運転が必要か否かを判定する(ステップS102)。すなわち、エンジン温度がエンジン低温閾値以下、または冷却水が冷却水低温閾値以下である場合、コールドスタートであると判定し、排気ガス暖機装置21による暖機運転が必要であると判定する。
排気ガス暖機装置21による暖機運転が必要でない場合(ステップS102,No)には、本処理を終了する。一方、排気ガス暖機装置21による暖機運転が必要である場合(ステップS102,Yes)、制御部Cは、給水ポンプ22をオンにするとともに、流量調整弁43を調整して、水タンク24に貯留された水を蓄熱容器41の各分割蓄熱領域Eに供給するとともに、EGRバルブ32を全開にする(ステップS103)。これにより、分割蓄熱領域E内の蓄熱材51が水和反応により発熱するとともに、この発熱により加熱された排気ガスの循環量を大きくする。
その後、制御部Cは、エンジン温度または冷却水温度が定常状態の温度になったか否かを判定する(ステップS104)。すなわち、制御部Cは、エンジン温度がエンジン所定値以上、または冷却水温度が冷却水温度所定値以上になったか否かを判定する。エンジン温度または冷却水温度が定常状態の温度になっていない場合(ステップS104,No)、制御部Cは、ステップS103に移行して暖機運転を続行する。一方、エンジン温度または冷却水温度が定常状態の温度になった場合(ステップS104,Yes)、制御部Cは、排気ガス暖機装置21による暖機運転を終了する(ステップS105)。その後、制御部Cは、排気ガスによる蓄熱材51の脱水作用による蓄熱材51の再生状態を監視し(ステップS106)、蓄熱材51の脱水が完了したか否かを判定する(ステップS107)。この判定は、温度センサ25が検出する蓄熱容器41の温度の時間データをもとに行う。蓄熱材51の脱水が完了しない場合(ステップS107,No)、制御部Cは、ステップS106による蓄熱材51の再生状態の監視を続行する。また、制御部Cは、蓄熱材51の脱水が完了した場合(ステップS107,Yes)、本処理を終了する。なお、蓄熱材51の再生状態を監視するのは、次の暖機運転の要求があった場合、暖機運転が可能か否かの状態を提供するためである。
図8は、伝熱部材52を設けた場合と設けない場合とにおける暖機管路L内の排気ガスの管内温度分布を比較した図である。図8(a)は、伝熱部材52を設けない場合の暖機管路Lの出口部LBの排気ガス温度分布を示し、図8(b)は、伝熱部材52を設けた場合の暖機管路Lの出口部LBの排気ガス温度分布を示している。図8(a)に示すように、伝熱部材52を設けない場合、暖機管路Lの内周面近くのみの排ガス温度が高くなり、中心軸側の排気ガス温度が低いことが分かる。これに対して、図8(b)に示すように、伝熱部材52を設けると、伝熱部材が暖機管路L内にも延び、しかも、排気ガスの乱流が生じるため、暖機管路Lの内周面近くのみでなく、中心軸側の排気ガス温度も高くなっており、排気ガス全体の温度を万遍なく高くすることができる。
図9は、排気ガス暖機装置21を搭載した車両におけるエンジン始動開始からの排気ガス温度の時間変化を示す図である。なお、曲線(図9中の点線で示す曲線)は、市街地走行での排気ガス温度の時間変化の一例を示している。排気ガス暖機装置21を搭載すると、コールドスタート時の凝縮水が発生する低温排気ガス100℃以下の温度プロファイルPF(図9中の実線で示す曲線)において、排気ガスを約10℃以上温度上昇することができ(図9中のXで囲んだ部分)、凝縮水を約50%抑制することができる。この結果、燃費の低下、及び、排気ガス中のNOx、COまたは微粒子(PM)などの有害物質の排出を大幅に低減することができる。
<変形例>
図10は、伝熱部材52の変形例である伝熱部材53の構成を示す図である。図10に示すように、伝熱部材53は、伝熱部材52と同様に、各伝熱部材53は、暖機管路Lの中心軸CTを通り、Y方向に向かって等間隔の位置P1~P9で、かつ、中心軸CTを中心に回転するように配置される。そして、各伝熱部材53がY方向に向かって45度ずつ左回転している。
伝熱部材53は、水平方向(XY平面)に配置された伝熱部材53以外は、伝熱バーではなく、両端が分割蓄熱領域Eに通じる内部管路を有した筒状部材であり、該内部管路に蓄熱材が収容される。したがって、内部管路には、水も浸透するため、内部管路において直接発熱する。この結果、さらに排気ガスへの伝熱効率が高まるとともに、暖機管路L全体の排気ガスを万遍なく加熱でき、排気ガスへの伝熱効率を一層高めることができる。なお、水平方向(XY平面)に配置された伝熱部材53に内部管路を形成しなかったのは、水平である場合、蓄熱材への水の浸透が十分でない場合が発生するからである。
<その他の変形例>
図11に示すように、伝熱バーである伝熱部材52は、中心軸CTに対して傾けて配置してもよい。これにより、排気ガスに対する圧力損失を抑えることができる。なお、伝熱部材52は、図6に示すように、複数配置してもよいし、中心軸CTに対して回転させるようにしてもよい。また、伝熱部材52に替えて伝熱部材53としてもよい。
また、図12に示すように、伝熱部材52を中心軸CTに対して回転させず、全ての伝熱部材を同一方向、例えばZ方向に向けて配置してもよい。この場合、図12に示すように、水平面(XY平面)に対して垂直で水平面上で中心軸CTを横断するように、ジグザグに配置してもよい。伝熱部材53も同様にジグザグ配置してもよい。また、伝熱部材52,53は、中心軸CTを通らなくてもよい。
さらに、図13(a)に示すように、伝熱部材52の断面形状を円でなく、楕円形状としてもよい。この場合、楕円の長辺は、中心軸CT方向に向くことが好ましい。あるいは、楕円の長辺は、中心軸CT方向に傾けることが好ましい。図13(b)に示すように、伝熱部材53も、断面形状を楕円形状としてもよい。なお、断面形状は楕円形状ではなく、他の任意形状であってもよい。
また、図14(a)に示すように、伝熱部材52の太さを一様とせず、中心軸CTに向けて細くした伝熱部材52aとしてもよいし、図14(b)に示すように、中心軸CTに向けて太くした伝熱部材52bとしてもよい。なお、伝熱部材53も同様に軸方向に変化させてもよい。
さらに、伝熱部材52,53の太さは、暖機管路Lの中心軸CT方向で変化させるようにしてもよい。
また、分割蓄熱領域Eの大きさも、暖機管路Lの中心軸方向で変化させるようにしてもよい。
なお、伝熱部材52,53の中心軸CT方向の配置間隔は、等間隔でも、任意の間隔で間欠的に配置されてもよい。また、伝熱部材52,53は、中心軸CTを通らなくてもよいし、一部の伝熱部材52,53が中心軸CTを通るようにしてもよい。
また、仕切板50は板状であることを前提として説明したが、これに限らず、メッシュ状であってもよい。この場合、メッシュの穴径は、蓄熱材51よりも小さく、かつ、水の流動抵抗が大きくなる大きさであることが好ましい。
なお、排気ガス暖機装置21は、排気ガス暖機装置21から排出された水蒸気を凝縮器23に送り、凝縮器23から導出される水を水タンク24に戻し、水を循環利用するようにしていたが、水の閉じた循環回路を形成せず、水蒸気をそのまま外気に排出してもよいし、凝縮器23からの水を水タンク24に戻さず、そのまま排出するようにしてもよい。
また、上記の内燃機関1は、排気タービン過給機6を設けた構成としているが、設けなくてもよい。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態及び変形例について説明したが、本実施の形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施の形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例、及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 内燃機関
2 エンジン本体
3 吸気管路
3A 吸気マニホールド
4 排気管路
4A 排気マニホールド
5 冷却機構
6 排気タービン過給機
7 排気ガス後処理装置
8 排気再循環システム
11 インタークーラ
12 ポンプ
13 ラジエータ
14 ファン
15 タービン
16 コンプレッサ
17 吸気スロットル弁
21 排気ガス暖機装置
22 給水ポンプ
23 凝縮器
24 水タンク
25 温度センサ
31 排気再循環路
32 EGRバルブ
33 EGRクーラ
41 蓄熱容器
42 蓋
43 流量調整弁
44 給水マニホールド
45 排蒸気マニホールド
50 仕切板
51 蓄熱材
52,52a,52b,53 伝熱部材
C 制御部
CT 中心軸
E 分割蓄熱領域
L 暖機管路
L1~L7 配管
P1~P9 位置
PF 温度プロファイル
S1 始動指示
TA エンジン温度センサ
TB 冷却水温度センサ

Claims (11)

  1. 内燃機関から排出された排気ガスの一部を、前記内燃機関の吸気通路側に再循環させる排気再循環路に設けられ、前記排気再循環路を循環する排気ガスを水和反応で発熱する蓄熱材を用いて加熱する排気ガス暖機装置であって、
    前記排気再循環路の一部を形成する暖機管路の周囲を囲むように配置される蓄熱容器と、
    各分割蓄熱領域に水を供給する水供給部と、
    各分割蓄熱領域で発生した水蒸気を排出する蒸気排出部と、
    を備え、
    前記蓄熱容器は、前記蓄熱材が収容される蓄熱領域が仕切板によって複数の分割蓄熱領域に分割され
    前記暖機管路内に、両端が前記暖機管路の内壁面に接合した伝熱部材を備え、
    前記伝熱部材は、水平配置される場合、柱状の伝熱バーであり、水平配置されない場合、両端が前記分割蓄熱領域に通じる内部管路を有した筒状部材であり、該内部管路に前記蓄熱材が収容されることを特徴とする排気ガス暖機装置。
  2. 内燃機関から排出された排気ガスの一部を、前記内燃機関の吸気通路側に再循環させる排気再循環路に設けられ、前記排気再循環路を循環する排気ガスを水和反応で発熱する蓄熱材を用いて加熱する排気ガス暖機装置であって、
    前記排気再循環路の一部を形成する暖機管路の周囲を囲むように配置される蓄熱容器と、
    各分割蓄熱領域に水を供給する水供給部と、
    各分割蓄熱領域で発生した水蒸気を排出する蒸気排出部と、
    を備え、
    前記蓄熱容器は、前記蓄熱材が収容される蓄熱領域が仕切板によって複数の分割蓄熱領域に分割され
    前記仕切板は、前記暖機管路の長手方向に対して直交配置され、
    前記分割蓄熱領域は、前記仕切板によって前記蓄熱領域を前記暖機管路の長手方向に分割され,
    前記暖機管路内に、両端が前記暖機管路の内壁面に接合した伝熱部材を備え、
    前記伝熱部材は、水平配置される場合、柱状の伝熱バーであり、水平配置されない場合
    、両端が前記分割蓄熱領域に通じる内部管路を有した筒状部材であり、該内部管路に前記蓄熱材が収容されることを特徴とする排気ガス暖機装置。
  3. 前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を通ることを特徴とする請求項1または2に記載の排気ガス暖機装置。
  4. 前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸方向に沿って間欠的に複数配置されることを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の排気ガス暖機装置。
  5. 前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を中心に回転配置されることを特徴とする請求項に記載の排気ガス暖機装置。
  6. 前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を横切るようにジグザグに配置されることを特徴とする請求項に記載の排気ガス暖機装置。
  7. 前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を通り、水平面に対して垂直に配置されることを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の排気ガス暖機装置。
  8. 前記伝熱部材は、前記暖機管路の中心軸を通り、該中心軸に対して斜めに配置されることを特徴とする請求項1~6のいずれか一つに記載の排気ガス暖機装置。
  9. 前記蓄熱材は、粒状のゼオライトであることを特徴とする請求項1~8のいずれか一つに記載の排気ガス暖機装置。
  10. 水を貯留する水タンクと、
    前記水タンクの水を前記蓄熱容器に供給する給水ポンプと、
    エンジンまたは冷却水の温度を検出する温度センサと、
    外部から前記内燃機関の始動指示があった場合、前記給水ポンプを起動して前記蓄熱容器に水を供給し、前記蓄熱材の発熱によって前記排気ガスの温度を上昇させ、前記温度センサの検出結果から前記エンジンまたは前記冷却水の温度が所定値以上となった場合、前記給水ポンプを停止して前記蓄熱材の発熱を停止させる制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1~9のいずれか一つに記載の排気ガス暖機装置。
  11. 前記排気ガス暖機装置から排出された水蒸気を凝縮する凝縮器を備え、
    前記凝縮器から導出される水を前記水タンクに戻し、水を循環利用することを特徴とする請求項10に記載の排気ガス暖機装置。
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