JP7178067B2 - 電池システム及び電池ユニットの充電方法 - Google Patents

電池システム及び電池ユニットの充電方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7178067B2
JP7178067B2 JP2019109325A JP2019109325A JP7178067B2 JP 7178067 B2 JP7178067 B2 JP 7178067B2 JP 2019109325 A JP2019109325 A JP 2019109325A JP 2019109325 A JP2019109325 A JP 2019109325A JP 7178067 B2 JP7178067 B2 JP 7178067B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
battery unit
unit
pair
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019109325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020202682A (ja
Inventor
勝也 奥山
喜治 植木
Original Assignee
株式会社エネルギーの島
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エネルギーの島 filed Critical 株式会社エネルギーの島
Priority to JP2019109325A priority Critical patent/JP7178067B2/ja
Publication of JP2020202682A publication Critical patent/JP2020202682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7178067B2 publication Critical patent/JP7178067B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

本発明は、電池システム及び電池ユニットの充電方法に関し、特に、二次電池を複数接続可能な電池システム及び電池ユニットの充電方法に関する。
特許文献1に、任意の数の二次電池を接続し、任意の容量の電源を構成することが可能な電池システムが開示されている。具体的には、この電池システムは、負荷又は充電装置が接続された電力線に並列に接続された電池ユニットの接続端子群と、前記接続端子群と電力線との間に接続され、前記各電池ユニットの充放電状態を監視する電流制御ユニットとを含む。前記電池ユニットは、前記接続端子群を介して、個別に前記電力線に接続し、又は、個別に取り外し可能に構成される。そして、前記電流制御ユニットは、前記各 電池ユニットに流入し、又は、前記各電池ユニットから出力される電流値が所定の閾値を超える場合、当該電流 を所定値に制限する手段を備える。
特許文献2に、可搬型の蓄電池パックを複数搭載して、蓄電池パックによる交流電力の出力、蓄電池パックへの充電、畜電池パックによる他の蓄電池の充電をなしうるようにした構成が開示されている。
特開2018-82577号公報 特開2015-19580号公報
特許文献1の電池システムによれば、災害時等に、多数の拠点から持ち寄った二次電池を並列に接続して大容量の電源として用いたり、その逆に、並列に接続された複数の二次電池のうちいくつかを持ちだして各拠点の非常用電源として用いたりすることが可能となっている。しかしながら、特許文献1の電池システムでは、電池システムとしての電圧と、電池ユニットの電圧が同一となるという制約が生じてしまう。例えば、電池ユニットとして、24Vの電池ユニットを用いた場合、電池システムとしてもこれらを並列に接続した構成なるため、その出力電圧も24Vとなってしまう。ここで仮に、出力電圧48Vの電池システムを構成したい場合、48Vの電池ユニットを用いることになり、可搬型の電池としては直流電圧が高く、安全性に課題が残り、なおかつ重量や大きさの点で取り扱いが難しくなってしまう。
ここで、24Vの電池ユニットを直列に接続して、出力電圧48Vの電池システムを構成することも考えられるが、各電池ユニット間の容量やSOC(=充電状態)の差による各電池ユニットのバランスを維持しない状態での直列接続は、本来の性能を果たせなくなるばかりか、過放電、過充電の原因となり、容量の少ない電池ユニットの劣化が進んでしまうという問題点がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、所定電圧の電池ユニットを直列に接続して電圧を高めながら、その本来の性能を発揮できるようにした電池システム及び電池ユニットの充電方法を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、直列に接続した1対の電池ユニットで構成された電池ユニット対を充電単位とし、電力線に接続された前記電池ユニット対の並列数に応じて、充電電流を変更して充電可能な充電装置と接続可能な電池システムが提供される。この電池システムは、さらに、前記電池ユニットに備えられた管理ユニットからそれぞれの電池ユニットの充電状態を受信して、前記各電池ユニットの充電状態を監視する監視部と、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしていない場合、前記電池ユニット対を、前記電力線から切り離し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間の充電状態をバランスさせる第1のモードに移行し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしている場合、前記電池ユニット対を、前記電力線に接続し、前記充電装置に充電を行わせる第2のモードに移行させる、モード切替部と、前記電力線に前記電池ユニット対を並列に接続し、かつ、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットを着脱自在に収容する電池ホルダーと、を備える。
本発明の第2の視点によれば、直列に接続した1対の電池ユニットを充電単位とし、電力線に前記電池ユニット対を並列に接続し、かつ、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットを着脱自在に収容する電池ホルダーを備え、前記電力線に接続された前記電池ユニット対の並列数に応じて、充電電流を変更して充電可能な充電装置と接続可能な電池システムのコンピュータが、前記電池ユニットに備えられた管理ユニットからそれぞれの電池ユニットの充電状態を受信して、前記各電池ユニットの充電状態を監視し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしていない場合、前記電池ユニット対を、前記電力線から切り離し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間の充電状態をバランスさせる第1のモードに移行し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしている場合、前記電池ユニット対を、前記電力線に接続し、前記充電装置に充電を行わせる第2のモードに移行させる、電池ユニットの充電方法が提供される。

本発明によれば、所定電圧の電池ユニットを直列に接続して電圧を高めながら、その本来の性能を発揮できる電池システムを構成することが可能となる。
本発明の一実施形態の図である。 本発明の一実施形態のモード切替部の動作を説明するための図である。 本発明の一実施形態のモード切替部の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態のCLUの詳細構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態の電池システムの動作を表したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態の電池システム制御装置によって提供される電池ユニット情報の一例を示す図である。
はじめに本発明の一実施形態の概要について図面を参照して説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。また、以降の説明で参照する図面等のブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
本発明は、その一実施形態において、図1に示すように、監視部30と、モード切替部40と、電池ホルダー50と、を備え、直列に接続した1対の電池ユニット対(バッテリー対)20を充電単位とし、電力線に接続された前記電池ユニット対の並列数に応じて、充電電流を変更して充電可能な充電装置10と接続可能な電池システムにて実現できる。
より具体的には、電池ユニット対(バッテリー対)20は、同等の仕様を持つ二次電池(電池ユニット)の組によって構成される。また、電池ユニット対(バッテリー対)20自体に、充電状態等を表す表示部やLED(Light Emitting Diode)等が設けられていることが好ましい。
監視部30は、電池ユニット20a、20bに備えられた管理ユニットBMU(Battery Management Unit)からそれぞれの電池ユニットの充電状態を受信して、前記各電池ユニット20a、20bの充電状態を監視する。
モード切替部40は、前記電池ユニット対20を構成する電池ユニット20a、20bの充電状態がバランスしていない場合、前記電池ユニット対20を、前記電力線から切り離し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間の充電状態をバランスさせる第1のモードに移行する。この電池ユニット間の充電状態のバランス動作は、例えば、図2に示すように、切り替え回路21を介して、電池ユニット対20を構成する電池ユニット20a、20bを並列に接続することで実現できる。また、図2に示す切り替え回路21を用いた構成に代えて、充電量の低い方の電池ユニットを充電することにより、電池ユニット間の充電状態をバランスさせる方法も採用可能である。なお、図2のCLUは、バランス動作時に、過放電(異常流出電流)や異常過入力(異常流入電流)を予め定められた電流値に制限する電流制限部を示す。
また、モード切替部40は、前記電池ユニット対20を構成する電池ユニット20a、20bの充電状態がバランスしている場合、前記電池ユニット対20を、前記電力線に接続し、前記充電制御部に充電を行わせる第2のモードに移行させる。このとき、電池ユニット対20を構成する電池ユニット20a、20bは、図3に示すように、直列に接続される。なお、図3のCLUは、バランス動作時に、過放電(異常流出電流)や異常過入力(異常流入電流)を予め定められた電流値に制限する電流制限部を示し、図3のような位置に配置することで、電池ユニット間及び電池ユニット対間の過剰な電流を制限することができる。
第2のモードにおいて、電池ユニット対20が前記電力線に接続されると、他の電池ユニット対20と充電量に違いがある場合、充電量の多い電池ユニット対20から、充電量の少ない電池ユニット対20へと電流が流れることになる。このとき、必要に応じて、電池ユニット対20の電力線への接続点に、電流を制限する電流制限ユニットを配置することが好ましい。この電流制限ユニットとしては、特許文献1の電流制限ユニットと同等のものを用いることができる。
また、電池ホルダー50は、前記電力線に前記電池ユニット対20を並列に接続し、かつ、前記電池ユニット対20を構成する電池ユニット20a、20bを着脱自在に収容する。この電池ホルダー50によれば、例えば、図1の左端の電池ユニット対20のうち、電池ユニット20aを取り出し、モバイルバッテリーや非常用電源として用いることができるようになる。そして、この電池ユニット20aを再度、電池ホルダー50に接続することで、前記監視部30及びモード切替部40による充電量のバランス動作が行われる。これにより、並列接続された電池ユニット対20の安全な充電動作が行われる。
以上、説明したとおり、本実施形態によれば、所定電圧の出力を得るために電池ユニット20a、20bを直列に接続し電池ユニット対20を並列に接続した構成において、任意の電池ユニット(例えば、電池ユニット20b)を取り出して、使用することが可能となる。そして、取り出した電池ユニット20bの使用後、電池ホルダー50の空いた箇所にセットすると、図2のとおり、電池ユニット間で充電量(充電状態)のバランシングが行われる。そして、電池ユニット間で充電量(充電状態)がバランスした状態になると、電池ユニット対20間での充電量(充電状態)のバランシングの後、充電が開始される。従って、電池ユニットの性能が損なわれるような状態での充電等が行われることはない。
また、上記した説明からも明らかなとおり、本実施形態によれば、電圧nVの電池ユニットを用いて、電圧2nVの電池システムを構成することができる。例えば、12Vや24Vといった用途が広く取り扱いのしやすい電池ユニットを用いて、その2倍の電圧を持つ24V、48Vにて充放電を行う電池システムを構成することができる。もちろん、電池ユニットの電圧はこれらに限定されるものではなく、任意の電圧の電池ユニットを用いることができる。
[第1の実施形態]
続いて本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図4は、本発明の第1の実施形態の電池システムの構成を示す図である。図4を参照すると、4台のBCU(Battery Control Unit)123に、それぞれ2つの電池ユニット121がセットされ、最大8個の電池ユニット121を充電可能な構成が示されている。なお、図4の例では、BCU123の並列数は4となっているが、BCU123の並列数は4に限られず、電池システム制御装置100の充電電流の最大値や目標とする充電時間に応じて、並列数を変更することができる。
電池システム制御装置100は、充放電制御部101と、モード切替部102と、監視部103と、データ送受信部104とを備えている。
充放電制御部101は、監視部103から受け取った電池ユニット121の情報に基づいて、電池ユニット群を充電又は放電可能な状態に制御する。
電池ユニット121を充電する場合、充放電制御部101は、監視部103から受け取った情報に基づき、2つの組になった電池ユニット対の並列数に応じて充電電流を変更して充電を行う。また、この充電中に、任意の電池ユニット対の充電が完了した場合、充放電制御部101は、電池ユニット121と電力線との接続点をなすBCU123に電力線からの切り離し(遮断)を指示する。そして、充放電制御部101は、残る電池ユニット対の並列数に応じて充電電流を変更して充電を継続する。また、いずれか電池ユニット対のうち1つの電池ユニット121が取り出された場合も、充放電制御部101は、電池ユニット121と電力線との接続点をなすBCU123に電力線からの切り離しを指示する。このように、充放電制御部101は、実際に充電を行っている電池ユニット対の並列数に応じて充電電流を変更して充電を行う(充電電流のギアチェンジ的な動作)。
モード切替部102は、監視部103から受け取った電池ユニットのSOC(State Of Charge)に基づき、BCU123に対し、2つの組になった電池ユニット対をそれぞれ以下のモードに遷移させるよう指示する。
モード1:同一のBCU123に接続している電池ユニット121同士を並列接続
電池ユニット対を構成する電池ユニット121のSOCがバランスしていない場合、モード切替部102は、BCU123に対し、当該電池ユニット対を、前記電力線から切り離し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間のSOCをバランスさせるモード1に移行するよう指示する。
モード1への切替信号を受信すると、BCU123は、図2に示すように、電池ユニット121の正極同士と負極同士を相互に接続する回路を構成する。これにより、SOCの高い電池ユニット121からSOCの低い電池ユニット121に充電を行うことが可能となる(図9参照)。なお、モード1の間、BCU123は、電池ユニット121を、電力線から切り離し、充電電流が流入しないように制御する。
モード2:同一のBCU123に接続している電池ユニット121同士を直列接続
電池ユニット対を構成する電池ユニット121のSOCがバランスしている場合、モード切替部102は、BCU123に対し、当該電池ユニット対を電力線に接続し、電池ユニット対間で、SOCをバランスさせるモード2に移行するよう指示する。
モード2への切替信号を受信すると、BCU123は、図3に示すように、電池ユニット121の直列に接続する回路を構成する。さらに、BCU123は、電池ユニット対を、電力線に接続する。これにより、モード1でSOCが同一レベルとなった電池ユニット対が他の電池ユニット対と並列に接続された状態になる。これにより、SOCの高い電池ユニット対からSOCの低い電池ユニット対に充電を行うことが可能となる(図11参照)。
モード3:SOCが均衡した電池ユニット対への充電
SOCが均衡した電池ユニット対が2つ以上になると、モード切替部102は、充放電制御部101に対し、充電開始を指示する。以降、モード切替部102は、SOCが均衡した電池ユニット対が追加されるに従い、BCU123に対し、該当する電池ユニット対の電力線への接続を指示する。充放電制御部101は、増加した電池ユニット対の並列数に応じて充電電流を変更して充電を行う。
なお、電池ユニット間のSOCのバランスや電池ユニット対間のSOCのバランスの有無は、種々の方法で確認することができる。例えば、SOCを直接計算して比較してもよいし、電池ユニットの電圧や温度等からSOCのバランスを判断する方法を採ることができる。また、これらの方法に代えて、これらの電池ユニット間又は電池ユニット対間を流れる電流値をセンシングし、電流値が所定の閾値未満(例えば、通常の充電電流の3~5%の値を閾値とする)となった場合に、バランシングが完了したものと判断してもよい。
監視部103は、データ送受信部104を介して、各電池ユニット121のBMU(Battery Management Unit)122から電圧、温度、SOC(State Of Charge)等を受信し、これらをモード切替部102や充放電制御部101に送信する。
データ送受信部104は、データバスライン(バスライン)を介して、各電池ユニット121のBMU122から電圧、温度、SOC(State Of Charge)等を受信する。また、データ送受信部104は、BCU123に対し、充放電制御部101やモード切替部102から送られたモード切替信号(モード切替指示)や電力線との接続状態の変更指示を送信する。
続いて、電池ユニット側の各部について説明する。電池ユニット121には、それぞれBMU122が設けられている。BMU122は、データバスライン(バスライン)を介して、電池システム制御装置100のデータ送受信部104に、各電池ユニットの電圧、温度、SOC(State Of Charge)等を送信する。データバスラインの通信方式としては、種々のシリアル通信方式、パラレル通信方式を採用することができる。通信方式として、自動車やロボット分野で普及しているCAN(Controller Area Network)を用いることもできる。また、上記電池ユニット121のBMU122と 、電池システム制御装置100間の通信方式は、有線のものでなくてもよく、無線通信を用いることとしてもよい。例えば、Wi-SUN(Wireless Smart Utility Network)やZigbee Smart Energy、Bluetooth Smart(それぞれ登録商標)等の無線通信方式を用いてもよい。
また、電池ユニット121は、図示省略する電池ホルダーを介して、BCU123側に着脱自在に接続される。なお、電池ホルダーとしては、コネクタ等を用いてそれぞれの電池ユニットの端子を接続する形態のホルダーのほか、特許文献2の電源装置のような充電クレードルタイプのものを用いることができる。
また、BCU123には、CLU(Current Limiting Unitl;電流制限部)125が対応付けて設けられている。CLU125は、電池ユニット121間又は電池ユニット121と電力線間で充放電される電流を監視し、過放電(異常流出電流)や異常過入力(異常流入電流)を予め定められた電流値に制限する。
BCU123は、バスラインを介して、電池システム制御装置100のモード切替部102からモード切替信号を受信し、電池ユニット121間の配線を切り替える動作を行う。また、BCU123は、充放電制御部101からの指示に基づいて、電池ユニット対の電力線からの切り離し、接続を行う。
ここで、CLU125の詳細構成について図面を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の第1の実施形態のCLU125の詳細構成を示す機能ブロック図である。図5を参照すると、電流検出部1251と、制御部1252と、電流制限部1253とを備えた構成が示されている。
電流検出部1251は、電力線と電池ユニット対との正極間に接続され、センシング用抵抗(シャント抵抗)Rと、信号検出及び増幅部とを含んで構成される。
制御部1252は、電流検出部1251にて検出された電流の方向性と大きさに応じて電流制限部1253の制御信号を生成する。
電流制限部1253は、電力線と電池ユニット対の負極間に接続され、制御部1252から受信した制御信号に基づいて、前記電力線と電池ユニット対との間に流れる電流を、所定の値に制限する。ここで、所定の値とは、例えば、電池ユニット対の充電又は放電電流の許容値として設定された上限値である。
上記のように構成されたCLU125を、BCU123と対応付けて配置することで、例えば、接続済みの電池ユニット対に比べて極端にSOCの低い電池ユニット対が接続された場合に、他の電池ユニット対から当該電池ユニット対に流れる電流を制限することが可能となる。同様に、接続済みの電池ユニット対に比べて極端にSOCの高い電池ユニット対が接続された場合においても、当該電池ユニットから他の電池ユニット対に流れる電流を制限することが可能となる。
さらに、本実施形態では、上記CLU125と同等の回路(第2の電流制限部)を、電池ユニット対を構成する電池ユニット間に配置している。これにより、例えば、電池ユニット対の一方の電池ユニットに比べて極端にSOCの低い電池ユニットが接続された場合に、前記一方の電池ユニットから当該電池ユニットに流れる電流を制限することが可能となる。同様に、電池ユニット対の一方の電池ユニットに比べて極端にSOCの高い電池ユニットが接続された場合においても、当該電池ユニットから前記一方の電池ユニット対に流れる電流を制限することが可能となる。
以上のようにCLUを配置することで、ユーザとしては、個々の電池ユニットの充電状態等を気にすることなく、自由に本電池システムに電池ユニットを接続し、充電を開始したり、放電を開始させたりすることが可能となる。
なお、CLU125の構成は、図5に示した構成に限られず、その他同等の機能を持つ回路を用いて構成することができる。例えば、図5に示した構成に代えて、特許文献1の図6や図9の電流制御部30として記載されている構成を用いることができる。
続いて、本実施形態の動作について図6から図13を参照して詳細に説明する。以下の説明では、図6に示すように、電池システム制御装置100に接続された電池ユニット対の並列数が3である例を挙げて説明する。
図6は、電池システム制御装置100に6つの電池ユニット121a~121gが接続され、そのSOCが90%である状態を示している。図7は、モバイルバッテリーや非常用電源として用いるため、そのうちの電池ユニット121eを取り外した状態を示している。この電池ユニット121eの取り外しにより、電池ユニット121fが他の電池ユニットとバランスしていないことになるので、電池システム制御装置100のモード切替部102は、電池ユニット121fの電力線からの切り離し(遮断)を指示する。
その後、電池ユニット121eを使用した結果、電池ユニット121eのSOCが90%より低いa%(例えば、30%)に低下したものとする。図8は、この電池ユニット121eを電池ホルダーに接続した状態を示している。このとき、電池システム制御装置100のモード切替部102は、電池ユニット121eと、電池ユニット121fのSOCがバランスしていないと判定し、電力線から切り離した状態を維持し、かつ、電池ユニット121eと、電池ユニット121fとで構成された電池ユニット間でのバランシングを指示する(モード1に遷移)。
図9は、モード1に遷移し、電池ユニット121eと、電池ユニット121fとで構成された電池ユニット間でのバランシングが行われている状態を示している。図10は、その後、前記バランシングの結果、電池ユニット121eと、電池ユニット121fのSOCがb%(例えば、60%)になった状態を表している。なお、本実施形態では、充電効率によるロスは考慮しないものとして説明する。
電池ユニット121eと、電池ユニット121fのSOCが60%になると、電池システム制御装置100のモード切替部102は、電池ユニット121eと、電池ユニット121fを、電力線に接続し、電池ユニット121e、121fで構成された電池ユニット対と、他の電池ユニット対との間でのバランシングを指示する(モード2に遷移)。
図11は、モード2に遷移し、電池ユニット121e、121fで構成された電池ユニット対と、他の電池ユニット対との間でのバランシングが行われている状態を示している。図12は、前記バランシングの結果、3つの電池ユニット対のSOCがすべてc%(例えば、80%)になった状態を表している。このc%は、電池ユニット間でエネルギーの移動がなくなった時点のSOCである。また、電池ユニット間のエネルギーの移動量が閾値以下に達したときにバランシング完了と判定してもよい。この場合、3つの電池ユニット対のSOCは必ずしもc%に一致していなくてもよい。
3つの電池ユニット対のSOCが均一になると、電池システム制御装置100のモード切替部102は、充放電制御部101に対し、充電開始を指示する。図13は、充放電制御部101による充電の結果、3つの電池ユニット対のSOCが所定の上限SOC(例えば、95%)となった状態を示している。
以上の説明では、1つの電池ユニットが取り外された例を挙げて説明したが、複数の電池ユニットが取り外された場合も同様に、電池システム制御装置100は、電池ユニット対を構成する電池ユニット間、次いで、電池ユニット対間でバランシングを行ってから、充電を行う。従って、ユーザとしては、個々の電池ユニットの充電状態等を気にすることなく、必要数の電池ユニットを持ち出し使用することが可能となる。
さらに、電池ユニットの持ち出しにより、接続されている電池ユニット121が0~1つとなっているBCU123は、モード切替部102により、電力線から切り離された状態を維持し、その後、電池ユニットが電池ホルダーにセットされても、モード1を維持するため、バランスしていない電池ユニット対に充電が行われることはない。従って、本実施形態の電池システム制御装置100は、一種のフェイルセーフ機能を備えているといえる。
図14は、上記電池システム制御装置100の動作を表したフローチャートである。図14を参照すると、電池システムのコンピュータ、即ち、電池システム制御装置100が、電池ユニット121に備えられた管理ユニットBMUからそれぞれの電池ユニット121のSOCを含む情報を受信して、前記各電池ユニットのSOCを監視する(ステップS001)。
ここで、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットのSOCがバランスしていない場合、即ち、SOCがバランスしていない電池ユニット対が存在する場合(ステップS002のYes)、電池システム制御装置100は、該当する電池ユニット対を、前記電力線から切り離し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間の充電状態をバランスさせる第1のモードに移行させる(ステップS003)。なお、ステップS001の監視の結果、SOCがバランスしている電池ユニット対が1つ以上ある場合、充放電制御部101は、SOCがバランスしている電池ユニット対を用いて、充放電を行うことができる。
その後、電池ユニット対を構成する電池ユニット121の充電状態がバランスした状態になった場合、電池システム制御装置100は、前記電池ユニット対を、前記電力線に接続し、第2のモードに移行させる(ステップS004)。
電池システム制御装置100は、前記モード2により、全電池ユニット121のSOCがバランスしたことを確認した上で(ステップS005のYes)、全電池ユニット121の充電を開始する(ステップS006)。
以上、説明したとおり、本実施形態によれば、電池システム制御装置100の管理下にある任意の電池ユニットを所望の数だけ持ちだして、利用することができる。そして、利用後は、任意の電池ホルダーに戻すだけで、対になる電池ユニットとのSOCのバランシングを行った後、電池ユニット対間でのSOCのバランシングが行われる。このため、このため、電池ユニット121や電池ユニット対間での逆流電流の発生や、電池ユニットの劣化を抑止することが可能となっている。
[第2の実施形態]
上記した電池システム制御装置100の機能の一部は、ネットワーク側に配置することもできる。必要に応じて、各電池ユニットの所在やSOCを多数のユーザ間で共有することも可能である。以下、電池システム制御装置の機能の一部をネットワーク側に配置し、電池ユニットの情報を提供可能に構成した第2の実施形態について図面を参照して説明する。
図15を参照すると、4台のBCU123に、それぞれ2つの電池ユニット121がセットされ、最大8個の電池ユニット121を充電可能な拠点サーバ300と、拠点サーバ300とは異なる拠点に配置された拠点サーバ310と、ネットワーク側に電池システム制御装置100が配置された構成が示されている。電池ユニット側の構成は第1の実施形態と同様であるので、以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
拠点サーバ300は、充放電制御部301と、監視部302と、データ送受信部303とを備える。充放電制御部301、監視部302及びデータ送受信部303は、第1の実施形態の電池システム制御装置100の充放電制御部101、監視部103及びデータ送受信部104に相当する。さらに、本実施形態の監視部302は、電池システム制御装置400側に各電池ユニット121のBMU122から受信した電圧、温度、SOC(State Of Charge)等を送信する。
なお、図15では省略されているが、拠点サーバ310も、拠点サーバ300と同等の機能を有し、電池ユニット121を充電する機能を備えている。
電池システム制御装置400は、モード切替部401と、データ送受信部402と、電池ユニット情報提供部403とを備える。
する。
モード切替部401は、データ送受信部402を介して、各電池ユニット121のBMU122から電圧、温度、SOC(State Of Charge)等を受信し、これらに基づいて、拠点サーバ300、310に対し、前述のモード1~モード3に変更指示や、充放電制御部301への充電開始指示を送信する。前記指示を受け取った拠点サーバ300、310は、BCU123の制御と充放電制御部301による充電を行う。
電池ユニット情報提供部403は、データ送受信部402を介して受信した各電池ユニット121の電圧、温度、SOC(State Of Charge)やモード切替部401による状態を管理し、ユーザ端末500等に提供する。
図16は、電池ユニット情報提供部403からユーザ端末500に提供される電池ユニット121の状態情報の一例を示す図である。図16の例では、電池ユニット121のIDのほか、位置情報、SOC、状態を対応付けて提供している。図16の例では、電池ユニット121の位置情報として、電池ユニット121が接続されている拠点サーバの充電クレードル情報(電池ホルダー情報)を使用している。これにより、ユーザは、どの拠点にどれだけの電池ユニット121が存在し、利用可能な状態にあるか容易に確認することが可能となっている。
なお、電池ユニット121の位置情報として、電池ユニット121が接続されている拠点サーバの充電クレードル情報(電池ホルダー情報)を使用しているが、位置情報はこれに限られない。例えば、BMU122や拠点サーバ300、310がGNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)等の位置情報取得手段を備えている場合には、緯度経度で表した位置情報を電池システム制御装置400に送信させて、電池ユニット情報提供部403に提供させることができる。
以上、説明したとおり、本実施形態によれば、第1の実施形態と比較して、拠点サーバ300(電池システム制御装置100に相当)の機能の一部を、別の装置(例えば、図4の電池システム制御装置100)に担わせることが可能となる。さらに、本実施形態によれば、電池ユニット情報提供部403にて、別々の拠点に配置された電池ユニット121の情報を一元管理し、複数のユーザに提供することが可能となる。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。例えば、各図面に示した装置間の接続関係、各要素の構成、データの表現形態は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
例えば、上記した実施形態では、電池システム制御装置100や拠点サーバ300、310に、充放電制御部101が備えられているものとして説明したが、充放電制御部101は、別装置として独立している構成も採用可能である。
例えば、上記した第1の実施形態の電池システム制御装置100に、電池ユニット情報提供部403相当の機能が備えられていてもよい。
また、上記した電池ユニット間のSOCをバランシングさせる方法として、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット121の正極同士と負極同士を相互に接続する方法を用いるものとして説明したが、SOCが低い方の電池ユニット121を個別に充電することにより、SOCをバランシングさせる方法も採用可能である。この場合、電池ユニット121間のCLU125を省略することが可能となる。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10 充電装置
20 電池ユニット対
30 監視部
40 モード切替部
50 電池ホルダー
20a、20b、121 電池ユニット
100、400 電池システム制御装置
101、301 充放電制御部
102、401 モード切替部
103、302 監視部
104、303、402 データ送受信部
122 BMU
123 BCU(Battery Control Unit)
125 CLU(Current Limiting Unitl;電流制限部)
300、310 拠点サーバ
403 電池ユニット情報提供部
1251 電流検出部
1252 制御部
1253 電流制限部

Claims (6)

  1. 直列に接続した1対の電池ユニットで構成された電池ユニット対を充電単位とし、電力線に接続された前記電池ユニット対の並列数に応じて、充電電流を変更して充電可能な充電装置と接続可能であり、
    前記電池ユニットに備えられた管理ユニットからそれぞれの電池ユニットの充電状態を受信して、前記各電池ユニットの充電状態を監視する監視部と、
    前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしていない場合、前記電池ユニット対を、前記電力線から切り離し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間の充電状態をバランスさせる第1のモードに移行し、
    前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしている場合、前記電池ユニット対を、前記電力線に接続し、前記充電装置に充電を行わせる第2のモードに移行させる、モード切替部と、
    前記電力線に前記電池ユニット対を並列に接続し、かつ、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットを着脱自在に収容する電池ホルダーと、
    を備えた電池システム。
  2. 前記第1のモードにおいて、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの正極同士と負極同士を相互に接続する回路を構成し、充電量の高い電池ユニットから充電量の低い電池ユニットに充電を行う請求項1の電池システム。
  3. 前記電池ユニット対は、前記各電池ユニットに流入し、又は、前記各電池ユニットから出力される電流値が所定の閾値を超える場合、当該電流を所定値に制限する電流制限部を介して、前記電力線に接続されており、
    前記第2のモードにおいて、前記監視部は、前記電池ユニット対の充電状態がバランスしてから、前記充電装置に対して、充電開始を指示する、
    請求項1又は2の電池システム。
  4. さらに、前記第1のモードにおける前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間の電流を制限する第2の電流制限部を備える、
    請求項1から3いずれか一の電池システム。
  5. さらに、前記監視部にて収集された情報を受信し、所定のユーザ端末に対して、少なくとも前記電池ユニットの位置情報と充電状態を提供する電池ユニット情報提供部を含む、
    請求項1又は4いずれか一の電池システム。
  6. 直列に接続した1対の電池ユニットで構成された電池ユニット対を充電単位とし、電力線に前記電池ユニット対を並列に接続し、かつ、前記電池ユニット対を構成する電池ユニットを着脱自在に収容する電池ホルダーを備え、前記電力線に接続された前記電池ユニット対の並列数に応じて、充電電流を変更して充電可能な充電装置と接続可能な電池システムのコンピュータが、
    前記電池ユニットに備えられた管理ユニットからそれぞれの電池ユニットの充電状態を受信して、前記各電池ユニットの充電状態を監視し、
    前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしていない場合、前記電池ユニット対を、前記電力線から切り離し、前記電池ユニット対を構成する電池ユニット間の充電状態をバランスさせる第1のモードに移行し、
    前記電池ユニット対を構成する電池ユニットの充電状態がバランスしている場合、前記電池ユニット対を、前記電力線に接続し、前記充電装置に充電を行わせる第2のモードに移行させる、
    電池ユニットの充電方法。
JP2019109325A 2019-06-12 2019-06-12 電池システム及び電池ユニットの充電方法 Active JP7178067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019109325A JP7178067B2 (ja) 2019-06-12 2019-06-12 電池システム及び電池ユニットの充電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019109325A JP7178067B2 (ja) 2019-06-12 2019-06-12 電池システム及び電池ユニットの充電方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020202682A JP2020202682A (ja) 2020-12-17
JP7178067B2 true JP7178067B2 (ja) 2022-11-25

Family

ID=73744106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019109325A Active JP7178067B2 (ja) 2019-06-12 2019-06-12 電池システム及び電池ユニットの充電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7178067B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045923A (ja) 2008-08-13 2010-02-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蓄電システム
JP2012205407A (ja) 2011-03-25 2012-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蓄電装置および蓄電装置の電圧均等化方法
JP2013078227A (ja) 2011-09-30 2013-04-25 Sanyo Electric Co Ltd 残容量調整装置
WO2013061759A1 (ja) 2011-10-27 2013-05-02 三洋電機株式会社 電池ユニット、電動車両、移動体、電源装置及び電池制御装置
JP2013126343A (ja) 2011-12-16 2013-06-24 Hitachi Ltd 蓄電デバイスを備えた電力蓄積システム
JP2013127893A (ja) 2011-12-19 2013-06-27 Toshiba Corp 蓄電装置及びその保守方法
JP2013179739A (ja) 2012-02-28 2013-09-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電池システム
JP2014161211A (ja) 2013-01-22 2014-09-04 Gs Yuasa Corp 蓄電ユニットの接続情報取得装置
JP2018082577A (ja) 2016-11-17 2018-05-24 喜治 植木 電池システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010045923A (ja) 2008-08-13 2010-02-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蓄電システム
JP2012205407A (ja) 2011-03-25 2012-10-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蓄電装置および蓄電装置の電圧均等化方法
JP2013078227A (ja) 2011-09-30 2013-04-25 Sanyo Electric Co Ltd 残容量調整装置
WO2013061759A1 (ja) 2011-10-27 2013-05-02 三洋電機株式会社 電池ユニット、電動車両、移動体、電源装置及び電池制御装置
JP2013126343A (ja) 2011-12-16 2013-06-24 Hitachi Ltd 蓄電デバイスを備えた電力蓄積システム
JP2013127893A (ja) 2011-12-19 2013-06-27 Toshiba Corp 蓄電装置及びその保守方法
JP2013179739A (ja) 2012-02-28 2013-09-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電池システム
JP2014161211A (ja) 2013-01-22 2014-09-04 Gs Yuasa Corp 蓄電ユニットの接続情報取得装置
JP2018082577A (ja) 2016-11-17 2018-05-24 喜治 植木 電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020202682A (ja) 2020-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9641002B2 (en) Battery management system, method and battery
EP2293375B1 (en) Battery identification setting system and method of setting battery identification parameters
KR100991084B1 (ko) 멀티 전지 팩 시스템 및 그 제어방법, 및 이를 이용한 전지팩
US20090066291A1 (en) Distributed energy storage control system
CN101449447B (zh) 用于平衡便携式设备之间的能量的方法和设备
JP5048963B2 (ja) 電池システム
US20110161024A1 (en) Battery multi-series system and communication method thereof
CN110178261A (zh) 主电池管理单元和包括主电池管理单元的电池组
WO2011096430A1 (ja) 電源装置
US20110234165A1 (en) Modular Charging System for Multi-Cell Series-Connected Battery Packs
CN103683373A (zh) 电池平衡电路和使用其的电池平衡方法
WO2012157475A1 (ja) 電源システム及び電源システムの識別情報設定方法並びに電池ユニット
GB2467231A (en) High voltage battery controller with isolation
JPWO2012124221A1 (ja) 通信システムおよび蓄電池システム
CN103123991A (zh) 模块并联的锂系电池
JP7178067B2 (ja) 電池システム及び電池ユニットの充電方法
KR20160138919A (ko) 전기 장치들의 자가-등록 및 자가-어셈블리를 위한 방법 및 시스템
KR20150138900A (ko) 배터리 랙 선로간 임피던스를 조절하기 위한 배터리 시스템
JP6853566B2 (ja) 電池システム
JP6369800B2 (ja) 蓄電システム、および、蓄電システムの制御方法
WO2014050152A1 (en) Battery charger and battery pack
KR20160106157A (ko) 근거리 무선 통신(nfc) 무선 충전 서비스를 활성화하는 방법 및 장치
CN112087010B (zh) 一种电池包
JP2017201846A (ja) 充電器および充電器の制御方法
CN112087007A (zh) 一种电池包

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190809

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220601

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7178067

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150