JP7177431B2 - リフトアップ装置及び塔状構造物の構築方法 - Google Patents
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Description
以下、図1~図7を用いて、リフトアップ装置及び塔状構造物の構築方法を具体化した第1実施形態を説明する。本実施形態では、塔状構造物としての風力発電機の構築方法について説明する。
図2に示すように、第1昇降部31は、同じ形状をした1対(2つ)の第1ユニット部材32と、これら第1ユニット部材32を連結し取り外し可能な連結部35とを備える。
図3に示すように、第2昇降部40は、同じ形状をした1対(2つ)の第2ユニット部材41と、これら第2ユニット部材41を連結する連結部42とを備える。1対の第2ユニット部材41は、第1昇降部31の1対の第1ユニット部材32と同じ間隔で離間している。
図3に示す取付フレーム50は、複数の車輪が取り付けられた台車51、1対の門型フレーム53,54と、1対の小梁55、治具取付梁56、取付部材53a,54a及びチェーンブロック58,59を備える。台車51は、各走行部(33,43)の板部材上にそれぞれ配置され、走行部(33,43)の延在方向に走行する。
次に、図5~図7を用いて、上述した構成のリフトアップ装置を用いて風力発電機を設置する方法について説明する。
まず、図5を用いて、発電機タワー11の設置方法について説明する。
図5(a)に示すように、地面に設置した基礎部に、発電機タワー11の最下部11aを立設する。そして、発電機タワー11の最下部11aを囲むように、ガイドタワー20の各支柱21~24の最上部21a,22a,23a,24a及び中間部21b,22b,23b,24bをそれぞれ接続して配置する。
上述した工程を繰り返して、発電機タワー11及びガイドタワー20を必要な高さまで構築する。
次に、図5(c)に示すように、支柱21,22に、第1昇降部31を取り付ける。この場合、垂直フレーム32aを、それぞれ支柱21,22に沿って配置する。更に、1対の第1ユニット部材32の間に連結部35及び補強部36を配置し、第1ユニット部材32同士を連結部35で連結する。
そして、図6(a)に示すように、第1昇降部31の連結部35の上に、テーブル39を設置する。次に、テーブル39上に、回転体13のハブ13hを設置し、ブレード13bを取り付ける。また、ナセル12を、第2昇降部40の取付フレーム50の吊り治具に吊るす。
図6(b)に示すように、ナセル12を、発電機タワー11の最上部11cまで持ち上げて取り付けた後で、第2昇降部40を降下させる。この間、第1昇降部31では、回転体13の組立て作業を行なう。
組立てが終了した回転体13を設置する場合、第2昇降部40に第1昇降部31を固定する。具体的には、図4(b)に示すように、第2昇降部40を第1昇降部31まで降下させる。そして、第2昇降部40の端部40eを、第1昇降部31の段部31fに嵌合させる。この場合、端部40eの下弦材と、第1昇降部31のトラス構造の上弦材とを位置合わせして、ボルト(固定部材)を用いて固定する。更に、端部40eの側面部と、ステージフレーム32dの端面に位置する部材とを整合させて、ピン(固定部材)を用いて固定する。これにより、走行部33と走行部43とが面一に連結される。更に、連結フレーム32bの側端部を、垂直部41aの下端部に取り付ける。以上により、第1昇降部31と第2昇降部40とが一体化される。
そして、第2昇降部40の昇降機構45を駆動させて、昇降ステージ30を上昇させる。この場合、図7(c)に示すように、ブレード13bはワイヤW1により牽引されながら、回転体13の吊り位置が上昇する。そして、介錯されたブレード13bの先端が回転体13の下方となるように徐々に回転して、回転体13が立て起こされる。
そして、昇降ステージ30を降下させて、昇降ステージ30をガイドタワー20から取り外す。そして、ガイドタワー20を解体する。
(1-1)本実施形態では、リフトアップ装置は、ガイドタワー20に設けられた第1昇降部31と第2昇降部40とを備える。これにより、第1昇降部31において、回転体13の組立てを行なっている間に、第2昇降部40を用いて、ナセル12を持ち上げて設置することができる。従って、風力発電機10を効率的に構築することができる。
(1-3)本実施形態では、第1昇降部31の上面に形成された段部31fに、第2昇降部40の端部40eを嵌合して、第1昇降部31を第2昇降部40に固定する。これにより、第2昇降部40と第1昇降部31とを強固に固定することができる。また、第2昇降部40が上側にあるので、第1昇降部31を下方に残した状態で、第2昇降部40を昇降させることができる。
次に、図5及び図8を用いて、リフトアップ装置及び塔状構造物の構築方法を具体化した第2実施形態を説明する。本実施形態では、上記第1実施形態と同じリフトアップ装置を用いて、同じ風力発電機10を構築するが、上記第1実施形態とは構築方法が異なる。本実施形態では、第2昇降部40のみを用いて、発電機タワー11の中間部11b及び最上部11cを持ち上げる。また、第2昇降部40と第1昇降部31とは一体固定した状態で、ナセル12及び回転体13を持ち上げる。
その後、図8(c)に示すように、回転体13の組立てが完了した場合、ナセル12を、第2昇降部40の取付フレーム50の吊り治具に吊るす。
その後、昇降ステージ30を降下させて、取付フレーム50を取り外し、昇降ステージ30をガイドタワー20から取り外し、ガイドタワー20を解体する。
(2-1)本実施形態のリフトアップ装置は、ガイドタワー20に設けられた第1昇降部31と、昇降機構45を備え、第1昇降部31と別に持ち上げ可能な第2昇降部40とを備える。これにより、第2昇降部40を用いて、発電機タワー11の最上部11cの設置を行なうことができるとともに、回転体13と、ナセル12とを同時に持ち上げて設置することができる。
・上記各実施形態では、第1昇降部31に昇降機構を設けず、第2昇降部40の昇降機構45を用いて昇降させたが、第1昇降部31の昇降方法は、第2昇降部40の昇降機構45を用いる場合に限られない。第1昇降部31自体に昇降機構を設けてもよい。
Claims (5)
- 塔状構造物の近傍に配置される垂直部材に沿って昇降する昇降機構を用いて、前記塔状構造物の第1及び第2の要素部材を持ち上げるリフトアップ装置であって、
前記垂直部材に取り付けられ、前記第1の要素部材を持ち上げる第1昇降部と、
前記昇降機構を備え、前記第1昇降部とは独立して昇降可能であって、前記第2の要素部材を持ち上げる第2昇降部とを備え、
前記第2昇降部は、前記第1昇降部と固定部材により固定可能な構成を有し、
前記昇降機構は、前記第2昇降部に前記第1昇降部を固定した状態で上昇可能であることを特徴とするリフトアップ装置。 - 前記第1昇降部の上部には、前記第2昇降部の係合部が嵌合する嵌合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリフトアップ装置。
- 塔状構造物の近傍に配置される垂直部材に沿って昇降する昇降機構を用いて、前記塔状構造物の第1及び第2の要素部材を持ち上げるリフトアップ装置であって、
前記垂直部材に取り付けられ、前記第1の要素部材を持ち上げる第1昇降部と、
前記昇降機構を備え、前記第1昇降部とは独立して昇降可能であって、前記第2の要素部材を持ち上げる第2昇降部とを備え、
前記第1昇降部は、
1対の第1ユニット部材と、
前記第1ユニット部材を連結する取り外し可能な連結部と、
前記第2昇降部と連結する連結フレームとを備えていることを特徴とするリフトアップ装置。 - 前記第2昇降部は、前記垂直部材に対して、前記第1昇降部とは反対側に配置されることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のリフトアップ装置。
- 第1及び第2の要素部材を備えた塔状構造物の近傍に配置される垂直部材に取り付けられ、前記第1の要素部材を持ち上げる第1昇降部と、前記垂直部材に沿って昇降する昇降機構を用いて、前記第1昇降部とは独立して昇降可能な第2昇降部とを備えたリフトアップ装置を用いて、塔状構造物を構築する方法であって、
前記第2昇降部に前記第1昇降部を固定した状態で、前記第1及び第2昇降部にそれぞれ取り付けた前記第1及び前記第2の要素部材を持ち上げることを特徴とする塔状構造物の構築方法。
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