JP2002147340A - 風車発電機の設置方法および風車発電機 - Google Patents

風車発電機の設置方法および風車発電機

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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】低所作業により設置を可能とした風車発電機の
設置方法の提供を目的とする。 【解決手段】風車発電機のタワー2を水平に組立て、タ
ワーの基礎部側におもり12を取り付けて重心10を基
礎部側に移動させ、重心10よりナセル3側を支点14
aとしてタワー2を回動可能に支持し、タワーの基礎部
側端部40を吊り下げ支持しつつ下降させることにより
タワー2を起立させ、タワー2を基礎部に据え付けて風
車発電機を設置する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風車発電機の設置方
法および風車発電機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】世界的な環境意識の高まりとともに、ク
リーンな風力発電が注目されている。風力発電は、高さ
100m程度の大型の風車発電機を設置して、風力エネ
ルギーを風車により回転エネルギーに変換し、さらにこ
れを発電機により電気エネルギーに変換するものであ
る。図7に風車発電機の説明図を示す。風車発電機1
は、風を受ける複数のブレード5と、ブレードとともに
風車を構成するハブ4と、発電機を収容したナセル3
と、風車の高さを確保するタワー2の各部品を、地中に
埋め込まれた基礎部7の上に設置したものである。なお
タワー2は、タワー下部2a、中部2bおよび上部2c
の各部品により構成される。
【0003】従来の風車発電機の設置方法は、上記各部
品を下方から順番に積み上げて設置するものであった。
その具体的な設置方法は各部品に共通であるため、代表
してブレード5およびハブ4につき具体的な設置方法を
説明する。図8に従来技術に係るブレードおよびハブの
設置方法の説明図を示す。まず、工場で製作したブレー
ド5およびハブ4をトレーラーに積んで設置現場に搬送
し、小型クレーンで荷卸しする。次に地上でブレード5
をハブ4に接続し、風車部分6を形成する。次に図8
(1)のように、ハブ4を大型クレーンのクレーンフッ
ク184にワイヤで接続し、一方でブレード5を小型ク
レーンのクレーンフック145にワイヤで接続して、2
台のクレーンにより合吊りして風車部分6を持ち上げ
る。次に図8(2)のように、クレーンフック145を
下降させるかまたはクレーンフック184を上昇させ
て、風車部分6を起立させる。なおブレード5に接続さ
れたワイヤは、地上付近で取り外す。次に図8(3)の
ように、クレーンフック184をさらに上昇させて、風
車部分6をナセル3に接続する。その接続作業は、作業
員がタワー2の内部に設置された梯子を登り、ナセル3
の先端に到達して行っていた。もっともその位置から、
ハブ4に接続されたワイヤを取り外すことはできない。
そこで、上記大型クレーンとは別の大型クレーンを搬入
し、そのクレーンフック188にゴンドラ108を取り
付けて作業員109を乗せ、ハブ4の高さ(地上60m
程度)まで上昇させて、ハブに接続されたワイヤを取り
外していた。以上の作業を各部品について順番に行い、
風車発電機を設置していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】風力発電による電力の
需要増加とともに、風車発電機が大型化する傾向にあ
る。大型の風車発電機を設置するためには、作業員がよ
り高い位置で作業を行う必要がある。しかし、タワー内
部に設置された梯子を登って高所の作業位置に移動する
には、多大な肉体的負担を必要とするという問題があ
る。また、高所作業には常に落下による死傷の危険がと
もない、特に風車発電機は風の強い場所に設置されるた
め、その危険性が大きいという問題がある。とりわけ、
ゴンドラに作業員を乗せてハブに接続したワイヤの取り
外し作業を行う際には、その危険性は極めて大きいとい
う問題がある。本発明は上記問題点に着目し、低所作業
により設置を可能とした風車発電機およびその設置方法
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る風車発電機の設置方法は、風車発電機
のタワーを水平に組立て、支持点まわりの回転モーメン
トが前記タワーの据付状態方向へ生じるように前記タワ
ーを垂直面内で回動可能に支持し、前記回転モーメント
を打ち消す方向に前記タワーの基礎部側を引っ張り調整
しつつ前記タワーを起立させ、前記タワーを基礎部に据
え付けて風車発電機を設置する構成とした。
【0006】また、前記支持点を上昇させることにより
前記タワーの回動による地上面との干渉を防止して前記
タワーを起立可能とし、前記タワーの起立後に前記支持
点を下降させることにより前記タワーを前記基礎部に接
地させて据え付けるのが好ましい。さらに前記タワーの
水平組み立て時に、ナセル、ハブおよびブレードを水平
に組み立てるのが好ましい。
【0007】一方、本発明に係る風車発電機は、タワー
と基礎部との据付接合面を前記タワーの中心軸に斜交す
る面に形成し、前記タワーを水平状態から回動起立させ
る際における前記タワーと前記基礎部との干渉を防止し
た構成とした。
【0008】
【作用】風車発電機のタワーを水平に組立て、支持点ま
わりの回転モーメントが前記タワーの据付状態方向へ生
じるように前記タワーを垂直面内で回動可能に支持し、
前記回転モーメントを打ち消す方向に前記タワーの基礎
部側を引っ張り調整しつつ前記タワーを起立させ、前記
タワーを基礎部に据え付けて風車発電機を設置する構成
としたので、低所においてタワーの組み立て作業を行っ
た上で、風車発電機を設置することができる。さらに前
記回転モーメントを打ち消す方向に前記タワーの基礎部
側を引っ張り調整しつつ前記タワーを起立させることに
より、タワーを破損させることなく安全に設置すること
ができる。
【0009】また、前記支持点を上昇させることにより
前記タワーの回動による地上面との干渉を防止して前記
タワーを起立可能とするので、組み立て後に支持点を上
昇させることを前提とすれば、地上付近での低所作業に
よりタワーを組み立てることができる。一方、タワーの
回動起立による基礎部上面との干渉回避のため、回動起
立後のタワー底面と基礎部上面との間には隙間ができる
が、前記タワーの起立後に前記支点を下降させることに
より前記タワーを前記基礎部に接地させて据え付けるの
で、新たな装置を用いることなくタワーを基礎部上面に
設置することができる。
【0010】また前記タワーの水平組み立て時に、ナセ
ル、ハブおよびブレードを水平に組み立てるので、全体
の組み立て作業を低所で行った上で、風車発電機を設置
することができる。特にゴンドラに作業員を乗せて、高
所でハブに接続したワイヤの取り外し作業を行わせる必
要がなくなり、落下の危険性が少なくなる。また風車部
分を垂直面内で組み立てる場合と比べて、より低所で風
車発電機全体を組み立てることができる。
【0011】また、タワーと基礎部との据付接合面を前
記タワーの中心軸に斜交する面に形成し、前記タワーを
水平状態から回動起立させる際における前記タワーと前
記基礎部との干渉を防止したので、回動起立後に風車発
電機を下降させる作業およびそのための装置を必要とす
ることなく、タワー底面を基礎部上面に設置することが
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき、図面
を参照して詳細に説明する。なお以下に記載するのは本
発明の実施形態の一態様にすぎず、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0013】第1実施形態に係る風車発電機の設置方法
は、風車発電機の全体を水平に組み立て、タワーの基礎
部側におもりを取り付けて重心を基礎部側に移動させ、
重心よりナセル側を支点としてタワーを回動可能に支持
し、支点を上昇させることによりタワーの回動による地
上面との干渉を防止してタワーを起立可能とし、タワー
の基礎部側端部を吊り下げ支持しつつ下降させることに
よりタワーを起立させ、さらに支点を下降させることに
よりタワーを基礎部に接地させ、タワーを基礎部に据え
付けて風車発電機を設置するものである。
【0014】タワー2に取り付けるおもり12(図2
(2)参照)は、タワー2の回動起立時に後述する回動
架台20等と干渉しない形状とし、なおかつ風車発電機
の設置後に取り外し可能に形成する。一方、おもり12
を含めた風車発電機の重心10よりナセル側におけるタ
ワーの両側部に、タワー2の回動支点かつ支持点となる
回動軸14を取り付ける。回動軸14の取り付け方法
は、溶接や仮設のバンド方式等による。
【0015】風車発電機の設置場所には、風車発電機の
重量を支えるとともに転倒を防止する基礎部7を設置す
る(図7参照)。その地下部分は、鉄筋コンクリート等
により形成する。また地上部分には、タワーの底面と接
合するためのフランジ8を設ける。一方、図2(2)に
示す回動架台20は、上記基礎部7を挟んで相対するよ
うに2カ所に設置する。各回動架台20には、タワーに
取り付けた回動軸14を回転可能に支持する回動軸受け
24を形成する。さらに各回動架台20には油圧ジャッ
キ22等を設置し、前記回動軸受け24の上下移動を可
能とする。これにより風車発電機全体の上下移動が可能
となるように、油圧ジャッキ22等は風車発電機の全重
量を支持可能に形成する。一方、風車発電機の組み立て
作業のため、タワーの軸方向に沿って複数個の作業台3
2,34を仮設する。
【0016】第1実施形態に係る風車発電機の設置方法
では、上記構成に基づいて以下の手順により風車発電機
を設置する。図3に第1実施形態に係る風車発電機の設
置方法のブロック図を示す。
【0017】図2に第1実施形態における風車発電機の
組み立て方法の説明図を示す。風車発電機におけるタワ
ー2、ナセル3、ハブ4、およびブレード5の各部品な
らびにおもり12は、個別に工場で製作して設置現場に
搬入する。最初に、風車発電機を水平に組み立てる(ス
テップ80)。その組み立て手順は、各部品を作業台3
2、34の上に載置する作業と、載置した各部品を接合
する作業との繰り返しである。その載置方法および接合
方法は各部品に共通であるため、代表してブレード5お
よびハブ4につき具体的な方法を説明する。まず、工場
で製作したブレード5およびハブ4をトレーラーに積ん
で設置現場に搬送し、小型クレーンで荷卸しする。次に
地上でブレード5をハブ4に接続し、風車部分6を形成
する。次に図2(1)に示すように、風車部分6のブレ
ード5およびハブ4を同時に、小型クレーンのクレーン
フック46にワイヤ等で接続する。そしてこの小型クレ
ーンにより風車部分6を持ち上げ、図2(2)に示すよ
うにナセル3の上に載置する。
【0018】次に、作業員がタワー2の内部を水平に移
動してナセル3の先端に到達し、風車部分6の接合作業
を行う。一方、作業台34の上から上記ワイヤ等の接合
部分に向かって梯子を仮設し、作業員がこれを登ってワ
イヤ等の取り外し作業を行う。なお低所作業であるた
め、小型クレーンにゴンドラを接続して作業員を乗せワ
イヤ等の取り外し作業を行わせても、落下による死傷の
危険は少ない。以上の作業を、上記と同様に各部品につ
いて行い、風車発電機全体を水平に組み立てる。
【0019】なお、水平に組み立てたタワー2に対し
て、風車部分6を垂直に起立させて取り付けることも可
能である。もっともその場合には、従来技術と同様に2
機のクレーンによる風車部分6の合い吊りが必要であ
る。またブレード5と地面との干渉を避けるため作業台
34の位置が高くなり、高所作業による組み立てが必要
となる。この点、図2(2)のように風車部分6を水平
に取り付ければ、上記のような問題はない。
【0020】次に、タワー2の基礎部側におもり12を
取り付ける(ステップ82)。なおおもり12の取り付
けは、風車発電機の組み立てと同時に行ってもよい。お
もり12の重さは、ナセル3、ハブ4およびブレード5
の合計重量より重くするのが好ましく、またおもりの取
付位置は、タワーの基礎部側の端部とするのが好まし
い。これによりおもり12を含めた風車発電機の重心1
0の位置が基礎部側に移動し、これに伴ってタワー2の
回動支点となる回動軸14を基礎部寄りに取り付けるこ
とができ、後述する方法で上記支点を大幅に上昇させな
くてもタワー2の回動起立を可能とすることができる。
また上記支点を上下移動可能に形成しない場合でも、高
さの低い回動架台によりタワー2の回動起立を可能とす
ることができ、低所作業により風車発電機の組み立てが
可能となる。さらにタワーの基礎部側端部におもりを取
り付けることにより、タワーの回動起立後に地上付近の
低所でおもりの取り外し作業を行うことができる。なお
上記にかかわらず、タワーにはおもりを取り付けなくて
もよい。
【0021】次に、おもりを含めた風車発電機の重心よ
りナセル側を支点として、タワーを回動可能に支持する
(ステップ84)。これにより、支点周りの回転モーメ
ントがタワーの据付状態方向に生じることになる。具体
的には、タワー2の両側部に取り付けた回動軸14を支
点14aとして、それぞれ回動架台20の回動軸受け2
4で支持する。なお回動架台の高さが高い場合には、地
上付近で水平に組み立てた風車発電機を、クレーン等に
より吊り上げるかまたは油圧ジャッキ等により持ち上げ
て、回動架台に支持させてもよい。次に、タワーの基礎
部側端部を吊り下げ支持する(ステップ86)。すなわ
ち、前記回転モーメントを打ち消す方向にタワーの基礎
部側を引っ張り調整する。具体的には図1(1)のよう
に、タワー2の基礎部側の端部40を小型クレーンのク
レーンフック46にワイヤ等で接続する。なお、ステッ
プ84の作業とステップ86の作業とは、同時に行って
もよいし、逆の順序で行ってもよい。
【0022】上記作業により、上記重心点10には風車
発電機の自重が下方向に作用する一方で、上記ワイヤ等
の接続点40には上方向の力が作用し、いずれの点も支
点14aから見て基礎部側にあるため、風車発電機は回
動架台20およびクレーンによって釣合支持されること
になる。この段階でタワー2の回動起立の障害となる作
業台32を撤去することができる(ステップ88)。な
お、支点14aと重心10との距離はできるだけ短くす
るのが好ましく、吊り下げ支持するワイヤ等の接続点は
タワーの基礎部側のできるだけ端部寄りとするのが好ま
しい。これにより、支点14aから重心10までの腕の
長さに対して、上記支点14aから上記ワイヤ等の接続
点40までの腕の長さの割合が大きくなる。従ってクレ
ーンによる吊り下げ荷重を少なくすることができ、より
小型のクレーンを使用することができる。
【0023】次に、支点を上昇させることにより、タワ
ーの回動による地上面との干渉を防止してタワーを起立
可能とする(ステップ90)。図1に第1実施形態にお
ける風車発電機の回動起立方法の説明図を示す。すなわ
ち図1(1)のように、回動架台20の油圧ジャッキ2
2により支点14aを上昇させる。なお、回動起立時に
おけるタワー2底面と基礎部のフランジ8上面との干渉
を防止するため、最終的に支点14aが位置すべき高さ
よりわずかに高い位置まで支点を上昇させる。次に、タ
ワーの基礎部側端部40を下降させる(ステップ9
2)。具体的には、クレーンによりクレーンフック46
をゆっくりと下降させればよい。なお、ステップ90の
作業とステップ92の作業とは同時に行ってもよい。図
1(2)のようにタワー2が起立したら(ステップ9
4)、タワーの基礎部側端部40に接続したワイヤ等を
地上付近で取り外す。
【0024】次に、支点を下降させることによりタワー
を基礎部に接地させる(ステップ96)。ステップ90
において、回動起立時におけるタワー2底面と基礎部の
フランジ8上面との干渉を防止するため、最終的に支点
14aが位置すべき高さよりわずかに高い位置まで支点
を上昇させていたので、回動起立後には図4(1)に示
すように、タワー2底面と基礎部のフランジ8上面との
間に隙間が存在し、このままではタワー2をフランジ8
に固定できない。そこで回動架台20の油圧ジャッキ2
2により支点14aを下降させ、タワー2底面と基礎部
のフランジ8上面とを接触させるのである。タワーが接
地したら、タワー2を基礎部のフランジ8にボルト等で
固定して据え付ける(ステップ98)。以上の作業によ
り、風車発電機の全体が基礎部の上に設置される。なお
設置後には回転架台20を取り外して、別の風車発電機
の設置に再利用する。
【0025】第1実施形態に係る風車発電機の設置方法
を使用すれば、低所作業により風車発電機を設置するこ
とができる。この点従来は、風車発電機の各部品を下方
から順番に設置していた。従って各部品の接続作業を行
うためには、タワーの内部に設置した梯子を高所まで登
る必要があり、作業員の肉体的負担となっていた。また
高所作業には常に落下による死傷の危険がともない、特
に風車発電機は風の強い場所に設置されるため、その危
険性が大きかった。とりわけ、ゴンドラに作業員を乗せ
てハブに接続したワイヤ等の取り外し作業を行う際に
は、その危険性は極めて大きいものであった。
【0026】しかし第1実施形態では、風車発電機の全
体を水平に組み立て、タワーの基礎部側におもりを取り
付けて重心を基礎部側に移動させ、重心よりナセル側を
支点としてタワーを回動可能に支持し、タワーの基礎部
側端部を吊り下げ支持しつつ下降させることにより風車
発電機を起立させ、タワーを基礎部に据え付けて風車発
電機を設置する。これにより、少なくともおもりを含め
た風車発電機の重心位置と同程度の低所において、風車
発電機を組み立てることができる。従って高所まで梯子
を登る必要がなくなり、作業員の肉体的負担を軽減する
ことができる。また低所作業のため、落下しても死傷す
る可能性が少なくなる。一方、タワーの基礎部側端部を
支持しつつ下降させて徐々に回動起立させることによ
り、風車発電機を破損させることなく安全に設置するこ
とができる。
【0027】またタワーの水平組み立て時に、ナセル、
ハブおよびブレードを水平に組み立てるので、風車発電
機全体を低所作業により組み立てることができる。特に
ゴンドラに作業員を乗せて高所でハブに接続したワイヤ
等の取り外し作業を行わせる必要がなくなり、落下の危
険性が少なくなる。
【0028】上記のように低所において風車発電機を組
み立てることができるので、大型クレーンを使用するこ
となく、小型クレーンのみによって風車発電機を組み立
てることができ、クレーンの運転費用を削減することが
できる。さらに、大型クレーン搬入のための道路造成費
用を削減することができる。加えて、大型クレーンを次
の風車発電機の設置場所に移動させる際には、ジブ、ブ
ーム、カウンターウエイト等を分解して移動させ再度組
み立てる必要があったが、小型クレーンには上記問題が
なく、工事期間および人件費を削減することができる。
【0029】また、上記のように風車発電機を水平に組
み立てるので、2台のクレーンにより合い吊りして各部
品を持ち上げる必要がなく、1台のクレーンのみで持ち
上げることができる。従って、クレーンの運転費用を削
減することができる。
【0030】また、第1実施形態に係る風車発電機の設
置方法では、支点を上昇させることによりタワーの回動
による地上面との干渉を防止してタワーを起立可能とす
るので、組み立て後に支点を上昇させることを前提とす
れば、地上付近の低所において風車発電機を組み立てる
ことができる。従って上記効果をより顕著に発揮するこ
とができる。一方、タワーの回動起立による基礎部上面
との干渉防止のため、回動起立後のタワー底面と基礎部
上面との間に隙間が存在するが、第1実施形態に係る風
車発電機の設置方法ではタワーの起立後に前記支点を下
降させることによりタワーを基礎部に接地させて据え付
けるので、新たな装置を用いることなくタワーを基礎部
上面に設置することができる。
【0031】第2実施形態に係る風車発電機は、タワー
と基礎部との据付接合面を前記タワーの中心軸に斜交す
る面に形成し、前記タワーを水平状態から回動起立させ
る際における前記タワーと前記基礎部との干渉を防止し
たものである。なお、第1実施形態と同一構成となる部
分については、説明を省略する。図4(2)に第2実施
形態に係る風車発電機の側面図を示す。
【0032】第2実施形態では、タワーと基礎部との据
付接合面であるタワー2sの底面および基礎部7におけ
るフランジ8の上面は、それぞれタワーの中心軸に斜交
する同一面となるように形成する。一方、回転架台には
油圧シリンダを設けることなく、回動軸受けは上下方向
に固定する。回動軸受けの高さは、タワーの回動起立後
における回動軸の高さと一致させる。
【0033】第2実施形態に係る風車発電機は、以下の
ようにして設置する。まず第1実施形態と同様に、風車
発電機を水平に組み立て、タワーの基礎部側におもりを
取り付け、重心よりナセル側を支点としてタワーを回動
可能に支持し、タワーの基礎部側端部を吊り下げ支持す
る。第2実施形態では次に、上記支点を上昇させること
なく、タワーの基礎部側端部を下降させる。そして図3
(2)のように、回動方向28に沿ってタワーが2rか
ら2sのように回動することにより、タワー2sの底面
と基礎部7におけるフランジ8の上面が面接触する。そ
の後は第1実施形態と同様に、タワー2とフランジ8と
をボルト等で固定して据え付ける。
【0034】第2実施形態に係る風車発電機によれば、
回動起立後に支点を下降させる作業およびそのための装
置を必要とすることなく、タワー底面を基礎部上面に設
置することができる。よって回動架台に油圧ジャッキ等
を設置する必要がなくなり、油圧ジャッキ等の設置費用
および運転費用を削減することができる。
【0035】第3実施形態に係る風車発電機の設置方法
は、風車発電機を水平に組み立て、タワーの基礎部側に
おもりを取り付けて重心を基礎部側に移動させ、重心よ
り基礎部側を支点としてタワーを回動可能に支持し、タ
ワーの基礎部側端部を引き下げ支持しつつ下降させるこ
とにより風車発電機を起立させて、風車発電機を設置す
るものである。なお、第1実施形態と同じ構成となる部
分については、説明を省略する。図5に第3実施形態に
係る風車発電機の組み立て方法の説明図を示す。
【0036】第3実施形態では、おもり12を含めた風
車発電機の重心10より基礎部側におけるタワー2の両
側部に、タワーの回動支点14bとなる回動軸14を取
り付ける。一方、タワー2を引き下げ支持するため、ウ
インチ(ホイスト)66等を設置する。ウインチ60等
は、基礎部よりナセル3側の地上に、アンカーボルト等
を用いて強固に固定する。
【0037】第3実施形態に係る風車発電機の設置方法
は、まず第1実施形態と同様に、風車発電機を水平に組
み立て、タワーの基礎部側におもりを取り付けて重心を
基礎部側に移動させる。第3実施形態では次に、前記重
心より基礎部側を支点としてタワーを回動可能に支持す
る。これにより、支点まわりの回転モーメントがタワー
の据付状態方向とは逆方向に生じる。次に、タワーの基
礎部側端部60とウインチ66等とをワイヤ等で接続し
て引き下げ支持する。すなわち、前記回転モーメントを
打ち消す方向にタワーの基礎部側を引っ張り調整する。
以上により、上記重心点10および上記ワイヤ等の接続
点60には下方向の力が作用し、両点は支点14bを挟
んで反対側にあるから、風車発電機は回動架台20およ
びウインチ66等によって釣合支持されることになる。
次に、ウインチ66等によりワイヤ等を巻き取って、タ
ワーの基礎部側端部60を下降させてタワー2を起立さ
せる。その後は第1実施形態と同様に風車発電機を設置
する。
【0038】第3実施形態に係る風車発電機の設置方法
では、重心より基礎部側を支点とするため、おもりを含
めた風車発電機の重心位置よりさらに低所において、風
車発電機を組み立てることができる。従って、第1実施
形態の効果をより顕著に発揮することができる。なお、
第2実施形態の構成を取り入れれば、第2実施形態の効
果も合わせて発揮することができる。
【0039】第4実施形態に係る風車発電機の保守また
は解体方法は、風車発電機のタワーの基礎部側におもり
を取り付けて重心を基礎部側に移動させ、重心よりナセ
ル側を支点としてタワーを回動可能に支持し、タワーの
基礎部側端部を吊り下げ支持しつつ上昇させることによ
りタワーを転倒させ、風車発電機の保守または解体を行
うものである。なお、第1実施形態と同一構成となる部
分については、説明を省略する。
【0040】図6に第4実施形態に係る風車発電機の保
守または解体方法のブロック図を示す。第4実施形態に
係る風車発電機の保守または解体方法は、第1実施形態
に係る設置方法とは逆の作業を行うものである。すなわ
ち、既に設置されている風車発電機に対して、まずその
タワーの基礎部側におもりを取り付けて、重心を基礎部
側に移動させる(ステップ120)。次に重心よりナセ
ル側を支点としてタワーを回動可能に支持する(ステッ
プ122)。具体的には第1実施形態と同様に、タワー
の両側部に回動軸14を取り付け、これを支持する回動
架台を設置する。ここでタワーと基礎部とを分離し(ス
テップ124)、さらにタワーの基礎部側端部をクレー
ン等により吊り下げ支持する(ステップ126)。なお
回動架台の回動軸受けを上下移動可能に形成した場合に
は、ここで支点を上昇させることによりタワーを回動可
能としてもよい(ステップ128)。次にタワーの基礎
部側端部を上昇させ(ステップ130)、タワーを転倒
させる(ステップ132)。なお回動架台の回動軸受け
を上下移動可能に形成した場合には、ここで支点を下降
させることによりタワーの位置を低くしてもよい(ステ
ップ134)。そして必要に応じて作業台を設置し(ス
テップ136)、風車発電機の保守または解体作業を行
う(ステップ138)。
【0041】第4実施形態に係る風車発電機の保守また
は解体方法を使用すれば、低所作業により風車発電機を
保守または解体することができる。この点従来の解体方
法は、風車発電機の各部品を上方から順番に解体してい
た。従って第1実施形態と同様に高所作業となり、作業
者への肉体的負担が大きく、また落下による死傷の危険
を伴うものであった。しかし第4実施形態では、低所に
おいて風車発電機の保守または解体を行うことができる
ので、作業員の肉体的負担を軽減することができ、また
落下しても死傷する可能性が少なくなる。一方、タワー
の基礎部側端部を支持しつつ上昇させて徐々に転倒させ
ることにより、風車発電機を破損させることなく安全に
転倒させることができる。なおその他にも、第1実施形
態と同様の効果を伴って、風車発電機を保守または解体
することができる。また第2実施形態または第3実施形
態の構成を取り入れれば、それぞれの効果を合わせて発
揮することができる。
【0042】
【発明の効果】風車発電機のタワーを水平に組立て、支
点まわりの回転モーメントが前記タワーの据付状態方向
へ生じるように前記タワーを垂直面内で回動可能に支持
し、前記回転モーメントを打ち消す方向に前記タワーの
基礎部側を引っ張り調整しつつ前記タワーを起立させ、
前記タワーを基礎部に据え付けて風車発電機を設置する
構成としたので、低所においてタワーを組み立てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における風車発電機の回動起立方
法の説明図である。
【図2】第1実施形態における風車発電機の組み立て方
法の説明図である。
【図3】第1実施形態に係る風車発電機の設置方法のブ
ロック図である。
【図4】(1)は第1実施形態における風車発電機の側
面図であり、(2)は第2実施形態に係る風車発電機の
側面図である。
【図5】第3実施形態に係る風車発電機の設置方法の説
明図である。
【図6】第4実施形態に係る風車発電機の設置方法のブ
ロック図である。
【図7】風車発電機の説明図である。
【図8】従来技術に係るブレードおよびハブの設置方法
の説明図である。
【符号の説明】
1………風車発電機、2………タワー、3………ナセ
ル、4………ハブ、5………ブレード、6………風車部
分、7………基礎部、8………フランジ、10………重
心、12………おもり、14………回動軸、14a,1
4b………支点、20………回動架台、22………油圧
シリンダ、24………回動軸受け、28………回動方
向、32………作業台、34………作業台、40………
タワーの基礎部側端部、46………クレーンフック、6
0………タワーの基礎部側端部、66………ウインチ、
108………ゴンドラ、109………作業員、145…
……クレーンフック、184,188………クレーンフ
ック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 登美雄 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 日 立プラント建設株式会社内 Fターム(参考) 3H078 AA02 AA26 BB20 CC47

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 風車発電機のタワーを水平に組立て、支
    持点まわりの回転モーメントが前記タワーの据付状態方
    向へ生じるように前記タワーを垂直面内で回動可能に支
    持し、前記回転モーメントを打ち消す方向に前記タワー
    の基礎部側を引っ張り調整しつつ前記タワーを起立さ
    せ、前記タワーを基礎部に据え付けて風車発電機を設置
    することを特徴とする風車発電機の設置方法。
  2. 【請求項2】 前記支持点を上昇させることにより前記
    タワーの回動による地上面との干渉を防止して前記タワ
    ーを起立可能とし、前記タワーの起立後に前記支持点を
    下降させることにより前記タワーを前記基礎部に接地さ
    せて据え付けることを特徴とする請求項1に記載の風車
    発電機の設置方法。
  3. 【請求項3】 前記タワーの水平組み立て時に、ナセ
    ル、ハブおよびブレードを水平に組み立てることを特徴
    とする請求項1または2に記載の風車発電機の設置方
    法。
  4. 【請求項4】 タワーと基礎部との据付接合面を前記タ
    ワーの中心軸に斜交する面に形成し、前記タワーを水平
    状態から回動起立させる際における前記タワーと前記基
    礎部との干渉を防止したことを特徴とする風車発電機。
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