JP7176922B2 - 耐油紙 - Google Patents
耐油紙 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7176922B2 JP7176922B2 JP2018197921A JP2018197921A JP7176922B2 JP 7176922 B2 JP7176922 B2 JP 7176922B2 JP 2018197921 A JP2018197921 A JP 2018197921A JP 2018197921 A JP2018197921 A JP 2018197921A JP 7176922 B2 JP7176922 B2 JP 7176922B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- mass
- resistant layer
- paper
- content
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
当該耐油紙は、基紙及びこの基紙の少なくとも一方の面に耐油層を備える。また、当該耐油層の形成に用いる耐油層形成用組成物が、カオリンと、スチレン-ブタジエン共重合体ラテックスと、消泡剤と、変性澱粉とを含有する。
基紙は、原料パルプを含有するスラリーを抄紙して得られる。
基紙は、主成分として原料パルプからなるものであることが好ましい。基紙を構成する原料パルプとしては、例えば、バージンパルプ、古紙パルプ、これらのパルプを組み合わせたもの等を使用することができる。
基紙には、必要により添加剤を内添することができる。添加剤としては、例えば、填料、顔料、サイズ剤、凝結剤、消泡剤、蛍光増白剤、硫酸バンド、歩留り向上剤、濾水性向上剤、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、着色染料、着色顔料、耐水化剤等を、単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。
基紙の耐油層を備える面のベック平滑度の下限としては、35秒以上であり、70秒が好ましい。耐油層形成用組成物におけるスチレン-ブタジエン共重合体ラテックスの含有率が30質量%以上になると、非常に高粘度となり、耐油層形成用組成物の流動性が低下する。そのため、塗工量を著しく増量しない場合、耐油層に筋の発生や厚みの不均一化が起こり、耐油層の形成が困難になるおそれがある。しかしながら、本発明者は基紙表面の平坦性に注目し、ベック平滑度を35秒以上とする面に耐油層を形成することで、耐油性を発揮できることを見出した。上記ベック平滑度が35秒未満の場合、基紙に耐油層を厚く形成しても十分な耐油性が得られないおそれがある。これは、高濃度かつ高粘度の耐油層形成用組成物を用いて耐油層を形成する場合、上記ベック平滑度が35秒未満であると、基紙表面の平坦性が低く、基紙内部の空隙が多い。その結果、耐油層耐油層形成用組成物が基紙へ過度に浸透したり、基紙表面の凹凸性により耐油層のカバーリング性が低下したりすることで、耐油層の形成が良好にならないものと推測される。従って、当該耐油紙の基紙の耐油層を備える面のベック平滑度が35秒以上であることで、基紙表面の平坦性が適度な範囲で良好となり、高粘度の耐油層形成用組成物を用いても良好な耐油層を形成できるので、当該耐油紙の耐油性、透湿性並びに水分及び油分に対する耐浸透性を良好にできる。一方、上記ベック平滑度の上限としては、150秒が好ましい。上記ベック平滑度が上記上限値を超えると、基紙の密度が過度に高くなり、基紙表面が平坦過ぎて高粘度の耐油剤による耐油層の良好な形成が困難になるおそれがある。また、基紙の密度が高くなることで、耐油紙として使用した際、内容物の水分が放出し難くなるおそれがある。
基紙の抄紙方法は、上記の原料パルプ及び添加剤を含む原料スラリーを公知の抄紙機を用いて行うことができる。必要により、カレンダー工程を設けることもできる。
基紙には、必要により下塗り層形成用塗工液を塗工することにより、下塗り層を形成してもよい。下塗り層形成用塗工液は、水溶性高分子を主成分にすることが好ましい。基紙に下塗り層を設けることで、耐油層が基紙への過度な浸透を抑制することができる。
耐油層は、基紙の少なくとも一方の面に耐油層形成用組成物を塗工することで形成される。
当該耐油層の形成に用いる耐油層形成用組成物は、カオリンと、スチレン-ブタジエン共重合体ラテックスと、消泡剤と、変性澱粉とを含有する。
カオリンは、内添用および表面塗工用に使用される粘土鉱物である。カオリンは、粒子径及び形状で分類すると、例えば微粒カオリン、1級カオリン、2級カオリン、デラミネートカオリン等が挙げられる。カオリンとしては、これらの中で、粒子径が小さく、アスペクト比が大きな微粒カオリンであることが好ましい。耐油層形成用組成物が上記微粒カオリンを含有することで、耐油層表面が緻密な構造となり、耐油性並びに水分及び油分に対する耐浸透性に優れるとともに、耐油層の空隙径が小さいことから生じる毛管現象により透湿性を向上することができる。
スチレン-ブタジエン共重合体ラテックス(以下、SBラテックスともいう。)は、少なくともスチレンとブタジエンを共重合して得られるラテックスである。
消泡剤は鉱物油を含む。耐油層形成用組成物がSBラテックスを30質量%以上含有すると増粘する傾向があり、耐油層形成用組成物中に泡が多い場合、さらに粘度が上昇して、低塗工量に調整することが困難となるおそれがある。また、耐油層形成用組成物中に泡が多い場合、乾燥工程で耐油層に微細なピンホールが生じ、油分が基紙に浸透するおそれがある。当該耐油紙が、鉱物油を主成分とする消泡剤を含有することで、耐油層形成用組成物表面の粘度を下げて混入した気泡を消泡しやすくするとともに、気泡の界面張力を下げて微小な気泡を集めて浮上しやすい大きな気泡にすることにより、耐油層形成用組成物表面で気泡が破裂しやすくなる。
当該耐油層は、変性澱粉を含有する。変性澱粉としては、例えば、とうもろこし、馬鈴薯、小麦、タピオカ由来の変性澱粉が挙げられる。上記変性澱粉としては、これらの中でも、耐油層形成用組成物の高粘度化を抑制し、流動性を向上する観点から、タピオカ由来の変性澱粉を使用することが好ましい。上記タピオカ澱粉は、含有するアミロースとアミロペクチンとの質量比が耐油性向上に寄与していると推測される。上記アミロペクチンに対するアミロースの質量比の下限としては、10/90が好ましく、15:85がより好ましい。上記アミロペクチンに対するアミロースの質量比の上限としては、20/80が好ましく、19:81がより好ましい。上記質量比が10/90未満の場合、十分なチキソ性が得られにくく、浸透性が不足して被覆性が少なくなることで、耐油性が低下するおそれがある。逆に、質量比が20/80を超える場合、チキソ性は十分であるが、過度に耐油層形成用組成物の粘度が上昇して塗工性が低下するおそれがある。なお、アミロペクチン及びアミロースは、ヨウ素親和力測定法(電圧滴定法)により含有質量を測定することができる。
本発明の耐油層には、その他の添加剤を配合することができる。上記添加剤としては、例えば、水溶性高分子、接着剤、無機顔料、有機顔料、サイズ剤、消泡剤、蛍光増白剤、着色染料、着色顔料、耐水化剤、潤滑剤等を、単独で又は複数を組み合わせて使用することができる。
(耐油層形成用組成物の固形分濃度)
耐油層を形成するための耐油層形成用組成物の固形分濃度の下限としては、水分が浸透しやすくなることによる耐油性の低下を抑制する観点から、20%が好ましく、30%がより好ましい。また、上記固形分濃度の上限としては、耐油層形成用組成物の塗工性を向上する観点から、70%が好ましく、60%がより好ましい。
上記耐油層形成用組成物のB型粘度計を用いて23.0℃、60rpmで測定した粘度の下限としては、2,000mPa・Sが好ましく、2,500mPa・Sがより好ましい。上記粘度の上限としては、5,000mPa・Sが好ましく、4,000mPa・Sがより好ましい。上記耐油層形成用組成物の粘度が上記範囲であることで、耐油層形成用組成物の塗工性を向上できる。
(坪量)
当該耐油紙のJIS-P8124(2011)に準拠した坪量の下限としては、35.0g/m2が好ましく、38.0g/m2がより好ましく、40.0g/m2がさらに好ましい。一方、上記坪量の上限としては、100.0g/m2が好ましく、95.0g/m2がより好ましく、90.0g/m2がさらに好ましい。上記坪量が上記範囲内であることで、油分の浸透抑制性及び製袋加工適性をより向上することができる。
当該耐油紙の耐油性の指標であるキット値は、8以上であることが好ましい。このキット値の上限としては、10がより好ましく、12がさらに好ましい。キット値が8未満であると、耐油紙としての機能を果せない可能性がある。当該耐油紙のキット値の上限は特に限定されない。ここで、「キット値」とは、23℃、湿度50%の条件で測定した平面及び折部の耐油度(JAPAN TAPPI No.41 紙及び板紙-はつ油度試験方法-キット法によるキット値)を示し、数値が大きいほど耐油性が高い。
当該耐油紙の透湿度は、JIS-Z0208[1976]防湿包装材料の透湿度試験方法[カップ法]に準拠して、条件Bに基づいて測定した値である。当該耐油紙が製袋加工して使用される場合、上記透湿度の上限としては、4,000g/m2・24hが好ましく、3,000g/m2・24hがより好ましく、2,000g/m2・24hがさらに好ましい。また、上記透湿度の下限としては、100g/m2・24hが好ましい。上記透湿度が上記範囲であることにより、内容物の風味や鮮度を、より良好にできる。
当該耐油紙の製造方法は、上記耐油層形成用組成物を作製する工程と、基紙の少なくとも一方の面に上記耐油層形成用組成物を塗工する工程とを有する。
但し、高粘度の耐油層形成用組成物から緻密な耐油層を形成するという観点からは、ロッドコーターを用いるのが好ましい。また、当該ロッドコーターの中でも、従来のロッド仕様(プレーンタイプやワイヤータイプ)のコーターを使用するよりも、プレーンロッドに溝を彫り込んだ、溝付タイプのロッドを使用する方が好ましい。溝付タイプのロッドを使用すると、ピッチスジ、異物による筋入りが無くなり、また、耐油層形成用組成物の物性及びロッドの押し付け圧を一定に保つことができ、レベリング及び塗工量の保持性にも優れる。上記ロッドの形状は、塗工される基紙との直進方向に対して、15~60度のSinカーブ形状の溝構造を有することが好ましい。上記溝構造は、0.05~1.3mmの間隔でロッド棒方向に連続的に形成されており、その深度が6~400μm、容積が3~200cm3/m2であることがより好ましい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、上記態様の他、種々の変更、改良を施した態様で実施することができる。
(基紙の製造)
先ず、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)100質量%を調製して、パルプスラリーを得た。このパルプスラリーには、内添サイズ剤、カチオン化澱粉、軽質炭酸カルシウム、硫酸バンド、凝結剤、歩留剤を内添した。得られたパルプスラリーは、オントップ型長網抄紙機にて抄紙して、基紙を得た。
次に、基紙の両面に酸化澱粉を主成分とする下塗り層形成用塗工液を塗工し、ドライヤーにて乾燥させて塗工層を形成した。次に、カレンダー工程にて平坦化し、基紙の両面に下塗り層を形成した。下塗り層形成後の基紙の坪量及びベック平滑度を表1に示す。
次に、表1に示す組成の耐油層形成用組成物を作製した。下塗り層形成後の基紙の片面に、溝付きロッド(カーブ形状:Sinカーブ、角度:30度、ピッチ:0.2mm、深度:20μm)にて上記耐油層形成用組成物を塗工し、塗工量5.0g/m2の耐油層を形成し、坪量が45.0g/m2の耐油紙を得た。(実施例1の耐油層形成用組成物のB型粘度は、3,500mPa・sであった。)
(1)カオリン
カオリン[A]:カオファイン[白石カルシウム(株)製]
カオリン[B]:コンツァー1500[(株)イメリルミネラルジャパン製]
カオリン[C]:バリサーフHX[(株)イメリルミネラルジャパン製]
(2)スチレン-ブタジエン共重合体ラテックス
SBラテックス[A]
SBラテックス[B]
SBラテックス[C]
(3)消泡剤
SNディフォーマ777[サンノプコ(株)製]
(イソパラフィン系成分含有量35質量%)
(4)タピオカ変性澱粉
フィルムコート370[イングレディオン・ジャパン(株)製]
(酸化タピオカ澱粉の疎水基変性澱粉)
上記実施例1のカオリン、スチレン-ブタジエン共重合体ラテックス、消泡剤、及び変性澱粉の含有率を表1に記載の通りとしたこと以外は実施例1と同様の操作をして、実施例2~実施例4、比較例1~比較例8の耐油紙を得た。実施例5は、基紙のベック平滑度を150秒とした以外は、実施例1と同様の操作をして、耐油紙を得た。実施例6は、基紙のベック平滑度を200秒とした以外は、実施例1と同様の操作をして、耐油紙を得た。また、比較例9は、基紙のベック平滑度を30秒とした以外は、実施例1と同様の操作をして、耐油紙を得た。比較例10は、ブタジエン含有量が40質量%のスチレン-ブタジエン共重合体ラテックス含有量を変更した以外は、実施例1と同様の操作をして、耐油紙を得た。
なお、以下の表1中の「-」は、該当する成分を用いなかったことを示す。
JIS-P8119(1998)に記載の「紙及び板紙-ベック平滑度試験機による平滑度試験方法」に準拠して基紙のベック平滑度を測定した。
JIS-P8142(1998)に記載の「紙及び板紙-坪量測定方法」に準拠して耐油紙の坪量を測定した。
キットナンバー3、5、8及び12に調製した試験液を、実施例及び比較例の耐油紙の平面部と手動で折り曲げた折部に滴下し、15秒後の耐油紙への染み込みの有無を観察した。なお、上記平面部及び折部の評価においては、ピンホールが発生した耐油紙では、ピンホール発生箇所で評価を行った。
評価基準は以下の通りとした。
○:耐油紙の裏面にも裏抜けがなく、耐油紙として適している。
△:耐油紙の裏面に裏抜けがないが、耐油性がやや劣る。
×:耐油紙の裏面に裏抜けがあり、耐油紙として使用できない。
実施例及び比較例の耐油紙の耐油層表面において、3mm角前後のピンホールの発生の有無を目視にて観察した。
評価基準は以下の通りとした。
○:耐油紙の表面にピンホールがなく、耐油紙として適している。
△:耐油紙の表面にピンホールがわずかに見られるが、耐油紙として使用に問題はない。
×:耐油紙の表面にピンホールが多数発生し、耐油紙として使用できない。
実施例及び比較例の耐油紙の透湿度については、JIS-Z0208[1976]防湿包装材料の透湿度試験方法[カップ法]に準拠して、条件Bに基づいて測定した。
市販のソース、ケチャップ、醤油及びマーガリンを用いて、実施例及び比較例の耐油紙の耐浸透性の評価を行った。温度23.0℃、湿度50%の条件下で市販のコピー用紙上に当該耐油紙を重ね、対象となるソース、ケチャップ、醤油及びマーガリンを耐油紙面に0.1g滴下した。滴下後24時間後の耐油紙状態及び裏面への染み込み、裏抜けを目視にて確認した。
評価基準は以下の通りとした。
○:耐油紙の裏面に裏抜けがなく、耐油紙として適している。
△:耐油紙の裏面にわずかに裏抜けがある。
×:耐油紙の裏面に裏抜けがあり、耐油紙として使用できない。
Claims (3)
- 基紙及びこの基紙の少なくとも一方の面に耐油層を備える耐油紙であって、
上記基紙の耐油層を備える面のベック平滑度が35秒以上であり、
上記耐油層の形成に用いる耐油層形成用組成物が、
アスペクト比が10以上60以下のカオリンと、
ゲル含有率が92質量%以上98質量%以下であり、ブタジエンの含有率が45質量%以上60質量%以下であるスチレン-ブタジエン共重合体ラテックスと、
鉱物油を含む消泡剤と、
変性澱粉と
を含有し、
上記耐油層形成用組成物における上記カオリン及びスチレン-ブタジエン共重合体ラテックスの合計含有率が90質量%以上であり、上記スチレン-ブタジエン共重合体ラテックスの含有率が30質量%以上55質量%以下である耐油紙。 - 上記鉱物油がイソパラフィン系成分を含有し、
上記消泡剤における上記イソパラフィン系成分の含有率が、20質量%以上であり、
上記耐油層形成用組成物における上記消泡剤の含有率が、0.10質量%以上0.60質量%以下である請求項1に記載の耐油紙。 - 上記変性澱粉の原料が、タピオカ澱粉由来である請求項1又は請求項2に記載の耐油紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018197921A JP7176922B2 (ja) | 2018-10-19 | 2018-10-19 | 耐油紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018197921A JP7176922B2 (ja) | 2018-10-19 | 2018-10-19 | 耐油紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020066805A JP2020066805A (ja) | 2020-04-30 |
JP7176922B2 true JP7176922B2 (ja) | 2022-11-22 |
Family
ID=70389694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018197921A Active JP7176922B2 (ja) | 2018-10-19 | 2018-10-19 | 耐油紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7176922B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI847004B (zh) * | 2020-06-09 | 2024-07-01 | 新川創新股份有限公司 | 塗料組合物以及紙材 |
EP4219638A1 (en) | 2020-09-24 | 2023-08-02 | Daikin Industries, Ltd. | Modified natural material and use thereof |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172277A (ja) | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Oji Paper Co Ltd | 耐油紙 |
JP2013112907A (ja) | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Oji Holdings Corp | 耐油紙および耐油紙の製造方法 |
JP2018184683A (ja) | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 大王製紙株式会社 | 耐油紙 |
-
2018
- 2018-10-19 JP JP2018197921A patent/JP7176922B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172277A (ja) | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Oji Paper Co Ltd | 耐油紙 |
JP2013112907A (ja) | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Oji Holdings Corp | 耐油紙および耐油紙の製造方法 |
JP2018184683A (ja) | 2017-04-26 | 2018-11-22 | 大王製紙株式会社 | 耐油紙 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020066805A (ja) | 2020-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110100059B (zh) | 制造包装材料的方法和通过所述方法制造的包装材料 | |
CA2378635C (en) | Surface size composition | |
CA2467284C (en) | Barrier coatings for oil and grease resistance | |
JP5291189B2 (ja) | 低密度板紙 | |
MX2008006146A (es) | Carton que contiene particulas de celulosa de microplaquetas. | |
JP7485671B2 (ja) | 再パルプ化可能な包装材料 | |
WO2019118175A1 (en) | Pigmented size press and surface size for coated paper and paperboard | |
JP7176922B2 (ja) | 耐油紙 | |
JP2024052772A (ja) | バリア性積層体およびその製造方法 | |
US11242652B2 (en) | Sheet having improved dead-fold properties | |
JP6942623B2 (ja) | 耐油紙及びその製造方法 | |
JP6877257B2 (ja) | 耐油紙 | |
JP2024019256A (ja) | 耐油紙及び包装袋 | |
ES2941728T3 (es) | Estructura de revestimiento, producto de tipo lámina y su uso | |
JP2020122250A (ja) | 耐油紙 | |
JP6864538B2 (ja) | 耐油紙 | |
JP7283970B2 (ja) | 耐油紙及び包装袋 | |
JP2014218755A (ja) | 耐油紙及び耐油紙の製造方法 | |
JP6459956B2 (ja) | 耐油紙 | |
JP2023032487A (ja) | 紙カップ用原紙 | |
JP7136414B2 (ja) | 耐油紙 | |
JP6473427B2 (ja) | 塗工白板紙及びその製造方法 | |
Schuman et al. | The effect of hot calendering of the substrate on the barrier properties of poly (vinyl alcohol)-coated papers | |
JP2008127711A (ja) | 軽量塗被紙 | |
WO2023112950A1 (ja) | 防水紙およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211012 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221110 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7176922 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |