JP7174145B2 - 噴霧システムコンポーネントの検出及び構成用のシステム及び方法 - Google Patents

噴霧システムコンポーネントの検出及び構成用のシステム及び方法 Download PDF

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Description

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本出願は、2018年8月13日付けで出願された「SYSTEMS AND METHODS FOR DETECTION AND CONFIGURATION OF SPRAY SYSTEM COMPONENTS」という名称の米国仮特許出願第62/718,242号の優先権及び利益を主張するものであり、この特許文献の内容は、すべての目的のために、引用により、そのすべてが本明細書に包含される。
本開示は、一般に、噴霧機器コンポーネントの自動的検出及び動作用のシステム及び方法に関する。
本節は、後述する、本開示の様々な態様に関係しうる、当技術分野の様々な態様について読者に紹介することを意図したものである。この説明は、本開示の様々な態様の相対的に良好な理解を促進するべく、背景情報を読者に提供することにおいて有用であるものと考えられる。従って、これらの記述は、従来技術の是認としてではなく、この観点における読解を要することを理解されたい。
いくつかの異なる噴霧機器コンポーネントは、例えば、塗装工場又は噴霧サービスショップにおいて使用することができる。これらのコンポーネントは、ハンドガンアプリケータ、自動ガンアプリケータ、ロボット取付型アプリケータ、スタンド取付型アプリケータ、ロータリーアトマイザー、温度センサ、湿度センサ、制御弁、流量計、及びその他のコンポーネントを含みうる。多くの例において、それぞれのコンポーネントは、特定の噴霧システムと共に使用されるように、構成しなければならない。異なる噴霧システムと共に使用するためのそれぞれのコンポーネントの手動的構成及び再構成は、噴霧システム操作者から貴重な時間及びリソースを奪ってしまう。従って、噴霧システムと共に使用するための噴霧機器ハードウェアのセットアップ及び構成用の改善された技法を提供することが有益であろう。
以下、オリジナルの請求項の範囲に相応した特定の実施形態について要約する。これらの実施形態は、請求項の範囲を限定することを意図したものではなく、むしろ、これらの実施形態は、本明細書において記述されているシステム及び技法の可能な形態の簡潔な概要を提供することのみを意図している。実際に、本明細書において開示されている実施形態は、以下において記述されている実施形態に類似しうる又はこれとは異なりうる様々な形態を包含しうる。
一実施形態において、噴霧システムは、ソフトウェアドライバと共に動作しうる噴霧アプリケータと、更なるソフトウェアドライバと共に動作しうる更なる噴霧アプリケータと、噴霧アプリケータに結合しうるコントローラと、を含む。コントローラは、それぞれの噴霧アプリケータを自動的に検出することができると共に、コントローラに対するそれぞれの噴霧アプリケータの接続の際に、対応するソフトウェアドライバを初期化することができる。
第2の実施形態において、噴霧システムは、第1ソフトウェアドライバと共に動作しうる第1噴霧コンポーネントと、第1ソフトウェアドライバとは異なる第2ソフトウェアドライバと共に動作しうる第2噴霧コンポーネントと、第1噴霧コンポーネント及び第2噴霧コンポーネントに結合しうるハードウェア装着型オントップ(HAT:Hardware Attached on Top)ボードと、HATボードに結合しうるコントローラと、を含む。コントローラは、HATボードを介して第1噴霧コンポーネントを自動的に検出することができると共に、HATボードに対する第1噴霧コンポーネントの接続の際に、第1ソフトウェアドライバを初期化することができる。又、コントローラは、HATボードを介して第2噴霧コンポーネントを自動的に検出することができると共に、HATボードに対する第2噴霧コンポーネントの接続の際に、第2ソフトウェアドライバを初期化することができる。
第3の実施形態において、噴霧システムを動作させる方法は、プロセッサを介して、噴霧システムのコントローラに動作自在に結合された第1噴霧アプリケータ及び噴霧システムのコントローラに動作自在に結合された第2噴霧アプリケータを自動的に検出するステップを含む。又、方法は、プロセッサを介して、第1噴霧アプリケータを検出した際に第1ソフトウェアドライバを自動的に初期化し、且つ、第2噴霧アプリケータを検出した際に第2ソフトウェアドライバを自動的に初期化するステップをも含む。第2ソフトウェアドライバは、第1ドライバとは異なっている。更には、方法は、プロセッサを介して、第1噴霧アプリケータの第1動作及び第2噴霧アプリケータの第2動作を制御するステップをも含む。
本開示のこれらの及びその他の特徴、態様、及び利点については、同一の参照符号が図面の全体を通じて同一の部分を表している以下の添付図面との関連において以下の詳細な説明が参照された際に、更に十分に理解することできよう。
本開示の一態様による、即座の動作のために、いくつかの噴霧アプリケータを自動的に検出及び構成するように構成された噴霧システムの一実施形態のブロック図である。 本開示の一態様による、いくつかのハードウェア装着型オントップ(HAT)ボードを利用するように構成された制御システムの一実施形態のブロック図である。 本開示の一態様による、HATボードの様々なタイプを利用するように構成された制御システムの一実施形態のブロック図である。 本開示の一態様による、即座の動作のために、いくつかの噴霧システムを自動的に検出及び構成するように構成されたいくつかのHATボードを利用する噴霧システムの一実施形態のブロック図である。
以下、本開示の1つ又は複数の実施形態について説明することとする。これらの実施形態の簡潔な説明の提供を目的として、本明細書においては、実際の実装形態のすべての特徴について記述されてはいない場合がある。任意のエンジニアリング又は設計プロジェクトと同様に、このような任意の実際の実装形態の開発においては、実装ごとに変化しうる、システムに関係する且つビジネスに関係する制約に対する準拠などの、開発者の特定の目的を実現するべく、多数の実装形態に固有の決定を下されなければならないことを理解されたい。更には、このような開発努力は、複雑でありうると共に、時間を所要しうるが、それにも拘らず、本開示の利益を有する当業者にとっては、設計、組立、及び製造の日常的な課題(routine undertaking)となるであろうことを理解されたい。
本開示の様々な実施形態の要素を紹介する際に、「1つの(a)」、「1つの(an)」、「その(the)」、及び「前記(said)」という冠詞は、その要素の1つ又は複数が存在していることを意味することを意図している。「有する(comprising)」、「含む(including)」、及び「有する(having)」という用語は、包含的となることを意図しており、且つ、列挙されている要素以外に更なる要素が存在しうることを意味している。動作パラメータ及び/又は環境状態の任意の例は、開示されている実施形態のその他のパラメータ/状態を排除するものではない。
以下の説明は、例示を目的とした噴霧システム及び噴霧コンポーネントに関するが、開示されている技法の実装形態は、噴霧システムに限定されることを意図したものではない。実際に、この技法は、いくつかの異なる文脈において有用でありうる。例えば、開示されている実施形態は、特定の制御システムと共に使用される様々なコンポーネントの自動的構成から受益しうる製造システムと共に使用することができる。
以下において詳述するように、開示されている実施形態は、噴霧システムのコントローラによる検出の際に噴霧システムコンポーネント(例えば、噴霧アプリケータ、カスケード電圧倍増回路、センサ、及び弁)の自動的セットアップ及び構成のための技法を含む。1つ又は複数の噴霧システムコンポーネントと関連するハードウェア装着型オントップ(HAT)ボードが、コントローラに動作自在に結合されている。一実施形態において、HATボードは、コントローラが電力及び機能をHATボードに提供するように、コントローラに結合することができる。別の実施形態において、HATボードは、コントローラに無線で結合することができる。即ち、HATボードは、その独自の電源を有することができると共に、コントローラと無線で通信することができる。コントローラは、HATボード及びHATボードと関連する任意の噴霧システムコンポーネントを識別している。噴霧システムコンポーネントをHATボードと結合した際に、コントローラは、噴霧システムコンポーネントが、即座の動作の能力を有するように、且つ/又は、そのために構成されるように、実質的なセットアップ又は構成を伴うことなしに、電力及び機能を噴霧システムコンポーネントに提供している。換言すれば、その対応するHATボードに動作自在に結合されたそれぞれの噴霧システムコンポーネントは、コントローラによる検出の際に、即座に又は実質的に即座に、電源投入しうると共に、その機能を実行することができる(即ち、「プラグアンドプレイ」である)。例えば、噴霧アプリケータは、コントローラによる検出の際に、即座に又は実質的に即座に材料を噴霧する能力を有することができる。これに加えて、噴霧システムコンポーネントが特定の噴霧システムから結合解除されたら、噴霧システムコンポーネントは、同一の噴霧システム又は異なる噴霧システムと結合した際に、自動的に再構成されうる。
以上の内容に留意した状態において、図1は、即座の又は実質的に即座の動作のために噴霧アプリケータ102を自動的に検出及び構成するように構成された噴霧システム100の一実施形態のブロック図である。本明細書において使用されている「即座の動作(immediate operation)」は、噴霧システムコンポーネントが、制御システム(例えば、コントローラ)によって検出された際に、実質的なセットアップ又は構成を伴うことなしに、その機能を実行する能力を意味している。噴霧アプリケータ102は、ホース又はコンジットを介して材料ソース110(例えば、塗料混合装置及び/又は供給システム)に結合することができる。噴霧アプリケータ102は、材料ソース110から材料(例えば、泡、流体、又は粉体)を受け取ることができると共に、材料によって被覆されるべき自動車112又はその他の物体に向かって材料を噴霧することができる。電源124は、制御システム120を介してカスケード電圧倍増回路132に電力を供給することができる。この結果、カスケード電圧倍増回路132は、噴霧アプリケータ102が制御システム120に結合された際に、電力を噴霧アプリケータ102に供給することができる。特定の実施形態において、電源124は、交流として、電力をカスケード電圧倍増回路132に供給することができる。カスケード電圧倍増回路132は、噴霧アプリケータ102の動作仕様に基づいて、電力を噴霧アプリケータ102に供給することができる。いくつかの実施形態において、カスケード電圧倍増回路132は、最大で65kVの電圧を有する電力を噴霧アプリケータ102に供給することができる。
制御システム120は、電源124によって電力供給されうる1つ又は複数の電子コンポーネントを有することができる。制御システム120は、プロセッサ、メモリ、並びに、詳しく後述する様々な制御機能を実行するべく、メモリ内において保存された、且つ、プロセッサによって実行可能である、ソフトウェアコード又は命令を別個に又は一緒に含むことができる。制御システム120は、カスケード電圧倍増回路132が動作自在に制御システム120に結合された際に、カスケード電圧倍増回路132を検出しうる自動検出システム122を含むことができる。自動検出システム122は、結合されたカスケード電圧倍増回路132の識別子を判定することができる。本明細書において使用されている「識別子(identifier)」という用語は、識別コード、1つ又は複数の識別信号、識別データ、又はこれらの組合せを意味しうる。結合されたカスケード電圧倍増回路132の識別子に基づいて、自動検出システム122は、制御システム120のメモリ内に保存されている1つ又は複数の噴霧アプリケータに関係するデータから対応する噴霧アプリケータ102の識別子を判定することができる。これに加えて、制御システム120は、制御システム120のメモリ内のカスケード電圧倍増回路132又は噴霧アプリケータ102と関連する動作データ及び/又は1つ又は複数のソフトウェアドライバにアクセスすることができる。この結果、制御システム120は、動作データ及び/又は1つ又は複数のソフトウェアドライバに基づいてカスケード電圧倍増回路132又は噴霧アプリケータ102の動作を自動的に構成することができる。
いくつかの実施形態において、制御システム120は、カスケード電圧倍増回路132又は噴霧アプリケータ102の使用が制御システム120によってサポートされているかどうかを動作データに基づいて判定することができる。例えば、相対的に高い電圧のカスケード倍増回路が(例えば、制御システムの)相対的に低い電圧のコントローラに動作自在に結合されている場合には、コントローラは、相対的に高い電圧のカスケード倍増回路のアイデンティティを検出することができる一方で、コントローラが相対的に高い電圧のカスケード倍増回路と非互換であるという可聴又は可視通知を提供することができる。但し、コントローラが、カスケード電圧倍増回路132及び噴霧アプリケータが制御システム120によってサポートされていると判定した場合には、制御システム120は、カスケード電圧倍増回路132及び噴霧アプリケータ102が一緒に機能又は動作することを許容するべく、1つ又は複数のソフトウェアドライバを初期化することができる。
いくつかの実施形態において、コントローラは、動作データ又は1つ又は複数のソフトウェアドライバに基づいて噴霧アプリケータ102の動作モードを判定することができる。例えば、制御システム120は、噴霧アプリケータ102が電流制御された状態又は電圧制御された状態において動作するかどうかを判定するべく、動作データ又は1つ又は複数のソフトウェアドライバを使用することができる。噴霧アプリケータ102の材料出力が液体である実施形態においては、カスケード電圧倍増回路132は、電圧制御された状態において動作することができる。換言すれば、電源124からの出力を電圧に変換することができると共に、カスケード電圧倍増回路132をそれに供給される電圧の量によって制御することができる。但し、いくつかの実施形態において、噴霧アプリケータ102は、電流制御された状態において動作することができる。噴霧アプリケータ102の材料出力が固体微粒子材料(例えば、粉体)である場合には、カスケード電圧倍増回路132は、電流制御された状態において動作することができる。換言すれば、電源124からの出力を噴霧アプリケータ102の動作を変更するように調節されうる制御された電流に変換することができる。
図示の実施形態は、(図1において実線で描かれているように)制御システム120に動作自在に結合された1つの噴霧アプリケータ102及び1つの対応するカスケード電圧倍増回路132を含む一方で、いくつかの実施形態においては、制御システム120に動作自在に結合された複数の噴霧アプリケータ102及び複数のカスケード電圧倍増回路132が存在しうる。例えば、(点線によって描かれているように)第2噴霧アプリケータ103、第3噴霧アプリケータ104、第4噴霧アプリケータ105、第5噴霧アプリケータ106、及び/又は第6噴霧アプリケータ107、並びに、第2カスケード電圧倍増回路133、第3カスケード電圧倍増回路134、第4カスケード電圧倍増回路135、第5カスケード電圧倍増回路136、及び/又は第6カスケード電圧倍増回路137を制御システム120に動作自在に結合することができる。
図2は、いくつかのハードウェア装着型オントップ(HAT)ボード210、212、214、216、218、220を利用するように構成された自動検出システム202を含む制御システム200の一実施形態のブロック図である。HATボード(例えば、210)は、コントローラ(例えば、204)のハードウェアとインターフェイスした際に、コントローラが、HATボードに結合された任意のハードウェア(例えば、噴霧システムコンポーネント)を識別することを可能にするアドオンボードである。又、HATボードは、更なる機能をコントローラに提供することもできる。いくつかの実施形態において、HATボードは、コントローラのPCBの取付孔とアライメントした取付孔を有するプリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)を含むことができる。コントローラのHATボード及びPCBは、任意の適切な留め具(例えば、ねじ、クリップ、釘、又はピン)及びアライメントされた取付孔を使用することにより、結合することができる。これに加えて、HATボード210の汎用入出力(GPIO:General Purpose Input/Outpt)ヘッダは、コントローラ204のPCBのGPIOコネクタと結合することができる。いくつかの実施形態において、GPIOコネクタは、8個のピン、26個のピン、40個のピン、又はこれ超の数のピンを含む。
特定の実施形態において、コントローラ204は、噴霧システムの特定のコンポーネントからのデータを処理するように、且つ、噴霧システムの特定のコンポーネントを動作させるように、構成された電気回路を有する電子コントローラである。図示の実施形態において、コントローラ204は、プロセッサ208と、メモリ装置206と、を含む。プロセッサ208は、コマンド及び/又はデータをコントローラ204に提供するためのソフトウェアなどのような、ソフトウェアを実行するべく使用することができる。更には、プロセッサ208は、複数のマイクロプロセッサ、1つ又は複数の「汎用」マイクロプロセッサ、1つ又は複数の特殊目的マイクロプロセッサ、及び/又は1つ又は複数の用途固有の集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、又はこれらのなんらかの組合せを含むことができる。例えば、プロセッサ208は、1つ又は複数の縮小命令セット(RISC)プロセッサを含みうる。メモリ装置206は、RAMなどの揮発性メモリ及び/又はROMなどの不揮発性メモリを含むことができる。メモリ装置206は、様々な情報を保存することができると共に、様々な目的のための使用することができる。例えば、メモリ装置206は、コマンド及び/又はデータをコントローラ204に提供するための命令などの、プロセッサ208が実行するためのプロセッサ実行可能命令(例えば、ファームウェア又はソフトウェア)を保存することができる。
HATボード210がコントローラ204のPCBに動作自在に結合された際に、コントローラ204は、HATボード210を自動的に検出及び識別することができる。HATボード210の検出及び識別の際に、コントローラ204は、HATボード210と通信するように、且つ、これに電力及び機能を提供するように、コントローラ204のGPIOコネクタを構成することができる。これに加えて、コントローラ204は、コントローラ204のPCBに動作自在に結合された、識別されたHATボード210に基づいて、1つ又は複数のソフトウェアドライバをコントローラ204のメモリ206内において自動的にインストールすることもできる。1つ又は複数のソフトウェアドライバは、HATボード210と関連する1つ又は複数の噴霧システムコンポーネントに対応しうる。又、コントローラ204は、HATボード210と関連する任意の噴霧システムコンポーネントと通信するように、且つ/又は、これに電力及び/又は機能を提供するように、識別されたHATボード210のハードウェアインターフェイスを再構成することもできる。いくつかの実施形態において、動作自在に結合されたHATボード210は、インテリジェントHATボード210であってよい。このケースにおいては、コントローラ204によるHATボード210の検出及び識別の際に、インテリジェントHATボード210は、コントローラ204及び/又はHATボード210と関連する任意の噴霧システムコンポーネントと通信するように、その独自のハードウェアインターフェイスを再構成することができる。従って、噴霧システムコンポーネント(図2には描かれていない)を対応するHATボードに結合することにより、コントローラ204は、噴霧システムコンポーネントが、実質的なセットアップ又は構成を伴うことなしに、即座に又は実質的に即座に動作することを許容するべく、1つ又は複数のソフトウェアドライバを自動的に初期化することができる。いくつかの実施形態において、1つ又は複数のソフトウェアドライバは、有線又は無線のネットワーク又は通信システムを介して、コントローラ204のメモリ206内において更新することができる。
又、HATボード210は、HATボード210と関連する識別データ(ID)(例えば、ベンダ情報又はボード製造者情報)を含むこともできる。コントローラ204は、HATボード210を識別するべく、且つ、HATボード210と互換性を有する1つ又は複数の噴霧システムコンポーネントを判定するべく、このデータを利用することができる。例えば、コントローラ204は、HATボード210の電気的に消去可能なプログラム可能な読み出し専用メモリ(EEPROM:Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)からの識別データにアクセスすることができる。いくつかの実施形態において、HATボード210の識別データは、その他のタイプの読み出し専用メモリ、フラッシュメモリ、又は任意のその他の適切なデータストレージ装置上において保存することができる。いくつかの実施形態において、HATボード210の識別データには、高周波識別(RFID:Radio-Frequency IDentification)タグ、バーコード、光学識別コード、又は任意のその他の適切な技法を介してアクセスすることができる。又、ID230は、電力及び/又は機能を1つ又は複数の噴霧機器コンポーネントに提供するべく、コントローラ204のGPIOコネクタを構成するためにHATボード210に命令を提供するGPIOマップを含むこともできる。更には、ID230は、HATボード210に結合された噴霧機器コンポーネントの機能をサポートする、コントローラ204のメモリ206からの1つ又は複数のソフトウェアドライバをコントローラ204が自動的に読み込むことを許容する装置ツリー又は装置ツリーフラグメントを含むことができる。この結果、コントローラ204は、電力及び/又は機能を噴霧機器コンポーネントに提供するべく、読み込まれたドライバに基づいてロジックを適用することができる。いくつかの実施形態において、コントローラ204は、例えば、供給される電力の量がコントローラ204の限度を超過した場合に、電源からの電力を直接的にHATボード210に導くことができる。従って、ID230は、コントローラ204が、任意の結合されたHATボードを識別し、且つ、即座の動作のために任意の結合された噴霧システムコンポーネントを自動的に構成する、ことを許容している。
図示の実施形態は、(図2において実線で描かれているように)制御システム200に結合された1つのHATボード210を含んでいるが、いくつかの実施形態においては、制御システム200に結合された複数のHATボードが存在しうる。例えば、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、又はこれ超の数の噴霧システムコンポーネントを自動的に検出するように、制御システム204を構成するべく、(点線によって描かれているように)第2HATボード212、第3HATボード214、第4HATボード216、第5HATボード218、及び/又は第6HATボード220を積層することができる(例えば、制御システムに結合することができる)。HATボードは、コントローラPCBのGPIOコントローラに結合された積層ヘッダと、それぞれの更なるHATボードの積層ヘッダと、を使用することにより、積層することができる。
図3は、HATボードの様々なタイプを利用する自動検出システム202を含む制御システム300の一実施形態のブロック図である。図2を参照して上述したように、コントローラ204は、プロセッサ208と、メモリ装置206と、を含むことができる。いくつかの実施形態において、1つ、2つ、3つ、4つ、又はこれ超の数のタイプのHATボードをコントローラ204のPCBに結合することができる。コントローラ204は、(例えば、自動検出システムを介して)それぞれのHATボードのID330、332、334、336、338、340に基づいてコントローラ204のPCBに結合されたそれぞれのHATボードのアイデンティティを自動的に判定することができると共に、1つ又は複数のソフトウェアドライバをコントローラ204のメモリ206内においてインストールすることができる。例えば、コントローラ204は、カスケードコントローラHATボード310、312、ディスクリート入出力HATボード314、320、スマートなモノのインターネット(IOT:Internet-Of-Things)HATボード314、及びセカンダリコントローラHATボード316が、コントローラ204のPCBに結合されていることを判定することができる。
又、コントローラ204は、それぞれの対応する結合されたHATボードを介して任意の結合された噴霧システムコンポーネント(図示されてはいない)と通信することもできる。特定の実施形態において、結合されたカスケードコントローラHATボード310、312を検出及び識別した際に、コントローラ204は、カスケードコントローラHATボード310、312を介して動作自在に結合されたカスケード電圧倍増回路と通信するように、且つ、これに電力及び/又は機能を提供するように、結合されたカスケードコントローラHATボード310、312のハードウェアインターフェイスを再構成することができる。結合されたカスケードコントローラHATボード310、312を介したカスケード電圧倍増回路の検出の際に、コントローラ204は、カスケード電圧倍増回路の識別子に基づいてカスケード電圧倍増回路のアイデンティティを判定することができる。カスケード電圧倍増回路の識別子は、カスケード電圧倍増回路と関連する識別データ(例えば、販売者又はベンダ情報)と、カスケード電圧倍増回路に関係する動作仕様又はデータを含むことができる。いくつかの実施形態において、カスケードコントローラHATボード310、312のID330、332は、カスケード電圧倍増回路の動作仕様を提供することができる。又、コントローラ204は、カスケード電圧倍増回路の動作仕様をコントローラ204の動作仕様と比較することにより、コントローラ204との間におけるカスケード電圧倍増回路の互換性を判定することもできる。いくつかの実施形態において、コントローラ204がカスケード電圧倍増回路と非互換である場合には、コントローラ204は、カスケード電圧倍増回路の非互換性の可聴又は可視通知を提供することができる。
いくつかの実施形態において、コントローラ204がカスケード電圧倍増回路と互換性を有している(且つ、カスケード電圧倍増回路が対応するカスケードコントローラHATボード310、312に動作自在に結合されている)場合には、コントローラ204は、コントローラ204のメモリ206からカスケード電圧倍増回路用の1つ又は複数のソフトウェアドライバを読み込むことができる。1つ又は複数のソフトウェアドライバに基づいて、コントローラ204は、カスケード電圧倍増回路に結合されたその他の噴霧システムコンポーネントを識別することができる。例えば、コントローラ204は、カスケード電圧倍増回路に結合された噴霧アプリケータ(例えば、噴霧ガン)を識別することができる。又、コントローラ204は、結合された噴霧システムコンポーネントがカスケード電圧倍増回路と互換性を有しているかどうかを判定することもできる。いくつかの実施形態において、噴霧システムコンポーネントが、カスケード電圧倍増回路と非互換である場合には、コントローラ204は、噴霧システムコンポーネント及び/又はカスケード電圧倍増回路の非互換性の可聴又は可視通知を提供することができる。いくつかの実施形態において、噴霧システムコンポーネントがカスケード電圧倍増回路と互換性を有している場合には、コントローラ204は、電力及び/又は機能を噴霧機器コンポーネントに提供するべく、1つ又は複数の読み込まれたソフトウェアドライバに基づいてロジックを適用することができる。例えば、コントローラ204は、噴霧アプリケータが、噴霧アプリケータ及び/又はカスケード電圧倍増回路の動作限度内において電力を受け取るように、カスケード電圧倍増回路を介して噴霧アプリケータに供給される電圧を調節することができる。
特定の実施形態において、ディスクリート入出力(I/O) HATボード314、320を検出及び識別した際に、コントローラ204は、ディスクリートI/O HATボード314、320に動作自在に結合された1つ又は複数のI/O装置(描かれてはいない)と通信するように、且つ、これに電力及び/又は機能を提供するように、結合された別個のI/O HATボード314、320のハードウェアインターフェイスを再構成することができる。特定の実施形態において、ディスクリートI/O HATボード314、320は、機能をコントローラ204に追加するべく、或いは、更なるプロセス特徴に対応するべく、結合することができる。結合されたディスクリートI/O HATボードを介したI/O装置の検出の際に、コントローラ204は、I/O装置の識別子に基づいてI/O装置のアイデンティティを判定することができる。識別子は、I/O装置と関連する識別データ(例えば、販売者及び/又はベンダ情報)と、I/O装置と関係する動作仕様又はデータと、を含むことができる。例えば、コントローラ204は、I/O装置が、パルス装置、計数装置、温度センサ、湿度センサ、ソレノイド弁、比例弁、又は噴霧システム内の任意のその他のタイプのセンサ又は制御ハードウェアであると判定することができる。いくつかの実施形態において、ディスクリートI/O HATボード314、320のID334、340は、I/O装置の動作仕様を提供することができる。又、コントローラ204は、I/O装置の動作仕様をコントローラ204の動作仕様と比較することにより、コントローラ204との間におけるI/O装置の互換性を判定することもできる。いくつかの実施形態において、コントローラ204が、コントローラ204がI/O装置と非互換であると判定した場合に、コントローラ204は、カスケード電圧倍増回路の非互換性の可聴又は可視通知を提供することができる。コントローラ204が、コントローラ204がI/O装置と互換性を有していると判定した場合には、コントローラ204は、コントローラ204のメモリ206からI/O装置用の1つ又は複数のソフトウェアドライバを読み込むことができる。次いで、コントローラ204は、電力及び/又は機能をI/O装置に提供するべく、1つ又は複数の読み込まれたソフトウェアドライバに基づいてロジックを適用することができる。
特定の実施形態において、スマートIOT HATボード316を検出及び識別した際に、コントローラ204は、有線又は無線ネットワークを介して噴霧システムに関係する外部データを受け取るように、且つ、受け取られたデータに基づいてコントローラ204に結合された噴霧システムコンポーネントを制御するように、コントローラ204及び/又はスマートIOT HATボード316を構成することができる。これに加えて、コントローラ204は、(例えば、I/O装置を介して)コントローラ204によって取得されたデータを演算装置又はクラウドに基づいた演算システムに送信するように、コントローラ204を構成することもできる。演算装置は、通信能力、処理能力、及びこれらに類似したものを含む演算装置であってよい。例えば、演算装置は、噴霧システム又は噴霧システムのコンポーネントを監視しうる、制御しうる、且つ/又は、動作させうる、任意の一般的な演算装置であってよい。従って、演算装置は、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話装置の演算装置、一般的なパーソナルコンピュータ、ウェアラブル演算装置、又はこれらに類似したものであってよい。クラウドに基づいた演算システムは、1つ又は複数のサーバー、1つ又は複数の演算装置(例えば、汎用コンピュータ)、及びこれらに類似したものを含みうる、クラウドアクセス可能なプラットフォームであってよい。いずれのケースにおいても、クラウドに基づいた演算システムは、複数のコンピュータが単一のエンティティとして一緒に動作しうるように、インターネット、Ethernet(登録商標)、EtherNet(登録商標)/IP、ControlNet、DeviceNet、又は任意のその他の通信プロトコルなどの、リアルタイム通信ネットワークを通じて接続されうる、いくつかのコンピュータを含みうる。或いは、この代わりに、クラウドに基づいた演算システムのコンピュータは、Wi-Fi、モバイル電気通信技術(例えば、2G、3G、4G、LTE)、Bluetooth(登録商標)、近距離通信技術、及びこれらに類似したものなどの、様々な有線又は無線通信プロトコルを介して通信することができる。リアルタイム通信ネットワークは、様々な装置が互いにほぼリアルタイムにおいて通信することを可能にする、或いは、データがほぼ瞬間的な速度において互いに通信されるような、任意のネットワークを含むことができる。一実施形態において、クラウドに基づいた演算システムは、コントローラ204及び/又は噴霧システムコンポーネントと通信する能力を有することができる。従って、クラウドに基づいた演算システムは、コントローラ204と噴霧システムコンポーネントの間の有線又は無線通信の能力を有することができる。一実施形態において、クラウドに基づいた演算システムは、インターネット又はなんらかのその他のネットワークを介してアクセス可能であってよい。
特定の実施形態において、セカンダリコントローラHATボード318を検出及び識別した際に、コントローラ204は、セカンダリコントローラHATボード318に対して、結合された噴霧システムコンポーネントの特定の特性の制御を放棄するように、コントローラ204を構成することができる。例えば、セカンダリコントローラHATボード318は、噴霧システムコンポーネントに対する供給電力の特性を制御することができる。セカンダリコントローラHATボード318は、電圧出力を増大又は減少させることができる。従って、セカンダリコントローラHATボード318は、結合された噴霧システムコンポーネントの特定の特性の独立的な制御を提供することができる。
いくつかの実施形態においては、2つ以上の噴霧システムコンポーネントを単一のHATボードに結合することができる。従って、噴霧システムコンポーネントに結合されたHATボードを検出及び識別した際に、コントローラは、電力及び/又は機能を2つ以上の噴霧システムコンポーネントに提供するように、HATボードを構成することができる。例えば、ディスクリートI/O HATボード314、320は、噴霧システム内において2つのセンサに結合することができる。いくつかの実施形態において、単一のHATボードを最大で256個の噴霧システムコンポーネントに結合することができる。
又、コントローラ、噴霧システムコンポーネント、及び対応するHATボードは、噴霧システムコンポーネント及びコントローラが(例えば、直接的に、或いは、HATボードを介して間接的に)データを互いに且つその他の装置との間において通信することを可能にする通信コンポーネントを含むことができる。通信コンポーネントは、噴霧システムコンポーネント及びコントローラが、EtherNet(登録商標)/IP、ControlNet、DeviceNet、又は任意のその他の通信ネットワークプロトコルなどの、様々なプロトコルを介して通信することを可能にするネットワークインターフェイスを含むことができる。或いは、この代わりに、通信コンポーネントは、コントローラ、噴霧システムコンポーネント、及びHATボードが、Wi-Fi、モバイル電気通信技術(例えば、2G、3G、4G、LTE)、Bluetooth(登録商標)、近距離通信技術、並びに、これらに類似したものなどの、様々な有線又は無線通信プロトコルを介して通信することを可能することもできる。従って、噴霧システムコンポーネントは、HATボードを介してコントローラに無線で結合することができる。
図示の実施形態は、(実線で描かれているように)コントローラ204のPCBに結合された1つのタイプ310のHATボードを含んでいるが、いくつかの実施形態においては、コントローラ204のPCBに結合された複数のタイプのHATボードが存在することができる。例えば、2つ、3つ、4つ、又はこれ超の数の噴霧システムコンポーネントを自動的に検出するように、制御システムを構成するべく、第2のタイプ314、第3のタイプ316、第4のタイプ318、又は更なるタイプ、のHATボードを積層することができる。これに加えて、それぞれのタイプのHATボードの1つ又は複数のHATボードをコントローラ204のPCBに結合することもできる。例えば、2つのカスケード電圧倍増回路HATボード310、312、スマートI/O HATボード316、セカンダリコントローラHATボード318、及び2つのディスクリートI/O HATボード314、320をコントローラ204のPCBに結合することができる。HATボードは、コントローラPCB及びそれぞれのHATボードのGPIOピン内において設置された積層ヘッダを使用することにより、積層することができる。
図4は、噴霧システム400内のいくつかの噴霧機器コンポーネントの自動的な検出及び構成のためにいくつかのHATボードを利用する制御システム402の一実施形態のブロック図である。コントローラ404は、第1カスケードコントローラHATボード410、第2カスケードコントローラHATボード412、ディスクリートI/O HATボード414、スマートIOT HATボード416、無線ディスクリートI/O HATボード418、及び無線カスケードコントローラHATボード420に結合することができる。図示の実施形態は、以上において列挙されているHATボードのタイプを含んでいるが、いくつかの実施形態においては、コントローラ404のPCBに結合された異なるタイプのHATボード及び/又はHATボードの異なる組合せが存在しうる。
図4に示されているように、第1カスケードコントローラHATボード412及び第2カスケードコントローラHATボード410は、それぞれ、カスケード電圧倍増回路430及びカスケード電圧倍増回路432に(例えば、識別インターフェイスを有する定電圧ケーブルを介して)結合されている。上述のように、コントローラ404によるカスケードコントローラHATボード410、412の検出の際に、コントローラ404は、対応するカスケード電圧倍増回路430、432と通信するように、且つ、電力及び機能をこれに提供するように、結合されたカスケードコントローラHATボード410、412のハードウェアインターフェイスを再構成することができる。いくつかの実施形態において、コントローラ404は、コントローラ404による検出の際に同時に、或いは、コントローラ404による検出の際に異なる時点において(例えば、後から、或いは、順番に)、カスケードコントローラHATボード410、412を構成することができる。これに加えて、結合されたカスケードコントローラHATボード410、412を識別及び検出した際に、コントローラ404は、1つ又は複数のソフトウェアドライバをコントローラ404のメモリ内において自動的にインストールすることもできる。次いで、コントローラ404は、それぞれのカスケード電圧倍増回路430、432の識別子431、432に基づいて、結合されたカスケード電圧倍増回路430、432のアイデンティティを判定することができる。次いで、コントローラ404は、コントローラ404との間におけるそれぞれのカスケード電圧倍増回路430、432の互換性を判定することができる。コントローラ404が、カスケード電圧倍増回路430、432と非互換である場合には、コントローラ404は、カスケード電圧倍増回路430、432の非互換性の可聴又は可視通知を提供することができる。コントローラ404が、カスケード電圧倍増回路430、432のいずれか又は両方と互換性を有している場合には、コントローラ404は、コントローラ404のメモリからそれぞれの互換性を有するカスケード電圧倍増回路用の1つ又は複数のソフトウェアドライバを読み込むことができる。それぞれのカスケード電圧倍増回路430、432用の1つ又は複数のソフトウェアドライバに基づいて、コントローラ404は、それぞれ、それぞれのカスケード電圧倍増回路430、432に結合された対応する噴霧アプリケータ434、436を識別することができる。例えば、コントローラ404は、カスケード電圧倍増回路430に結合されたロータリーアトマイザー434及びカスケード電圧倍増回路432に結合されたパウダーガン436を識別することができる。又、コントローラ404は、それぞれ、それぞれの噴霧アプリケータ434、436の識別子435、437に基づいて、噴霧アプリケータ434、436が、その対応するカスケード電圧倍増回路430、432と互換性を有しているかどうかを判定することもできる。いくつかの実施形態において、噴霧アプリケータ434、436がカスケード電圧倍増回路430、432と非互換である場合には、コントローラ404は、噴霧アプリケータの非互換性の可聴又は可視通知を提供することができる。いくつかの実施形態において、噴霧アプリケータ434、436がカスケード電圧倍増回路430、432と互換性を有している場合には、コントローラ404は、(例えば、カスケード電圧倍増回路を介して)電力及び/又は機能を噴霧アプリケータ434、436に提供するべく、1つ又は複数の読み込まれたソフトウェアドライバに基づいて、ロジックを適用することができる。
いくつかの実施形態において、カスケード電圧倍増回路及び/又は噴霧アプリケータは、コントローラ404に無線で(例えば、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、又はその他の無線通信プロトコルを介して)結合されている。カスケード電圧倍増回路440、噴霧アプリケータ442、及び無線カスケードコントローラHATボード420は、カスケード電圧倍増回路440、噴霧アプリケータ442、及びコントローラ404が互いに且つその他の装置との間においてデータを(例えば、無線カスケードコントローラHATを介して)通信することを可能にする通信コンポーネント406、445、446を含むことができる。例えば、無線カスケードコントローラHATボード420は、カスケード電圧倍増回路440を無線で検出するように、コントローラ404を構成してもよい。コントローラ404は、カスケード電圧倍増回路440の識別子441について噴霧システム400の環境をスキャニングすることができる。カスケード電圧倍増回路440の検出の際に、コントローラ404は、コントローラ404のメモリからカスケード電圧倍増回路440用の1つ又は複数のソフトウェアドライバを読み込むことができる。1つ又は複数のソフトウェアドライバに基づいて、コントローラ404は、カスケード電圧倍増回路440と噴霧アプリケータ442の間の直接的接続(例えば、ケーブル)を介して噴霧アプリケータ442を検出するべく、カスケード電圧倍増回路440と通信することができる。
いくつかの実施形態において、コントローラ404は、噴霧アプリケータ442を無線で直接的に検出することができる。コントローラ404は、カスケード電圧倍増回路440の識別子441に基づいて、噴霧アプリケータ442の識別子443を判定することができる。コントローラ404は、コントローラ404のメモリ内において保存されているカスケード電圧倍増回路440の識別子441と関連するデータにアクセスすることができる。コントローラ404は、カスケード電圧倍増回路に結合しうる噴霧アプリケータに対応するデータから1つ又は複数の識別子を判定することができる。次いで、コントローラ404は、1つ又は複数の識別子について噴霧システム400の環境をスキャニングすることができる。識別子443の検出の際に、コントローラ404は、対応する噴霧アプリケータ442と直接的に通信することができる。コントローラ404が、噴霧アプリケータ442がカスケード電圧倍増回路440と互換性を有していると判定したら、コントローラ404は、機能を噴霧アプリケータ442に無線で提供することができる。例えば、コントローラ404は、電源444から噴霧アプリケータ442に電力を供給するべく、カスケード電圧倍増回路440にコマンドを送信することができる。別の例において、コントローラ404は、噴霧アプリケータ442の動作を調節する(例えば、噴霧アプリケータをターンオン又はオフする)べく、コマンドを噴霧アプリケータ442に送信することができる。
これに加えて、コントローラ404によるディスクリートI/O HATボード414の検出の際に、コントローラ404は、ディスクリートI/O HATボード414を介して動作自在に結合された1つ又は複数のI/O装置450、452、454、456と通信するように、且つ、これに対して電力及び/又は機能を提供するように、ディスクリートI/O HATボードのハードウェアインターフェイスを再構成することができる。図示の実施形態は、ケーブルを介してディスクリートI/O HATボードに直接的に結合された弁450を含んでいるが、いくつかの実施形態においては、ディスクリートI/O HATボードに結合された複数のタイプのI/O装置と、ディスクリートI/O HATボードに結合された複数のそれぞれのタイプのI/O装置と、が存在しうる。例えば、弁450、温度センサ452、湿度センサ454、及び流量計456をディスクリートI/O HATボードに結合することができる。いくつかの実施形態において、I/O装置は、噴霧システム400の環境の全体を通じた任意の適切な場所において位置しうる。いくつかの実施形態において、ディスクリートI/O HATボード414は、同時に又は異なる時点において2つ以上のI/O装置を検出するように、コントローラを構成することができる。
コントローラ404は、入力装置の識別子又は出力装置の識別子に基づいてI/O装置のアイデンティティを判定することができる。又、コントローラ404は、I/O装置がコントローラ404と互換性を有しているかどうかをI/O装置の識別子に基づいて判定することもできる。コントローラ404がI/O装置と互換性を有しているという判定の際に、コントローラ404は、コントローラ404のメモリからI/O装置用の1つ又は複数のソフトウェアドライバを読み込むことができる。次いで、コントローラ404は、電力及び/又は機能をI/O装置に提供するべく、1つ又は複数の読み込まれたソフトウェアドライバに基づいてロジックを適用することができる。
いくつかの実施形態において、I/O装置は、コントローラ404に無線で(例えば、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、又はその他の無線通信プロトコルを介して)結合されている。I/O装置460、無線ディスクリートI/O HATボード418、及びコントローラ404は、I/O装置460及びコントローラ404が互いに且つその他の装置との間においてデータを(例えば、無線ディスクリートI/O HATボード418を介して)通信することを可能にする通信コンポーネントを含むことができる。例えば、無線ディスクリートI/O HATボードは、I/O装置460を無線で検出するように、コントローラ404を構成することができる。次いで、コントローラ404は、コントローラ404に無線で結合しうるI/O装置の識別子について噴霧システム400の環境をスキャニングすることができる。I/O装置460の検出の際に、コントローラ404は、コントローラ404のメモリからI/O装置460用の1つ又は複数のソフトウェアドライバを読み込むことができる。1つ又は複数のソフトウェアドライバに基づいて、コントローラ404は、機能をI/O装置460に提供するべく、I/O装置460と通信することができる。例えば、コントローラ404は、開閉するべく、弁460にコマンドを送信することができる。別の例において、コントローラ404は、温度センサ460から温度データを受け取ることができる。
図示の実施形態は、コントローラ404に無線で結合された1つのI/O装置460を含んでいるが、いくつかの実施形態においては、コントローラ404に無線で結合された複数のI/O装置が存在することができる。いくつかの実施形態において、最大で256個のI/O装置を無線ディスクリートI/O HATボードを介してコントローラ404に結合することができる。
更には、コントローラ404によるスマートIOT HATボード416の検出の際に、コントローラ404は、有線又は無線ネットワークを介して噴霧システム400に関係する外部データを受け取るように、且つ、受け取られたデータに基づいてコントローラ404に結合された噴霧システムのコンポーネントを制御するように、コントローラ404を構成することができる。又、コントローラ404は、コントローラ404によって取得されたデータを(例えば、I/O装置を介して)演算装置又はクラウドに基づいた演算システムに送信するように、コントローラ404を構成することもできる。
以上の説明においては、当業者が、任意の装置又はシステムの製造及び使用並びに任意の内蔵された方法の実行を含む本発明を実施することを可能にするべく、最良の形態を含む例を使用している。本発明の特許可能な範囲は、請求項によって定義されており、且つ、当業者に想起されるその他の例を含みうる。このようなその他の例は、請求項の文字言語と異なってはいない構造的要素を有している場合には、或いは、請求項の文字言語との間の有意ではない相違点しか有していない等価な構造的要素を有している場合には、請求項の範囲に含まれるものと解釈されたい。
本明細書においては、本開示の特定の特徴のみが図示及び記述されているが、当業者には、多くの変更及び変形が想起されよう。従って、添付の請求項は、本開示の真の精神に含まれる、すべてのこのような変更及び変形をカバーすることが意図されていることを理解されたい。

Claims (18)

  1. 噴霧システムであって、
    第1ソフトウェアドライバと共に動作するように構成された静電噴霧用の第1噴霧アプリケータと、
    前記第1ソフトウェアドライバとは異なる第2ソフトウェアドライバと共に動作するように構成された静電噴霧用の第2噴霧アプリケータと、
    第3ソフトウェアドライバと共に動作するように構成された第1カスケード電圧倍増回路と、
    前記第3ソフトウェアドライバとは異なる第4ソフトウェアドライバと共に動作するように構成された第2カスケード電圧倍増回路と、
    前記第1カスケード電圧倍増回路、前記第1噴霧アプリケータ、前記第2カスケード電圧倍増回路、及び前記第2噴霧アプリケータに動作自在に結合するように構成されたコントローラであって、前記コントローラは、前記第1カスケード電圧倍増回路を自動的に検出するように、且つ、前記コントローラに対する前記第1カスケード電圧倍増回路の接続の際に前記第3ソフトウェアドライバを初期化するように、構成されており、且つ、前記コントローラは、前記第1噴霧アプリケータを自動的に検出するように、且つ、前記第1カスケード電圧倍増回路に対する前記第1噴霧アプリケータの接続の際に前記第1ソフトウェアドライバを初期化するように、構成されており、且つ、前記コントローラは、前記第2カスケード電圧倍増回路を自動的に検出するように、且つ、前記コントローラに対する前記第2カスケード電圧倍増回路の接続の際に前記第4ソフトウェアドライバを初期化するように、構成されており、且つ、前記コントローラは、前記第2噴霧アプリケータを自動的に検出するように、且つ、前記第2カスケード電圧倍増回路に対する前記第2噴霧アプリケータの接続の際に前記第2ソフトウェアドライバを初期化するように、構成されている、コントローラと、
    を有するシステム。
  2. 前記コントローラは、プリント回路基板と、前記プリント回路基板に結合された複数のハードウェア装着型オントップ(HAT)ボードと、を有する請求項1に記載の噴霧システム。
  3. 前記複数のHATボードのうちの第1のHATボードは、前記第1噴霧アプリケータ、前記第2噴霧アプリケータ、或いは、これらの両方に結合するように構成されている請求項に記載の噴霧システム。
  4. 前記複数のHATボードは、6つのHATボードを有する請求項に記載の噴霧システム。
  5. 前記複数のHATボードのうちの少なくとも1つのHATボードは、ディスクリート入出力(I/O) HATボードを有する請求項に記載の噴霧システム。
  6. 前記ディスクリートI/O HATボードに結合するように構成されたセンサを有し、前記センサは、温度センサ、湿度センサ、モーターフィードバックセンサ、流量計、又はこれらの任意の組合せを有する請求項に記載の噴霧システム。
  7. 前記コントローラは、前記ディスクリートI/O HATボードに結合された前記センサに基づいて、前記コントローラのメモリからの対応するソフトウェアドライバを初期化するように構成されている請求項に記載の噴霧システム。
  8. 前記第1噴霧アプリケータは、パウダーガンを有し、且つ、前記第2噴霧アプリケータは、ロータリーアトマイザーを有する請求項1に記載の噴霧システム。
  9. 前記コントローラは、メモリを有し、且つ、前記第1ソフトウェアドライバ及び前記第2ソフトウェアドライバは、前記メモリ上において保存されている請求項1に記載の噴霧システム。
  10. 噴霧システムであって、
    第1ソフトウェアドライバと共に動作するように構成された静電噴霧用の噴霧アプリケータと、
    前記第1ソフトウェアドライバとは異なる第2ソフトウェアドライバと共に動作するように構成されたカスケード電圧倍増回路と、
    前記噴霧アプリケータ及び前記カスケード電圧倍増回路に結合するように構成されたハードウェア装着型オントップ(HAT)ボードと、
    前記HATボードに結合するように構成されたコントローラであって、前記コントローラは、前記HATボードを介して前記カスケード電圧倍増回路を自動的に検出するように、且つ、前記カスケード電圧倍増回路が前記HATボードに対して通信可能に接続された際に前記第2ソフトウェアドライバを初期化するように、構成されており、且つ、前記コントローラは、前記HATボードを介して前記噴霧アプリケータを自動的に検出するように、且つ、前記噴霧アプリケータが前記HATボードに対して通信可能に接続された際に前記第1ソフトウェアドライバを初期化するように、構成されている、コントローラと、
    を有するシステム。
  11. 噴霧システムを動作させる方法であって、
    プロセッサを介して、前記噴霧システムのコントローラに動作自在に結合された第1カスケード電圧倍増回路を自動的に検出するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記噴霧システムの前記コントローラに動作自在に結合された静電噴霧用の第1噴霧アプリケータを自動的に検出するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記噴霧システムの前記コントローラに動作自在に結合された第2カスケード電圧倍増回路を自動的に検出するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記噴霧システムの前記コントローラに動作自在に結合された静電噴霧用の第2噴霧アプリケータを自動的に検出するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1カスケード電圧倍増回路を検出した際に、第1ソフトウェアドライバを自動的に初期化するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1噴霧アプリケータを検出した際に、第2ソフトウェアドライバを自動的に初期化するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第2カスケード電圧倍増回路を検出した際に、第3ソフトウェアドライバを自動的に初期化するステップであって、前記第3ソフトウェアドライバは、前記第1ソフトウェアドライバとは異なっている、ステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第2噴霧アプリケータを検出した際に、第4ソフトウェアドライバを自動的に初期化するステップであって、前記第4ソフトウェアドライバは、前記第3ソフトウェアドライバとは異なっている、ステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第1噴霧アプリケータが第1材料を噴霧する第1動作を制御するステップと、
    前記プロセッサを介して、前記第2噴霧アプリケータが第2材料を噴霧する第2動作を制御するステップと、
    を有する方法。
  12. 前記コントローラが、前記第1カスケード電圧倍増回路、前記第2カスケード電圧倍増回路、又はこれらの両方と非互換であると判定するステップと、
    前記第1カスケード電圧倍増回路、前記第2カスケード電圧倍増回路、或いは、これらの両方の前記非互換性の通知を提供するステップと、
    を有する請求項11に記載の方法。
  13. 前記第1噴霧アプリケータ及び前記第2噴霧アプリケータは、前記コントローラに結合された複数のHATボードのうちの少なくとも1つのHATボードを介して前記噴霧システムの前記コントローラに動作自在に結合されている請求項11に記載の方法。
  14. 前記プロセッサを介して、前記コントローラに結合された前記複数のHATボードのうちの前記HATボードを検出するステップと、
    前記第1ソフトウェアドライバ及び前記第2ソフトウェアドライバを前記コントローラのメモリ内においてインストールするステップと、
    を有する請求項13に記載の方法。
  15. 前記プロセッサを介して、前記コントローラに結合されたディスクリート入出力(I/O) HATボードを検出するステップであって、前記ディスクリートI/O HATボードは、1つ又は複数のセンサ、1つ又は複数の弁、又はこれらの組合せに結合するように構成されている、ステップと、
    前記ディスクリートI/O HATボードに結合するように構成された、前記1つ又は複数のセンサ、前記1つ又は複数の弁、又はこれらの組合せに基づいて、対応するソフトウェアドライバを前記コントローラのメモリ内においてインストールするステップと、
    を有する請求項11に記載の方法。
  16. 前記プロセッサを介して、前記ディスクリートI/O HATボードに結合された、前記1つ又は複数のセンサ、前記1つ又は複数の弁、又はこれらの組合せに基づいて、前記コントローラの前記メモリからの前記対応するソフトウェアドライバを初期化するステップを有する請求項15に記載の方法。
  17. 前記プロセッサを介して、前記コントローラに結合されたスマートなモノのインターネット(IOT) HATボードを検出するステップであって、前記スマートIOT HATボードは、前記噴霧システムに関係するデータを受け取るように構成されている、ステップと、
    前記スマートIOT HATボードによって受け取られた前記データに基づいて、前記第1噴霧アプリケータの前記第1動作及び前記第2噴霧アプリケータの前記第2動作を判定するステップと、
    を有する請求項11に記載の方法。
  18. 前記第1噴霧アプリケータ及び前記第2噴霧アプリケータは、前記プロセッサを介して無線で検出されており、且つ、前記第1噴霧アプリケータの前記第1動作及び前記第2噴霧アプリケータの前記第2動作は、無線で制御されている請求項11に記載の方法。
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