JP7173649B1 - 電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法 - Google Patents

電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7173649B1
JP7173649B1 JP2022081614A JP2022081614A JP7173649B1 JP 7173649 B1 JP7173649 B1 JP 7173649B1 JP 2022081614 A JP2022081614 A JP 2022081614A JP 2022081614 A JP2022081614 A JP 2022081614A JP 7173649 B1 JP7173649 B1 JP 7173649B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon electrode
union
metal pipe
taper
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022081614A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023170124A (ja
Inventor
早衛 萱野
幸一 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wadeco Co Ltd
Original Assignee
Wadeco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wadeco Co Ltd filed Critical Wadeco Co Ltd
Priority to JP2022081614A priority Critical patent/JP7173649B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7173649B1 publication Critical patent/JP7173649B1/ja
Priority to PCT/JP2023/013032 priority patent/WO2023223683A1/ja
Publication of JP2023170124A publication Critical patent/JP2023170124A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B3/00Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces
    • F27B3/08Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces heated electrically, with or without any other source of heat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B3/00Hearth-type furnaces, e.g. of reverberatory type; Tank furnaces
    • F27B3/10Details, accessories, or equipment peculiar to hearth-type furnaces
    • F27B3/28Arrangement of controlling, monitoring, alarm or the like devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D21/00Arrangements of monitoring devices; Arrangements of safety devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N22/00Investigating or analysing materials by the use of microwaves or radio waves, i.e. electromagnetic waves with a wavelength of one millimetre or more

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

Figure 0007173649000001
【課題】金属製パイプとともに溶け落ちたユニオンの外形形状に由来する測定誤差を無くし、炭素電極の長さを正確に測定する。
【解決手段】少なくとも1本の炭素電極に挿通され、炭素電極の下端に達するように、複数の金属製パイプを、金属製パイプと同じ材質からなり、かつ、段差部分の無い外形形状のテーパーユニオンで繋いで構成された1本の金属製パイプ群と、金属製パイプ群の上端に装着されるマイクロ波の送受信装置と、を備えるとともに、送受信装置からマイクロ波を送信し、炭素電極の下端部にて、金属製パイプまたはテーパーユニオン、もしくは金属製パイプ及びテーパーユニオンの両方が溶け落ちて形成される空洞と、空洞以外の金属製パイプ群とで構成される伝搬経路にマイクロ波を伝搬させ、被溶融物の溶融液面で反射されたマイクロ波を受信して炭素電極の長さを求める。
【選択図】図2

Description

本発明は、炉内に堆積した被溶融物に、炉内に垂下する炭素電極を差し入れ、炭素電極に通電して被溶融物を溶融する電気抵抗式溶融炉における、炭素電極の長さを測定する装置及び測定方法に関する。また、本発明は、当該測定装置に用いられるテーパーユニオン、及びテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法に関する。
鉄鉱石等の被溶融物を炉内に投入し、堆積した被溶融物に炭素電極を差し入れて放電して被溶融物を溶融し、溶融物を回収する電気抵抗式溶融炉が使用されている。この電気抵抗式溶融炉では、放電に伴って炭素電極が徐々に短くなるため、炭素電極の長さを測定して、炭素電極の位置を制御する必要がある。
ここで、本出願人は、特許文献1において、炭素電極の内部に、導波管として炭素電極の下端に達する金属製パイプを挿通し、金属製パイプの上端にマイクロ波送受信器を装着するとともに、マイクロ波を送信し、金属製パイプの下端で反射されたマイクロ波を受信して金属製パイプの長さを計測し、計測した金属製パイプの長さを炭素電極の長さとして求める電気抵抗式溶融炉における電極長の測定方法を提案している。
上記したように、炭素電極は放電により徐々に短くなるが、それに伴って下端の金属製パイプも溶け落ちていく。そのため、例えば特許文献2に記載されているように、短い金属製パイプを複数、ユニオン(同文献の図4の符号78)で繋いで一本の金属製パイプ群にするとともに、上端側に短い金属製パイプを継ぎ足しながら運用することが求められる。
しかしながら、金属製パイプとともにユニオンも溶け落ち、これらが溶け落ちた後には、炭素電極に金属製パイプ及びユニオンの外形形状に相当する空洞が残る。この場合、この空洞にもマイクロ波が伝搬するため、空洞に段差があると、段差部分でマイクロ波が反射して炭素電極の長さを正確に測定できない。 特に、上記特許文献2に示すような、金属製パイプを接続する一般的なユニオンは、その外形形状が複雑で、ナットの角部などに段差があり、溶け落ちた後の空洞部分に段差ができてしまうため、炭素電極長の長さを測定するには適さない。
特許第5671744号公報 欧州特許第3295209号明細書
そこで本発明は、炭素電極の内部に金属製パイプを挿通し、金属製パイプの下端で反射したマイクロ波を受信して炭素電極の長さを測定する測定装置及び測定方法において、金属製パイプとともに溶け落ちたユニオンの外形形状に由来する測定誤差を無くし、炭素電極の長さを正確に測定する測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、下記を提供する。
(1)炉内に堆積した被溶融物に、前記炉内に垂下する炭素電極を差し入れ、前記炭素電極に通電して前記被溶融物を溶融する電気抵抗式溶融炉における、前記炭素電極の長さを測定する装置であって、
少なくとも1本の前記炭素電極に挿通され、前記炭素電極の下端に達するように、複数の金属製パイプを、最大径である中央部分から両端に連続して延びる2つのテーパー面が形成されている外形形状のテーパーユニオンで繋いで構成された1本の金属製パイプ群と、
前記金属製パイプ群の上端に装着されるマイクロ波の送受信装置と、を備えるとともに、
前記送受信装置から前記マイクロ波を送信し、
前記炭素電極の下端部にて、前記金属製パイプまたは前記テーパーユニオン、もしくは前記金属製パイプ及び前記テーパーユニオンの両方が溶け落ちて形成される空洞と、前記空洞以外の前記金属製パイプ群とで構成される伝搬経路に前記マイクロ波を伝搬させ、
前記被溶融物の溶融液面で反射された前記マイクロ波を受信して前記炭素電極の長さを求める、電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置。
(2)上記(1)に記載の電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置において、前記金属製パイプを繋ぐために使用されるテーパーユニオンであって
最大径である中央部分から両端に連続して延びる2つのテーパー面が形成されている外形形状を有する、テーパーユニオン。
(3)前記金属製パイプが挿通される内周面に達するネジ孔を有し、前記ネジ孔にセットスクリューが装着されることを特徴とする上記(2)に記載のテーパーユニオン。
(4)上記(3)に記載のテーパーユニオンと、前記金属製パイプとの接続方法であって、
前記テーパーユニオンに前記金属製パイプを挿通し、前記ネジ孔に前記セットスクリューを装着した後、前記セットスクリューの前記テーパーユニオンの外周面からの突出部分を切除する、テーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法。
(5)炉内に堆積した被溶融物に、前記炉内に垂下する炭素電極を差し入れ、前記炭素電極に通電して前記被溶融物を溶融する電気抵抗式溶融炉における、前記炭素電極の長さを測定する方法であって、
上記(1)に記載の電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置を用い、
前記送受信装置から送信され、前記伝搬経路を伝搬し、前記被溶融物の溶融液面で反射された前記マイクロ波を受信して前記炭素電極の長さを求める、電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定方法。
本発明では、炭素電極の内部に対し、炭素電極の下端に達するように、複数の金属製パイプを、段差部分の無い外形形状のテーパーユニオンで繋いで構成された、1本の金属製パイプ群を挿通する。そのため、金属製パイプやテーパーユニオンが溶け落ちた際に形成される炭素電極の空洞も、段差部分の無い形状になる。その結果、この空洞において、マイクロ波の伝搬には支障が無くなり、炭素電極の長さを正確に測定することができる。
図1は、電気抵抗式溶融炉の全体構造の一例を示す図である。 図2は、金属製パイプ群を挿通した炭素電極を示す断面図である。 図3(A)は、テーパーユニオンを示す断面図であり、図3(B)は、図3(A)のA-A方向から見た平面図である。 図4(A)は、セットスクリューを示す側面図であり、図4(B)は、図4(A)のB-B方向から見た平面図である。
図1は、電気抵抗式溶融炉の全体構造の一例を示す図である。図示されるように、電気抵抗式溶融炉100の内部に垂下する炭素電極101を、昇降装置120により、堆積している鉄鉱石102に差し入れ、電源110から炭素電極101に給電して鉄鉱石を溶融して未溶融の鉄鉱石102、溶融スラグ層103及び溶融鉄層104の3層を形成し、スラグ排出口105から溶融スラグを回収し、出鋼口106から溶融鉄を回収する。
炭素電極101は、図2に示すように、電極ケース150にカーボン塊とコールタールピッチとの混合物からなる電極本体160を充填したものであり、図1に示す電極ホルダー180を通じて電源110から給電される。また、炭素電極101の下端201が溶融鉄層104の液面と接触している。
また、少なくとも1本の炭素電極101aの内部に、炭素電極101aの下端に達する金属製パイプ群200を挿通し、更に金属製パイプ群200の上端にマイクロ波の送受信器300を装着することで、炭素電極101aを電極長測定用電極として機能させる。そして、送受信器300からマイクロ波を送信すると、マイクロ波は金属製パイプ群200の内部を伝播し、炭素電極101aの下端201に達した時点で、溶融鉄層104の液面で反射される。そして、反射されたマイクロ波が金属製パイプ群200の内部を再度伝搬して送受信器300で受信される。そして、マイクロ波の送受信の時間差から金属製パイプ群200の長さが求められる。
また、金属製パイプ群200の下端は開口しているため、溶融スラグや溶融鉄が流入するのを防ぐために、パイプの上方部分、例えば継手210と送受信器300との間に窒素ガスや不活性ガスを供給してパイプの内圧を高めてもよい。なお、内圧の調整は、圧力調整器250で行う。
金属製パイプ群200の下端は溶融時に消耗するため、送受信器300との間に継手210を挿入し、消耗分を継ぎ足すように構成されている。継ぎ足し方法としては、図2に示すように、短い金属製パイプ200aを炭素電極101aの上方から継ぎ足し、短い金属製パイプ200aと同材質からなるテーパーユニオン230で繋いで、1本の長い金属製パイプ群200として構成されており、上方から順次継ぎ足す。
また、金属製パイプ群200の炭素電極101aの下端201に位置する短い金属製パイプ200a、更にはテーパーユニオン230が溶け落ちると、炭素電極101aの下端201の近傍には、溶け落ちた短い金属製パイプ200a及びテーパーユニオン230の外形形状に相当する空洞240が形成される。
なお、図示の例では、金属製パイプ200aとともにテーパーユニオン230が溶け落ちた場合を示しているが、金属製パイプ200a、テーパーユニオン230の何れかが溶け落ちる場合もあり、空洞240の形状もそれに応じたものとなる。
ここで、仮に、短い金属製パイプ200aを複数繋ぎ合わせるユニオンとして、上記したような一般的なユニオン(特許文献2の図4の符号78を参照)を用いた場合、ユニオンの外形形状に段差部分があることで、この段差部分が炭素電極101aの空洞240にも形成される。金属製パイプ群200を伝搬してきたマイクロ波は、引き続き炭素電極101aに形成された空洞240を伝搬するが、その際、空洞240の段差部分で反射されてしまうこととなる。その結果、上記マイクロ波は、溶融鉄層104の液面で反射されるべきところ、当該液面で反射されなくなってしまうことから、本来の炭素電極101aの長さが正確に測定されないこととなる。
そこで、本実施形態では、図3(A)及び図3(B)に示すように、ユニオンの外形形状を段差部分の無い形状とする。尚、図3(A)は、ユニオンの外形形状を段差部分の無い形状とした本実施形態に係るテーパーユニオン230の断面図であり、図3(B)は、図3(A)のA-A方向から見た平面図である。図3(A)に示すように、本実施形態に係るテーパーユニオン230は、中央部分231が最大外径で、所定の幅にて筒状に形成されているとともに、中央部分231から両端に連続して延びる2つのテーパー面232、232が形成されており、その全体がほぼ樽状の外形形状を呈することから、その外形形状において段差部分を有さない。
また、テーパーユニオン230の長手方向の中心部の内周面には、金属製パイプ200aの肉厚と同じ幅の段状のストッパー233が円環状に突出しており、金属製パイプ200aは、その端部がストッパー233に当接するように挿通される。ここで、ストッパー233は金属製パイプ200aの肉厚と同じであるから、マイクロ波の伝搬に支障をきたすことがない。
なお、中央部分231及びテーパー面232におけるそれぞれの長手方向の寸法H1及びH2、即ち金属製パイプ200aの軸線に沿った各部の長さは、それぞれマイクロ波の波長以上とすることが好ましい。寸法H1及びH2それぞれがこの範囲であれば、テーパーユニオン230及び空洞240におけるマイクロ波の伝搬に支障をきたすことがなくなる。なお、2つのテーパー面232の長さH2は、同一でも、それぞれ異なっていてもよい。
また、テーパーユニオン230の最大外径Dが、空洞240の内径になるため、マイクロ波のモードが変換しない寸法、すなわち、マイクロ波の高次モードを発生させない寸法とすることが好ましい。
さらに、図3(B)に示すように、テーパーユニオン230の中央部分231には、周方向に沿って等間隔で複数個所に、図4に示すセットスクリュー270を装着するためのネジ孔235が内周面まで貫通して形成されている。
セットスクリュー270は、長手方向の長さLが、テーパーユニオン230の中央部分231の肉厚よりも長く、外周面にテーパーユニオン230のネジ孔235のネジ山と係合するネジ272が形成されている。また、一方の端面には、六角穴275が形成されている。尚、セットスクリュー270の材質は、テーパーユニオン230及び金属製パイプ200aと同材質である。
このようなテーパーユニオン230とセットスクリュー270により、金属製パイプ200aを固定し、連結することができる。即ち、新たな金属製パイプ200aをテーパーユニオン230のストッパー233に当接するまで挿入した後、テーパーユニオン230のネジ孔235にセットスクリュー270を装着し、セットスクリュー270の端面が金属製パイプ200aの外周面に達するまでネジ入れて金属製パイプ200aを固定する。その後、セットスクリュー270のテーパーユニオン230のネジ孔235から突出している部分を、サンダー等で切り落とし、テーパーユニオン230の外周面に凹凸ができないように加工する。
以上のように、短い金属製パイプを複数繋ぎ合わせるユニオンとして、段差部分の無い外形形状を有するテーパーユニオン230を用いることにより、炭素電極101aの空洞240にも段差部分がなくなり、炭素電極101aの長さを正確に求めることができる。
また、図2に示すように、炭素電極101aの空洞240は、溶け落ちた金属製パイプ200aの外周面も含むため、溶け落ちた金属製パイプ200aの下端と、空洞240の上端240aとの界面には、金属製パイプ200aの肉厚に相当する段差245が形成される。金属製パイプ200aの肉厚が厚くなるほど、段差245も大きくなるため、マイクロ波の伝搬に影響しないように、肉厚が2mm以下の金属製パイプ200aを使用することが好ましい。
100 電気抵抗式溶融炉
101、101a 炭素電極
200 金属製パイプ群
200a 金属製パイプ
201 (金属製パイプ群の)下端
230 テーパーユニオン
231 中央部分
232 テーパー面
233 ストッパー
235 ネジ孔
240 空洞
270 セットスクリュー
300 送受信器

Claims (5)

  1. 炉内に堆積した被溶融物に、前記炉内に垂下する炭素電極を差し入れ、前記炭素電極に通電して前記被溶融物を溶融する電気抵抗式溶融炉における、前記炭素電極の長さを測定する装置であって、
    少なくとも1本の前記炭素電極に挿通され、前記炭素電極の下端に達するように、複数の金属製パイプを、最大径である中央部分から両端に連続して延びる2つのテーパー面が形成されている外形形状のテーパーユニオンで繋いで構成された1本の金属製パイプ群と、
    前記金属製パイプ群の上端に装着されるマイクロ波の送受信装置と、を備えるとともに、
    前記送受信装置から前記マイクロ波を送信し、
    前記炭素電極の下端部にて、前記金属製パイプまたは前記テーパーユニオン、もしくは前記金属製パイプ及び前記テーパーユニオンの両方が溶け落ちて形成される空洞と、前記空洞以外の前記金属製パイプ群とで構成される伝搬経路に前記マイクロ波を伝搬させ、
    前記被溶融物の溶融液面で反射された前記マイクロ波を受信して前記炭素電極の長さを求める、電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置。
  2. 請求項1に記載の電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置において、前記金属製パイプを繋ぐために使用されるテーパーユニオンであって
    最大径である中央部分から両端に連続して延びる2つのテーパー面が形成されている外形形状を有する、テーパーユニオン。
  3. 前記金属製パイプが挿通される内周面に達するネジ孔を有し、前記ネジ孔にセットスクリューが装着されることを特徴とする請求項2に記載のテーパーユニオン。
  4. 請求項3に記載のテーパーユニオンと、前記金属製パイプとの接続方法であって、
    前記テーパーユニオンに前記金属製パイプを挿通し、前記ネジ孔に前記セットスクリューを装着した後、前記セットスクリューの前記テーパーユニオンの外周面からの突出部分を切除する、テーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法。
  5. 炉内に堆積した被溶融物に、前記炉内に垂下する炭素電極を差し入れ、前記炭素電極に通電して前記被溶融物を溶融する電気抵抗式溶融炉における、前記炭素電極の長さを測定する方法であって、
    請求項1に記載の電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置を用い、
    前記送受信装置から送信され、前記伝搬経路を伝搬し、前記被溶融物の溶融液面で反射された前記マイクロ波を受信して前記炭素電極の長さを求める、電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定方法。
JP2022081614A 2022-05-18 2022-05-18 電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法 Active JP7173649B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022081614A JP7173649B1 (ja) 2022-05-18 2022-05-18 電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法
PCT/JP2023/013032 WO2023223683A1 (ja) 2022-05-18 2023-03-29 電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022081614A JP7173649B1 (ja) 2022-05-18 2022-05-18 電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7173649B1 true JP7173649B1 (ja) 2022-11-16
JP2023170124A JP2023170124A (ja) 2023-12-01

Family

ID=84082859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022081614A Active JP7173649B1 (ja) 2022-05-18 2022-05-18 電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7173649B1 (ja)
WO (1) WO2023223683A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7347889B1 (ja) * 2023-07-14 2023-09-20 株式会社Wadeco 電気抵抗式溶融炉における炭素電極の電極長の測定装置及び電気抵抗式溶融炉の操業方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130127653A1 (en) 2010-06-01 2013-05-23 Jorg Dienenthal Method and apparatus for length measurement on an electrode
WO2014002192A1 (ja) 2012-06-26 2014-01-03 株式会社ワイヤーデバイス 電気抵抗式溶融炉における電極長の測定方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3317792B2 (ja) * 1994-09-28 2002-08-26 株式会社タクマ 電気抵抗式溶融炉内の溶融スラグ層と溶融塩層の境界検出方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130127653A1 (en) 2010-06-01 2013-05-23 Jorg Dienenthal Method and apparatus for length measurement on an electrode
WO2014002192A1 (ja) 2012-06-26 2014-01-03 株式会社ワイヤーデバイス 電気抵抗式溶融炉における電極長の測定方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7347889B1 (ja) * 2023-07-14 2023-09-20 株式会社Wadeco 電気抵抗式溶融炉における炭素電極の電極長の測定装置及び電気抵抗式溶融炉の操業方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023223683A1 (ja) 2023-11-23
JP2023170124A (ja) 2023-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7173649B1 (ja) 電気抵抗式溶融炉における炭素電極長の測定装置及び測定方法、当該測定装置に使用されるテーパーユニオン、並びにテーパーユニオンと金属製パイプとの接続方法
KR101463590B1 (ko) 전극 길이 측정 방법 및 장치
JP4829505B2 (ja) 溶融金属温度の測定方法及び装置
US4843234A (en) Consumable electrode length monitor based on optical time domain reflectometry
US10705196B2 (en) Method and apparatus for measuring the length of an electrode in an electric arc furnace
US9234783B2 (en) Apparatus and method for securing the connection of a coaxially arranged tube of a measuring probe unit of a fill-level measuring device to a process connection element
CA1210933A (en) Method of monitoring the wear of a refractory lining of a metallurgical furnace wall
US7322233B2 (en) Level meter with a waveguide and a wave adapter
US4893895A (en) An improved encased high temperature optical fiber
US8381591B2 (en) Electrode cap for ultrasonic testing
CN111712008B (zh) 一种可防连接间隙发生震动磨损的石墨电极接头
WO2014002192A1 (ja) 電気抵抗式溶融炉における電極長の測定方法
US4448661A (en) Device for measuring the bath temperature in a fused salt electrolytic cell used for the production of aluminum
JP7347889B1 (ja) 電気抵抗式溶融炉における炭素電極の電極長の測定装置及び電気抵抗式溶融炉の操業方法
JPH11101631A (ja) 電気炉内電極先端位置測定方法および測定センサ
CA2236630C (en) Conductor probe sensor apparatus
CA2545329C (fr) Systeme de liaison de deux arbres en translation
CN213498953U (zh) 一种lf炉电极接长专用工具
US7523847B2 (en) Endothermic connector for copper welding
US11061134B2 (en) Radar level gauge system with improved feed-through
JP2004138317A (ja) 耐火物厚さ測定方法と異常検知方法、及びその装置
CN2773648Y (zh) 内埋式铠装铂热电阻
JP2005105343A (ja) 精錬容器の羽口の損耗量測定方法
JP2005010139A (ja) 弾性波を用いた炉耐火物の残厚測定方法および装置
ITMI971049A1 (it) Procedimento per la produzione di tubi da perforazione fortemente sollecitabili

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220608

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7173649

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150