JP7172487B2 - キーシート及びこれを備える電子機器 - Google Patents
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Description
押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備える。
また、本発明の第2の観点に係るキーシートは、
押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備え、
前記シート基部は、前記キー部とは反対側の面に、前記キー部が変位する空間を互いに接続する溝部を有し、
前記シート基部の前記溝部が設けられた部分において、前記ベース板の表面が前記シート基部により覆われている。
また、本発明の第3の観点に係るキーシートは、
押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備えたキーシートであって、
前記キーシートは、電子機器の基板の上に配置されるキーシートであり、
前記ベース板は、少なくとも表面に、導電性を有し、
前記シート基部は、前記電子機器の基板に対向する面に、前記ベース板が露出する開口部を有し、
前記開口部から露出した前記ベース板と前記電子機器の基板の電極が、電気的に接続される。
また、本発明の第4の観点に係るキーシートは、
押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備えたキーシートであって、
前記ベース板は、凸部を有し、
前記キーシートは、前記凸部が前記シート基部により覆われたスペーサ部を有する。
また、本発明の第5の観点に係るキーシートは、
押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備え、
前記ベース板は、前記キー部側の面の少なくとも前記キー部と重ならない部分に、表面の光沢を抑える構造を有する。
また、本発明の第6の観点に係るキーシートは、
押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備え、
前記キー部は、当該キー部の他方の端部が前記ベース板と重なる位置に、配置されている。
図面を参照して、本発明の実施形態に係る電子機器100を説明する。
電子機器100は、例えば電子辞書である。
キーシート20の具体的な構成については、後述する。
電子機器100の筐体が金属により構成されている場合、金属のみで、外観上の要請に応じた自由度の高い配色を実現することは困難である。この場合、金属により構成された筐体の表面に、外観上の要請に応じた印刷層を形成する必要がある。これに対し、本実施形態では、第1筐体2と第2筐体4がABS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート等の樹脂により構成されているので、各表面に印刷層を形成せずとも、第1筐体2と第2筐体4を、外観上の要請に応じた色に着色することが容易であるという利点がある。
キーシート20は、複数のキー部30と、ベース板40と、座屈部50と、シート基部60とを有する。キー部30は、図2、3に示すように、キートップ32と接点部34とを有する。
キートップ32は、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート等から構成される。
また、シート基部60は、キー部30の接点部34を囲むベース板40を覆う。ここで、ベース板40を覆うとは、少なくとも、ベース板40の基板10に対向する面40a(ベース板40の背面)の一部と、ベース板40の面40aとは反対側の面40b(ベース板40の正面)の一部とを覆うことを意味する。換言すると、ベース板40は、シート基部60に重なっている。また、シート基部60とベース板40は接している。
シート基部60の開口部62は、ベース板40(ベース板40の面40a)を露出する。開口部62から露出したベース板40は、基板10の接地電極に電気的に接続される。これにより、キーシート20において生じる静電気を接地して、電子機器100の信頼性を向上できる。
以上の工程によって、キーシート20を得ることができる。
また、キーシート20は、開口部62から露出したベース板40を基板10の接地電極に、電気的に接続することにより、静電気を接地して、電子機器100の信頼性を向上できる。さらに、キーシート20は、シート基部60の面60aに、キー部30が変位する空間66を互いに接続する溝部64を有するので、溝部64を介して、変位したキー部30に対応する空間66の空気を移動させ、ユーザからの入力を安定して受けることができる。
実施形態1においては、キーシート20に取り付けられた凸部材9が、キー部30と第2筐体4との間に隙間を設けたが、キーシート20の一部が、キー部30と第2筐体4との間に隙間を設けてもよい。
また、本実施形態におけるキーシート20は、実施形態1のキーシート20と同様に、キー部30の大きさを大きくでき、キートップ32がベース板40に接触して生じる異音を防ぐことができる。さらに、本実施形態におけるキーシート20は、静電気を接地して、電子機器100の信頼性を向上できる。本実施形態におけるキーシート20は、変位したキー部30に対応する空間66の空気を移動させ、ユーザからの入力を安定して受けることができる。
実施形態1、2においては、キーシート20のキー部30は、キートップ32と接点部34とを有するが、キー部30は他の構成を有してもよい。
ここでは、本実施形態におけるキーシート20のキー部30について説明する。
キートップ32がユーザによって押圧されると、キーシート20の座屈部50が撓み、キー部30は変位を開始する。
接点部34の面34aが、キー部30が変位していない状態において、ヒンジ部6側に向かって基板10に近づくように傾斜しているので、ダブルクリックを抑制できる。
実施形態1~3においては、シート基部60がベース板40を覆っているが、ベース板40とシート基部60は重なっていればよい。
押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備える、
キーシート。
前記キー部は、当該キー部の一方の端部に、前記シート基部との間に介在し、前記ベース板に重なる位置に設けられた支持部を有し、
前記支持部は、前記キー部が変位すると、当該支持部の少なくとも一部が、前記シート基部のうちの前記ベース板に重なる位置に当接する、
付記1に記載のキーシート。
前記シート基部は、前記キー部とは反対側の面に、前記キー部が変位する空間を互いに接続する溝部を有し、
前記シート基部の前記溝部が設けられた部分において、前記ベース板の表面が前記シート基部により覆われている、
付記1又は2に記載のキーシート。
前記キーシートは、電子機器の基板の上に配置されるキーシートであって、
前記ベース板は、少なくとも表面に、導電性を有し、
前記シート基部は、前記電子機器の基板に対向する面に、前記ベース板が露出する開口部を有し、
前記開口部から露出した前記ベース板と前記電子機器の基板の電極が、電気的に接続される、
付記1から3のいずれか1つに記載のキーシート。
前記ベース板は、凸部を有し、
前記キーシートは、前記凸部が前記シート基部により覆われたスペーサ部を有する、
付記1から4のいずれか1つに記載のキーシート。
前記ベース板は、前記キー部側の面の少なくとも前記キー部と重ならない部分に、表面の光沢を抑える構造を有する、
付記1から5のいずれか1つに記載のキーシート。
前記キー部は、当該キー部の他方の端部が前記ベース板と重なる位置に、配置されている、
付記1から6のいずれか1つに記載のキーシート。
前記ベース板は、前記キー部側の面の前記キー部の前記他方の端部と重なる部分に、前記キー部の前記他方の端部との衝突音を抑える構造を有する、
付記7に記載のキーシート。
前記ベース板は、前記キー部の前記他方の端部が当接する部分に、前記キー部の前記他方の端部との衝突音を抑える構造を有する、
付記7に記載のキーシート。
付記1から9のいずれか1つに記載のキーシートを備える、
電子機器。
付記5に記載のキーシートを含む第1筐体と、
表示部を含む第2筐体と、
前記第1筐体と前記第2筐体とを連結するヒンジ部と、を備え、
前記第1筐体と前記第2筐体が重なった状態において、前記スペーサ部は、前記キー部と前記第2筐体との間に隙間を設ける、
電子機器。
Claims (10)
- 押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備え、
前記キー部は、当該キー部の一方の端部に、前記シート基部との間に介在し、前記ベース板に重なる位置に設けられた支持部を有し、
前記支持部は、前記キー部が変位すると、当該支持部の少なくとも一部が、前記シート基部のうちの前記ベース板に重なる位置に当接する、
キーシート。 - 押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備え、
前記シート基部は、前記キー部とは反対側の面に、前記キー部が変位する空間を互いに接続する溝部を有し、
前記シート基部の前記溝部が設けられた部分において、前記ベース板の表面が前記シート基部により覆われている、
キーシート。 - 押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備えたキーシートであって、
前記キーシートは、電子機器の基板の上に配置されるキーシートであり、
前記ベース板は、少なくとも表面に、導電性を有し、
前記シート基部は、前記電子機器の基板に対向する面に、前記ベース板が露出する開口部を有し、
前記開口部から露出した前記ベース板と前記電子機器の基板の電極が、電気的に接続される、
キーシート。 - 押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備えたキーシートであって、
前記ベース板は、凸部を有し、
前記キーシートは、前記凸部が前記シート基部により覆われたスペーサ部を有する、
キーシート。 - 押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備え、
前記ベース板は、前記キー部側の面の少なくとも前記キー部と重ならない部分に、表面の光沢を抑える構造を有する、
キーシート。 - 押圧されて変位する、複数のキー部と、
前記キー部を支持するシート基部と、
前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板と、を備え、
前記キー部は、当該キー部の他方の端部が前記ベース板と重なる位置に、配置されている、
キーシート。 - 前記ベース板は、前記キー部側の面の前記キー部の前記他方の端部と重なる部分に、前記キー部の前記他方の端部との衝突音を抑える構造を有する、
請求項6に記載のキーシート。 - 前記ベース板は、前記キー部の前記他方の端部が当接する部分に、前記キー部の前記他方の端部との衝突音を抑える構造を有する、
請求項6に記載のキーシート。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のキーシートを備える、
電子機器。 - 押圧されて変位する、複数のキー部と、前記キー部を支持するシート基部と、前記シート基部に重なり、前記シート基部よりも剛性が大きいベース板であって、凸部を有するベース板と、を備えたキーシートであって、前記凸部が前記シート基部により覆われたスペーサ部を有するキーシートを含む第1筐体と、
表示部を含む第2筐体と、
前記第1筐体と前記第2筐体とを連結するヒンジ部と、を備え、
前記第1筐体と前記第2筐体が重なった状態において、前記スペーサ部は、前記キー部と前記第2筐体との間に隙間を設ける、
電子機器。
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