JP7171359B2 - 作業情報管理システム及びウェアラブルセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、作業情報管理システム及びウェアラブルセンサに関する。
組み立て工場などの作業現場においては不良低減や品質向上のために、作業が正しくなされたか検査を行う検査工程が重要な役割を果たす。特に、機械ではなく人による作業の場合には、ヒューマンエラーの可能性は常に伴う。このために、多くの場合作業の直後あるいは複数作業の後に、別の検査員あるいは検査装置により確認作業を行う。このような確認作業には、例えば、ネジ締め作業やコネクタによる電気配線、塗装、あるいは部品の取り付け作業などがある。
特許文献1には、確認作業を検査員のように人手によらず自動で行う自動検知システムが記載されている。具体的には、特許文献1には、位置センサと圧力センサを備えた篏合部品組付作業における作業判定システムが記載されている。
特開2011-159204号公報
しかし、作業現場や生産現場では、自動検知システムを用いても作業検知の困難な場合が多数存在しうる。
例えば、作業現場での人の作業は、たとえ組み立てライン作業のような繰り返し作業であっても、機械作業のように毎回同一の作業が繰り返されることはない。毎回足の運び方や、手での物の接触のさせ方などはわずかに変わってくる。また、例外的な動作も数多く発生する。
このような複雑な作業動作を、単一のセンサ信号を用いて高精度で判定することは難しい。特許文献1には、位置センサと圧力センサが記載されているが、複数のセンサ信号を組み合わせて動作判定を行うことについては言及されていない。この結果、特許文献1の作業判定システムでは、高精度で作業動作を判定することは困難である。
本発明の目的は、作業情報管理システムにおいて、高精度で作業動作を判定することにある。
本発明の一態様の作業情報管理システムは、作業者の身体に装着され、前記身体の作業対象への接触を通じて前記身体が前記作業対象に働きかけた身体動作に関する複数のセンサ情報を出力する複数のセンサと、複数の前記センサ情報を組み合わせて照合して特定の前記身体動作を認識する動作照合部と、前記動作照合部が認識した前記身体動作に基づいて前記作業者の作業内容が正常に行われたかを判定する信号判定部と、前記信号判定部の判定結果を報知する報知部とを有することを特徴とする。
本発明の一態様のウェアラブルセンサは、作業者が着用する手袋型のウェアラブルセンサであって、前記作業者の手に装着され、前記手の作業対象への接触を通じて前記手が前記作業対象に働きかけた手動作に関する複数のセンサ情報信号を出力する複数のセンサを有し、複数の前記センサは、複数の前記センサ情報信号を単一の無線信号として時刻同期をとり外部に無線送信することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、作業情報管理システムにおいて、高精度で作業動作を判定することができる。
作業情報管理システムの構成を示す図である。 無線送受信機能を持つ作業情報管理システムの構成を示す図である。 サーバ、ログ蓄積データベース及び判定ライブラリを持つ作業情報管理システムのシステム構成を示す図である。 マイクと圧力センサを有する手袋状ウェアラブルセンサの一例を示す図である。 親指と人差し指を使った作業時の作業者の指先圧力信号例を示す図である。 音を発する作業対象物をもった作業時の作業者の指先圧力と作業音の信号例を示す図である。 異なるセンサを単一無線で送信するためのプリント基板上のIC配置の例を示す図である。 タイミングで発生した異なるセンサでの特徴的な信号を示す信号の例を示す図である。 異なるセンサでの特徴的な信号が同じタイミングで検出されることで作業者の動作を特定するための手順の例を示すフローチャートを示す図である。 ハーネスコネクタの例を示す模式図である。 親指指先にマイクを内蔵したウェアラブルセンサの例を示す図である。 親指指先と手の甲位置にマイクを内蔵したウェアラブルセンサの例を示す図である。 ウェアラブルセンサ上の2ヶ所に内蔵したマイクから取得した作業特徴音の分布を示す図である。 ウェアラブルセンサ上の2ヶ所に内蔵したマイクから取得した作業特徴音の検出時刻差を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
第1の実施形態
図1~図4を参照して、第1の実施形態の作業情報管理システムについて説明する。
第1の実施形態の作業情報管理システムは、作業者100がセンシング対象である作業対象101に対して作業を行うことで、作業者100が身につけるウェアラブルセンサ群102が作業対象101の情報をセンシングする。ここで、ウェアラブルセンサ群102は、複数のセンサから構成される。
電流値や電気抵抗といったアナログのセンシング値は、信号処理部103でデジタル化し動作照合部104に送られる。動作照合部104では作業者が行っている作業内容を信号処理部103から送られてきたセンサ信号から特定する。動作照合部104で作業者のある作業が特定されたら、信号判定部105でその作業は標準的な作業かまたは標準から逸脱した作業だったかなどの判定を行う。
信号判定部105で判定した結果は報知部106に報知される。ここで、作業者100が身につけるウァラブルセンサ群102は、例えば、手袋状の形状をしており内部にセンシング器機を内蔵している。あるいは、ウェアラブルセンサ群102は、指先につけるキャップ状や手のひらや手の甲を覆う形状をしていてもよい。
手の先でセンシング対象である作業対象101を、掴むあるいは表面を触るまたは手の一部を作業対象101に押し付けることで、作業対象101に接した際の圧力や音あるいは加速度などの情報を得る。作業対象101は、例えば作業者が作業に使う工具や電動機械であってもよい。または、組み付け部品であってもよい。手押し車のような搬送物や果物のような食品などであっても良い。また、信号処理部103、動作照合部104、信号判定部105、報知部106はウァラブルセンサ群102内に一体で構成されていても良い。また、電源または電気信号を受け渡しする配線を通してウェアラブルセンサ群102とつながっていてもよい。
このように、第1の実施形態の作業情報管理システムは、作業者100の身体に装着され、身体の作業対象への接触を通じて身体が作業対象101に働きかけた身体動作に関する複数のセンサ情報を出力する複数のセンサから成るウァラブルセンサ群102と、複数のセンサ情報を組み合わせて照合して特定の身体動作を認識する動作照合部104と、動作照合部104が認識した身体動作に基づいて作業者101の作業内容が正常に行われたかを判定する信号判定部105と、信号判定部105の判定結果を報知する報知部106とを有する。
さらに、第1の実施形態の作業情報管理システムは、複数のセンサ情報を処理してデジタル化された複数のセンサ情報信号を生成する信号処理部103を更に有する。動作照合部104は、信号処理部104で生成された複数のセンサ情報信号を組み合わせて特定の身体動作を認識する。信号判定部105は、動作照合部104が照合した動作時刻の周辺の身体動作を予め定義された身体動作と比較することにより作業者101の作業が正常に行われたかを判定する。報知部は、信号判定部105の判定結果を表示する。
また、図2に示すように、信号処理部103と動作照合部104の間には送信機107と受信機108が介在し、送信機107からは無線で信号処理部103から送られてきた信号を送信し、離れた位置にある受信機108で信号を受信する。例えば、PC上の処理システムである動作照合部104、信号判定部105に信号を送ってもよい。
また、図3に示すように、受信機108で受信した信号は有線または無線で例えばインターネット回線などを通して、サーバ109に送られてその後にログ蓄積データベース111と動作照合部104に信号が送られる形態をとってもよい。また、動作照合部104では判別パターンライブラリ110のようなあらかじめライブラリとして存在する照合パターンのデータと取得したデータを比較して動作の照合を行ってもよい。
なお、ログデータ蓄積データベース111は、電子的な媒体で保存されるものであってもよく、印刷媒体で印刷されて残るものであってもよい。報知部106で報知される内容は、信号判定部105で判定した例えばOK、NGといった結果のみでもよい。
また、動作照合部104で特定した動作のデータを報知部106で報知して表示するための加工をするだけの機能であってもよい。この場合は、信号に対する判断は、作業者または作業の監督者など他の人がグラフなどで加工されたデータを見ながら行う。また、作業者100がリアルタイムで行った作業の信号そのものもグラフにして同時に表示してもよい。
また、動作照合部104は信号判定部105が動作を特定したこと自体を判定事項としてもよい。この場合は、動作照合部104及び信号判定部105は一体で不可分なものとなる。
ここで、報知部106は、信号判定部105の判定結果を報知する機能を有すれば、例えば、視覚情報のみの表示であってもよく、音や振動などの聴覚、触覚情報が組み合わさったものであってもよい。例えば、この報知部106を信号判定部105からの情報を作業者または作業管理者に視覚、聴覚、触覚情報で伝えるフィードバック部として構成してもよい。
ここで、図4~図6を参照して、動作照合部104及び信号判定部105における動作の特定と判定の方法について説明する。
まず、手袋型ウェアラブルセンサ200の一例を図4に示す。手袋型ウェアラブルセンサ200の親指、人差し指、中指位置にはそれぞれ圧力センサ200、201、202が内蔵されている。また、手首位置にマイク204が内蔵されている。
手袋型ウェアラブルセンサ200を装着した作業を行った際の圧力信号の一例を図5に示す。
図5の300a、301a、302aはそれぞれ図4の手袋型ウェアラブルセンサ200の親指、人差し指、中指位置から取得した信号の値とする。ここでは、対象とする作業者100は繰り返し作業を行い、例えば同一形状の組み付け部品を親指と人差し指で持って3回組み付けるものとする。
このとき、まず部品を指でつかんだ時刻303a、303b、303cでは指先に高い圧力値がかかることにより、親指と人差し指に高い圧力値が検出される。一方で、中指では部品を掴まないために特徴的な圧力は検出されない。その後部品を組み付けた後で指を離すことにより時刻304a、304b、304cでは圧力は急速に小さな値になる。動作照合部104では例えば、3種類の圧力信号のうち、ある時刻で親指と人差し指の二つだけが同期して高い圧力値に変わり、その後一定時間高い圧力を保った後に、同期して下がったことを検知して、組み付け作業を1回行った動作を特定する。
信号判定部105では、例えば、組み付け作業が3回なされているかどうか、あるいは1回の組み付け作業が一定時間内に終わっているかどうか、複数組み付け作業の間隔が一定時間内に終わっているかどうかなどを判定してもよい。
図4の手袋型ウェアラブルセンサ200を用いた動作の特定と判定の方法の別の例を図6に示す。
図6の300b、301b、302bは図5と同様に、それぞれ図5の手袋型ウェアラブルセンサ200の親指、人差し指、中指位置から取得した信号の値とする。また、307は内蔵のマイクから取得した音の信号とする。ここでは対象とする作業者100は、電動ドライバのような工具を一定時間もって作業を行っているとする。
このとき、作業者100は、305の時刻で工具を握ることにより親指、人差し指、中指の圧力値がそろって上昇する。また、マイク204から作業の特徴音も同時に検知される。この後、時刻306には親指、人差し指、中指の圧力値がそろって下がり、同時にマイク204で取得していた特徴音もなくなる。
このとき、動作照合部104では例えば、ある時刻で3種類の圧力信号が同時に高くなりかつマイク204から特徴音を検知し、一定時間経過後に、高い圧力と特徴音がそろってなくなることを検知して工具の作業を特定する。なお、マイク音307では、例えば音の特定周波数における強度などを用いて特徴音の検出を行ってもよい。また、信号判定部105では作業の継続時間、指での握る強さ、あるいは作業中の音に混ざる異常音などを判定対象としてもよい。
第2の実施形態の作業情報管理システムにより、単一のセンサでは特定が困難であった作業者の作業情報を複数センサの信号と組み合わせることで特定することが可能になる。この結果、精度高く作業者の作業情報を特定して作業の判定を下すことが可能になる。
第2の実施形態
次に、第2の実施形態の作業情報管理システムについて説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の1例であり、送信機107で送信する無線の方式に関する。
ウェアラブルセンサ群102では複数のセンサデータがあり、一般には複数種類の周波数あるいは通信方式の異なる無線で送られたデータを受信機108で受信後に信号判定部105に送信する。
このとき、異なる無線のデータは送信や受信のタイミングのずれにより、それぞれのセンサデータに時刻のずれが生じうる。この結果、例えば、図6に示すように、音と圧力といった複数のセンサデータの時刻の同期がずれることにより、動作照合部104で正しい動作特定ができなくなる懸念も生じうる。
第2の実施形態では、このような複数のセンサ信号間の時刻同期のずれを防ぐために、複数のセンサ信号を束ねて複合信号化し、束ねられた信号を単一の無線信号として送信ならびに受信を行う。
この方法の一例としては、図7に示すようにプリント基板上に配置された複数のセンサ401、402からの信号を一旦信号複合化部403に送り、信号を複合化した後に無線送信機404から送信する。このとき、信号複合化部403は、図7に示すように単一のICチップとして配置してもよい。
また、例えば、送信機107のICに複数の信号が配線上の電気信号を通じて送られた後に内部の回路で単一の無線信号となるように束ねられてもよい。なお、時刻情報は、このあと送信機107または動作照合部104においてデータに時刻を付与してから、各センシング信号に分解後に動作照合を行う。
第2の実施形態の作業情報管理システムによれば、複数のセンサの間の時刻同期ずれをなくすことで精度高く作業者の作業情報特定をして作業の判定を下すことが可能になる。
第3の実施形態
次に、図8、図9を用いて第3の実施形態の作業情報管理システムについて説明する。ここで、第3の実施形態は、第1、第2の実施形態のうちの動作照合部104における作業者100の動作の特定方法に関する。
ここで、図8はセンサAとセンサBの信号の時間変化であり、横軸を時間、縦軸をセンシング値とする。センサAとセンサBの信号は、例えばマイク204から取得した音と指先作業から取得した圧力信号などが挙げられる。センサAでは作業を特定するうえで特徴的な信号が500a、500b、500c、500d、500eならびに501で検出されたとする。また、このとき501の信号以外は実際に検知したい信号と非常によく似た特徴をもつノイズであるとする。
このセンサAの信号のみでは501の信号抽出を抽出して正しい動作特定はできない。一方、同様にセンサBでも作業を特定するうえで特徴的な信号が502a、502b、502cならびに503で検出されたとする。なお、この特徴信号は、図8では1例として時系列の信号値の極大値とする。センサAと同様、センサBの信号のみでは502の信号抽出を抽出して正しい動作特定はできない。
このときセンサ、センサBの特徴的な信号と組み合わせることで特定を行う。図8の501に例示するように作業者100の特定の動作は、センサAの特徴的な信号とセンサBの特徴的な信号が原因となっている。よって、2つの信号が同じタイミングで起こる時刻を見つけることで、作業者100の動作が起きた時刻を特定することができる。
図9のフローチャート600を参照して、作業者の特徴的な動作の検知手順について説明する。
まず、センサA、Bから決まった範囲内のデータを取得する。つまり、センサA、Bから一定時間範囲の信号を取得する(S601)。これは、例えばウェアラブルセンサ200を身に着けて作業している作業者100の現在時刻から、例えば2秒など一定時刻遡ったデータであってもよい。あるいは、すでに作業者100はすでに作業を終えており、記録の終わったデータであれば作業データ全てであってもよい。
次に、センサAの信号から判定条件を満たす時刻を抽出する(S602)。このときの抽出の精度はセンサAの信号の周波数程度であり、例えば10kHzの周波数でデータ点を取得していたとすると時刻の精度は0.1ms程度である。
次に、センサAで決定した特徴信号取得時刻の一定範囲内、例えば前後100ms内にセンサBの特徴信号があるか探索する。つまり、センサAで抽出した時刻から一定時間範囲内にセンサBの特徴信号があるかを判定する(S603)。
この際、センサBに特徴信号があれば特定の動作があったと判断する(S604)。一方、センサBに特徴信号がなければ特定の動作がなかったと判断する(S605)。
第3の実施形態について、動作照合部104は2種類のセンサの信号時刻で説明を行った。しかし、センサの種類は2種類に限定されることはなく、もっと多くのセンサから作業者の特定動作によって起こりうる信号を抽出して、複数のセンサが同じタイミングで特徴信号を検出することで動作の特定を行ってもよい。
また、複数のセンサのうちの全てが特徴信号を検出する場合に限定されることもなく、例えば3種類のセンサA、B、Cあれば、センサAかつセンサB、センサCのいずれか、あるいは3種類のセンサA、B、Cのうちのどれか2種類のセンサから検出するといった検出方法でも良い。
また、センサの種類については複数のセンサは、それぞれ音、圧力、加速度といったように異なる種類のセンサであってもよく、同一種類のセンサをウェアラブルセンサ200上の異なる位置に装着してセンシングしているものでもよく、さらには両者の組み合わせであってもよい。
第3の実施形態の作業情報管理システムによれば、センサデータにはノイズが多数混入して動作特定が困難な場合にも高い精度でセンサデータから作業者100の動作を特定することが可能となる。
第4の実施形態
次に、第4の実施形態の作業情報管理システムについて説明する。第4の実施形態は、動作照合部104および信号判定部105に関する。
信号の判定基準が特定のセンサから特徴的な信号が検出されることだとする。このとき、図8のセンサAの信号のように検出したい特徴的な信号に混ざってノイズが多数混入していると、正しい信号の検出が不可能になる。このとき、第3の実施形態で説明した複数センサの組み合わせによりノイズ信号を除去する。
第4の実施形態の作業情報管理システムによれば、信号判定部105での判定に必要な特徴的な信号を検出することが可能になる。
第5の実施形態
次に、第5の実施形態の作業情報管理システムについて説明する。第5の実施形態は、作業者100が装着する手袋状のウェアラブルセンサ200間の時刻同期の取り方に関する。
第1の実施形態においては、異なるセンサ間で保持している時刻にわずかなずれが生じることが起こりうる。第5の実施形態では、作業者100の作業の特徴から同時に起こることがあらかじめ分かっている動作を用いて、同期時刻に補正をかける。この方法を、図8を用いて説明する。
図8のセンサAの信号501とセンサBの信号503は、ほぼ同じタイミングで起きており、かつ作業者100の動作の特徴から必ず同時に起こることが分かっているとする。このとき、わずかな時刻のずれから、システム内部での時刻同期のずれを算出する。
第5の実施形態の作業情報管理システムによれば、動作照合部104、信号判定部105においてより高い精度で作業者の動作を特定ならびに判定することが可能となる。
第6の実施形態
次に、第6の実施形態の作業情報管理システムについて説明する。第6の実施形態は、第1の実施形態乃至第4の実施形態の適用先に関する。
作業者100が、ある部品をまた別の部品に組み付け、その際に組み付け音が発生するような作業を行った時に、正しく組み付けが行われたか確認するために、手袋型のウェアラブルセンサならびに作業情報管理システムを使う。
第6の実施形態の作業情報管理システムによれば、作業音ならびに作業動作を検知して、作業者100が正しい組み付け作業を行ったか確認することが可能となる。
第7の実施形態
次に、第7の実施形態の作業情報管理システムについて説明する。第7の実施形態は、第6の実施形態での特定の適用先ならびに適用方法に関する。
工作機械、自動車、航空機、その他多くの電気機器においてワイヤーハーネスと呼ばれる複数の電線を結束帯などでまとめ、端部に一つないし複数の電線を一度に接続するコネクタを取りつけた電気配線部品を用いる。
このワイヤーハーネスの先のコネクタは、図10の700、701の模式図に一例として示すように、ラチェット状の形状をしており、多くの場合手作業で容易に接続することがでる。一度接続すると、振動や外部からの物体の接触によっても容易にははずれない。
また、このハーネスコネクタは、取り付けの際には多くの場合、コネクタ部から特徴的な音を発する。第7の実施形態では、このハーネスコネクタが適切に取りつけられているかどうかを第6の実施形態の方法を用いて検知する。
一例としては、コネクタを組み付ける際に発する特徴音と、コネクタを組み付けてちょうど嵌合音が発生する際に、最も強い力が指先にかかるために圧力が極大値をとる指先圧力をセンサから検知して、嵌合作業を図8、図9の方法で特定する。
第7の実施形態の作業情報管理システムでは、センシング情報は音と圧力に限らず、例えば加速度センサあるいは振動センサを組み合わせて用いてもよい。この場合は、例えば、嵌合の瞬間に発生する強い加速度変化あるいは特徴的な振動が発生し、この特徴と音あるいは圧力値を組み合わせて検知を行う。
第7の実施形態の作業情報管理システムによれば、周囲に紛らわしいノイズ音が多数発生し、かつ作業者が嵌合動作と紛らわしい動作を多数するような環境においても、作業者が正しくコネクタの嵌合を行っているか検知することが可能となる。
第8の実施形態
次に、第8の実施形態のウェアラブルセンサについて説明する。第8の実施形態は、作業者100が装着する手袋状のウェアラブルセンサ200の構成に関する。
第8実施形態においては、手袋形状のウェアラブルセンサ200中に小型のマイクを指先に内蔵する。このマイクは例えば図11の親指先のマイク800のように親指先に内蔵してもよい。
さらには、人差し指の先や、手のひらといった作業音が発生する場所に近くなる別の個所であってもよい。またマイク800は1か所に限ることなく、手先の複数の個所に内蔵してもよい。
第8の実施形態のウェアラブルセンサによれば、マイク800により、周囲に大きなノイズ音が発生する環境下においても、作業者100の親指による組み付け時作業時に発生する小さな音を検知することが可能となる。
第9の実施形態
次に、第9の実施形態のウェアラブルセンサについて説明する。第9の実施形態は、作業者100が装着する手袋状のウェアラブルセンサに内蔵するマイクならびに内蔵マイクを用いた作業音検知の方法に関する。
第9の実施形態においては、手袋形状のウェアラブルセンサ200中の少なくとも2か所に小型のマイク800、801を内蔵する。例えば一つ目のマイク800は、図11及び図12に図示するように、指先位置に配置してもよい。もう一つのマイク801は、指先から離れた位置の例えば手の甲位置に配置してもよい。これにより、作業者100の指先作業により発する音の二つのマイク800、801での音量ならびに音源から発する音の伝播の違いを抽出することができる。
例えば、指先作業の作業取得音を,指先位置のマイク800で取得した作業特徴音の強度と手の甲位置のマイク801で取得した作業特徴音の強度を比較すると、図13に示すように指先マイクから取得した音の方が音源に近くなる分大きな音量となる。
また、作業特徴音と作業特徴音に似たノイズ音について2か所のマイク800、801から取得した取得時刻差を比較すると、図14に示すように指先作業由来の作業音は音源が2つのマイクのどちらに対しても近い位置なる。このために,作業音に似た外部ノイズよりも取得時刻の差は小さくなる。
第9の実施形態のウェアラブルセンサによれば、複数のマイク800、801を手袋状のウェアラブルセンサ200に内蔵して取得音を比較することにより、正しい作業音とノイズ音を区別して作業音の誤検知を少なくすることが可能となる。
このように、第8及び第9の実施形態のウェアラブルセンサ200は、作業者100が着用する手袋型であり作業者100の手に装着され、手の作業対象101への接触を通じて手が作業対象101に働きかけた手動作に関する複数のセンサ情報信号を出力する複数のセンサから成るウァラブルセンサ群102を有する。複数のセンサは、複数のセンサ情報信号を単一の無線信号として時刻同期をとり外部に無線送信する。
また、複数のセンサは、圧力、音及び加速度のいずれかを検出し、複数のセンサ情報信号を束ねて複合信号化して、単一の無線信号として外部に無線送信する。
また、複数のセンサは、少なくとも、作業者100の指先の作業音を検出するマイク800と、作業者100の指先作業の圧力を検出する圧力センサ201~203で構成される。マイク800は、作業者100の手の5本の指の少なくとも1つの指先に内蔵されており、作業内容に特徴的な音を検出する。
また、複数のセンサは、少なくとも作業者100の親指と人差し指の手のひら側の面に内蔵された圧力センサで構成される。圧力センサは親指と人差し指で作業対象101をつかんだ時に作業対象101を検知する。
上述のように、上記実施形態では、身体に装着した複数の異種センサから、同一時刻での事象をセンシングして互いに比較することで高精度にセンシング事象を検知する。これにより、作業者が作業対象物に働きかける身体の動作ならびに作業対象物との接触を通じて、作業者100の作業内容特定が可能になる。さらに、作業が適切に行われているかなどの作業者100の作業動作判定が可能になる。
尚、上記実施形態では、使用例を製造業または保守現場での作業に例をとって説明したが、本発明の用途は必ずしも上記に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、手の作業を例にとって説明したが、本発明に含まれるウェアラブルセンサはこれに限定されるものではなく、足の裏やひざなど足の一部、肩やひじなど腕の一部に装着するものであってもよい。
また、上記実施形態では、ウェアラブルセンサとしての説明を行ったが、必ずしも人が装着するセンサに限定するものではなく、複数のセンサを取りつけたロボットあるいは組み立て機械であってもよい。
(付記)
上記実施形態は、作業者の作業内容を検知して正常、異常など作業内容に判定を下す。それを解決するために、実施形態は、身体に装着した複数の異種センサから、同一時刻での事象をセンシングして互いに比較することで高精度にセンシング事象を検知する。その解決手段の一例を以下に付記として記載する。
(付記1)作業者が身体に装着するセンサ群と、身体の接触を通じて前記センサ群から得られる身体が物体に働きかけた身体動作に関する情報をデジタル化された電気信号として伝える信号処理部と、前記処理部に各センサ群から集まってきたセンサ情報を組み合わせて、特定の動作を認知する動作照合部と、前記照合部が照合した動作時刻の周辺の動作をあらかじめ定義された動作と照らし合わせることで、正常、異常などの判定を下す信号判定部と、前記信号判定からの情報を作業者または作業管理者に視覚、聴覚、または触覚情報で伝えるフィードバック部からなることを特徴とする作業情報管理システム。
(付記2)付記1において、信号処理部と動作照合部の間に各センサ群から集まってきたセンサ情報を無線送信する送信部とならびに信号を受信する受信部があることを特徴とする作業情報管理システム。
(付記3)付記2に記載のシステムにおいて、複数のセンサ信号を束ねて複合信号化する信号複合化部と、束ねられた信号を単一の無線信号として送信する送信部と信号を受信する受信部と受信後、データに時刻を付与してから、各センシング信号に分解後、請求項1の動作照合部にデータを送ることを特徴とする作業情報管理システム。
(付記4)付記1~3に記載のシステムにおいて、前記センサ群が手袋型の身体への装着物に内蔵されていることを特徴とする作業情報管理システム。
(付記5)付記4に記載のシステムにおいて作業者が装着する手袋型のウェアラブルセンサに、圧力、音、加速度を含むセンサが内蔵され、それぞれの信号を検出することを特徴とする作業情報管理システム。
(付記6)付記1~5において身体に装着した複数のセンサ群は、動作照合部において、複数のセンサ群がとらえた作業者の特定動作によって生じる特徴的な信号をとらえ、それぞれの特徴的な信号が特定の時間範囲内に、同時に検出することで作業者の作業内容を特定することを特徴とする作業情報管理システム。
(付記7)手袋状の形状で少なくともマイクと圧力センサを含む2つ以上のセンサを内蔵しており、指先の作業音と指先作業の圧力を含む複数の信号の時刻を同期させて処理することを特徴とするウェアラブルセンサ。
(付記8)付記1~8において、作業者が装着した手袋状のウェアラブルセンサの5本の指の少なくとも1つの指先に内蔵されたマイクから作業に特徴的な音を検知することを特徴とする作業情報管理システム。
(付記9)付記1~9において、内蔵マイク音の検知時刻の一定範囲内に指先の圧力センサ、または加速度センサからも同一の作業の特徴を示す信号を検出したときに作業内容を特定することを特徴とする作業情報管理システム。
(付記10)付記9または10において作業者が装着した手袋状のウェアラブルセンサの少なくとも2か所にマイクが内蔵されており、作業音の発生する箇所に近い場所のマイク音とそうでない個所のマイク音の音量ならびに音の伝播特製の違いを用いて作業音を特定することを特徴とする作業音検知システム。
(付記11)付記6、8、9~11において手袋状のウェアラブルセンサの少なくとも親指と人差し指の手のひら側の面に圧力センサが内蔵されており、親指と人差し指で作業対象をつかんだ時に作業対象物の検知を可能にすることを特徴とする作業情報管理システムまたは作業音検知システム。
(付記12)付記1~6、8において複数のチャネルの圧力信号、音、または加速度が、作業者の特定の作業に対して、それぞれ特徴的な信号を受信したときに、特徴的な信号を特定の時間内に同時に検出することで作業内容を特定することを特徴とする作業情報管理システム。
(付記13)付記1、2、4、5、8、11、12において同一作業に対して複数のセンサが、動作照合部で同一の作業とみなす特徴的な信号を検知した際に、それぞれのセンサがセンシングした時刻のずれを補正し、それぞれのセンサの時刻の同期を自動で再設定する機能を有することを特徴とする作業情報管理システム。
(付記14)付記1~14において、電気配線のコネクタ嵌合時の嵌合音と嵌合動作を検知することを特徴とする嵌合検知システム。
100 作業者
101 作業対象
102 ウェアラブルセンサ群
103 信号処理部
104 動作照合部
105 信号判定部
106 報知部
107 送信部
108 受信部
109 サーバ
110 判別パターンライブラリ
111 ログ蓄積データベース
200 手袋型ウェアラブルセンサ
201 親指内蔵圧力センサ
202 人差し指内蔵圧力センサ
203 中指内蔵圧力センサ
204 手首位置内蔵マイク
400 プリント基板
401 圧力信号のD/A変換を行うIC
402 センサIC
403 信号複合化部
404 無線送信機
700 嵌合前のハーネスコネクタ
701 嵌合後のハーネスコネクタ
800 指先マイク
801 手の甲位置マイク

Claims (14)

  1. 作業者の身体に装着され、前記身体の作業対象への接触を通じて前記身体が前記作業対象に働きかけた身体動作に関する複数のセンサ情報を出力する複数のセンサと、
    複数の前記センサ情報を組み合わせて照合して特定の前記身体動作を認識する動作照合部と、
    前記動作照合部が認識した前記身体動作に基づいて、前記作業者の作業内容が正常に行われたかを判定する信号判定部と、
    前記信号判定部の判定結果を報知する報知部と、
    を有し、
    前記動作照合部は、
    複数の前記センサ情報を組み合わせて照合して、前記作業者の特定動作によって生じる特徴的信号をとらえて、前記特徴的信号を特定の時間範囲内に同時に検出することで前記作業者の前記作業内容を特定して、特定の前記身体動作を認識し、
    前記動作照合部は、
    同一作業に対して複数の前記センサが、同一の作業とみなす特徴的信号を検知した際に、複数の前記センサがそれぞれ検出した時刻のずれを補正して、前記センサの時刻の同期を自動で再設定することを特徴とする作業情報管理システム。
  2. 複数の前記センサ情報を処理してデジタル化された複数のセンサ情報信号を生成する信号処理部を更に有し、
    前記動作照合部は、
    前記信号処理部で生成された複数の前記センサ情報信号を組み合わせて特定の前記身体動作を認識し、
    前記信号判定部は、
    前記動作照合部が照合した動作時刻の周辺の前記身体動作を予め定義された身体動作と比較することにより、前記作業者の作業が正常に行われたかを判定し、
    前記報知部は、
    前記信号判定部の判定結果を表示することを特徴とする請求項1に記載の作業情報管理システム。
  3. 前記信号処理部で生成された複数の前記センサ情報信号を無線送信する送信機と、
    前記送信機から無線送信された前記センサ情報信号を受信して前記動作照合部に送る受信機と、
    を更に有することを特徴とする請求項2に記載の作業情報管理システム。
  4. 複数の前記センサ情報信号を束ねて複合信号化する信号複合化部を更に有し、と、
    前記送信機は、
    前記信号複合化部で束ねられた前記センサ情報信号を単一の無線信号として無線送信し、
    前記受信機は、
    受信した単一の前記無線信号を、時刻を付与した前記センサ情報信号に分解後に前記動作照合部に送ることを特徴とする請求項3に記載の作業情報管理システム。
  5. 複数の前記センサは、
    手袋型の前記身体への装着物に内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の作業情報管理システム。
  6. 前記装着物に内蔵されている前記センサは、
    圧力、音及び加速度のいずれかを検出することを特徴とする請求項5に記載の作業情報管理システム。
  7. 作業者が着用する手袋型のウェアラブルセンサであって、
    前記作業者の手に装着され、前記手の作業対象への接触を通じて前記手が前記作業対象に働きかけた手動作に関する複数のセンサ情報信号を出力する複数のセンサを有し、
    複数の前記センサは、
    複数の前記センサ情報信号を単一の無線信号として時刻同期をとり外部に無線送信し、
    複数の前記センサは、
    圧力、音及び加速度のいずれかを検出し、
    複数の前記センサ情報信号を束ねて複合信号化して、前記単一の無線信号として外部に無線送信し、
    複数の前記センサは、
    少なくとも、
    前記作業者の指先の作業音を検出するマイクと、
    前記作業者の指先作業の圧力を検出する圧力センサで構成されることを特徴とするウェアラブルセンサ。
  8. 前記マイクは、
    前記作業者の前記手の5本の指の少なくとも1つの指先に内蔵されており、作業内容に特徴的な音を検出することを特徴とする請求項7に記載のウェアラブルセンサ。
  9. 複数の前記センサは、
    少なくとも前記作業者の親指と人差し指の手のひら側の面に内蔵された圧力センサで構成され、
    前記圧力センサは、
    前記親指と前記人差し指で前記作業対象をつかんだ時に前記作業対象を検知することを特徴とする請求項7に記載のウェアラブルセンサ。
  10. 作業者の身体に装着され、前記身体の作業対象への接触を通じて前記身体が前記作業対象に働きかけた身体動作に関する複数のセンサ情報を出力する複数のセンサと、
    複数の前記センサ情報を組み合わせて照合して特定の前記身体動作を認識する動作照合部と、
    前記動作照合部が認識した前記身体動作に基づいて、前記作業者の作業内容が正常に行われたかを判定する信号判定部と、
    前記信号判定部の判定結果を報知する報知部と、
    を有し、
    複数の前記センサは、
    手袋型の前記身体への装着物に内蔵されており、
    前記装着物に内蔵されている前記センサは、
    少なくとも、
    前記作業者の指先の作業音を検出するマイクと、
    前記作業者の指先作業の圧力を検出する圧力センサで構成され、
    前記指先の作業音と前記指先作業の圧力を含む複数のセンサ情報信号の時刻を同期させて処理する信号処理部を更に有することを特徴とする作業情報管理システム。
  11. 作業者の身体に装着され、前記身体の作業対象への接触を通じて前記身体が前記作業対象に働きかけた身体動作に関する複数のセンサ情報を出力する複数のセンサと、
    複数の前記センサ情報を組み合わせて照合して特定の前記身体動作を認識する動作照合部と、
    前記動作照合部が認識した前記身体動作に基づいて、前記作業者の作業内容が正常に行われたかを判定する信号判定部と、
    前記信号判定部の判定結果を報知する報知部と、
    を有し、
    複数の前記センサは、
    手袋型の前記身体への装着物に内蔵されており、
    前記手袋型の身体への前記装着物の5本の指の少なくとも1つの指先に内蔵されたマイクにより、前記作業内容に特徴的な音を検出すること作業情報管理システム。
  12. 前記動作照合部は、
    前記指先に内蔵された前記マイクが検知した音の検知時刻の一定範囲内に、前記指先に内蔵された圧力センサ又は加速度センサからも同一の作業内容の特徴を示す信号を検出したときに、前記作業者の前記作業内容を特定して、特定の前記身体動作を認識することを特徴とする請求項11に記載の作業情報管理システム。
  13. 作業者の身体に装着され、前記身体の作業対象への接触を通じて前記身体が前記作業対象に働きかけた身体動作に関する複数のセンサ情報を出力する複数のセンサと、
    複数の前記センサ情報を組み合わせて照合して特定の前記身体動作を認識する動作照合部と、
    前記動作照合部が認識した前記身体動作に基づいて、前記作業者の作業内容が正常に行われたかを判定する信号判定部と、
    前記信号判定部の判定結果を報知する報知部と、
    を有し、
    複数の前記センサは、
    手袋型の前記身体への装着物に内蔵されており、
    前記手袋型の身体への前記装着物の少なくとも2か所に内蔵されたマイクを更に有し、
    前記動作照合部は、
    前記作業者の作業音の発生する箇所に近い第1の場所の第1のマイク音と、前記第1の場所とは異なる第2の場所の第2のマイク音の音量及び音の伝播特性の違いに基づいて前記作業音を特定して、前記作業者の前記作業内容を特定することを特徴とする作業情報管理システム。
  14. 作業者の身体に装着され、前記身体の作業対象への接触を通じて前記身体が前記作業対象に働きかけた身体動作に関する複数のセンサ情報を出力する複数のセンサと、
    複数の前記センサ情報を組み合わせて照合して特定の前記身体動作を認識する動作照合部と、
    前記動作照合部が認識した前記身体動作に基づいて、前記作業者の作業内容が正常に行われたかを判定する信号判定部と、
    前記信号判定部の判定結果を報知する報知部と、
    を有し、
    複数の前記センサは、
    手袋型の前記身体への装着物に内蔵されており、
    前記装着物に内蔵されている前記センサは、
    少なくとも前記作業者の親指と人差し指の手のひら側の面に内蔵された圧力センサで構成され、
    前記圧力センサは、
    前記親指と前記人差し指で前記作業対象をつかんだ時に前記作業対象を検知することを特徴とする作業情報管理システム。
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